JP5515301B2 - 画像処理装置、プログラム、画像処理方法、記録方法および記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、プログラム、画像処理方法、記録方法および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、プログラム、画像処理方法、記録方法および記録媒体に関する。
従来より、立体(3D)画像の提示技術が知られている。立体映像を提示する技術の一つとして、物体を右眼から見たときの右眼用画像および当該物体を左眼から見たときの左眼用画像を生成して、右眼用画像をユーザの右眼に対してのみに表示し、左眼用画像をユーザの左眼に対してのみに表示する技術(ステレオ立体視技術)が存在する。
特開平10−117362号公報 特開2002−262310号公報 特開平8−205201号公報
ところで、このようなステレオ立体視技術は、ユーザに不快感を与える場合がある。ステレオ立体視技術では、面上に表示された画像を、両眼の視差により、あたかも奥行きおよび飛び出しがあるように感じさせている。従って、通常の立体物を見ている場合と比較して、視覚と脳の働きが異なり、このことが場合により画像に不自然感を生じさせ、結果として不快感を引き起こすとされている。特に、視覚の輻輳と調節との不一致(両眼輻輳の交差点と、実際に像として焦点が合っている位置とが異なること)が、大きな要因とされている。
また、ステレオ立体視技術は、立体映像用の視差画像を生成するためのコストが大きい。ステレオ立体視技術では、1つの場面に対して視差を有する2つの画像(右眼用画像および左眼用画像)を生成しなければならない。従って、撮影時において、適切に設置及び制御された2個以上のカメラにより視差画像を取得しなければならなく、コストが大きい。また、コンピュータグラフィクス等により人工的に画像を合成する場合にも、視差画像を生成するためのコストが大きい。
また、2次元画像を元に視差画像を生成する方法も種々提案されている。例えば、時間差をもって取得された複数画像をそれぞれ右眼用画像および左眼用画像とする方法が提案されている。また、例えば、2次元画像を解析してユーザが奥行き情報を付加する作業を行って、2次元画像から視差画像を生成する方法も提案されている。しかしながら、何れの方法も処理が煩雑で人間判断を伴うマニュアル作業が含まれており、コストが大きい。
また、右眼用画像及び左眼用画像に視差を与えずに立体映像を提示する方法も提案されている(特許文献1〜3)。しかしながら、いずれの方法も、立体映像を適切に提示するための具体的な処理については明確ではない。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる画像処理装置、プログラム、画像処理方法、記録方法および記録媒体を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、2次元画像を立体的に表示可能にするための画像処理装置であって、前記2次元画像を表示領域内において左右にずらした左側画像および右側画像を生成する生成部と、前記左側画像および前記右側画像が重複して表示されない領域が、ユーザの有効視野の外側に位置する表示領域を有し、前記表示領域により前記左側画像をユーザの左眼に対して出力し、前記右側画像をユーザの右眼に対して出力する出力部と、を備える画像処理装置を提供する。更に、コンピュータをこのような画像処理装置として機能させるプログラム、画像処理方法を提供する。
また、本発明の第2の態様においては、2次元画像を立体的に表示可能にするための画像を記録する記録方法であって、前記2次元画像を表示領域内において左右にずらした左側画像の画像データおよび右側画像の画像データを生成し、前記左側画像の画像データを、記録媒体における、再生装置によって読み取られてユーザの左眼に対して出力される画像を保持する左側画像データ記録領域に記録し、前記右側画像の画像データを、記録媒体における、再生装置によって読み取られてユーザの右眼に対して出力される画像を保持する右側画像データ記録領域に記録する記録方法を提供する。さらに、このような記録方法により記録がされた記録媒体を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置10の構成を示す。画像処理装置10は、与えられた2次元画像を立体的に表示可能にするための装置である。より具体的には、画像処理装置10は、与えられた2次元画像に基づき、ユーザの右眼に対して出力する画像および当該ユーザの左眼に対して出力する画像を生成して、表示装置に表示する。なお、与えられる2次元画像は、静止画像であっても、時間的に連続する複数の静止画像を含む動画像であってもよい。
画像処理装置10は、生成部20と、出力部30とを備える。生成部20は、一例として、記録媒体からデータを再生する再生装置または伝送されたデータを受信する受信装置から、2次元画像を受け取る。
生成部20は、2次元画像を表示領域内において左右に瞳孔間距離以下の距離分ずらした左側画像および右側画像を生成する。生成部20は、一例として、同一の2次元画像に基づいて左側画像および右側画像を生成する。
ここで、瞳孔間距離は、人間の瞳間の距離(40mmから90mm)であって、当該距離だけ離した位置に左側画像および右側画像を表示すると、人間が、左眼で見た左側画像の表示物と右眼で見た右側画像の表示物とを融合して一つの像として認識することができ、且つ、融合した像を無限遠に認識することができる距離である。この場合、観視者の両眼の視線は平行となっている。従って、生成部20は、2次元画像を表示領域内において左右に0より大きく90mm以下の距離分ずらした左側画像および右側画像を生成することが望ましい。
なお、人間は、両眼の視線が平行な状態から左右に2〜3度程度開いた方向にある対象でも、両眼融合視をできる場合がある。従って、左側画像と右側画像との間の距離は、左眼の視線が平行状態から左側に3度以下(好ましくは2度)、右眼の視線が平行状態から右側に3度以下(好ましくは2度)ずれる距離であってもよい。左側画像と右側画像との間の距離が、瞳孔間距離からずれてよい許容量は、観視者と表示面との間の距離が遠くなるほど大きくなる。
