JPH0213127B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213127B2 JPH0213127B2 JP61276706A JP27670686A JPH0213127B2 JP H0213127 B2 JPH0213127 B2 JP H0213127B2 JP 61276706 A JP61276706 A JP 61276706A JP 27670686 A JP27670686 A JP 27670686A JP H0213127 B2 JPH0213127 B2 JP H0213127B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- intake
- cylinder
- gas
- distribution chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 12
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 12
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 7
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M13/00—Crankcase ventilating or breathing
- F01M13/02—Crankcase ventilating or breathing by means of additional source of positive or negative pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、V形多気筒エンジンにおいて、ブロ
ーバイガスを各シリンダに均等に分配して燃焼さ
せるようにした装置に関する。
ーバイガスを各シリンダに均等に分配して燃焼さ
せるようにした装置に関する。
(従来の技術)
この形式のエンジンにおいて、ブローバイガス
を各シリンダに均等に分配しようとする装置は、
実開昭61−101612号により知られている。この装
置は、吸気マニホルドに左右一対のブローバイガ
ス還流路を穿設し、該還流路と各吸気管をそれぞ
れ連通路で連通すると共に、下流側にある連通部
の流通抵抗を上流側より小さくして各シリンダに
入るガス量を均一にするものである。
を各シリンダに均等に分配しようとする装置は、
実開昭61−101612号により知られている。この装
置は、吸気マニホルドに左右一対のブローバイガ
ス還流路を穿設し、該還流路と各吸気管をそれぞ
れ連通路で連通すると共に、下流側にある連通部
の流通抵抗を上流側より小さくして各シリンダに
入るガス量を均一にするものである。
(発明が解決しようとする問題点)
上記の従来装置は、連通路の流通抵抗を変える
ための手段として、連通路の通路の断面積を変化
させているが、それぞれの連通路の断面積を異な
る寸法にすることは加工工程を複雑にするという
難点があり、更に吸気マニホルドの内部の左右一
対の還流路を設けているので該吸気マニホルドの
構造が複雑になり、更に各還流路に別々の導管を
接続する必要があるため配管が複雑になるという
問題点があつた。
ための手段として、連通路の通路の断面積を変化
させているが、それぞれの連通路の断面積を異な
る寸法にすることは加工工程を複雑にするという
難点があり、更に吸気マニホルドの内部の左右一
対の還流路を設けているので該吸気マニホルドの
構造が複雑になり、更に各還流路に別々の導管を
接続する必要があるため配管が複雑になるという
問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、吸気マニホルドの上面に大容量のブ
ローバイガス分配室を設けてこのカス室から各吸
気管にブローバイガスを分配することにより上記
の問題点を解決しようとするもので、その手段
は、複数のシリンダをV形に配置し、両側のシリ
ンダの間に吸気分配室を設け、該吸気分配室から
立ち上つたのち左右のシリンダに向けて下降する
複数の山形の湾曲流路をクランク軸方向に並設し
て連続した外壁をもつ吸気マニホルドを形成した
V形エンジンにおいて、各湾曲流路の外壁の頂点
からシリンダ側に寄つた位置にブローバイガスの
注入口を設け、吸気マニホルドの上面にすべての
注入口を囲む囲壁と蓋とにより形成されるブロー
バイガス分配室を設け、該ブローバイガス分配室
