JPH0328832B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0328832B2
JPH0328832B2 JP12845081A JP12845081A JPH0328832B2 JP H0328832 B2 JPH0328832 B2 JP H0328832B2 JP 12845081 A JP12845081 A JP 12845081A JP 12845081 A JP12845081 A JP 12845081A JP H0328832 B2 JPH0328832 B2 JP H0328832B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
insulating film
memory cell
forming
interlayer insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12845081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5830154A (ja
Inventor
Yoshihisa Shioashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=14985006&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0328832(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP56128450A priority Critical patent/JPS5830154A/ja
Priority to DE8282304312T priority patent/DE3278182D1/de
Priority to EP82304312A priority patent/EP0073130B2/en
Priority to US06/408,873 priority patent/US4467520A/en
Publication of JPS5830154A publication Critical patent/JPS5830154A/ja
Publication of JPH0328832B2 publication Critical patent/JPH0328832B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/26Bombardment with radiation
    • H01L21/263Bombardment with radiation with high-energy radiation
    • H01L21/265Bombardment with radiation with high-energy radiation producing ion implantation
    • H01L21/26506Bombardment with radiation with high-energy radiation producing ion implantation in group IV semiconductors
    • H01L21/26513Bombardment with radiation with high-energy radiation producing ion implantation in group IV semiconductors of electrically active species
    • H01L21/2652Through-implantation
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • H10B20/27ROM only
    • H10B20/30ROM only having the source region and the drain region on the same level, e.g. lateral transistors
    • H10B20/38Doping programmed, e.g. mask ROM
    • H10B20/383Channel doping programmed

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は納期短縮を可能とした固定記憶半導体
装置およびその製造方法に関する。
読出し専用のメモリーとして広く用いられてい
る固定記憶半導体装置(以下ROMという)の一
種として、記憶セル用の多数のMOSトランジス
タのなかから任意に選択したMOSトランジスタ
のチヤンネル領域にのみ不純物をイオン注入し、
前記選択されたMOSトランジスタの閾値電圧を
変化させることにより情報書込みを行なうROM
が知られている(特公昭55−25502)。これは固定
マスクROMと呼ばれるものの一つであるが、以
下この形式のROMをイオン注入式ROMと言う。
第1図はイオン注入式ROMにおけるNAND方
式の記憶ブロツクの1例を示す回路図である。同
図において、Tr1〜Tr6は記憶セル用のMOSト
ランジスタであり、TrSelは多数の記憶ブロツク
の中の一つを選択するMOSトランジスタ、Trφ
はデイスチヤージ用のMOSトランジスタである。
Tr1〜Tr6のうち×印を付したTr1およびTr
4は、チヤンネル領域に不純物をイオン注入され
て常時on状態とされることにより情報書込みが
行なわれている。この記憶ブロツクがセレクト線
Selからの信号により選択されてプリチヤージさ