また、表示領域は、ユーザに対して立体画像を提供する表示装置における画像の表示部分の領域である。より具体的には、例えば、表示領域は、テレビジョン装置の表示面、コンピュータのモニタ内に表示された1つのウィンドウ領域等の1つの画面上に形成された領域である。また、例えば、表示領域は、ヘッドマウントディスプレイの表示面等のように2つの画面により形成された領域であってもよい。生成部20は、一例として、与えられた2次元画像の画素サイズと表示領域の大きさとに応じて、左側画像および右側画像間の表示領域上における距離が瞳孔間距離となるように、左側画像と右側画像と間のデータ上における距離を変更してもよい。
生成部20は、一例として、元の2次元画像を左方向にずらして左側画像を生成する。また、生成部20は、一例として、元の2次元画像を右方向にずらして右側画像を生成する。また、生成部20は、一例として、元の2次元画像を左方向にずらして生成された左側画像における、表示領域の左側境界から左側にはみ出した部分を削除してもよい。生成部20は、一例として、元の2次元画像を右方向にずらして生成された右側画像における、表示領域の右側境界から右側にはみ出した部分を削除してもよい。
生成部20は、元の2次元画像を左方向にずらして生成された左側画像の右側に新たな画像を付加してもよい。また、生成部20は、元の2次元画像を右方向にずらして生成された右側画像の左側に新たな画像を付加してもよい。これにより、生成部20は、元の2次元画像をずらして左側画像および右側画像を生成した結果、表示領域内における左側画像の右側にできる空白、および、表示領域内における右側画像の左側にできる空白を、新たに付加した画像で埋めることができる。なお、この場合において、生成部20は、例えば暗色若しくは予め設定された色等の画像を付加してもよい。
また、当該画像処理装置10が1個の表示領域を有する表示装置により立体画像を提供する場合、生成部20は、当該表示領域の水平ラインを垂直方向に所定本ずつ交互に選択した場合における一方の水平ライン(例えば偶数ライン)に表示される画像を、左側画像とする。また、この場合、生成部20は、表示領域の水平ラインを垂直方向に所定本ずつ交互に選択した場合における他方の水平ライン(例えば奇数ライン)に表示される画像を、右側画像とする。
また、当該画像処理装置10が1個の表示領域を有する表示装置により立体画像を提供する場合、生成部20は、動画像に含まれる各フレームを時間順に所定枚ずつ交互に選択した場合における一方のフレーム(例えば偶数フレーム)に表示される画像を、左側画像とする。また、この場合、生成部20は、動画像に含まれる各フレームを時間順に所定枚ずつ交互に選択した場合における他方のフレーム(例えば奇数フレーム)に表示される画像を、右側画像とする。
また、当該画像処理装置10がヘッドマウントディスプレイのような左眼用表示面および右眼用表示面を有する表示装置によりユーザに対して立体画像を提供する場合、生成部20は、左眼用表示面に表示される画像を左側画像とする。また、この場合、生成部20は、右眼用表示面に表示される画像を右側画像とする。
また、生成部20は、一例として、左側画像および右側画像を生成する処理をコンピュータのソフトウェア演算により行ってもよい。これに代えて、生成部20は、リアルタイムで伝送または再生されるビデオ信号に対してリアルタイムで画像処理を行ってもよい。
出力部30は、左側画像および右側画像が重複して表示されない領域が、ユーザの有効視野の外側に位置する表示領域を有する。そして、出力部30は、この表示領域により、生成部20により生成された左側画像をユーザの左眼に対して出力する。また、出力部30は、この表示領域により、生成部20により生成された右側画像をユーザの右眼に対して出力する。
出力部30は、一例として、据置型の液晶ディスプレイのような1つの画面上に形成された表示領域内に、左側画像および右側画像を重複して表示する構成であってよい。これに代えて、出力部30は、ヘッドマウントディスプレイのような2つの画面により形成された表示領域のそれぞれに、左側画像および右側画像を別個に表示する構成であってもよい。
本実施形態においては、出力部30は、表示部32と、立体視用メガネ34とを有する。表示部32は、2次元マトリクス状に配置された複数の画素を含み、ユーザの左眼および右眼に対して画像を表示する画素ラインが交互に配置された表示領域を有する。立体視用メガネ34は、表示部32の右眼用の画素ラインにより表示された画像を右眼のみに与え、表示部32の左眼用の画素ラインにより表示された画像を左眼のみに与える。出力部30がこのような表示部32および立体視用メガネ34を有する場合、生成部20は、表示領域における左眼に対する各画素ラインに対応する2次元画像の各画素から左側画像を生成すると共に、表示領域における右眼に対する各画素ラインに対応する2次元画像の各画素を右側にずらして右側画像を生成する。このような生成部20は、画素データを画素ライン単位で水平方向にずらすことにより、左側画像および右側画像を生成することができるので、回路構成を簡易にすることができる。
表示部32は、一例として、左眼用画素ラインから第1回転方向の円偏光を発する。また、表示部32は、一例として、右眼用画素ラインから第1回転方向の円偏光とは逆回転の第2回転方向の円偏光を発する。そして、表示部32は、左眼用画素ラインにより左側画像を表示し、右眼用画素ラインにより右側画像を表示する。
また、立体視用メガネ34は、一例として、第1回転方向の円偏光を透過して第2回転方向の円偏光を遮断するユーザの左眼上に配置される左眼用偏光フィルタと、第2回転方向の円偏光を透過して第1回転方向の円偏光を遮断するユーザの右眼上に配置される右眼用偏光フィルタとを有する。これにより、立体視用メガネ34は、表示部32の左眼用画素ラインにより表示された左側画像を左眼のみに与え、表示部32の右眼用画素ラインにより表示された右側画像を右眼のみに与えることができる。
なお、出力部30は、左側画像をユーザの左眼のみに与え、右側画像をユーザの右眼のみに与えることができれば、どのような構成であってもよい。出力部30は、一例として、左側画像および右側画像を時間的に交互に表示する表示装置と、表示装置に同期したシャッタを有するシャッタ付メガネとを有してもよい。この場合、シャッタ付メガネは、左側画像が表示されている期間において左眼のシャッタを開いて右眼のシャッタを閉じ、右側画像が表示されている期間において右眼のシャッタを開いて左眼のシャッタを閉じる。このような出力部30によれば、左側画像をユーザの左眼のみに与え、右側画像をユーザの右眼のみに与えることができる。
