JP4589855B2 - 衝突物保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両が衝突物に衝突したときに、衝撃を吸収して衝突物を保護する衝突物保護装置に関するものである。
車両への衝突を検知または予知したときに、車両の上面にエアバッグを膨張展開させることにより、衝突物に加えられる衝撃力を吸収緩和する衝突物保護装置としては、車両のボンネットフード(以下、単に「フード」という場合がある。)とフロントウインドガラスとの間を塞いでいるカウルトップの下方に、エアバッグが収納されているリテーナを配置し、リテーナの上部開口部をカウルトップによって塞いでいる衝突物保護装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この衝突物保護装置では、車両への衝突を検知または予知したときに、エアバッグの膨張力によってカウルトップの一部を前方または後方に開くことにより、エアバッグが車両の上面に膨張展開するように構成されている。
特開2003−252140号公報(段落0006、図4)
しかしながら、前記した従来の衝突物保護装置では、リテーナの上部開口部がカウルトップによって塞がれるため、車両の製造工程において、車両にリテーナを組み付けた後に、カウルトップが組み付けられるまでの間は、リテーナの内部が露出している状態となり、水や薬品、異物等がリテーナの内部に入ることによって、エアバッグやインフレータが劣化したり、エアバッグの膨張展開時に不具合が生じたりしてしまう可能性がある。
また、リテーナにカウルトップを組み付けるときには、リテーナの上部開口部が塞がれるように、両者の位置を微調整する必要があるが、リテーナとカウルトップは、車両に対して別々に組み付けられるため、両者の位置合わせが困難となり、組み付け作業が煩雑になってしまうという問題がある。
さらに、エアバッグの膨張力によって、カウルトップの一部を確実に開くためには、カウルトップが十分な柔軟性を備えている必要があり、そのために、低温でも硬くならない高価な材料を用いた場合には、カウルトップの製造コストが高くなってしまうという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、車両の製造工程において、リテーナの内部に水や異物等が入ってしまうことを防ぐとともに、リテーナおよびカウルトップを容易に組み付けることができ、さらに、カウルトップの製造コストを低減することができる衝突物保護装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、車両への衝突を検知または予知したときに、車両の上面に膨張展開させるエアバッグを備えている衝突物保護装置であって、エアバッグは、車両のボンネットフードとフロントウインドガラスとの間に設けられた箱状のリテーナ内に収納され、リテーナの周りにカウルトップが配置されることにより、ボンネットフードとフロントウインドガラスとの間が塞がれており、リテーナの上部開口部は、カウルトップと別の蓋体によって塞がれ、蓋体は、脆化温度が低いフッ素樹脂またはポリエチレンを用いて形成され、蓋体は、車幅方向に並設された複数の分割蓋体からなり、隣接する分割蓋体の側端部が互いに上下に重なり合うように、一方の分割蓋体の側端部は上半分が切り欠かれ、他方の分割蓋体の側端部は下半分が切り欠かれており、分割蓋体の下面には、車外に向かって伸長可能な連結部材の一端が取り付けられ、連結部材の他端は前記リテーナの内面における車両前側の面に取り付けられ、膨張展開したエアバッグの膨張力によって、分割蓋体が押し開けられたときに、分割蓋体の移動に伴って連結部材が伸長し、分割蓋体が車両前側に向かって開くことで、分割蓋体がボンネットフードの上面に重ね合わされることを特徴としている。
このように、エアバッグが収納されているリテーナの周りにカウルトップを配置することにより、ボンネットフードとフロントウインドガラスとの間を塞ぐとともに、リテーナの上部開口部をカウルトップと別の蓋体によって塞いでいるため、リテーナは内部が密閉された単体の部品として取り扱われることになる。これにより、車両の製造工程において、カウルトップが組み付けられていない状態であっても、リテーナの内部が露出しないため、リテーナの内部に水や異物等が入ってしまうことを確実に防ぐことができる。