れ、更にデイスチヤージパルス用配線φからのデ
イスチヤージ信号によりTrφがオンされると、ア
ドレスラインAL1〜AL6からの入力信号から
NAND方式による出力信号が取り出され、これ
によりTr1〜Tr6に書き込まれた情報が読出さ
れる。
ところで、従来のイオン注入式ROMにおい
て、上記回路図中の破線で囲んだ部分の構造は第
2図〜第4図に示す通りである。第2図はそのパ
ターン平面図、第3図は第2図−線に沿う断
面図、第4図は第2図−線に沿う断面図であ
る。これらの図において、1はp型シリコン基板
である。該p型シリコン基板には選択酸化により
厚いフイールド酸化膜2が形成され、このフイー
ルド酸化膜2によりSDG領域が分離されてい
る。該SDG領域にはMOSトランジスタのソー
ス領域およびドレイン領域となるn+型不純物領
域41〜44が形成されている。このn+型不純物領
域41〜44の夫々は隣接するトランジスタのソー
ス領域およびドレイン領域となる。また、SDG
領域の表面にはゲート酸化膜5が形成されてい
る。そして、n+型不純物領域41〜44の間のチヤ
ンネル領域上にはこのゲート酸化膜5を介して、
Tr3〜Tr5のゲート電極となる多結晶シリコン
パターン61〜63がSDG領域と直交する方向に形
成され、該多結晶シリコン層61〜63はアドレス
ラインAL3〜AL5としてフイールド酸化膜2上に
延在している。こうして、第2図に示す位置に
Tr3,Tr4,Tr5が形成されている。そして、
Tr4のチヤンネル領域には情報書込みのための
イオン注入によりソース、ドレイン間を連結する
n+型不純物領域7が形成されており、この結果、
Tr4はトランジスタの機能を失ない常時on状態
になつている。8は全面に堆積された層間絶縁膜
としてのCVD−SiO2膜である。該CVD−SiO2
上には中間出力配線としてのアルミニウム配線9
が形成されている。このアルミニウム配線8は多
数の記憶ブロツクの出力端子間を接続しており、
集積度向上の観点からSDG領域3上に配置され
ている。10はパツシベーシヨン膜である。
さて、イオン注入式ROMは他の固定マスク式
ROMと同様に、ユーザーの要望に応じた情報を
書き込んだ状態で出荷される。そして、納期の短
縮を図るために、通常は情報書込みの直前の工程
まで終了したものを中間製品としてストツクして
おき、受注した段階で情報書込み以降の工程を行
なうといつた生産形態が採用されている。従つ
て、情報の書込みは全製造工程のうちできる限り
後の工程で行なうのが望ましい。しかしながら、
シリコン基板1へのイオン注入による不純物ドー
プは現在最も進んだダブルチヤージイオン注入法
による場合にも多結晶シリコンパターン62の上
から行なうのが限度であり、その上に更にCVD
−SiO2膜8等を積層した状態で行なうのは不可
能である。そこで、従来のイオン注入式ROMに
おける情報書込みは、ゲート酸化膜5を形成した
後、または最も遅い場合でも多結晶シリコンパタ
ーン61〜63を形成した段階で行なわれており、
最近特に厳しくなつているエンジニアリングサン
プルの納期短縮に対するユーザーの要求に充分対
応し得ないといつた問題が生じている。エンジニ
アリングサンプルは、発注したROMが所期の設
計通りに動作するかどうかをユーザーが確認する
ためのサンプルであり、このサンプルに対する納
期短縮の要求は今後更に強くなるものと予想され
る。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、
従来のイオン注入式ROMに較べて納期を著しく
短縮することが可能で、ユーザーの納期短縮の要
望に充分に応え得るイオン注入式ROMの構造お
よびその製造方法を提供するものである。
以下第5図〜第10図を参照して本発明の実施
例を説明する。
第5図は本発明の1実施例により構成されるイ
オン注入式ROMにおける記憶ブロツクの回路構
成図である。この基本的な動作は第1図の場合と
同様であるので省略する。ただし、この回路構成
は二つの記憶ブロツクが対になつている点で第1
図の場合と異なり、そのために補助的な二つのデ
イスチヤージパルス用配線φ・A、φが用いら
れている。
第6図は第5図の回路構成を実現した本発明の
1実施例になるイオン注入式ROMの記憶ブロツ
クを示すパターン平面図、第7図は第6図−
線に沿う断面図、第8図は第6図−線に沿う
断面図である。これ等の図において、11はp型
シリコン基板である。該p型シリコン基板11に
は選択酸化法によりフイールド酸化膜12が形成
され、該フイールド酸化膜12により基部と二本
の枝部を有するコ字形のSDG領域13、および
該SDG領域13の二本の枝部先端に接続した直
線状のアース配線用拡散配線層領域14が分離さ
れている。上記コ字形のSDG領域13にはMOS
トランジスタのチヤンネル領域となる基部方向の
帯状領域で分離された複数のn+型不純物領域1
5,15…が形成されている(第6図中ではこの
n+型不純物領域を付点領域で示す)。
該n+型不純物領域15,15…はMOSトラン
ジスタのソース、ドレイン領域となる。このn+
型不純物領域15,15…間の前記帯状のチヤン
ネル領域上にはゲート酸化膜16を介してゲート
電極となる多結晶シリコンパターン171〜178
が形成されている。このうち、多結晶シリコンパ
ターン171はSDG領域13の基部上を二分する
ように交差して形成され、セレクト線Selとして
フイールド酸化膜12上に延在している。他方、
多結晶シリコンパターン172〜176は夫々コ字
形SDG領域13の二本の枝部上を交差して形成
され、アドレスラインAL1〜AL5としてフイール
ド酸化膜12上に延在している。また、多結晶シ
リコンパターン177,178もSDG領域13の二
