JPH03110974A - 偽画像除去方法 - Google Patents

偽画像除去方法

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JPH03110974A
JPH03110974A JP1249963A JP24996389A JPH03110974A JP H03110974 A JPH03110974 A JP H03110974A JP 1249963 A JP1249963 A JP 1249963A JP 24996389 A JP24996389 A JP 24996389A JP H03110974 A JPH03110974 A JP H03110974A
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Shoichi Umagoe
昌一 馬越
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • H04N1/4095Correction of errors due to scanning a two-sided document, i.e. show-through correction

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明は、画像読取装置で読取られた画像の中から偽
画像を除去する方法に関する。 (従来の技術) CCDイメージセンサ−などの固体撮像素子を用いた画
像読取装置で原画を読取った場合には、読取られた画像
がフレアやゴーストと呼ばれる偽画像を含むことがある
。偽画像は固体撮像素子を含む光学系の構成に起因して
いることが知られている。これらの偽画像は、光学系を
調整することによっである程度取除くことができる。 (発明が解決しようとする課題) しかし、光学系の調整のみでは偽画像を完全に除去する
のは困難であり、高精度を要する画像読取装置において
は、除去できないで残存する偽画像が問題となる。 (発明の目的) この発明は、従来技術における上述の課題を解決するた
めになされたものであり、画像読取装置で読取られた画
像の中から偽画像を容易に取除くことのできる偽画像除
去方法を提供することを目的とする。 (課題を解決するための手段) 上述の課題を解決するため、この発明の第1の構成では
、原画を読取って得られた画像から、前記原画内の絵柄
の真の画像と同形で真の画像から位置がずれて現れてい
る偽画像を除去する方法において、(a)  所定の形
状と濃度とを有する標章絵柄を含んだ標準原画の画像と
して、前記標準絵柄の偽画像を含まずに、その真の画像
のみを含む標準画像を準備し、(b)  前記標準原画
を画像読取装置で読取ることにより、前記標準絵柄の真
の画像と偽画像とを含む第1の画像を求め、(C)前記
第1の画像と前記標準画像との差をとることにより、前
記標準絵柄の偽画像のみからなる第2の画像を求め、(
d)  前記第2の画像と前記標準画像とを比較するこ
とにより、前記標準絵柄の真の画像と偽画像との位置関
係、およびその濃度比を求め、(e)  任意の原画を
前記画像読取装置で読取って得られた第3の画像から、
前記位置関係と濃度比とに基いて前記第3の画像に含ま
れる偽画像を求めるとともに、当該偽画像を前記第3の
画像から除去する。 また、この発明の第2の構成では、原画を読取って得ら
れた画像から、前記原画内の絵柄の真の画像の周囲に現
れている偽画像を除去する方法1こおいて、(a)  
所定の形状と濃度とを有する標準絵柄を含んだ標準原画
の画像として、前記標準絵柄の偽画像を含まずに、その
真の画像のみを含む標準画像を準備し、(b)  前記
標準原画を画像読取装置で読取ることにより、前記標準
絵柄の真の画像と偽画像とを含む第1の画像を求め、(
C)前記第1の画像と前記標準画像との差をとることに
より、前記標準絵柄の偽画像のみからなる第2の画像を
求め、(d)  前記標準絵柄の真の画像の濃度分布と
、前記第2の画像に含まれる前記標準絵柄の偽画像の濃
度分布との関係に基づいて、前記第2の画像または前記
標準絵柄の真の画像のいずれか一方から、所定の補正方
法に従って偽画像を算出するための補正データを求め、
(e)  任意の原画を前記画像読取装置で読取って得
られた第3の画像から、前記補正データに基づき、前記
補正方法に従って前記第3の画像に含まれる偽画像を求
めるとともに、当該偽画像を前記第3の画像から除去す
る。 (作用) 第1の構成における偽画像は、一般にゴーストと呼ばれ
るものである。この偽画像は真の画像と同形で真の画像
から位置がずれた画像として現れる。そこで、標準原画
を用いてその真の画像と1A画像との位置関係と濃度比
とを予め求めておく。 通常の原画を読取って画像(第3の画像)を7BBだ場
合には、前記位置関係とl8度比とを用いて第3の画像
に含まれる偽画像を求め、これを除去することができる
。 第2の構成における偽画像は、一般にフレアとn4ばれ
るものである。この偽画像は真の画像の周囲に現れる。 そこで、標準原画を用いて、その真の画像の濃度分布と
、偽画像の濃度分布との関係を調べ、この関係に基づい
て、標準絵柄の真の画像からt7* iI′lii 像
を算出するための補j′f−データを求める。そして、
通常の原画を読取って画像(第3の画像)を得た場合に
は、前記補正データを用いれば、第3の画像に八まれる
()画像を求め、これを除去することができる。 (実施例) 第1A図はこの発明の実施例を適用して偽画像(ゴース
