JP4621119B2 - 衝突物保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両が衝突物に衝突したときに、衝撃を吸収して衝突物を保護する衝突物保護装置に関するものである。
近年、車両が衝突物に衝突するのを検知または予知したときに、車両の表側にエアバッグを膨張展開させることにより、衝突物に加えられる衝撃力を吸収緩和する衝突物保護装置がある。そして、この衝突物保護装置としては、従来、フロントウインドガラスの下部を覆う本体部と、この本体部の両端部に形成されたピラー部基部と、前記ピラー部基部からフロントウインドガラスの左右両側部(フロントピラー等)を覆うピラー部とによって略U字形状に形成されたエアバッグを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このエアバッグは、各ピラー部を適宜折り畳むとともに本体部の左右端を中央へ折り返すことで、フロントウインドガラスの下部の中央部にコンパクトに収容される。そして、エアバッグは、インフレータから本体部に送り込まれるガスによって膨張展開することとなる。ちなみに、このようなエアバッグは、本体部の中央寄りの部分がインフレータに取り付けられることで車両側に拘束されている。
特開2000−264146号公報(段落0015、図4)
しかしながら、従来の衝突物保護装置では、エアバッグをフロントウインドガラス上に膨張展開させる際に、折り返されて収容されている本体部にインフレータからガスが噴出すると、本体部が充分に膨張展開する前にピラー部基部やピラー部が膨張展開する。その結果、膨張展開するピラー部にバタつきが生じてエアバッグが所定の位置に安定し難いという問題があった。
また、本体部内には、その中央寄りでインフレータからガスが吹き出すので、本体部の両端側にそれぞれ向かうガスの流れは、ピラー部基部を車体から離れるように持ち上げることとなる。したがって、ピラー部基部から延びるように膨張展開するピラー部は、車体側から立ち上がることとなる。そして、このようなエアバッグが横風等で煽られて所定の位置からずれるという問題があった。
つまり、従来の衝突物保護装置では、膨張展開したエアバッグが安定して保護範囲をカバーすることができないという問題があった。
そこで、本発明は、膨張展開したエアバッグが安定して保護範囲をカバーすることができる衝突物保護装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明は、衝突物と車両との衝突を検知または予知したときに、前記車両の表側にエアバッグを膨張展開させる衝突物保護装置であって、前記エアバッグは、前記車両のフロントウインドガラスの下部に沿って膨張展開する本体部と、前記車両のフロントピラーに沿って膨張展開する一対のピラー部と、前記本体部と前記ピラー部との間を繋ぐように形成されたピラー部基部と、前記本体部取り付けられるとともに、前記本体部にガスを送り込む一対のインフレータとを有し、前記インフレータのそれぞれは、車両中央寄りの位置で相互に車幅方向に離れるように配置されるとともに車両側に拘束され、前記エアバッグ内には、前記ピラー部基部と前記ピラー部との境界に穴開き隔壁が配置され、前記本体部は、前記インフレータ間で弛みを持つように前記インフレータに取り付けられ、前記インフレータ間での前記本体部の弛みは、前記インフレータから前記ガスが送り込まれた際に、前記インフレータ間で前記本体部を上下に膨らませ、上方に膨らんだ前記本体部から斜め下方向の前記ピラー部基部に向かって前記ガスを流すように形成されていることを特徴とする。
この衝突物保護装置では、本体部からピラー部基部へのガスの流通は、本体部とピラー部基部との境界に配置された穴開き隔壁の穴を介してのみ行われる。そのために、ピラー部基部の膨張展開は、本体部の膨張展開よりもタイミングが遅れる。そして、ピラー部基部からピラー部へのガスの流通は、ピラー部基部とピラー部との境界に配置された穴開き隔壁の穴を介してのみ行われる。そのために、ピラー部の膨張展開は、ピラー部基部の膨張展開よりもタイミングが遅れる。
したがって、この衝突物保護装置では、本体部が充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部基部が膨張展開するとともに、ピラー部基部が充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部が膨張展開する。したがって、この衝突物保護装置では、本体部およびピラー部基部が剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部が膨張展開するので、膨張展開するピラー部のバタつきを防止することができる。
