JP4932824B2 - ポリ塩化ビニル樹脂用のトリエチレングリコールエステル可塑剤組成物及びその製造方法 - Google Patents

ポリ塩化ビニル樹脂用のトリエチレングリコールエステル可塑剤組成物及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、新規なトリエチレングリコール系化合物及びそれを含むポリ塩化ビニル樹脂用の可塑剤組成物に係り、特に加熱減量、粘着性及び可塑化効率の側面で優れるだけでなく、伸張率、引張強度、透明度などの物性が向上したポリ塩化ビニル樹脂を製造できるトリエチレングリコールエステル可塑剤組成物に関する。
ポリ塩化ビニル樹脂は、塩化ビニルの単独重合体または50%以上の塩化ビニルを含む混成重合体であって、圧出成形、射出成形、カレンダリングなどの加工法により使われる汎用樹脂であり、かかる加工を通じてパイプ、電線、電気機械製品、おもちゃ、フィルム、シート、人造革、ターポリン、テープ、食品包装材、医療用品に至るまで多様な製品の素材として広範囲に使われる。かかるポリ塩化ビニル樹脂は、可塑剤、安定剤、充填剤、顔料など色々な添加剤を適切に添加して多様な加工物性を付与できる。
前記添加剤のうち、可塑剤は、ポリ塩化ビニル樹脂に添加されて、加工性、柔軟性、電気絶縁性、粘着性など色々な物性及び機能を付与する必須添加剤である。かかる可塑剤の代表的な種類は、フタレート系、アジペート系、トリメリテート系などが挙げられる。そのうち、特にフタレート系可塑剤であるジエチルへキシルフタレート(DEHP)、ジブチルフタレート(DBP)、ジイソデシルフタレート(DIDP)、ブチルベンジルフタレート(BBP)、ジイソノニルフタレート(DINP)及びアジペート系可塑剤であるジ−2−エチルへキシルアジペート(DEHA)などが最も広く使われる。
家庭で広く使われる透明ラップフィルムにおいて、伸張率、粘着性、透明度、加熱減量のような物性が非常に重要である。すなわち、前記ラップフィルムは、食品包装材として使われるため、食品をそのまま肉眼で観察できる透明度、包装製品をよく包む伸張率、及び包装後に離れないように粘着性が要求される。また、加工中に発生するガスの量を減らし、加工収率を高めるためには、加熱減量が低くなければならない。
多成分でない単一成分のトリエチレングリコールエステル、例えばトリエチレングリコールに脂肪酸である2−エチルへキサン酸あるいは安息香酸のみを合成したエステルの場合、ラップフィルム加工では、ポリ塩化ビニル樹脂との相溶性が低下して可塑剤として使用し難いので、主に潤滑油及びその他の用途の可塑剤として使われる。単一成分の他の例として、ネオペンチルグリコールに脂肪酸である2−エチルへキサン酸を合成したエステルの場合、硬度が高く、透明度や伸張率が低いという問題点を有している。また、トリエチレングリコールに2−エチルへキサン酸を合成した単一成分のエステルは、作業性は優れるが、伸張率、粘着性、透明度などの物性が不十分である。また、多成分のエステル系可塑剤組成物であっても、製造に使われたカルボン酸とアルコールの種類及び組成によって異なる物性を有する。
前記のような単一成分あるいは多成分のエステル系可塑剤組成物のポリ塩化ビニル樹脂では、加熱減量、粘着性及び可塑化効率の側面で需要者が一般的に所望するレベルの品質を備えるのに限界があり、改善の余地がある。すなわち、ポリ塩化ビニル樹脂との相溶性、伸張率、粘着性、透明度、引張強度などの物性を最適化するためには、適切な組成の多成分エステル系可塑剤組成物を収得することが重要である。
本発明が解決しようとする第1の課題は、新規なトリエチレングリコール系化合物を提供するところにある。
本発明が解決しようとする第2の課題は、前記新規なトリエチレングリコール系化合物を含む可塑剤組成物を提供するところにある。
本発明が解決しようとする第3の課題は、前記可塑剤組成物の製造方法を提供するところにある。
本発明が解決しようとする第4の課題は、前記可塑剤組成物を含むポリ塩化ビニル樹脂を提供するところにある。
本発明が解決しようとする第5の課題は、前記可塑剤組成物を含む食品包装用ラップフィルムを提供するところにある。
本発明は、前記第1の課題を解決するために、下記化学式1のように表現されるトリエチレングリコール系化合物を提供する。