また、出力部30は、左眼用表示面と右眼用表示面とを有するヘッドマウントディスプレイであってもよい。また、出力部30は、色フィルタまたは分光特性差、偏向方向の違い等を利用して、左側画像をユーザの左眼のみに表示し、右側画像をユーザの右眼のみに表示する装置であってもよい。
以上のように画像処理装置10によれば、2次元画像を左右にずらすことで立体画像を生成する。これにより、画像処理装置10によれば、非常に簡単な処理であって且つ小さいコストで立体画像をユーザに提供することができる。
図2は、表示部32による表示の一例を示す。表示部32は、一例として、表示領域内における水平ラインを垂直方向に1本ずつ交互に選択した場合における一方(例えば偶数ライン)が左眼用画素ラインであり、他方(例えば奇数ライン)が右眼用画素ラインである。そして、この場合、生成部20は、このような表示部32の表示領域における左眼用画素ラインに対応する2次元画像の各画素から左側画像を生成すると共に、表示領域における右眼用画素ラインに対応する2次元画像の各画素から右側画像を生成して、表示部32に与える。これにより、表示部32は、立体視用メガネ34を用いることにより、左眼用画素ラインにより表示された左側画像を左眼のみに与え、右眼用画素ラインにより表示された右側画像を右眼のみに与えることができる。
図3は、左側画像上の表示点、右側画像上の表示点、及び、ユーザにより知覚される像の一例を示す。人間が近距離の2次元画像を見ている場合、左眼に与えられている画像と右眼に与えられている画像とは同一ではなく視差がある。人間は、この視差から、見ているものが2次元画像であると認識する。また、人間が無限遠(例えば10m以上)の物体を見ている場合、左眼に与えられている画像と右眼に与えられているが画像とは、視差がなく同一となる。人間は、無限遠を見ている場合、左眼に与えられている画像と右眼に与えられている画像との間に視差が無いことにより、見ている物体及び景色等に立体感および臨場感を感じる。
画像処理装置10は、ユーザの瞳孔間距離と同じ距離だけ左右に距離ずらした視差のない(即ち、互いに同じ)左側画像および右側画像を生成する。そして、画像処理装置10は、左側画像をユーザの左眼に与え、右側画像をユーザの右眼に与える。この結果、画像処理装置10は、ユーザの左眼および右眼の視線を平行状態とする、即ち、ユーザの視線を輻輳させない(左眼および右眼の視線を交差させない)状態とすることができる。これにより、画像処理装置10は、ユーザを、無限遠を見ている状態にすることができる。即ち、例えば、図3に示されるように、画像処理装置10は、ユーザに、A点(黒丸の点)およびB点(三角の点)をともに無限遠に位置する点として知覚させることができる。
このように画像処理装置10は、ユーザに無限遠を見ている状態として且つ左眼と右眼とに視差のない画像を与えることにより、ユーザに立体感を感じる画像を提供することができる。例えば、画像処理装置10は、例えば風景画像等に、窓から外を見たような臨場感を与えることができる。また、画像処理装置10は、マクロ撮影などの近距離撮影の画像に、虫眼鏡でみたような実物感を与えることができる。
画像処理装置10が、以上のような臨場感および実物感といった現実感を画像に与えることができる理由は、以下のように推定される。画像処理装置10は、ユーザの視線を輻輳させないので、視差による像の位置の特定をさせることができない。しかし、視差が無い場合であっても、人間は、経験常識から導き出される実際の対象物の大きさと画角から、像の位置を推定している。そして、人間は、このような位置の推定を無意識かつ瞬時に行い、立体感とともに実寸の感覚を得る。従って、画像処理装置10は、ユーザの視線を輻輳させなくても、以上のような現実感を画像に与えることができると推定される。
また、人間は、動画像を見ている場合、遠くの物体は動きが小さく、近くの物体は動きが大きく感じる。人間は、動画像を見ている場合、視差よりも、このような物体の動きに、より強く立体感を感じる。従って、画像処理装置10は、動画像を表示する場合には、ユーザに立体感をより強く感じさせることができる。
さらに、画像処理装置10は、書割り効果と呼ばれる平面が立って見える現象、および、箱庭効果と呼ばれる、奥行きおよび飛び出し感を強調することによって画面の横方向の拡がり感を低下させる現象を発生させない。従って、画像処理装置10によれば、自然な立体感および臨場感を有する立体画像を提供することができる。
また、画像処理装置10は、ユーザの視線を輻輳させないので、視覚の輻輳と調節との不一致が生じず、不快感を少なくすることができる。また、画像処理装置10は、画面よりも遠い位置に立体像を知覚させるので、枠(例えば、窓枠および虫眼鏡の枠等)を通してみるような感覚をユーザに与えることができる。従って、画像処理装置10によれば、画面より前に飛び出して見える像が画面枠で不自然に切断される現象が生じず、自然な立体画像をユーザに提供することができる。
なお、生成部20は、外枠として表示されるべき外枠画像(例えば黒等の外枠画像)を左側画像および右側画像に付加してもよい。これにより、画像処理装置10は、外枠を通して見たような感覚を、より強くユーザに与えることができる。
図4は、表示領域におけるユーザの有効視野、及び、表示領域における左側画像または右側画像の一方のみが表示される非対応領域の一例を示す。表示領域の左辺部分には、1枚の2次元画像を左右にずらして左側画像および右側画像を生成した場合における左側画面は表示されるが右側画面は表示されない領域(非対応領域)が存在する。同様に、表示領域の右辺部分には、右側画面は表示されるが左側画面は表示されない非対応領域が存在する。このような非対応領域は、ユーザに立体画像を提供することができない。
また、人間の視覚域には、有効視野と、周辺視野が存在する。有効視野は、解像力及び色検知に優れ、視線が瞬時に移動し、意識的認知および注視に用いられる。即ち、有効視野は、テレビ映像または絵画等を観視する場合において、見ていると意識している範囲となる。周辺視野は、明暗に敏感であるが、認知的理解(例えば人物が誰か判定する、字を読む)には殆ど寄与しない。
そこで、画像処理装置10は、非対応領域が、有効視野の外部に位置するような大きさの表示領域に対して、左側画像および右側画像を表示することが好ましい。これにより、画像処理装置10は、立体画像を提供することができない非対応部分の画像を、ユーザに意識的認知されなくすることができる。