また、この衝突物保護装置によれば、本体部が充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部基部が膨張展開するので、ピラー部基部が車両から浮き上がることを防止することができる。その結果、膨張展開するピラー部が車両から離れるように立ち上がることを防止することができる。したがって、エアバッグが横風等に煽られて所定の位置からずれることを防止することができる。
この衝突物保護装置では、インフレータ間での本体部が弛みを有しているので、インフレータからガスが送り込まれた際に、インフレータ間でのエアバッグ部分が弛みに応じて上下に膨らんで蓄圧する。そして、上方に膨らんだエアバッグ部分から斜め下方向に向かってガスが流れる。その結果、このガスの流れによって、ピラー部基部は下方に向かって付勢される。そして、このようなエアバッグでは、ピラー部基部とピラー部との境界に穴開き隔壁が配置されることで、ピラー部の膨張展開は、本体部およびピラー部基部の膨張展開よりもタイミングが遅れる。そのために、本体部およびピラー部基部が充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部が膨張展開する。
この衝突物保護装置によれば、本体部およびピラー部基部が充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部が膨張展開するので、膨張展開するピラー部のバタつきを防止することができる。
また、このような衝突物保護装置によれば、斜め下方向に向かうガスの流れによって、ピラー部基部が下方に向かって付勢されるので、ピラー部基部が車両から浮き上がることを防止することができる。その結果、膨張展開するピラー部が車両から離れるように立ち上がることを防止することができる。したがって、エアバッグが横風等に煽られて所定の位置からずれることをより確実に防止することができる。
また、このような衝突物保護装置によれば、膨張展開時に本体部が上下に膨らんでエアバッグの表面の平坦性が広範囲で確保することができるので、エアバッグが所定の位置からずれることをより確実に防止することができる。
また、本発明は、衝突物と車両との衝突を検知または予知したときに、前記車両の表側にエアバッグを膨張展開させる衝突物保護装置であって、前記エアバッグは、前記車両のフロントウインドガラスの下部に沿って膨張展開する本体部と、前記車両のフロントピラーに沿って膨張展開する一対のピラー部と、前記本体部と前記ピラー部との間を繋ぐように形成されたピラー部基部と、前記本体部が取り付けられるとともに、前記本体部にガスを送り込むインフレータとを有し、前記ピラー部に、前記ピラー部を横断するように穴開き隔壁が複数配置されていることを特徴とする。
この衝突物保護装置では、ピラー部が膨張展開する際に、ピラー部が延びる区間に穴開き隔壁が複数配置されているので、ピラー部基部側からピラー部の先端側にいくほど膨張展開のタイミングが遅れる。つまり、ピラー部基部側からピラー部の先端に向かって、穴開き隔壁で仕切られる区画ごとに順番に膨張展開していく。
この衝突物保護装置によれば、本体部およびピラー部基部が充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部が膨張展開するので、膨張展開するピラー部のバタつきを防止することができる。
また、この衝突物保護装置によれば、ピラー部がピラー部基部側からピラー部の先端側に向かって順番に膨張展開していくので、膨張展開するピラー部のバタつきをより確実に防止することができる。
また、このような衝突物保護装置において、前記エアバッグには、ベントホールが前記車両の反対側にガスを噴出するように前記ピラー部に形成されていることが望ましい。
この衝突物保護装置では、エアバッグがベントホールからガスを車両の反対側に向かって噴出する際に、ガスの流れは、ピラー部を車両側に押し付けるように付勢する。その結果、この衝突物保護装置では、ピラー部のバタつきがより確実に防止されるので、エアバッグがより安定して保護範囲をカバーする。
本発明の衝突物保護装置によれば、膨張展開したエアバッグが安定して保護範囲をカバーすることができる。
(第1実施形態)
次に、本発明の第1実施形態に係る衝突物保護装置について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1(a)は、第1実施形態に係る衝突物保護装置を示す図であり、エアバッグが収容された状態を示す平面図、図1(b)は、エアバッグが膨張展開した状態を示す平面図である。図2(a)は、膨張展開したエアバッグ内の様子を示す模式図、図2(b)は、図2(a)中のC−C断面図、図2(c)は、図2(a)中のD−D断面図である。
