JP2012133087A - 立体表示システム、眼鏡装置、表示装置、および撮像表示システム - Google Patents

立体表示システム、眼鏡装置、表示装置、および撮像表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】シンプルな構成で、観察者の姿勢によらない立体視表示を実現することができる立体表示システムを得る。
【解決手段】供給された多視点映像から複数の視点映像を選択し表示する表示装置10と、表示装置に表示された複数の視点映像から、左眼映像および右眼映像を光学的に分離する眼鏡装置(シャッタ眼鏡60)とを備える。上記表示装置は、表示部12と、眼鏡装置の水平方向からの傾きを示す姿勢情報を取得する取得手段(受信部14)とを有する。上記左眼映像および右眼映像は、取得手段が取得した姿勢情報に応じたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、眼鏡により立体視表示が可能な立体視表示システム、眼鏡装置、表示装置、および撮像表示システムに関する。
近年、立体視表示を実現できる立体表示システムが注目を集めている。立体視表示は、互いに視差のある左眼映像と右眼映像(視点映像)を表示するものであり、観察者が左右の目でそれぞれを観察することにより奥行きのある立体的な映像として認識することができる。そのような立体表示システムの1つに眼鏡を用いた表示システムがある。この表示システムでは、眼鏡が、表示部に表示された左眼映像および右眼映像を光学的に分離することにより、観察者の左眼が左眼映像を観察し、右眼が右眼映像を観察するようになっている。このような立体表示システムは、例えば、独立して開閉動作を行う左眼シャッタおよび右眼シャッタを有するシャッタ眼鏡を用いるものや、互いに透過軸の方向が異なる左眼偏光板および右眼偏光板を有する偏光眼鏡を用いるもの(例えば、特許文献1)がある。
一般に、観察者は様々な姿勢で表示画像を観察する。例えば、観察者が頭を傾けた場合には、左眼映像と右眼映像との視差の方向が観察者の左眼および右眼を結ぶ方向とずれるため、表示映像の品質が劣化してしまうおそれがある。そこで、立体表示システムには、眼鏡の姿勢に応じて視点映像を生成するものがある。例えば、特許文献2には、眼鏡の傾きに応じて視点映像を生成する立体表示システムが提案されている。この立体表示システムでは、観察者が頭を傾けた場合でも、その動きに応じた適切な視点映像を生成することにより、適切な立体視表示を行うことができるようになっている。
また、視点映像の生成方法についても、いくつかの提案がなされている。例えば、特許文献3には、2次元画像を左右にずらずことにより左眼映像と右眼映像を生成する画像処理装置が提案されている。
特開平2−233088号公報 特許第3976040号公報 特開2010−171608号公報
しかしながら、特許文献2に記載の立体表示システムでは、眼鏡の傾きに応じて視点映像を生成するため、処理が複雑になるおそれがある。また、特許文献1,3に記載の立体表示システムには、観察者が様々な姿勢で表示映像を観察した場合についての記載は一切ない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、シンプルな構成で、観察者の姿勢によらず立体視表示が可能な立体表示システム、眼鏡装置、表示装置、および撮像表示システムを提供することにある。
本発明の立体表示システムは、表示装置と、眼鏡装置とを備えている。表示装置は、供給された多視点映像から複数の視点映像を選択し表示するものである。眼鏡装置は、表示装置に表示された複数の視点映像から、左眼映像および右眼映像を光学的に分離するものである。上記表示装置は、表示部と、眼鏡装置の水平方向からの傾きを示す姿勢情報を取得する取得手段とを有するものである。上記左眼映像および上記右眼映像は、取得手段が取得した姿勢情報に応じたものである。
本発明の眼鏡装置は、分離手段と、姿勢検出部とを備えている。分離手段は、供給された多視点映像から複数の視点映像を選択し表示する表示装置に表示された複数の視点映像から、左眼映像および右眼映像を光学的に分離するものである。姿勢検出部は、水平方向からの傾きを示す姿勢情報を検出するものである。上記左眼映像および右眼映像は、姿勢検出部が検出した前記姿勢情報に応じたものである。
本発明の表示装置は、表示部と、取得手段とを備えている。表示部は、供給された多視点映像から複数の視点映像を選択し表示するものである。取得手段は、表示部に表示された複数の視点映像から左眼映像および右眼映像を光学的に分離する1または複数の眼鏡装置の、水平方向からの傾きを示す姿勢情報を取得するものである。
本発明の撮像表示システムは、撮像装置と、立体表示システムとを備えている。撮像装置は、被写体を撮影して多視点映像を生成するものである。立体表示システムは、多視点映像に基づいて立体視表示を行うものである。上記撮像装置は、撮像レンズと、撮像素子と、マイクロレンズアレイ部と、画像処理部とを有している。撮像レンズは開口絞りを有するものである。撮像素子は、光線の進行方向を保持して受光するとともに、その受光した光に基づいて撮像データを取得するものである。マイクロレンズアレイ部は、撮像レンズの結像面上に配置され、撮像素子の複数の画素に対して1つのマイクロレンズが割り当てられたものである。画像処理部は、撮像データに基づいて多視点映像を生成するものである。上記立体表示システムは、表示装置と、眼鏡装置とを有している。表示装置は、供給された多視点映像から複数の視点映像を選択し表示するものである。1または複数の眼鏡装置は、表示装置に表示された複数の視点映像から、左眼映像および右眼映像を光学的に分離するものである。上記表示装置は、表示部と、取得手段とを含んでいる。取得手段は、眼鏡装置の水平方向からの傾きを示す姿勢情報を取得するものである。上記左眼映像および上記右眼映像は、取得手段が取得した姿勢情報に応じたものである。
本発明の立体表示システム、眼鏡装置、表示装置、および撮像表示システムでは、供給された多視点映像から、左眼映像および右眼映像を含む複数の視点映像が選択され、表示部に表示される。この左眼映像および右眼映像は、取得手段が取得した姿勢情報に応じたものである。
本発明の立体表示システムでは、例えば、眼鏡装置は、姿勢を検出する姿勢検出部を有し、取得手段は眼鏡装置から姿勢情報を取得するようにしてもよい。また、表示装置は、眼鏡装置の姿勢を検出する眼鏡検出部を備え、取得手段はその眼鏡検出部であってもよい。この場合、例えば眼鏡検出部は、眼鏡装置を撮影し、その撮影した画像に基づいて眼鏡装置の姿勢を検出するようにすることができる。
表示装置は、例えば、供給された多視点映像から、姿勢情報に基づいて一対の視点映像を選択する映像処理部をさらに有し、表示部は、その一対の視点映像を表示することが可能である。この場合、例えば、眼鏡装置は、左眼シャッタおよび右眼シャッタを有するシャッタ眼鏡であり、表示装置は、シャッタ眼鏡を制御する眼鏡制御部をさらに備え、表示部は、その一対の視点映像を交互に時分割的に表示し、眼鏡制御部は、左眼シャッタおよび右眼シャッタが、姿勢情報に基づいたタイミングで開閉動作するように、シャッタ眼鏡を制御するようにしてもよい。また、例えば、シャッタ眼鏡は、偏光方向が互いに交差する左眼偏光板および右眼偏光板をそれぞれ有する偏光眼鏡であり、映像処理部は、姿勢情報に基づいて、その一対の視点映像のうちの一方を左眼映像として出力するとともに他方を右眼映像として出力し、表示部は、左眼映像および右眼映像を互いに交差する方向に偏光させて表示するようにしてもよい。この場合、例えば、表示部は、観察者が左眼偏光板を通して左眼映像を視認するように左眼映像を偏光させて表示し、右眼偏光板を通して右眼映像を視認するように右眼映像を偏光させて表示するようにしてもよい。
また、例えば、眼鏡装置は、左眼シャッタおよび右眼シャッタを有するシャッタ眼鏡であり、表示装置は、1または複数のシャッタ眼鏡を制御する眼鏡制御部をさらに備え、取得手段は、シャッタ眼鏡ごとに姿勢情報を取得し、表示部は、複数対の視点映像を表示し、眼鏡制御部は、シャッタ眼鏡ごとに、左眼シャッタおよび右眼シャッタが、姿勢情報に基づいてタイミングで開閉動作するように、1または複数のシャッタ眼鏡を制御するようにしてもよい。この場合、例えば、複数対の視点映像は2対の視点映像が望ましい。