本の枝部上を交差して形成され、デイスチヤージ
パルス用配線φ・A,φ・としてフイールド酸
化膜12上に延在している。さて、上記構成によ
り、コ字形SDG領域13の基部と多結晶シリコ
ンパターン171の交差部にはTr Selが形成され
ている。他方、SDG領域13の一方の枝部上に
は多結晶シリコンパターン172〜176との交差
部にメモリーセル用のTr1〜Tr5が形成され、
多結晶シリコンパターン177,178との交差部
分にはTrφ,Trが形成されている。また、
SDG領域13の他方の枝部上にも同様に、多結
晶シリコンパターン172〜178との交差部に
Tr1′〜Tr5、およびTrφ′,Tr′が形成されて
いる。これらのMOSトランジスタのうち、メモ
リーセル用のTr1,Tr3,Tr2′,Tr5′のチ
ヤンネル領域にはイオン注入によりn+型不純物
領域18が形成されており、該n+型不純物領域
18によりソース、ドレイン間が導通されて情報
の書き込みが行なわれている。また、デイスチヤ
ージ用のTrφ′,Trのチヤンネル領域にもイオ
ン注入によりソース、ドレイン間を導通するn+
型不純物領域18が形成されている。従つて、
φ・AはTrφによりTr1〜Tr5のデイスチヤー
ジパルス用配線となり、φ・はTr′により
Tr1′〜Tr5′のデイスチヤージパルス用配線に
なつている。なお、SDG領域13の枝部先端に
接続して形成されたアース配線用拡散配線層領域
14にはn+型不純物領域が形成されて、上記記
憶ブロツクのアース配線層となつている(以下こ
れをアース配線層14という)。更に、アース配
線層14の反対側にもアース配線14を共有した
上記と同様の記憶ブロツクが形成されている。
こうして記憶ブロツクが形成されたシリコン基
板11上には層間絶縁膜としてCVD−SiO2膜1
9が全面に堆積され、しかも、イオン注入により
n+型不純物領域18が形成された領域、即ち、
Tr1,Tr3,Tr2′,Tr5′,Tr,Tr′の
チヤンネル領域上にはCVD−SiO2膜19を貫通
する開孔部20が形成されている。そして、
CVD−SiO2膜19の上にはコンタクトホール2
1を介して各記憶ブロツクの出力端を接続する中
間出力配線としてのアルミニウム配線22がパタ
ーンニング形成されており、該アルミニウム配線
22は前記コ字形SDG領域13の枝部間に配設
されている。従つて、シリコン基板11に形成さ
れた各トランジスタのチヤンネル領域上にはアル
ミニウム配線22は存在しない。23は全面に堆
積された燐硅酸ガラス膜(PSG膜)等からなる
パツシベーシヨン膜である。
上記構成からなるイオン注入式ROMは、アル
ミニウム配線21が各トランジスタのチヤンネル
領域上に形成されておらず、しかも、イオン注入
によりトランジスタのチヤンネル領域に形成した
n+型不純物領域18上にはCVD−SiO2膜19を
貫通する開孔部20が形成されていることから、
下記製造方法の実施例に示すように、イオン注入
による情報書込みの工程を従来よりも数工程後に
行なうことができる。
以下、第9図a〜iを参照して、第6図〜第8
図のイオン注入式ROMを得る製造方法の1実施
例を説明する。なお、第9図a〜iは第8図と同
一断面で示す各工程における断面図である。
(i) まず、p型シリコン基板11の表面を熱酸化
して全面を熱酸化SiO2膜24で被覆し、CVD
法により更に膜厚3000Åのシリコン窒化膜を堆
積した後、該シリコン窒化膜をパターンニング
してSDG領域予定部および拡散配線層領域予
定部上を覆うシリコン窒化膜パターン25を形
成する。続いて、該シリコン窒化膜パターン2
5をマスクとしてボロンを例えばイオン注入
し、フイールド領域の反転防止処理を行なう
(第9図a図示)。
(ii) 次に、シリコン窒化膜パターン25を耐酸化
マスクとしてウエツト酸化を行ない、フイール
ド領域に膜厚1μmの厚いフイールド酸化膜1
2を形成し、これによりSDG領域13および
拡散配線層領域14を分離形成する(同図b図
示)。
(iii) 次に、シリコン窒化膜パターン25および熱
酸化SiO2膜24を順次エツチング除去した後、
露出したSDG領域13の表面を再度熱酸化し
て膜厚1000Åのゲート酸化膜16を形成する
(同図c図示)。
(iv) 次に、CVD法により全面に多結晶シリコン
層を堆積した後、これをフオトエングレービン
グプロセス(以下PEPという)によりパター
ンニングして、多結晶シリコーンパターン17
〜178を形成する(同図d図示)。
なお、多結晶シリコンパターン171〜178
と拡散層との直接的なコンタクトを形成する場
合には、多結晶シリコン層を堆積する前に、
PEPによりコンタクト形成予定部におけるゲ
ート酸化膜16を除去しておく。
(v) 次に、多結晶シリコンパターン171〜178
をマスクとしてゲート酸化膜16の不要部分を
エツチング除去した後、全面にPSG膜26を
堆積する。続いて窒素ガス雰囲気下で熱処理す
ることにより、PRG膜26を拡散源として燐
をp型シリコン基板11内に熱拡散し、SDG
領域13にはMOSトランジスタのソース・ド
レイン領域となるn+型不純物領域15,15
…を、また拡散配線層領域14にはアース配線
となるn+型不純物領域を形成する(同図a図
示)。
なお、同図eの断面にはn+型不純物領域1
5,15…およびアース配線14は現われてい
ない。
(vi) 次に、PRG膜26を除去した後、CVD法に
より層間絶縁膜となる膜厚1μのCVD−SiO2
19を堆積する(同図f図示)。
(vii) 次に、PEPによりCVD−SiO2膜19にコン
タクトホール21を開孔した後、アルミニウム
の蒸着およびパターンニングを行なつて、
SDG領域13の二本の枝部間におけるCVD−