図1(a)および(b)に示すように、衝突物保護装置1は、衝突物(図示せず)と車両2との衝突を検知または予知する衝突判定装置(図示せず)と、この衝突判定装置が衝突物と車両2との衝突を検知または予知したときにガスを発生させるインフレータ10と、インフレータ10で発生したガスにより車両2の表側に膨張展開するエアバッグ20とを主に備えている。
前記衝突判定装置は、車両2に搭載されたセンサやレーダ(図示せず)からの信号に基づいて車両2と衝突物との衝突を検知または予知するECU(Electronic Control Unit)によって主に構成されており、車両2と衝突物との衝突を検知または予知したときに、インフレータ10を作動させてエアバッグ20を膨張展開させるように構成されている。なお、衝突判定装置は、既存の装置を用いて構成されており、その構成は限定されるものではない。
インフレータ10は、前記衝突判定装置からの衝突検知信号または衝突予知信号に基づいて火薬を爆発させることで、大量のガスを瞬時にエアバッグ20(ウインドシールド部21)内へ送り込むものである。本実施形態でのインフレータ10は、車両2の中央寄りで図示しないダッシュボードアッパに一対取り付けられている。
エアバッグ20は、平面視で略U字状の中空部材であって、ウインドシールド部21と、ピラー部22と、ピラー部基部21aとを有している。なお、ウインドシールド部21は、特許請求の範囲にいう「本体部」に相当する。以下の説明においては、便宜上、エアバッグ20が膨張展開した状態でのウインドシールド部21の長手方向を左右方向と呼び、ピラー部22の長手方向(伸展方向)を上下方向と呼ぶことがある。
ウインドシールド部21は、フロントウインドガラス2aの下部に沿って車両2の幅方向に延びるように膨張展開する部分を構成している。ピラー部22は、フロントピラー2bに沿って延びるように膨張展開する部分を構成している。ピラー部基部21aは、ウインドシールド部21とピラー部22との間を繋ぐように配置されて、ウインドシールド部21の端部からピラー部22側に向かって屈曲するように延びている。ちなみに、エアバッグ20は、ウインドシールド部21の中央寄りの部分がインフレータ10に取り付けられることで車両2側に拘束されている。
このようなエアバッグ20内には、図2(a)に示すように、第1テザー23と第2テザー24とが配置されている。なお、第1テザー23は、特許請求の範囲にいう「穴開き隔壁」に相当する。
第1テザー23は、ウインドシールド部21とピラー部基部21aとの境界、およびピラー部基部21aとピラー部22との境界のそれぞれでエアバッグ20の内部を横断するように配置された隔壁である。この第1テザー23には、図2(b)に示すように、インフレータ10(図2(a)参照)から送り込まれるガスが流通する穴25が形成されている。
第2テザー24は、ウインドシールド部21、ピラー部基部21a、およびピラー部22の延びる方向に沿うように配置された隔壁であって、ウインドシールド部21、ピラー部基部21a、およびピラー部22のそれぞれに配置されている。ちなみに、本実施形態では、第2テザー24がピラー部基部21aおよびピラー部22のそれぞれに1枚ずつ、ウインドシールド部21に2枚配置されている。この第2テザー24には、図2(c)に示すように、インフレータ10(図2(a)参照)から送り込まれるガスが流通する穴25が形成されている。
また、ピラー部22の先端には、衝撃エネルギを吸収するためのベントホールVHが形成されており、これにより衝突時においてベントホールVHから適宜ガス抜きが行われて衝突物への衝撃を和らげられるようになっている。
続いて、エアバッグ20の収納方法について説明する。参照する図面において、図3(a)は、エアバッグの折り畳み方を示す図であり、ピラー部をロール状に巻く工程を示す説明図、図3(b)は、ピラー部基部を蛇腹折りする工程を示す説明図、図3(c)は、ウインドシールド部の中央部の上部を蛇腹折りする工程を示す説明図、図3(d)は、ウインドシールド部の中央部の蛇腹折りした部分をテープで留める工程を示す説明図、図3(e)は、ウインドシールド部の両端部を中央へスライドさせる工程を示す説明図である。また、図4(a)は、エアバッグの収容状態および展開状態を示す図であり、図1(a)中のA−A断面図、図4(b)は、図1(b)中のB−B断面図である。
図3(a)に示すように、まず、ピラー部22を、その先端が中心となり、かつ車両2(図1(a)参照)側を背にして巻いていくような内巻きのロール状に巻く。なお、このようにピラー部22をロール状に巻くことによって、ピラー部22を一定速度で伸展させることができるようになっている。また、ピラー部22を、内巻きロール状にすることにより、ピラー部22が車両2に押し付けられながら伸展していくので、ピラー部22の立ち上がりを抑えることができ、さらにはウインドシールド部21の膨張展開中のピラー部22へのガスの流入が抑制される。次に、図3(b)に示すように、ピラー部基部21aを左右方向に蛇腹折りし、このように蛇腹折りした部分を図3(c)に示すような破断しやすいテープTで保持する。