本発明の立体表示システム、眼鏡装置、表示装置、および撮像表示システムによれば、供給された多視点映像から、姿勢情報に応じた左眼映像および右眼映像を含む複数の視点映像を選択して表示するようにしたので、シンプルな構成で、観察者の姿勢によらない立体視表示を実現できる。
本発明の第1の実施の形態に係る立体表示システムの一構成例を表すブロック図である。 視点画像を説明するための模式図である。 図1に示した映像処理部の一構成例を表すブロック図である。 図1に示したシャッタ眼鏡の一構成例を表すブロック図である。 図4に示した姿勢検出部の動作を説明するための模式図である。 視点画像を生成する撮像装置の一構成例を表す構成図である。 図6に示した撮像装置の一動作例を表す説明図である。 図1に示した立体表示システムの一動作例を表す模式図である。 図1に示した立体表示システムの他の動作例を表す説明図である。 図1に示した立体表示システムの他の動作例を表す説明図である。 図1に示した立体表示システムの他の動作例を表す説明図である。 第1の実施の形態の変形例に係る姿勢検出部の動作を説明するための模式図である。 第1の実施の形態の変形例に係る映像処理部の一構成例を表すブロック図である。 第1の実施の形態の変形例に係る立体表示システムの視点画像を説明するための模式図である。 第1の実施の形態の他の変形例に係る立体表示システムの一構成例を表すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る立体表示システムの一構成例を表すブロック図である。 図16に示した映像処理部の一構成例を表すブロック図である。 図16に示した立体表示システムの一動作例を表す説明図である。 図16に示した立体表示システムの他の動作例を表す説明図である。 図16に示した立体表示システムの他の動作例を表す説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る立体表示システムの一構成例を表すブロック図である。 図21に示した映像処理部の一構成例を表すブロック図である。 図21に示した立体表示システムの一動作例を表す説明図である。 図21に示した立体表示システムの他の動作例を表す説明図である。 図21に示した立体表示システムの他の動作例を表す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.第3の実施の形態
<1.第1の実施の形態>
[構成例]
(全体構成例)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る立体表示システムの一構成例を表すものである。立体表示システム1は、シャッタ眼鏡を用いた表示システムである。なお、本発明の実施の形態に係る眼鏡装置、表示装置、および撮像表示システムは、本実施の形態により具現化されるので、併せて説明する。立体表示システム1は、表示装置10と、シャッタ眼鏡60とを備えている。
(表示装置10)
表示装置10は、複数の視点に係る視点映像を含む多視点映像信号Sに基づいて、左眼映像Lおよび右眼映像Rを表示するとともに、左眼映像Lおよび右眼映像Rの表示と同期してシャッタ眼鏡60を制御するものである。表示装置10は、映像処理部20と、表示駆動部11と、表示部12と、シャッタ眼鏡制御部13と、受信部14とを備えている。
図2は、多視点映像信号Sが有する複数の視点映像を模式的に表すものである。多視点映像信号Sは、この例では、4つの視点映像(左側視点映像PL、右側視点映像PR、上側視点映像PT、下側視点映像PB)を有している。これらの4つの視点映像は、被写体を互いに異なる方向から見ることにより得られる映像である。具体的には、左側視点映像PLは、被写体を正面よりやや左から見ることにより得られる映像であり、右側視点映像PRは、被写体を正面よりやや右から見ることにより得られる映像であり、上側視点映像PTは、被写体を正面よりやや上から見ることにより得られる映像であり、下側視点映像PBは、被写体を正面よりやや下から見ることにより得られる映像である。
映像処理部20は、多視点映像信号Sおよび姿勢信号Spに基づいて、映像信号S1を生成して表示駆動部11に供給するとともに、同期信号Syncを生成してシャッタ眼鏡制御部13に供給するものである。
図3は、映像処理部20の一構成例を表すものである。映像処理部20は、デマルチプレクサ(DEMUX)21と、メモリ221,222と、信号処理部231〜234と、タイミング制御部26と、マルチプレクサ(MUX)241,242,25とを有している。
デマルチプレクサ21は、多視点映像信号Sから、左側視点映像PLおよび右側視点映像PRを含む映像信号SLRを分離し、メモリ221に供給するとともに、上側視点映像PTおよび下側視点映像PBを含む映像信号STBを分離し、メモリ222に供給するものである。この例では、映像信号SLRは、左側視点映像PLおよび右眼視点映像PRがサイドバイサイド(SBS;Side By Side)方式によりエンコードされたものであり、映像信号STBは、上側視点映像PTおよび下側視点映像PBがサイドバイサイド方式によりエンコードされたものである。
メモリ221,222は、映像信号SLR,STBをそれぞれ1フレーム分記憶するフレームメモリである。具体的には、メモリ221は、映像信号SLRを1フレーム分記憶し、その1フレームのうちの左側視点映像PLの部分を1フレーム画像に伸長して信号処理部231に供給するとともに、右側視点映像PRの部分を1フレーム画像に伸長して信号処理部232に供給するようになっている。同様に、メモリ222は、映像信号STBを1フレーム分記憶し、その1フレームのうちの上側視点映像PTの部分を1フレーム画像に伸長して信号処理部233に供給するとともに、下側視点映像PBの部分を1フレーム画像に伸長して信号処理部234に供給するようになっている。
信号処理部231〜234は、メモリ221,222から供給された映像信号に対して、復号や高画質化などの映像信号処理を行うものである。具体的には、信号処理部231は、メモリ221から供給された左側視点映像PLを含む映像信号に対して映像信号処理を行うことにより映像信号SLを生成し、信号処理部232は、メモリ221から供給された右側視点映像PRを含む映像信号に対して映像信号処理を行うことにより映像信号SRを生成する。また、信号処理部233は、メモリ222から供給された上側視点映像PTを含む映像信号に対して映像信号処理を行うことにより映像信号STを生成し、信号処理部234は、メモリ222から供給された下側視点映像PBを含む映像信号に対して映像信号処理を行うことにより映像信号SBを生成する。
タイミング制御部26は、同期信号Syncを生成し、マルチプレクサ241,242に供給するとともに、シャッタ眼鏡制御部13に供給するようになっている。
マルチプレクサ241,242は、同期信号Syncに基づいて、それぞれ入力された信号を多重化する。具体的には、マルチプレクサ241は、信号処理部231から供給された映像信号SLおよび信号処理部232から供給された映像信号SRを、左側視点映像PLのフレーム画像と、右側視点映像PRのフレーム画像とが交互に配列するように多重化し、映像信号SLR1として出力する。同様に、マルチプレクサ242は、信号処理部233から供給された映像信号STおよび信号処理部234から供給された映像信号SBを、上側視点映像PTのフレーム画像と、下側視点映像PBのフレーム画像とが交互に配列するように多重化し、映像信号STB1として出力する。
マルチプレクサ25は、姿勢信号Spに基づいて、マルチプレクサ241から供給された映像信号SLR1と、マルチプレクサ242から供給された映像信号STB1のうちの一方を選択し出力するものである。具体的には、マルチプレクサ25は、後述するように、シャッタ眼鏡60が水平になっている状態では、映像信号SLR1を選択して出力し、シャッタ眼鏡60が横になっている状態では、映像信号STB1を選択して出力するようになっている。
