JP2003143631A - 構内交換機及びダイヤルイン着信形態を切替える方法 - Google Patents

構内交換機及びダイヤルイン着信形態を切替える方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆網からダイヤルイン着信方式で着信可能
な構内交換機において、着信対象となる内線端末を切替
えるダイヤルイン着信切替えの利便性を向上させる。 【解決手段】 本発明による構内交換機は、複数の公衆
網回線102に接続され、複数の内線端末108を収容
しており、記憶装置106はそれぞれの内線端末毎に着
信形態を記憶し、中央制御装置105は公衆網からダイ
ヤルイン着信したときには、受信したダイヤルイン番号
を解析し、着信対象となる内線端末を選択し、記憶装置
106に記憶されている内線端末の着信形態に従ってダ
イヤルイン着信制御する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の内線端末装
置を収容し、公衆網に接続される構内交換機において、
特にダイヤルイン着信でそれぞれの内線端末装置に着信
を行う際に、ダイヤルイン着信の着信対象となる内線端
末装置を選択する方法および構内交換システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】企業などで利用される構内交換機は、公
衆網の回線を複数接続し、内線電話となる内線端末装置
を複数収容して様々なサービスが運用される。その中で
も公衆網のサービスであるダイヤルイン着信方式を利用
する企業は非常に多い。これはダイヤルイン着信方式が
1回線に対して1番号ではなく、複数回線に対して複数
番号で利用可能なサービスであるためである。
【0003】その為、ダイヤルイン着信方式を利用する
構内交換機でも様々なサービスが開発されており、ダイ
ヤルイン着信番号変換機能もその一つである。ダイヤル
イン着信番号変換機能は、公衆網より送信されてくるダ
イヤルイン番号を構内交換機が受信し、受信したダイヤ
ルイン番号を構内交換機で変換し、対象となる内線電話
機を選択するサービスである。
【0004】要するに、構内交換機でダイヤルイン番号
を変換することで、ダイヤルイン番号を変更すること無
く着信対象となる内線電話機を変更することが簡単に出
来るようになっている。
【0005】構内交換機で、上記したサービスが開始さ
れ、さらに簡単に着信対象となる内線電話機の変更を可
能とする方法として、夜間や深夜のダイヤルイン着信切
り替えなどが行われるようになった。
【0006】これは電鍵キー(ハードスイッチ)やタイ
マーなどを用いて着信対象となる内線電話機を切替える
方法であり、昼間や夜間や深夜などで着信対象となる内
線電話機を切替えて使用することで、例えば、昼間は中
継台へ着信し、夜間は自部署に着信し、深夜はトーキー
や音声メール装置へ着信するなどとして公衆網からのダ
イヤルイン着信に対応する。
【0007】また、その電鍵キーの変わりに構内交換機
に収容される多機能電話機のボタンが用いられる方法が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術では、ダイヤルイン着信の切り替え条件が複雑化
し、利用者が現在のダイヤルイン着信状態を認識しづら
く、構内交換機運用上での誤動作を招くおそれがあっ
た。
【0009】また、従来のダイヤルイン着信切り替え方
法では、多機能電話機からダイヤルイン着信切り替えを
行う場合でも、限定された内線端末装置からその内線端
末装置が属するグループのダイヤルイン着信を切替える
ことしかできず、切り替え操作対象となる端末装置の利
用者が操作を忘れた場合などには、その利用者が属する
グループ全体の内線端末装置のダイヤルイン着信切り替
えが行われないという問題があった。
【0010】また、従来のダイヤルイン着信切り替えで
は、着信切り替えの順番が限られていた。例えば、昼の
状態から夜間の状態、夜間の状態から深夜の状態などへ
の切り替えしかできず、昼の状態から深夜の状態への変
更ができなかった。上述した例では三つの状態で説明し
たが、切り替え可能な状態がさらに増えた場合、切り替
えの順番が限られているのは操作性が非常に悪いと言う
問題があった。