にクランクケース内部を連通させたことを特徴と
する。
ローバイガス分配室を設けてこのカス室から各吸
気管にブローバイガスを分配することにより上記
の問題点を解決しようとするもので、その手段
は、複数のシリンダをV形に配置し、両側のシリ
ンダの間に吸気分配室を設け、該吸気分配室から
立ち上つたのち左右のシリンダに向けて下降する
複数の山形の湾曲流路をクランク軸方向に並設し
て連続した外壁をもつ吸気マニホルドを形成した
V形エンジンにおいて、各湾曲流路の外壁の頂点
からシリンダ側に寄つた位置にブローバイガスの
注入口を設け、吸気マニホルドの上面にすべての
注入口を囲む囲壁と蓋とにより形成されるブロー
バイガス分配室を設け、該ブローバイガス分配室
にクランクケース内部を連通させたことを特徴と
する。
(作 用)
本発明は、以上の手段を用いたから、ブローバ
イガス室の通路面積を大きくとることができ、注
入口に至るまでの流通抵抗の差が小さく、いずれ
の注入口においてもほぼ等量のガスが流れて均一
量が各シリンダに配分される。そしてガス中に油
滴が含有していても、注入口はシリンダ寄りにあ
けてあるため、吸気管内面に沿つて流下してシリ
ンダ中で燃焼する。したがつて吸気管の上流側に
油滴が蓄積することは防止される。
イガス室の通路面積を大きくとることができ、注
入口に至るまでの流通抵抗の差が小さく、いずれ
の注入口においてもほぼ等量のガスが流れて均一
量が各シリンダに配分される。そしてガス中に油
滴が含有していても、注入口はシリンダ寄りにあ
けてあるため、吸気管内面に沿つて流下してシリ
ンダ中で燃焼する。したがつて吸気管の上流側に
油滴が蓄積することは防止される。
(実施例)
次に本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本発明の装置を備えたV型6気筒エンジ
ンである。このエンジン1は、左右のシリンダ列
2a,2b、クランクケース3、吸気マニホルド
4をもち、各シリンダ列は、シリンダロツク5、
シリンダヘツド6、カムカバー7からなるブロツ
ク中にピストン8、吸気弁9、排気弁10、カム
シヤフト11、ロツカーアーム12,13を装備
し、シリンタヘツド6の両側面に吸気ポート14
と、排気ポート15を開口し、排気ポート15に
排気マニホルド16を接続しこれにO2センサ1
7を設ける。また、前記吸気ポート14に向けて
燃料噴射弁18,18を取付ける。
第1図は本発明の装置を備えたV型6気筒エンジ
ンである。このエンジン1は、左右のシリンダ列
2a,2b、クランクケース3、吸気マニホルド
4をもち、各シリンダ列は、シリンダロツク5、
シリンダヘツド6、カムカバー7からなるブロツ
ク中にピストン8、吸気弁9、排気弁10、カム
シヤフト11、ロツカーアーム12,13を装備
し、シリンタヘツド6の両側面に吸気ポート14
と、排気ポート15を開口し、排気ポート15に
排気マニホルド16を接続しこれにO2センサ1
7を設ける。また、前記吸気ポート14に向けて
燃料噴射弁18,18を取付ける。
吸気マニホルド4は、下方部材20、中間部材
21、上方部材22からなり、下方部材20は、
その中央を前後方向即ち直角の方向にのびる吸気
分配室23を上壁24と半円状の下壁25によつ
て形成し、この下壁25と外壁26によつて半円
状の長い低速流路27を形成し、その下面に温水
ライザ28を設けている。
21、上方部材22からなり、下方部材20は、
その中央を前後方向即ち直角の方向にのびる吸気
分配室23を上壁24と半円状の下壁25によつ
て形成し、この下壁25と外壁26によつて半円
状の長い低速流路27を形成し、その下面に温水
ライザ28を設けている。
吸気分配室23の下壁25の一側部には、低速
流路27に開口する低速用流入口29が開口し、
上壁24の該流入口29から遠い位置に高速用流
入口30が開口している。これらの流路27、流
入口29,30等は、右側のシリンダ列2bに連
通するものであり、これらと対称形をなして左側
のシリンダ列2aに連通する流路と交互に前後方
向に配列してある。そして不図示のスロツトル弁
を経て吸気分配室に23に流入した吸気を各シリ
ンダに分配する。
流路27に開口する低速用流入口29が開口し、
上壁24の該流入口29から遠い位置に高速用流
入口30が開口している。これらの流路27、流
入口29,30等は、右側のシリンダ列2bに連
通するものであり、これらと対称形をなして左側
のシリンダ列2aに連通する流路と交互に前後方
向に配列してある。そして不図示のスロツトル弁