OCO−(CH−O−(CH−O−(CH−OCOR・・・(1)
ここで、Rは、炭素数3ないし12のアルキル基であり、Rは、炭素数6ないし10のアリール基である。
本発明は、前記第2の課題を解決するために、前記化学式1の化合物を含む可塑剤組成物を提供する。
前記可塑剤組成物は、下記化学式2の化合物及び下記化学式3の化合物をさらに含むことが望ましい。
OCO−(CH−O−(CH−O−(CH−OCOR・・・(2)
OCO−(CH−O−(CH−O−(CH−OCOR・・・(3)
ここで、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数3ないし12のアルキル基であり、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数6ないし10のアリール基である。
本発明は、前記第3の課題を解決するために、(i)トリエチレングリコール10ないし40重量%、(ii)炭素数3ないし12の脂肪酸1ないし80重量%、(iii)炭素数6ないし10の芳香族酸1ないし60重量%、及び(iv)触媒0.001ないし3重量%を混合して反応させるステップを含む可塑剤組成物の製造方法を提供する。
本発明は、前記第4の課題を解決するために、前記可塑剤組成物を含むポリ塩化ビニル樹脂を提供する。
本発明は、前記第5の課題を解決するために、前記可塑剤組成物を含む食品包装用ラップフィルムを提供する。
以下、本発明をさらに具体的に説明する。
本発明は、下記化学式1で表示されるトリエチレングリコール系化合物を提供する。
OCO−(CH−O−(CH−O−(CH−OCOR・・・(1)
ここで、Rは、炭素数3ないし12のアルキル基であり、Rは、炭素数6ないし10のアリール基である。
前記化学式1で表示されるトリエチレングリコール系化合物は、次のように製造できる。すなわち、(i)トリエチレングリコール10ないし40重量%、(ii)炭素数3ないし12の脂肪酸1ないし80重量%、(iii)炭素数6ないし10の芳香族酸1ないし60重量%、及び(iv)触媒0.001ないし3重量%を混合して当業者に知られた方法により反応させる。前記反応に使われる反応器は、回分式反応器であってもよく、混合フロー反応器または管形反応器であってもよく、これらに限定されるものではない。
前記反応は、エステル化反応であって、100ないし300℃で4ないし10時間の間反応させることが望ましい。前記反応温度を100℃ないし300℃にすれば、生成物を熱分解せずに高い反応速度で得られて望ましい。また、前記反応時間を4ないし10時間にすれば、転換率及び収率が高く、得ようとする生成物が経済的に得られる。
前記反応混合物は、共留剤を1ないし10重量%さらに含みうる。前記共留剤は、エステル化反応で生成されるHOを反応系の外部に排出する役割を行う補助物質である。前記製造方法のエステル化反応は、可逆反応であるので、生成物である水を反応系の外部に排出すれば、ルシャトリエ原理により逆反応が少なく起きて所望の生成物を多く得るようになる。したがって、前記共留剤は、所望の生成物の収率を高めるのに助けになる。かかる共留剤として、n−ヘキサン、トルエン、キシレンを含む有機溶媒または窒素のような不活性気体を使用でき、特にトルエン、キシレンまたは不活性気体が望ましいが、これらに限定されるものではない。
前記触媒は、エステル化反応を促進する触媒であって、硫酸、塩酸、燐酸、硝酸、パラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、アルキル硫酸などの酸触媒、乳酸アルミニウム、フッ化リチウム、塩化カリウム、塩化セシウム、塩化カルシウム、塩化鉄、燐酸アルミニウムなどの金属塩、ヘテロポリ酸などの金属酸化物、天然/合成ゼオライト、陽イオン及び陰イオン交換樹脂、テトラアルキルチタネート及びそのポリマーなどの有機金属が該当し、特にパラトルエンスルホン酸またはテトライソプロピルチタネートが望ましいが、これらに限定されるものではない。
前記エステル化反応が完結した後の後処理は、特別に限定されないが、過剰の原料を減圧蒸留などの方法で除去し、例えばNaOH水溶液のような塩基性溶液で中和できる。次いで、水で洗浄し、選択的に減圧して脱水させることによって乾燥させ、ここに吸着剤を入れた後に濾過して最終的な可塑剤組成物が得られるが、これに限定されるものではない。
