JPH04356441A - エ−テルエステル複合エステル - Google Patents

エ−テルエステル複合エステル

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JPH04356441A
JPH04356441A JP3157460A JP15746091A JPH04356441A JP H04356441 A JPH04356441 A JP H04356441A JP 3157460 A JP3157460 A JP 3157460A JP 15746091 A JP15746091 A JP 15746091A JP H04356441 A JPH04356441 A JP H04356441A
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JP
Japan
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ester
c2h4o
alkyl
integer
acid
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JP3157460A
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English (en)
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Satoru Matsumoto
哲 松本
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Individual
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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  • Lubricants (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、低揮発性で、種々な特
性を有するエ−テルエステル構造を有する主としてポリ
塩化ビニールの可塑剤または潤滑油の製造方法に関する
【従来の技術】フタ−ル酸ジエステル並びにアジピン酸
ジエステルの製造方法はすでに良く知られたことであり
、主として脱水エステル化反応で製造される。その触媒
は古くは硫酸、パラトルエンスルフォン酸がまた近年は
アルコキシチタンが使用されてきている。
【発明が解決しようとする課題】本発明は脱水エステル
化反応によらないジエステルの製造方法に関する。特に
これらの目的のエステルを製造する際にエステル交換法
を使用することが本技術の特色であるが、その最大の利
点は、反応速度が早く、一官能性アルコ−ルに対比して
より単価が高いと予想されるエーテルアルコ−ルの使用
量を過剰量を使用することなく必要な化学量論量で生成
物を得ることが出来る点である。さらに生成物が高沸点
であるので蒸留分離精製が困難である為に出来るだけ着
色しない方法が必要であるが、着色を防止することが出
来また低酸価生成物を得ることができる。またポリエス
テルの末端を高分子量エーテルエステルとすることによ
って低分子量の不純物に由来する揮発分を少なくするこ
とが容易となる。同じ生成物を脱水エステル化反応で製
造すると低酸価にするには高温で長時間必要で、着色を
防止することが容易ではない。
【課題を解決する手段】本発明に記載される化合物は下
記一般式で記載される構造を有する化合物の製造方法に
関する。 RO(CH2CH2O)mOCO(CH2)4COO(
CH2CH2O)nR               
 (A−1)RO(CH2CH2O)mOCOC6H4
COO(CH2CH2O)nR           
       (A−2)RO(CH2CH2O)nO
{CO(CH2)4COOXO}kCO(CH2)4C
OO(CH2CH2O)nR(B)これらうち(A−1
、A−1)のエステル類の一部は既に公知の化合物と推
定されるが、新規の化合物を含み、特に部分エステル化
による混合エステルC−1,C−2(A:n=0)の合
成報告は知られていない。 RO(CH2CH2O)mOCO(CH2)4COOC
8H17(C−1)RO(CH2CH2O)mOCOC
6H4COOC8H17  (C−2)これらの式でR
は炭素数1ないし16のアルキル基、並びにベンジル基
