JP5011934B2 - 衝突検知手段 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に取り付けられ車両に対する衝突物の衝突を検知する衝突検知手段に関し、詳しくは、車両のバンパへの衝突物を検知する衝突検知手段に関する。
近年、車両において事故時の安全性の向上が図られている。車両の安全性に関して、事故時に車両の搭乗者の安全性を確保するだけでなく、車両に歩行者が衝突したときに歩行者が致命的なダメージを受けないことも求められてきている。
車両に衝突した歩行者の保護手段としては、車両に衝突してボンネットに倒れ込んできた歩行者が受ける傷害値(歩行者が受ける衝撃)を下げる方法が考えられている。歩行者が受ける衝撃を下げることで、歩行者が致命的なダメージを受けることを抑える。このような保護装置において歩行者などの車両への衝突を検知することが重要となっている。
車両への衝突を検知する手段としては、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1には、車両のフロントセンサであって、当該フロントセンサが、接触センサとして形成されている形式のものにおいて、当該フロントセンサが、少なくとも1つのキャビティを有しており、該キャビティ内に、それぞれ1つの感知素子が設けられており、当該フロントセンサが、感知素子によって、キャビティの変形に依存して衝突を検知するようになっていることを特徴とする車両のフロントセンサが開示されている。
しかしながら、特許文献1には、歩行者衝突を探知することができる別のセンサを組み付けることが開示されている。つまり、特許文献1に開示された車両のフロントセンサは、歩行者の衝突の検知には不適である。
車両のバンパへの歩行者の衝突の検知を目的として特許文献1に記載の検出方法を車両のバンパに適用することについて検討したところ、図21に示した構成の衝突検知手段が考えられた。この構造は、図21に示したように、サイドメンバFmに固定されたバンパリインフォースメント1と車両のバンパの外周面を形成するバンパカバー4との間に密閉されたチャンバ空間(気密空間、特許文献1のキャビティに相当する空間)を区画するチャンバ部材2を配置し、この空間内の圧力変動から歩行者の衝突を検知する。
このような構造においては、チャンバ部材2の車両前方の表面は、バンパカバー4の形状にそった湾曲形状となるように形成されている。つまり、車両の前後方向におけるチャンバ部材の厚みが車両の幅方向で変化している。このような構造のチャンバ部材に衝突物が衝突したときに、衝突物の衝突の条件が同じでも、衝突場所によってチャンバ部材に生じる変形量が異なると考えられる。具体的には、車両の幅方向の中央部はバンパがつぶれるための距離が長く(図22の衝突物による変形量S1)、両端部近傍は距離が短い(図23の衝突物による変形量S2(S1>S2))。このため、同じ条件の衝突が生じても、衝突物の衝突場所が異なると変形量が異なり、変形により生じるチャンバ空間の体積変化量が異なるようになる。体積変化量が異なると、圧力変化量が異なるようになる。つまり、衝突場所により圧力変化の割合が異なるようになる。
このような衝突検知手段では、衝突の検知を行うことはできるが、衝突物の判定(人体か否かといった判定)を行うことが困難となっていた。
特表2005−538881号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、車両のバンパへの歩行者の衝突を検知できる衝突検知手段を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明者らは車両のバンパへ組み付けることができる衝突検知手段について検討を重ねた結果本発明をなすに至った。
本発明の衝突検知手段は、車両のサイドメンバに固定される裏板と、裏板より前方に配置され、各々孤立した部材により密閉されたチャンバ空間を区画する複数のチャンバ部材と、チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、を有し、チャンバ空間の圧力の変化から衝突を検知する衝突検知手段であって、圧力センサがそれぞれもうけられたチャンバ部材が車両の幅方向に複数並んだ状態で複数配置され、複数のチャンバ部材は、車両の幅方向で隣接したチャンバ部材同士が当接した状態で配置され、かつチャンバ部材自身の有する特性により異なるつぶれ特性を有していることを特徴とする。
