JP5082846B2 - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の制御装置 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車や車両の操舵系にモータによる操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特に制御装置のアシスト停止時に、タイヤの捩れ力が急に開放されることによるドライバへの負担を軽減し、ドライバが違和感を感じないように改善した電動パワーステアリング装置の制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車や車両のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を、減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク(操舵補助トルク)を正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流指令値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデュ−ティ比の調整で行っている。
【0003】
ここで、電動パワーステアリング装置の一般的な構成を第1図に示して説明すると、操向ハンドル1の軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び4b、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッド6に連結されている。軸2には、操向ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられており、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介して軸2に連結されている。パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット30にはバッテリ14から電力が供給されると共に、イグニションキー11からイグニション信号が入力され、コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTと車速センサ12で検出された車速Vとに基いてアシスト指令の操舵補助指令値Iの演算を行い、演算された操舵補助指令値Iに基づいてモータ20に供給する電流を制御する。
【0004】
コントロールユニット30は主としてCPU(又はMPUやMCU)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと、第2図のようになっている。
【0005】
第2図を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出されて入力される操舵トルクTは、操舵系の安定性を高めるために位相補償器31で位相補償され、位相補償された操舵トルクTAが操舵補助指令値演算器32に入力される。又、車速センサ12で検出された車速Vも操舵補助指令値演算器32に入力される。操舵補助指令値演算器32は、入力された操舵トルクTA及び車速Vに基いて特性マップ(ルックアップテーブル)33を参照して、モータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補助指令値Iを決定する。
【0006】
操舵補助指令値Iは減算器30Aに入力されると共に、応答速度を高めるためのフィードフォワード系の微分補償器34に入力され、減算器30Aで求められる偏差(I−i)は比例演算器35に入力されると共に、フィードバック系の特性を改善するための積分演算器36に入力される。その比例出力及び積分演算器36の出力は加算器30Bに入力され、微分補償器34の出力も加算器30Bに加算され、加算器30Bでの加算結果である電流指令値Eが、モータ駆動信号としてモータ駆動回路37に入力される。モータ20のモータ電流値iはモータ電流検出回路38で検出され、モータ電流検出値iは減算器30Aに入力されてフィードバックされる。モータ駆動回路37は、FET等で成る駆動素子のHブリッジ(2相モータの場合)又は3相ブリッジ(3相モータの場合)で構成されている。
【0007】
このような電動パワーステアリング装置は、イグニションキー11をオン状態からオフ状態とした場合や、制御装置の故障を検出する故障診断手段(図示せず)から停止信号が発生された場合などには、モータ制御によりアシストを停止させている。このようなアシスト停止時にはタイヤの捩れ力が急に開放され、ドライバの操舵への負担が増加し、操舵に違和感を生じさせることになる。