ここで、「蛇腹折り」とは、図3(b)の吹き出し図(イ)で示すように、ウインドシールド部21の表面SFと裏面BFを重ねた状態でこれらを波状に交互に折り返していく折り方と、吹き出し図(ロ)に示すように、ウインドシールド部21の表面SFと裏面BFを重ねずに、それぞれを波状に交互に折り返していく折り方の両方を含んでいる。また、このような折り方(蛇腹折り)は、ガスを迅速に伝達させることができるといった効果を有するとともに、一方向に真っ直ぐ伸展させることができるといった効果も有している。
続いて、図3(c)に示すように、ウインドシールド部21のうちの上部を、上下方向に沿って蛇腹折りし、このように蛇腹折りした部分を図3(d)に示すような破断しやすいテープTで保持する。そして、図3(e)に示すように、ピラー部基部21aを中央へスライドさせて重ねることによって、図1(a)に示すように、フロントウインドガラス2aの下部に配設されるカウルトップ2d内にエアバッグ20が中央に寄った状態で収容されることとなる。詳しくは、図4(a)に示すように、フード2cの後端の下方に配置されているリテーナ2e内に、エアバッグ20が収容されるようになっており、このようにエアバッグ20を収容したリテーナ2eの開口は、カウルトップ2dと面一となる蓋体2fによって塞がれている。
次に、衝突物保護装置1の動作について説明しつつ衝突物保護装置1の作用効果について説明する。参照する図面において、図5(a)は、本体部の膨張展開が完了するまでの動作を示す平面図、図5(b)は、ピラー部基部が膨張展開していく動作を示す平面図、図5(c)は、ピラー部が膨張展開していく動作を示す平面図である。
図5(a)に示すように、衝突物保護装置1は、車両2と衝突物との衝突を検知または予知すると、インフレータ10を作動させて、まず、エアバッグ20のウインドシールド部21の膨張展開を開始させる。なお、膨張展開するウインドシールド部21は、第2テザー24(図4(b)参照)が設けられることによって、膨張展開後の形状が所定の形状に保たれるようになっている。また、第2テザー24に設けられた穴25をガスが流通することによって、第2テザー24を介してのガスの移動が許容される。
そして、ウインドシールド部21は、図5(a)に示すように、フロントウインドガラス2aの下部に沿って膨張展開する。その一方で、図5(b)に示すように、ウインドシールド部21からピラー部基部21aへのガスの流通は、ウインドシールド部21とピラー部基部21aとの境界に配置された第1テザー23の穴25を介してのみ行われる。そのために、ピラー部基部21aの膨張展開は、ウインドシールド部21の膨張展開よりもタイミングが遅れる。そして、図5(c)に示すように、ピラー部基部21aからピラー部22へのガスの流通は、ピラー部基部21aとピラー部22との境界に配置された第1テザー23の穴25を介してのみ行われる。そのために、ピラー部22の膨張展開は、ピラー部基部21aの膨張展開よりもタイミングが遅れる。
したがって、この衝突物保護装置1では、ウインドシールド部21が充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部基部21aが膨張展開するとともに、ピラー部基部21aが充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部22が膨張展開する。
このような本実施形態に係る衝突物保護装置1によれば、ウインドシールド部21およびピラー部基部21aが剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部22が膨張展開するので、膨張展開するピラー部22のバタつきを防止することができる。
また、この衝突物保護装置1によれば、ウインドシールド部21が充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部基部21aが膨張展開するので、ピラー部基部21aがフロントウインドガラス2aの下部から浮き上がることを防止することができる。その結果、膨張展開するピラー部22が車両2から離れるように立ち上がることを防止することができる。したがって、エアバッグ20が横風等に煽られて所定の位置からずれることを防止することができる。つまり、この衝突物保護装置1によれば、膨張展開したエアバッグ20は安定して保護範囲をカバーすることができる。