【0011】また、ダイヤルイン着信切り替えは、内線
端末をグループ化して利用した場合のサービスとして限
定されており、各個人毎にダイヤルイン着信番号を利用
する場合、ダイヤルイン着信切り替えの利用が困難であ
った。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆網を介し
て接続される複数の回線と、複数の内線端末とを収容
し、前記公衆網からダイヤルイン着信が可能であると共
に、前記ダイヤルイン着信したときに複数の着信形態を
選択する選択手段とを備えた構内交換機において、前記
複数の内線端末それぞれの前記着信形態を記憶する記憶
手段と、前記ダイヤルイン着信したときには前記記憶手
段を用いて着信先を決定する着信先決定手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0013】したがって、本発明によれば、内線端末そ
れぞれにダイヤルイン着信したときでも、それぞれの内
線端末毎にダイヤルイン着信形態の切替ができ、ダイヤ
ルイン着信を利用した着信形態の利便性が向上される。
【0014】また、本発明は、公衆網を介して接続され
る複数の回線と、複数の多機能電話機とを収容し、前記
公衆網からダイヤルイン着信が可能であると共に、前記
ダイヤルイン着信したときに複数の着信形態を選択する
選択手段とを備えた構内交換機において、前記多機能電
話機の機能ボタンに前記着信形態を決定するボタンを複
数登録できると共に、複数の前記機能ボタンに登録され
たいずれかを選択することで前記着信形態を決定するこ
とを特徴とする。
【0015】したがって本発明によれば、ダイヤルイン
着信の着信形態を切替える方法が簡素化されると共に、
着信形態の切替え状態が端末装置のランプで表示される
ので、着信形態の切替え状態を確認しながら着信形態の
切替えが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照し説明する。図1は本発明の実施の形態
における構内交換機のシステム構成図である。101は
ディジタルライントランク(DLIN)である。102
は局線トランク(COT)である。103はPB信号送
受信トランク(PBR)である。
【0017】104は通話路スイッチ(TSW)であ
る。105は中央制御装置(CPU)である。106は
記憶装置(MM)である。107は制御バスである。1
08は内線端末である。109は公衆網を示している。
同図において、構内交換機は破線で示すように、通話路
スイッチ104と、ディジタルライントランク101
と、局線トランク102と、PB信号送受信機103
と、制御バス107と、中央制御装置105と、記憶装
置106とで構成される。
【0018】中央制御装置105は、制御バス107を
介して構内交換装置全体を制御する中央制御装置であ
り、各条件において、様々なプログラムを実行する。記
憶装置106は、中央制御装置105と制御バス107
を介して接続されており、中央制御装置105からの指
示により、中央制御装置105とデータの授受を行い、
交換動作制御プログラムなどの各種プログラム及び、構
内交換装置の内線データ、局データ、制御データなどの
各種データを記憶すると共に、交換動作を実行するとき
に一時的に利用される情報を記憶する記憶装置である。
【0019】通話路スイッチ104は、中央制御装置1
05と制御バス107を介して接続されており、中央制
御装置からの指示により通話路の接続、切断などを行
う。ディジタルライントランク101は、内線端末10
8を構内交換機に接続するための接続ユニットであり、
このディジタルライントランク101には図示しない制
御装置が内蔵されている。
【0020】このディジタルライントランク101は内
線端末108の発呼情報(着信情報)、ダイヤル情報、
切断情報などの各種情報を中央制御装置105に通知す
ると共に、中央制御装置105から内線端末108を制
御するためのランプ情報、表示情報(LCD表示情
報)、リンギング情報、着信情報などの各種情報をディ
ジタルライントランク101内の制御装置に通知するこ
とで、内線端末108に対する制御が実行される。
【0021】なお、本発明の実施の形態ではディジタル
ライントランク101〜101nとして示しているが、