ト)の除去を行う製版用スキャナの概略構成図である。 同図において、この装置は、外筺体1の上部開口に透明
の原画載置用ガラス板2が設けられており、この原画載
置用ガラス板2上に原画3を伏せた状、聾で載置する。 ハロゲンランプなどで構成された光源5からの照射光6
は、原画3の表面で反射されて、画像情報を含んだ光7
となる。この反射光7は、光学系8に含まれる第1〜第
3のミラー9〜11で順次反射された後、結像レンズ1
2によって、充電変換手段としてのCCDラインセンサ
13の受光面上に結像する。 このCCDラインセンサ13は、図の紙面に垂直な方向
にCCD素子を1次元的に配列して形成されている。し
たがって、この図の紙面に垂直な方向が主走査方向とな
る。 一方、CCDラインセンサ13の受光面に結1象した光
は、このCCDラインセンサ13で光電変換されて、画
素ごとの画像信号V  となる。そCD してこの画像信号V  は、画素ごとにA/D変CD 換器14−Cデジタル化された後に、ンエーデイング補
+F−回路15に順次!jえられる。このシェーディン
グ?r[i iL回路15は、原画3の表面における照
明のト均−性や、結像光学系8の結像作用の不均一性、
それに、CCI)ラインセン→J゛13を構成する谷C
CD素rの感度ト均一・性を捕iEするためのものであ
る。 このようなシェーディング補IFを受けて1すられる画
像信号V、は、スイッチ回路16を介し、て、ゴ スト
補正データ演算回路17と、画像処理回路】8とのうち
の一力に選択的にj−i、えられるようになっている。 画像処理回路18は、ゴースト補iに回路181と鮮6
)セ度強調回路182と倍率1’l!l整回路183と
を61えている。 第1B図は、ゴースト補正回路181とコースト補+E
データ演算回路17との内部構成を示すブロック図であ
る。 ゴースト補IFデータ演算回路17は、所定のテスh 
Ili′A稿(標準1す1画)の画像データ(標準画像
データ)を格納しておくメモリ17aと、減算器17b
と、ゴースト検出回路17cとを備えている。 ゴースト捕正データ演算回路17で求められたゴースト
補正データは、ゴースト補正回路181に入力され、格
納される。なお、ゴースト補1F0回路181の内部構
成については後述する。 複製すべき原画3が読取られて得られた画像信号VNは
、画像処理回路18に与えられ、この画像処理回路18
においてゴースト補正、アンシャープマスキング(鮮鋭
度強調処理)1倍率調整等の処理を受ける。こうして得
られた画像信号■2は、網点信号発生回路20に出力さ
れる。この網点発生回路20からの網点信号V  は、
&背光at 学変調器24の変調制御信号となる。 この音響光学変調器24にはレーザー光源21からのレ
ーザービーム22がミラー23を介して与えられている
。このM ’II光学変調器24は、上記網点信号V 
 に基いてこのレーザービーム2oL 2を変調してn光ビーム25を与える。この露光ビーム
25は、ガルバノミラ−26の振動によ−)て左右に振
られつつ、fθレンズなどによって形成された結像光学
系27を介して記録用の感光材28の表面に照射される
。このガルバノミラ−26の振動は、CCDラインセン
サ13におけるCCD素子の出力取出しタイミングと同
期して行なわれ、それによって主走査方向αの光走査が
達成される。 一方、光源5および第1のミラー9は、原画3に対して
図示のA方向へと相対的に並進移動させる機構(図示せ
ず)に固定されており、これによって、原画3をこのA
方向へと光走査する。これと同期して感光材28も図の
下方(−β)へと搬送され、それによって上記A方向へ
の読取り副走査と、図示のβ方向への記録副走査が達成
される。 ^−2.ゴースト補正の手順 第2図は、ゴースト補正の手順を示すフローチャートで
ある。第3図は、この手順における画像の例を示す概念
図である。 第2図において、まずステップS1でテスト原稿を用意
する。第3図(a)にテスト原稿011の例を示してい
る。このテスト原稿OtIは、黒色部0  と、黒色部
Oの中に配置されたiE方形ttb         
    tubの白色部Oとから構成されている。そし
て、lV 白色部Oの形状1位置、濃度および黒色部
【lν 0tubの濃度を、濃度計その他の計71−1器を用い
て測定する。そして、このn1定結果から、白色部0 
 の偽画像を含まない真の画像のみの画像をt +、 
w 標準画像として求め、ゴースト補正データ演算回路17
内のメモリ17aに格納する。 次に、ステップS2において、テスト原稿ot+を読取
る。このとき、第1A図のスイッチ回路16は、ゴース
ト補正データ演算回路17側に切換えられており、これ
によって画像信号VNがシェーディング補正回路15か
らゴースト補IEデータ演算回路17に与えられる。第
3図(b)にこのとき読取られた画像1.、を示す。こ
の画像’CIは、テスト原稿O内の白色部Oの11の画
像Ll            tlv ■  と偽画像I  とを含んでいる。偽画像Llv 
          tlw[’ tlvrは図中破線
で示されている。この偽画像’L1.vf’は一般にゴ
ーストと呼ばれているものであり、真の画像■  と同
形で濃度がやや高く (ま1w たは輝度がやや低く)、かつ、真の画像I  かLlw らずれた位置に現れている。 ステップS3では、画像Itlに基づいてゴースト補正
データ演算回路17がゴースト補正データを求める。こ
のとき、まず、第3図(C)に示すように、偽画像! 
