JP7234695B2 - 自動交換機 - Google Patents

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Description

本発明は、自動交換機に関し、特に、公衆網への発信に際して特番を付与することが可能である構内交換機に関する。
被発呼者側の表示装置に発呼者の電話番号(以下、発信者番号と称する)の表示を行うことで、発信者番号を通知する技術が知られている。また、当該発信者番号の通知を行うか否かを指定する技術が知られている。例えば、多くの電話会社において、利用者からの申し込みが無い場合は通知する設定とし、申し込みがある場合には非通知の設定とする対応がとられている。また、例えば、当該申し込みの有無に関わらず、発信の際に、電話番号以外に特定の番号をダイヤルすることで、発信者番号を通知又は非通知とすることも行われている。例えば日本国内では、一般に、相手先の電話番号の前に付加する特番として、発信者番号非通知特番(184)及び発信者番号通知特番(186)が用いられている。
例えば、特許文献1には、発呼者からの電話番号の通知により被発呼者側の表示装置に発呼者の電話番号の表示を行う通信端末装置において、該通信端末装置は前記発呼者の電話番号の通知/非通知の状態を保持するメモリ手段と、発信/着信の電話番号の表示と前記通知/非通知の状態を表示する少なくとも1つの表示装置と、該表示装置の通知/非通知の状態の切り替え手段と、を備え、発信時に発信先の電話番号に先立ちメモリ手段の状態に応じて、網に対し通知/非通知の指定を行うプレフィクス番号を付与してダイヤルする機能を有するとともに、発信する際に通知/非通知の状態表示を切り替えることにより、発呼者が自分の電話番号を発信するか否かを明瞭に区別する通信端末装置が開示されている。
特開2000-165507号公報
例えば、構内の電話機から、構内交換機を経由して公衆電話網に接続する際にも、発信者番号非通知/通知の設定を行おうとする場合、個別の当該構内の電話機毎に、発信者番号を常時非通知とするか又は通知とするかの事前の設定の作業が必要であった。また、当該事前の設定を行っていたとしても、発信先毎に設定を変えたい場合には、構内電話機のユーザが発信者番号非通知/通知を示す番号を手動で入力しなければならなかった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、公衆電話網に接続する際に、発信者番号を通知するか否かに関して、ユーザが発信の都度選択でき、かつ保守管理が容易である構内交換機を提供することを目的とする。
本発明の自動交換機は、加入者回線を経て供給される交換情報データに応じて内線交換動作及び局線発信動作を行う構内交換機であって、前記交換情報データは、被呼情報と、局線発信か否かを指定する局線指定情報と、局線発信時の発信者番号の通知可否を示す発信者番号通知可否指令と、を含み、前記構内交換機は、前記発信者番号通知可否指令に基づいて前記発信者番号の通知が許可されるか否かの通知可否判定を行う通知可否判定部と、前記通知可否判定部の判定結果に応じた通知可否を伴う局線発信動作を行う交換制御部と、前記発信者番号通知可否指令を受信して保持する保持部と、を有し、前記通知可否判定部は、前記保持部に保持された前記発信者番号通知可否指令を参照して前記通知可否判定を行い、前記保持部は、前記発信者番号通知可否指令を受信した場合に、前記発信者番号通知可否指令の受信を示す信号を前記加入者回線に送出することを特徴とする。
実施例の構内電話システム100の構成の概要を示す構成図である。 実施例のPBX10の構成を示すブロック図である。 実施例の構内電話システム100において実行される動作の概要の一例を示すシーケンス図である。 実施例のPBXによって実行される動作ルーチンの一例を示すフロー図である。 実施例のPBXによって実行される動作ルーチンの一例を示すフロー図である。 実施例のPBXによって実行される動作ルーチンの変形例を示すフロー図である。
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。
