JPH0684549U - 記録再生用ヘッド搭載機構 - Google Patents

記録再生用ヘッド搭載機構

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JPH0684549U
JPH0684549U JP2070493U JP2070493U JPH0684549U JP H0684549 U JPH0684549 U JP H0684549U JP 2070493 U JP2070493 U JP 2070493U JP 2070493 U JP2070493 U JP 2070493U JP H0684549 U JPH0684549 U JP H0684549U
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JP
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carriage
head
leaf spring
spring
recording
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Pending
Application number
JP2070493U
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Inventor
昇 山田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で安定した記録再生が可能なヘッド搭載
機構を実現する。 【構成】 第二のヘッド21の位置調整をする時の保持
部を板バネ51に設け、保持部と平面形状がほぼ同じで
ある第二の保持部を設けた板バネ押さえ71を設け、支
点を挟んで受部と対向する支点押さえ73を設け、バネ
支持体76と板バネ押さえ71と支点押さえ73を一体
に形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、記録再生装置におけるヘッド搭載機構に係わり、特に構造部材を回 動自在に固定する部材の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来のヘッド搭載機構の要部の断面図であり、図5は、平面図である 。図において、10は記録媒体であるディスク、12はディスク10が入れられ ているジャケット、20はディスク10に接して記録再生を行う第一のヘッド、 201は同じく第二のヘッド、40は第一のキャリッジ、50は第二のキャリッ ジ、60はバネ、70はバネ支持体である。第二のキャリッジ50は、第二のキ ャリッジ50と一体に形成された板バネ501を第一のキャリッジ40に固定す ることにより、第一のキャリッジ40に回動できるように固定されている。バネ 60の押し力によって、第一,第二のヘッド20,201はディスク10に押し つけられ、記録再生を行うことができる。
【0003】 第二のキャリッジ50の端は受部704に略接して支えられており、押さえ7 03によって、大きく振られたりすることを防止している。 第二のキャリッジ50には切り欠き707,708が設けてある。これらの切り 欠きは、第二のヘッド201の位置調整をするときに第二のキャリッジ50を保 持して動かすための保持部である。
【0004】 第二のヘッド201の位置調整は、まず概略の位置に第二のキャリッジ50を 置き、図4のようにネジ8で固定する。次に、切り欠き707,708にピンを 押し当てて第二のキャリッジ50を保持する。ネジ8を僅かに緩め、切り欠き7 07,708に押し当てたピンを動かして第二のヘッド201を所定の位置に合 わせる。再びネジ8を締め、ピンをはずして、第二のヘッド201の位置調整が 完了する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上ヘッド201と板バネ501の位置関係がいつも等しく、下ヘッド 20と第二のキャリッジ40の位置関係もいつも等しければ、板バネ501と第 二のキャリッジ40の位置関係は常に同一になるが、組立誤差や部品の寸法誤差 などにより不特定の位置ずれが常に生じている。 そのため、押さえ703は、位置ずれがあってもはずれないように、少なくとも ずれ量だけは、必要な大きさより大きくしなければならないという課題があった 。
【0006】 キャリッジは移動するため、部品が僅かに大きくなったとしても、必要とする空 間は大幅に増加してしまい、影響は大きくなってしまう。
【0007】 また、ばね60の両端の位置関係が変わってしまうため、付勢力が変わってし まい所定のヘッド押し力が得られない場合も生ずるという課題もあった。ヘッド 押し力が変わると、記録再生機能に影響を及ぼすため、重要な問題である。 また、保持部である切り欠き707,708とネジ8の間の距離が長いため、部 品が変形した状態でネジ8を締めてしまい、ピンをはずした時点で変形が元に戻 り、第二のヘッド201の位置ずれを生じてしまうという課題もあった。 本考案はこれらの課題を解決して、小型で安定した記録再生が可能なヘッド搭載 機構を実現することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案による記録再生用ヘッド搭載機構は少なくとも、第一の記録再生用ヘッ ド(以降単にヘッドとする)と、該第一のヘッドを搭載するとともに移動可能な 第一のキャリッジと、第二のヘッドと、該第二のヘッドを搭載する第二のキャリ ッジと、該第二のキャリッジを前記第一のキャリッジ側に付勢するバネと、該バ ネを支持するバネ支持体と、前記第二のキャリッジと一体に形成された板バネと から成り、該板バネを前記第一のキャリッジに板バネ押えにより固定することに より、前記第二のキャリッジを前記第一のキャリッジに回動可能に固定し、前記 第一のキャリッジと一体に形成した受部と前記第二のキャリッジと一体に形成し た支点が当接している記録再生用ヘッド搭載機構において、前記支点を挟んで前 記受部と対向する支点押さえを設け、前記バネ支持体と前記板バネ押さえと前記 支点押さえを一体に形成したことを特徴とする。
【0009】 また、第二のヘッドの位置調整をする時の保持部を前記板バネに設け、前記板 バネ押えは該保持部と平面形状がほぼ同じに構成したことをも特徴とする。
【0010】
【実施例】
