JPH02185658A - エンジンの吸気構造 - Google Patents

エンジンの吸気構造

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Publication number
JPH02185658A
JPH02185658A JP334789A JP334789A JPH02185658A JP H02185658 A JPH02185658 A JP H02185658A JP 334789 A JP334789 A JP 334789A JP 334789 A JP334789 A JP 334789A JP H02185658 A JPH02185658 A JP H02185658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake passage
independent intake
surge tank
opening
independent
Prior art date
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Pending
Application number
JP334789A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Arakawa
幸雄 荒川
Takayuki Tanaka
隆行 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH02185658A publication Critical patent/JPH02185658A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、エンジンの吸気構造に関するものであり、さ
らに詳細には、限られたスペース内に、十分に長い独立
吸気通路を設けることのできるエンジンの吸気構造に関
するものである。
先行技術 慣性過給を利用して吸気の充填量を高めるためには、独
立吸気通路の長さを十分に大とする必要のあることはよ
く知られており、エンジンルーム内の限られたスペース
内に、十分な長さを持った独立吸気通路を設けるために
、独立吸気通路を湾曲させて、エンジンの格上刃に設け
られた矩形側断面形状を有するサージタンクの側面に接
続させる方法が、広く採用されている。
他方、多気筒エンジンにおいては、吸気系を取り付ける
ための作業スペースを確保するとともに、燃料分配手段
などを設けるスペースを確保するため、各気筒の独立吸
気通路を中央部に寄せて、サージタンクに接続させるよ
うに配置する方法が提案されていた。
しかし、このように、各気筒の独立吸気通路を中央部に
寄せて、サージタンクに接続させる場合には、独立吸気
通路の長さが、中央部の気筒はど短くなってしまい、同
様の慣性過給効果を得ることができないという問題があ
り、このため、独立吸気通路をサージタンク内に突出さ
せ、その突出量を中央部の気筒の独立吸気通路はど太き
(させることにより、各気筒の独立吸気通路の長さが等
しくなるように構成したエンジンの吸気構造が提案され
ている(たとえば、実開昭55−114355号など)
発明の解決しようとする問題点 しかしながら、サージタンクの長手方向に直交する方向
のエンジンルームの長さが制約されている自動車にあっ
ては、矩形側断面形状を有するサージタンクの側面に、
独立吸気通路を開口させることは、他の部品との干渉が
生じて、不可能であり、従来の方法では、限られたスペ
ース内に、十分に長い独立吸気通路を設けることはでき
ないという問題があった。
発明の目的 本発明は、エンジンの路上刃に設けられたサージタンク
と該サージタンクの長手方向に開口した複数の独立吸気
通路を有するエンジンの吸気構造において、限られたス
ペース内に、十分に長い独立吸気通路を設けることので