図1は、本発明の自動交換機の実施例に係る構内交換機(Private Branch Exchange)(以下、PBXとも称する)10を含む構内電話システム100の構成の概要を示す構成図である。図1に示すように、構内電話システム100は、PBX10及び内線電話機群20を含む。内線電話機群20は、PBX10に接続されている。また、PBX10は、公衆電話網30に接続されている。
PBX10は、内線電話機群20と公衆電話網30との間で交換動作を行う構内交換機である。本実施例において、例えば、PBX10は、内線交換動作を行うことで構内の加入者回線に接続された電話機の間で通話路を形成する。また、PBX10は、局線交換動作を行うことで内線電話機群20と公衆電話網30との間で通話路を形成する。
内線電話機群20は、内線電話機21及び内線電話機22を含む複数の内線電話機である。内線電話機の各々は、構内の加入者回線に接続されている。すなわち、内線電話機の各々は、加入者回線を介してPBX10に接続されている。本実施例において、当該内線電話機の各々は、多機能電話機である。
本実施例において、内線電話機群20に含まれる多機能電話機の各々には、テンキーの他に1又は複数の操作ボタンが備えられている。例えば、当該操作ボタンの各々には、リダイアルや保留、短縮ダイヤル等の機能が夫々割り当てられている。本実施例において、当該機能が割り当てられている操作ボタンを「機能キー」と称する。
また、本実施例において、当該「機能キー」のうちの1つに、発信者番号非通知又は通知を示す機能が割り当てられている。図1に示すように、内線電話機21は、発信者番号非通知を示す非通知専用キー21A及び発信者番号通知を示す通知専用キー21Bを備えている。同様に、内線電話機22は、非通知専用キー22A及び通知専用キー22Bを備えている。
公衆電話網30は、交換機とそれらを繋ぐ回線から構成され、通話のための伝送交換を行う電気通信回線設備である。
図2は、PBX10の構成を示すブロック図である。内線インターフェース11は、内線電話機群20に接続されている。内線インターフェース11は、内線電話機群20に含まれる多機能電話機の各々の外線すなわち局線及び内線の入出力インターフェースとして機能する。
内線インターフェース11は、例えばライン回路であり、内線電話機群20とPBX10との間の情報の送受信を行う。当該ライン回路は、例えば、アナログ信号で送られてくる音声信号をデジタル信号に変換する。
外線インターフェース13は、公衆電話網30に接続されている。外線インターフェース13は、PBX10を公衆電話網30に接続するための伝送インターフェース回路である局線トランクである。外線インターフェース13は、内線電話機群20による公衆電話網30を介した通話のための、すなわち外線の通話のための入出力インターフェースとして機能する。
スイッチ回路15は、内線インターフェース11と外線インターフェース13との間の通話路の形成を行うデジタルスイッチである。例えば、スイッチ回路15は、時間スイッチを含む。また、例えば、スイッチ回路15は、空間スイッチと時間スイッチとの組み合わせにより構成されていてもよい。
制御部17は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含むマイクロコンピュータからなる。制御部17は、内線インターフェース11、外線インターフェース13及びスイッチ回路15の制御を行う。
例えば、制御部17は、内線インターフェース11及びスイッチ回路15を制御して内線交換動作を行う。また、例えば、制御部17は、内線インターフェース11、外線インターフェース13及びスイッチ回路15を制御して局線発信動作を含む局線交換動作を行う。
例えば、制御部17は、内線電話機群20のからの機能キーの押下を示す信号を受信して、当該機能キーが押下されたことを示すデータを受信して保持する。例えば、制御部17は、発信者番号非通知を示す非通知専用キー21A又は発信者番号通知を示す通知専用キー21Bが押下された際に伝送される信号を受信して、当該押下されたことを示すデータを、例えば通話が終了するまでの間保持する。
また、例えば制御部17は、局線発信動作の際に、内線電話機群20においてダイヤルされた番号に応じて、呼出先の公衆網番号に対して所定の特定番号(特番)を付加する。