以下、実施例により本考案の詳細を示す。図1は、本考案の第一の実施例であ るフレキシブルディスクを記録媒体とした磁気記録再生装置の要部の断面図であ る。図において、1は記録媒体であるフレキシブルディスク(以降単にディスク とする)、11はディスク1が入れられているジャケット、2はディスク1に接 して記録再生を行う第一のヘッドである下ヘッド、21は同じく記録再生を行う 第二のヘッドである上ヘッド、3は下ヘッド2を支持する支持板、31は上ヘッ ド21を支持する支持板、4は第一のキャリッジである下キャリッジ、45は下 キャリッジ4の一部である受部、5は第二のキャリッジである上キャリッジ、5 1は上キャリッジ5と一体に形成された板バネ、53は上キャリッジ5と一体に 形成されている支点、6はバネ、71は板バネ50を押さえる板バネ押さえ、7 3は支点53の上方に形成された支点押さえ、76はバネ支持体であるバネ掛け 、8はネジ、9はスライド軸である。 図2は、上キャリッジ5をバネ掛け76側から見た平面図である。図3は、板バ ネ押さえ71、支点押さえ73、バネ掛け76を一体に形成したホルダー7の平 面図である。
【0011】 ジャケット11には、上下ヘッド2,21をディスク1に当接させるための開 口部(図中省略)が設けてある。スライド軸9は、磁気記録再生装置本体に固定 されている(図中省略)。軸受部41,42は、下キャリッジ4と一体に形成さ れており、軸受部41,42の軸受の穴がスライド軸9と嵌合することにより、 下キャリッジ4はスライド軸9に移動可能に固定されている。下ヘッド2は支持 板3に固定,支持され、支持板3は下キャリッジ4に固定されており、下ヘッド 2は支持板3を介して下キャリッジ4に固定されている。同様に、上ヘッド21 は支持板31を介して上キャリッジ5に固定されている。上キャリッジ5の一端 には、板バネ51が上キャリッジ5と一体に形成されており、下キャリッジ4の 端には結合部43が下キャリッジ4と一体に形成されており、板バネ51を結合 部43にネジ8で固定することにより、上キャリッジ5を下キャリッジ4に固定 している。上キャリッジ5の板バネ51の近くには、支点53が上キャリッジ5 と一体に二個所形成されており、上キャリッジ5が下キャリッジ4に固定された 状態では、支点53は受部45にほぼ接触している。板バネ51がたわむことに より、上キャリッジ5は回動する。板バネ押さえ71は板バネ51と一緒にネジ 8で結合部43に固定されている。バネ6の一端はバネ掛け76に係合支持され ており、バネ6の他の一端は上キャリッジ5に設けられたバネ受け部56で上キ ャリッジ5に当たって押圧している。
【0012】 上キャリッジ5が押圧されて付勢されることにより、一方では支点53が受け 部45に押し当てられ、もう一方では上ヘッド21がディスク1に押し当てられ 、上キャリッジ5や上ヘッド21の姿勢,位置が一定に定まる。上ヘッド21に 押されたディスク1は、下ヘッド2に押し当てられるため、上下ヘッド2,21 とディスク1との適当な接触ができ、記録再生を行うことができる。 外部から大きな衝撃などが加えられ、図1の矢印a方向に上キャリッジ5が振ら れると、甚だしい場合には板バネ51が変形したり破壊したりして図1のような 状態に復帰できず、記録再生ができないかまたは困難になることがある。支点押 さえ73はこのような故障を防止するための物で、上キャリッジ5と一体に形成 された突起54と僅かの隙間を隔てて対向している。衝撃などが加えられても、 上キャリッジ5の板バネ51側は大きく動けないため、板バネ51が変形したり 破壊されたりすることはない。
【0013】 板バネ51には切り欠き57,58が設けてあり、板バネ押さえ71には切り 欠き57,58とほぼ同一形状の切り欠き77,78が設けてある。これらの切 り欠きは、上ヘッド21の位置調整をするときに上キャリッジ5などを保持して 動かすための保持部である。
【0014】 上ヘッド21の位置調整は、まず概略の位置に上キャリッジ5を置き、図1の ようにネジ8で固定する。次に、切り欠き57,58,77,78にピンを押し 当てて上キャリッジ5とホルダー7を保持する。切り欠き57,58と切り欠き 77,78はほぼ同一形状であるから、上キャリッジ5とホルダー7を同時に保 持することができる。また、板バネ51は上キャリッジ5を回動自在にするため に薄い板でなければならないため、板バネ51だけではピンの押し力で変形して しまうが、板バネ押さえ71はピンの押し力で変形しないような充分な厚みを容 易に確保することができ、板バネ51が変形してしまうようなことはない。ネジ 8を僅かに緩め、切り欠き57,58,77,78に押し当てたピンを動かして 上ヘッド21を所定の位置に合わせる。再びネジ8を締め、ピンをはずして、上 ヘッド21の位置調整が完了する。
【0015】 板バネ51及び板バネ押さえ71に開けられた穴55及び75は、ネジ8で固 定するための穴であるが、上ヘッド21の位置調整のために余裕をとって、ネジ 8の径より大きくしてある。 上キャリッジ5とホルダー7は一緒に保持され動かされるため、支点押さえ73 と突起54は所定の位置関係のままであり、位置ずれは生じない。また、バネ6 とバネ掛け76と上キャリッジ5に設けられたバネ受け部56との位置関係は、 所定の位置関係のままであり、設計通りのバネ力が得られる。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、第二のヘッドの位置調整をする時に、第二 のキャリッジとホルダーが一緒に保持され動かされるため、支点押さえと第二の キャリッジの位置関係は所定の位置関係のままであり、位置ずれは生じないため 、位置ずれを考慮して支点押さえを大きくしておく必要がなく、小型にできると いう効果がある。また、バネとバネ掛けと第二のキャリッジとの位置関係は、所 定の位置関係のままであり、位置ずれの影響をうけることなく、設計通りのバネ 力が得られるという効果もある。 さらに、板バネ押さえに板バネと同形状の切り欠きを設けて保持部としたことに より、第二のキャリッジを保持する部分とネジで固定する部分は近い位置にあり 、その間で部品が変形することはなく、ネジ締め時にヘッドの位置ずれの原因を 作ることがないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部の断面を表す断面図。
【図2】本考案の一実施例の上キャリッジを表す平面
図。
【図3】本考案の一実施例のホルダー表す側面図。
【図4】従来例の要部を表す断面図。
【図5】従来例の要部を表す平面図。
【符号の説明】
1 フレキシブルディスク 2 下ヘッド 21 上ヘッド 3 支持板 31 支持板 4 下キャリッジ 5 上キャリッジ 6 バネ 7 ホルダー 71 板バネ押さえ 73 支点押さえ 76 バネ掛け