 のみが画像■ttから分離されt1wf’ る。そして、偽画@!■  の位置と濃度(又は輝lv
4 度)がテスト原稿Oの白色部0  の位置と濃11  
        tlw 度(又は輝度)と比較される。そして、この結果からゴ
ースト補正データが算出される。 第4A図〜第4F図は、偽画像”Llwrの画像データ
の求め方を示す説明図である。第4A図はテスト原稿0
,1をCCDラインセンサー3が走査する様子を示して
いる。第4A図〜第4F図では便宜上、白色部Oを拡大
して示している。また、Llw 簡単のため、CCDラインセンサー3は8つのCCD素
子D  −D8を有しているものと仮定して■ いる。このとき、CCD素子D I ”” D sが並
んでいる方向Xが主走査方向であり、CCDラインセン
サ13の進行方向Yが副走査方向となる。 第4B図は、白色部Oの偽画像が無く、真lv の画像I  のみを含んでいる標準画像■  をLlw
              Llr示している。この
ような標準画像I  の画像デlr −タは、前述したように、ステップS1においてテスト
原稿O内の白色部Oの形状1位置。 tl            tlv 濃度および黒色部Oの濃度を測定することにlb よって求められる。仮に、テスト原稿0,1をCCDラ
インセンサー3で読取ることによって標準画像I  が
得られたとすると、標準画像I  のLlr     
           Llr画像データは、画素P 
−P1□までが黒色1画素[ P1□〜P14が白色・・・笠のような構成を有するこ
とになる。そこで、標皇画像I  の画像データI1r Dlr(以下、「標準画像データ」と呼ぶ。)も、この
構成に従って、第4C図に示すように作成される。図に
は、第4A図、第4B図と同様に黒色部には斜線が施さ
れている。標準画像データID【−よ、前述のように、
ステップS1においてゴースト補正データ演算回路17
内のメモリー7a(第1B図参照)に格納される。 なお、第4A図〜第4F図の例ではCCDラインセンサ
ー3が副走査方向Yに進行するに従って、CCD素了−
D  −D8のデータがシリアルにAl1 Dコンバーター4(第1A図参照)に伝送されるものと
している。従・って、各画素の主jjk査方向Xと副i
t査す向Yとの位置座標は、画素の番号1〜mによって
同時に指定される。 第4D図は、ステップS2において実際にテスト原稿O
を読取って得られた画像’ttを示す。 1 この画像r は偽画像■  を含んでいる。第4tt 
     ttvr E図に示すような、イヘ画像I  のみを含む画像【1
w「 ■  は次のようにして得られる。 [1「 1=l−1・・・(1) tlr  、tl   tlr 画1)!データを用いて書けば次の通り:+ D、、−
I D、 −E D!、       ・・(2)ここ
で、 1、ID  ・偽画像I  のみを含む画tur   
  ir      口V[像および画像データ 11D:(、%画像口  と真の画像 口”   t       t +、 w r■  と
を含む画像および画 1w 像データ !、ID:標準画像および標準画像デ tlr    lr −タ 第5A図〜第5C図は、それぞれ第4B図、第4D図お
よび第4F図のB   B2方向における画像データI
D  、ID  、ID、、の分布を示し1「1 ている。これらの図で、縦軸は輝度に相s3/+する画
像データのレベルを示している。第5A図に示す標準画
像データID  では、黒色部0  の固aIr   
     jib の画像データレベルVbに挟まれて、白色部0  の固
有の画像データレベルV のみが表わtlv     
                       vれ
ている。一方、テスト原稿0,1を読取って得られた画
像データID  では、偽画像■  の部分I    
    tlvf に一定のレベルV が加算されている。従って、前記(
2)式のように、画像データI D + とID、。 との差をδ画素ごとに求めれば、偽画像OL1wrの形
状・位置と、その画像データI D 1rのし・\ルV
 が求められる。」1記(2)式の差分は、第18図に
・Jkず減算器171〕によって求められる。第4F図
に、減算器171〕によって求められた画像デー タl
 I)  を示す。図において、黒色部は斜線部1[ で2j1シ、偽画像の部分は梨池部で示している。 第4C図と第4F図を比較すればわかるように、偽画像
I  の位置は、真の画像I  の位置カーロ、vr 
               Llvらドアビクセル
(−19−12)後ろにずれて0る。第1B図のゴース
ト検出回路17cは、このズレ隘とズレツノ向、および
真の画像l  と色画lv 像■  の画像データのレベルの比V  /V、とtl
vr                       
wを求める。 第1C図は、ゴースト検出回路17cの内部構成の詳細
を・Jζすブロック図である。メモリー7aに格納され
ていた標べへ画像データID、、は、ゴーストta出回
路17c内の第1の比較器171に人力され、所定の第
1の閾値THIと比較される。 第1の閾値TH1は、白色部の画像データレベル■ よ
りも低く、黒色部の画像データレベルよりν も高く設定されている。そして、第1の比較器171は