であり、主としてブチル、ヘキシル、オクチル、2−エ
チルヘキシル基であり、mは1ないし3の整数、nは0
〜3の整数、kは1ないし15の整数でり、またXはH
OXOHで記載されるジオ−ルのアルコ−ル残基を示す
。反応方法を更に詳しく述べると、原料として、ジ又は
トリカルボン酸のエステルとエチレングリコ−ル、ジエ
チレングリコ−ル又はトリエチレングリコ−ルのモノア
ルキル又はベンジルエ−テルとを用いる。エステルとし
ては、好ましくはブチルエステル等の低級エステルを原
料とするが、オクチルエステルを使用するときは一方を
オクチルのままで残した生成物も得られる。例えば、フ
タ−ル酸ジブチルまたはアジピン酸ジブチルに原料とな
るジエチレングリコ−ルモノブチルエ−テルの2当量な
らびに触媒としてアルコキシチタン0.2ないし2モル
%加え、減圧下大略100ー200mmHgで攪拌下に
加熱をはじめると140℃で反応が始まり190ー20
0℃に1.5時間保つとほぼ計算量のブタノールが留出
する。最後は減圧を15mmHgにあげ理論量の脱アル
コ−ルを行って反応を終了するが、ほぼ2.5時間で全
反応が終了する。当初減圧を充分に下げないのはジブチ
ルアジペ−トや一部ブチルセロソルブ使用の際は原料の
沸騰が始まるからで、分溜の効率が高ければ最初から低
圧下で反応をすることが出来る。エステル交換反応自体
は良く知られたことで反応は平衡反応であるので生成し
たブタノ−ルを蒸留して系外に除く速度が実際上の反応
速度となる。ブタノ−ルは真空下では、40℃程度で除
く事が出来、一方触媒として使用するチタン系触媒は1
6O℃が反応の進行する温度で140℃では遅くなる。 アルカリ触媒等の通常の触媒に対して、チタン触媒を使
用しアルコ−ルを添加してエステル交換反応を行うとき
は、優れた触媒である特長を生かしこの反応に応用した
ものである。当然の事としてこの触媒を使用して脱水エ
ステル反応を行うことが出来るが、本系統の化合物を使
用した場合に原料であるエ−テルアルコ−ルである、エ
チレングリコ−ルモノアルキルエーテルとの間に触媒中
間体が出来るが、おそらく酸の吸着速度が遅く、アルキ
ルアルコ−ルに比べてエステル化反応の速度が極端に遅
く、反応速度を上げるために高温に上げまた使用量を増
すほど、加熱によって着色物質が生成するものと考えら
れ、一旦着色するとその除去には蒸留除去しか方法がな
く、高沸点の生成物であるエステル類を製造する方法を
種々検討して本発明に到達したもので、反応速度も早く
各種の生成物を容易に得ることが出来た。 脱水エステル化反応の速度はこのエ−テルアルコ−ルを
使用した場合は、通常のアルキルアルコ−ルの2倍以上
の時間がかかり、温度を上げてもアルキルアルコ−ルの
速度にはならず、着色ばかりが進行するのに対し、その
短所を大幅に改善される。これらの生成物をポリ塩化ビ
ニールの可塑剤として使用すると、第一の特長として其
の分子量に対応して揮発性が少なくなるが、エチレング
リコ−ルがジまたはトリエチレングリコ−ルに変わりま
たアルキル基がブチルないしオクチル基更にベンジル基
に変わったときに其れらの組み合わせによって異なった
特長が出てくることを見いだしたので、グループに分け
てその性質を説明する。 末端ブチルオキシエチレングリコ−ル 記号としてブチルのB、エチレンオキシのEを使用し、
ジエステルでは最初にD記号を付け、末端混合エステル
はそれぞれの基を併記した。ジエチレンオキシをEE,
トリエチレンオキシをDEEと省略して記載し、参考の
末端エチルE,フタレートをP,アジペ−トをAと記載
する。このように、それぞれ製造される化合物をDBE
A,DBEEA,DBDEEA,DBEP,DBEEP
,DBDEEPと、またDOP(ジオクチルフタレ−ト
)より製造される化合物をBEEOPと表現する。これ
らは可塑化効率が改善されほぼDOAまたはDOPと同
等の可塑性をしめし、又低温特性である柔軟温度が低下
し、特にDBEEAまたはDBDEEAのジエチレング
リコール、トリエチレングリコール系では沸点が高くな
るに従って揮発減量が少なくなり、耐薬品性としてガソ
リン可溶による減量が少なくポリエチレンえの移行性が
改善された。 ヘキシルオキシエチレングリコール系 記号として前記のブチルのBに変えてHを使用して表現
する。製造されるDHEA,DHEEA,DHEP,D
HEEP,及びHEEOPはブチルエステル系に対比す
ると可塑化効率柔軟温度移行性は中程度であった。末端