記憶部19は、ハードディスク、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置である。記憶部19は、制御部17による処理に必要なデータを適宜記憶する。
例えば、記憶部19は、内線電話機群20から局線発信する際の被呼番号として用いるための公衆網番号と、当該公衆網番号よりも少ない桁数の短縮ダイヤルコードとを対応付けたテーブルデータを予め記憶する。また、例えば、記憶部19は、局線発信動作の際に追加的に当該公衆網番号を付加する特番を記憶する。
図3は、構内電話システム100において、構内交換機(PBX)10及び内線電話機群20に含まれる多機能電話機の1つである構内電話機21によって実行される動作の概要の一例を示すシーケンス図である。以下、一例として、構内電話機21のユーザによって、局線発信が行われる場合の動作について説明する。例えば、構内電話機21の受話器が持ち上げられると、図3に示すシーケンスが開始される。
図3のシーケンスが開始されると、構内電話機21から発呼信号が送出される(ステップS101)。PBX10は、構内電話機21からの当該発呼信号を検出して、発信音を構内電話機21に向けて送出する(ステップS102)。
ステップS102において、PBXが構内電話機21からの信号を受信する準備が完了したことを知らせるための所定の発信音を構内電話機21において発するための信号が送出される。例えば、当該所定の発信音は、内線発信を示す発信音であってもよい。
その後、構内電話機21の機能キーである非通知専用キー21A又は通知専用キー21B(以下、単に専用キーとも称する)が押下されると、専用キーが押下されたことを示す信号が構内電話機21から送出される(ステップS103)。当該専用キーが押下されたことを示す信号は、すなわち、局線発信時の発信者番号の通知可否を示す発信者番号通知可否指令である。
PBX10は、当該信号を受信し、専用キーが押下されたことを示すデータである専用キーONデータを保持する(ステップS104)。ステップS104において、PBX10の制御部17又は記憶部19は、発信者番号通知可否指令を保持する保持部として機能する。
その後、PBX10は、専用キー21の点灯を指示する信号を構内電話機21に向けて加入者回線に送出する(ステップS105)。構内電話機21は、専用キーの点灯を指示する信号を受信すると、専用キーのランプを点灯させる(ステップS106)。これによって、ユーザは、専用キーを押下したこと、すなわち発信者番号の非通知又は通知の指定を行ったことをPBX10が認識したことを確認することができる。
その後、当該ユーザが、構内電話機21に備えられた数字ボタンを押下することで発信のための番号をダイヤルすると、構内電話機21は、ダイヤルされた番号を示すデータを送出する(ステップS107)。例えば、当該ユーザは、局線発信を行う場合、局線発信を指定する局線発信特番及び被呼側の端末の公衆網番号をダイヤルする。この場合、ステップS107において、構内電話機21は、当該局線発信特番及び公衆網番号を示す信号を送出する。
PBX10は、ダイヤル番号を示すデータを受信し、局線発信特番が含まれる場合に、専用キーONデータを保持しているか否かを判定する(ステップS108)。例えば、PBX10は、当該局線発信特番を受信した場合に、内線発信を示す発信音から局線発信を示す発信音に変更して、構内電話機21に発信音を送出してもよい。
PBX10は、専用キーONデータを保持している場合、発信者番号通知可否を示す特定番号である特番を公衆網番号に付加し(ステップS109)、局線発信を行う(ステップS110)。
なお、上記のシーケンスにおいて、PBX10は、専用キー21の点灯を指示する信号の送出(ステップS105)を行わなくともよい。また、構内電話機21は、専用キーのランプの点灯(ステップS106)を行わなくともよい。
図4は、PBX10の制御部17によって実行される動作ルーチンの一例である局線発信ルーチンRT1を示すフロー図である。例えば、制御部17は、PBX10に電源が投入されると、局線発信ルーチンRT1を開始する。
制御部17は、局線発信ルーチンRT1を開始すると、内線電話機群20に含まれる多機能電話機からの発呼信号を待機する(ステップS201)。例えば、構内電話機21の受話器が持ち上げられると、構内電話機21から発呼信号が送出される。