また、リテーナの上部開口部をカウルトップによって塞ぐ必要がなくなり、リテーナとカウルトップを車両に組み付けるときに、両者の位置を微調整する必要がなくなるため、リテーナおよびカウルトップを容易に組み付けることができる。
さらに、エアバッグは、リテーナに取り付けられた蓋体を開いて膨張展開することになり、カウルトップを変形させることなく、エアバッグを膨張展開させることができるため、カウルトップには、低温でも十分な柔軟性を備えている高価な材料を用いる必要がなくなり、カウルトップの製造コストを低減することができる。
また、車両外部に向かって伸長可能な連結部材を介して、蓋体をリテーナに連結することにより、エアバッグの膨張力によって蓋体が開いたときには、蓋体の移動に伴って連結部材が伸長することになり、蓋体の移動量が大きくなるため、蓋体が車両の上面に重ね合わされた状態となる。これにより、エアバッグは、開いた蓋体に影響されることなく、車両の上面に乗り上げることができ、車両の上面の広範囲に膨張展開することができる。
また、リテーナの上部開口部を塞いでいる蓋体を車幅方向に分割した場合には、エアバッグの膨張展開時には、蓋体は複数に分かれて開くことになり、蓋体が開き易くなっているため、エアバッグをスムーズに膨張展開させることができる。
なお、蓋体の上面には、蓋体を車幅方向に分割した箇所に境界溝が表れることになるが、リテーナの周りにはカウルトップが配置されており、外見上はリテーナがカウルトップの一部に見えるため、蓋体の境界溝もカウルトップのデザインの一部に見えて目立たなくなる。また、一般的にカウルトップは黒色であるため、蓋体も黒色にした場合には、蓋体の境界溝を一層目立たなくすることができる。
前記した衝突物保護装置では、隣接する分割蓋体において、中央側に配置された分割蓋体の側端部は、両側に配置された分割蓋体の側端部の上面に重なり合っているように構成することができる。
また、前記した衝突物保護装置では、隣接する分割蓋体において、上方の分割蓋体の側端部の下面から突出したピン部材が、下方の分割蓋体の側端部に設けられた貫通穴に嵌め込まれているように構成することができる。
また、前記した衝突物保護装置では、隣接する分割蓋体において、上下に重なった側端部の間に車両前後方向に延設された止水材が介在されているように構成することができる。
このように、車幅方向に並設された複数の分割蓋体によって蓋体を形成し、隣接する分割蓋体の側端部を互いに重なり合わせた構成では、分割蓋体の境界溝からリテーナの内部が露出しないため、境界溝からリテーナの内部に水や異物等が入ってしまうことを確実に防ぐことができる。
前記した衝突物保護装置において、リテーナは、車両外部から見える部位にカバー部材が取り付けられていることが望ましい。
リテーナは金属製となることが多いので、車両外部から見えるリテーナの部位にカバー部材を取り付けることにより、車両の外観が損なわれないようにすることができる。
前記した衝突物保護装置において、リテーナには、車両前方側に通気口を有する通気流路が形成されており、通気流路は、車内空調用の流路に連通されているように構成することができる。
このように、車両前方側に通気口を有し、車内空調用の流路に連通している通気流路をリテーナに形成することにより、リテーナが車幅方向に延設されている場合であっても、車両前方からの空気を取り込んで、リテーナよりも後方の車内に送り込むことができる。
本発明の衝突物保護装置によれば、エアバッグが収納されているリテーナの周りにカウルトップを配置することにより、ボンネットフードとフロントウインドガラスとの間を塞ぐとともに、リテーナの上部開口部をカウルトップと別の蓋体によって塞いでいるため、リテーナは内部が密閉された単体の部品として取り扱われることになり、車両の製造工程において、カウルトップが組み付けられていない状態であっても、リテーナの内部に水や異物等が入ってしまうことを確実に防ぐことができ、エアバッグを確実に作動させることができる。