【0008】
従来、かかる問題に関連する電動パワーステアリング装置として、特公平7−94226号、特公平7−94227号に示すものがある。
【0009】
特公平7−94226号公報に記載された電動パワーステアリング装置は、電動機(モータ)制御信号発生手段の作動停止命令を検出する作動停止検出手段と、この作動停止検出手段からの検出信号に基づき電動機制御信号を時間と共に次第に減少させる補正手段とを設けたものであり、補正手段は電動機制御信号発生手段と電動機駆動手段との間に設けられている。
【0010】
第3図はその構成を示しており、ステアリング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段101と、操舵回転数を検出する操舵回転検出手段102とで成る操舵状態検出手段100、操舵状態検出手段100からの検出信号に基づいて電動機制御信号を決定し出力する電動機制御信号発生手段110、電動機制御信号に基づいて電動機を駆動する電動機駆動手段111を備え、更にキースイッチ等のスイッチ類112、装置の故障診断手段113、装置自身の作動停止を検出する作動停止検出手段114、作動停止検出手段114からの検出信号に基づいて電動機制御信号を時間と共に次第に減少させるために、電動機制御信号発生手段110と電動機駆動手段111との間に配設された補正手段120を具備している。
【0011】
このような構成において、装置自身を作動停止させるスイッチ類112のオフ時や、故障診断手段113からの停止信号が出力された時には、これらの信号により装置が作動停止されることを作動停止検出手段114が検出する。そして、補正手段120は、作動停止検出手段114からの検出信号に基づいて電動機制御信号を時間と共に減少させて電動機駆動手段111に出力し、電動機を穏やかに停止させる。
【0012】
また、特公平7−94227号公報に示される電動パワーステアリング装置は、電動機制御信号発生手段の作動開始状態を検出する初期状態検出手段と、この検出手段からの検出信号に基づいて、電動機制御信号をその決定値まで時間と共に次第に増大させるように電動機制御信号を補正する補正手段とを設けたものであり、補正手段は電動機制御信号発生手段と電動機駆動手段との間に設けられている。第4図はその構成を示しており、キースイッチ等のスイッチが投入されると、操舵トルク検出手段131及び初期状態検出手段132から各検出信号が出力される。電動機制御信号発生手段133においては、操舵トルク検出手段131から出力される操舵トルク信号に基づいて電動機制御信号が決定されて出力される。補正手段130においては、初期状態検出手段132から始動状態であることを示す検出信号が入力されると、電動機制御信号の決定値まで電動機制御信号を次第に増大させるために補正され、この補正された電動機制御信号に基づいて、電動機が電動機駆動手段134により駆動制御される。
【0013】
上記各特公平7−94227号公報及び特公平7−94227号公報に示される手法では、電動機(モータ)制御信号発生手段と無関係に電動機(モータ)制御信号を減少又は増加させるため、モータ制御信号を減少又は増加させている間はモータ制御信号監視手段を機能させることができない問題がある。つまり、作動停止状態又は初期状態を検出すると、モータ制御信号の演算結果を強制的に変更して時間と共に減少又は増加させており、結果的にモータ制御信号の演算結果を補正することとなっている。このため、通常の操舵検出信号と実際にモータを駆動する電流との関係が成り立たなくなっており、補正中は監視を中止せざるを得なかった。
【0014】
かかる問題を解決する装置として、特開2002−127926号公報に示されるものがある。
【0015】
第5図は特開2002−127926号公報に示される装置例を示しており、アシスト減少時においても監視機能を有する構成となっている。操舵状態検出手段を構成する操舵トルク検出手段41からの操舵トルク検出信号は、操舵トルク入力補正手段50及び故障診断手段42に入力され、操舵トルク入力補正手段50で補正された操舵トルク検出信号の補正信号は、モータ制御信号発生手段43及びモータ制御信号監視手段44に入力される。また、キースイッチ45の出力は作動停止検出手段46に入力され、モータ駆動手段47はモータ制御信号発生手段43からのモータ制御信号に従ってモータを駆動制御する。故障診断手段42は、操舵トルク検出手段41、モータ制御信号監視手段44及びモータ駆動手段47の故障の有無を監視し、故障診断手段42の診断結果は作動停止検出手段46及びモータ制御信号発生手段43に入力されている。作動停止検出手段46はキースイッチ45によるオフ動作を検出すると共に、モータ制御信号発生手段43の作動停止命令を検出するようになっている。