制御部17は、ステップS201の実行後、発呼信号を受信したか否かを判定する(ステップS202)。制御部17は、ステップS202において、発呼信号を受信していないと判定すると、ステップS201に戻り、発呼信号を再び待機する。
制御部17は、ステップS202において、発呼信号を受信したと判定すると、発信音を送信する(ステップS203)。ステップS203において、制御部17は、発呼信号を送出している内線電話機に、発信音を送信する。例えば、内線電話機21から発呼信号を受信した場合には、内線電話機21に発信音を送信する。以下、内線電話機21から発呼信号を受信した場合について説明する。
制御部17は、ステップS203の実行後、専用キーが押下された否かを判定する(ステップS204)。例えば、ステップS204において、制御部17は、発信者番号非通知を示す非通知専用キー21A又は発信者番号通知を許可することを示す通知専用キー21Bが押下されたことを示すデータを受信したか否かを判定する。
制御部17は、ステップS204において、専用キーが押されたと判定する(ステップS204:YES)と、専用キーが押されたことを示す専用キーONデータを保持する(ステップS205)。例えば、ステップS205において、内線電話機21の非通知専用キー21A又は通知専用キー21Bが押下されたことを示すデータが保持される。
制御部17は、ステップS205の実行後、専用キー点灯指示を送信する(ステップS206)。ステップS206において、例えば、制御部17は、非通知専用キー21A又は通知専用キー21Bに備えられたランプの点灯を指示する信号を内線電話機21に送信する。
制御部17は、ステップS204において専用キーが押されていないと判定した(ステップS204:NO)場合又はステップS206の実行後、ダイヤルが開始されたか否かを判定する(ステップS207)。
例えば、制御部17は、ステップS207において、内線電話機21の数字ボタンが押された際に送出される選択信号を受信した場合に、ダイヤルが開始されたと判定する。
制御部17は、ステップS207において、ダイヤルが開始されていないと判定すると、ステップS204に戻り、専用キーが押されたか否かを再び判定する。
制御部17は、ステップS207において、ダイヤルが開始されたと判定すると、ダイヤル番号の受付を開始する(ステップS208)。例えば、当該ダイヤル番号は、局線発信を指定する局線指定情報としての局線発信特番を含む。また、例えば、ダイヤル番号は、被呼情報としての公衆網番号を含む。また、例えば、当該交換情報データは、被呼情報としての内線番号であってもよい。
本実施例において、例えば、内線電話機21のユーザが局線発信のためのダイヤルを開始すると、最初に局線発信特番が受付けられる。また、本実施例において、例えば、当該ユーザが内線発信のためのダイヤルを開始すると、内線番号のみが受付けられる。
当該ダイヤル番号は、発信者番号通知可否指令とともに加入者回線を経てPBX10に供給されて交換動作に用いられる交換情報データとなる。すなわち、交換情報データは、局線発信を指定する局線指定情報、被呼情報、及び発信者番号通知可否指令を含む。ステップS208において、制御部17は、交換情報データを受信する受信部として機能する。
制御部17は、ステップS208の実行後、局線発信が指定されたか否かを判定する(ステップS209)。ステップS209において、例えば、局線発信を指定する番号である局線発信特番が受付けられた場合に、局線発信が指定されたと判定される。例えば、PBX10によって内線交換動作が行われる構内で共通の番号が局線発信特番として定められていてもよい。ステップS209において、制御部17は、局線発信が指定されたか否かを判定する局線判定部として機能する。
なお、制御部17は、例えば、ステップS209において局線発信が指定されたと判定した場合に、発信音の種類を変更して内線電話機21に送信してもよい。また、例えば、制御部17は、公衆網番号のダイヤルが開始されると発信音の送出を停止してもよい。
制御部17は、ステップS209において、局線発信であると判定する(ステップS209:YES)と、呼出先の公衆網番号のダイヤルが終了したか否かを判定する(ステップS210)。例えば、ステップS209において、内線電話機21から所定の桁数の番号を受信した場合に、ダイヤルが終了したと判定されてもよい。