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、第一の記録再生用ヘッド
    (以降単にヘッドとする)と、該第一のヘッドを搭載す
    るとともに移動可能な第一のキャリッジと、第二のヘッ
    ドと、該第二のヘッドを搭載する第二のキャリッジと、
    該第二のキャリッジを前記第一のキャリッジ側に付勢す
    るバネと、該バネを支持するバネ支持体と、前記第二の
    キャリッジと一体に形成された板バネとから成り、該板
    バネを前記第一のキャリッジに板バネ押えにより固定す
    ることにより、前記第二のキャリッジを前記第一のキャ
    リッジに回動可能に固定し、前記第一のキャリッジと一
    体に形成した受部と前記第二のキャリッジと一体に形成
    した支点が当接している記録再生用ヘッド搭載機構にお
    いて、前記支点を挟んで前記受部と対向する支点押さえ
    を設け、前記バネ支持体と前記板バネ押さえと前記支点
    押さえを一体に形成したことを特徴とする記録再生用ヘ
    ッド搭載機構。
  2. 【請求項2】 前記第二のヘッドの位置調整をする時の
    保持部を前記板バネに設け、前記板バネ押えは該保持部
    と平面形状がほぼ同じに構成したことを特徴とする請求
    項1記載の記録再生用ヘッド搭載機構。
JP2070493U 1993-04-21 1993-04-21 記録再生用ヘッド搭載機構 Pending JPH0684549U (ja)

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JPH0684549U true JPH0684549U (ja) 1994-12-02

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ID=12034539

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