これにより、映像処理部20は、後述するように、シャッタ眼鏡60が水平になっている状態では、左側視点映像PLおよび右側視点映像PRを多重化した映像信号を出力し、シャッタ眼鏡60が横になっている状態では、上側視点映像PTおよび下側視点映像PBを多重化した映像信号を出力するようになっている。このように、映像処理部20は、シャッタ眼鏡60の姿勢に基づいて、多視点映像信号Sから一対の視点映像を選択して出力するようになっている。
図1において、表示駆動部11は、映像処理部20から供給された映像信号S1に基づいて、表示部12を駆動するものである。表示部12は、表示駆動部11から供給された駆動信号に基づいて、左眼映像Lおよび右眼映像Rからなる表示映像Dを表示するものである。具体的には、表示部12は、左眼映像Lのフレーム画像および右眼映像Rのフレーム画像を交互に時分割的に表示するものであり、いわゆる2倍速表示が可能なものである。
シャッタ眼鏡制御部13は、映像処理部20から供給される同期信号Sync、および受信部14から供給される姿勢信号Spに基づいて、シャッタ眼鏡60を制御するものである。具体的には、シャッタ眼鏡制御部13は、シャッタ眼鏡60を制御するためのシャッタ制御信号CTLを生成し、シャッタ眼鏡60に対して無線通信などにより供給する機能を有している。
受信部14は、シャッタ眼鏡60から供給された姿勢信号Sp1を受信し、姿勢信号Spとして、映像処理部20およびシャッタ眼鏡制御部13に供給するものである。
(シャッタ眼鏡60)
図4は、シャッタ眼鏡60の一構成例を表すものである。シャッタ眼鏡60は、観察者が装着する眼鏡型のシャッタ装置である。シャッタ眼鏡60は、左眼シャッタ6Lと、右眼シャッタ6Rと、受信部61と、シャッタ駆動部62と、姿勢検出部63と、送信部64とを備えている。
左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは、それぞれ独立して開閉することが可能なものであり、例えば、液晶シャッタなどの遮光シャッタにより構成されている。これらの左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rにおける開閉状態は、シャッタ制御信号CTLによりそれぞれ制御されるようになっている。
受信部61は、表示装置10のシャッタ眼鏡制御部13から供給されるシャッタ制御信号CTLを受信するものである。シャッタ駆動部62は、受信部61が受信したシャッタ制御信号CTLに基づいて、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rを駆動し、その開閉動作を制御するものである。そして、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは、シャッタ駆動部62から供給される駆動信号に基づいて、シャッタの開閉動作を行うようになっている。
姿勢検出部63は、シャッタ眼鏡60の姿勢を検出するものであり、例えば、重力センサを含んで構成されるものである。姿勢検出部63は、シャッタ眼鏡60を装着した観察者が、立っている状態や座っている状態で表示部12の表示映像を観察しているのか、あるいは横になった状態で表示映像を観察しているのかを検出するために、シャッタ眼鏡60の姿勢を検出するようになっている。
図5は、シャッタ眼鏡60の姿勢を表すものであり、(A)は水平になっている状態を示し、(B)は左方向に横になっている状態を示し、(C)は右方向に横になっている状態を示す。図5では、説明の便宜上、シャッタ眼鏡60の下方向に向かうベクトルVが示されている。
図5(A)に示した状態は、例えば、観察者が立ちながら、あるいは座りながら表示画面を観察する状態に対応するものである。図5(B)に示した状態は、例えば、観察者が左方向に横になりながら表示画面を観察する状態に対応するものである。図5(C)に示した状態は、観察者が右方向に横になりながら表示画面を観察する状態に対応するものである。
姿勢検出部63は、シャッタ眼鏡60の向きを検出する。具体的には、姿勢検出部63は、この例では、ベクトルVが、重力方向を基準として予め定められた4つの区域Z1〜Z4のうちのどの区域に向いているのかを検出することにより、シャッタ眼鏡60が、水平になっている状態、左方向に横になっている状態、右方向に横になっている状態のうちのいずれの状態であるかを検出する。そして、姿勢検出部63は、その検出結果(姿勢情報)を送信部64に対して供給する。
送信部64は、姿勢検出部63の検出結果を姿勢信号Sp1として表示部10に対して、無線通信などにより供給するものである。
以上の構成により、図5(A)に示したように、シャッタ眼鏡60が水平になっている状態では、表示装置10では、映像処理部20のマルチプレクサ25がマルチプレクサ241から供給される映像信号SLR1(左側視点映像PLおよび右側視点映像PRを含む映像信号)を選択して映像信号S1として出力し、表示部12が、左側視点映像PLのフレーム画像と右側視点映像PRのフレーム画像とを交互に時分割的に表示する。そして、シャッタ眼鏡制御部13は、観察者が左眼で左側視点映像PLを視認し、右眼で右側視点映像PRを視認するように、シャッタ眼鏡60を制御するようになっている。
また、図5(B),(C)に示したように、シャッタ眼鏡60が横になっている状態では、表示装置10では、映像処理部20のマルチプレクサ25がマルチプレクサ242から供給される映像信号STB1(上側視点映像PTおよび下側視点映像PBを含む映像信号)を選択して映像信号S1として出力し、表示部12が、上側視点映像PTのフレーム画像と下側視点映像PBのフレーム画像とを交互に時分割的に表示する。そして、シャッタ眼鏡制御部13は、図5(B)に示したように、シャッタ眼鏡60が左方向に横向きになっている状態では、観察者が左眼で下側視点映像PBを視認し、右眼で上側視点映像PTを視認するように、シャッタ眼鏡60を制御するようになっている。また、図5(C)に示したように、シャッタ眼鏡60が右方向に横になっている状態では、観察者が左眼で上側視点映像PTを視認し、右眼で下側視点映像PBを視認するように、シャッタ眼鏡60を制御するようになっている。
(撮像装置90)
次に、立体表示システム1に供給するための多視点映像信号Sを生成する装置の一例として、撮像装置90を説明する。
図6は、撮像装置90の全体構成例を表すものである。撮像装置90は、被写体100を撮像して画像処理を施すことにより多視点映像信号Sを出力するものであり、開口絞り91と、撮像レンズ92と、マイクロレンズアレイ93と、撮像素子94と、画像処理部95と、撮像素子駆動部96と、制御部97とから構成されている。
開口絞り91は、撮像レンズ92の光学的な開口絞りである。撮像レンズ92は、被写体を撮像するためのメインレンズであり、例えば、ビデオカメラやスチルカメラ等で使用される一般的な撮像レンズにより構成されている。
マイクロレンズアレイ93は、マイクロレンズUが配列したものであり、撮像レンズ92の焦点面(結像面)に配置されている。各マイクロレンズUは、例えば固体レンズや液晶レンズ、回折レンズなどにより構成されている。このマイクロレンズUに、撮像素子94における複数の画素が割り当てられるようになっている。
撮像素子94は、マイクロレンズアレイ93からの光線を受光して複数の撮像画素データを含む撮像データを生成するものであり、マイクロレンズアレイ93の焦点面(結像面)に配置されている。この撮像素子94は、マトリックス状に配列された複数のCCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)またはCMOS(Complementary Metal-Oxide
Semiconductor)などの2次元固体撮像素子により構成されている。撮像素子94の受光面(マイクロレンズアレイ93側の面)には、M×N(M,N:整数)個の撮像画素がマトリックス状に配置され、複数の撮像画素に対してマイクロレンズアレイ93内の1つのマイクロレンズUが割り当てられるようになっている。例えば、受光面上の撮像画素の個数(M×N)のうち、3×3=9個の撮像画素に対して一つのマイクロレンズUが割り当てられるようになっている。
画像処理部95は、撮像素子94で得られた撮像データに対して所定の画像処理を施し、多視点映像信号Sを生成するものである。