本発明の衝突検知手段は、チャンバ空間の圧力を測定するチャンバ部材を複数個もち、それぞれのチャンバ部材に対応した判定条件で判定をすることで、衝突物が衝突したときにチャンバ部材の変形の形態が異なっていても高い精度で衝突を検知(判定)できる。また、複数のチャンバ部材のそれぞれのつぶれ特性を変化させておくことで、チャンバ部材の変形量が小さくても衝突の検知を行うことができる。つまり本発明の衝突検知手段は、衝突部位による測定誤差が生じなくなっている。
本発明の衝突検知手段は、車両のサイドメンバに固定される裏板と、裏板より前方に配置され、各々孤立した部材により密閉されたチャンバ空間を区画する複数のチャンバ部材と、チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、を有し、チャンバ空間の圧力の変動から衝突を検知する。つまり、本発明の衝突検知手段は、車両のサイドメンバが構成するバンパに取り付けられ、車両のバンパへの歩行者等の衝突を検知する。
そして、本発明の衝突検知手段は、圧力センサがそれぞれもうけられた複数のチャンバ部材が車両の幅方向に複数並んだ状態で複数配置され、複数のチャンバ部材が、車両の幅方向で隣接したチャンバ部材同士が当接した状態で配置され、かつチャンバ部材自身の有する特性により異なるつぶれ特性を有している。つまり、本発明の衝突検知手段は、チャンバ空間の圧力を測定するチャンバ部材を複数個もち、それぞれのチャンバ空間の圧力を測定する。このとき、それぞれのチャンバ空間の大きさが異なっていても、それぞれのチャンバ部材に対応した判定条件で判定をすることで、衝突物が衝突したときにチャンバ部材の変形の形態が異なっていても高い精度で衝突を検知(判定)できる。そして、複数のチャンバ部材のうち、衝突物が衝突した部分に対応した位置に配置されたチャンバ部材のチャンバ空間の圧力の変化から衝突の検知を行う。これにより、衝突部位による測定誤差が生じなくなっている。
裏板は、車両のサイドメンバに固定される部材であり、これにより本発明の衝突検知手段は車両のバンパに組み付けられ、車両のバンパへの衝突を検知できるようになる。裏板は、サイドメンバに固定されたバンパリインフォースメントやクラッシュボックスに固定する構成でもよいが、車両のサイドメンバに直接固定することがより好ましい。さらに好ましくは、裏板がバンパリインフォースメントよりなることである。裏板がバンパリインフォースメントであることで、裏板となる部材を新たに追加する必要がなくなり、コストの上昇を抑えられる。
チャンバ部材は、密閉されたチャンバ空間を区画する部材である。そして、チャンバ部材は、裏板より前方(車両の前方ではなく、衝突物が衝突する表面方向を示す)に配置される。チャンバ部材が裏板の前方に配置されることで、車両のバンパに組み付けられ、車両のバンパへの衝突を検知できるようになる。
本発明の衝突検知手段は、車両へ衝突物が衝突をしたときに、衝突物がチャンバ部材(複数のチャンバ部材のうち、衝突物が衝突した部位に対応したチャンバ部材)を押圧し、チャンバ空間内の圧力を変動(上昇)させる。そして、この衝突時のチャンバ空間の圧力変動を圧力センサで測定し、圧力センサの測定結果から衝突を検知する。
本発明の衝突検知手段は、車両のバンパに組み付けられる。通常、車両のバンパは、車両の外周面を形成する。つまり、本発明の衝突検知手段は、車両の外周面を形成するバンパカバーを有することが好ましい。
本発明の衝突検知手段がバンパカバーを有するとき、バンパカバーは、チャンバ部材の前方(車両の前方ではなく、衝突物が衝突する表面方向を示す)に位置していればよい。チャンバ部材の前方の表面とバンパカバーとは、間隔を隔てた状態で配置されていても、両者が当接した状態で配置されていても、いずれでもよい。ここで、チャンバ部材とバンパカバーとが間隔を隔てて配置されたときに、衝突物が衝突しない状態でのバンパカバーの変形を規制できることから、両者の間に充填部材を配置したことが好ましい。
複数のチャンバ部材は、中央部のチャンバ部材と、両端部のチャンバ部材のつぶれ特性が異なることが好ましい。
複数のチャンバ部材は、中央部に配置されるひとつのチャンバ部材と、両端部に配置されるふたつのチャンバ部材と、の少なくとも3つのチャンバ部材からなることが好ましい。