【0016】
このような構成において、その動作を第6図のフローチャートを参照して説明する。
【0017】
先ず制御系全体をイニシャライズし(ステップS1)、故障診断手段42は操舵トルク検出手段41から操舵トルク検出信号を入力し(ステップS2)、故障診断を行う(ステップS3)。故障診断手段42は、次にモータ駆動手段47から電流検出信号を入力し(ステップS4)、同様の故障診断を行うと共に(ステップS5)、モータ制御信号監視手段44は監視機能を実行し、作動停止検出手段46はキースイッチ45からの検出信号を入力し(ステップS6)、更にバッテリ電圧を入力し(ステップS7)、故障発生、キースイッチ操作、バッテリ電圧の動作範囲外への遷移のいずれかによる作動停止状態が発生していないか否かを判断する(ステップS10)。作動状態が停止でなければ、モータ制御信号発生手段43は、操舵トルク入力補正手段50を経て操舵トルク検出手段41からの操舵トルク検出信号に従ってモータ制御信号の演算を行い(ステップS11)、モータ制御信号の出力を行うので(ステップS12)、これによりモータはモータ駆動手段47を介して駆動制御される。この動作と共に、上記ステップS2にリターンする。
【0018】
一方、上記ステップS10において、作動停止検出手段46によって作動停止状態と判断された場合、操舵トルク入力補正手段50において操舵トルク検出手段41からの操舵トルク検出信号を時間に従って次第に減少させ(ステップS13)、完全な作動停止条件を判定すると共に(ステップS14)、モータ制御信号監視手段44は操舵トルク補正信号が“0”か否かを判断する(ステップS15)。操舵トルク補正信号が“0”でなければ上記ステップS11に進み、“0”であればパワーステアリング装置(EPS)を停止して終了する(ステップS16)。なお、上記ステップS14の判定は、通常のより低い電圧低下による完全動作停止の判定である。
【先行技術文献】
【0019】
【特許文献】
【特許文献1】
特公平7−94226号公報
【特許文献2】
特公平7−94227号公報
【特許文献3】
特開2002−127926号公報
【特許文献4】
特許第3399226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0020】
上記特開2002−127926号公報によるアシストトルク特性は第7図に示すようになり、時点t1においてアシスト低減処理を開始した場合、例えばその後の時点t2に電圧低下による急停止が生じると、操舵に伴う操舵系の捩れの戻り力が、操舵系を介してこれと連結された操向ハンドルに作用し、ドライバに負担をかけることになり、操舵フィーリングが損なわれて違和感となる。
【0021】
一方、電動パワーステアリングは、自動車用電源という限られた電源環境で大量の電力を必要とするので、電圧低下時に大量の電力を消費することは、更なる電圧低下を招くので、電圧低下が著しい場合にこのような処理を行っていると、電動パワーステアリングはもとより他の電装品、ひいては車両のエンジンをも停止させてしまうという問題があり、電圧低下時には、正常に動作し続けることができない領域があった。このため、従来は、タイヤの捩れ防止のためのアシスト低減中でも、電圧低下で正常に動作し続けることができない領域に入ると、アシストを停止するような制御を行っていた。
【0022】
ただし、通常の使用状況では電圧は徐々に低下するので、タイヤの捩れ防止のアシスト低減処理中にアシストが停止されても、それまでの低減処理で、ドライバに違和感を与えるようなタイヤの捩れが残るようなことはなかった。
【0023】
しかしながら、最近の電動パワーステアリング適応車種は大型化して来ており、アシスト力増加のため発生する捩れ力が大きくなり、防止処理の必要量が増加していると共に、アシスト力増加のため消費電力が増加し、防止処理中に電圧低下する可能性が増加している。また、電動パワーステアリングに求められる性能も高くなって来ている。このような状況において、電動パワーステアリング装置では、可能な限りタイヤの捩れ防止処理を継続することが求められるようになった。
【0024】