また、この衝突物保護装置1によれば、ピラー部基部21aが左右方向に蛇腹折りされているので、ピラー部基部21aが迅速に伸展して、ウインドシールド部21を迅速に安定させることができる。
また、この衝突物保護装置1によれば、第1テザー23の穴25の径や数を調整することで、ウインドシールド部21、ピラー部基部21a、およびピラー部22が膨張展開する速度を制御することができる。
また、この衝突物保護装置1によれば、ウインドシールド部21が上下方向に蛇腹折りされているので、ウインドシールド部21の幅(上下方向における幅)が広い場合であっても、ウインドシールド部21を迅速に膨張展開させることができる。
また、この衝突物保護装置1によれば、ピラー部22がロール状に形成されるので、ピラー部22を一定速度で膨張展開させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る衝突物保護装置について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図6(a)は、第2実施形態に係る衝突物保護装置におけるエアバッグ内の様子を示す模式図、図6(b)は、図6(a)中のE−E断面図である。ちなみに、図6(a)および(b)中、膨張展開前のエアバッグの様子は、実線で表わし、膨張展開後のエアバッグ(第1テザーおよび第2テザーを除く)の様子は、二点鎖線で表わしている。なお、第2実施形態に係る衝突物保護装置は、第1実施形態に係る衝突物保護装置とエアバッグ20の構造が異なる以外は同様に構成されているので、ここではエアバッグ20の構造についてのみ説明する。そして、エアバッグ20において、第1実施形態と同様の構成要素については、第1実施形態と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図6(a)に示すように、エアバッグ20内には、ピラー部基部21aとピラー部22との境界に第1テザー23が配置されている。そして、第2テザー24がピラー部基部21aおよびピラー部22のそれぞれに1枚ずつ配置されている。
そして、ウインドシールド部21は、図6(b)に示すように、インフレータ10,10間でのエアバッグ20部分が弛み26をもつようにインフレータ10,10に取り付けられて車両2(図1(b)参照)側に拘束されている。
このようなエアバッグ20では、図6(b)に示すように、インフレータ10,10間でのエアバッグ20部分が弛み26を有しているので、インフレータ10,10からガスが送り込まれた際に、インフレータ10,10間でのエアバッグ20部分が弛み26に応じて上下に膨らんで蓄圧する。そして、上方に膨らんだエアバッグ20部分から斜め下方向Xに向かってガスが流れる。その結果、このガスの流れによって、ピラー部基部21aは下方に向かって付勢される。そして、このようなエアバッグ20では、図6(a)に示すように、ピラー部基部21aとピラー部22との境界に穴25を有する第1テザー23が配置されることで、ピラー部22の膨張展開は、ウインドシールド部21およびピラー部基部21aの膨張展開よりもタイミングが遅れる。そのために、ウインドシールド部21およびピラー部基部21aが充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部22が膨張展開する。
このようなエアバッグ20を備えた衝突物保護装置1によれば、ウインドシールド部21およびピラー部基部21aが充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部22が膨張展開するので、膨張展開するピラー部22のバタつきを防止することができる。
また、このようなエアバッグ20を備えた衝突物保護装置1によれば、斜め下方向Xに向かうガスの流れによって、ピラー部基部21aが下方に向かって付勢されるので、ピラー部基部21aがフロントウインドガラス2aの下部から浮き上がることを防止することができる。その結果、膨張展開するピラー部22が車両2から離れるように立ち上がることを防止することができる。したがって、エアバッグ20が横風等に煽られて所定の位置からずれることをより確実に防止することができる。
また、このようなエアバッグ20を備えた衝突物保護装置1によれば、図6(b)に示すように、膨張展開時にウインドシールド部21が上下に膨らんでエアバッグ20の表面の平坦性が広範囲で確保することができるので、エアバッグ20が所定の位置からずれることをより確実に防止することができる。
つまり、この衝突物保護装置1によれば、エアバッグ20は、より安定して保護範囲をカバーすることができる。
また、この衝突物保護装置1では、弛み26の程度を調節することでウインドシールド部21における上下への膨らみ加減が調節される。そして、この衝突物保護装置1によれば、膨らみ加減を調節することで、ピラー部基部21aに対する下方への付勢力を制御することができる。