これはディジタルライントランク101を複数収容して
いることを示している。
【0022】局線トランク102は、公衆網109を構
内交換装置に接続するための接続ユニットであり、この
局線トランク102の内部には、図示しない制御装置が
内蔵されている。
【0023】この局線トランク102は公衆網109か
らの着呼情報、発信者番号情報などの各種情報を中央制
御装置105に通知すると共に、中央制御装置105か
ら公衆網109に対する発呼情報、ダイヤル情報などの
各種情報を局線トランク102内の制御装置に通知する
ことで、公衆網109に対する発呼(発信)が実行され
る。
【0024】なお、本発明の実施の形態では、局線トラ
ンク102〜102nとして示しているが、これは局線
トランク102を複数収容していることを示している。
PB信号送受信トランク103は、構内交換機でPB信
号を利用するするためのユニットであり、このPB信号
送受信トランクの内部には、図示しない制御装置が内蔵
されている。
【0025】このPB信号送受信トランク103は、通
信接続される際にPB信号の送受が必要な場合に、中央
制御装置105の指示で通話路スイッチ104を介して
接続され、PB信号の送受を行いその送受信されるPB
信号の送受信内容を中央制御装置105に通知する。
【0026】内線端末108は、構内交換機で利用され
る電話機である。本発明の実施の形態では、内線端末1
08に多機能電話機を利用した構成として説明する。
(以下、内線端末108を多機能電話機108とも言
う。) なお、本発明の実施の形態では内線端末108〜108
nとして示しているが、これは内線端末108を複数収
容していることをしめしている。公衆網109は、一般
加入者網であり、ダイヤルイン着信が可能であればアナ
ロク網、ISDN網のいずれであっても良い。図2は、
本発明の実施の形態における多機能電話機108の盤面
図であり、多機能電話機108の表示部と特殊ボタンの
みを示している。なお、図示していない構成として送受
話器、ダイヤルボタン、スピーカなどがあるが、本発明
のとは特に関係ないので説明を省略する。
【0027】200はLCD表示部である。201及び
204はLEDランプである。202及び205はボタ
ンスイッチである。203で示す破線の部分は要するに
ボタン一つの構成を示している。つまり、LEDランプ
201とボタンスイッチ202を一つとして機能ボタン
5として構成されている。同様の構成で機能ボタンは1
〜24までのボタンがある。
【0028】この機能ボタンは、構内交換機の記憶装置
106に局データとして記憶される情報により、様々な
機能ボタンとして利用可能である。なお、詳細な説明は
後述する。(以下、機能ボタン1、機能ボタン2・・・
機能ボタン24とも言う。)206で示す破線の部分
は、先に説明した機能ボタンとは異なり、予め機能が固
定されたボタン一つの構成を示している。つまり、LE
Dランプ204とボタンスイッチ205を一つの構成と
して機能が固定されたボタンとなる。(以下、それぞれ
再ダイヤルボタン、転送ボタン、◇ボタン、不在ボタ
ン、代理応答ボタンとも言う。) 図3は、本発明の実施の形態における構内交換機の記憶
装置106に記憶される内線データであり、内線番号情
報300と他の内線制御情報として内線制御情報A30
1と番号変換情報302と内線制御情報n301を1ブ
ロックとして構成している。同図で示すように、内線デ
ータは構内交換機に収容される内線端末それぞれのデー
タであり、収容位置情報により検索される。また、本発
明の実施の形態では番号変換情報302以外については
本発明とは関係ないため詳細な説明を省略する。
【0029】番号変換情報302は、内線端末108が
ダイヤルイン着信対象内線となったときに用いられる番
号変換情報が記憶される。番号変換情報には、着信先を
示す為の情報が記憶されており、ダイヤルイン着信した
ときに本データに基づいて着信先又は着信形態を決定す
る。
【0030】図4は、本発明の実施の形態における構内
交換機の記憶装置106に記憶される機能ボタンデータ
であり、機能ボタン一つに対して用途400と、制御情
報401で構成される。つまり、402〜404で示さ
れる情報は機能ボタンにデータが設定されている例を示