を経て吸気分配室に23に流入した吸気を各シリ
ンダに分配する。
中間部材21には低速流路32、高速流路33
を設けると共に高速流路33開閉するバイパス弁
34を設ける。左側のシリンダ列2aに連通する
流路中にもバイパス弁35があり、両弁34,3
5に連結したレバー36,37はリンク38で連
結し、ブラケツト39で取付けた負圧作動器40
の作動ロツド41に連結している。この負圧作動
器40は、連通管42,43を介して負圧を駆動
源として作動し、車速又はスロツトル開度に応じ
て弁34,35を全閉、中間開度、全開にする。
を設けると共に高速流路33開閉するバイパス弁
34を設ける。左側のシリンダ列2aに連通する
流路中にもバイパス弁35があり、両弁34,3
5に連結したレバー36,37はリンク38で連
結し、ブラケツト39で取付けた負圧作動器40
の作動ロツド41に連結している。この負圧作動
器40は、連通管42,43を介して負圧を駆動
源として作動し、車速又はスロツトル開度に応じ
て弁34,35を全閉、中間開度、全開にする。
上方部材22には、内壁45、外壁46、仕切
り47によつて低速流路48と高速流路49を立
ち上げ、これに続いて山形に湾曲して下降する湾
曲流路50bを形成し該流路50bをシリンダ列
2bの給気ポートに接続する。したがつて、低速
時は吸気室23から低速流路27,32,48,
湾曲流路50bを通して吸気し、高速時はバイパ
ス弁34の開放により高速用流入口30、高速流
路33,49、湾曲流路50bを通して吸気して
適切な吸気慣性効果を与える。
り47によつて低速流路48と高速流路49を立
ち上げ、これに続いて山形に湾曲して下降する湾
曲流路50bを形成し該流路50bをシリンダ列
2bの給気ポートに接続する。したがつて、低速
時は吸気室23から低速流路27,32,48,
湾曲流路50bを通して吸気し、高速時はバイパ
ス弁34の開放により高速用流入口30、高速流
路33,49、湾曲流路50bを通して吸気して
適切な吸気慣性効果を与える。
左方のシリンダ列2aには、上記と同一構成で
対称形をなす流路の湾曲流路50aが給気され、
両湾曲流路50a,50bの端末近くの燃料噴射
弁18,18からは燃料が供給される。
対称形をなす流路の湾曲流路50aが給気され、
両湾曲流路50a,50bの端末近くの燃料噴射
弁18,18からは燃料が供給される。
このエンジンは、各流路を以上のようにまとめ
て吸気マニホルド4を形成したので、長い低速流
路を含むにかかわらず該マニホルドを小型に構成
することができ、二つのシリンダ列の間の空間を
利用して取付けることができる。
て吸気マニホルド4を形成したので、長い低速流
路を含むにかかわらず該マニホルドを小型に構成
することができ、二つのシリンダ列の間の空間を
利用して取付けることができる。
湾曲流路50a,50bの上面の外壁は、第2
図に示すように連続した面としてあり、各流路の
頂点から各流路の属するシリンダ側に僅かに寄つ
た位置に同一開口面積のブローバイガスの注入口
51,51…を穿設する。したがつて湾曲流路5
0aの注入口51と、湾曲流路50bの注入口5
1は左右に離れて2列に並ぶことになる。そして
この注入口51のすべてを囲む囲壁52を給気マ
ニホルド4の上面に突設してブローバイガス分配
室53を形成し、その内外に蓋取付け用のねじ穴
54,54…設ける。
図に示すように連続した面としてあり、各流路の
頂点から各流路の属するシリンダ側に僅かに寄つ
た位置に同一開口面積のブローバイガスの注入口
51,51…を穿設する。したがつて湾曲流路5
0aの注入口51と、湾曲流路50bの注入口5
1は左右に離れて2列に並ぶことになる。そして
この注入口51のすべてを囲む囲壁52を給気マ
ニホルド4の上面に突設してブローバイガス分配
室53を形成し、その内外に蓋取付け用のねじ穴
54,54…設ける。
ブローバイガス分配室53の蓋60は、第3図
以下に示し、裏面に上記囲壁52と合致する囲壁
61及びその表面のパツキング溝62を設け、側
面にはブローバイガスの導入口63を設け、中央
に上下に貫通する3個の取付け穴64を設けてい
る。この蓋60をねじ65で吸気マニホルド4上
に取付け、導入口63に第1図に仮想線で示す還
流管66を接続してクランクケース3内に漏洩し
てしたガスをカムカバー7内を経て導入する。
以下に示し、裏面に上記囲壁52と合致する囲壁
61及びその表面のパツキング溝62を設け、側
面にはブローバイガスの導入口63を設け、中央
に上下に貫通する3個の取付け穴64を設けてい