SiO2膜19上にアルミニウム配線22を形成
する(同図g図示)。
(vii) 次に、MOSトランジスタTr1,Tr3,Trφ
およびTr2′,Tr5′,Trφ′のチヤンネル領域
上に開孔部を有するレジストパターン27を形
成した後、該レジスタパターン27をマスクと
してCVD−SiO2膜19をエツチングすること
によりCVD−SiO2膜19を貫通する開孔部2
0を形成する。続いて、レジストパターン27
をマスクとして燐をイオン注入することによ
り、開孔部20下のチヤンネル領域にソース・
ドレイン間を導通させるn+型不純物領域18
を形成する(同図h図示)。
(ix) 次に、レジストパターン27を除去した後、
全面にPSG膜を堆積してパツシベーシヨン膜
23を形成し、第6図〜第8図のイオン注入式
ROMを得る(同図i図示)。
上述の製造方法から明らかなように、本発明に
よるイオン注入式ROMではアルミニウム配線2
2を形成した後に情報書込みを行なえるから、こ
れを製造する場合には第9図gの状態の中間製品
をストツクしておき、受注した後には同図h,i
の工程を行なうユーザーの要望に応じた情報を書
き込んだイオン注入式ROMを製造することがで
きる。この結果、上記実施例の場合で言えば、情
報書込み用のフオトマスクができていればその後
わずか1日で製品を得ることができる。これに対
して、第9図c〜eの段階の中間製品しかストツ
クできなかつた従来のイオン注入式ROMでは、
フオトマスクができていたとしても製品を得るま
でには3週間程度必要とされる。
従つて、本発明による納期短縮の効果は極めて
顕著であり、最近特に厳しくなつているエンジニ
アリングサンプルの納期短縮に対するユーザーの
要求にも充分に応えることができる。
ところで、第6図〜第8図のイオン注入式
ROMを製造する場合、第10図a,bに示すよ
うに、第9図fの段階で情報書込みを行なつた
後、アルミニウム配線22を形成する方法も考え
られる。しかし、この方法はイオン注入による書
込みの工程が上記実施例の方法よりも早い段階で
行なわれるために納期短縮の効果が小さくなるだ
けでなく、開孔部20を形成する際にはオーバー
エツチングを伴うから、その後に形成されるアル
ミニウム配線22をSDG領域上からずらした場
合にも、同図bに示すようにアルミニウム配線2
2と多結晶シリコンパターン171〜178との間
に短絡を生じ易く、従つてこの方法を採用するこ
とはできない。
なお、上記実施例のイオン注入式ROMではア
ルミニウム配線22をSDG領域上からずらして
形成することによる集積度の低下というデメリツ
トをできる限り小さくするために2連の記憶ブロ
ツクを対にした構成を採用しているが、これは本
発明を実施する上で必ずしも必要な要件ではな
く、第1図のような回路構成として実施すること
も可能である。
また、本発明はnチヤンネルROMのみならず
pチヤンネルROMにも同様に適用できることは
言うまでもない。
以上詳述したように、本発明によれば納期を従
来よりも著しく短縮することを可能としたイオン
注入式ROMおよびその製造方法を提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はイオン注入式ROMにおけるNAND方
式の記憶ブロツクの1例を示す回路図、第2図は
第1図の回路構成を実現した従来のイオン注入式
ROMにおける第1図に破線で囲んだ部分に対応
するパターン平面図、第3図は第2図−線に
沿う断面図、第4図は第2図−線に沿う断面
図、第5図は本発明の1実施例になるイオン注入
式ROMにおける回路構成図であり、第6図はそ
のパターン平面図、第7図は第6図−線に沿
う断面図、第8図は第6図−線に沿う断面
図、第9図a〜iは本発明による製造方法の1実
施例における製造工程を示す断面図、第10図
a,bはアルミニウム配線を形成する前に情報書
込みを行なつた場合に生じる不都合を説明する断
面図である。 11……p型シリコン基板、12……フイール
ド酸化膜、13……SDG領域、14……拡散配
線層領域、15……n+型不純物領域、16……
ゲート酸化膜、171〜178……多結晶シリコン
パターン、19……CVD−SiO2膜、20……開
孔部、21……コンタクトホール、22……アル
ミニウム配線、23……パツシベーシヨン膜、2
4……熱酸化SiO2膜、25……シリコン窒化膜
パターン、26……PSG膜、27……レジスト
パターン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第一導電型の半導体基板と、該半導体基板表
    面を覆つて選択的に形成されたフイールド絶縁膜
    と、該フイールド絶縁膜で囲まれた並行する二つ
    の部分を有する単位記憶セルブロツク用素子領域
    と、該単位記憶セルブロツク用素子領域の各並行
    部分の長手方向に直列に複数の記憶セル用MOS
    トランジスタが形成されるように、そのソース領
    域およびドレイン領域として前記素子領域内に形
    成された第二導電型不純物領域と、該第二導電型
    不純物領域の間のチヤンネル領域から任意に選択
    された領域に形成されたイオン注入による不純物
    領域と、全部の前記チヤンネル領域上にゲート絶
    縁膜を介して形成された多結晶シリコン層からな
    るゲート電極と、該ゲート電極を被覆して形成さ
    れた層間絶縁膜と、前記イオン注入により形成さ
    れた不純物領域上において選択的に、前記層間絶
    縁膜の表面から前記ゲート電極に達して設けられ
    た開孔部と、前記単位記憶セルブロツクからの中
    間出力配線として、前記単位記憶セルブロツク用
    素子領域を構成する二つの並行部分に重ならない