している。
【0031】例えば、用途400に設定された内容とし
て番号変換切替ボタン402が対応しており、制御情報
401に設定された内容として番号変換モード番号40
3と番号変換グループ番号404が対応している。
【0032】番号変換切替ボタン402は、上述したよ
うに登録されたボタンの用途を示しており、番号変換の
ボタンが登録されていることを示している。番号変換モ
ード番号403は、該当するボタンに登録されている変
換モードを示す情報が記憶されている。例えば、中継台
着信、内線番号への変換、分散着信、などである。
【0033】番号変換グループ番号404は、後述する
情報の索引情報である。なお、本データは図3で示すデ
ータと同様に、構内交換機に収容可能な内線数分のエリ
アがあり、収容位置情報で検索され、更に、それぞれの
ボタン番号でインデックスされている。
【0034】図5は、本発明の実施の形態における構内
交換機の記憶装置106に記憶される番号変換許容デー
タであり、番号変換許容モード500〜500nで構成
される。
【0035】番号変換許容モード500は、上述した番
号変換グループ番号404でインデックスされるデータ
であり、番号変換のモード変更範囲を示す情報が記憶さ
れている。例えば、図2で示される番号変換のモード
を、在席をモード0、離席をモード1、転送1をモード
2、転送2をモード3、夜間切替をモード4とすると、
番号変換のモード変更範囲がモード2までと設定されて
いる場合は、転送2(モード3)と夜間切替(モード
4)への変更を規制する。
【0036】図6は、本発明の実施の形態における構内
交換機の記憶装置106に記憶される番号変換テーブル
データであり、変換テーブル番号600〜600nで構
成される。
【0037】変換テーブル番号600は、後述する情報
の索引情報であり、実際の変換情報をインデックスする
ためのテーブル番号が記憶されている。なお、番号変換
テーブルデータも上述した番号変換グループ番号でイン
デックスされるデータである。図7は、本発明の実施の
形態における構内交換機の記憶装置106に記憶される
番号変換データであり、番号変換グループ番号700
と、着信先情報701を1ブロックとして構成し、複数
のブロックで構成されるデータである。
【0038】番号変換グループ番号700は、番号変換
のグループ番号が連番で記憶され、0〜nの番号で情報
が記憶される。着信先情報701は、実際に着信する番
号情報又は着信形態が記憶される。(例えば、内線番
号、中継台呼び出し番号、仮想内線番号などである。) なお、本データは、上述した変換テーブル番号600に
基づいてインデックスされるデータである。図8は、本
発明の実施の形態における番号変換データの登録動作を
示す説明図である。まず、◇ボタンを押下する(ステッ
プ800)。次に、切替ボタンを押下する(ステップ8
01)。すると、切替ボタンのランプが表示される(ス
テップ802)。ランプ表示が行われたことで切替の完
了を確認とし終了する(ステップ803)。
【0039】実際に、図2を用いて説明すると、以下に
示すようになる。まず、◇ボタンを押下する。◇ボタン
を押下することでボタン番号17及び、ボタン番号21
〜24で示される切替ボタンの押下を可能としている。
これは、誤ったボタン押下による誤動作を防止するため
である。
【0040】次に、切替ボタンを押下する。例えば、ボ
タン番号17で示される夜間切替ボタンが押下される
と、ボタン押下された情報が構内交換機の中央処理装置
105へ送信され、ダイヤルイン着信切替処理が実行さ
れる。
【0041】次に、切替ボタンのランプが表示される。
例えば、ボタン番号17のランプが中央制御装置105
からの指示で赤点灯などの状態となり、切替えが完了し
たことを電話機に表示する。
【0042】このように、一連の動作でダイヤルイン着
信切替が行われる。なお、中央処理装置105で処理さ
れる処理内容については後術する。図9は、本発明の実
施の形態におけるダイヤルイン着信切替処理の動作フロ
ーチャートであり、構内交換機の中央処理装置105で
処理される。まず、多機能電話機108の機能ボタンが
押下されると、構内交換機は押下されたボタン情報を抽
出する(ステップ900)。これは、図4に示す機能ボ