る。この蓋60をねじ65で吸気マニホルド4上
に取付け、導入口63に第1図に仮想線で示す還
流管66を接続してクランクケース3内に漏洩し
てしたガスをカムカバー7内を経て導入する。
なお、蓋60の上面には幅方向の一対の突条6
7を上向きに突出させてプロテクタとし、該突条
間に配線溝68を形成し、ここに点火栓に至る高
電圧コードを配線する。これに並んでもう一対の
プロテクタとなる突条69を同様に突設して燃料
噴射弁51に至る燃料管の配管溝70を形成す
る。そして蓋の両側には斜め下方にのびるガイド
71,72を設けて高電圧コード及び燃料管を下
向きに指向させる受け面とし、また蓋の囲壁61
の外側に取付け穴73,74を穿設して高電圧コ
ード及び燃料管の固定のために用いる。
7を上向きに突出させてプロテクタとし、該突条
間に配線溝68を形成し、ここに点火栓に至る高
電圧コードを配線する。これに並んでもう一対の
プロテクタとなる突条69を同様に突設して燃料
噴射弁51に至る燃料管の配管溝70を形成す
る。そして蓋の両側には斜め下方にのびるガイド
71,72を設けて高電圧コード及び燃料管を下
向きに指向させる受け面とし、また蓋の囲壁61
の外側に取付け穴73,74を穿設して高電圧コ
ード及び燃料管の固定のために用いる。
以上の構成により、ブローバイガスは、還流管
66を通つてブローバイガス分配室53内に入つ
たのち注入口51,51…から吸引されて各シリ
ンダに入るが、本発明においては給気マニホルド
4の上面を利用して広いブローバイガス分配室5
3を形成したから、該室53内のガスの流通抵抗
は少なく、各注入口51のいずれからもほぼ同一
条件で流出し、各シリンダ内における燃焼状態に
差を生じさせない。
66を通つてブローバイガス分配室53内に入つ
たのち注入口51,51…から吸引されて各シリ
ンダに入るが、本発明においては給気マニホルド
4の上面を利用して広いブローバイガス分配室5
3を形成したから、該室53内のガスの流通抵抗
は少なく、各注入口51のいずれからもほぼ同一
条件で流出し、各シリンダ内における燃焼状態に
差を生じさせない。
そして、注入口51を湾曲流路の頂点を過ぎた
位置に設けているので、ブローバイガス中に含有
される油滴をシリンダ側へ自動的に流下させて燃
焼排出させることができるものであり、油滴が吸
気管の上流側に落ちてバイパス弁34,35を粘
着させたり管壁に付着したりするおそれをなくし
ている。
位置に設けているので、ブローバイガス中に含有
される油滴をシリンダ側へ自動的に流下させて燃
焼排出させることができるものであり、油滴が吸
気管の上流側に落ちてバイパス弁34,35を粘
着させたり管壁に付着したりするおそれをなくし
ている。
(発明の効果)
本発明は、以上のとおり吸気マニホルドの上面
に2列のブローバイガス注入口を設け、これを包
囲してブローバイガス分配室を形成したので、該
ガス室の横幅を広くとることができ、高さの制約
もないので断面積を広くして流通抵抗を少なくす
ることができるので、注入口が上流にあつても下
流にあつても該注入口に至るまでの流通抵抗の差
が少ないから、各注入口にはほぼ均一のブローバ
イガスが流れてシリンダにおける燃焼状態も均一
になる。更に注入口を山形の湾曲流路のシリンダ
寄りの位置に設けたので、ブローバイガス中の油
滴はシリンダ内に流れて燃焼し、吸気路の上流側
に付着することがない。
に2列のブローバイガス注入口を設け、これを包
囲してブローバイガス分配室を形成したので、該
ガス室の横幅を広くとることができ、高さの制約
もないので断面積を広くして流通抵抗を少なくす
ることができるので、注入口が上流にあつても下
流にあつても該注入口に至るまでの流通抵抗の差
が少ないから、各注入口にはほぼ均一のブローバ
イガスが流れてシリンダにおける燃焼状態も均一
になる。更に注入口を山形の湾曲流路のシリンダ
寄りの位置に設けたので、ブローバイガス中の油
滴はシリンダ内に流れて燃焼し、吸気路の上流側
に付着することがない。
しかも、本発明は、前記従来例のように、吸気
マニホルドの内部にブローバイガスの導入部と連
通部を穿設して各連通部の流通抵抗を異ならせる
という面倒な手段は避け、同一径の注入口を設け
ることを可能にすると共に複雑な工程を必要とし
ない利点をもつものである。
マニホルドの内部にブローバイガスの導入部と連
通部を穿設して各連通部の流通抵抗を異ならせる
という面倒な手段は避け、同一径の注入口を設け
ることを可能にすると共に複雑な工程を必要とし
ない利点をもつものである。
第1図は本発明を実施したエンジンの部分縦断
