JPH04295675A - ヘッド送り装置 - Google Patents

ヘッド送り装置

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Publication number
JPH04295675A
JPH04295675A JP5880791A JP5880791A JPH04295675A JP H04295675 A JPH04295675 A JP H04295675A JP 5880791 A JP5880791 A JP 5880791A JP 5880791 A JP5880791 A JP 5880791A JP H04295675 A JPH04295675 A JP H04295675A
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JP
Japan
Prior art keywords
elastic member
carriage
head
lead screw
guide portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP5880791A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Watanabe
渡辺 宜孝
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5880791A priority Critical patent/JPH04295675A/ja
Publication of JPH04295675A publication Critical patent/JPH04295675A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子スチルカメラ等に
用いられる記録媒体のドライブ装置におけるヘッドを移
動させるのに好適なヘッド送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子とディスク状の記録
媒体(以下ディスク)とを用いて純電子的にスチル撮影
して、回転するディスクに記録し、その再生画像をテレ
ビジョン上に写したり、プリントアウトする電子スチル
カメラシステムが開発されている。この種のカメラシス
テムに用いるディスクドライブ装置においては、特に、
小型化、ローコスト化が必要である。
【0003】このディスクドライブ装置の重要な要素と
して、磁気ヘッド(以下ヘッド)の送り装置がある。こ
の装置として多くの方式があるが、コストおよび精度面
からリードスクリューを用いることが多い。これは、ヘ
ッドを固設したキャリッジを2つのガイド軸で支持し、
キャリッジとリードスクリューとをピンあるいはニード
ル等で弾性的に係合させ、ステップモータ等の駆動源の
回転力によりキャリッジを送る装置である。また、本出
願人は、特願昭60−175777号にて、上記2つの
ガイド軸のうち1つとリードスクリューとを一体に形成
したものを提案した。これは、部品数を削減でき、さら
に、ガイド軸とリードスクリューとの平行度の調整が不
要になる等の効果がある。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記方式では、ガイド軸とリードスクリューとが一体に形
成されているため、ガイド軸と、このガイド軸とリード
スクリューのところで係合しているキャリッジの間には
間隙が生じる。この間隙によってキャリッジの姿勢が変
化し、ヘッド送り精度の低下およびアジマス角の狂いを
生じるため、ガイド軸およびキャリッジの、加工ならび
に組立調整が容易ではなかった。
【0005】上記課題に鑑み、本発明は、送り精度の高
い、しかも組立調整の容易なヘッド送り装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来かかえる課題を解決
し、上記目的を達成するため、本発明は、記録媒体に記
録または再生するヘッドと、回転するリードスクリュー
と、前記ヘッドが固設され、かつ前記リードスクリュー
に係合する係合部が弾性部材を介して形設されたキャリ
ッジとを備え、前記係合部が前記弾性部材のほぼ中央に
形設され、前記弾性部材に、前記係合部を挟んでほぼ対
称に補強部が形設されることにより構成される。
【0007】また、弾性部材が、記録媒体の記録面に対
して垂直な方向から固定されることにより構成される。
【0008】さらに、キャリッジは、軸受が固設される
ガイド部を有し、このガイド部は、記録媒体の記録面に
対して垂直な方向に突出部を有し、弾性部材の2つの端
部は、逆向きに形成された2つの曲げ部をそれぞれ有し
、一方の曲げ部は前記突出部に係止され、他方の曲げ部
は前記ガイド部近傍に固定されることにより構成される
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を基に詳細に説
明する。
【0010】図1、図2は、本発明の一実施例を示す図
で、図1は平面図、図2は分解斜視図である。