制御部17は、ステップS210において、ダイヤルが終了していないと判定すると、ステップS210を繰り返し、ダイヤルが終了したか否かを再び判定する。
制御部17は、ステップS210において、ダイヤルが終了したと判定すると、ダイヤル番号の受付を終了する(ステップS211)。
制御部17は、ステップS211の実行後、専用キーがONか否かを判定する(ステップS212)。例えば、ステップS212において、非通知専用キー21A又は通知専用キー21Bが押下されたことを示すデータが保持されているか否かが判定される。
例えば、上記のステップS205において非通知専用キー21A押下されたことを示すデータが保持されていた場合、ステップS212において、専用キーがONであると判定される。また、例えば、上記のステップS204において、専用キーが押されていないと判定された場合、ステップS212において、専用キーがONではないと判定される。
ステップS212において、制御部17は、通知可否判定部として機能する。
制御部17は、ステップS212において、専用キーがONであると判定する(ステップS212:YES)と、発信者番号通知可否の特番を内線電話機21から受信した公衆網番号に付加する(ステップS213)。ステップS213において、制御部17は、専用キーの種類に応じた特番を公衆網番号に付加する。
例えば、非通知専用キー21AがONである場合には、ステップS213において発信者番号非通知の特番として「184」が付加されてもよい。例えば、通知専用キー21BがONである場合には、ステップS213において発信者番号通知の特番として「186」が付加されてもよい。
制御部17は、ステップS212において専用キーがONではないと判定した場合(ステップS212:NO)又はステップS213の実行後、局線発信動作を行う(ステップS214)。制御部17は、ステップS214において、例えば、ステップ213において発信者番号非通知特番又は発信者番号通知特番が付加された公衆網番号に基づいて、公衆電話網30に対して発信者番号の通知可否を伴った局線発信動作を行う。
例えば、制御部17は、ステップS213において発信者番号非通知の特番として「184」が付加された公衆網番号又は発信者番号通知の特番として「186」が付加された公衆網番号を用いて局線発信動作を行う。
例えば、制御部17は、ステップS212において専用キーがONではないと判定した場合、ステップS214において、発信者番号通知可否の特番を付加せずに局線発信動作を行う。
ステップS213及びステップS214において、制御部17は、交換制御部として機能する。
制御部17は、ステップS209において局線発信ではないと判定した場合(ステップS209:NO)又はステップS214の実行後、本ルーチンを終了して繰り返し局線発信ルーチンRT1を実行する。
以上、説明したように、本実施例の構内電話システム100によれば、PBX10は、専用キーが押下されると内線電話機21から送出される発信者番号通知可否指令を受信可能である。PBX10は、発信者番号通知可否指令を受信しかつ局線発信を指定する局線指定情報を受信すると、これに基づいて、発信者番号の通知可否を判定することができる。発信者番号の通知可否の判定結果に基づいて、発信者番号通知可否の特番を付加することで、発信者番号の通知可否を伴う局線発信動作を行うことができる。すなわち、内線電話機21のユーザが発信者番号通知可否の特番をダイヤルしなくても、専用キーの押下に応じて、PBX10が当該特番を自動的に付加することができる。
このように、本実施例のPBX10を含む構内電話システム100によれば、ユーザは、局線発信を行う際に、内線電話機に設けられた専用キーを用いて発信者番号の通知を行うか否かを発信毎に任意に選択することができる。例えば、発信者番号の通知可否を予め設定されている場合であっても、局線発信の度に、任意に変更できる。従って、当該ユーザは、発信者番号通知可否の特番をダイヤルする必要はなく、簡単な操作によって発信者番号の通知可否を選択するだけで、発信者番号通知可否の特番が自動的に付加された発信を行うことができる。