画像処理装置10は、例えば、左右方向の幅が下記の式(1)に表わされる値の表示領域に左側画像および右側画像を表示することが好ましい。式(1)において、Wは、表示領域の左右方向の幅を表わす。Dは、ユーザの視点から表示面までの距離を表わす。Lは、ユーザの瞳孔間距離を表わす。θは、ユーザの有効視野の角度を表わす。なお、θは、一般に約20°である。
W≧(3×L)+(2×D×sin(θ/2)) …(1)
即ち、表示領域における左右方向の幅Wは、有効視野の角度の2分の1の値の正弦値に、視点から表示面までの距離の2倍の値を乗じた値(2×D×sin(θ/2))と、瞳孔間距離の3倍の値(3×L)とを、加算した値以上であることが好ましい。
以上から、生成部20は、表示領域が式(1)により表わされる横幅を有する場合に左側画像および右側画像を生成する。これにより、画像処理装置10は、自然な立体画像を提供することができる。
生成部20は、一例として、表示部32の画面が、式(1)により表わされる幅Wを有することを条件に、左右にずらした左側画像および右側画像を生成して、ユーザに立体画像を提供する。ワイドサイズ(縦横比16:9)のテレビにおいて推奨されているユーザの視点から表示面までの距離は、画面中央部より、画面縦サイズの3倍程度の距離である。従って、生成部20は、一例として、表示部32が20インチ以上のワイドテレビであることを条件に、ユーザに立体画像を提供する。
図5は、本実施形態の第1変形例に係る画像処理装置10の構成を示す。図6は、ユーザが斜めから表示面を見ている状態における、左側画像および右側画像の画像間の距離の一例を示す。本変形例に係る画像処理装置10は、図1に示した画像処理装置10と略同一の構成及び機能を採るので、略同一の機能及び構成を取る部材については同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る生成部20は、ユーザの瞳孔間距離に応じて、左側画像および右側画像間の距離を調節する。生成部20は、一例として、ユーザ毎またはユーザの状態等の各種の条件に応じて、左側画像と右側画像との間の距離を調節する。これにより、生成部20は、より自然な立体画像をユーザに提供することができる。
本変形例に係る画像処理装置10は、ユーザが操作するリモートコントローラ等から当該ユーザにより指定された左側画像および右側画像間の距離を入力する距離入力部38を更に備えてもよい。この場合、生成部20は、距離入力部38が入力した距離に応じて、左側画像と右側画像との間の距離を調節する。このような距離入力部38を備える画像処理装置10は、適切な立体画像を出力するように、ユーザ自身に調整させることができる。また、生成部20は、距離を画面に表示させて、より正確な調整操作をユーザに提供してもよい。
また、本変形例に係る画像処理装置10は、ユーザの瞳孔間距離を計測する瞳孔間距離計測部40を更に備えてもよい。この場合、生成部20は、瞳孔間距離計測部40が計測した瞳孔間距離に応じて左側画像および右側画像間の距離を調節する。瞳孔間距離計測部40は、一例として、表示部32に取り付けた撮像センサ等により得られたユーザの顔画像から、当該ユーザの眼球部分を検出して、瞳孔間距離を計測する。瞳孔間距離計測部40は、立体画像の提供前に瞳孔間距離を計測してもよいし、提供中に適宜瞳孔間距離を計測してもよい。このような瞳孔間距離計測部40を備える画像処理装置10は、ユーザ毎に適切な立体画像を出力することができる。
また、本変形例に係る画像処理装置10は、右側画像および左側画像を表示する表示部32に対するユーザの顔の向きを計測する向き計測部42を更に備えてもよい。この場合、生成部20は、向き計測部42が計測した顔の向きに応じて左側画像および右側画像間の距離を調節する。このような向き計測部42を備える画像処理装置10は、ユーザが表示部32の正面から見ていない場合であっても、適切な立体画像を出力することができる。
生成部20は、図6に示されるように、一例として、表示部32の表示面に対するユーザの顔面の角度(即ち、表面の法線とユーザの顔の向きとの角度)をα、ユーザの瞳孔間距離をLとした場合、表示領域に表示する左側画像と右側画像との間の距離をL/cos(α)に調整する。即ち、ユーザの瞳孔間距離(L)を、表示部32の表示面に対するユーザの顔面の角度の余弦値(cos(α))で除算した値に、当該距離を調整する。これにより、生成部20は、表示領域に表示する左側画像と右側画像との間の距離を正確に算出することができる。
また、向き計測部42は、一例として、表示部32に取り付けた撮像センサ等により得られたユーザの顔画像に基づき、ユーザの顔の向きを計測する。また、向き計測部42は、立体視用メガネ34に設けられたセンサ等から得られる信号に基づき、ユーザの顔の向きを計測してもよい。
また、本変形例に係る生成部20は、表示領域内の位置に応じて左側画像および右側画像間の距離を変更してもよい。生成部20は、一例として、表示領域内における縦方向の位置に応じて左側画像および右側画像間の距離を連続的に変化させてもよい。生成部20は、縦方向の中央位置において距離が最も短く、上端および下端に向かうに従って距離が連続的に長くなるように変化させる。これにより、画像処理装置10は、球面状の表示面に画像を表示したような立体画像をユーザに提供することができる。
カメラ等により撮影された画像は、通常、画面の下側が上側より近景となり、画面上側が下側より遠景となる画面構成を有する。また、生成部20は、左側画像と右側画像との間の距離をより広くする程、遠景に感じさせることができる。従って、生成部20は、表示領域内における縦方向における下側の画像部分における左側画像と右側画像との距離をより狭くし、上側の画像部分における左側画像と右側画像との距離をより広くしてもよい。更に、この場合において、生成部20は、画面下側から上側に向かい、連続的に左側画像と右側画像の距離を広げていってもよい(例えば、単調増加させてよい)。これにより、生成部20は、より自然な立体画像をユーザに提供することができる。
また、この場合において、本変形例に係る生成部20は、左側画像および右側画像のそれぞれを、互いに逆方向に同一距離分ずらす。これにより、生成部20は、左側画像と右側画像との間の距離を、水平方向の全ての位置において同一の距離とすることができる。
さらに、本変形例に係る生成部20は、表示領域の大きさに応じて左側画像および右側画像間の距離を変更してもよい。これにより、画像処理装置10は、表示領域の大きさに応じて適切な立体画像をユーザに提供することができる。