また、このようなエアバッグ20を備えた衝突物保護装置1によれば、弛み26をもたせるエアバッグ20部分に第2テザー24を配置しなくてもよいので、エアバッグ20の部材点数を削減することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る衝突物保護装置について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図7は、第3実施形態に係る衝突物保護装置におけるエアバッグ内の様子を示す模式図である。なお、第3実施形態に係る衝突物保護装置は、第1実施形態に係る衝突物保護装置とエアバッグ20の構造が異なる以外は同様に構成されているので、ここではエアバッグ20の構造についてのみ説明する。そして、エアバッグ20において、第1実施形態と同様の構成要素については、第1実施形態と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図7に示すように、エアバッグ20内には、ピラー部基部21aとピラー部22との境界に第1テザー23が配置されている。そして、ピラー部22が延びる区間に複数の第1テザー23がピラー部22を横断するように間隔をあけて配置されている。
このようなエアバッグ20では、ピラー部基部21aとピラー部22との境界に穴25を有する第1テザー23が配置されることで、ピラー部22の膨張展開は、ウインドシールド部21およびピラー部基部21aの膨張展開よりもタイミングが遅れる。そのために、ウインドシールド部21およびピラー部基部21aが充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部22が膨張展開する。そして、ピラー部22が膨張展開する際に、ピラー部22が延びる区間に複数の第1テザー23が配置されているので、ピラー部基部21a側からピラー部22の先端側にいくほど膨張展開のタイミングが遅れる。つまり、ピラー部基部21a側からピラー部22の先端に向かって、第1テザー23で仕切られる区画ごとに順番に膨張展開していく。
このようなエアバッグ20を備えた衝突物保護装置1によれば、ウインドシールド部21およびピラー部基部21aが充分に膨張展開して剛性(硬さ)を有するようになってからピラー部22が膨張展開するので、膨張展開するピラー部22のバタつきを防止することができる。
また、このようなエアバッグ20を備えた衝突物保護装置1によれば、ピラー部22がピラー部基部21a側からピラー部22の先端側に向かって順番に膨張展開していくので、膨張展開するピラー部22のバタつきをより確実に防止することができる。
つまり、衝突物保護装置1によれば、エアバッグ20がより安定して保護範囲をカバーすることができる。
また、この衝突物保護装置1では、ピラー部22に設ける第1テザー23の数、穴25の径や数を調節することで、ピラー部22が膨張展開する速度を制御することができる。
なお、本発明は、第1実施形態乃至第3実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
本発明は、エアバッグ20のベントホールVH(図2(a)等参照)を次に示すような位置に設定してもよい。図8は、膨張展開したエアバッグを側面から見た様子を示す模式図である。
図8に示すように、エアバッグ20のベントホールVHは、車両2の反対側に位置するようにピラー部22の先端部外側に形成されている。
このようなエアバッグ20を備えた衝突物保護装置1によれば、膨張展開したエアバッグ20がベントホールVHからガスを車両2の反対側に向かって噴出する際に、ガスの流れGは、ピラー部22をフロントピラー2b側に押し付けるように付勢する。
このようなエアバッグ20を備えた衝突物保護装置1では、ピラー部22のバタつきがより確実に防止されるので、エアバッグ20がより安定して保護範囲をカバーする。
また、本発明は、第2実施形態におけるエアバッグ20(図6(a)参照)のウインドシールド部21とピラー部基部21aとの境界に第1テザー23を設けたもの、つまり、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせた衝突物保護装置1であってもよい。この衝突物保護装置1によれば、第2テザー24の数を低減することができるとともに、膨張展開するピラー部22のバタつきや、ピラー部22の立ち上がりをより確実に防止することができる。
また、本発明は、第2実施形態におけるエアバッグ20(図6(a)参照)のピラー部22に配置された第2テザー24に代えて、第3実施形態におけるエアバッグ20(図7)のピラー部22のように複数の第1テザー23を設けた衝突物保護装置1であってもよい。この衝突物保護装置1によっても、第2テザー24の数を低減することができるとともに、膨張展開するピラー部22のバタつきや、ピラー部22の立ち上がりをより確実に防止することができる。