また、電動パワーステアリングの制御装置は、第2図に示されるように複数の機能ブロックから構成されており、これらを実現するために複数の回路ブロックを構成している。例えば位相補償器31をフィルタ、ブロック32〜36をマイクロコンピュータで構成し、モータ駆動回路37、モータ電流検出回路38といった構成である。このため、構成される回路ブロック毎に使用部品が異なり、結果として各ブロック毎に動作可能な電圧が異なっている。そのため電圧低下に対しては、通常のアシスト制御に関係する機能ブロックの中で最も高い電圧で機能しなくなる機能ブロックに合わせて、アシスト制御を中止せざるを得ないのが実情であった。しかし、通常のアシスト制御が不能な領域でも、マイクロコンピュータを初めとした幾つかの機能ブロックは比較的低い電圧まで動作可能であるため、それらを用いて、ブレーキ制御は比較的低い電圧のままで実施可能である。
【0025】
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、モータ制御を停止させた場合でも、モータ制御信号監視手段の機能を停止させることなく、制御装置の制御停止時の操舵フィーリングを向上させると共に、アシスト停止時にタイヤの捩れ力が急に開放されることによるドライバへの負担を軽減し、ドライバに違和感を感じさせないようにした高性能な電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0026】
本発明は、車両の操舵系に連結され、電流指令値に基づいて操舵補助トルクを発生して前記操舵系の操舵をアシストするモータと、前記操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、前記操舵トルク検出手段で検出した操舵トルクを基に前記モータを駆動するモータ駆動手段とを備えた電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、前記アシストルクの停止時に、操舵トルク補正不足量に基づいて電磁ブレーキ時間を計算し、前記計算された電磁ブレーキ時間だけ前記モータに電磁ブレーキをかける手段を具備することにより達成される。
【0027】
本発明の上記目的は、前記電磁ブレーキが、前記モータの端子の短絡によって行われることにより、より効果的に達成される。
【0028】
本発明は、ステアリング系の操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、前記操舵状態検出手段からの操舵状態検出信号に基づきモータ制御信号を決定して出力するモータ制御信号発生手段と、前記モータ制御信号発生手段からのモータ制御信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動手段と、前記操舵状態検出手段及び前記モータ駆動手段からの信号に基づいて前記モータ制御信号発生手段の監視を行うモータ制御信号監視手段と、前記モータ制御信号発生手段の作動停止を検出する作動停止検出手段と、前記操舵状態検出手段及び前記モータ制御信号発生手段の間に設けられた操舵状態信号補正手段とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、前記作動停止検出手段によって前記作動停止が検出されたときに、操舵トルク補正不足量に基づいて電磁ブレーキ時間を計算する操舵トルク補正不足量計算手段と、前記モータ制御信号発生手段内に設けられた電磁ブレーキ手段とを備え、前記操舵状態信号補正手段は前記作動停止検出手段の検出信号に基づいて、前記モータ制御信号発生手段の入力である操舵状態検出信号を時間に従って補正すると共に、前記操舵トルク補正不足量計算手段は前記作動停止検出手段が完全作動停止を検出したときに前記電磁ブレーキ時間の間ブレーキ信号を出力し、前記電磁ブレーキ手段は前記電磁ブレーキ時間だけ前記モータに電磁ブレーキをかけるようになっていることにより達成される。
【0029】
また、本発明は、ステアリング系の操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、前記操舵状態検出手段からの操舵状態検出信号に基づきモータ制御信号を決定して出力するモータ制御信号発生手段と、前記モータ制御信号発生手段からのモータ制御信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動手段と、前記モータ制御信号発生手段の作動停止を検出する作動停止検出手段と、前記操舵状態検出手段及び前記モータ制御信号発生手段の間に設けられた複数の操舵状態信号補正手段と、前記複数の操舵状態信号補正手段を選択して利用するための補正方法選択手段とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、前記作動停止検出手段によって前記作動停止が検出されたときに、操舵トルク補正不足量に基づいて電磁ブレーキ時間を計算する操舵トルク補正不足量計算手段と、前記モータ制御信号発生手段内に設けられた電磁ブレーキ手段とを備え、