、標準画像データ10  のレベルが第1のl「 閾値THI以−Lの画素、すなわち白色部内の画素につ
いてのみ、その出力信号SllをHレベルに)′LLげ
ろ。一方、減算器17bによって求められた偽画像の画
像データID1rは、ゴースl−険出回路17c内の第
2の比較器172に人力され、所定の第2の閾値TH2
と比較される。第2の閾値TH2は、偽画像の画像デー
タレベルVgよりも低く、黒色部の画像データレベルV
bよりも高く設定されている。なお、第1と第2の閾値
THI。 TH2の具体的な値は経験的に決定される。第2の比較
器172は、偽画像の画像データI D lrのレベル
が第2の閾値TH2以上の画素、ずなわら偽画像の部分
に相当する画素についてのみ、その出力信号S2□をH
レベルに立上げる。 データコントローラ173は第1と第2の比較器1.7
1,172の出力信号S  、S  を受けて、11 
 2+ 3つの信号S  、S  、S  を出力する。このう
31  32   gd ち、信号S は、信号S1□と821のいずれか一方1 がHレベルに立上ると同時にHレベルに立上り、その後
信号S11とS21の他方がHレベルに立上るとLレベ
ルに立下る。カウンタ174はこの信号S を受けて、
信号S31がHレベルとなっている1 画素数をカウントする。そして、この画素数を表す、シ
フト量信号S を出力する。シフト量信号p S の値は、偽画像I  と真の画像■  のズgp 
        LlrLlw し量に対応している。出力信号Sg、(シフト方向信号
)は、偽画像■  が真の画像I  に対しtlvrL
lv て(+)方向または(−)方向のどちら側にずれている
かを示す信号である。すなわち、信号S1□が信号S2
1よりも早くHレベルに立上るとき(第4A図〜第4F
図のような場合)には、シフト方向信号Sg、は(+)
(例えばHレベル)の信号となる。逆に、信号S2□が
81□よりも早くHレベルに立上がるときには、シフト
方向信号Sgdは(−)(例えばLレベル)の信号とな
る。信号S32は、2つの信号S 、S がともにHレ
ベルのときに11  21 のみHレベルとなり、除算器175とゴミ均化回路17
6とを作動させる。除算器175は、標準画像データI
D  を偽画像の画像データIDtrで除[r 算する。除算器175は、信号S 、S がHし11 
 21 ベルとなる画素、すなわち、真の画像【  と偽lv 画像■  が画(IIL、(第4D図参照)上で重なt
lw「 っている画素においてのみ作動する。従って、その出力
信号S は、真の画像I  と偽画像51      
  Llv ■  の画像データのレベルの比V  /V、の値tl
vr                       
 vを表わしている。信号S5□の値は、平均化回路1
76に人力され、真の画像I  と偽画像’ tlvr
Llv が重なっている領域内のすべての画素にわたって平均化
される。平均化回路176は省略することも可能である
。但し、平均化を行えば、画像データのレベル比V  
/V  の値の精度が向上すると   g いう利点がある。平均化回路176の出力信号S は、
画像データのレベル比V /vgの平均gg     
                      v値を
表わすゲイン信号である。 以上のようにして求められたシフト量信号S1p シフト方向信号Sgdおよびゲイン信号Sggの値がゴ
ースト補正データを構成する。 第2図のステップS4では、ゴーストh[i +IE、
データをゴースト補正回路181に格納する。シフト量
信号S とシフト方向信号Sg、との値は、アトp レスコントローラ181a (第1B図参照)に格納さ
れる。また、ゲイン信号S g g O値はメモ1月8
1bに格納される。ステップS4は、例えばゴースト補
正データ演算回路17から出力された信号S、SS  
の値をオペレータが読取り、gpgd’  gg これらの値を図示しないキーボードなどを用いてゴース
ト補正回路181に人力してもよい。また、これらの値
がゴースト補正データ演算回路17から直接ゴースト補
正回路181に供給されるようにしてもよい。 ステップS5では、原画3として複製すべき原画を用い
、ゴースト補正を行いつつ画像記録を行う。このとき、
第1A図、第1B図のスイッチ回路16が切換えられて
、画像信号vNはゴースト補正回路181に供給される
。第3図(d)に、複製すべき原画Oの例を示す。この
原画0 は、a 人物の絵柄Oを含んでいる。第3図(e)には、原画O
aを読取って得られた画像■8を示す。この画像Iaは
、人物の絵柄OIの真の画像!、と色画@ I 、g(
ゴースト)を含んでいる。第1B図に示すように、画像
I は画像信号VNとしてゴ−スト補正回路181に供
給され、ラインメモリ181dに格納される。また、画
像信号VNは除算器181Cに入力され、メモリ181
bから除算器181Cに与えられたゲイン信号Sgg(
−V  /V  )によって除算される。この除算によ
w      g って画像I の画像信号のレベルが全体的に低下し、こ
れによって真の画像■ の画像信号のレベ麿 ルが偽画像11gの信号レベルにまで低下する。また、