前記で得られる反応の生成物には、前記化学式1の化合物だけでなく、下記化学式2及び化学式3の化合物が混在する。
OCO−(CH−O−(CH−O−(CH−OCOR・・・(2)
OCO−(CH−O−(CH−O−(CH−OCOR・・・(3)
ここで、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数3ないし12のアルキル基であり、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数6ないし10のアリール基である。
したがって、前記化学式1の化合物を単独に得るためには、混在するそれらの生成物から化学式1の化合物を分離せねばならない。前記分離方法は、当業界に周知の方法で行え、特に限定されない。
前記分離方法の一具現例として、カラムクロマトグラフィを使用する方法がある。固定相として使われる吸着剤としては、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、チャコールまたはケイ酸マグネシウム(MgSiO)など当業界に周知の物質を使用でき、特にシリカゲルが望ましいが、これらに限定されない。移動相としては、n−ヘキサン、エチルアセテート、クロロホルムまたはトルエンのような有機溶媒など当業界に周知の物質を使用でき、特にn−ヘキサンまたはエチルアセテートが望ましいが、これらに限定されない。一般的に、移動相は、分離対象である混合物と固定相との極性によって変わるが、通常は、高い極性を有する移動相と低い極性を有する移動相とを適当な割合で調節して適切な極性を有させて使用する。
前記化学式1の化合物において、Rが1−エチルペンチル基であり、Rがフェニル基であることが望ましいが、これらに限定されるものではない。
また、本発明は、前記化学式1の化合物を含む可塑剤組成物を提供する。本発明の発明者らは、前記化学式1の化合物を含んで製造される可塑剤組成物を使用してポリ塩化ビニル製品を製造したとき、従来の可塑剤組成物を使用して製造したポリ塩化ビニル製品に比べて加熱減量、粘着性及び可塑化効率の側面で顕著に物性が向上するということを発見した。
前記化学式1の化合物を含む可塑剤組成物は、当業者に周知の方法で前記化学式1の化合物を添加して製造できる。ただし、前記化学式1の化合物の含量は、全体の可塑剤組成物の0.1重量%ないし99.5重量%であることが望ましく、5重量%ないし85重量%であることがさらに望ましく、15重量%ないし70重量%であることが特に望ましく、30重量%ないし60重量%であることが最も望ましい。化学式1の化合物が可塑剤組成物の0.1重量%より少なく含有される場合、化学式1の化合物を含有することによって得られる優秀な加熱減量、粘着性及び可塑化効率のような性質を備えず、化学式1の化合物が可塑剤組成物の99.5重量%より多い場合には、熱安定性、耐移行性、粘着性が劣るという短所がある。前記化学式1の化合物を含む可塑剤組成物において、Rが1−エチルペンチル基であり、Rがフェニル基であることが望ましいが、これらに限定されるものではない。
また、本発明は、下記化学式2及び化学式3で表示されるトリエチレングリコールエステルをさらに含む可塑剤組成物を提供する。
OCO−(CH−O−(CH−O−(CH−OCOR・・・(2)
OCO−(CH−O−(CH−O−(CH−OCOR・・・(3)
ここで、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数3ないし12のアルキル基であり、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数6ないし10のアリール基である。
前記化学式2及び化学式3で表示されるトリエチレングリコールエステルを含む可塑剤組成物を使用してポリ塩化ビニル製品を製造したとき、従来の可塑剤組成物を使用して製造したポリ塩化ビニル製品に比べて加熱減量、粘着性及び可塑化効率の側面で顕著に物性が向上する。
前記化学式2及び化学式3の化合物は、前記した化学式1の化合物の製造方法で言及したように製造できる。