また、リテーナの上部開口部をカウルトップによって塞ぐ必要がなくなり、リテーナとカウルトップを車両に組み付けるときに、両者の位置を微調整する必要がなくなるため、リテーナおよびカウルトップを容易に組み付けることができる。
さらに、カウルトップを変形させることなく、エアバッグを膨張展開させることができるため、カウルトップには、低温でも十分な柔軟性を備えている高価な材料を用いる必要がなくなり、カウルトップの製造コストを低減することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の衝突物保護装置を示した図で、(a)はエアバッグを膨張展開させる前の状態の平面図、(b)はエアバッグを膨張展開させた後の状態の平面図である。図2は、本実施形態の衝突物保護装置を示した分解斜視図である。図3は、本実施形態の衝突物保護装置を示した図で、図1(a)のA−A断面図である。図4は、本実施形態の衝突物保護装置の側端部を示した斜視図である。図5は、本実施形態の衝突物保護装置を示した図で、図2のB−B断面図である。図6は、本実施形態の衝突物保護装置を示した図で、エアバッグを膨張展開させた状態の側断面図である。
本実施形態では、自動車である車両が走行中に衝突物と衝突し、その衝突物が車両前部の上面に二次衝突したときに、その衝突物に加えられる衝撃力を吸収緩和するために車両前部に搭載された衝突物保護装置を例として説明する。
図1に示す衝突物保護装置1は、車両2と衝突物との衝突を検知または予知する衝突判定装置(図示せず)と、衝突判定装置が車両2への衝突を検知または予知したときに、車両2の上面に膨張展開するエアバッグ10とを備えている。
衝突判定装置は、車両2に搭載されたセンサやレーダ(図示せず)からの信号に基づいて、車両2と衝突物との衝突を検知または予知するECU(Electronic Control Unit)によって構成されており、車両2への衝突を検知または予知したときには、エアバッグ10を膨張展開させるためのガスを発生させる二台のインフレータ20,20を作動させるように構成されている。なお、衝突判定装置は、既存の装置を用いて構成されており、その構成は限定されるものではない。
エアバッグ10は、図1(b)に示すように、筒状の袋体であり、車両2のフロントウインドガラス2aの下部に沿って膨張展開する本体部11と、この本体部11の両端部から屈曲して車両2のフロントピラー2b,2b(図1(a)参照)に沿って膨張展開する一対のピラー部12,12とが形成されている。
また、エアバッグ10の本体部11およびピラー部12,12の内部には、図6に示すように、上面部と下面部とを繋いでいるテザー11a,11aが長手方向に延設されており、エアバッグ10を膨張展開させたときに、車両2の上面に重なる領域には、窪み部が形成されることになる。これにより、膨張展開させたエアバッグ10の軸断面形状が幅広になり、車両2の上面に沿って展開するため、車両2の上面に重なる領域の幅が広くなるとともに、エアバッグ10全体のずれが防止されている。
膨張展開する前のエアバッグ10は、図3に示すように、車両2のフード2cとフロントウインドガラス2aとの間に設けられたエアバッグモジュール30のリテーナ31の内部に折り畳まれた状態で収納されている。このリテーナ31は、フード2cの後端部に沿って配置されており、リテーナ31の後方および両側にカウルトップ40が配置されることにより、フード2cとフロントウインドガラス2aとの間が塞がれている。
フード2cの後端部の下方からフロントウインドガラス2aの下端部の下方に渡って、ダッシュアッパ50が設けられている。このダッシュアッパ50は、車幅方向に延設されており、その両側端部は車体フレーム(図示せず)に接続されている。
ダッシュアッパ50は、側断面が略コの字形状となるように折り曲げられた鋼板であり、下板51の前端部51aはフード2cの後端部の下方に配置され、下板51の後端部51bはフロントウインドガラス2aの下方に配置されている。
下板51の前端部51aは、後端部51bよりも上方に配置されており、下板51の前後方向における中央部よりも前側には、垂直部51cによって段差が形成されている。