基の一部がオクチル基であるHEEOPの性質は、DO
Pとの混合物または中間的性質を示し、ジエステルとの
混合使用時の添加剤となり得ることを示している。 オクチルオキシエチレングリコ−ル系 記号としてOを前記ブチルのBに変えて使用して表現す
る。製造されるDOEA,DOEEA,D0EP,DO
EEPは分子量に対応して揮発減量が少ない、特にフタ
−ル酸系の柔軟温度はアジピン酸系より高いがDOPに
対比して低くなり、DOEEPでは−30℃以下の低温
特性をしめした。DOEA,DOEEAはDOA同等又
はそれ以下の柔軟温度を示し、フタレート系とともに低
揮発性低温用可塑剤として使用される。短所としてDO
EP,DOEEPは可塑化効率が悪くなった。 ベンジルオキシエチレングリコ−ル系 記号としてBzをBに変えて使用して表現する。製造さ
れるDBzEA,DBzEEAは可塑化効率はDOP並
か幾分悪い程度であるが、DBzEPおよびDBzEE
Pは可塑化効率が悪い。しかしとくに電気特性が良くD
OPより1桁優れた表面電気抵抗値をしめ、BzEOP
,BzEEOPでもDOPより優れた電気特性をしめし
た。更にこの系統の特長として揮発性が一段と少ない点
ならびに、対ガソリン溶解抽出性およびポリエチレンシ
−トによる移行性の測定結果は溶解移行量が少なく著し
い改善の結果を示した。以上のごとくエチレングリコ−
ルまたはジおよびトリエチレングリコールのアルキルエ
ーテル末端を有するエステルの性質を検討したがを、そ
の他のエステルにも適用することが出来、3官能性のト
リメリット酸トリオクチルより部分的に交換したジエチ
レングリコ−ルモノブチルエーテル末端をもつエステル
を作ると可塑性柔軟温度移行性が程度は少ないが改善さ
れた。また複合エステルである1,3−ブタンジオ−ル
ビスブチルアジペート(13BBBA)より、その両末
端をベンジルエチレンオキシにBzEAXAEBzある
いはブチルエチレンオキシエチルに変えたエステル、B
EEAXAEEBを製造した。ここでAXAは複合エス
テルの骨格−{CO(CH2)4COCH2CH2CH
(CH3)OCO(CH2)4CO}n−を示す。さら
に分子量858を示し、末端ブチル基で、二塩基酸とし
てアジピン酸、ジオ−ル成分として1,3−ブタンジオ
ールよりなるポリエステルに対して、末端をジエチレン
グリコ−ルモノブチルエーテルまたはベンジルオキシエ
チルアルコ−ルを使用してエステル交換反応で末端変成
ポリエステルを製造した。その結果は生成物中の160
ー220℃/0.7mmの低揮発分が少なくなりその結
果成形シートの揮発減量が少ない結果となった。ベンジ
ル末端とすることによっては電気特性がDOPより優れ
たポリエステルとなった。一方ブチルオキシヂエチレン
グリコール末端では比較的柔軟温度の低いポリエステル
となった。ポリエステル成分としてジエチレングリコ−
ルと1,3−ブタンジオールの混合ジオール成分を使用
し、また二塩基酸としても混合二塩基酸を混合使用する
ことはすでにポリエステル製造の方法としてよく知られ
たことである以下に実施例について述べる。 実施例1    ジブチルオキシエチルアジペート(D
BEA) 2モル当量に相当するエチレングリコ−ルモノブチルエ
ーテル236gにエステル交換触媒としてブチルチタネ
ート0.5gをくわえ120℃に加温攪拌した後ジブチ
ルアジペート258g1モル量を加え弱減圧で160ー
200℃で加熱攪拌を行って生成するブタノールを除去
し、約1時間後より減圧度を高め最後は20mmHgの
減圧としてエステル交換反応による生成物のブタノ−ル
を除去し殆ど定量的量の145gを回収し反応を終了し
た。反応終了後、後処理法として100℃に下がったと
き溶剤を添加し酸価に見合うアルカリとして炭酸カリま
たはソーダ希薄溶液を加え20ー60分間80℃前後で
攪拌したのち活性白土5gー15gを加えて攪拌濾過を
した。次いで水洗必要に応じてアルカリ洗浄水洗を行っ
た。蒸留して溶剤を除去した後減圧下に蒸留して生成物
を得た。 実施例2〜6 アジピン酸系はジブチルアジペートフタ−ル酸系はジブ
チルフタレートを原料とし、対応するエチレングリコ−
ル,ジエチレングリコ−ルまたはトリエチレングリコ−
ルのモノブチルエ−テル2モル当量を使用し、実施例1
と同様にして反応しついで精製蒸留し、大部分は減圧蒸
留残液として生成物を得た。得られた生成物の可塑化効
率並びに低温特性電気特性対薬品性は第1表に示した。 実施例7 ジブチルフタレ−ト DBP 111.2 g (0.