【0011】ディスク2は、カートリッジ1に収納され
ており、図示しないモータによって駆動されるスピンド
ル3に軸支される。キャリッジ5は、ヘッド支持台20
、第1のガイド部5a、第2のガイド部5bが形設され
ている。ヘッド4は、このキャリッジ5にヘッド支持台
20を介して固設されている。また、ヘッド送りの駆動
源であるステップモータ6の回転軸7には、リードスク
リュー部7bを挟むように、ガイド部7aが形成されて
いる。
【0012】キャリッジ5の第1のガイド部5aは、そ
の両端に、焼結成形された軸受13が圧入されて対向配
置され、この軸受13はステップモータ6のガイド部7
aと嵌合している。ガイド部7aは、リードスクリュー
部7bを挟んで形成されているため、見かけ上のガイド
長が長くなる。したがって、キャリッジ5の動作が良好
になり、かつ、軸受13の間隙の影響も少なくなる。ま
た、キャリッジ5の第1のガイド部5aの中央部には切
欠き部14が形成されており、ここで、リードスクリュ
ー部7bと後述する係合部9とが係合する。さらに、こ
の第1のガイド部5aの上面には、板バネからなる弾性
部材8の位置を規制するピン12が、切欠き部14を挟
むように一対形設され、このピン12に対応して弾性部
材8をネジ止め固定するためのネジ穴15が、第1のガ
イド部5aの近傍に形成されている。
【0013】弾性部材8には、リードスクリュー部7b
と係合する係合部9が固設されており、この係合部9を
中心に弾性部材8はほぼ対称形となっている。すなわち
、図2に示されるように、弾性部材8の双方の端部8b
には互いに逆向きに突出した曲げ部8c,8dがピン1
2、ネジ穴15に対応して形設されており、さらに、こ
のピン12、ネジ穴15に取り付け可能に穴部16,1
7がそれぞれ設けられている。また、バネ部8aは座屈
防止のため幅広に形成されるとともに、補強部としてリ
ブ22が一対固設されている。そして、弾性が得られや
すいようにバネ部8aと端部8bとの間8eは幅が狭く
形成されている。
【0014】上述した弾性部材8は、図3に示すように
、キャリッジ5が移動すると、係合部9がリードスクリ
ュー部7bから矢印方向に反力を受ける。この弾性部材
8はごく薄く形成されているので、図に示すような反力
を受けたとき、座屈が発生し、ヘッド送り精度を劣化さ
せてしまう。したがって、弾性部材8のバネ部8aにリ
ブ22を設け、かつ、このバネ部8aの幅を広く形成す
ることにより、弾性変形箇所以外の剛性を高められ、座
屈の防止が可能となる。なお、本実施例では、弾性部材
8の厚さを約0.1mm、リブ22の厚さを約0.2m
mとした。
【0015】このように形成された弾性部材8は、穴部
16をピン12に係合させ、穴部17をネジ穴15に合
致させた上でネジ18を用いて固定する。ここで、弾性
部材8を上方からキャリッジ5にネジ止め固定するのは
、組立の容易性を考慮したためと、軸受13に不必要な
力をかけないためである。もし、弾性部材8をヘッド4
の方からネジ止めすると、ネジ止め用の工具もヘッド4
の方から操作しなければならず、非常に操作しづらい状
況となる。さらに、ネジが軸受13の近傍に位置するこ
とになり、ネジを締めたときのキャリッジ5の歪みが軸
受13を変形させ、軸受13の真円度を悪化させる原因
となってしまう。また、ピン12による弾性部材8の支
持がなかった場合、リードスクリュー部7bの回転によ
る摩擦やリード角の影響で、弾性部材8は図4に示され
るように変形してしまうが、本実施例ではピン12を設
けているため、このような変形は起こらない。
【0016】図5は、係合部9とリードスクリュー部7
bとの係合状態を示している。この図に示されるように
、係合部9とリードスクリュー部7bとは弾性的に係合
しており、この係合部9とリードスクリュー部7bとの
間に働く力Fは、この力の作用点が2つの軸受13のほ
ぼ中点であるため、双方の軸受13とガイド部7aとの
間で1/2Fずつ力が配分され、キャリッジ5を回転さ
せるモーメント等は働かない。さらに、軸受13がガイ
ド部7aに偏って当接するということもなく、ほぼ理想
的な状態でキャリッジ5をガイド部7aに当接させるこ
とができる。また、この構成では、図上XY方向の剛性
は強いが、Z方向の剛性は弱くなっている。そのため、
キャリッジ5のZ方向の動きはヘッド4の高さ方向の位
置ずれとなるが、ヘッド4は軸受13とガイド軸11の
間に位置しており、かつガイド軸11によりZ方向の移
動は規制されているので、軸受13とガイド部7aとの
嵌合隙間(本実施例では10μm)より大きくなること
はない。したがって、ヘッドタッチに影響を与えること
もない。
【0017】一方、キャリッジ5の第2のガイド部5b
には、弾性を有する規制部材10がガイド軸11を挟む
ようにキャリッジ5に固設されている。ガイド軸11は
、図示しないディスクドライブ装置本体に、ガイド軸で
もある回転軸7と高さ的に平行な位置関係で固設されて
いる。そして、以上のように構成することで、ガイド部
7aを中心としたキャリッジ5の回転動作を規制してい
る。この規制部材10が前述した弾性部材に及ぼす影響
は、本実施例では、規制部材10の力約10gfに第2