下板51の後端部51bからは、後板52が垂直に立ち上げられており、後板52の上端部52aからは、前方に向かって上板53が延長されている。
また、下板51の上面において前後方向の中央部には、補強用のクロスビーム51dが車幅方向に延設されている。このクロスビーム51dは、側断面が台形状となるように折り曲げられた鋼板であり、前端部および後端部が下板51の上面に接合されている。
エアバッグモジュール30は、図2および図3に示すように、フード2cの後端部に沿って、車幅方向に延長されており、エアバッグ10およびインフレータ20が収納されている箱状の容器であるリテーナ31と、リテーナ31の前面31bに取り付けられている前方カバー33と、リテーナ31の後面31cに取り付けられている後方カバー34と、リテーナ31の両側面に取り付けられている側方カバー35とから構成されている。
リテーナ31には、上部開口部31aが形成されており、上部開口部31aが蓋体であるリッド32によって塞がれることにより、リテーナ31の内部が密閉されている。
リテーナ31の前面31bの下部は、下板51の垂直部51cの内面に重ね合わされており、下板51の垂直部51cに形成された貫通穴に外方からボルトB1を挿通し、このボルトB1をリテーナ31の前面31bに形成された雌ネジ穴に螺着させている。
また、リテーナ31の後面31cの下部には、後方に向かって突出するようにL字形状に折り曲げられた取り付け板31dが接合されている。この取り付け板31dの後端部は、クロスビーム51dの上面に重ね合わされており、取り付け板31dおよびクロスビーム51dに形成された貫通穴に上方からボルトB2を挿通させ、クロスビーム51dの下面側でボルトB2にナットN1を螺着させている。
このようにして、リテーナ31はダッシュアッパ50の下板51の上面に取り付けられている。なお、リテーナ31とダッシュアッパ50との取り付け箇所は、車幅方向に所定間隔を離して複数設けられている。
リテーナ31の底部には、インフレータ20が収納されており、インフレータ20の上方にエアバッグ10が折り畳まれている。
インフレータ20には、エアバッグ10の外側からバンド部材(図示せず)が外嵌されており、このバンド部材に突設されたボルトB3をリテーナ31およびダッシュアッパ50の下板51に形成された貫通穴に挿通させ、下板51の下面側でボルトB3にナットN2を螺着させることにより、エアバッグ10およびインフレータ20をリテーナ31内に固定している。
なお、本実施形態では、二体のインフレータ20,20がエアバッグモジュール30のリテーナ31内に配置されており(図1(a)参照)、各インフレータ20,20が前記した構成によってリテーナ31内に固定されている。
リッド32は、リテーナ31の上部開口部31aを塞ぐことにより、リテーナ31の内部を密閉するための板状部材であり、本実施形態では車幅方向に四分割されることにより、四体の分割リッド32b,32b(特許請求の範囲における「分割蓋体」)が並設された構成となっている。なお、隣接する分割リッド32b,32bbの側端部は、図5に示すように、互いの側端部が重なり合うように、上半分または下半分を切り欠いた形状となっている。四体の分割リッド32b,32bのうち、中央の二体の分割リッド32b,32bの側端部は、両側の二体の分割リッド32b,32bの側端部の上面に重ね合わされている。
また、図3に示すように、各分割リッド32b,32bの後端部には、嵌合クリップのピン部材32cが下方に向かって突出しており、ピン部材32cの下端部は、後方カバー34の上端部に設けられた貫通穴に嵌め込まれて引っ掛かった状態となっている。
また、分割リッド32b,32bの下面には、図3に示すように、L字形状に形成された板状部材であるヒンジ部材32a(特許請求の範囲における「連結部材」)の一端が取り付けられ、このヒンジ部材32aの他端はリテーナ31の内面における前側の面に取り付けられている。ヒンジ部材32aの中間部は折り畳まれており、中間部が車両外部に向かって伸長可能となっている。