偽画像■ の画像信号のレベルも低下して、1g 無視できる程度になる。このように信号レベルが低下し
た画像I  を第3図(「)に示す。画像gl ■  の画像データはラインメモリー81eに収gl 納される。アドレスコントローラー81aはシフト量信
号S とシフト方向信号Sgdとの値を格納p しており、これらの値に応じてラインメモリー81dま
たは181 e ?y1らの画像データの出力タイミン
グをシフトさせる。例えば、第3図や、第4A図〜第4
F図に示すように偽画像が真の画像よりも(+)側に、
すなわちビクセル番号が大きな側にずれているときには
、ラインメモリー81eに収納されている画像データを
、信号Sg、で示される画素数だけ遅らせて出力する。 このようにしてラインメモリ181eから出力される画
像1  は、第3図(g)に示すように、画像■ の8
g2a 偽画像■1と同等な画像を含んでいる。減り器181、
 fは、ラインメモリ181dから!jえられる画像1
 の画像データから、ラインメモリー81eから与えら
れる画像l  の画像データを減算g2 する。この結果、第3図(h)に示すように、偽画像■
 が除去された画像I が得られる。そして、mg  
                  aaこの画像I
 が感光材28」二に記録される。 aa 以上のように、まずテスト原稿を用いてゴースト捕11
ユデータを求め、このゴースト捕iFデータを格納した
ゴースト補正回路によって画像信号VNを処理すること
により、ゴーストと呼ばれる偽画像を除去することかで
きる。 B、フレア補正の実施例 第6A図は、この発明の他の実施例を適用して偽画像(
フレア)の除去を行う製版用スキャナの概略構成図であ
る。この製版用スキャナは、第1A図に示す製版用スキ
ャナのゴーストiti +E回路181とゴースト補正
データ演算回路17とを、それぞれフレア補正回路18
4とフレア捕11−データ演算回路19とて置換えたも
のである。フレアとは、真の画像のまわりに広がる「も
やJのような不定形の偽画像を言う。CCDラインセン
ザを用いた場合には、主走査方向のフレアが画質劣化の
主な原因となる。 第6B図は、フレア補正回路184とフレア補正データ
演算回路1つの内部摺成を示すブロック図である。フレ
ア補正データ演算装置19は、メモリ19aと減W、器
19bと7レア補Ir′、データ決定装W i 9 c
とを0iえている。 第7図は、フレア捕+F、の手順を示すブローチヤード
である。第8図はこの手順における画(τiの例を示す
概念図である。 まず、ステップSllでは、テスト原稿を用意する。第
8図(a)にテスト原稿ot2の例を示す。 このテスト原稿0,2は第3図(a)のテストIQ稿O
tlと同じものでもよい。そして、このテスト原稿Oの
フレアを含まない標準画像I  を、ゴL2     
          t2rスト補正の場合と同様に準
備する。第9A図は、テ、スト原稿012の標準画像デ
ータID2rのC1C2方向における分布を示す図であ
る。この標準画像データID2rは、フレア補正データ
演算回路】9内のメモリ19a(第6B図参照)に格納
される。 ステップ512では、テスト原稿Otlを第6A図の製
版用スキャナで読取る。このとき第6A図のスイッチ回
路16はフレア補正データ演算回路1つ側に切換えられ
ており、これによって画像信号VNはフレア補正データ
演算回路】9にM、えられる。第8図(b)にこのとき
読取られた画像It□を示す。この画像’12は、テス
ト原稿OL2内の白色部Oの真の画像l  と、主走査
方向Xにt2v       t2v 沿って広がる偽画像(フレア)I  、I  とを含r
1「2 んでいる。なお、第8図では、ゴーストによる1為画像
は無いものと仮定している。第9B図は、画像I の画
像データ■D2のC,−C2Jj向にお2 ける分布を示す図である。フレアによる1A画像1.1
「2の部分における画像データID  の値rl   
                         
    12は、白色部I  の信号レベルV よりも
かなりL2w                v低く
、白色部I  から離れるに従って低重して2v いく。 減算器19bは、次式の減算を行うことによって、フレ
ア成分のみを含む画像■  の画像デー2r りID2「を算出する。 I D2f= I D2− I D2r・(3)この減
算によって得られた画像■  を第8図2r (C)に示す。また、C−C2方向における画像データ
1D2rの分布を第9C図に示す。 フレア補正データ決定装置19cは、標準画像データI
D2.と、フレア成分のみを含む画像データ1D2rと
に基づいて、フレア補正データを決定する。フレア補正
データは、画像データID2に基づいて、そのフレア成
分のみを除去するような補正信号を得るためのデータで
ある。 フレア補正データの決定方法を説明する前に、まず、フ
レア補■4回路184における補itの方法について説
明する。フレア補正回路184は、デジタル鮮鋭度強調
処理に類似した方法によってフレア成分の除去を行って
いる。 第6B図において、主走査線1本分の画像信号VNがス
イッチ回路16からフレア補正回路184に′4えられ
ると、この画像信号VNの値がラインメモリ184aに