きるエンジンの吸気構造を提供することを目的とするも
のである。
発明の構成 本発明のかかる目的は、サージタンクを、独立吸気通路
が接続される側に傾斜面を有し、その側断面が略多角形
となるように形成し、前記独立吸気通路の少なくとも一
部が、前記サージタンクの前記傾斜面に沿って、該サー
ジタンク内に突出するように、前記独立吸気通路を設け
ることによって達成される。
本発明によれば、サージタンクを、独立吸気通路が接続
される側に傾斜面を存し、その側断面が略多角形となる
ように形成しているため、サージタンクの長手方向に直
交する方向のエンジンルームの長さが制約されている自
動車においても、サージタンクを限られたスペース内に
容易に配置することが可能となるとともに、少なくとも
一部の独立吸気通路を、サージタンクに形成された傾斜
面に沿って、該サージタンク内に突出するように設けて
いるため、他の部品との干渉を生じることな(、限られ
たスペース内において、独立吸気通路の長さを最大限長
くすることが可能になり、また、各独立吸気通路の長さ
を均等にすることが可能となる。
本発明の好ましい実施態様においては、独立吸気通路は
湾曲して設けられるとともに、上流側吸気通路のサージ
タンクへの開口部は前記傾斜面に対向するように設けら
れる。このように、独立吸気通路を湾曲して設けること
により、独立吸気通路の長さをさらに長くすることが可
能になり、さらには、上流側吸気通路のサージタンクへ
の開口部を傾斜面に対向するように設けているので、上
流側吸気通路よりサージタンク供給された吸気を、傾斜
面の内面を沿って流れ、独立吸気通路にスムーズに流入
させることが可能になり、吸気抵抗を増大させることな
く、限られたスペース内に、十分長い独立吸気通路を設
けることが可能になる。
本発明の他の好ましい実施態様においては、サージタン
クの傾斜面が、サージタンクの側断面において十分長く
なるように、サージタンクが形成される。このように構
成することにより、独立吸気通路のサージタンク内への
突出量を広い範囲で変化させることができるから、多気
筒エンジンにおいて、独立吸気通路をサージタンクの中
央部に寄せて、サージタンクに接続することに起因する
独立吸気通路の長さの差を解消し、各独立吸気通路の長
さを等しくすることがきわめて容易となる。
また、本発明の他の好ましい実施態様においては、すべ
ての独立吸気通路は、サージタンクの傾斜面に沿って、
サージタンクに接続されるように配置されている。この
ように構成することにより、他の部品との干渉を生じる
ことなく、限られたスペース内に、十分に長い独立吸気
通路を配置することができる。
本発明のさらに他の好ましい実施態様においては、上流
側吸気通路をサージタンクの略中央部に開口させるとと
もに、サージタンクの中央部より離れた位置に開口する
独立吸気通路の開口部の外側には、容積部が設けられ、
サージタンクの中央部より離れた独立吸気通路はど、そ
の容積部の容積が大きくなるように構成される。上流側
吸気通路を略中央部に開口させる場合には、サージタン
クの中央部近傍の上流側吸気通路の開口部に対向する位
置に開口部を有する独立吸気通路には、上流側吸気通路
から供給される吸気の動圧の作用により、速やかにかつ
スムーズに吸気を導入することが可能であるが、サージ
タンクの中央部から離れた位置に、その開口部が設けら
れ、その開口部が上流側吸気通路の開口部と対向する位
置にない独立吸気通路には、上流側吸気通路からの動圧
の作用によって吸気を導入することができず、専ら吸気
負圧によってのみ、吸気が導入されることになるので、
サージタンクの長手力向略中央部に開口部が設けられた
独立吸気通路に比べて、速やかに十分な量の吸気を導入
することが必然的に困難になり、急加速に対する応答性
などが低下するという問題が生じ得るが、上記のように
構成することにより、上流側吸気通路より供給される吸
気の動圧の影響を受けに((なる、開口部の位置がサー