前記化学式2及び化学式3の化合物を含む可塑剤組成物も、当業者に周知の方法で製造でき、特別に限定されない。前記化学式1ないし化学式3の化合物の含量は、可塑剤組成物の0.1重量%ないし99.5重量%であることが望ましく、5重量%ないし85重量%であることがさらに望ましく、15重量%ないし70重量%であることが特に望ましく、30重量%ないし60重量%であることが最も望ましい。化学式1ないし化学式3の化合物が可塑剤組成物の0.1重量%より少なく含有される場合、化学式1ないし化学式3の化合物を含有することによって得られる優秀な粘着性、可塑化効率及び伸張率のような性質を備えず、化学式1ないし化学式3の化合物が可塑剤組成物の99.5重量%より多い場合には、熱安定性、耐移行性、加熱減量などが劣るという短所がある。
前記化学式1ないし化学式3において、R,RまたはRが炭素数4ないし10のアルキル基であることが望ましいが、これに限定されるものではない。
前記可塑剤組成物の望ましい一具現例として、(a)前記化学式1の化合物10ないし80重量%と、(b)前記化学式2の化合物10ないし80重量%と、(c)前記化学式3の化合物0ないし60重量%と、を含むことを特徴とする可塑剤組成物を提供する。
前記化学式1のように示される前記(a)の化合物の含量が10重量%より少なければ、優秀な加熱減量、粘着性及び可塑化効率のような性質を備えず、80重量%より多ければ、熱安定性、耐移行性、粘着性が劣るという短所がある。また、前記化学式2のように示される前記(b)の化合物の含量が10重量%より少なければ、粘着性、可塑化効率及び伸張率のような性質を備えず、80重量%より多ければ、熱安定性、耐移行性、加熱減量などが劣るという短所がある。また、前記化学式3のように示される前記(c)の化合物が60重量%より多ければ、可塑化効率が急激に低下し、液相が結晶化されて硬化する現象が発生するという短所がある。
前記具現例において、前記化学式1の化合物の含量は、20ないし65重量%であることが望ましく、30ないし55重量%であることがさらに望ましい。また、前記化学式2の化合物の含量は、20ないし65重量%であることが望ましく、30ないし55重量%であることがさらに望ましい。また、前記化学式3の化合物の含量は、1ないし40重量%であることが望ましく、5ないし20重量%であることがさらに望ましい。
前記具現例の可塑剤組成物は、次のような方法でも製造できる。
まず、(i)トリエチレングリコール10ないし40重量%、(ii)炭素数3ないし12の脂肪族酸1ないし80重量%、(iii)炭素数6ないし10の芳香族酸1ないし60重量%、及び(iv)触媒0.001ないし3重量%を混合して当業者に周知の方法により反応させる。前記反応に使われる反応器は、回分式反応器であってもよく、混合フロー反応器または管形反応器であってもよく、これらに限定されるものではない。
トリエチレングリコール、脂肪酸及び芳香族酸の含量が前記範囲を外れれば、望ましい組成の可塑剤組成物が製造され難いため、前記範囲にすることが望ましい。また、前記触媒の含量が0.001重量%より少なければ、反応を促進する効果が微々であって添加する意味がなくなり、3重量%より多くなれば、反応液の色相が悪化するという問題が発生する。
前記反応は、エステル化反応であって、100ないし300℃で4ないし10時間の間反応させることが望ましい。反応温度が100℃より低ければ、反応速度が遅すぎて非効率的に製造され、反応温度が300℃より高ければ、生成物が熱分解され、生成物の色相が悪化するという短所がある。反応時間が4時間より短ければ、反応が十分に起きずに転換率及び収率の低い製品が得られ、反応時間が10時間より長ければ、熱力学的に転換不可能な率に近づいてしまい、それ以上反応しなくなる。
前記反応混合物は、共留剤を1ないし10重量%さらに含みうる。かかる共留剤として、n−ヘキサン、トルエン、キシレンを含む有機溶媒または窒素のような不活性気体を使用でき、特にn−ヘキサン、トルエン、キシレンが望ましいが、これらに限定されるものではない。