4モル)を用いジエチレングリコ−ルモノブチルエ−テ
ル 72 g (0.42 モル) および2−エチル
ヘキサノ−ル 52.8 g 各1モル当量づつを加え
固体ポリチタン酸触媒の存在下、始め常圧、ついで 3
0 mmHgの減圧下エステル交換反応を行って60 
gのブタノ−ルを回収し反応を終えた。後処理後蒸留残
液として生成物をえた。HPLC分析の結果はBEEB
P13% BEEOP87%の混合物と考えられた。そ
の 21℃の粘度ならびに可塑剤として使用したときの
結果を第1表に記載した。                          
        第1表          略名  
 式               1)粘度  2)
可塑化効率 3)沸点実施例1  DBEA   (A
−1,R:C4H9 n=1)   12      
42.5        164/1mmHg実施例2
  DBEEA  (A−1,R:C4H9 n=2)
   34      44.9        20
0−205/1mmHg実施例3  DBDEEA (
A−1,R:C4H9 n=3)   74     
 45.7実施例4  DBEP   (A−2,R:
C4H9 n=1)   38      48.9実
施例5  DBEEP  (A−2,R:C4H9 n
=2)   63      51.1実施例6  D
BDEEP (A−2,R:C4H9 n=3)   
85      53.1実施例7  BEEOP  
(C−2,R:C4H9 n=2)  119    
  49.7対照例1  DOA          
             23      44対照
例2  DOP                  
     75      50         4
)柔軟温度 5)電気抵抗 6)加熱減量 7)PE 
 8)カ゛ソリン実施例1  −46.0      
 8.5X108    25.77     5.0
4  17.60実施例2  −46.0      
 6.0X108     9.01     2.1
7  17.42実施例3  −39.9      
 5.9X108     6.44     1.4
6  15.00実施例4  −20.8      
 1.2X1010   16.16     2.6
6  13.20実施例5  −21.0      
 3.8X109     4.79     1.5
8  11.80実施例6  −17.8      
 3.0X109     4.41     0.8
4   9.30実施例7  −24.5      
 3.0X1010    7.10        
   14.90対照例1  −43.0      
 3.4X109    17.86        
   14.92対照例2  −22.3      
 4.8X1010   15.70     5.7
0  17.411)粘度:20℃における可塑剤の溶
液粘度、2)可塑化効率:50PHRシ−ト及び80P
HRシ−トを使用し表面硬度測定値から計算されるDO
P50PHRの表面硬度と同じ硬度になる為に必要な可
塑剤の使用量を可塑化効率値とした。 3)()記載は減圧蒸留による沸点値で記載のないもの
はいずれも250℃/1mmHgで蒸留残液として得ら
れる可塑剤。 4)柔軟温度:JIS規格による50PHRシ−トにつ
いての測定温度。 5)電気抵抗:80PHR成形シ−トによる表面電気抵
抗値、 6)加熱減量:50PHR成形1mmシ−トを160℃
の熱風循環加熱炉中に設置し、2時間後の加熱減量%を
測定した。 7)PE:ポリエチレンシ−ト圧着10Kg/cm2に
よる可塑化シ−トより移行減量%。 8)カ゛ソリン:ガソリン浸漬60℃48時間24時間
乾燥後の溶出減量%を測定した。以下同じ。 実施例8〜11、13〜16及び17〜20エチレング
リコ−ル又はジエチレングリコ−ルのモノヘキシルエ−
テル(8−11)、モノ−2−エチルヘキシルエ−テル
(13−16)、またはモノベンジルエ−テル(17−
20)それぞれ2モル当量を使用して、ジブチルアジペ
ートまたはジブチルフタレート1モルとの混合物に、チ
タン触媒を使用して160ー200℃で減圧下にエステ
ル交換を行い生成する理論量のブタノ−ルを除去して反
応を終わり、常法に従って触媒不活性化、脱触媒、アル
カリ洗浄、熱水洗浄を行った後、減圧下に揮発分を除去
し、主として残液として得られた生成物に付いての性質
ならびに可塑剤として使用したときの結果を、第2表(
8−11)、第3表(13−16)、第4表(17−2
0)に示した。 実施例12 DOP1モル390gに1モル当量のジエチレングリコ
−ルモノヘキシルエ−テル102gを加えて、エステル
交換反応を行った。反応液を常法で処理した後減圧で蒸
留して、180ー200℃/0.6mmHgと200ー
225℃の留分をわけ、それぞれに付いてガスクロマト
グラフの分析結果は前者はDOPとヘキシルエチレンオ
キシエチル2−エチルヘキシルフタレートHEEOPと
の53:47の混合物で有り、後者は62:38のHE
EOPとDEEOPとの混合物であった。 実施例21〜22 DOP0.6モル234gにエチレングリコ−ルモノベ
ンジルエ−テル65g0.6モルまたは、ジエチレング
リコ−ルモノベンジルエ−テル0.6モル91.2gお
よび109g0.72モルを加えてエステル交換反応を
行って生成物を得た後、250℃/0.5mmHgで揮
発分を除いてBzEOPおよびBzEEOPを得た。こ
れらのエステル混合物も純粋な記載の化合物ではなく、
ジエステルとの混合物であったがいずれもその性質を表
中に記載した。                          
        第2表           略名 
  式              1)粘度 2)可
塑化効率 3)沸点実施例8   DHEA  (A−
1,R:C6H13 n=1)  19     48
.5         215−225/1mmHg実
施例9   DHEEA (A−1,R:C6H13 
n=2)  27     48.0実施例10 DH
EP  (A−2,R:C6H13 n=1)  68
     51.1実施例11 DHEEP (A−2
,R:C6H13 n=2)  78     54.