収納される。第1. OA図に、主走査線1本分の画像
信号VNの例を示す。図において、横軸は主走査座標、
縦軸は画像信号のレベルを示す。 ボケ信号作成部184bは、画像信号vNに基づいて、
第10B図に示すようなボケ信号V、を作成する。第6
C図はフレア補正回路184の内部構成をより詳細に示
すブロック図である。ボケ信号作成部184bは、n個
のラインメモリLM1〜LM、と、n個の乗算器M1〜
Moと、2つのROM41.42と加算器43とを備え
ている。1主走査線の画像を表わす画像信号VNは、n
個のラインメモリLM、〜LM、に同時に並列に人力さ
れ、収納される。すなわち、ラインメモリLMl−LM
oのそれぞれが、同じ画像信号VNを収納する。各ライ
ンメモリLM、〜LM。 は主走査線1本分の両像信号vNの値を収納できる容量
を有している。 各ラインメモリLM1〜LNnに収納された画像信号V
Nの値は、ROM41によって指定されたタイミングで
各ラインメモリがら出力される。 そして乗算器M1〜M0でそれぞれ重み係数a(1) 
(1−1−n)が画像信号VNに掛は合わされた後、加
算器43で加算される。第11図は乗算器M!〜Moで
使用される重み係数a (i)の例を示す図である。図
において、横軸はラインメモリLM1〜LMoの番号i
である。また、ここではnm7としている。また、ライ
ンメモリの番号iに対応して、各ラインメモリの出力タ
イミングの遅れΔXを示している。例えば、ラインメモ
リLM5のタイミング遅れΔXの値は+1である。 これは、ラインメモリLM5から画像信号VNが出力さ
れるタイミングがラインメモリ184aがら画像信号V
Nが出力されるタイミングよりも1画素分だけ遅いこと
を示している。このような重み係数a (1)はROM
 42から各乗算器M1〜M に与えられる。 第12図は、乗算器M1〜M、と加算器43の動作を説
明する図である。まず、ラインメモリLM1〜LMnに
、第12図(h)に破線で示すような画像信号vNが与
えられたと仮定する。ラインメモリL M iが出力さ
れ、乗算器Mtで乗算された画像信号a (1)  ・
VOを、第12図(a)に示している。この画像信号a
(1)・Voは、もとの画像信号V。よりも3画素分だ
け早いタイミングで出力される信号となっている。同様
に、各ラインメモリLM  −LM7から出力され、乗
算器M2〜M7でそれぞれ乗算された画像信号a(2)
vN−a(7)・vNを、それぞれ第12図(b)〜第
12図(g)に示している。なお、これらの画像信号で
はフレア成分の信号値が、通常無視できる程度に十分に
小さくなるので、フレア成分の図示を省略している。こ
れらの画像信号a(1)・v。 〜a(7)・voを加算器43で加算すると、第12図
(h)に示すようなボケ信号Vuが得られる。 ボケ信号Vuの中央部分は、もとの信号V。の中央部分
と同じレベルを有しており、もとの信号Voの両端部(
階段部)において、なだらかにレベルが変化する信号で
ある。なお、このようなボという条件を満足するように
係数a(1)を決めておけばよい。 第10B図に示すボケ信号vUも第12図のボケ信号■
。と同様にして作成されたものである。 但し、第1. OB図では簡単のため、ボケ信号V。 のすそ部分を曲線で示している。 第6C図の減算器184cは、ラインメモリ184aか
ら供給されるもとの画像信号vNから、ボケ信号Vuを
差引いて、第10C図に示す差分信号V を得る。差分
信号vNUはプラスカット回O 路184dに与えられてプラス成分がカットされ、マイ
ナス成分だけが残る。すなわち、差分信号vNUを互い
に異符合の2つの信号部分に分けたとき、もとの画像信
号VNが表わす画像の外周側に存在する方の信号部分V
、のみが残される。このようにして得られたのが第10
D図に示すフレア補止信号V である。このフレア補正
信号■、は、「 もとの画像信号VNのフレア成分と分布形状がほぼ笠し
く、符号が逆になっている。従って、加算器1.84 
eにおいて、もとの画像信号VNとフレア補1[−信号
V「とを加算すれば、画像信号V9からフレア成分を取
除くことができる。 以上のようなフレア補正の方法においては、フレア補正
データは、ROM42に格納されている市み係数a(1
)の値と、ROM41に格納されている出力タイミ〉・
グ(すなわち、第11図のずれごΔX)とで構成される
。ずなわち、フレア補il、データは、重み係数a (
1)の分布である。 第6B図のフレア捕1丁データ決定装置19cは、補1
■データとして重み係数a(1)の分41を決定する。 二の決定は、例えばオペレータが車み係数aH)の分布
を図示しないキーボードなとによりフレア補正データ決
定装置19cに人力し、フレア補iE回路184におけ
る上述の補正動作をシミュレーションするようにしても
よい。すなわち、フレア補正データ決定装置19Cは入
力された重み係数a(1)の分布に基づいて、標準画1
9データID (第9A図参照)または画像データID
2の2「 いずれか一方からフレア補正信号を作成する。このフレ
ア補正信号が第9C図のフレア成分ID2rと逆符号で
ほぼ同形状の信号になるように、オペレータが重み係数
a (りの分布を調整すればよい。 この場合、フレア補正データ決定装置19eと【7て、