ジタンクの中央部より離れた独立吸気通路はど、その開
口部の外側に容積の大きい容積部が存在するようにサー
ジタンクが構成されているため、各独立吸気通路に対し
て、均一に吸気を導入することが可能となり、複数の独
立吸気通路のいずれにも、吸気を速やかにかつスムーズ
に導入することができ、急加速に対する応答性などを大
幅に向上させることが可能となる。
本発明の他の好ましい実施態様においては、上流側吸気
通路をサージタンクの略中央部に開口させるとともに、
サージタンクの中央部より離れた位置に開口部を存する
独立吸気通路はど、その開口部におけるサージタンクの
断面積が大きくなるように構成される。このように構成
することにより、上述した実施態様の場合と同様に、複
数の独立吸気通路のいずれにも、吸気を速やかにかつス
ムーズに導入することができ、急加速に対する応答性な
どを大幅に向上させることが可能となる。
実施例 以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、詳
細に説明を加える。
11図は、本発明の実施例にかかるエンジンの吸気構造
の略平面図であり、第2図は、その略正面図で、その一
部には、A−A線路断面図が示されている。第3図、第
4図および第5図は、それぞれ、第2図のB−B線路断
面図、c−c線路断面図およびD−D線路断面図である
第1図ないし第5図に右いては、FRf!エンジンの吸
気構造が示されており、第1vAおよび第2図に示され
るように、エンジン本体5oの路上方に設けられたサー
ジタンクlの長手方向に沿って、順に、第1独立吸気通
路2、第2独立吸気通路3、第3独立吸気通路4および
第4独立吸気通路5が、それぞれ、第1開口B6、第2
開口B7、第3開口部8および第4開口159において
、サージタンクlの側部に開口している。第2図および
第3図に示されるように、第1独立吸気通路2および第
4独立吸気通路5の第1開口B6および第4開口B9は
、第2独立吸気通路3および第3独立吸気通路4の第2
開口W&?および第3開口部8より、下方に位置してい
る。第1図にふいて、51はフランジ部であり、52は
スペーサである。
第1独立吸気通路2、jf!2独立吸気通路3、第3独
立吸気通路4およびjf!4独立吸気通路5の他端は、
それぞれ、サージタンク1の略下方に設けられたエンジ
ンの各気筒に接続され、また、′s1独立吸気通路2、
第2独!吸気通路3、第3独立吸気通路4ふよび第4独
立吸気通路5は、それぞれ、サージタンクlと一体に形
成された部分と、気筒側の部分とからなり、これらを結
合することによって形成されている。第5図を参照すれ
ば、第3独立吸気通路4は第3気筒1oに接続され、ま
た、サージタンクlと一体に形成された部分と、′M3
気筒10に接続された・部分きが、結合aBllにおい
て結合されて、第3独立吸気通路4が形成されてふり、
他の独立吸気通路2.3.5も同様に形成されている。
第5図において、53はシリンダヘッドカバー、54は
インジェクタ、55はフコエルディストリビ二一タパイ
プであり、第1図の56は、独立吸気通路のサージタン
クlと一体に形成された部分と各気筒に接続された部分
とを結合部11において、結合するためのボルト孔であ
る。
第1図に示されるように、第1独立吸気通路2、第2独
立吸気通路3、第3独立吸気通路4および第4独立吸気
通路5は、それぞれ、湾曲しながら、サージタンクlよ
り離れるにつれて、第1図において、左右に拡がるよう
にして、各気筒に接続されている。すなわち、第1独立
吸気通路2、第2独立吸気通路3、第3独立吸気通路4
および第4独立吸気通路5は、それぞれ、各気筒より、
湾曲しながら、サージタンク1の中央部に向かって延び
、サージタンク1の中央部に寄せられるように配置され
ている。こうして、吸気系を取り付けるための作業スペ
ースを確保するとともに、燃料分配手段などを設けるス
ペースの確保が図られている。