中央部に配置されるチャンバ部材は、両端部に配置されるチャンバ部材より大きな外周形状を有することが好ましい。
複数のチャンバ部材は、隣接したチャンバ部材と当接した状態で配置されている。このような構成となることで、隣接したチャンバ部材同士の間にすき間が生じなくなり、衝突物の衝突の検知を行うことができる。すき間が存在すると、このすき間に対応した部分に衝突物が衝突したときに、衝突の検知が困難となる。ここで、隣接したチャンバ部材同士は、チャンバ部材の少なくとも一部が当接した状態であればよく、お互いの対向面が全面で当接してることが好ましいが全面で当接していなくてもよい。
本発明の衝突検知手段において、衝突を生じてチャンバ部材が変形するときに、チャンバ部材を構成する壁はチャンバ部材の変形を規制しないことが好ましい。具体的には、チャンバ部材を構成する壁(チャンバ部材のチャンバ空間を区画する側面壁)が衝突時にチャンバ部材に付与される応力に平行にもうけられたときに、壁自身の剛性がチャンバ部材の変形を規制するおそれがある。チャンバ部材の変形が規制されると、チャンバ空間の圧力の変化量が小さくなり、衝突検知手段の測定精度を低下させる。そして、チャンバ部材の変形を規制しなくなると、このような検出精度の低下のおそれがなくなる。隣接したチャンバ部材の側面壁が位置した部分は、対向する二つの側面壁が存在するため、特に検出精度の低下を生じやすくなっており、隣接したチャンバ部材の側面壁が位置した部分は、より変形を規制しない形態であることが好ましい。
チャンバ部材は、隣接したチャンバ部材と対向した側面壁が、他の側面壁より軟質の材料により形成されたことが好ましい。このような構成となることで、衝突物が衝突してチャンバ部材を押圧したときに、隣接したチャンバ部材と対向した側面壁が変形するために押圧力が使われなくなり、衝突物からの応力がチャンバ部材を変形させることのみに使用されるようになる。つまり、衝突物の衝突のエネルギーのロスが生じなくなる。具体的には、隣接したチャンバ部材と対向した側面壁が硬質の材質により形成された場合には、チャンバ部材の変形をこの側面壁が規制することとなり、加えられた応力のロスが発生する。また、この側面壁が硬質の材料よりなると、チャンバ部材が変形したときの変形量も少なくなり、チャンバ空間の圧力の変化が小さくなり、衝突の検出精度が低下するおそれがある。
チャンバ部材は、隣接したチャンバ部材と対向した側面壁の少なくとも一部が、裏板の表面に対して傾斜した傾斜部をもつことが好ましい。このような構成となることで、衝突物が衝突したときのチャンバ部材の変形の仕方(たとえば、隣接したチャンバ部材と対向した側面壁の倒れ方)が一定となり、変形の仕方が異なるときに生じる測定結果の出力のバラツキが発生しなくなる。つまり、衝突の検出精度の低下が抑えられる。
チャンバ部材の隣接したチャンバ部材と対向した側面壁の少なくとも一部が傾斜することで衝突時に生じる側面壁の変形を一定の方向に案内することができ、チャンバ部材の変形の仕方が一定になる。ここで、側面壁の少なくとも一部が傾斜していれば好ましく、側面壁の全面が傾斜したことがより好ましい。
ここで、チャンバ部材の側面壁の一部を構成する傾斜面は、平面状であっても、湾曲面状であっても、いずれでもよい。また、平面と湾曲面とを組み合わせて形成してもよい。
チャンバ部材は、裏板と背向した表面が車両の外周面に沿って湾曲した形状に形成されたことが好ましい。このような構成となることで、バンパカバーと略一致する表面(バンパカバーにそった表面)をもつチャンバ部材となり、衝突物が衝突しない状態でのバンパカバーの変形を規制できる。
チャンバ部材の裏板に背向した表面が車両の外周面にそって形成されたときに、チャンバ部材と裏板の対向面は、間隔を隔てていても、両者が当接していてもいずれでもよい。チャンバ部材と裏板とが、間隔を隔てて配置されたときに、衝突物が衝突しない状態でのバンパカバーの変形を規制できることから、両者の間に充填部材を配置したことが好ましい。