図7は、本実施形態の第2変形例に係る画像処理装置10の構成を示す。本変形例に係る画像処理装置10は、図1に示した画像処理装置10と略同一の構成及び機能を採るので、略同一の機能及び構成を取る部材については同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例において、画像処理装置10は、動画像に含まれる複数の2次元画像を立体的に表示可能とする。本変形例に係る画像処理装置10は、パラメータ取得部44を更に備える。
パラメータ取得部44は、2次元画像のそれぞれに対応付けて受け取った左側画像および右側画像間の距離を指定するパラメータを取得する。パラメータ取得部44は、一例として、動画像に付加された情報に含まれるパラメータを取得してもよいし、動画像とは別個に与えられるパラメータを取得してもよい。当該パラメータは、一例として、動画像の撮影時のフォーカス制御において用いられた距離情報、動画像の生成者が別個に入力した値等である。
生成部20は、パラメータ取得部44により取得されたパラメータに応じて左側画像および右側画像間の距離を変更する。これにより、画像処理装置10は、左側画像および右側画像の間の距離を、動画像の内容に応じて適切に調整することができる。
また、生成部20は、一例として、パラメータ取得部44が動画像に含まれる2次元画像に対応付けて当該2次元画像を立体的に表示させない旨のパラメータを受け取った場合に、左側画像および右側画像間の距離を0としてもよい。例えば、パラメータ取得部44は、立体視用メガネ34と通信をして、ユーザが立体視用メガネ34を装着したか否かを検出する。そして、パラメータ取得部44は、ユーザが立体視用メガネ34を装着していない場合には2次元画像を立体的に表示させない旨のパラメータを受け取ったと判断する。これにより、生成部20は、ユーザが立体視用メガネ34を装着している場合に立体画像を表示し、装着していない場合には通常の2次元画像を表示することができる。
また、生成部20は、一例として、立体画像を表示しているか否かを表わすサムネイル表示またはインジケータ等を表示してもよい。これにより、画像処理装置10は、立体画像を表示していない場合には、立体視用メガネ34を取り外させることができる。また、生成部20は、2次元画像を表示している場合であって、所定時間後に立体画像を表示する場合には、予告情報を表示してもよい。これにより、画像処理装置10は、ユーザに立体視用メガネ34の装着の準備をさせることができる。
また、本変形例に係る画像処理装置10は、2次元画像のシーンの種類を判別する判別部46を更に備えてもよい。この場合において、生成部20は、判別部46が判別したシーンの種類に応じて左側画像および右側画像間の距離を変更する。判別部46は、一例として、遠景の2次元画像であるか近景の2次元画像であるか等の種別を撮影時に取得されたエリア毎の距離情報に基づいて判別して、遠景の2次元画像であれば左側画像および右側画像の距離を大きく、近景の2次元画像であれば左側画像および右側画像の距離を小さくする。これにより、生成部20は、シーンに応じて適切な立体画像が表示されるように、距離を調整することができる。
また、生成部20は、動画像における所定の種類のシーン、所定の時間範囲または所定の画像が表示されている部分等について左側画像および右側画像の距離を瞳孔間距離に応じた距離として、他のシーンについては左側画像および右側画像の距離を0としてもよい。これにより、生成部20は、2次元画像の動画像を表示している中の、強調したいシーンまたは部分について立体画像を表示させることができる。
また、生成部20は、視差画像を用いた立体画像を表示させる動画像における、所定の時間範囲において、視差の無い左側画像および右側画像を挿入してもよい。これにより、画像処理装置10は、立体画像を見ることによるユーザの疲労を抑えつつ、臨場感のある画像をユーザに提供することができる。
図8は、本実施形態の第3変形例に係る画像処理装置10の構成を示す。本変形例に係る画像処理装置10は、図1に示した画像処理装置10と略同一の構成及び機能を採るので、略同一の機能及び構成を取る部材については同一の符号を付け、以下相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る画像処理装置10は、ユーザの頭部の動きを計測する動き計測部48を更に備える。生成部20は、動き計測部48により計測された頭部の動きに応じて表示領域内における左側画像および右側画像の位置を移動する。
生成部20は、一例として、ユーザの頭部が左側に動いた場合には、表示領域内において、左側画像および右側画像のそれぞれを左側に移動する。また、生成部20は、一例として、ユーザの頭部が右側に動いた場合には、表示領域内において左側画像および右側画像のそれぞれを右側に移動する。動き計測部48は、一例として、椅子の背もたれに設けられた頭部を支持するヘッドレスト等に設けられたセンサから、頭部の動きを検出する。
表示領域上における左側画像および右側画像の位置が固定されている場合、ユーザは、頭部を動かすと、頭部の動きに応じて表示領域内において像が動くように見える。これに対して、本変形例に係る画像処理装置10は、頭部が動いても、像が表示面内において固定した位置に見える。従って、画像処理装置10は、自然な立体画像をユーザに提供することができる。なお、本変形例に係る画像処理装置10は、表示部32に対する位置が固定されるようなヘッドレスト等の支持機構を更に備える構成であってもよい。
更に、動き計測部48は、ユーザの左眼と右眼とを結ぶ線の傾きを検出してもよい。この場合、生成部20は、検出された傾きと同方向に、左側画像と右側画像とをずらす方向を傾ける。これにより、画像処理装置10は、例えばユーザが寝転んで視線が傾いたような場合であっても、ユーザに立体画像を提供することができる。
図9は、本実施形態に係る記録再生システム50の構成を示す。記録再生システム50は、2次元画像から立体的に表示可能にするためのデータを生成して、記録媒体100に記録する。また、記録再生システム50は、記録媒体100からデータを再生して立体画像を表示する。
記録再生システム50は、生成部20と、記録装置62と、再生装置64と、出力部30とを備える。生成部20及び出力部30は、図1〜図8を参照して説明した生成部20及び出力部30と同様の機能及び構成を有する。なお、記録再生システム50は、出力部30を備えない構成であってもよい。