とくに第3図に明瞭に示されているように、サージタン
クlの側断面は、矩形ではなく、上下方向に長い6角形
断面形状をなしており、独立吸気通路が接続される側に
、長い傾斜面12を有している。このようにサージタン
ク1を形成することにより、横置エンジンで、エンジン
ルームの車体前後方向の長さが制約されている場合にも
、他の部品と干渉することなく、エンジンルーム内の限
られたスペースに、十分な容積を有するサージタンクl
を配!することが可能になる。
第3図、第4図および第5図に示されているように、*
1独立吸気通路2は、傾斜面12の延長面に沿って延び
、サージタンクlの側面の第1開口部6において、サー
ジタンク1の側面に接続されてふり、他方、第2独立吸
気通路3および第3独立吸気通路4は、傾斜面12の延
長面に沿って延び、サージタンクl内に突出して、それ
ぞれ、第2開口B7および第3開口部8において、開口
するように形成されている。図示されてはいないが、第
4独立吸気通路5も、第1独立吸気通路2と同様に、傾
斜面12の延長面に沿って延び、サージタンク1の側面
の第4開口部9において、サージタンク1に接続されて
いる。
このように、第1独立吸気通路2、′!J2独立吸気通
路3、第3独立吸気通路4および第4独立吸気通v&5
は、いずれも、サージタンク1の傾斜面12の延長面に
沿って延びるように配置されているので、エンジンルー
ムの車体前後方向の長さが制約されており、サージタン
クlの傾斜面12のサージタンクlとは反対側の空間に
、他の部品を設ける必要がある場合、にも、他の部品と
の干渉を防止しつつ、その長さを最大限長くすることが
可能になる。
また、第1独立吸気通路2、第2独立吸気通路3、第3
独立吸気通路4および第4独立吸気通路5を、サージタ
ンクlの中央部に寄せて配置しているため、各気筒とサ
ージタンクlの接続部との間の距離が独立吸気通路によ
り一定でなくなり、′M1独立吸気通路2および第4独
立吸気通路5が長(、第2独立吸気通路3および第3独
立吸気通路4が短くなるが、第2独立吸気通路3および
第3独立吸気通路4をサージタンクl内に突出させて形
成することにより、jJ1独立吸気通路2および第4独
立吸気通路5と等しくすることが可能になり、均一な慣
性過給効果を得ることが可能になる。ここに、傾斜面1
2の長さが十分に大きくなるように、サージタンク1を
形成しているから、第2独豆吸気通路3および第3.独
立吸気通路4の突出量を広い範囲で変化させることがで
き、多気筒エンジンにおいて、独立吸気通路をサージタ
ンクの中央部に寄せて、サージタンクに接続することに
起因する独立吸気通路の長さの差を解消し、各独立吸気
通路の長さを等しくすることがきわめて容易となる。
第1図および第3図に示されるように、上流側吸気通路
13は、サージタンク1の傾斜面12に対向する側面に
、サージタンク1のほぼ中央部で接続されている。この
ため、上流側吸気通路13よりサージタンクl内に導入
される吸気は、傾斜面12の内面に衝突して、内面に沿
って流れ、各独立吸気通路2.3.4および5内にスム
ーズに流入するから、吸気抵抗を十分小さ(維持するこ
とが可能になる。第1図および第3図において、14は
、上流側吸気通路13内に設けられたスロットルバルブ
である。
また、サージタンク1は、第1独立吸気通路2の第1開
ロ部6i6よび第4独豆吸気通路5の第4開口部9の外
側に、それぞれ容積部15.16を有している。このよ
うに、サージタンクlの中央部より離れた位置に開口し
ている第1独立吸気通路2の第1開口B6および第4独
立吸気通路5の第4開口部9の外側に、それぞれ容積部
15および16を設けることにより、開口部の上流側吸
気通路13との相対的位置かかわらず、独立吸気通路へ
の吸気導入を均一に維持することが可能となる。すなわ
ち、本実施例においては、上流側吸気通路13は、サー
ジタンクl中央部に開口しているので、その開口部7.