チャンバ部材は、上面壁および/または下面壁の少なくとも一部に、水平方向に対して交差する方向に広がる傾斜壁部をもつことが好ましい。上面壁および/または下面壁が傾斜壁部をもつことで、衝突時にチャンバ部材の変形が規制されなくなり、衝突の検出精度の低下を抑えることができる。ここで、上面壁とはチャンバ部材を形成する壁(側面壁)の一部をなす壁であり、車両の上下方向の上面側に位置する壁(側面壁)である。下面壁とは上面壁に背向した壁(側面壁)である。一般的に上面壁および下面壁は、水平方向に広がる状態で配置されている。そして、車両のバンパへ衝突したときも、車両の前後方向(水平方向)にチャンバ部材が押圧される。このとき、上面壁および下面壁は、チャンバ部材の変形する方向に広がる平板状に形成されている(傾斜壁部をもたない形状に形成されている)と、上面壁および下面壁自身の剛性により、変形が規制されることとなる。対して、上面壁および下面壁に傾斜壁部が形成されると、車両の前後方向の応力がチャンバ部材に加わったときには、上面壁および下面壁自身の剛性が応力を打ち消すことが押さえられる。つまり、加えられた応力によるチャンバ部材の変形が規制されなくなっている。この結果、検出精度の低下が発生するおそれがなくなる。
傾斜壁部は、上面壁および/または下面壁の全面に形成されたことが好ましい。傾斜壁部が上面壁および/または下面壁の全面に形成されることで、加えられた応力によるチャンバ部材の変形がより規制されなくなる。
本発明において、傾斜壁部の傾斜形状については、水平方向に対して交差する方向に広がるように形成されていれば特に限定されるものではなく、水平方向に対して交差する平面状、曲面状、あるいは平面と曲面を組み合わせた形状のいずれでもよい。傾斜壁部は、平面をなすように形成されたことが好ましい。
また、傾斜壁部が曲面をなすときに、傾斜壁部は、チャンバ空間に対して凸となるように湾曲していても、凹となるように湾曲していても、凹と凸とが組み合わされた形状であっても、いずれでもよい。傾斜壁部は、チャンバ空間に対して凹および/または凸をなすように形成されたことが好ましい。
傾斜壁部は、車両の前後方向にのびる波形に形成されたことが好ましい。ここで、傾斜壁部を構成する波形は、車両の前後方向に凹凸が繰り返される形状であればよく、平面により凹凸が繰り返す形状(蛇腹形状)であっても、曲面により凹凸が繰り返す形状であってもいずれでもよい。傾斜壁部が波形に形成されると、チャンバ部材に応力が加えられたときに、波形の波の周期(車両の前後方向の長さ)が短くなるようにチャンバ部材が圧縮される。このように、波形(蛇腹形状)は、容易にチャンバ部材に変形を生じる形状であり、傾斜壁部が波形を持つことでチャンバ部材の変形が規制されなくなっている。この結果、検出精度の低下が発生するおそれがなくなる。
本発明の衝突検知手段は、組み付けられる車両のバンパへの衝突物の検知に効果を発揮するが、車両バンパと歩行者の衝突を検知することが好ましい。
本発明の衝突検知手段は、圧力センサからの検出信号からチャンバ空間の圧力変動を求め、衝突の判定を行う演算手段をもつことが好ましい。演算手段をもつことで、衝突の判定を行うことができるだけでなく、衝突時の圧力変動から衝突物の判定を行うことができる。そして、歩行者であると判定したときには、車両の外部にもうけられた歩行者保護手段に作動信号を発することができる。
以下、実施例を用いて本発明を説明する。
本発明の実施例として、衝突検知手段を製造した。
(実施例1)
本実施例の衝突検知手段は、バンパリインフォースメント1、三つのチャンバ部材2,2,2、圧力センサ3および演算手段(図示せず)と、から構成される。本実施例の衝突検知手段の構成を図1に示した。
バンパリインフォースメント1は、表面が車両の前方に対向した略帯状の金属板である。バンパリインフォースメント1は、帯ののびる方向が車両の幅方向にそった状態で、一対のフロントサイドメンバFmに固定される。バンパリインフォースメント1が固定される車両のフロントサイドメンバFmは、車両のエンジンルームの前方に突出した一対の部材である。
チャンバ部材2は、内部にチャンバ空間20を区画した断面方形状の略方形状の外周形状をもつ部材である。そして、この三つのチャンバ部材(2A,2B,2C)がバンパリインフォースメント1ののびる方向にそって並んだ状態で、バンパリインフォースメント1の表面上に固定・配置されている。なお、三つのチャンバ部材2,2,2のうち、車両の幅方向の両端部に配置されたチャンバ部材2A,2Cは、外周形状が同じとなるように形成された。また、中央部に配置されたチャンバ部材2Bは、他のチャンバ部材2A,2Cよりも大きな外周形状となるように形成された。そして、バンパリインフォースメント1に固定された状態で、両端部に配置されたチャンバ部材2A,2Cのバンパリインフォースメント1に背向した表面(前面)が一致し、中央部に配置されたチャンバ部材2Bの前面は両端部に配置されたチャンバ部材2A,2Cの前面より前方に位置している。(図1)