撮像素子駆動部96は、撮像素子94を駆動してその受光動作の制御を行うものである。
制御部97は、画像処理部95および撮像素子駆動部96の動作を制御するものであり、例えばマイクロコンピュータなどにより構成される。
図7は、撮像装置90の動作を模式的に表すものであり、(A)はマイクロレンズアレイ93のマイクロレンズUと撮像装置90の撮像画素との関係を示し、(B)は撮像装置90が生成する複数の視点映像P1〜P9を示す。
画像処理部95では、撮像素子94で得られた撮像データのうち、マイクロレンズU同士の間で互いに同一の位置にある撮像画素の画素データ(図7(A)において、同一の番号を付した領域におけるデータ)がそれぞれ抽出され、これらの抽出された画素データ同士が合成される。これにより、図7(B)に示したように、この例では、9つの視点映像P1〜P9が生成される。生成された視点映像P1〜P9は、互いに異なる視点での観察映像であり、この例では、それぞれ解像度(画素数)は36(=6×6)となる。ここで、視点映像P2は図2に示した上側視点映像PTに対応するものであり、視点映像P4は左側視点映像PLに対応するものであり、視点映像P6は右側視点映像PRに対応するものであり、視点映像P8は下側視点映像PDに対応するものである。そして、画像処理部95は、これらの9つの視点映像P1〜P9を含む多視点映像信号Sを出力する。
なお、この例では、撮像装置90が多視点映像信号Sを生成するようにしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、他の撮像装置が生成してもよいし、パーソナルコンピュータ等が生成してもよい。また、立体表示システム1は、撮像装置90により生成した多視点映像信号Sを直接入力してもよいし、記録されたBlu-ray Disc(登録商標)などの記録媒体に記録された多視点映像信号Sを再生機器で再生することにより入力してもよい。
ここで、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは、本発明における「分離手段」の一具体例に対応する。受信部14は、本発明における「取得手段」の一具体例に対応する。シャッタ眼鏡制御部13は、本発明における「眼鏡制御部」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の立体表示システム1の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
まず、図1〜4を参照して、立体表示システム1の全体動作概要を説明する。シャッタ眼鏡60において、姿勢検出部63は、シャッタ眼鏡60の姿勢を検出する。送信部64は、その検出結果を姿勢信号Sp1として表示装置10に対して供給する。表示装置10において、受信部14は、この姿勢信号Sp1を受信し、姿勢信号Spとして映像処理部20およびシャッタ眼鏡制御部13に対して供給する。映像処理部20は、供給された多視点映像信号Sおよび姿勢信号Spに基づいて、映像信号S1を生成して表示駆動部11に供給するとともに、同期信号Syncを生成してシャッタ眼鏡制御部13に供給する。表示駆動部11は、映像信号S1に基づいて表示部12を駆動する。表示部12は、表示駆動部11から供給された駆動信号に基づいて、左眼映像Lおよび右眼映像Rを時分割的に交互に表示する。シャッタ眼鏡制御部13は、同期信号Syncおよび姿勢信号Spに基づいて、シャッタ制御信号CTLを生成し、シャッタ眼鏡60に対して供給する。シャッタ眼鏡60において、受信部61は、シャッタ制御信号CTLを受信し、シャッタ駆動部62は、受信部61が受信したシャッタ制御信号CTLに基づいて、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rの開閉動作を制御する。そして、左眼シャッタ6Lおよび右眼シャッタ6Rは、シャッタ駆動部62から供給される駆動信号に基づいて、シャッタの開閉動作を行う。
図8は、立体表示システム1の表示動作を模式的に表すものであり、(A)は左眼映像Lを表示したときの動作を示し、(B)は右眼映像Rを表示したときの動作を示す。表示装置10が左眼映像Lを表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図8(A)に示したように、左眼シャッタ6Lが開状態となるとともに、右眼シャッタ6Rが閉状態となる。このとき、観察者9は左眼9Lで左眼映像Lを見る。一方、表示装置10が右眼映像Rを表示しているとき、シャッタ眼鏡60では、図8(B)に示したように、左眼シャッタ6Lが閉状態となるとともに、右眼シャッタ6Rが開状態となる。このとき、観察者9は右眼9Rで右眼映像Rを見る。これらの動作を交互に繰り返すと、左眼映像Lと右眼映像Rとの間には視差があるため、観察者9は、これらの一連の画像からなる映像を奥行きのある立体的な映像として認識することができる。
(詳細動作)
次に、立体表示システム1の詳細動作を説明する。
図9〜11は、シャッタ眼鏡60の姿勢に応じた立体表示システム1の動作例を表すものであり、図9は、シャッタ眼鏡60が水平になっている状態における動作例を示し、図10は、シャッタ眼鏡60が左方向に横になっている状態における動作例を示し、図11は、シャッタ眼鏡60が右方向に横になっている状態における動作例を示す。図9〜図11において、(A)は表示部12における表示映像Dを示し、(B)は左眼映像Lを示し、(C)は右眼映像Rを示す。
シャッタ眼鏡60の姿勢検出部63は、図5(A)〜(C)に示すように、その姿勢を検出し、送信部64が、その検出結果を姿勢信号Sp1として表示装置10に対して供給する。表示装置10では、受信部14が、この姿勢信号Sp1を受信し、姿勢信号Spとして、映像処理部20およびシャッタ眼鏡制御部13に供給する。
シャッタ眼鏡60が水平になっている状態(図5(A))では、映像処理部20のマルチプレクサ25は、その状態を示す姿勢信号Spに基づいて、マルチプレクサ241から供給される映像信号SLR1(左側視点映像PLおよび右側視点映像PRを含む映像信号)を選択して映像信号S1として出力する。これにより、表示装置10は、図9(A)に示したように、左側視点映像PLおよび右側視点映像PRからなる表示映像Dを表示する。一方、シャッタ眼鏡制御部13は、この姿勢信号Spに基づいて、表示部12において左側視点映像PLのフレーム画像が表示されている期間では、シャッタ眼鏡60の左眼シャッタ6Lを開状態にするとともに右眼シャッタ6Rを閉状態にし、右側視点映像PRのフレーム画像が表示されている期間では、左眼シャッタ6Lを閉状態にするとともに右眼シャッタ6Rを開状態にするように、シャッタ制御信号CTLを用いてシャッタ眼鏡60を制御する。これにより、観察者は、左眼で左側視点映像PLを観察し、右眼で右側視点映像PRを観察することができる。すなわち、立体表示システム1は、左側視点映像PLを左眼映像Lとして表示するとともに(図9(B))、右側視点映像PRを右眼映像Rとして表示する(図9(C))。
このように、シャッタ眼鏡60が水平になっている状態では、図2に示したように、左右方向において互いに視差がある左側視点映像PLおよび右側視点映像PRが、表示映像Dとして表示される。これにより、観察者は、表示映像Dを立体的な映像として認識することができる。
また、シャッタ眼鏡60が左方向に横になっている状態(図5(B))では、映像処理部20のマルチプレクサ25は、その状態を示す姿勢信号Spに基づいて、マルチプレクサ241から供給される映像信号STB1(上側視点映像PTおよび下側視点映像PBを含む映像信号)を選択して映像信号S1として出力する。これにより、表示装置10は、図10(A)に示したように、上側視点映像PTおよび下側視点映像PBからなる表示映像Dを表示する。一方、シャッタ眼鏡制御部13は、この姿勢信号Spに基づいて、表示部12において上側視点映像PTのフレーム画像が表示されている期間では、シャッタ眼鏡60の左眼シャッタ6Lを閉状態にするとともに右眼シャッタ6Rを開状態にし、下側視点映像PBのフレーム画像が表示されている期間では、左眼シャッタ6Lを開状態にするとともに右眼シャッタ6Rを閉状態にするように、シャッタ制御信号CTLを用いてシャッタ眼鏡60を制御する。これにより、観察者は、左眼で下側視点映像PBを観察し、右眼で上側視点映像PTを観察することができる。すなわち、立体表示システム1は、下側視点映像PBを左眼映像Lとして表示するとともに(図10(B))、上側視点映像PTを右眼映像Rとして表示する(図10(C))。