8がサージタンク1の中央部に設けられ、上流側吸気通
路13の開口部と対向する位置にある第2独立吸気通路
3および第3独立吸気通路4には、上流側吸気通路13
よりサージタンクl内へ導入された吸気を、動圧の作用
によって、スムーズに流入させることが可能である。し
かし、サージタンク1の中央部から離れた位1に、その
開口B6.9が設けられた第1独立吸気通路2および第
4独立吸気通路5の開口部6.9は、上流側吸気通路1
3と対向する位置にはないため、上流側吸気通路13か
らの動圧の作用により吸気を導入することができず、し
たがって、第1独立吸気通路2ふよび第4独立吸気通路
5には、専ら、吸気負圧によってのみ、吸気が導入され
ることになるので、各独立吸気通路に対応するサージタ
ンク1の容積が均一である場合には、必然的に、第1独
立吸気通路2および第4独立吸気通路5に、速やかに十
分な量の吸気を導入することが困難になり、急加速に対
する応答性などが低下してしまう。そこで、本実施例に
おいては、上流側吸気通路13の開口と対向する位置に
、その開口部6.9がない第1独立吸気通路2および第
4独立吸気通路5の外側に容積の大きい容積部15.1
6が存在するように、サージタンクlを構成し、上流側
吸気通路13の開口と対向する位置に開口部7.8を有
する第2独立吸気通路3および第3独立吸気通路4に比
して、第1独立吸気通路2および第4独立吸気通路5に
対応するサージタンクlの容積を大きくして、各独立吸
気通路2.3.4および5に同様に吸気が導入し得るよ
うに構成している。
さらに、排気ガスの一部を吸気系にリサイクルし、燃焼
温度を下げ、窒素酸化物の生成を抑制するための排気還
流通路17がサージタンク1の底面に沿って設けられて
おり、第1図、第4図および第5図に示されるように、
その開口部18は、サージタンク1の長手方向中央部に
おいて、上方に向かって、サージタンク1内に突出する
ように設けられている。このように排気還流通路17の
開口部18を、サージタンク1内に突出するように設け
ることにより、水やオイルが排気還流通路17内に流入
し、排気還流通路17内に設けられた図示しないバルブ
に固着して、バルブの機能を損なうことを効果的に防止
することができる。さらに、排気還流通路17の開口部
18は、上下方向において、第1独立吸気通路2および
第4独立吸気通路5の開口部6.9と第2独立吸気通路
3および第3独立吸気通路4の開口部7.80間に位置
させられてふり、このため、各独立吸気通路に均一に排
気還流ガスを供給することが可能となるとともに、排気
還流通路17の開口部18は、サージタンクlの中央部
に設けられ、上流側吸気通路13の開口部より供給され
る吸気の流れに向けて、排気還流ガスを供給可能に構成
されているので、サージタンク1内にリサイクルされた
排気還流ガスは、上流側吸気通路13の開口部より供給
された吸気と十分混合され、排気還流ガスを各独立吸気
通路に均一にリサイクルすることが可能1、:なる。
第6図は、本発明の他の実施例にかかるエンジンの吸気
構造の略平面図であり、第7図はその略E矢視図、第8
図はその略F矢視図、第9図はそのG−G線路断面図、
第1θ図はそのH−H11断面図、第11図はそのl−
111略断面図をそれぞれ示し、’l112図は、第7
図のJ−J線路断面図である。
第6図より明らかなように、前記実施例と同様にして、
図示しないエンジン本体の略下方に設けられたサージタ
ンクlの長手方向に沿って、順に、第1独立吸気通路2
、第2独立吸気通路3、第3独立吸気通路4および第4
独立吸気通路5が、それぞれ、第1開口部6、第2開口
部7、第3開口部8および第4開口部9にふいて、サー
ジタンクlの側部に開口し、第7図および第12図に示
されるように、第1独立吸気通路2および第4独立吸気
通路5の第1開口部6および第4開口部9は、第2独立
吸気通路3および第3独立吸気通路4の第2開口部7お
よび第3開口iB8より、下方に位置している。
第1独立吸気通路2、第2独立吸気通路3、第3独立吸
気通路4および第4独立吸気通路5の他端は、それぞれ
、サージタンク1の略下方に設けられたエンジンの各気
筒に接続され、また、第1独立吸気通路2、第2独立吸