7実施例12 HEEOP (C−2,R:C6H13
 n=2)  95     51.0       
    HEEOP−DHEEP(62:38)   
   108     49.7          
 4)柔軟温度 5)電気抵抗 6)加熱減量 7)P
E   8)カ゛ソリン実施例8     −49.3
      1.0X108    14.45   
   4.26  17.60実施例9     −4
4.3      9.8X108     7.38
      2.34  17.41実施例10   
−24.3      1.1X1010    5.
83      6.44  14.91実施例11 
  −27.3      4.7X109     
4.37      3.43  13.23実施例1
2   −23.3                
  8.14            14.91  
           −24.8         
         5.74            
14.00                    
             第3表         
         式             1)
粘度 2)可塑化効率 3)沸点実施例13  DOE
A (A−1,R:C8H17 n=1)  38  
   57.2        210−220/0.
5mmHg実施例14  DOEEA(A−1,R:C
8H17 n=2)  54     58.9実施例
15  DOEP (A−2,R:C8H17 n=1
)  67     60.5実施例16  DOEE
P(A−2,R:C8H17 n=2) 122   
  62.3           4)柔軟温度 5
)電気抵抗 6)加熱減量 7)PE   8)カ゛ソ
リン実施例13   −47.8      3.3X
109    11.23     6.30    
17.60実施例14   −38        3
.7X109     4.82     3.42 
   15.0実施例15   −27.8     
 2.5X1010    4.72     5.4
2    17.9実施例16   −29.3   
   6.5X109     3.20     3
.16    17.9              
                   第4表   
                         
      1)粘度 2)可塑化効率実施例17  
DBzEA (A−1,R:C7H7 n=1)   
85     49.3実施例18  DBzEEA(
A−1,R:C7H7 n=2)  129     
55.4実施例19  DBzEP (A−2,R:C
7H7 n=1)  464     58.1実施例
20  DBzEEP(A−2,R:C7H7 n=2
)  322     62.3実施例21  BzE
OP (C−2,R:C7H7 n=1)  268 
    54.4実施例22  BzEEOP(C−2
,R:C7H7 n=2)  121     52.
5            BzEEOP(C−2,R
:C7H7 n=2)  243     54.7 
          4)柔軟温度 5)電気抵抗 6
)加熱減量 7)PE   8)カ゛ソリン実施例17
   −21.3      4.3X1010   
4.58      1.59    10.25実施
例18   −21.5      3.6X1010
   4.45      1.08     6.9
9実施例19    −4.3      1.8X1
012   3.06      1.02     
4.84実施例20    −4.3      3.
5X1011   3.40      0.69  
  −0.25実施例21    −4.5     
 2.6X1012   3.10         
     14.90実施例22    −5.5  
    2.1X1011   9.64      
         9.38            
  −8.0                 3.
25               5.41実施例2
3  1モル当量のトリメリット酸トリオクチルエステ
ルを使用して1モル当量または2モル当量のジエチレン
グリコ−ルモノブチルエ−テルを加えてエステル交換反
応を行って得た生成物BEEDOTm及びDBEEOT
mまた別に1モル当量のトリエチレングリコ−ルモノブ
チルエ−テルを使用して得た生成物BDEEOTmの性
質を第5表に示した。                          
        第5表              
                    1)粘度 
2)可塑化効率実施例23 BEEDOTm (A−2
’,R:C4H9 n=2) 250   59.8実
施例24 DBEEOTm (A−2’,R:C4H9
 n=2) 201   56.5実施例25 BDE
EOTm (A−2’,R:C4H9 n=2) 25
0   59.4           4)柔軟温度
 5)電気抵抗 6)加熱減量実施例23  −17.
3       6.3X1011   1.71実施
例24  −14.8       0.8X1011
   1.49実施例25  −15.5      
 2.9X1010   1.87実施例26〜27 複合エステルである1,ブタンジオ−ルビスブチルアジ
ペ−ト220ー225℃/0.5mmHgを原料として
その0.4モル183.2gとジエチレングリコ−ルモ
ノブチルエ−テル0.8モル130gまたはエチレング
リコ−ルモノベンジルエ−テル0.8モル86.4gと
の混合物よりチタン触媒を使用してエステル交換反応を
行って前述の方法と同様処理を行って蒸留残液として生
成物BEEAXAEEBおよびBzEAXAEBzを得
た。 実施例28  1,3ブタンジオ−ル3モルアジピン酸
4モルブタノール2モルならびに過剰量として2モルの
ブタノールより脱水エステル化反応に依って得られた、
m=3を目標に製造した末端ブチル基を有するポリエス
テル混合物(HPLCの結果はn=1よりn=11まで
のポリエステルの混合物)0.2モル当量(分子量85
8として)172gにエチレングリコ−ルモノベンジル
エ−テル0.4モル当量43.2gを加えてエステル交
換反応を行って生成物BzEAXAEBzを得た。例2
6ー28の結果を次表にしめす。                          
        第6表              
                      1)粘
度 2)可塑化効率実施例26 BEEAXAEEB 
(C−1,R:C4H9 n=2)  192    
 48.9実施例27 BzEAXAEBz (C−1
,R:C7H7 n=1)  233     52.