このように、シャッタ眼鏡60が左方向に横になっている状態では、図2に示したように、上下方向において互いに視差がある上側視点映像PTおよび下側視点映像PBが、表示映像Dとして表示される(図10(A))。この下側視点映像PBは、シャッタ眼鏡60が左方向に横になっているため、観察者の左側からみた視点映像に対応し、同様に、上側視点映像PTは、観察者の右側から見た視点映像に対応する。つまり、上側視点映像PTおよび下側視点映像PDは、観察者の左右方向において互いに視差のある視点映像となる。これにより、観察者は、表示映像Dを立体的な映像として認識することができる。
また、シャッタ眼鏡60が右方向に横になっている状態(図5(C))では、映像処理部20のマルチプレクサ25は、その状態を示す姿勢信号Spに基づいて、マルチプレクサ241から供給される映像信号STB1(上側視点映像PTおよび下側視点映像PBを含む映像信号)を選択して映像信号S1として出力する。これにより、表示装置10は、図11(A)に示したように、上側視点映像PTおよび下側視点映像PBからなる表示映像Dを表示する。一方、シャッタ眼鏡制御部13は、この姿勢信号Spに基づいて、表示部12において上側視点映像PTのフレーム画像が表示されている期間では、シャッタ眼鏡60の左眼シャッタ6Lを開状態にするとともに右眼シャッタ6Rを閉状態にし、下側視点映像PBのフレーム画像が表示されている期間では、左眼シャッタ6Lを閉状態にするとともに右眼シャッタ6Rを開状態にするように、シャッタ制御信号CTLを用いてシャッタ眼鏡60を制御する。これにより、観察者は、左眼で上側視点映像PTを観察し、右眼で下側視点映像PBを観察することができる。すなわち、立体表示システム1は、上側視点映像PTを左眼映像Lとして表示するとともに(図11(B))、下側視点映像PBを右眼映像Rとして表示する(図11(C))。
このように、シャッタ眼鏡60が右方向に横になっている状態では、図2に示したように、上下方向において互いに視差がある上側視点映像PTおよび下側視点映像PBが、表示映像Dとして表示される(図11(A))。この上側視点映像PTは、観察者が右方向に横になっているため、観察者の左側からみた視点映像に対応し、同様に、下側視点映像PBは、観察者の右側から見た視点映像に対応する。つまり、上側視点映像PTおよび下側視点映像PDは、観察者の左右方向において互いに視差のある視点映像となる。これにより、観察者は、表示映像Dを立体的な映像として認識することができる。
以上のように、立体表示システム1では、観察者の姿勢にかかわらず、観察者の左右方向において互いに視差のある視点映像を表示する。これにより、観察者が横になって表示映像を見る場合でも、観察者は、表示映像を立体的な映像として認識することができる。すなわち、従来の2次元映像を観察する場合と同様に、観察者の姿勢に制限なく、立体的な映像を観察することができる。特に、介護の現場においては、例えば、寝たきりの老人が、その姿勢によらず立体的な映像を観察することができる。また、例えば、宇宙ステーションなどの無重力の環境においては、無重力であるが故、観察者の姿勢は定まらないが、この場合であっても、表示装置10がその姿勢に応じた視点映像を表示することにより、観察者は、立体的な映像を観察することができる。
[効果]
以上のように本実施の形態では、シャッタ眼鏡の姿勢に応じた左眼映像および右眼映像を表示するようにしたので、観察者は、姿勢によらず、立体的な映像を観察することができる。
また、本実施の形態では、多視点映像信号の複数の視点映像から、左眼映像および右眼映像を選択するようにしたので、シンプルな構成を実現することができる。
[変形例1−1]
上記実施の形態では、シャッタ眼鏡60が、水平になっている状態および横になっている状態において、その姿勢に応じた視点映像を表示するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、これらの状態に加え、シャッタ眼鏡60が斜めになっている状態においても、その姿勢に応じた視点映像を表示するようにしてもよい。以下に、この例について説明する。
図12は、本変形例に係るシャッタ眼鏡60Bの姿勢の一例を表すものであり、(A)は、シャッタ眼鏡60Bが水平になっている状態を示し、(B)は、シャッタ眼鏡60Bが左方向に斜めになっている状態を示し、(C)は、シャッタ眼鏡60Bが右方向に斜めになっている状態を示す。
シャッタ眼鏡60Bの姿勢検出部63Bは、ベクトルVが、予め定められた8つの区域Y1〜Y8のうちのどの区域に向いているのかを検出することにより、シャッタ眼鏡60が、水平になっている状態、左方向に横になっている状態、左方向に斜めになっている状態、右方向に横になっている状態、右方向に斜めになっている状態などのうちのいずれの状態であるかを検出する。
図13は、本変形例に係る表示装置10Bの映像処理部20Bの一構成例を表すものである。映像処理部20Bは、デマルチプレクサ21B、メモリ223,224、信号処理部235〜238、マルチプレクサ243,244,25Bを有している。
デマルチプレクサ21Bは、図14に示した8つの視点映像(左側視点映像PL、右側視点映像PR、上側視点映像PT、下側視点映像PB、左下側視点映像PLB、右上側視点映像PRT、左上側視点映像PLT、右下側視点映像PRB)を含む多視点映像信号Sから、左側視点映像PLおよび右側視点映像PRを含む映像信号SLRを分離してメモリ221に供給し、上側視点映像PTおよび下側視点映像PBを含む映像信号STBを分離してメモリ222に供給し、左下側視点映像PLBおよび右上側視点映像PRTを含む映像信号SLBRTを分離してメモリ223に供給し、左上側視点映像PLTおよび右下側視点映像PRBを含む映像信号SLTRBを分離してメモリ224に供給する。
メモリ223,224は、映像信号SLBRT,SLTRBをそれぞれ1フレーム分記憶するフレームメモリである。信号処理部235〜238は、メモリ223,224から供給された映像信号に対して映像信号処理を行う。
マルチプレクサ243は、同期信号Syncに基づいて、信号処理部235から供給された映像信号SLBおよび信号処理部236から供給された映像信号SRTを、左下側視点映像PLBのフレーム画像と、右上側視点映像PRTのフレーム画像とが交互に配列するように多重化し、映像信号SLBRT1として出力する。マルチプレクサ244は、同期信号Syncに基づいて、映像処理部237から供給された映像信号SLTおよび映像処理部238から供給された映像信号SRBを、左上側視点映像PLTのフレーム画像と、右下側視点映像PRBのフレーム画像とが交互に配列するように多重化し、映像信号SLTRB1として出力する。
マルチプレクサ25Bは、姿勢信号Spに基づいて、マルチプレクサ241から供給された映像信号SLR1、マルチプレクサ242から供給された映像信号STB1、マルチプレクサ243から供給された映像信号SLBRT1、およびマルチプレクサ244から供給された映像信号SLTRB1のうちの一つを選択し出力するものである。具体的には、マルチプレクサ25Bは、後述するように、例えば、シャッタ眼鏡60が、図12(B)に示したように左方向に傾いている場合には、映像信号SLBRT1(左下側視点映像PLBおよび右上側視点映像PRTを含む映像信号)を選択して出力し、図12(C)に示したように右方向に傾いている場合には、映像信号SLTRB1(左上側視点映像PLTおよび右下側視点映像PRBを含む映像信号)を選択して出力する。
[変形例1−2]
上記実施の形態では、シャッタ眼鏡がその姿勢を検出し、その検出結果を表示装置に対して供給するようにしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、表示装置がシャッタ眼鏡の姿勢を検出してもよい。以下に、この場合の例について説明する。