パーソナルコンピュータなどを用いることができる。な
お、フレア成分ID2「の主走査JJ゛向Xの長さ1 
.1  が、白色部の両側で異なるとき2 は、例えば、より長い方のフレア成分を除去できるよう
にフレア補正データを求めておけばよい。 フレア補正データとしての重み係数a (i)の分布は
、標準画像データ■D2rとフレア成分のみの画像デー
タID2.とに基づいて、フレア捕1[゛データ決定装
置1つが自動的に決定してもよい。この場合、まずフレ
ア成分のみの画像データID2「からボケ信号VUの形
状を逆算し、このようなボケ信号vUを与えるような重
み係数a (i)の分布を求めればよい。ボケ信号■U
の形状と重み係数a (i)の分(Ii形状には一定の
密接な関係がある。 すなわち、第12図(h)のボケ信号Vuの形状は、重
み係数a (+)の累積値Σa(1)の分41形状と相
似である。このような関係を定式化してフレア補d−デ
ータ決定装置IQeに予め人力しておけば自動的にフレ
ア捕+T’、データを基めることも可能である。 なお、上記のボケ信号の作成方法は、デジタル鮮鋭爪弾
1週処理(以下[デジタルUSMJと呼ぶ。)における
ボケマスク信号の作成方法と同一である。 デジタルU S Mては、重み係数a (1)を「マス
クの重みづけ」と呼び、また、係数a (1)の個数n
をマスクサイズと呼んでいる。 第7図のステップS14では、フレア補IFデータを、
フレア補iE回路184に格納する。この実施例では、
ROM 42に予め多数の重み係数a (1)の値が書
込まれており、ROM42から各乗算回路M、−Mnに
呼出すデータのアドレスを指定することによって、実質
的に重み係数a (i)の値を設定している。なお、R
OM42に乗p回路M1〜Moの機能を持たせて、乗算
回路M+〜M を省略することもてきる。この場合には
、R0M42に重み係数a(1)と画像信号VNの乗算
結果a (i)  ・V、、8T−め杏込んでおき、各
ラインメモリLM、〜LMoからROM42に画像信号
VNをアドレスとして与えて、書込まれていた乗算結果
を出力するようにすればよい。このようにすれば、乗算
の演算が不要なので、処理速度を早くてきるという利点
がある。ROM41には、出力タイミングの多数の値が
予め格納されており、ROM41から各ラインメモリL
M、−LMo呼出すデータ(出力タイミング値)のアド
レスを指定することによって、実質的に重み係数a (
i)の分布の幅(マスクサイズ)を設定している。 ステップ51.5では、原画3として複製すべき原画を
用い、フレア補正を行いつつ画像記録を行う。このとき
、第6A図、第6B図のスイ・ソチ回路16は、フレア
補正回路184側に切換えられている。第8図(d)に
、複製すべき原画01.の例を示す。この原画Obは、
人物の絵柄oIlを含んでいる。第8図(e)には原画
Obを読取って得られた画像Ibを示す。この画像1b
には、人物の画像I と、その両側に(主走査方向に)
、フレ■ 7画(11、I   が現れている。このような蒙「l
     mr2 画像!、の画像信号VNは、フレア補正回路184に供
給され、既に第10A図〜第1oD図に即して説明した
ように、フレア成分のみを含む画像の画像信号(フレア
補正信号)■、が作成される。 そしてもとの画像信号vNからフレア成分が除去される
。第8図(「)には、フレア補正回路184内で作成さ
れるフレア補正信号Vrが表す画像■b「を示している
。また、第8図(g)には、フレア成分が除去された画
像’bbを示している。そして、この画像Ibbが感光
材28上に記録される。 以上のように、まずテスト原稿を用いてフレア補正デー
タを求め、このフレア補正データを格納したフレア補正
回路によって画像信号vNを処理することにより、画像
のフレア成分を除去することができる。 C8変形例 この発明は、上記実施例に限られるものではなく、たと
えば次のような変形も可能である。 ■ 上記実施例ではモノクロ画像の処理について説明し
たが、カラー画像についてもこの発明は適用可能である
。カラー画像についてゴースト補正やフレア補正を行う
場合には、各色分解信号R1G、Bごとにゴースト補正
データやフレア補正データを求め、各色分解信号R,G
、Bごとに補iT’−を行ってもよい。 ■ ゴースト補正データ演算回路17やフレア補正デー
タ演算装置19は、製版用スキャナの内部に組込まれて
いるものとしたが、これらを独立の外部装置として構成
してもよい。 ■ ゴースト補正データは、偽画像が真の画像からずれ
ているシフト量(画素数)とシフト方向とを含むものと
した。しかし、これらのデータは、真の画像と偽画像の
位置関係を示すデータであれば、他の形式のデータでも
よい。たとえば、主走査方向と副走査方向とで、それぞ
れズレ方向とズレ量を規定するようにゴースト補正デー
タを構成してもよい。 ■ フレア補正回路184内のボケ信号作成部184b
のかわりに、デジタル05M回路を用いてボケ信号を作
成してもよい。この場合、マスクサイズとマスクの重み
づけがフレア補正データとしてデジタル05M回路に与
えられる。なお、デジタルUSMの処理方法については
、例えば特開昭59−141871号公報に詳述されて