そして、図6に示すように、エアバッグ10が膨張展開したときには、エアバッグ10の膨張力によって各分割リッド32b,32bが車両外部に向かって押し開けられることになり、各分割リッド32b,32bの移動に伴ってヒンジ部材32aが伸長することにより、各分割リッド32b,32bが車両外部の前方に向かって開くことになる。
なお、各分割リッド32b,32bを飛散させることなく確実に開くためには、各分割リッド32b,32bが十分な柔軟性を備えている必要があるため、各分割リッド32b,32bは、寒冷地等の低温状態でも硬くならない材料によって形成されており、例えば、フッ素樹脂やポリエチレンのように脆化温度が低い材料が用いられている。
前方カバー33は、図2および図3に示すように、リテーナ31の前面31bに沿って車幅方向に延設されており、前方カバー33の上端部は、リテーナ31の前面31bの上端部に接合されている。
この前方カバー33は、上端部からフード2cの後端部の下方に入り込むように、前方に向かって斜め下方に傾斜し、途中で屈曲することにより、下方に向かって略垂直に延長されている。
また、屈曲箇所の前面には、車幅方向に延設された突出部33aが形成されており、突出部33aの全幅に渡ってゴム製のシール部材33b(図2では省略)が被せられている。このシール部材33bがフード2cの下面に当接することにより、エアバッグモジュール30とフード2cとの間が止水されている。
前方カバー33の下端部からは、嵌合クリップのピン部材33cが下方に向かって突出しており、ピン部材33cがダッシュアッパ50の下板51の前端部51aに形成された貫通穴に上方から嵌め込まれることにより、前方カバー33の下端部がダッシュアッパ50の下板51に取り付けられている。なお、前方カバー33とダッシュアッパ50との嵌合箇所は、車幅方向に所定間隔を離して複数設けられている。
これにより、前方カバー33、リテーナ31の前面31bおよびダッシュアッパ50の下板51によって囲まれた通気流路36が、リテーナ31の前面31bに沿って、車幅方向に延設されることになる。
また、前方カバー33の上部には、車幅方向に所定間隔を離して四箇所に通気口33d・・・が貫通しており、図4に示すように、車両前方の空気がフード2c内から各通気口33d・・・を通じて通気流路36内に取り込まれ、通気流路36の両側端部に向かって流れるように構成されている。
後方カバー34は、図3に示すように、リテーナ31の後面31cに接合されたスペーサ34aに取り付けられることにより、リテーナ31の後面31cの上部を覆うように構成されており、その下端部34cは後方に向かって折り曲げられている。
この後方カバー34の前面からは、嵌合クリップのピン部材34bが前方に向かって突出しており、ピン部材34bがスペーサ34aに形成された貫通穴に嵌め込まれることにより、後方カバー34がスペーサ34aに取り付けられている。なお、後方カバー34とスペーサ34aとの嵌合箇所は、車幅方向に所定間隔を離して複数設けられている。
カウルトップ40は、図2および図4に示すように、リテーナ31の後面31cに沿って形成された水平板である本体部41と、この本体部41からリテーナ31の両側部に沿って延長された箱状の側部42,42とから構成されている。なお、本体部11に形成された二箇所の貫通穴41a,41aは、ワイパを取り付けるための穴である。
そして、リテーナ31の後方および両側にカウルトップ40が配置されることにより、フード2cとフロントウインドガラス2aとの間が、リテーナ31およびカウルトップ40によって塞がれている(図3参照)。
本体部41は、図3に示すように、リテーナ31の高さ方向における略中央部に取り付けられており、本体部41の前端部の下面からは、嵌合クリップのピン部材41bが下方に向かって突出しており、ピン部材41bがリテーナ31に取り付けられた後方カバー34の下端部34cに形成された貫通穴に嵌め込まれている。
また、本体部41の後端部の下面からは、嵌合クリップのピン部材41cが下方に向かって突出しており、ピン部材41cがダッシュアッパ50の上板53の前端部53aに形成された貫通穴に嵌め込まれている。