タンデータを多機能電話機108の収容位置でインデッ
クスし、さらに、押下されたボタン番号でインデックス
することでボタンの情報を抽出する。
【0043】次に、番号変換モードと現在の状態を比較
する(ステップ901)。これは、図3に示す内線デー
タの番号変換情報302を現在の状態として認識し、図
4で記憶されている番号変換モード番号403と比較す
ることで状態が一致するか否かを比較する。
【0044】次に、状態が一致するか否かを判定する
(ステップ902)。一致しない場合は、ステップ90
3へ進み、一致する場合は、ステップ908へ進む。ス
テップ903では、番号変換モード番号403と番号変
換許容モード500を比較する。ここでは押下されたボ
タンに登録されている番号変換モード403の内容が動
作可能かを判定する。要するに、番号変換の切替が有効
とされているか否かを判定する。
【0045】許容と判断したときにはステップ905に
進み、不許容と判断したときにはステップ907へ進む
(ステップ904)。ステップ905では、番号変換モ
ード番号403及び、番号変換グループ番号404を抽
出して番号変換情報302に記憶する。次に表示処理を
実行し、対象となる機能ボタンのランプの点灯を多機能
電話機108に対して指示する(ステップ906)。次
に、多機能電話機108を空状態としてダイヤルイン番
号切替登録処理を終了する(ステップ907)。ステッ
プ902で状態が一致すると判断されたときには、番号
変換情報302を初期値に変更し、ステップS906へ
進む(ステップ908)。これは、一致の場合には、例
えば在席の状態にする。つまり、ランプ点灯状態の機能
ボタンを押下することで、統一された切替状態に処理す
ることを可能としており、切替状態の解除を可能として
いる。
【0046】ステップ904で番号変換の許容モードが
不許容と判断されたときには、ステップ907へ進み処
理を終了する。図10は、本発明の実施の形態における
構内交換機の中央処理装置105で処理されるダイヤル
イン着信処理の動作を示すフローチャート図である。ま
ず、公衆網109からダイヤルイン番号を受信する(ス
テップ1000)。構内交換機は、ダイヤルイン番号を
受信すると、内線データの内線番号情報300を検索
し、一致する内線情報を抽出する(ステップ100
1)。
【0047】次に、番号変換が有りか否かを判断する
(ステップ1002)。これは、内線データの番号変換
情報302にデータが登録されているか否かで判断す
る。番号変換が有りと判断されたときにはステップ10
03へ進み、番号変換が無しと判断されたときにはステ
ップ1006へ進む。
【0048】ステップ1003では、番号変換情報30
2を抽出する。次に、番号変換情報302に基づいて着
信先情報701を抽出し着信先として決定する(ステッ
プ1004)。ステップ1005では着信先の情報に基
づいて着信処理を実行する。ステップ1002で、番号
変換が無しと判断されたときには、受信したダイヤルイ
ン番号を着信先として決定し、ステップ1005に進み
着信処理を実行する。
【0049】以上説明した処理により、各端末装置のそ
れぞれにダイヤルイン着信番号を対応させ、かつ、ダイ
ヤルイン着信切り替えが可能な構内交換機を提供するこ
とができる。
【0050】例えば、内線端末108にダイヤルイン着
信する場合に図2に示す機能ボタンの構成で、在席の場
合は自端末装置への着信、離席の場合は仮想内線への着
信(分散着信)、転送1の場合は構内用無線端末装置
(パーソナルハンディホンシステム。)への着信、転送
2の場合は電話受付者(例えば中継台など)への着信、
夜間切替の場合は夜間トーキーもしくは、音声メール装
置への着信などとすればよい。
【0051】上記のようなデータを登録し運用すること
で、公衆網からのダイヤルイン着信を、利用者が選択し
た着信形態に合わせて着信させることができる。また、
本発明は不在転送とは異なり、簡易な操作でダイヤルイ
ン着信切替が可能である。不在転送の登録と比較する
と、通常不在転送の登録は、不在ボタンを押下し、その
後転送先のダイヤル番号をダイヤルするが、本発明で
は、◇ボタンを押下し、ダイヤルイン着信切替ボタンの
いずれかを押下すればよい。
【0052】なお、本発明の実施の形態では、◇ボタン