本実施例の衝突検知手段において、三つのチャンバ部材2,2,2のうち、中央部のチャンバ部材2Bと両端部のチャンバ部材2A,2Cのつぶれ特性(チャンバ部材2のつぶれやすさ)が異なる。
圧力センサ3は、チャンバ部材2のチャンバ空間20の圧力を測定するためのセンサであり、それぞれのチャンバ部材2に組み付けられている。
演算手段は、圧力センサ3に接続され、圧力センサ3の検出信号からチャンバ空間20の圧力を算出するとともに、算出された圧力から衝突の判定を行う。演算手段は、あらかじめ車両に搭載された演算手段としてもよい。好ましくは、乗員保護装置や歩行者保護装置の演算手段である。
本実施例の衝突検知手段による衝突の検知について以下に説明する。
本実施例の衝突検知手段が組み付けられた車両のバンパは、図2に示したように、バンパーカバー4がチャンバ部材2を被覆し、車両のバンパの外表面を形成している。
バンパーカバー4が組み付けられた状態において、本実施例の衝突検知手段は、三つのチャンバ部材2,2,2のそれぞれの前面の一部がバンパーカバー4の内周面に当接した状態となっている。つまり、本実施例の衝突検知手段は、チャンバ部材2とバンパーカバー4との間隔が最も短くなるように(チャンバ部材2の前面とバンパーカバー4とのすき間が最も小さくなるように)、方形状のチャンバ部材2の大きさ(特に、チャンバ部材2の車両の前後方向の長さ)が決定された。本実施例の衝突検知手段は、チャンバ部材2の前面の一部がバンパーカバー4と当接したことで、バンパーカバー4がチャンバ部材2に支持された。この支持により、バンパに衝突物が衝突していない状態で、バンパーカバー4が変形することが規制され、バンパ(バンパーカバー4)の見栄えの低下が抑えられた。
この車両のバンパに衝突物が衝突すると、衝突物が車両のバンパを押圧することとなる。衝突物は、車両のバンパのバンパーカバー4を介してアブソーバ4を押圧する。そして、アブソーバ4は、チャンバ部材2よりも硬質となるように形成されており、アブソーバ4が変形する(応力を吸収する)より前に、チャンバ部材2が変形する。
このチャンバ部材2の変形により、チャンバ空間20の内部の圧力が上昇し、圧力センサ3が圧力の変化を測定し、演算手段が圧力の変化を検出する。そして、演算手段は、圧力の変化(上昇)から車両に衝突物が衝突したと判定する。また、演算手段は、圧力の変化の度合い(変化割合)から衝突物が歩行者等の人体あるいはそれに類するものであるか、他の車両など硬い構造物であるかを判定することもできる。このとき、演算手段には、車両の速度データも入力されたことが好ましい。
本実施例の衝突検知手段が組み付けられた車両のバンパの中央部に衝突物が衝突したとする。衝突物が衝突すると、衝突物がバンパリインフォースメント1方向にバンパカバー1を押圧し、衝突した部分が変形(圧縮)する。この圧縮により、中央部のチャンバ部材2Bは変形するが、両端部のチャンバ部材2A,2Cは変形を生じない。つまり、車両のバンパの中央部へ衝突物が衝突したときには、中央部のチャンバ部材2Bの圧力の変化から衝突の判定を行う。
中央部に衝突物が衝突したときに、中央部のチャンバ部材2Bの圧力からだけでなく、両端部のチャンバ部材2A,2Cの圧力の変化も参照してもよい。
また、本実施例の衝突検知手段が組み付けられた車両のバンパの一方の端部(チャンバ部材2Aの前方)に衝突物が衝突したとする。衝突物が衝突すると、衝突物がバンパリインフォースメント1方向にバンパーカバー4を押圧し、衝突した部分からバンパーカバー4が変形(圧縮)する。このバンパーカバー4の変形により、一方の端部のチャンバ部材2Aが変形するとともに、バンパーカバー4の変形にともなって中央部のチャンバ部材2Bも変形する。また、他方の端部のチャンバ部材2Cは変形を生じない。車両のバンパの一方の端部へ衝突物が衝突したときには、一方の端部のチャンバ部材2Aの圧力の変化から衝突の判定を行う。
一方の端部に衝突物が衝突したときに、一方の端部のチャンバ部材2Aの圧力からだけでなく、中央部のチャンバ部材2Bおよび他方の端部のチャンバ部材2Cの圧力の変化も参照してもよい。
より好ましくは、三つのチャンバ部材2,2,2すべての圧力の変化から、補正出力を求め、この補正出力から衝突の判定および衝突物の判定を行うことである。