図15は、本変形例に係る立体表示システム1Cの一構成例を表すものである。立体表示システム1Cは、表示装置10Cを備えている。表示装置10Cは、シャッタ眼鏡60の姿勢を検出する眼鏡検出部15を有している。眼鏡検出部15は、例えばカメラ(撮影部)を有し、そのカメラがシャッタ眼鏡60を撮影した画像に基づいて、シャッタ眼鏡60を認識するとともに、シャッタ眼鏡60の姿勢を検出する。この構成により、立体表示システム1Cでは、表示装置10Cからみたシャッタ眼鏡60の相対的な姿勢を検出することができるため、例えば、表示装置10Cを、表示画面が縦長になるように配置した場合でも、特別な設定を必要とすることなく、立体視表示が可能となる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態に係る立体表示システム2について説明する。本実施の形態は、偏光眼鏡を用いて立体表示システムを構成したものである。なお、上記第1の実施の形態に係る立体表示システム1と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図16は、立体表示システム2の一構成例を表すものである。立体表示システム2は、表示装置30と、スクリーン36と、偏光眼鏡70とを備えている。
表示装置30は、映像処理部40と、左眼映像投影部31と、右眼映像投影部32と、受信部33とを有している。
映像処理部40は、多視点映像信号Sおよび姿勢信号Spに基づいて、左眼映像信号SL1を生成して左眼映像投影部31に供給し、右眼映像信号SR1を生成して右眼映像投影部32に供給するものである。
図17は、映像処理部40の一構成例を表すものである。映像処理部40は、マルチプレクサ411,412を有している。マルチプレクサ411,412は、姿勢信号Spに基づいて、信号処理部231〜234から供給された4つの映像信号SL,SR,ST,SBのうちの1つをそれぞれ選択し出力するものである。その際、マルチプレクサ411,412は、互いに対をなす視点映像信号をそれぞれ選択する。具体的には、偏光眼鏡70が水平になっている状態(図5(A))では、マルチプレクサ411は映像信号SLを選択して左眼映像信号SL1として出力し、マルチプレクサ412は映像信号SRを選択して右眼映像信号SR1として出力する。また、偏光眼鏡70が左方向に横になっている状態(図5(B))では、マルチプレクサ411は映像信号SBを選択して左眼映像信号SL1として出力し、マルチプレクサ412は映像信号STを選択して右眼映像信号SR1として出力する。また、偏光眼鏡70が右方向に横になっている状態(図5(C))では、マルチプレクサ411は映像信号STを選択して左眼映像信号SL1として出力し、マルチプレクサ412は映像信号SBを選択して右眼映像信号SR1として出力する。このように、映像処理部40は、偏光眼鏡70の姿勢に基づいて、多視点映像信号Sから一対の視点映像を選択して出力するようになっている。
左眼映像投影部31は、左眼映像信号SL1に基づいて、映像をスクリーン36に対して投影するものである。右眼映像投影部32は、右眼映像信号SR1に基づいて、映像をスクリーン36に投影するものである。左眼映像投影部31および右眼映像投影部32は、それぞれ映像を投影する際、その偏光方向が互いに交差して投影するようになっている。
受信部33は、偏光眼鏡70から供給された姿勢信号Sp1を受信し、姿勢信号Spとして、映像処理部40に供給するものである。
偏光眼鏡70は、左眼偏光板7Lおよび右眼偏光板7Rを有している。左眼偏光板7Lおよび右眼偏光板7Rは、その透過軸が互いに交差するようになっている。具体的には、例えば、図16に示したように、左眼偏光板7Lの透過軸は縦方向になっており、右眼偏光板7Rの透過軸は横方向になっている。これにより、観察者は、左眼映像投影部31がスクリーン36に投影した映像を、左眼偏光板7Lを通して観察するとともに、右眼映像投影部32がスクリーン36に投影した映像を、右眼偏光板7Rを通して観察することができるようになっている。
また、偏光眼鏡70は、上記第1の実施の形態のシャッタ眼鏡60と同様に、姿勢検出部63と、送信部64とを有している。
ここで、左眼偏光板7Lおよび右眼偏光板7Rは、本発明における「分離手段」の一具体例に対応する。スクリーン36は、本発明における「表示部」の一具体例に対応する。
図18〜20は、立体表示システム2の動作例を表すものであり、図18は、偏光眼鏡70が水平になっている状態における動作例を示し、図19は、偏光眼鏡70が左方向に横になっている状態における動作例を示し、図20は、偏光眼鏡70が右方向に横になっている状態における動作例を示す。図18〜図20において、(A)はスクリーン36における表示映像Dを示し、(B)は左眼映像Lを示し、(C)は右眼映像Rを示す。
偏光眼鏡70の姿勢検出部63は、図5(A)〜(C)に示した場合と同様に、その姿勢を検出し、送信部64が、その検出結果を姿勢信号Sp1として表示装置30に対して供給する。表示装置30では、受信部33が、この姿勢信号Sp1を受信し、姿勢信号Spとして、映像処理部40に供給する。
シャッタ眼鏡60が水平になっている状態(図5(A))では、映像処理部40は、その状態を示す姿勢信号Spに基づいて、映像信号SL(左側視点映像PLを含む映像信号)を左眼映像信号SL1として出力するとともに、映像信号SR(右側視点映像PRを含む映像信号)を右眼映像信号SR1として出力する。そして、左眼映像投影部31が左側視点映像PLをスクリーン36に投影し、右側映像投影部32が右側視点映像PRをスクリーン36に投影することにより、これらが重なって表示映像Dとして表示される(図18(A))。そして、観察者は、左眼偏光板7Lを通して左側視点映像PLを観察するとともに、右眼偏光板7Rを通して右側視点映像PRを観察する。すなわち、立体表示システム2は、左眼視点映像PLを左眼映像Lとして表示するとともに(図18(B))、右眼視点映像PRを右眼映像Rとして表示する(図18(C))。これにより、観察者は、表示映像Dを立体的な映像として認識することができる。
また、シャッタ眼鏡60が左方向に横になっている状態(図5(B))では、映像処理部40は、その状態を示す姿勢信号Spに基づいて、映像信号SB(下側視点映像PBを含む映像信号)を左眼映像信号SL1として出力するとともに、映像信号ST(上側視点映像PTを含む映像信号)を右眼映像信号SR1として出力する。そして、左眼映像投影部31が下側視点映像PBをスクリーン36に投影し、右眼映像投影部32が上側視点映像PTをスクリーン36に投影することにより、これらが重なって表示映像Dとして表示される(図19(A))。そして、観察者は、左眼偏光板7Lを通して下側視点映像PBを観察するとともに、右眼偏光板7Rを通して上側視点映像PTを観察する。すなわち、立体表示システム2は、下側視点映像PBを左眼映像Lとして表示するとともに(図19(B))、上側視点映像PTを右眼映像Rとして表示する(図19(C))。これにより、観察者は、表示映像Dを立体的な映像として認識することができる。
また、シャッタ眼鏡60が右方向に横になっている状態(図5(C))では、映像処理部40は、その状態を示す姿勢信号Spに基づいて、映像信号ST(上側視点映像PTを含む映像信号)を左眼映像信号SL1として出力するとともに、映像信号SB(下側視点映像PBを含む映像信号)を右眼映像信号SR1として出力する。そして、左眼映像投影部31が上側視点映像PTをスクリーン36に投影し、右眼映像投影部32が下側視点映像PBをスクリーン36に投影することにより、これらが重なって表示映像Dとして表示される(図20(A))。そして、観察者は、左眼偏光板7Lを通して上側視点映像PTを観察するとともに、右眼偏光板7Rを通して下側視点映像PBを観察する。すなわち、立体表示システム2は、上側視点映像PTを左眼映像Lとして表示するとともに(図20(B))、下側視点映像PBを右眼映像Rとして表示する(図20(C))。これにより、観察者は、表示映像Dを立体的な映像として認識することができる。
以上のように本実施の形態では、偏光眼鏡を用いて立体表示システムを構成したので、観察者が装着する眼鏡の構成をシンプルにすることができる。その他の効果は、上記第1の実施の形態の場合と同様である。
[変形例2]