前記触媒は、エステル化反応を促進する触媒であって、硫酸、塩酸、燐酸、硝酸、パラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、アルキル硫酸などの酸触媒、乳酸アルミニウム、フッ化リチウム、塩化カリウム、塩化セシウム、塩化カルシウム、塩化鉄、燐酸アルミニウムなどの金属塩、ヘテロポリ酸などの金属酸化物、天然/合成セオライト、陽イオン及び陰イオン交換樹脂、テトラアルキルチタネート及びそのポリマーなどの有機金属が該当し、特にパラトルエンスルホン酸またはテトライソプロピルチタネートが望ましいが、これらに限定されるものではない。
前記エステル化反応が完結した後の後処理は、特別に限定されないが、過剰の原料を減圧蒸留などの方法で除去し、例えばNaOH水溶液のような塩基性溶液で中和できる。次いで、水で洗浄し、選択的に減圧して脱水させることによって乾燥させ、ここに吸着剤を入れた後に濾過して最終的な可塑剤組成物が得られるが、これに限定されるものではない。
また、本発明は、前述した本発明の可塑剤組成物を可塑剤として使用する、加熱減量、粘着性及び可塑化効率が向上したポリ塩化ビニル樹脂を提供する。前記可塑剤組成物を可塑剤として使用してポリ塩化ビニル樹脂を製造する方法は、特に限定されず、当業界に周知の方法で製造できる。
以下、具体的な実施例及び比較例を有して本発明の構成及び効果をさらに詳細に説明するが、それらの実施例は、単に本発明をさらに明確に理解させるためのものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。実施例及び比較例で、下記のような方法で物性を評価した。
引張強度及び伸張率
ASTM,D412UTMに基づいて引張強度と伸張率を測定した。クロスヘッドスピードを200mm/minで引っ張った後、試片が切断される地点を測定し、引張強度及び伸張率を下記数式1及び数式2により計算した。
引張強度(kg/mm)=負荷(kg)/{厚さ(mm)×幅(mm)}・・・(1)
伸張率(%)={伸ばした後の長さ/初期長さ}×100・・・(2)
硬度
可塑化効率を表す指標として硬度を測定し、ASTM D2240方法に基づいて、硬度試験器(Aタイプ)の針を試片の一ヶ所に完全に下げて5分後の硬度値を読み取り、それぞれの試片に対して五ヶ所を試験した後、その平均値を取った。前記硬度は、試片を製造した直後に1回測定し、試片を製造した後に1日が経過した後に再び1回さらに測定した。
透明度
二つの方法で評価した。最初に、ヘイズメーターを利用してヘイズ値を試片の製造直後に測定し、二番目に、ラップフィルム試片を製造して7日が経過した後に試片を肉眼で観察して、標準可塑剤であるDEHAで製造したラップフィルムに比べて透明度が優れた場合、同等な場合、劣った場合の三つに分けて評価した。
粘着性
手で直接接触して、DEHAで製造したラップフィルムと比較して5点尺度で、粘着の程度が良好な場合には5点、類似した場合には3点、不十分な場合には1点を付与して評価した。
<実施例1>
トリエチレングリコールエステル可塑剤組成物の製造
攪拌器と冷却器とが付着された4口2L丸フラスコにトリエチレングリコール2.5モル、2−エチルへキサン酸5.25モル、安息香酸2.25モル、共留剤であるキシレン60g、触媒としてテトライソプロピルチタネート1.5gを投入した後、220℃まで昇温させて6時間の間反応を行った。
反応後、未反応の酸は、220℃で真空ポンプで1mmHgまで減圧して除去し、10重量%の水酸化ナトリウム水溶液で中和させた後、水洗及び脱水過程を進めた後、吸着剤を入れて濾過してトリエチレングリコールエステル混合物を得た。
収得したトリエチレングリコールエステル混合物を分析した結果、2−(2−(2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エトキシ)エトキシ)エチル2−エチルヘキサノエート45重量%、2−(2−(2−フェニルカルボニルオキシエトキシ)エトキシ)エチル2−エチルヘキサノエート45重量%、及び2−(2−(2−フェニルカルボニルオキシエトキシ)エトキシ)エチルベンゾエート9重量%であった。
ポリ塩化ビニル樹脂の製造