    ようにその間を通つて前記層間絶縁膜上に形成さ
    れた金属配線層と、該金属配線層を被覆して形成
    され且つ前記開孔部を埋めるパツシベーシヨン膜
    とを具備したことを特徴とする固定記憶半導体装
    置。 2 第一導電型の半導体基板の表面に選択的にフ
    イールド絶縁膜を形成することにより、該層間絶
    縁膜で囲まれた並行する二つの部分を有する単位
    記憶セルブロツク用素子領域を形成する工程と、
    該単位記憶セルブロツク用素子領域の各並行部分
    の長手方向に直列に複数の記憶セル用MOSトラ
    ンジスタが構成されるように、ソース領域および
    ドレイン領域となる第二導電型不純物領域を形成
    し、またそのチヤンネル領域上にはゲート絶縁膜
    を介して多結晶シリコン層からなるゲート電極を
    形成する工程と、該ゲート電極上から全面を被覆
    する層間絶縁膜を形成する工程と、該層間絶縁膜
    の上に前記単位記憶セルブロツクからの中間出力
    配線として、前記単位記憶セルブロツク用素子領
    域を構成する二つの並行部分に重ならないように
    その間を通る金属配線層を形成する工程と、該金
    属配線層を形成した後、任意に選択した前記単位
    記憶セル用MOSトランジスタのチヤンネル領域
    上に写真蝕刻法で前記層間絶縁膜を貫通して前記
    ゲート電極に達する開孔部を形成する工程と、該
    開孔部を通して不純物のイオン注入を行なうこと
    により情報の書込みを行なう工程と、全面を被覆
    するパツシベーシヨン膜を形成する工程とを具備
    したことを特徴とする固定記憶半導体装置の製造
    方法。
JP56128450A 1981-08-17 1981-08-17 固定記憶半導体装置およびその製造方法 Granted JPS5830154A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56128450A JPS5830154A (ja) 1981-08-17 1981-08-17 固定記憶半導体装置およびその製造方法
DE8282304312T DE3278182D1 (en) 1981-08-17 1982-08-16 Method for manufacturing a mask type read only memory
EP82304312A EP0073130B2 (en) 1981-08-17 1982-08-16 Method for manufacturing a mask type read only memory
US06/408,873 US4467520A (en) 1981-08-17 1982-08-17 Method of manufacturing mask type read only memory

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56128450A JPS5830154A (ja) 1981-08-17 1981-08-17 固定記憶半導体装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5830154A JPS5830154A (ja) 1983-02-22
JPH0328832B2 true JPH0328832B2 (ja) 1991-04-22

Family

ID=14985006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56128450A Granted JPS5830154A (ja) 1981-08-17 1981-08-17 固定記憶半導体装置およびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4467520A (ja)
EP (1) EP0073130B2 (ja)
JP (1) JPS5830154A (ja)
DE (1) DE3278182D1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4536944A (en) * 1982-12-29 1985-08-27 International Business Machines Corporation Method of making ROM/PLA semiconductor device by late stage personalization
US4513494A (en) * 1983-07-19 1985-04-30 American Microsystems, Incorporated Late mask process for programming read only memories
JPS60174682A (ja) * 1984-02-20 1985-09-07 Tsukahara Kogyo Kk 弾力性を有する多孔性印材の製造方法
JPS61287164A (ja) * 1985-06-13 1986-12-17 Ricoh Co Ltd 半導体メモリ装置
JPH06104358B2 (ja) * 1985-06-24 1994-12-21 塚原工業株式会社 インキ吸蔵型印判材の製造方法
JPS6292362A (ja) * 1985-10-17 1987-04-27 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JP2723147B2 (ja) * 1986-06-25 1998-03-09 株式会社日立製作所 半導体集積回路装置の製造方法