なお、本体部41と後方カバー34およびダッシュアッパ50との嵌合箇所は、車幅方向に所定間隔を離して複数設けられている。
このようにして、本体部41はリテーナ31およびダッシュアッパ50に取り付けられている。
側部42は、図4に示すように、リテーナ31に取り付けられた前方カバー33と面一に形成された屈曲板42aと、屈曲板42aの頂部から後方に向かって斜め下方に傾斜して本体部41に連続している傾斜板42bと、側部42の下方を塞ぐように本体部41から連続して形成されている底板42cと、側部42の両側方を塞いでいる側板42d,42dとから構成された中空の箱体である。
この側部42の内部は、リテーナ31の前面31bに形成された通気流路36からの空気を、本体部41の下方に設けられた車内空調用の流路(図示せず)に導くための空間となっており、内側の側板42dには、通気流路36の側端部に連通している側方開口部42eが形成されているとともに、底板42cには本体部41の下方に設けられた車内空調用の流路に連通している下方開口部42fが形成されている。
以上のように構成された衝突物保護装置1は、次のような作用効果を奏する。
本実施形態の衝突物保護装置1では、図3に示すように、エアバッグ10が収納されているリテーナ31の周りにカウルトップ40を配置することにより、フード2cとフロントウインドガラス2aとの間を塞ぐとともに、リテーナ31の上部開口部31aをカウルトップ40と別の蓋体であるリッド32によって塞いでいる。これにより、リテーナ31は内部が密閉された単体の部品として取り扱われることになり、車両2の製造工程において、カウルトップ40が組み付けられていない状態であっても、リテーナ31の内部が露出しないため、リテーナ31の内部に水や異物等が入ってしまうことを確実に防ぐことができ、エアバッグ10を確実に作動させることができる。
また、リテーナ31の上部開口部31aをカウルトップ40によって塞ぐ必要がなくなり、リテーナ31とカウルトップ40を車両2に組み付けるときに、両者の位置を微調整する必要がなくなるため、リテーナ31およびカウルトップ40を容易に組み付けることができる。
さらに、エアバッグ10は、リテーナ31に取り付けられたリッド32を開いて膨張展開することになり、カウルトップ40を変形させることなく、エアバッグ10を膨張展開させることができるため、カウルトップ40には、低温でも十分な柔軟性を備えている高価な材料を用いる必要がなくなり、カウルトップ40の製造コストを低減することができる。
また、リッド32は、車幅方向に分割されており、エアバッグ10の膨張展開時には、リッド32が複数に分かれて開かれることになり、リッド32が開き易くなっているため、エアバッグ10をスムーズに膨張展開させることができる。
なお、リッド32を車幅方向に分割した箇所の上面には、境界溝が表れることになるが、リテーナ31の周囲にはカウルトップ40が配置されており、外見上はリテーナ31がカウルトップ40の一部に見えるため、リッド32の境界溝もカウルトップ40のデザインのように見えて目立たなくなる。また、一般的にカウルトップ40は黒色であるため、リッド32も黒色にすることにより、リッド32の境界溝を一層目立たなくすることができる。
また、隣接する分割リッド32b,32bの側端部は、互いの側端部が重なるように構成されており(図5参照)、境界溝からリテーナ31の内部が露出しないため、境界溝からリテーナ31の内部に水や異物等が入ってしまうことを確実に防ぐことができる。
また、リテーナ31は、車両外部から見える部位に後方カバー34および側方カバー35(図2参照)が取り付けられているため、車両2の外観が損なわれることがない。
また、リテーナ31には、車両前方側に通気口33dを有する通気流路36が形成されており、図4(a)に示すように、この通気流路36からカウルトップ40の側部42を通じて、車内空調用の流路に車両前方の空気を送り込むことができるため、リテーナ31が車幅方向に延設されている場合であっても、車両前方からの空気を取り込んで、リテーナ31よりも後方の車両室内に送り込むことができる。