気通路3、第3独立吸気通路4右よび第4独立吸気通路
5は、それぞれ、サージタンク1と一体に形成された部
分と、気筒側の部分とからなり、これらを結合すること
によって形成されている。第9図を参照すれば、第1独
立吸気通路4は、サージタンク1と一体に形成された部
分と、図示しない気筒に接続された部分とが、結合部1
1において結合されて形成されており、他の独立吸気通
路2.3.5も同様に形成されている。
前記実施例と同様に、吸気系を取り付けるための作業ス
ペースを確保するとともに、燃料分配手段などを設ける
スペースの確保を図るため、第1独立吸気通路2、第2
独立吸気通路3、第3独立吸気通路4および第4独立吸
気通路5は、それぞれ、各気筒より、湾曲しながら、サ
ージタンクlの中央部に向かって延び、サージタンク1
の中央部に寄せられるように配置されている。
第7図、第8図、第9図および第10図に示されている
ように、前記実施例と同様に、サージタンク1の側断面
は、矩形ではなく、上下方向に長い6角形断面形状で、
独立吸気通路が接続される側に、長い傾斜面l・2を有
し、横置エンジンで、エンジンルームの車体前後方向の
長さが制約されている場合にも、他の部品と干渉するこ
となく、エンジンルーム内の限られたスペースに、十分
な容積を有するサージタンクlが配置され得るように構
成されている。
第9図および第10図に示されているように、第1独立
吸気通路2は、傾斜面12の延長面に沿って延び、サー
ジタンク1の側面の第1開口部6において、サージタン
ク1に接続されており、他方、第2独立吸気通路3i6
よび第3独立吸気通路4は、傾斜面12の延長面に沿っ
て延び、サージタンクl内に突出して、それぞれ、第2
開口部7および第3開口部8において、開口するように
形成されている。図示されてはいないが、第4独立吸気
通路5も、第1独立吸気通vs2と同様に構成されてい
る。
このように、第1独立吸気通路2、第2独立吸気通路3
、第3独立吸気通路4および第4独立吸気通路5は設け
られているので、前記実施例と同様に、エンジンルーム
の車体前後方向の長さが制約されており、サージタンク
1の傾斜面12のサージタンク1とは反対側の空間に、
他の部品を設ける必要がある場合にも、他の部品との干
渉を防止しつつ、その長さを最大限長くすることが可能
になるとともに、各独立吸気通路の長さを等しくするこ
とが可能になり、均一な慣性過給効果を得ることが可能
になる。
また、第6I!lおよび第9図に示されるように、上流
側吸気通路13は、サージタンクlの傾斜面12に対向
する側面に、サージタンク1のほぼ中央部で接続され、
上流側吸気通路13よりサージタンクl内に導入される
吸気が傾斜面12の内面に沿って流れ、各独立吸気通路
2.3.4および5内にスムーズに流入するように構成
されてふり、上流側吸気通路13の内部には、スロット
ルバルブ14が設けられている。
さらに、前記実施例と同様に、サージタンクlは、第1
独立吸気通路2の第1開口部6および第4独立吸気通路
5の第4開口部9の外側に、それぞれ容積部15.16
を有し、第1独立吸気通路2および第4独立吸気通路5
に対応するサージタンク1の容積を犬舎<シて、各独立
吸気通路2.3.4および5に同様に吸気が導入し得る
ように構成されている。
本実施例においては、さらに、吸気共鳴効果により、吸
気の充填率を高めるため、レゾナンスチャンバ30が設
けられており、連通路31を介して、サージタンク1の
容積部15に連通されている。このように、本実施例に
おいては、レゾナンスチャンバ30は、連通路31を介
して、容積の大きいサージタンク1の容積部15と連通
しているため、大きな吸気共鳴効果を得ることが可能に
なる。ここに、レゾナンスチャンバ30は、第9図に示
されるように、サージタンク1側の独立吸気通路部分と
一体的に形成された部分と、気筒側の独立吸気通路部分
と一体的に形成された部分とからなり、独立吸気通路を
結合部11において結合することによって形成されてい
る。第9図において、32は、レゾナンスチャンバ30
に流入した吸気やブローバイガス中の水分を除くための
水抜き孔であり、第1独立吸気通路2と連通して、水分
をエンジン側に取り去るように構成されている。同様に