JPS6381948A (ja) * 1986-09-26 1988-04-12 Toshiba Corp 多層配線半導体装置
US5019878A (en) * 1989-03-31 1991-05-28 Texas Instruments Incorporated Programmable interconnect or cell using silicided MOS transistors
US5068696A (en) * 1989-03-31 1991-11-26 Texas Instruments Incorporated Programmable interconnect or cell using silicided MOS transistors
US5091328A (en) * 1989-11-21 1992-02-25 National Semiconductor Corporation Method of late programming MOS devices
US5486487A (en) * 1990-03-30 1996-01-23 Sgs-Thomson Microelectronics S.R.L. Method for adjusting the threshold of a read-only memory to achieve low capacitance and high breakdown voltage
IT1239989B (it) * 1990-03-30 1993-11-27 Sgs Thomson Microelectronics Struttura di cella programmata,a bassa capacita' e ad elevata tensione di rottura, per circuiti di memoria a sola lettura
JPH0487370A (ja) * 1990-07-30 1992-03-19 Sharp Corp 半導体装置の製造方法
US5200355A (en) * 1990-12-10 1993-04-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for manufacturing a mask read only memory device
JP2604071B2 (ja) * 1991-05-14 1997-04-23 株式会社東芝 半導体装置の製造方法
US5432103A (en) * 1992-06-22 1995-07-11 National Semiconductor Corporation Method of making semiconductor ROM cell programmed using source mask
KR0140691B1 (ko) * 1992-08-20 1998-06-01 문정환 반도체 장치의 마스크롬 제조방법
JP3177036B2 (ja) * 1992-12-24 2001-06-18 三菱鉛筆株式会社 連続気泡を有するスポンジゴム印字体の製造方法
US5592012A (en) * 1993-04-06 1997-01-07 Sharp Kabushiki Kaisha Multivalued semiconductor read only storage device and method of driving the device and method of manufacturing the device
US5429974A (en) * 1993-10-22 1995-07-04 United Microelectronics Corporation Post passivation mask ROM programming method
US5514609A (en) * 1994-05-13 1996-05-07 Mosel Vitelic, Inc. Through glass ROM code implant to reduce product delivering time
US5796149A (en) * 1994-09-09 1998-08-18 Nippon Steel Corporation Semiconductor memory using different concentration impurity diffused layers
US5514610A (en) * 1995-03-17 1996-05-07 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Method of making an optimized code ion implantation procedure for read only memory devices
GB2300983A (en) * 1995-05-13 1996-11-20 Holtek Microelectronics Inc Flexible CMOS IC layout method
US5693551A (en) * 1995-09-19 1997-12-02 United Microelectronics, Corporation Method for fabricating a tri-state read-only memory device
IT1288720B1 (it) * 1996-10-01 1998-09-24 Skf Ind Spa Mozzo o gruppo mozzo ruota che permette un migliore montaggio e smontaggio di un organo frenante.