本実施例の衝突検知手段は、中央部のチャンバ部材2Bと両端部のチャンバ部材2A,2Cのつぶれ特性(チャンバ部材2のつぶれやすさ)が異なるように形成されており、両端部のように衝突による変形量が中央部よりも小さくても、チャンバ空間の圧力の変化を衝突の判定に有効に利用できる。
つまり、上記したように、本実施例の衝突検知手段は、衝突物が衝突したときの衝突の検知および衝突物の判定を高い精度で行うことができる効果を発揮した。つまり、本実施例の衝突検知手段は、検出精度にすぐれた衝突検知手段となっている。
(実施例2)
本実施例は、チャンバ部材2の数が異なる以外は、実施例1と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段の構成を図3に示した。
本実施例の衝突検知手段は、実施例1の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例1の時と同様の効果を発揮する。
本実施例は、図2に示したように、チャンバ部材2の数が実施例1の時よりも多くなっている。これにより、それぞれのチャンバ部材の前面とバンパーカバー4との距離が短くなり、衝突検知手段(チャンバ部材2の前面)とバンパーカバー4とのすき間が小さくなった。衝突検知手段(チャンバ部材2の前面)とバンパーカバー4とのすき間が小さくなると、衝突物が車両のバンパに衝突してバンパーカバー4が変形したときに、バンパーカバー4とチャンバ部材2の前面とがすぐに接触することとなり、衝突物がチャンバ部材2すぐに変形させることとなる。つまり、バンパーカバー4とチャンバ部材2の前面とが接触するまでバンパーカバー4を変形させることに要する衝突のエネルギーは、チャンバ部材2の変形に寄与しないため、衝突検知手段による検知精度を低下させる。すき間が小さくなることで、この検知精度の低下が抑える効果が得られた。
(実施例3)
本実施例は、チャンバ部材2の前面がバンパーカバー4に当接するように形成された(バンパーカバー4の内周面と略一致する外周形状をもつ)以外は、実施例2と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段の構成を図4に示した。
本実施例の衝突検知手段は、実施例1の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例1の時と同様の効果を発揮する。
本実施例の衝突検知手段は、それぞれのチャンバ部材2,2,2の前面とバンパーカバー4とが当接したことで、バンパーカバー4とチャンバ部材2の前面とがすぐに接触することとなり、衝突物がチャンバ部材2すぐに変形させることとなっている。つまり、バンパーカバー4とチャンバ部材2の前面とが接触するまでバンパーカバー4を変形させることに要する衝突のエネルギーは、チャンバ部材2の変形に寄与しないため、衝突検知手段による検知精度を低下させるが、このすき間が存在しないため、この検知精度の低下が抑えられる効果が得られた。
(実施例4)
本実施例は、複数のチャンバ部材2,2,2…それぞれの当接面を区画する側面壁21が、他の側面壁22(たとえばチャンバ部材2の前面を区画する側面壁)よりも変形しやすく形成された以外は、実施例3と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段の構成を図5〜6に示した。なお、図5は本実施例の衝突検知手段の構成を示した図であり、図6はひとつのチャンバ部材の断面を示した図である。
本実施例の衝突検知手段は、実施例3の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例3の時と同様の効果を発揮する。
さらに、本実施例の衝突検知手段は、側面壁21が他の側面壁22より柔軟性をもつように形成されたことで、衝突物がバンパに衝突したときに側面壁21がチャンバ部材2の変形を規制しなくなった。具体的には、側面壁21は、衝突物が衝突する方向である車両の前後方向にのびた状態で形成されており、側面壁21が硬質の材料で形成されていると、この側面壁21がリブの効果を発揮してチャンバ部材2が車両の前後方向に変形することを規制する。これに対し、側面壁21が柔軟性をもつように形成されたことで、チャンバ部材2の変形を規制しなくなり、チャンバ部材2がつぶれたときに生じる変形量の変化を抑えることができた。