前記補正方法選択手段で選択された前記操舵状態信号補正手段は前記作動停止検出手段の検出信号に基づいて、前記モータ制御信号発生手段の入力である操舵状態検出信号を時間に従って補正すると共に、前記操舵トルク補正不足量計算手段は前記作動停止検出手段が完全作動停止を検出したときに前記電磁ブレーキ時間の間ブレーキ信号を出力し、前記電磁ブレーキ手段は前記電磁ブレーキ時間だけ前記モータに電磁ブレーキをかけるようになっていることにより達成される。
【0030】
本発明の上記目的は、前記電磁ブレーキが、前記モータの端子の短絡によって行われることにより、或いは前記短絡の後に再起動条件を判定し、前記再起動条件を満たす場合に再起動する機能を具備していることにより、より効果的に達成される。
【発明の効果】
【0031】
操舵補助トルクを発生している状態でモータを停止させた場合、操舵に伴う操舵系の捩れの戻り力が操舵系を介してこれと連結された操向ハンドルに作用するが、本発明の電動パワーステアリング装置の制御装置によれば、モータを停止させるときに、モータの端子間をショート(短絡)することにより、捩れの戻り力がモータに作用しモータが回生制動状態となり、戻り力を抑制することができ、操向ハンドルに作用する戻り力を抑制することができるという効果を奏する。
【0032】
また、本発明では徐々にアシストを低減すると共に、低電圧時にモータ端子間を短絡させ、電磁ブレーキ状態を形成しているので、モータに電力を供給することなくタイヤの捩れ力を防止することができる。
【0033】
更に本発明によれば、モータ制御信号発生手段の機能を生かしたままで、モータ制御信号発生手段自身による演算結果として、モータ電流指令に相当する信号を時間に従って減少又は増加させ、作動停止状態又は制御開始状態を検出後に操舵状態検出信号を用いてモータ制御信号の演算を行ってトルク系を補正することで、トルク系以外の制御ブロックを生かしながら補正できるので、安定した補正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】 電動パワーステアリング装置の一般的な構造例を示す図である。
【図2】 コントロールユニットの構成例を示すブロック図である。
【図3】 従来の制御装置の一例を示すブロック構成図である。
【図4】 従来の制御装置の他の例を示すブロック構成図である。
【図5】 従来の制御装置の更に別の例を示すブロック構成図である。
【図6】 従来の制御装置の動作例を示すフローチャートである。
【図7】 従来の制御装置の特性例を示す図である。
【図8】 本発明の一実施例を示すブロック構成図である。
【図9】 本発明の動作例を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の動作を説明するための図である。
【図11】 本発明の動作を説明するための図である。
【図12】 電磁ブレーキをかける場合の接点接続例を示す構成図である。
【図13】 本発明の動作を説明するための図である。
【図14】 本発明の効果を示す特性図である。
【図15】 本発明の他の実施例を示すブロック構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
本発明では、電動パワーステアリング装置の操舵補助トルクを発生中にモータを停止させるときに、つまりアシスト停止時に操舵トルク補正不足量を計算し、計算された操舵トルク補正不足量に応じてモータに電磁ブレーキをかけることにより、可能な限りタイヤの捩れ力防止処理を継続するようにしている。電磁ブレーキはモータ端子を短絡させることにより発電機と作動させ、発電機による回生制動によってブレーキをかけるようにしているので、モータに電力を供給することなくタイヤの捩れ力防止を図ることができる。また、モータ制御信号発生手段の機能を生かしたままで、モータ制御信号発生手段自身による演算結果として、モータ電流指令に相当する信号を時間に従って減少又は増加させ、作動停止状態又は制御開始状態を検出後に操舵状態検出信号を用いてモータ制御信号の演算を行っているので、補正中も監視が可能である。トルク系を補正することで、トルク系以外の制御ブロックを生かしながら補正できるので、安定した補正が可能である。
【0036】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0037】
第8図は本発明の実施例を第5図に対応させて示しており、作動停止検出手段46が作動停止を検出したときに操舵トルクの補正不足量を計算する操舵トルク補正不足量計算手段60を設けると共に、操舵トルク補正不足量計算手段60で計算された操舵トルク補正不足量に従って、モータに電磁ブレーキをかける電磁ブレーキ手段43Aをモータ制御信号発生手段43内に設けている。