また、図1(a)に示すように、衝突判定装置(図示せず)が、車両2に搭載されたセンサやレーダ(図示せず)からの信号に基づいて、車両2への衝突を検知または予知したときには、衝突判定装置は各インフレータ20,20を作動させることになり、各インフレータ20,20で発生したガスによるエアバッグ10の膨張力によって、図1(b)に示すように、リッド32(図2参照)が開かれてエアバッグ10が車両2の上面に膨張展開することになる。
このとき、リッド32の各分割リッド32b,32bは、図3に示すように、車両外部に向かって伸長可能なヒンジ部材32aを介してリテーナ31に取り付けられており、図6に示すように、分割リッド32b,32bの移動に伴ってヒンジ部材32aが車外方向、例えば、上方に伸長することになり、分割リッド32b,32bの移動量が大きくなるため、分割リッド32b,32bが車両2のフード2cの上面に重ね合わされた状態となる。これにより、膨張展開するエアバッグ10は、開いた分割リッド32b,32bに影響されることなく、フード2cの上面に乗り上げることができ、フード2cの上面の広範囲に膨張展開することができる。
また、エアバッグ10は、インフレータ20,20(図1(a)参照)が設けられている車幅方向の中央部付近から膨張展開を開始することになる。本実施形態では、図5に示すように、四体の分割リッド32b,32bのうち、中央の二体の分割リッド32b,32bの側端部は、両側の二体の分割リッド32b,32bの側端部の上面に重ね合わされており、初めに押し開けられる中央の二体の分割リッド32b,32bが、両側の二体の分割リッド32b,32bの側端部に引っ掛かることなく押し開けられ、その後、両側の二体の分割リッド32b,32bが押し開けられるため、エアバッグ10をスムーズに膨張展開させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、本実施形態では、図3に示すように、カウルトップ40の本体部41の前方にリテーナ31を配置しているが、カウルトップ40の本体部41の後方にリテーナ31を配置してもよく、リテーナ31とカウルトップ40の配置は限定されるものではない。
また、本実施形態では、図4に示すように、車幅方向に延設した通気流路36をリテーナ31に形成し、リテーナ31の側方を通じてリテーナ31の後方に空気を送り込んでいるが、リテーナ31の前方からリテーナ31の下方を通過して、リテーナ31の後方に空気が送り込まれるように通気流路を形成してもよく、その構成は限定されるものではない。
また、本実施形態では、図3に示すように、中間部が折り畳まれた板状部材であるヒンジ部材32aによって分割リッド32b,32bをリテーナ31に連結しているが、分割リッド32b,32bをリテーナ31に連結するための連結部材は、車両外部に向かって伸長可能な部材であれば限定されるものではなく、ゴム材等の弾性部材によって連結部材を形成してもよい。
さらに、隣接する分割リッド32b,32bの境界溝の止水性を高めることが望ましい。図7は、他の実施形態の衝突物保護装置における分割リッドを示した図で、(a)から(d)は、隣接する分割リッドの境界溝を示した断面図である。
図7(a)に示す構成では、上方の分割リッド32bの側端部の下面から下方に向かって突出しているピン部材32dを、下方の分割リッド32bの側端部に設けられた貫通穴32eに嵌め込むように構成されており、上下に重なった側端部の間に、前後方向に延設されたゴム材等の止水材32f,32fを介在させることにより、各分割リッド32b,32bの境界溝の止水性を高めている。
また、図7(b)に示すように、上方の分割リッド32bの側端縁に、下方に向かって湾曲しているゴム材等の止水材32gを取り付け、側端縁を重ね合わせたときに、止水材32gを下方の分割リッド32bの側端部の上面に密着させることにより、各分割リッド32b,32bの境界溝の止水性を高めることができる。
また、図7(c)に示すように、下方の分割リッド32bの側端部の上面に、前後方向のリブ32hを突出させ、このリブ32hを上方の分割リッド32bの側端部の下面に形成された溝部32iに嵌め合わせる構成や、図7(d)に示すように、下方の分割リッド32bの側端縁32jを立ち上げ、この側端縁32jを上方の分割リッド32b側端部の下面に形成された溝部32kに嵌め合わせる構成によって、各分割リッド32b,32bの境界部分の止水性を高めることもできる。