また、本発明は、第3実施形態におけるエアバッグ20(図7参照)のウインドシールド部21とピラー部基部21aとの境界に第1テザー23を設けたもの、つまり、第3実施形態と第1実施形態とを組み合わせた衝突物保護装置1であってもよい。この衝突物保護装置1によれば、膨張展開するピラー部22のバタつきや、ピラー部22の立ち上がりをより確実に防止することができる。
また、第1実施形態乃至第3実施形態では、第1テザー23(第2テザー24)に穴25を形成することによって第1テザー23(第2テザー24)を介してのガスの流通を許容しているが、本発明はこれに限定されることなく、エアバッグ20の内壁面と第1テザー23(第2テザー24)とを部分的に接合しないことによって、ガスの流通を許容するように構成したものであってもよい。そして、第1テザー23では、例えば、その両端部の接合(縫製等)を行わないことでガスの流通部を形成してもよい。
(a)は、第1実施形態に係る衝突物保護装置を示す図であり、エアバッグが収容された状態を示す平面図、(b)は、エアバッグが膨張展開した状態を示す平面図である。 (a)は、膨張展開したエアバッグ内の様子を示す模式図、(b)は、(a)中のC−C断面図、(c)は、(a)中のD−D断面図である。 (a)は、エアバッグの折り畳み方を示す図であり、ピラー部をロール状に巻く工程を示す説明図、(b)は、ピラー部基部を蛇腹折りする工程を示す説明図、(c)は、ウインドシールド部の中央部の上部を蛇腹折りする工程を示す説明図、(d)は、ウインドシールド部の中央部の蛇腹折りした部分をテープで留める工程を示す説明図、(e)は、ウインドシールド部の両端部を中央へスライドさせる工程を示す説明図である。 (a)は、エアバッグの収容状態および展開状態を示す図であり、図1(a)中のA−A断面図、(b)は、図1(b)中のB−B断面図である。 (a)は、本体部の膨張展開が完了するまでの動作を示す平面図、(b)は、ピラー部基部が膨張展開していく動作を示す平面図、(c)は、ピラー部が膨張展開していく動作を示す平面図である。 (a)は、第2実施形態に係る衝突物保護装置におけるエアバッグ内の様子を示す模式図、(b)は、(a)中のE−E断面図である。 第3実施形態に係る衝突物保護装置におけるエアバッグ内の様子を示す模式図である。 他の実施形態に係る衝突物保護装置における膨張展開したエアバッグを側面から見た様子を示す模式図である。
符号の説明
1 衝突物保護装置
2 車両
2a フロントウインドガラス
2b フロントピラー
10 インフレータ
20 エアバッグ
21 ウインドシールド部(本体部)
21a ピラー部基部
22 ピラー部
23 第1テザー(穴開き隔壁)
24 第2テザー
25 穴
VH ベントホール

Claims (3)

  1. 衝突物と車両との衝突を検知または予知したときに、前記車両の表側にエアバッグを膨張展開させる衝突物保護装置であって、
    前記エアバッグは、
    前記車両のフロントウインドガラスの下部に沿って膨張展開する本体部と、
    前記車両のフロントピラーに沿って膨張展開する一対のピラー部と、
    前記本体部と前記ピラー部との間を繋ぐように形成されたピラー部基部と、
    前記本体部取り付けられるとともに、前記本体部にガスを送り込む一対のインフレータと
    を有し、
    前記インフレータのそれぞれは、車両中央寄りの位置で相互に車幅方向に離れるように配置されるとともに車両側に拘束され、
    前記エアバッグ内には、前記ピラー部基部と前記ピラー部との境界に穴開き隔壁が配置され
    前記本体部は、前記インフレータ間で弛みを持つように前記インフレータに取り付けられ
    前記インフレータ間での前記本体部の弛みは、前記インフレータから前記ガスが送り込まれた際に、前記インフレータ間で前記本体部を上下に膨らませ、上方に膨らんだ前記本体部から斜め下方向の前記ピラー部基部に向かって前記ガスを流すように形成されていることを特徴とする衝突物保護装置。
  2. 前記ピラー部に、前記ピラー部を横断するように穴開き隔壁が複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の衝突物保護装置。
  3. 前記エアバッグには、ベントホールが前記車両の反対側にガスを噴出するように前記ピラー部に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衝突物保護装置。
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