【0038】
操舵状態検出手段を構成する操舵トルク検出手段41からの操舵トルク検出信号は、操舵トルク入力補正手段50及び故障診断手段42に入力され、操舵トルク入力補正手段50で補正された操舵トルク検出信号の補正信号は、モータ制御信号発生手段43及びモータ制御信号監視手段44に入力される。また、キースイッチ45の出力は作動停止検出手段46に入力され、モータ駆動手段47はモータ制御信号発生手段43からのモータ制御信号に従ってモータを駆動制御する。故障診断手段42は、操舵トルク検出手段41、モータ制御信号監視手段44及びモータ駆動手段47の故障の有無を監視し、故障診断手段42の診断結果は作動停止検出手段46及びモータ制御信号発生手段43に入力されている。作動停止検出手段46はキースイッチ45によるオフ動作の検出、又は故障診断手段42による故障発生の検出のいずれかにより、モータ制御信号発生手段43の作動停止命令を検出するようになっている。
【0039】
このような構成において、その動作を第9図のフローチャートを参照して説明する。
【0040】
先ず制御系全体をイニシャライズし(ステップS20)、故障診断手段42は操舵トルク検出手段41から操舵トルク検出信号を入力し(ステップS21)、故障診断を行う(ステップS22)。故障診断手段42は、次にモータ駆動手段47から電流検出信号を入力し(ステップS23)、同様の故障診断を行うと共に(ステップS24)、モータ制御信号監視手段44は監視機能を実行し、作動停止検出手段46はキースイッチ35からの検出信号を入力し(ステップS25)、更にバッテリ電圧を入力し(ステップS26)、故障発生、キースイッチ操作、バッテリ電圧の動作範囲外への遷移のいずれかによる作動停止状態が発生していないか否かを判断する(ステップS30)。作動状態が停止でなければ、モータ制御信号発生手段43は、操舵トルク入力補正手段50を経て操舵トルク検出手段41からの操舵トルク検出信号に従ってモータ制御信号の演算を行い(ステップS31)、モータ制御信号の出力を行うので(ステップS32)、これによりモータはモータ駆動手段47を介して駆動制御される。この動作と共に、上記ステップS21にリターンする。
【0041】
一方、上記ステップS30において、作動停止検出手段46によって作動停止状態と判断された場合、操舵トルク入力補正手段50において操舵トルク検出手段41からの操舵トルク検出信号を時間に従って次第に減少させ(ステップS33)、完全な作動停止条件を判定すると共に(ステップS34)、モータ制御信号監視手段44は操舵トルク補正信号が“0”か否かを判断する(ステップS35)。操舵トルク補正信号が“0”でなければ上記ステップS31に進み、“0”であれば電動パワーステアリング装置(EPS)を停止して終了する(ステップS36)。なお、上記ステップS34の判定は、通常の場合より低い電圧低下による完全動作停止の判定である。
【0042】
上記ステップS34で、作動停止検出手段46によって完全作動停止条件が判定されると、操舵トルク補正不足量計算手段60は第10図に示す手法に従って必要な電磁ブレーキ量を計算する(ステップS40)。即ち、第10図において、時点t1に作動停止検出手段46によって通常の作動停止が検出されると、その時点t1において、時点t3までの全操舵トルク補正量が予め定められている第11図に示すような特性データから算出される。次いで、時点t2に作動停止検出手段46によって完全作動停止が検出されると、全操舵トルク補正量と、時点t1から時点t2までの操舵トルク補正実行量とから必要とする電磁ブレーキ量を計算し(ステップS40)、電磁ブレーキ時間を決定する(ステップS41)。操舵トルク補正不足量計算手段60は決定された電磁ブレーキ時間に従ってブレーキ信号Brを出力する。
【0043】
そして、電磁ブレーキ手段43Aは操舵トルク補正不足量計算手段60からブレーキ信号Brが入力されると、第12図に示すように駆動回路内のスイッチング素子(例えばFET)の例えば下段を全てオンすると共に、上段のスイッチング素子をオフして電磁ブレーキ制御する(ステップS34)。このように、モータ端子をショート(短絡)することによりモータは発電機として動作し、回生ブレーキとして作用するので、その分だけアシスト量が増加する。この場合、ブレーキ残量とブレーキ力の関係は、例えば第13図に示すようになっている。
【0044】
なお、電磁ブレーキ制御は、第12図とは逆に上段のスイッチング素子をオンして、下段のスイッチング素子をオフしても良い。また、第12図では3相モータについて示しているが、2相モータにおけるHブリッジ回路にも同様に適用できる。