記録装置62は、生成部20により生成された左側画像および右側画像を記録媒体100に記録する。再生装置64は、記録媒体100に記憶された左側画像および右側画像を読み出して、出力部30に与える。
記録媒体100は、再生装置64によって読み取られて立体的に表示される画像を記録する。記録媒体100は、左側画像データ記録領域と、右側画像データ記憶領域とを有する。左側画像データ記録領域は、2次元画像を表示領域内において左右にずらすことにより生成された左側画像および右側画像のうちの左側画像であって、再生装置64によって読み取られてユーザの左眼に対して出力される左側画像の画像データを保持する。右側画像データ記録領域は、2次元画像を表示領域内において左右にずらすことにより生成された左側画像および右側画像のうちの右側画像であって、再生装置64によって読み取られてユーザの右眼に対して出力される右側画像の画像データを保持する。
このような記録再生システム50によれば、自然な立体画像を簡易な処理で生成して記録媒体100に記録することができる。さらに、記録再生システム50によれば、記録媒体100からデータを再生してユーザに立体画像を提供することができる。
図10は、本実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ1900は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェイス2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラム、及び/又は、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050を入出力コントローラ2084へと接続すると共に、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を入出力コントローラ2084へと接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。
コンピュータ1900にインストールされ、コンピュータ1900を画像処理装置10として機能させるプログラムは、生成モジュールと、出力モジュールとを備える。これらのプログラム又はモジュールは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、生成部20および出力部30としてそれぞれ機能させる。
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ1900に読込まれることにより、ソフトウェアと上述した各種のハードウェア資源とが協働した具体的手段である生成部20および出力部30として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ1900の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の画像処理装置10が構築される。
一例として、コンピュータ1900と外部の装置等との間で通信を行う場合には、CPU2000は、RAM2020上にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理内容に基づいて、通信インターフェイス2030に対して通信処理を指示する。通信インターフェイス2030は、CPU2000の制御を受けて、RAM2020、ハードディスクドライブ2040、フレキシブルディスク2090、又はCD−ROM2095等の記憶装置上に設けた送信バッファ領域等に記憶された送信データを読み出してネットワークへと送信し、もしくは、ネットワークから受信した受信データを記憶装置上に設けた受信バッファ領域等へと書き込む。このように、通信インターフェイス2030は、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)方式により記憶装置との間で送受信データを転送してもよく、これに代えて、CPU2000が転送元の記憶装置又は通信インターフェイス2030からデータを読み出し、転送先の通信インターフェイス2030又は記憶装置へとデータを書き込むことにより送受信データを転送してもよい。
また、CPU2000は、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060(CD−ROM2095)、フレキシブルディスク・ドライブ2050(フレキシブルディスク2090)等の外部記憶装置に格納されたファイルまたはデータベース等の中から、全部または必要な部分をDMA転送等によりRAM2020へと読み込ませ、RAM2020上のデータに対して各種の処理を行う。そして、CPU2000は、処理を終えたデータを、DMA転送等により外部記憶装置へと書き戻す。このような処理において、RAM2020は、外部記憶装置の内容を一時的に保持するものとみなせるから、本実施形態においてはRAM2020および外部記憶装置等をメモリ、記憶部、または記憶装置等と総称する。本実施形態における各種のプログラム、データ、テーブル、データベース等の各種の情報は、このような記憶装置上に格納されて、情報処理の対象となる。なお、CPU2000は、RAM2020の一部をキャッシュメモリに保持し、キャッシュメモリ上で読み書きを行うこともできる。このような形態においても、キャッシュメモリはRAM2020の機能の一部を担うから、本実施形態においては、区別して示す場合を除き、キャッシュメモリもRAM2020、メモリ、及び/又は記憶装置に含まれるものとする。
また、CPU2000は、RAM2020から読み出したデータに対して、プログラムの命令列により指定された、本実施形態中に記載した各種の演算、情報の加工、条件判断、情報の検索・置換等を含む各種の処理を行い、RAM2020へと書き戻す。例えば、CPU2000は、条件判断を行う場合においては、本実施形態において示した各種の変数が、他の変数または定数と比較して、大きい、小さい、以上、以下、等しい等の条件を満たすかどうかを判断し、条件が成立した場合(又は不成立であった場合)に、異なる命令列へと分岐し、またはサブルーチンを呼び出す。