本実施形態の衝突物保護装置を示した図で、(a)はエアバッグを膨張展開させる前の状態の平面図、(b)はエアバッグを膨張展開させた後の状態の平面図である。 本実施形態の衝突物保護装置を示した分解斜視図である。 本実施形態の衝突物保護装置を示した図で、図1(a)のA−A断面図である。 本実施形態の衝突物保護装置を示した図で、(a)は側端部を示した斜視図、(b)は図4(a)のB−B断面図である。 本実施形態の衝突物保護装置を示した図で、図2のB−B断面図である。 本実施形態の衝突物保護装置を示した図で、エアバッグを膨張展開させた状態の側断面図である。 他の実施形態の衝突物保護装置における分割リッドを示した図で、(a)から(d)は、隣接する分割リッドの境界溝を示した断面図である。
符号の説明
1 衝突物保護装置
2 車両
2a フロントウインドガラス
2c フード
10 エアバッグ
20 インフレータ
30 エアバッグモジュール
31 リテーナ
31a 上部開口部
32 リッド(蓋体)
32b分割リッド(分割蓋体)
32b分割リッド(分割蓋体)
32a ヒンジ部材(連結部材)
33d 通気口
36 通気流路
40 カウルトップ
50 ダッシュアッパ

Claims (6)

  1. 車両への衝突を検知または予知したときに、前記車両の上面に膨張展開させるエアバッグを備えている衝突物保護装置であって、
    前記エアバッグは、前記車両のボンネットフードとフロントウインドガラスとの間に設けられた箱状のリテーナ内に収納され、
    前記リテーナの周りにカウルトップが配置されることにより、前記ボンネットフードと前記フロントウインドガラスとの間が塞がれており、
    前記リテーナの上部開口部は、前記カウルトップと別の蓋体によって塞がれ、
    前記蓋体は、脆化温度が低いフッ素樹脂またはポリエチレンを用いて形成され
    前記蓋体は、車幅方向に並設された複数の分割蓋体からなり、隣接する前記分割蓋体の側端部が互いに上下に重なり合うように、一方の前記分割蓋体の側端部は上半分が切り欠かれ、他方の前記分割蓋体の側端部は下半分が切り欠かれており、
    前記分割蓋体の下面には、車外に向かって伸長可能な連結部材の一端が取り付けられ、前記連結部材の他端は前記リテーナの内面における車両前側の面に取り付けられ、
    膨張展開した前記エアバッグの膨張力によって、前記分割蓋体が押し開けられたときに、前記分割蓋体の移動に伴って前記連結部材が伸長し、前記分割蓋体が車両前側に向かって開くことで、前記分割蓋体が前記ボンネットフードの上面に重ね合わされることを特徴とする衝突物保護装置。
  2. 接する前記分割蓋体において、中央側に配置された前記分割蓋体の側端部は、両側に配置された前記分割蓋体の側端部の上面に重なり合っていることを特徴とする請求項1に記載の衝突物保護装置。
  3. 隣接する前記分割蓋体において、上方の前記分割蓋体の側端部の下面から突出したピン部材が、下方の前記分割蓋体の側端部に設けられた貫通穴に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衝突物保護装置。
  4. 隣接する前記分割蓋体において、上下に重なった側端部の間に車両前後方向に延設された止水材が介在されていることを特徴とする請求項3に記載の衝突物保護装置。
  5. 前記リテーナは、車両外部から見える部位にカバー部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の衝突物保護装置。
  6. 前記リテーナには、車両前方側に通気口を有する通気流路が形成されており、
    前記通気流路は、車内空調用の流路に連通されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の衝突物保護装置。
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