【0045】
その後、ブレーキ残量が所定値より小さくなったか否か等によってブレーキ制御の終了を判定し(ステップS43)、ブレーキ制御の終了でない場合には再起動条件(ブレーキ制御中に通常制御が開始できる電圧に復帰したか否か、或いはイグニションキーが再投入されたか否か等)が成立するか否かを判定し(ステップS44)、再起動条件が成立する場合には上記ステップS21にリターンする。また、上記ステップS43でブレーキ制御の終了となった場合、上記ステップS44で再起動条件が成立しない場合には、電動パワーステリング装置を停止して終了する(ステップS36)。
【0046】
以上のような電磁ブレーキ制御を実行することにより、第14図に示すようなアシスト特性を得ることができる。この特性図からも分かるように、アシスト低減開始(時点t10)後、時点t11にモータ端子を短絡させて電磁ブレーキをかけるのでアシスト量が増加し、電圧低下に基づく急停止もなく、ドライバの負担を軽減できる。即ち、低電圧時に徐々にアシストを低減すると共に、完全作動停止時にブレーキ必要量を計算し、モータ端子間を短絡させて電磁ブレーキ状態を形成しているので、モータに電力を供給することなくタイヤの捩れ力の防止動作を継続させることができる。
【0047】
第15図は本発明の他の実施例を第8図に対応させて示しており、本例は操舵トルク入力補正手段50を特性の異なる2つの操舵トルク入力補正手段51及び52にすると共に、その切替えを行う補正方法選択手段48を設けている。本例においても、作動停止検出手段46に従って操舵トルク補正不足量を計算する操舵トルク補正不足量計算手段61を設けると共に、ブレーキ信号Brによって動作する電磁ブレーキ手段43Aをモータ制御信号発生手段43内に設けている。
【0048】
本例では、特性の異なる操舵トルク入力補正手段51及び52が設けられており、作動停止検出手段46からの検出信号でシステムに最適な補正手段を選択するための補正方法選択手段48が設けられている。補正方法選択手段48によって操舵トルク入力補正手段51及び52を切替えることによって、モータ制御信号発生手段43に入力される操舵トルク検出信号をシステムの状態に応じて最適に減少させることができる。操舵トルク入力補正手段51及び52を切替える条件として、イグニションキーのオフによる通常のシステムの停止時、操舵トルク入力系の故障によるフェールセーフとしてのシステムの停止時等がある。
【0049】
補正方法選択手段48が、イグニションキーのオフによる補正と判断した場合、モータ制御信号発生手段43の入力として通常のトルク入力を用い、補正演算として一定ゲインでの減衰を行い、操舵トルク入力補正手段51における補正時間を十分に長い時間とする。トルク系の故障検出による補正と判断した場合は、モータ制御信号発生手段43の入力としてフェール前のトルク入力値を用い、操舵トルク入力補正手段52における補正演算として最大入力値の減衰を行い、補正時間は短い時間で終了させるようになっている。
【0050】
このような構成において、その動作は第9図のフローチャートと同様であり、本例においても第14図に示すような電磁ブレーキ動作を実現できる。つまり、本例によっても、低電圧時に徐々にアシストを低減させ、更に完全作動停止時にブレーキ必要量を計算し、モータ端子間を短絡させて電磁ブレーキ状態を形成しているので、モータに電力を供給することなくタイヤの捩れ力の防止動作を継続させることができる。
【符号の説明】
【0051】
1 操向ハンドル
10 トルクセンサ
12 車速センサ
20 モータ
30 コントロールユニット
41 操舵トルク検出手段
42 故障診断手段
43 モータ制御信号発生手段
43A 電磁ブレーキ手段
44 モータ制御信号監視手段
45 キースイッチ
46 作動停止検出手段
47 モータ駆動手段
48 補正方法選択手段
50、51、52 操舵トルク入力補正手段
60 操舵トルク補正不足量計算手段

Claims (8)