2実施例28 BzE(AX)3AEBz(C−1: 
   n=2)   611     61.4対照例
3   13BBBA               
       46      40.0      
     4)柔軟温度 5)電気抵抗 6)加熱減量
 7)PE   8)カ゛ソリン実施例26   −2
6.0      3.9X109    4.74 
      1.26   10.20実施例27  
 −15.8      1.9X1010   3.
15       0.88    5.56実施例2
8   −11.5      2.5X1010  
 2.0        0.71対照例3     
−30.0      3.5X109    5.0
2       7.99   14.77実施例29 エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−ルおよびトリ
エチレングリコ−ルのモノメチルおよびモノエチルエ−
テルを使用して同様のジエステルをDBPおよびDBA
より作った。生成物は特にアジピン酸エステルおよびD
EEPは水に対して溶解度が大きく水洗処理で収量が大
幅に少なくなりまた可塑剤として使用したとき、可塑化
シ−トの表面に可塑剤が滲出した。其の中で、DEDE
EPの粘度116CP可塑化効率は51.9で、80P
HRシ−トでは表面に可塑剤が浸出したが50PHRで
は滲出が認められなかった。                      実施例の
出発物と生成物のまとめ              
        出発物              
        生成物の式          No
.     エステル成分      エ−テル成分 
  1 H9C4OCO(CH2)4COOC4H9 
 HO(C2H4O)1C4H9    BuO(C2
H4O)1COACOO(C2H4O)1Bu 2 H
9C4OCO(CH2)4COOC4H9  HO(C
2H4O)2C4H9    BuO(C2H4O)2
COACOO(C2H4O)2Bu 3 H9C4OC
O(CH2)4COOC4H9  HO(C2H4O)
3C4H9    BuO(C2H4O)3COACO
O(C2H4O)3Bu 4 H9C4OCOC6H4
COOC4H9    HO(C2H4O)1C4H9
    BuO(C2H4O)1COPhCOO(C2
H4O)1Bu 5 H9C4OCOC6H4COOC
4H9    HO(C2H4O)2C4H9    
BuO(C2H4O)2COPhCOO(C2H4O)
2Bu 6 H9C4OCOC6H4COOC4H9 
   HO(C2H4O)3C4H9    BuO(
C2H4O)3COPhCOO(C2H4O)3Bu 
7 H17C8OCOC6H4COOC8H17  H
O(C2H4O)2C4H9    BuO(C2H4
O)1COPhCOOC8H17 8 H9C4OCO
(CH2)4COOC4H9  HO(C2H4O)1
C6H13   HxO(C2H4O)1COACOO
(C2H4O)1Hx 9 H9C4OCO(CH2)
4COOC4H9  HO(C2H4O)2C6H13
   HxO(C2H4O)2COACOO(C2H4
O)2Hx10 H9C4OCOC6H4COOC4H
9    HO(C2H4O)1C6H13   Hx
O(C2H4O)1COPhCOO(C2H4O)1H
x11 H9C4OCOC6H4COOC4H9   
 HO(C2H4O)2C6H13   HxO(C2
H4O)2COPhCOO(C2H4O)2Hx12 
H17C8OCOC6H4COOC8H17  HO(
C2H4O)1C6H13   HxO(C2H4O)
2COPhCOOC8H17            
                         
      HxO(C2H4O)2COPhCOO(
C2H4O)2Hx13 H9C4OCO(CH2)4
COOC4H9  HO(C2H4O)1C8H17 
  OcO(C2H4O)1COACOO(C2H4O
)1Oc14 H9C4OCO(CH2)4COOC4
H9  HO(C2H4O)2C8H17   OcO
(C2H4O)2COACOO(C2H4O)2Oc1
5 H9C4OCOC6H4COOC4H9    H
O(C2H4O)1C8H17   OcO(C2H4
O)1COPhCOO(C2H4O)1Oc16 H9
C4OCOC6H4COOC4H9    HO(C2
H4O)2C8H17   OcO(C2H4O)2C
OPhCOO(C2H4O)2Oc17 H9C4OC
O(CH2)4COOC4H9  HO(C2H4O)
1CH2C6H5 BzO(C2H4O)1COACO
O(C2H4O)1Bz18 H9C4OCO(CH2
)4COOC4H9  HO(C2H4O)2CH2C
6H5 BzO(C2H4O)2COACOO(C2H
4O)2Bz19 H9C4OCOC6H4COOC4
H9    HO(C2H4O)1CH2C6H5 B
zO(C2H4O)1COPhCOO(C2H4O)1
Bz20 H9C4OCOC6H4COOC4H9  
  HO(C2H4O)2CH2C6H5 BzO(C
2H4O)2COPhOO(C2H4O)2Bz21 
H17C8OCOC6H4COOC8H17  HO(
C2H4O)1CH2C6H5 BzO(C2H4O)
1COPhCOOC8H1722 H17C8OCOC