いる。 ■ フレア補正は主走査方向についてのみ行うものとし
たが、副走査方向について行ってもよい。 ■ 上記実施例では、原画を読取った画像にゴーストか
フレアの一方だけが現れている場合について説明した。 しかし、読取った画像にゴーストとフレアが両方とも現
れている場合がある。このような場合には、まずゴース
トとフレアの偽画像のうち、より明瞭に現れている方の
偽画像を上述の手順で補正する。そして、次に、より微
弱な偽画像を補正するようにすればよい。また、このよ
うな場合を考慮して製版用スキャナにゴースト補正回路
181とフレア補正回路184とを両方とも備えておく
ようにしてもよい。 (発明の効果) 以上説明したように、この発明の第1の構成では、標準
原画を用いて真の画像と偽画像との位置関係および濃度
比を予め求めておき、この位置関係と濃度比とに基いて
任意の画像内に含まれる偽画像を除去するので、画像読
取装置で読取られた画像の中から偽画像を容易に取除く
ことができるという効果がある。 また、この発明の第2の構成では、標準画像を用いて真
の画像と偽画像との濃度分布の関係から補正データを予
め求めておき、この補正データに基づいて任意の画像内
に含まれる偽画像を除去するので、画像読取装置で読取
られた画像の中から偽画像を容品に取除くことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1A図ないし第1C図は、この発明の第1の実施例に
適用する装置の構成を示すブロック図、第2図は第1の
実施例のrIKRを示すフローチャ=1・、 第3図は、第1の実施例における画像の例を示す図、 第4八図ないし第4F図は、第1の実施例における偽画
像の算出方法を示す図、 第5A図ないし第5C図は、それぞれ第4B図。 第4D図および第4E図の画像データの分njを示す図
、 第6A図ないし5第6C図は、この発明の第2の実施例
に適用する装置の構成を示すブロック図、第7図は、第
2の実施例の手順を示すフローチャー ト、 第8図は、第2の実施例における画像の例を示す図、 第9 A図ないし第9C図は、第8図の画像の画像の画
像データの分布を示す図、 第10A図ないし第10D図は、第2の実施例における
フレア補正信号の作成方法を示す図、第11図は、第2
の実施例における重み係数の分布を示す図、 第12図は、第2の実施例におけるボケ信号の作成方法
を示す図である。 0.0t2・・・デスト原稿(標準原画)、’Ll”t
2・・・標準画像、 0 .0  ・・・白色部(標準絵柄)、Llw   
j2w 1   、O・・・真の画像、 L v   t2警

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原画を読取って得られた画像から、前記原画内の
    絵柄の真の画像と同形で真の画像から位置がずれて現れ
    ている偽画像を除去する方法であって、 (a)所定の形状と濃度とを有する標準絵柄を含んだ標
    準原画の画像として、前記標準絵柄の偽画像を含まずに
    、その真の画像のみを含む標準画像を準備し、 (b)前記標準原画を画像読取装置で読取ることにより
    、前記標準絵柄の真の画像と偽画像とを含む第1の画像
    を求め、 (c)前記第1の画像と前記標準画像との差をとること
    により、前記標準絵柄の偽画像のみからなる第2の画像
    を求め、 (d)前記第2の画像と前記標準画像とを比較すること
    により、前記標準絵柄の真の画像と偽画像との位置関係
    、およびその濃度比を求め、(e)任意の原画を前記画
    像読取装置で読取って得られた第3の画像から、前記位
    置関係と濃度比とに基いて前記第3の画像に含まれる偽
    画像を求めるとともに、当該偽画像を前記第3の画像か
    ら除去することを特徴とする偽画像除去方法。
  2. (2)原画を読取って得られた画像から、前記原画内の
    絵柄の真の画像の周囲に現れている偽画像を除去する方
    法であって、 (a)所定の形状と濃度とを有する標準絵柄を含んだ標
    準原画の画像として、前記標準絵柄の偽画像を含まずに
    、その真の画像のみを含む標準画像を準備し、 (b)前記標準原画を画像読取装置で読取ることにより
    、前記標準絵柄の真の画像と偽画像とを含む第1の画像
    を求め、 (c)前記第1の画像と前記標準画像との差をとること
    により、前記標準絵柄の偽画像のみからなる第2の画像
    を求め、 (d)前記標準絵柄の真の画像の濃度分布と、前記第2
    の画像に含まれる前記標準絵柄の偽画像の濃度分布との
    関係に基づいて、前記第2の画像または前記標準絵柄の
    真の画像のいずれか一方から所定の補正方法に従って偽
    画像を算出するための補正データを求め、 (e)任意の原画を前記画像読取装置で読取って得られ
    た第3の画像から、前記補正データに基づき、前記補正
    方法に従って前記第3の画像に含まれる偽画像を求める
    とともに、当該偽画像を前記第3の画像から除去するこ
    とを特徴とする偽画像除去方法。
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