  1. 車両の操舵系に連結され、電流指令値に基づいて操舵補助トルクを発生して前記操舵系の操舵をアシストするモータと、前記操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、前記操舵トルク検出手段で検出した操舵トルクを基に前記モータを駆動するモータ駆動手段とを備えた電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    前記アシストルクの停止時に、操舵トルク補正不足量に基づいて電磁ブレーキ時間を計算し、前記計算された電磁ブレーキ時間だけ前記モータに電磁ブレーキをかける手段を具備したことを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 前記電磁ブレーキが、前記モータの端子の短絡によって行われる請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  3. ステアリング系の操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、前記操舵状態検出手段からの操舵状態検出信号に基づきモータ制御信号を決定して出力するモータ制御信号発生手段と、前記モータ制御信号発生手段からのモータ制御信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動手段と、前記操舵状態検出手段及び前記モータ駆動手段からの信号に基づいて前記モータ制御信号発生手段の監視を行うモータ制御信号監視手段と、前記モータ制御信号発生手段の作動停止を検出する作動停止検出手段と、前記操舵状態検出手段及び前記モータ制御信号発生手段の間に設けられた操舵状態信号補正手段とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    前記作動停止検出手段によって前記作動停止が検出されたときに、操舵トルク補正不足量に基づいて電磁ブレーキ時間を計算する操舵トルク補正不足量計算手段と、前記モータ制御信号発生手段内に設けられた電磁ブレーキ手段とを備え、
    前記操舵状態信号補正手段は前記作動停止検出手段の検出信号に基づいて、前記モータ制御信号発生手段の入力である操舵状態検出信号を時間に従って補正すると共に、前記操舵トルク補正不足量計算手段は前記作動停止検出手段が完全作動停止を検出したときに前記電磁ブレーキ時間の間ブレーキ信号を出力し、前記電磁ブレーキ手段は前記電磁ブレーキ時間だけ前記モータに電磁ブレーキをかけるようになっていることを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 前記電磁ブレーキが、前記モータの端子の短絡によって行われる請求項3に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  5. 前記短絡の後に再起動条件を判定し、前記再起動条件を満たす場合に再起動する機能を具備している請求項3に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  6. ステアリング系の操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、前記操舵状態検出手段からの操舵状態検出信号に基づきモータ制御信号を決定して出力するモータ制御信号発生手段と、前記モータ制御信号発生手段からのモータ制御信号に基づいてモータを駆動するモータ駆動手段と、前記モータ制御信号発生手段の作動停止を検出する作動停止検出手段と、前記操舵状態検出手段及び前記モータ制御信号発生手段の間に設けられた複数の操舵状態信号補正手段と、前記複数の操舵状態信号補正手段を選択して利用するための補正方法選択手段とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    前記作動停止検出手段によって前記作動停止が検出されたときに、操舵トルク補正不足量に基づいて電磁ブレーキ時間を計算する操舵トルク補正不足量計算手段と、前記モータ制御信号発生手段内に設けられた電磁ブレーキ手段とを備え、
    前記補正方法選択手段で選択された前記操舵状態信号補正手段は前記作動停止検出手段の検出信号に基づいて、前記モータ制御信号発生手段の入力である操舵状態検出信号を時間に従って補正すると共に、前記操舵トルク補正不足量計算手段は前記作動停止検出手段が完全作動停止を検出したときに前記電磁ブレーキ時間の間ブレーキ信号を出力し、前記電磁ブレーキ手段は前記電磁ブレーキ時間だけ前記モータに電磁ブレーキをかけるようになっていることを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  7. 前記電磁ブレーキが、前記モータの端子の短絡によって行われる請求項6に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  8. 前記短絡の後に再起動条件を判定し、前記再起動条件を満たす場合に再起動する機能を具備している請求項6に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
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