6H4COOC8H17  HO(C2H4O)2CH
2C6H5 BzO(C2H4O)2COPhCOOC
8H17                     
                      BzO
(C2H4O)2COPhCOOC8H1723 C6
H3(COOC8H17)3       HO(C2
H4O)2C4H9(1) BzO(C2H4O)2C
OC6H3(COOC8H17)224 C6H3(C
OOC8H17)3       HO(C2H4O)
2C4H9(2) (BzO(C2H4O)2CO)2
C6H3COOC8H1725 C6H3(COOC8
H17)3       HO(C2H4O)3C4H
9(1) BzO(C2H4O)3COC6H3(CO
OC8H17)226 BuOCOACOOXOCOA
COOBu   HO(C2H4O)2C4H9   
 BuO(C2H4O)2OCOACOOXOCOAC
OO−                      
                     −(C2
H4O)2Bu27 BuOCOACOOXOCOAC
OOBu   HO(C2H4O)1CH2C6H5 
BzO(C2H4O)1OCOACOOXOCOACO
O−                       
                    −(C2H
4O)1Bz28 BuOCOACOOXOCOACO
OXO−  HO(C2H4O)1CH2C6H5 B
zO(C2H4O)1OCOACOOXOCOACOO
XO−   −COACOOXOCOACOOBu  
                     −COA
COOXOCOACOO(C2H4O)1Bz29 H
9C4OCOACOOC4H9       HO(C
2H4O)1−3CH3   MeO(C2H4O)1
−3COACOO−                
                         
  −(C2H4O)1−3Me   H9C4OCO
ACOOC4H9       HO(C2H4O)1
−3C2H5  EtO(C2H4O)1−3COAC
OO−                      
                     −(C2
H4O)1−3Et   H9C4OCOPhCOOC
4H9      HO(C2H4O)1−3CH3 
  MeO(C2H4O)1−3COPhCOO−  
                         
                −(C2H4O)1
−3Me   H9C4OCOPhCOOC4H9  
    HO(C2H4O)1−3C2H5  EtO
(C2H4O)1−3COPhCOO−       
                         
           −(C2H4O)1−3Et実
施例と一般式{R(OCH2CH2)mOCO}iY{
CO(OCH2CH2)nOR’}jの記号定義との関
係。 No. R m i  Y n  R’ j     
        No. R m i  Y n  R
’ j 1  Bu  1  1  A   1  B
u  1              17  Bz 
 1  1  A   1  Bz  1 2  Bu
  2  1  A   2  Bu  1     
         18  Bz  2  1  A 
  2  Bz  1 3  Bu  3  1  A
   3  Bu  1              
19  Bz  1  1  Ph  1  Bz  
1 4  Bu  1  1  Ph  1  Bu 
 1              20  Bz  2
  1  Ph  2  Bz  1 5  Bu  
2  1  Ph  2  Bu  1       
       21  Bz  1  1  Ph  
0  Oc  1 6  Bu  3  1  Ph 
 3  Bu  1              22
  Bz  2  1  Ph  0  Oc  1 
7  Bu  1  1  Ph  0  Oc  1
                  Bz  2  
1  Ph  0  Oc  1 8  Hx  1 
 1  A   1  Hx  1         
     23  Bz  2  1  Tm  0 
 Oc  2 9  Hx  2  1  A   2
  Hx  1              24  
Bz  2  2  Tm  0  Oc  110 
 Hx  1  1  Ph  1  Hx  1  
            25  Bz  3  1 
 Tm  0  Oc  211  Hx  2  1
  Ph  2  Hx  1           
   26  Bu  2  1  P1  2  B
u  112  Hx  2  1  Ph  0  
Oc  1              27  Bz
  1  1  P1  1  Bz  1    H
x  2  1  Ph  2  Hx  1    
          28  Bz  1  1  P
2  1  Bz  113  Oc  1  1  
A   1  Oc  1             
 29  Me 1−3 1  A  1−3 Me 
 114  Oc  2  1  A   2  Oc
  1                  Et 1