また、CPU2000は、記憶装置内のファイルまたはデータベース等に格納された情報を検索することができる。例えば、第1属性の属性値に対し第2属性の属性値がそれぞれ対応付けられた複数のエントリが記憶装置に格納されている場合において、CPU2000は、記憶装置に格納されている複数のエントリの中から第1属性の属性値が指定された条件と一致するエントリを検索し、そのエントリに格納されている第2属性の属性値を読み出すことにより、所定の条件を満たす第1属性に対応付けられた第2属性の属性値を得ることができる。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記録媒体に格納されてもよい。記録媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVD又はCD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1900に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
本実施形態に係る画像処理装置10の構成を示す。 表示部32による表示の一例を示す。 左側画像上の表示点、右側画像上の表示点、及び、ユーザにより知覚される像の一例を示す。 表示領域におけるユーザの有効視野、及び、表示領域における左側画像または右側画像の一方のみが表示される非対応領域の一例を示す。 本実施形態の第1変形例に係る画像処理装置10の構成を示す。 ユーザが斜めから表示面を見ている状態における、左側画像および右側画像の画像間の距離の一例を示す。 本実施形態の第2変形例に係る画像処理装置10の構成を示す。 本実施形態の第3変形例に係る画像処理装置10の構成を示す。 本実施形態に係る記録再生システム50の構成を示す。 本発明の実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。
10 画像処理装置、20 生成部、30 出力部、32 表示部、34 立体視用メガネ、38 距離入力部、40 瞳孔間距離計測部、42 向き計測部、44 パラメータ取得部、46 判別部、48 動き計測部、50 記録再生システム、62 記録装置、64 再生装置、100 記録媒体、1900 コンピュータ、2000 CPU、2010 ROM、2020 RAM、2030 通信インターフェイス、2040 ハードディスクドライブ、2050 フレキシブルディスク・ドライブ、2060 CD−ROMドライブ、2070 入出力チップ、2075 グラフィック・コントローラ、2080 表示装置、2082 ホスト・コントローラ、2084 入出力コントローラ、2090 フレキシブルディスク、2095 CD−ROM

Claims (23)

  1. 2次元画像を立体的に表示可能にするための画像処理装置であって、
    前記2次元画像を表示領域内において左右にずらした左側画像および右側画像を生成する生成部と、
    前記左側画像および前記右側画像が重複して表示されない領域が、ユーザの有効視野の外側に位置する表示領域を有し、前記表示領域により前記左側画像をユーザの左眼に対して出力し、前記右側画像をユーザの右眼に対して出力する出力部と、
    を備え、
    前記生成部は、前記表示領域が下記式(1)により表わされる横幅を有する場合に、同一の前記2次元画像に基づいて前記左側画像および前記右側画像を生成する画像処理装置。
    W≧(3×L)+(2×D×sin(θ/2)) …(1)
    式(1)において、Wは前記表示領域の左右方向の幅を表わし、Dはユーザの視点から表示面までの距離を表わし、Lはユーザの瞳孔間距離を表わし、θはユーザの有効視野の角度を表わす。
  2. 前記生成部は、前記2次元画像を1つの画面上に形成された表示領域内において左右にずらした左側画像および右側画像を生成する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記出力部は、2次元マトリクス状に配置された複数の画素を含み、ユーザの左眼および右眼に対して画像を表示する画素ラインが交互に配置された表示領域を有する表示部を有し、
    前記生成部は、前記表示領域における左眼に対する各画素ラインに対応する前記2次元画像の各画素から前記左側画像を生成すると共に、前記表示領域における右眼に対する各画素ラインに対応する前記2次元画像の各画素を右側にずらして前記右側画像を生成する
    請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記生成部は、前記2次元画像を表示領域内において左右に瞳孔間距離以下の距離分ずらした前記左側画像および前記右側画像を生成する請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記生成部は、左眼の視線が平行状態から左側に3度以下、右眼の視線が平行状態から右側に3度以下となる距離分ずらした前記左側画像および前記右側画像を生成する請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記生成部は、前記2次元画像を表示領域内において左右に0より大きく90mm以下の距離分ずらした前記左側画像および前記右側画像を生成する請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記生成部は、ユーザの瞳孔間距離に応じて、前記左側画像および前記右側画像間の距離を調節する請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. ユーザの瞳孔間距離を計測する瞳孔間距離計測部を更に備え、
    前記生成部は、前記瞳孔間距離計測部が計測した瞳孔間距離に応じて前記左側画像および前記右側画像間の距離を調節する
    請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記右側画像および前記左側画像を表示する表示部に対するユーザの顔の向きを計測する向き計測部を更に備え、
    前記生成部は、前記向き計測部が計測した顔の向きに応じて前記左側画像および前記右側画像間の距離を調節する
    請求項4または8に記載の画像処理装置。