面図、第2図は吸気マニホルドの平面図、第3図
は蓋の平面図、第4図は第3図の−線断面
図、第5図は蓋の裏面図、第6図は第3図の−
線断面図である。 4……吸気マニホルド、23……吸気分配室、
50a,50b……湾曲流路、51……注入口、
52……囲壁、53……ブローバイガス分配室、
60……蓋。
面図、第2図は吸気マニホルドの平面図、第3図
は蓋の平面図、第4図は第3図の−線断面
図、第5図は蓋の裏面図、第6図は第3図の−
線断面図である。 4……吸気マニホルド、23……吸気分配室、
50a,50b……湾曲流路、51……注入口、
52……囲壁、53……ブローバイガス分配室、
60……蓋。
Claims (1)
- 1 複数のシリンダをV形に配置し、両側のシリ
ンダの間に吸気分配室を設け、該吸気分配室から
立ち上つたのち左右のシリンダに向けて下降する
複数の山形の湾曲流路をクランク軸方向に並設し
て連続した外壁をもつ吸気マニホルドを形成した
V形エンジンにおいて、各湾曲流路の外壁の頂点
からシリンダ側に寄つた位置にブローバイガスの
注入口を設け、吸気マニホルドの上面にすべての
注入口を囲む囲壁と蓋とより形成されるブローバ
イガス分配室を設け、該ブローバイガス分配室に
クランクケース内部を連通させたことを特徴とす
るブローバイガス分配装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27670686A JPS63131814A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | ブロ−バイガス分配装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27670686A JPS63131814A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | ブロ−バイガス分配装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63131814A JPS63131814A (ja) | 1988-06-03 |
JPH0213127B2 true JPH0213127B2 (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=17573191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27670686A Granted JPS63131814A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | ブロ−バイガス分配装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63131814A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242772A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 船外機における吸気負圧検知装置 |
KR100527441B1 (ko) * | 2002-06-12 | 2005-11-09 | 현대자동차주식회사 | 엔진의 블로 바이 가스 분배장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221401U (ja) * | 1975-08-04 | 1977-02-15 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61101612U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-28 |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP27670686A patent/JPS63131814A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221401U (ja) * | 1975-08-04 | 1977-02-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63131814A (ja) | 1988-06-03 |
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