、第2独豆吸気通路3、第3独立吸気通路4および第4
独立吸気通路5に対しても、水抜き孔32が設けられて
いる。また、33は、連通路31をサージタンク1と一
体的に形成した後に、外部からの加工によって、連通路
31とサージタンクlとを連通させたときのドリル孔で
あり、34は、外部からの加工の際に作られた孔を塞ぐ
ためのめくら蓋である。
また、第6図、第8図、第11図および第12図に示さ
れるように、本実施例においては、サージタンクl内の
容積部16側の端部に、サージタンク1の本体と仕切ら
れた小室40が設けられており、上流側吸気通路13の
図示しないスロットルバルブの上流側と、バイパス通路
41を介して連通されている。
第13図には、アイドル回転数制御のためのエアーバル
ブ42が取り付けられた略F矢視図が示され、また、第
14図は、そのに−に線路断面図である。
第6図、第8図、第11図、第12図、第13図および
第14図に示されるように、サージタンクl内に設けら
れた小室40は、第1バイパス通路43により、エアー
バルブ42を介して、サージタンク1の容積部16と連
通可能に構成されるとともに、第2バイパス通路44に
より、図示しないダツシュボードに設けられたソレノイ
ドバルブ45を介して、サージタンクlの容積1i’B
15と連通可能に構成されている。エアーバルブ42は
、第14図に示すように、連通路46、連通路46を開
閉する連通路開閉バルブ47、連通路開閉バルブ47の
シャフト48、連通路開閉バルブ47を連通路46を閉
じる方向に付勢するスプリング49およびエアーバルブ
内に収容された図示しないワックスより構成されており
、エンジン冷却水温度にしたがって、ワックスが膨脹、
収縮することによって、エンジン冷却水温度が高いとき
は、スプリング49により連通路開閉バルブ47を連通
路46に押しつけて、連通路46を閉じ、エンジン冷却
水温度が低いときは、ワックスが収縮して、シャフト4
8を引っ張り、連通路46を開くように制御され、他方
、ソレノイドバルブ45は、エンジン負荷が高いときは
開方向に、低いと音は閉方向に、その開度が制御され、
並列に設けられたエアーバルブ42とソレノイドバルブ
450開度を制御することにより、上流側吸気通路13
のスロットルバルブ14をバイパスして、バイパス通路
41、第1バイパス通路43および第2バイパス通路4
4を°介し、エンジンに供給される吸気量を制御し、ア
イドル回転数が制御されている。
このように、本実施例に右いては、サージタンク1の一
方の端部を利用して、小室40を設け、第1バイパス通
路43および第2バイパス通路44の分岐部を構成する
とともに、その部分に、アイドル回転数制御のための制
御バルブであるエアーバルブ42を直接取り付けるよう
にしているので、分岐部とエアーバルブ42を別個に設
ける必要がなく、簡単な構造で、かつ、限られたスペー
ス内に、アイドル回転数制御手段を設けることが可能に
なる。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能
であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであ
ることは言うまでもない。
たとえば、第1図ないし第5図に示した実施例において
、第1独立吸気通路2および第4独立吸気通路5に対応
するサージタンクlの容積を、第2独立吸気通路3およ
び第3独立吸気通路4よりも大きくするために、第1開
口部6および第4開口部9の外側に容積部15.16が
存在するように、サージタンク1を形成しているが、サ
ージタンク1の断面積が、サージタンク1の中央部から
長手方向に離れるにつれて、次第に、あるいは、段階的
に大きくなるように、サージタンクlを形成し、サージ
タンクlの中央部から長手方向に離れた位置に開口部を
有する独立吸気通路はど、それに対応するサージタンク
1の容積が大きくなるようにすることもできる。
また、第6図ないし第14図に示した実施例に右いては
、排気還流通路は設けられていないが、第1図ないし第
5図に示した実施例と同様に、サージタンクlの底面に
沿い、サージタンク1の長手方向の中央部にふいて、第
1開口部6および第4開口部9と第2開口部7および第