を押下して切り替える内容で説明したが、◇ボタンの押
下を省略することも可能である。つまり、ワンタッチ切
り替えである。しかし、ボタンの誤操作を防止するため
にも、◇ボタンを押下したあとに、ダイヤルイン着信切
り替えボタンを押下する(ツータッチ切り替え)ことが
望ましい。
【0053】また、本発明の実施の形態によれば、ダイ
ヤルイン着信切り替えの順番に制限が無く、例えば、図
2で示す在席の状態から転送2の状態への切り替えも可
能であり、操作性が非常に向上したことは言うまでもな
い。
【0054】また、図2では在席のボタンをあえて記載
しているが、在席のボタンを設けなくてもランプが点灯
しているダイヤルイン着信切り替えボタンを押下するこ
とで、在席の状態にすることが出来るので、在席のダイ
ヤルイン着信切り替えボタンを登録しない場合でも利用
することは可能である。つまり、離席、転送1、転送
2、夜間切替のボタンのランプが全て消灯している状態
では在席の状態である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、それぞれの端末装置毎
にダイヤルイン着信を振り分けて運用することが可能と
なると共に、各端末装置毎の操作性に優れたダイヤルイ
ン着信切り替えができる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構内交換機のブロック図である。
【図2】本発明の多機能電話機のボタン構成の盤面図で
ある。
【図3】構内交換機に記憶される内線データのデータ構
成図である。
【図4】構内交換機に記憶される内線毎のボタン情報を
記憶するデータ構成図である。
【図5】構内交換機に記憶される番号変換許容モードを
記憶するデータ構成図である。
【図6】構内交換機に記憶される変換テーブル番号を記
憶するデータ構成図である。
【図7】構内交換機に記憶される着信先を示す情報を記
憶するデータ構成図である。
【図8】本発明のダイヤルイン着信切り替え操作を示す
動作フローチャート図である。
【図9】本発明のダイヤルイン番号切替登録処理を示す
フローチャート図である。
【図10】本発明のダイヤルイン着信したときの着信処
理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
100 構内交換機 101 ディジタルライントランク 102 局線トランク 103 PB信号送受信トランク 104 通話路スイッチ 105 中央制御装置 106 記憶装置 107 制御バス 108 内線端末装置(多機能電話機) 109 公衆網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA41 AA61 CC03 CC04 EE04 FF01 GG01 GG03 HH01 HH02 5K049 AA15 BB04 BB13 BB17 CC11 EE04 FF01 FF36 FF37 FF46 FF47 KK11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆網を介して接続される複数の回線と、
    複数の内線端末とを収容し、前記公衆網からダイヤルイ
    ン着信が可能であると共に、前記ダイヤルイン着信した
    ときに複数の着信形態を選択する選択手段とを備えた構
    内交換機において、 前記複数の内線端末それぞれの前記着信形態を記憶する
    記憶手段と、前記ダイヤルイン着信したときには前記記
    憶手段を用いて着信先を決定する着信先決定手段と、を
    備えることを特徴とする構内交換機。
  2. 【請求項2】公衆網を介して接続される複数の回線と、
    複数の多機能電話機とを収容し、前記公衆網からダイヤ
    ルイン着信が可能であると共に、前記ダイヤルイン着信
    したときに複数の着信形態を選択する選択手段とを備え
    た構内交換機において、 前記多機能電話機の機能ボタンに前記着信形態を決定す
    るボタンを複数登録できると共に、複数の前記機能ボタ
    ンに登録されたいずれかを選択することで前記着信形態
    を決定する方法。
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