  10. 前記生成部は、前記表示領域内の位置に応じて前記左側画像および前記右側画像間の距離を変更する請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記生成部は、前記表示領域内における縦方向の位置に応じて前記左側画像および前記右側画像間の距離を変更する請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記生成部は、前記表示領域内における縦方向の位置に応じて前記左側画像および前記右側画像間の距離を連続的に変化させる請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記生成部は、前記左側画像および前記右側画像のそれぞれを、互いに逆方向に同一距離分ずらす請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 当該画像処理装置は、動画像に含まれる複数の2次元画像を立体的に表示可能とするものであり、
    前記生成部は、前記2次元画像のそれぞれに対応付けて受け取った前記左側画像および前記右側画像間の距離を指定するパラメータに応じて前記左側画像および前記右側画像間の距離を変更する
    請求項1から13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 前記生成部は、動画像に含まれる前記2次元画像に対応付けて当該2次元画像を立体的に表示させない旨のパラメータを受け取った場合に、前記左側画像および前記右側画像間の距離を0とする請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 前記2次元画像のシーンの種類を判別する判別部を更に備え、
    前記生成部は、前記判別部が判別したシーンの種類に応じて前記左側画像および前記右側画像間の距離を変更する請求項1から15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  17. 前記生成部は、前記右側画像および前記左側画像を表示する表示領域の大きさに応じて前記左側画像および前記右側画像間の距離を変更する請求項1から16のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  18. ユーザの頭部の動きを計測する動き計測部を更に備え、
    前記生成部は、前記頭部の動きに応じて前記表示領域内における前記左側画像および前記右側画像の位置を移動する請求項1から17のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  19. 前記生成部は、外枠として表示されるべき外枠画像を前記左側画像および前記右側画像に付加する請求項1から18のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  20. 2次元画像を立体的に表示可能にするための画像処理装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    表示領域が下記式(1)により表わされる横幅を有する場合に、同一の前記2次元画像に基づいて前記2次元画像を表示領域内において左右にずらした左側画像および右側画像を生成する生成部と、
    前記左側画像をユーザの左眼に対して出力し、前記右側画像をユーザの右眼に対して出力する出力部と、
    して機能させるプログラム。
    W≧(3×L)+(2×D×sin(θ/2)) …(1)
    式(1)において、Wは前記表示領域の左右方向の幅を表わし、Dはユーザの視点から表示面までの距離を表わし、Lはユーザの瞳孔間距離を表わし、θはユーザの有効視野の角度を表わす。
  21. 2次元画像を立体的に表示可能にするための画像処理方法であって、
    表示領域が下記式(1)により表わされる横幅を有する場合に、同一の前記2次元画像に基づいて前記2次元画像を表示領域内において左右にずらした左側画像および右側画像を生成し、
    前記左側画像をユーザの左眼に対して出力し、前記右側画像をユーザの右眼に対して出力する
    画像処理方法。
    W≧(3×L)+(2×D×sin(θ/2)) …(1)
    式(1)において、Wは前記表示領域の左右方向の幅を表わし、Dはユーザの視点から表示面までの距離を表わし、Lはユーザの瞳孔間距離を表わし、θはユーザの有効視野の角度を表わす。
  22. 2次元画像を立体的に表示可能にするための画像を記録する記録方法であって、
    表示領域が下記式(1)により表わされる横幅を有する場合に、同一の前記2次元画像に基づいて前記2次元画像を表示領域内において左右にずらした左側画像の画像データおよび右側画像の画像データを生成し、
    前記左側画像の画像データを、記録媒体における、再生装置によって読み取られてユーザの左眼に対して出力される画像を保持する左側画像データ記録領域に記録し、
    前記右側画像の画像データを、記録媒体における、再生装置によって読み取られてユーザの右眼に対して出力される画像を保持する右側画像データ記録領域に記録する
    記録方法。
    W≧(3×L)+(2×D×sin(θ/2)) …(1)
    式(1)において、Wは前記表示領域の左右方向の幅を表わし、Dはユーザの視点から表示面までの距離を表わし、Lはユーザの瞳孔間距離を表わし、θはユーザの有効視野の角度を表わす。
  23. 再生装置によって読み取られて立体的に表示される画像を記録した記録媒体であって、
    表示領域が下記式(1)により表わされる横幅を有する場合に、同一の2次元画像を表示領域内において左右にずらすことにより生成された左側画像および右側画像のうちの前記左側画像であって、前記再生装置によって読み取られてユーザの左眼に対して出力される前記左側画像の画像データを保持する左側画像データ記録領域と、
    同一の2次元画像を表示領域内において左右にずらすことにより生成された左側画像および右側画像のうちの前記右側画像であって、前記再生装置によって読み取られてユーザの右眼に対して出力される前記右側画像の画像データを保持する右側画像データ記憶領域と、
    を備える記録媒体。
    W≧(3×L)+(2×D×sin(θ/2)) …(1)
    式(1)において、Wは前記表示領域の左右方向の幅を表わし、Dはユーザの視点から表示面までの距離を表わし、Lはユーザの瞳孔間距離を表わし、θはユーザの有効視野の角度を表わす。
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