前記で得たトリエチレングリコールエステル混合物の可塑剤としての性能を評価するために、ASTM D638に基づいて試片を製造した。すなわち、ポリ塩化ビニル樹脂((株)LG化学製、製品名LS100S)100重量部に可塑剤として前記で得たトリエチレングリコールエステル混合物36重量部、エポキシ大豆油((株)新東邦製)14重量部、グリコール系防曇剤として日本の理研ビタミン社製のKA−901 2重量部、及びCa−Zn有機複合安定剤として韓国大協社製のLTX−630P 1.2重量部を配合し、ロールミルを利用して175℃で3分間作業して5mmのシートを製作した。次いで、プレス器を利用して185℃で予熱3分、加熱3分及び冷却3分間作業して1mmのシートを生成し、Cタイプに複数個の亜鈴形試片を製造した。前記のように使用した防曇剤は、水蒸気などがラップフィルムの表面に凝縮されてぼやけるのを防止するための添加剤を意味する。
前記試片で前記したようなテストを実施して、その結果を下記表2に整理した。特に、加熱減量は、次のような方法で測定した。すなわち、ロールミルを利用して前記配合物を165℃で3分間作業して0.8mmの厚さのシートを製作した後、それを60g取って、やはりロールミルを利用して185℃で10分間作業して0.4mmの厚さに試片を製作した。次いで、24時間が経た後、試片の重量を測定して下記数式3により加熱減量を測定した。
加熱減量(重量%)={1−(185℃ 10分作業後の重量)/60g}×100・・・(3)
<実施例2>
使用する原料の量を下記表1に示したように変化させた点を除いては、前記実施例1の方法と同じ方法でトリエチレングリコールエステル可塑剤組成物を製造した。製造されたトリエチレングリコールエステル混合物を分析した結果、2−(2−(2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エトキシ)エトキシ)エチル2−エチルヘキサノエート30重量%、2−(2−(2−フェニルカルボニルオキシエトキシ)エトキシ)エチル2−エチルヘキサノエート52重量%、及び2−(2−(2−フェニルカルボニルオキシエトキシ)エトキシ)エチルベンゾエート18重量%であった。
次いで、前記トリエチレングリコールエステル可塑剤組成物を利用して、前記実施例1の方法と同じ方法で試片を製造した。製造された試片で前記実施例1で実施したテストと同じテストを実施して、その結果を下記表2に整理した。
<実施例3>
使用する原料の量を下記表1に示したように変化させた点を除いては、前記実施例1の方法と同じ方法でトリエチレングリコールエステル可塑剤組成物を製造した。製造されたトリエチレングリコールエステル混合物を分析した結果、2−(2−(2−(2−エチルヘキサノイルオキシ)エトキシ)エトキシ)エチル2−エチルヘキサノエート82重量%、2−(2−(2−フェニルカルボニルオキシエトキシ)エトキシ)エチル2−エチルヘキサノエート15重量%、及び2−(2−(2−フェニルカルボニルオキシエトキシ)エトキシ)エチルベンゾエート1重量%であった。
次いで、前記トリエチレングリコールエステル可塑剤組成物を利用して、前記実施例1の方法と同じ方法で試片を製造した。製造された試片で前記実施例1で実施したテストと同じテストを実施して、その結果を下記表2に整理した。
<比較例1>
ラップフィルムの製造に最も広範囲に使われるジ−2−エチルへキシルアジペート((株)LG化学製、商品名:DOA)を可塑剤として使用して、実施例1の方法と同じ方法で試片を製造した。製造された試片で前記実施例1で実施したテストと同じテストを実施して、その結果を下記表2に整理した。
<比較例2>
ラップフィルムの製造に広く使われるジイソノニルアジペート((株)LG化学製、商品名:DINA)を可塑剤として使用して、実施例1の方法と同じ方法で試片を製造した。製造された試片で前記実施例1で実施したテストと同じテストを実施して、その結果を下記表2に整理した。
<比較例3>
食品包装用として使われる親環境可塑剤であるLGflex EBNW((株)LG化学製)を可塑剤として使用して、実施例1の方法と同じ方法で試片を製造した。製造された試片で前記実施例1で実施したテストと同じテストを実施して、その結果を下記表2に整理した。
<比較例4>
ラップフィルムの製造に使われるアセチルモノグリセライド((株)日新乳化製、商品名:SOLFA−AM−GT90)を可塑剤として使用して、実施例1の方法と同じ方法で試片を製造した。製造された試片で前記実施例1で実施したテストと同じテストを実施して、その結果を下記表2に整理した。