IT1289781B1 (it) * 1996-12-20 1998-10-16 Skf Ind Spa Unita' mozzo-ruota, in particolare per un autoveicolo.
US6238983B1 (en) * 1999-08-30 2001-05-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Alignment dip back oxide and code implant through poly to approach the depletion mode device character

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3914855A (en) * 1974-05-09 1975-10-28 Bell Telephone Labor Inc Methods for making MOS read-only memories
JPS5851427B2 (ja) * 1975-09-04 1983-11-16 株式会社日立製作所 絶縁ゲ−ト型リ−ド・オンリ−・メモリの製造方法
JPS5333076A (en) * 1976-09-09 1978-03-28 Toshiba Corp Production of mos type integrated circuit
JPS5375781U (ja) * 1976-11-29 1978-06-24
US4108686A (en) * 1977-07-22 1978-08-22 Rca Corp. Method of making an insulated gate field effect transistor by implanted double counterdoping
DE2909197A1 (de) * 1978-03-20 1979-10-04 Texas Instruments Inc Verfahren zur herstellung eines festspeichers und festspeichermatrix
US4384399A (en) * 1978-03-20 1983-05-24 Texas Instruments Incorporated Method of making a metal programmable MOS read only memory device
US4364167A (en) * 1979-11-28 1982-12-21 General Motors Corporation Programming an IGFET read-only-memory
US4336647A (en) * 1979-12-21 1982-06-29 Texas Instruments Incorporated Method of making implant programmable N-channel read only memory
US4356042A (en) * 1980-11-07 1982-10-26 Mostek Corporation Method for fabricating a semiconductor read only memory
US4406049A (en) * 1980-12-11 1983-09-27 Rockwell International Corporation Very high density cells comprising a ROM and method of manufacturing same
US4380866A (en) * 1981-05-04 1983-04-26 Motorola, Inc. Method of programming ROM by offset masking of selected gates
US4365405A (en) * 1981-05-28 1982-12-28 General Motors Corporation Method of late programming read only memory devices
US4364165A (en) * 1981-05-28 1982-12-21 General Motors Corporation Late programming using a silicon nitride interlayer

Also Published As

Publication number Publication date
EP0073130A3 (en) 1985-01-16
JPS5830154A (ja) 1983-02-22
EP0073130A2 (en) 1983-03-02
US4467520A (en) 1984-08-28
DE3278182D1 (en) 1988-04-07
EP0073130B2 (en) 1993-05-12
EP0073130B1 (en) 1988-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0328832B2 (ja)
JP3013371B2 (ja) Eprom記憶トランジスタと論理トランジスタによる集積回路の製造法
US4755864A (en) Semiconductor read only memory device with selectively present mask layer
JPH07235649A (ja) 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
US5063170A (en) Semiconductor integrated circuit device and a method of producing the same
JPS5974677A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US5362662A (en) Method for producing semiconductor memory device having a planar cell structure
JPH0294472A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH06112503A (ja) 半導体記憶装置およびその製法
JPH05102436A (ja) 半導体メモリ装置とその製造方法
JPS60177678A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPH0864706A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置の製造方法
US5516715A (en) Method of producing static random access memory device having thin film transister loads
US4350992A (en) N-Channel silicon gate virtual ground ROM
JPH0855852A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH03194967A (ja) 半導体不揮発性メモリの製造方法
JP2856811B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置の製造方法
JPH0387063A (ja) プレーナセル構造のメモリセルアレイ
JPH08130263A (ja) 半導体装置
JP3088728B2 (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
JP2679146B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2573263B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3382024B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2869090B2 (ja) 半導体メモリ装置とその製造方法
JP3481134B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置とその製造方法