のガイド部5bの摩擦係数約0.2を乗じたものであり
、弾性部材8の力F約20〜100gfに比べて無視で
きるものである。
【0018】以上の構成による本実施例の動作について
述べる。図1の状態で、ステップモータ6を駆動し、所
定回転角だけ回転させると、リードスクリュー部7bも
当然同じ回転角だけ回転する。このとき、リードスクリ
ュー部7bに係合した係合部9により、ヘッド4を搭載
したキャリッジ5は、ガイド部7aとガイド軸11に沿
って、Y方向に所定量移動する。この動作中の外部振動
や往復動作時の力方向の変化があっても、前述したよう
に、弾性部材8の動作により、キャリッジ5は図3に示
すようなガイド部7aの片側に寄せられた状態となり、
ヘッド送り精度の劣化や、ヒステリシスの増加、アジマ
ス角の変化等は生じず、常に安定したヘッド送り装置が
実現できる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、係合部が弾性部材のほぼ中央に形設され、弾性部材
に、係合部を挟んでほぼ対称に補強部が形設されている
ので、弾性部材は、係合部を中心として対称に弾性変形
する。したがって、キャリッジは、ガイド軸に対し均等
に当接するため、安定したヘッド送りを達成できる。
【0020】また、弾性部材が、記録媒体の記録面に対
して垂直な方向から固定されるので、弾性部材の取付け
が非常に簡単である。
【0021】さらに、弾性部材に設けられた一方の曲げ
部がキャリッジのガイド部に設けた突出部に係止され、
他方の曲げ部がガイド部近傍に固定されるので、リード
スクリューの回転による摩擦やリード角の影響で、弾性
部材が変形してしまうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で、平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で、分解斜視図であ
る。
【図3】実施例の作用を説明する図である。
【図4】実施例の作用を説明する図である。
【図5】実施例の作用を説明する図である。
【符号の説明】
4  ヘッド 5  キャリッジ 5a  第1のガイド部 7  回転軸 7a  ガイド部 7b  リードスクリュー部 8  弾性部材 9  係合部 12  ピン 22  リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録媒体に記録または再生するヘッド
    と、回転するリードスクリューと、前記ヘッドが固設さ
    れ、かつ前記リードスクリューに係合する係合部が弾性
    部材を介して形設されたキャリッジと、を有するヘッド
    送り装置であって、前記係合部は、前記弾性部材のほぼ
    中央に形設され、前記弾性部材は、前記係合部を挟んで
    、ほぼ対称に補強部が形設されていることを特徴とする
    ヘッド送り装置。
  2. 【請求項2】  弾性部材は、記録媒体の記録面に対し
    て垂直な方向から固定されていることを特徴とする請求
    項1記載のヘッド送り装置。
  3. 【請求項3】  キャリッジは、軸受が固設されるガイ
    ド部を有し、このガイド部は、記録媒体の記録面に対し
    て垂直な方向に突出部を有し、弾性部材の2つの端部は
    、逆向きに形成された2つの曲げ部をそれぞれ有し、一
    方の曲げ部は前記突出部に係止され、他方の曲げ部は前
    記ガイド部近傍に固定されていることを特徴とする請求
    項2記載のヘッド送り装置。
JP5880791A 1991-03-22 1991-03-22 ヘッド送り装置 Pending JPH04295675A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5880791A JPH04295675A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ヘッド送り装置

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JP5880791A JPH04295675A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ヘッド送り装置

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JPH04295675A true JPH04295675A (ja) 1992-10-20

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ID=13094874

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JP5880791A Pending JPH04295675A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ヘッド送り装置

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