また、本実施例のPBX10は、構内電話システム100において、専用キーが押下されたか否かに応じて、すなわち発信者番号通知可否指令に基づいて、発信者番号通知可否の特番を自動的に付加することができる。例えば、構内電話システム100の保守管理者は、内線電話機群20に含まれる各々の内線電話機毎に、発信者番号通知可否の特番を付加して発信するための事前の設定を行う必要はない。従って、本実施例のPBX10によれば、構内電話システム100における内線電話機群20の保守管理が容易となる。また、例えば、内線電話機群20に含まれる内線電話機の各々に、発信者番号通知可否の特番を付加する機能を設ける必要もない。従って、内線電話機群20を設置する際又は内線電話機を追加する際のコストも低減できる。
従って、本実施例のPBX10によれば、発信者番号通知可否の特番を伴う発信に関して、ユーザが発信の都度選択することを可能とし、かつ、保守管理を容易とする構内交換機を提供することができる。
図6は、PBX10の制御部17によって実行される動作ルーチンの変形例である局線発信ルーチンRT2を示すフロー図である。図6において、図4及び図5に示した局線発信ルーチンRT1の場合と実質的に同一又は等価なステップには同一の参照符号を付している。
制御部17は、局線発信ルーチンRT2を開始すると、ステップS201乃至S208を実行する(図4参照)。
図6に示すように、制御部17は、ステップS208の実行後、ダイヤルの終了を判定し(ステップS210)、交換情報データの受付を終了する(ステップS211)。
制御部17は、ステップS211の実行後、受け付けた交換情報データが「固定短縮ダイヤル発信特番」及び「短縮ダイヤルコード」を含むか否かを判定する(ステップS301)。
本実施例において、例えば、「短縮ダイヤルコード」は、公衆網番号よりも少ない桁数の番号であり、公衆網番号の代わりに用いられる。「短縮ダイヤルコード」によれば、公衆網番号をダイヤルする場合よりもユーザによるダイヤルの操作を短縮することが可能である。
また、本実施例において、「固定短縮ダイヤル発信特番」は、局線発信の際に「短縮ダイヤルコード」の前にダイヤルされることで、「短縮ダイヤルコード」を用いて局線発信を行う要求を示す。
例えば、「固定短縮ダイヤル発信特番」は、内線電話機21に設けられた機能キーの押下によって制御部17に送信されてもよい。例えば、内線電話機21には、機能キーとして「短縮ボタン」が備えられていてもよく、「固定短縮ダイヤル発信特番」が制御部17に送信される。
制御部17は、交換情報データが「固定短縮ダイヤル発信特番」及び「短縮ダイヤルコード」を含むと判定する(ステップS301:YES)と、当該「固定短縮ダイヤル発信特番」及び「短縮ダイヤルコード」を「局線特番」及び「公衆網番号」に変換する(ステップS302)。
ステップS302において、制御部17は、記憶部19を参照して、「短縮ダイヤルコード」に対応する「公衆網番号」を読み出す。
例えば、記憶部19には、構内電話システム100の呼出先となる複数の公衆網番号と、公衆網番号の各々に割り当てられた番号である短縮ダイヤルコードとが対応付けられた短縮番号変換テーブルが記憶されている。
例えば、ステップS302において、制御部17は、短縮番号変換テーブルを参照して、受け付けた「短縮ダイヤルコード」に対応する「公衆網番号」を読み出して、「短縮ダイヤルコード」を「公衆網番号」に変換する。ステップS302において、制御部17は、短縮番号変換部として機能する。
制御部17は、交換情報データが「固定短縮ダイヤル発信特番」及び「短縮ダイヤルコード」を含まないと判定する(ステップS301:NO)と、局線発信が指定されたか否かを判定する(ステップS209)。上述したように、例えば、ステップS209において、内線電話機21において局線発信特番がダイヤルされたか否かが判定される。
制御部17は、ステップS302の実行後又はステップS209において局線発信が指定されたと判定した場合(ステップS209:YES)、局線発信ルーチンRT1の場合と同様に、ステップS212~ステップS214を実行する。
すなわち、制御部17は、専用キーがONか否かを判定し(ステップS212)、専用キーがONである場合に発信者番号通知可否の特番を局線発信特番に付加し(ステップS213)、局線発信を実行する(ステップS214)。