−3 1  A  1−3 Et  115  Oc 
 1  1  Ph  1  Oc  1      
            Me 1−3 1  Ph 
1−3 Me  116  Oc  2  1  Ph
  2  Oc  1               
   Et 1−3 1  Ph 1−3 Et  1
(Bu=ブチル、Hx=ヘキシル、Oc=オクチル、P
h=フタル酸残基、Me=メチル、Et=エチル)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イ)フタ−ル酸又はアジピン酸のC1〜C
    8アルキルエステル、 ロ)C5〜C6脂肪族飽和ジカルボン酸と式HO−X−
    OHのジオ−ルとが重合して出来る該ジカルボン酸末端
    で繰返し単位1〜15のエステルジカルボン酸のジカル
    ボン酸両末端を一価アルコ−ルでエステル化した、式R
    ”O{CO(CH2)3−4COOXO}kCO(CH
    2)3−4COOR”(式中Xは、非置換の又は低級ア
    ルキルで置換された、エチレン基又はC4迄のポリメチ
    レン基、又はジエチレングリコ−ル又はジプロピレング
    リコールの残基であり、R”は低級アルキルであり、k
    は1〜15の整数である)で表される複合エステル又は
    ポリエステル、及びハ)トリメリット酸オクチルエステ
    ル、からなる群から選ばれるエステルに、エチレングリ
    コ−ル、ジエチレングリコール或はトリエチレングリコ
    −ルのモノ(C1〜C16)アルキルまたはベンジルエ
    −テルの1ないし2当量を加え、アルコキシチタンまた
    はアルコキシチタンより作られる固体ポリチタン酸触媒
    の存在下、減圧下で、エステル交換反応を行い、生成す
    る交換された1または2当量のアルコ−ルを除去するこ
    とからなる、一般式  {R(OCH2CH2)mOC
    O}iY{CO(OCH2CH2)nOR’}j   
    (A)〔式中R及びR’は同一又は異なるものであり、
    独立にC1〜C16アルキル基、又はベンジル基であり
    、mは1〜3の整数、nは0〜3の整数であるが、但し
    nが0でないときはm=nであることを条件とし、iと
    jは1〜2の整数であるが、但しi+jが2又は3であ
    ることを条件とし、Yはフタール酸残基、アジピン酸残
    基、トリメリット酸残基、又は該エステルジカルボン酸
    の残基であるが、但しYがトリメリット酸残基であると
    きはi+jが3であることを条件とする〕を有するアル
    キルオキシエチレングリコ−ルの末端エステルを有する
    エステル類を製造する方法。
  2. 【請求項2】  エチレングリコ−ルまたはジエチレン
    グリコ−ルあるいはトリエチレングリコ−ルのモノ(C
    1〜C8)アルキルエ−テルを使用する請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】  エチレングリコ−ルまたはジエチレン
    グリコ−ルあるいはトリエチレングリコ−ルのブチル、
    ヘキシル、オクチル又はベンジルエ−テルを使用する請
    求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】  1,3−または1,4−ブタンジオ−
    ル、エチレングリコール、およびそれらのアルキル置換
    ジオ−ル、又はジエチレングリコ−ル、プロピレングリ
    コ−ル、ジプロピレングリコールなどのエ−テルアルコ
    −ルと、アジピン酸またはグルタール酸等の二塩基酸お
    よび、末端アルコ−ルとして好ましくはブタノ−ルより
    作られた該複合エステル又はポリエステルを使用する請
    求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】  一般式   {R(OCH2CH2)mOCO}iY{CO(O
    CH2CH2)nOR’}j   (A)〔式中R及び
    R’は同一又は異なるものであり、独立にC1〜C16
    アルキル基、又はベンジル基であり、mは1〜3の整数
    、nは0〜3の整数であるが、但しnが0でないときは
    m=nであることを条件とし、iとjは1〜2の整数で
    あるが、但しi+jが2又は3であることを条件とし、
    Yは  フタール酸残基、アジピン酸残基、トリメリッ
    ト酸残基、又はC5〜C6脂肪族飽和ジカルボン酸と式
    HO−X−OHのジオ−ルとが重合して出来る該ジカル
    ボン酸末端で繰返し単位1〜15の、式 −{CO(CH2)3−4COOXO}kCO(CH2
    )3−4CO−(式中Xは、非置換の又は低級アルキル
    で置換された、エチレン基又はC4迄のポリメチレン基
    、又はジエチレングリコ−ル又はジプロピレングリコー
    ルの残基であり、kは1〜15の整数である)のエステ
    ルジカルボン酸残基であるが、但しYがトリメリット酸
    残基であるときはi+jが3であることを条件とする〕
    を有するアルキルオキシエチレングリコ−ルの末端エス
    テルを有するエステルからなる可塑剤。
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