上記実施の形態では、左眼映像Lおよび右眼映像Rを、互いに交差する方向に偏光させてスクリーン36に投影することにより表示映像Dを表示したが、これに限定されるものではなく、同様の機能を、上記第1の実施の形態の表示部12のようなデバイスで実現するようにしてもよい。
<3.第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態に係る立体表示システム3について説明する。本実施の形態は、シャッタ眼鏡を用い、複数の観察者が立体視表示を観察するように構成したものである。以下に、2人の観察者を想定した場合を例に説明する。なお、上記第1の実施の形態に係る立体表示システム1と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図21は、立体表示システム3の一構成例を表すものである。立体表示システム3は、表示装置50と、複数のシャッタ眼鏡60A,60Bを備えている。
表示装置50は、映像処理部80と、シャッタ眼鏡制御部53と、受信部54とを備えている。
映像処理部80は、多視点映像信号Sに基づいて、映像信号S2を生成して表示駆動部11に供給するとともに、同期信号Syncを生成してシャッタ眼鏡制御部53に供給するものである。
図22は、映像処理部80の一構成例を表すものである。映像処理部80は、タイミング制御部82と、マルチプレクサ81とを有している。タイミング制御部82は、同期信号Syncをマルチプレクサ241,242およびシャッタ眼鏡制御部53に供給するとともに、マルチプレクサ81に制御信号を供給する。マルチプレクサ81は、タイミング制御部82から供給される制御信号に基づいて、マルチプレクサ241から供給された映像信号SLR1(左側視点映像PLおよび右側視点映像PRを含む映像信号)と、マルチプレクサ242から供給された映像信号STB1(上側視点映像PTおよび下側視点映像PBを含む映像信号)とを多重化し、映像信号S2として出力する。具体的には、マルチプレクサ81は、この例では、左側視点映像PLのフレーム画像と、上側視点映像PTのフレーム画像と、右側視点映像PRのフレーム画像と、下側視点映像PBのフレーム画像とが、この順に配列するように多重化する。このように、映像処理部80は、複数対の視点映像(左側視点映像PLおよび右側視点映像PRの対、ならびに上側視点映像PTおよび下側視点映像PBの対)を出力するようになっている。
シャッタ眼鏡制御部53は、映像処理部80から供給される同期信号Sync、および受信部54から供給される姿勢信号SpA,SpBに基づいて、シャッタ眼鏡60A,60Bを制御するものである。具体的には、シャッタ眼鏡制御部53は、シャッタ眼鏡60Aに対して制御信号CTLAを供給することによりシャッタ眼鏡60Aを制御し、シャッタ眼鏡60Bに対して制御信号CTLBを供給することによりシャッタ眼鏡60Bを制御する。
受信部54は、シャッタ眼鏡60Aから供給された姿勢信号Sp1Aを受信し、姿勢信号SpAとして、シャッタ眼鏡制御部53に供給するとともに、シャッタ眼鏡60Bから供給された姿勢信号Sp1Bを受信し、姿勢信号SpBとして、シャッタ眼鏡制御部53に供給する。
シャッタ眼鏡60A,60Bは、上記第1の実施の形態のシャッタ眼鏡60(図4)と同様のものであり、シャッタ眼鏡60Aは、左眼シャッタ6ALおよび右眼シャッタ6ARを有し、シャッタ眼鏡60Bは、左眼シャッタ6BLおよび右眼シャッタ6BRを有している。
この構成により、立体表示システム3では、シャッタ眼鏡60A,60Bのそれぞれの姿勢に基づいて、表示装置50のシャッタ眼鏡制御部53が、シャッタ眼鏡60A,60Bを独立して制御することができるようになっている。
次に、複数のシャッタ眼鏡のうちの1つ(シャッタ眼鏡60Aとする)に着目して、立体表示システム3の動作例について説明する。
図23〜25は、立体表示システム3の動作例を表すものであり、図23は、シャッタ眼鏡60Aが水平になっている状態における動作例を示し、図24は、シャッタ眼鏡60Aが左方向に横になっている状態における動作例を示し、図25は、シャッタ眼鏡60Aが右方向に横になっている状態における動作例を示す。図23〜図25において、(A)は表示部12における表示映像Dを示し、(B)は左眼映像Lを示し、(C)は右眼映像Rを示す。
シャッタ眼鏡60Aの姿勢検出部63は、図5(A)〜(C)に示した場合と同様に、その姿勢を検出し、送信部64が、その検出結果を姿勢信号Sp1Aとして表示装置50に対して供給する。表示装置50では、受信部54が、この姿勢信号Sp1Aを受信し、姿勢信号SpAとして、シャッタ眼鏡制御部53に供給する。
立体表示システム3では、表示部12は、図23〜図25に示したように、観察者の姿勢によらず、左側視点映像PLのフレーム画像と、上側視点映像PTのフレーム画像と、右側視点映像PRのフレーム画像と、下側視点映像PBのフレーム画像とを、巡回するように時分割的に表示映像Dとして表示する(図23(A)、図24(A)、図25(A))。
シャッタ眼鏡60Aが水平になっている状態(図5(A))では、シャッタ眼鏡制御部53は、その状態を示す姿勢信号SpAに基づいて、表示部12において左側視点映像PLのフレーム画像が表示されている期間では、シャッタ眼鏡60Aの左眼シャッタ6ALを開状態にするとともに右眼シャッタ6ARを閉状態にし、右側視点映像PRのフレーム画像が表示されている期間では、左眼シャッタ6ALを閉状態にするとともに右眼シャッタ6ARを開状態にするように、シャッタ制御信号CTLAを用いてシャッタ眼鏡60Aを制御する。これにより、観察者は、左眼で左側視点映像PLを観察し、右眼で右側視点映像PRを観察することができる。すなわち、立体表示システム3は、左側視点映像PLを左眼映像Lとして表示するとともに(図23(B))、右側視点映像PRを右眼映像Rとして表示する(図23(C))。
また、シャッタ眼鏡60Aが左方向に横になっている状態では、シャッタ眼鏡制御部53は、その状態を示す姿勢信号SpAに基づいて、表示部12において下側視点映像PBのフレーム画像が表示されている期間では、シャッタ眼鏡60Aの左眼シャッタ6ALを開状態にするとともに右眼シャッタ6ARを閉状態にし、上側視点映像PTのフレーム画像が表示されている期間では、左眼シャッタ6ALを閉状態にするとともに右眼シャッタ6ARを開状態にするように、シャッタ制御信号CTLAを用いてシャッタ眼鏡60Aを制御する。これにより、観察者は、左眼で下側視点映像PBを観察し、右眼で上側視点映像PTを観察することができる。すなわち、立体表示システム3は、下側視点映像PBを左眼映像Lとして表示するとともに(図24(B))、上側視点映像PTを右眼映像Rとして表示する(図24(C))。
また、シャッタ眼鏡60Aが右方向に横になっている状態では、シャッタ眼鏡制御部53は、その状態を示す姿勢信号SpAに基づいて、表示部12において上側視点映像PTのフレーム画像が表示されている期間では、シャッタ眼鏡60Aの左眼シャッタ6ALを開状態にするとともに右眼シャッタ6ARを閉状態にし、下側視点映像PBのフレーム画像が表示されている期間では、左眼シャッタ6ALを閉状態にするとともに右眼シャッタ6ARを開状態にするように、シャッタ制御信号CTLAを用いてシャッタ眼鏡60Aを制御する。これにより、観察者は、左眼で上側視点映像PTを観察し、右眼で下側視点映像PBを観察することができる。すなわち、立体表示システム3は、上側視点映像PTを左眼映像Lとして表示するとともに(図25(B))、下側視点映像PBを右眼映像Rとして表示する(図25(C))。
以上のように本実施の形態では、視点映像を複数対分表示し、各シャッタ眼鏡の姿勢に応じて、各シャッタ眼鏡の開閉タイミングを独立して制御するようにしたので、複数の観察者がそれぞれの姿勢に応じた立体視表示を観察することができる。その他の効果は、上記第1の実施の形態の場合と同様である。
[変形例3]
上記実施の形態では、2つのシャッタ眼鏡60A,60Bを用いるようにしたが、これに限定されるものではなく、1つのシャッタ眼鏡のみを用いるようにしてもよいし、3つ以上のシャッタ眼鏡を用いるようにしてもよい。