3開口部8との間の上下方同位蓋に開口する排気還流通
路を設けることもできる。
発明の効果 本発明によれば、エンジンの路上刃に設けられたサージ
タンクと該サージタンクの長手方向に開口した複数の独
立吸気通路を有するエンジンの吸気構造において、限ら
れたスペース内に、十分に長い独立吸気通路を設けるこ
とのできるエンジンの吸気構造を得ることが可能になる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかるエンジンの吸気構造
の略平面図であり、第2図は、その一部にA−A線路断
面図が示された略正面図である。 第3図、第4図および第5図は、それぞれ、第2図のB
−B線路断面図、C−C線路断面図およびD−D線路断
面図である。第6図は、本発明の他の実施例にかかるエ
ンジンの吸気構造の略平面図であり、第7図はその略E
矢視図、第8図はその略F矢視図、第9図はそのG−C
線路断面図、第1G図はそのH−Ha略略画面図第11
図はその1−I線路断面図をそれぞれ示し、第12図は
、第7図のJ−J線路断面図である。第13図は、アイ
ドル回転数制御のためのエアーバルブを取り付けたとき
の略F矢視図であり、第14図は、そのに−に線路断面
図である。 1・・・・・・サージタンク、 2・・・・・・第1独立吸気通路、 3・・・・・・第2独豆吸気通路、 4・・・・・・第3独立吸気通路、 5・・・・・・第4独立吸気通路、 6・・・・・・第1開口部、 7・・・・・・第2開口部、 8・・・・・・第3開口部、 9・・・・・・第4開口部、 O・・・・・・第3気筒、 ■・・・・・・結合部、 2・・・・・・サージタンクの傾斜面、3・・・・・・
上流側吸気通路、 4・・・・・・スロットルバルブ、 5.16・・・・・・サージタンクの容積部、7・・・
・・・排気還流通路、 8・・・・・・排気還流通路の開口部、0・・・・・・
レゾナンスチャンバ、 l・・・・・・連通路31゜ 2・・・・・・水抜き孔、 33・・・・・・ドリル孔
、4・・・・・・めくら蓋、 40・・・・・・小室、
1・・・・・・バイパス通路、 2・・・・・・エアーバルブ、 3・・・・・・第1バイパス通路、 4・・・・・・第2バイパス通路、 5・・・・・・ソレノイドバルブ、 6・・・・・・連通路、 7・・・・・・連通路開閉バルブ、 8・・・・・・連通路開閉バルブのシャ9・・・・・・
スプリング、 0・・・・・・エンジン本体、 l・・・・・・7ランジ部、 2・・・・・・スペーサ、 3・・・・・・シリンダヘッドカバー 4・・・・・・インジェクタ、 5・・・・・・フ二エルディストリビ二6・・・・・・
ボルト孔。 フト、 −タパイブ、 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの略上方に設けられたサージタンクと該
    サージタンクの長手方向に開口した複数の独立吸気通路
    を有するエンジンの吸気構造において、前記サージタン
    クを、前記独立吸気通路が接続される側に傾斜面を有し
    、その側断面が略多角形となるように形成するとともに
    、前記独立吸気通路の少なくとも一部が、前記サージタ
    ンクの前記傾斜面に沿って、該サージタンク内に突出す
    るように、前記独立吸気通路を設けたことを特徴とする
    エンジンの吸気構造。
  2. (2)前記独立吸気通路を湾曲して形成するとともに上
    流側吸気通路のサージタンクへの開口部を前記傾斜面に
    対向するように設けたことを特徴とする請求項1記載の
    エンジンの吸気構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013007357A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の吸気装置
US8967127B2 (en) 2011-06-27 2015-03-03 Honda Motor Co., Ltd. Intake apparatus for internal combustion engine

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