Figure 0004932824
Figure 0004932824
前記表2に示したように、本発明の可塑剤組成物である実施例1ないし3は、比較例1,3,4と比較するとき、加熱減量において顕著に優秀であるだけでなく、他の物性、例えば粘着性、透明度、伸張率などで優秀であるということが分かる。また、比較例2と比較すれば、加熱減量及び粘着性においてさらに優秀であるということが分かる。
前述したように、本発明の望ましい実施例について詳細に記述されたが、当業者であれば、特許請求の範囲に定義された本発明の精神及び範囲を逸脱せずに、本発明を多様に変形して実施できるであろう。したがって、本発明の今後の実施例の変更は、本発明の技術を逸脱できないであろう。
本発明によるトリエチレングリコールエステル可塑剤組成物を可塑剤として利用してポリ塩化ビニル樹脂を製造すれば、加熱減量、粘着性及び可塑化効率の側面で優秀な製品が得られ、その他にも伸張率、引張強度、透明度などの物性が向上する。

Claims (13)

  1. 下記化学式1:
    C(=O)−O−(CH−O−(CH−O−(CH−O−(O=)CR・・・(1)
    [ここで、Rは、炭素数3ないし12のアルキル基であり、Rは、炭素数6ないし10のアリール基である]
    の化合物、
    下記化学式2:
    C(=O)−O−(CH−O−(CH−O−(CH−O−(O=)CR・・・(2)
    [ここで、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数3ないし12のアルキル基である]
    の化合物、及び
    下記化学式3:
    C(=O)−O−(CH−O−(CH−O−(CH−O−(O=)CR・・・(3)
    [ここで、R及びRは、それぞれ独立的に炭素数6ないし10のアリール基である]
    の化合物
    を含む可塑剤組成物。
  2. は、1−エチルペンチル基であり、Rは、フェニル基であることを特徴とする請
    求項1に記載の可塑剤組成物。
  3. 前記化学式1の化合物の含量は、0.1ないし99.5重量%であることを特徴とする
    請求項1に記載の可塑剤組成物。
  4. ,RまたはRのアルキル基の炭素数が4ないし10であることを特徴とする請
    求項1に記載の可塑剤組成物。
  5. (a)化学式1の化合物10ないし80重量%と、
    (b)化学式2の化合物10ないし80重量%と、
    (c)化学式3の化合物1ないし60重量%と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の可塑剤組成物。
  6. (i)トリエチレングリコール10ないし40重量%と、
    (ii)炭素数3ないし12の脂肪族酸1ないし80重量%と、
    (iii)炭素数6ないし10の芳香族酸1ないし60重量%と、
    (iv)触媒0.001ないし3重量%と、を混合して反応させるステップを含むことを特徴とする可塑剤組成物の製造方法。
  7. 前記脂肪酸は、2−エチルへキサン酸であり、前記芳香族酸は、安息香酸であることを
    特徴とする請求項6に記載の可塑剤組成物の製造方法。
  8. 前記反応を100ないし300℃で4ないし10時間の間反応させることを特徴とする
    請求項6に記載の可塑剤組成物の製造方法。
  9. 共留剤を1ないし10重量%さらに含めて反応させることを特徴とする請求項6に記載
    の可塑剤組成物の製造方法。
  10. 前記共留剤は、トルエン、キシレンまたは不活性気体であることを特徴とする請求項9
    に記載の可塑剤組成物の製造方法。
  11. 前記触媒は、パラトルエンスルホン酸またはテトライソプロピルチタネートであること
    を特徴とする請求項6に記載の可塑剤組成物の製造方法。
  12. 請求項1ないし5のうちいずれか一項に記載の可塑剤組成物を含むポリ塩化ビニル樹脂組成物
  13. 請求項12に記載のポリ塩化ビニル樹脂組成物からなる食品包装用ラップフィルム。
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