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記の第2および第3の実施の形態では、偏光眼鏡またはシャッタ眼鏡が姿勢検出部を有し、その姿勢の検出結果を表示装置に対して供給するようにしたが、これに限定されるものではなく、これに代えて、上記第1の実施の形態の変形例(図15)と同様に、表示装置が、これらの眼鏡の姿勢を検出する眼鏡検出部を有していてもよい。
また、上記実施の形態などでは、表示装置は、単に供給された多視点映像に基づいて表示を行うものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、チューナを備え、放送により供給された複数の多視点映像の信号から、所望の多視点映像の信号を選択し、その選択された多視点映像に基づいて表示を行うような、テレビジョン装置であってもよい。
1,1C,2,3…立体表示システム、6L,6AL,6BL…左眼シャッタ、6R,6AR,6BR…右眼シャッタ、7L…左眼偏光板、7R…右眼偏光板、10,10C,30,50…表示装置、11…表示駆動部、12…表示部、13,53…シャッタ眼鏡制御部、14,33,54,61…受信部、15…姿勢検出部、20,20B,40,80…映像処理部、21,21B…デマルチプレクサ、25,25B,81,241〜244,411,412…マルチプレクサ、26,82…タイミング制御部、31…左眼映像投影部、32…右眼映像投影部、36…スクリーン、60,61A,60B…シャッタ眼鏡、62…シャッタ駆動部、63…姿勢検出部、64…送信部、70…偏光眼鏡、90…撮像装置、91…開口絞り、92…撮像レンズ、93…マイクロレンズアレイ、94…撮像素子、95…画像処理部、96…撮像素子駆動部、97…制御部、100…被写体、221〜224…メモリ、231〜234…信号処理部、CTL,CTLA,CTLB…シャッタ制御信号、D…表示映像、L…左眼映像、PB…下側視点映像、PL…左側視点映像、PR…右側視点映像、PT…上側視点映像、PLT…左上側視点映像、PLB…左下側視点映像、PRT…右上側視点映像、PRB…右下側視点映像、P1〜P9…視点映像、R…右眼映像、S…多視点映像信号、S1,S2,SL,SR,SLR,SLR1,ST,SB,STB,STB1,SLB,SRT,SLBRT,SLBRT1,SLT,SRB,SLTRB,SLTRB1…映像信号、SL1…左眼映像信号、SR1…右眼映像信号、Sp,Sp1,Sp1A,Sp1B…姿勢信号、Sync…同期信号、U…マイクロレンズ、V…ベクトル、Y1〜Y8,Z1〜Z4…区域。

Claims (13)

  1. 供給された多視点映像から複数の視点映像を選択し表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示された複数の視点映像から、左眼映像および右眼映像を光学的に分離する眼鏡装置と
    を備え、
    前記表示装置は、
    表示部と、
    前記眼鏡装置の水平方向からの傾きを示す姿勢情報を取得する取得手段と
    を有し、
    前記左眼映像および前記右眼映像は、前記取得手段が取得した前記姿勢情報に応じたものである
    立体表示システム。
  2. 前記眼鏡装置は、姿勢を検出する姿勢検出部を有し、
    前記取得手段は、前記眼鏡装置から前記姿勢情報を取得するものである
    請求項1に記載の立体表示システム。
  3. 前記表示装置は、前記眼鏡装置の姿勢を検出する眼鏡検出部を備え、
    前記取得手段は、前記眼鏡検出部である
    請求項1に記載の立体表示システム。
  4. 前記眼鏡検出部は、前記眼鏡装置を撮影し、その撮影した画像に基づいて眼鏡装置の姿勢を検出する
    請求項3に記載の立体表示システム。
  5. 前記表示装置は、供給された多視点映像から、前記姿勢情報に基づいて一対の視点映像を選択する映像処理部をさらに有し、
    前記表示部は、前記一対の視点映像を表示する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の立体表示システム。
  6. 前記眼鏡装置は、左眼シャッタおよび右眼シャッタを有するシャッタ眼鏡であり、
    前記表示装置は、前記シャッタ眼鏡を制御する眼鏡制御部をさらに備え、
    前記表示部は、前記一対の視点映像を交互に時分割的に表示し、
    前記眼鏡制御部は、前記左眼シャッタおよび前記右眼シャッタが、前記姿勢情報に基づいたタイミングで開閉動作するように、前記シャッタ眼鏡を制御する
    請求項5に記載の立体表示システム。
  7. 前記眼鏡装置は、偏光方向が互いに交差する左眼偏光板および右眼偏光板をそれぞれ有する偏光眼鏡であり、
    前記映像処理部は、前記姿勢情報に基づいて、前記一対の視点映像のうちの一方を左眼映像として出力するとともに他方を右眼映像として出力し、
    前記表示部は、前記左眼映像および前記右眼映像を、互いに交差する方向に偏光させて表示する
    請求項5に記載の立体表示システム。
  8. 前記表示部は、観察者が、前記左眼偏光板を通して前記左眼映像を視認するように、前記左眼映像を偏光させて表示し、前記右眼偏光板を通して前記右眼映像を視認するように、前記右眼映像を偏光させて表示する
    請求項7に記載の立体表示システム。
  9. 前記眼鏡装置は、左眼シャッタおよび右眼シャッタを有するシャッタ眼鏡であり、
    前記表示装置は、1または複数の前記シャッタ眼鏡を制御する眼鏡制御部をさらに備え、
    前記取得手段は、シャッタ眼鏡ごとに前記姿勢情報を取得し、
    前記表示部は、複数対の視点映像を表示し、
    前記眼鏡制御部は、シャッタ眼鏡ごとに、前記左眼シャッタおよび前記右眼シャッタが、前記姿勢情報に基づいたタイミングで開閉動作するように、1または複数のシャッタ眼鏡を制御する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の立体表示システム。
  10. 前記複数対の視点映像は2対の視点映像である
    請求項9に記載の立体表示システム。
  11. 供給された多視点映像から複数の視点映像を選択し表示する表示装置に表示された複数の視点映像から、左眼映像および右眼映像を光学的に分離する分離手段と、
    水平方向からの傾きを示す姿勢情報を検出する姿勢検出部と
    を備え、
    前記左眼映像および前記右眼映像は、前記姿勢検出部が検出した前記姿勢情報に応じたものである
    眼鏡装置。
  12. 供給された多視点映像から複数の視点映像を選択し表示する表示部と、
    前記表示部に表示された複数の視点映像から左眼映像および右眼映像を光学的に分離する1または複数の眼鏡装置の、水平方向からの傾きを示す姿勢情報を取得する取得手段と
    を備え、
    前記左眼映像および前記右眼映像は、前記取得手段が取得した前記姿勢情報に応じたものである
    表示装置。
  13. 被写体を撮影して多視点映像を生成する撮像装置と、
    前記多視点映像に基づいて立体視表示を行う立体表示システムと
    を備え、
    前記撮像装置は、
    開口絞りを有する撮像レンズと、
    光線の進行方向を保持して受光するとともに、その受光した光に基づいて撮像データを取得する撮像素子と、
    前記撮像レンズの結像面上に配置され、前記撮像素子の複数の画素に対して1つのマイクロレンズが割り当てられたマイクロレンズアレイ部と、
    前記撮像データに基づいて前記多視点映像を生成する画像処理部と
    を有し、
    前記立体表示システムは、
    供給された多視点映像から複数の視点映像を選択し表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示された複数の視点映像から、左眼映像および右眼映像を光学的に分離する眼鏡装置と
    を有し、
    前記表示装置は、
    表示部と、
    前記眼鏡装置の水平方向からの傾きを示す姿勢情報を取得する取得手段と
    を含み、
    前記左眼映像および前記右眼映像は、前記取得手段が取得した前記姿勢情報に応じたものである
    撮像表示システム。
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