以上、説明したように、本実施例のPBX10は、変形例の局線発信ルーチンRT2を実行することで、発信者番号の通知可否を判定し、判定結果に基づいて、発信者番号の通知可否を伴う局線発信動作を行う際に、通常の被呼番号よりも桁数の少ない短縮ダイヤルコードから、通常の被呼番号である公衆網番号への変換を行うことができる。そして、当該変換した公衆網番号に、発信者番号通知可否の特番を付加することで、発信者番号の通知可否を伴う局線発信動作を行うことができる。
すなわち、内線電話機21のユーザが発信者番号通知可否を指定する専用キーの押下及び短縮番号のダイヤルをするだけで、PBX10は、短縮番号から被呼番号に自動的に変換し、当該被呼番号に発信者番号通知可否の特番を自動的に付加して局線発信動作を行うことができる。
従って、保守管理者は、短縮ダイヤルコードに対して事前に発信者番号通知可否の特番を関連付けるための事前の設定を行う必要がない。よって、発信者番号通知可否の特番を伴う発信に関して、ユーザ及び保守管理者の操作の煩雑さをより低減し、利便性が高くかつ保守管理を容易とする構内交換機を提供することができる。
なお、上記の実施例及び変形例において、内線電話機21が発信者番号非通知を示す非通知専用キー21A及び発信者番号通知を示す通知専用キー21Bを備えている例について説明したが、これに限られない。例えば、内線電話機21は、非通知専用キー21A又は通知専用キー21Bのいずれか一方を有していてもよい。PBX10は、当該非通知専用キー21A又は通知専用キー21Bのいずれか一方が押下された際の信号を発信者番号通知可否指令として受信可能に構成されていればよい。そして、当該通知可否指令に応じて、発信者番号通知可否の特番を自動的に付加して局線発信動作を行うことができるように構成されていればよい。
上述した実施例における構成は例示に過ぎず、用途等に応じて適宜変更可能である。
100 構内電話システム
10 構内交換機
11 内線インターフェース
13 外線インターフェース
15 スイッチ回路
17 制御部
19 記憶部
20 内線電話機群
21、22 内線電話機
21A、22A 非通知専用キー
21B、22B 通知専用キー
30 公衆電話網

Claims (3)

  1. 加入者回線を経て供給される交換情報データに応じて内線交換動作及び局線発信動作を行う構内交換機であって、
    前記交換情報データは、被呼情報と、局線発信か否かを指定する局線指定情報と、局線発信時の発信者番号の通知可否を示す発信者番号通知可否指令と、を含み、
    前記構内交換機は、前記発信者番号通知可否指令に基づいて前記発信者番号の通知が許可されるか否かの通知可否判定を行う通知可否判定部と、
    前記通知可否判定部の判定結果に応じた通知可否を伴う局線発信動作を行う交換制御部と、
    前記発信者番号通知可否指令を受信して保持する保持部と、を有し、
    前記通知可否判定部は、前記保持部に保持された前記発信者番号通知可否指令を参照して前記通知可否判定を行い、
    前記保持部は、前記発信者番号通知可否指令を受信した場合に、前記発信者番号通知可否指令の受信を示す信号を前記加入者回線に送出することを特徴とする構内交換機。
  2. 前記局線指定情報によって前記局線発信が指定されたか否かを判定する局線判定部を有し、
    前記交換制御部は、前記局線発信が指定されたと判定された場合に、前記被呼情報と、前記通知可否判定部の判定結果に応じた通知可否を示す特定番号と、に基づいて局線発信動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の構内交換機。
  3. 前記被呼情報は被呼番号に対応する短縮番号を含み、
    前記構内交換機は、前記短縮番号を前記被呼番号に変換する短縮番号変換部を有し、
    前記交換制御部は、前記短縮番号変換部によって変換された前記被呼番号を伴った局線発信動作を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の構内交換機。
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