(実施例5)
本実施例は、三つのチャンバ部材2,2,2をもち、それぞれのチャンバ部材同士の当接面がバンパリインフォースメント1の前面に対して傾斜した状態で形成されている。また、本実施例の衝突検知手段は、チャンバ部材2の前面がバンパーカバー4に当接するように(バンパーカバー4の内周面と略一致する外周形状をもつように)形成されている。本実施例の衝突検知手段の構成を図7に示した。
本実施例の衝突検知手段は、実施例1の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例1の時と同様の効果を発揮する。
さらに、本実施例の衝突検知手段は、隣接したチャンバ部材と当接する当接面が、バンパリインフォースメント1の前面に対して傾斜したことで、衝突物が衝突したときのチャンバ部材2の変形の仕方(たとえば、チャンバ部材2の当接面の倒れ方)が一定となり、変形の仕方が異なるときに生じる測定結果の出力のバラツキが発生しなくなった。つまり、本実施例の衝突検知手段は、衝突の検出精度の低下が抑えられた。
(実施例6)
本実施例は、それぞれのチャンバ部材2同士の当接面の傾斜状態が異なる以外は実施例5と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段の構成を図8に示した。
本実施例のチャンバ部材2同士の当接面は、車両の前後方向で傾斜の方向が変化した(それぞれバンパリインフォースメント1の前面に対して異なる傾斜角をもつ二つの傾斜面をもつ)ように形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例5の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例5の時と同様の効果を発揮する。
(実施例7)
本実施例は、それぞれのチャンバ部材2同士の当接面の傾斜状態が異なる以外は実施例6と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段の構成を図9に示した。
本実施例のチャンバ部材2同士の当接面は、図8の傾斜面が湾曲面により形成されている。より具体的には、両側に位置するチャンバ部材2A,2Cが、中央に位置するチャンバ部材2B方向に突出した形状を有すると共に、中央に位置するチャンバ部材2Bは、チャンバ部材2A,2Cとの対向面が、チャンバ部材2A,2Cの突出した湾曲形状に略一致する湾曲形状をもつように形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例6の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例6の時と同様の効果を発揮する。
(実施例8)
本実施例は、三つのチャンバ部材2,2,2をもち、それぞれのチャンバ部材同士の当接面が直線を組み合わせた波形に形成されている。また、チャンバ部材2の上面および下面を形成する上面壁23および下面壁24は、直線を組み合わせた波形に形成された蛇腹部25を有するように形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、チャンバ部材2の前面がバンパーカバー4に当接するように(バンパーカバー4の内周面と略一致する外周形状をもつように)形成されている。本実施例の衝突検知手段の構成を図10〜11に示した。図10には本実施例の衝突検知手段の構成を、図11には図10中のI−I線におけるチャンバ部材2の断面を示した。
チャンバ部材2の当接面の波形は、互いに異なる傾斜であるとともに鋭角的に交差する二つの傾斜面が車両の前後方向において繰り返されて形成されている。
また、チャンバ部材2の蛇腹部25も、当接面の波形と同様に、車両の前後方向において繰り返されて形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例1の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例1の時と同様の効果を発揮する。
さらに、本実施例の衝突検知手段は、隣接したチャンバ部材と当接する当接面が、波形に形成されたことで、衝突物が衝突したときのチャンバ部材2の変形の仕方が一定となり、変形の仕方が異なるときに生じる測定結果の出力のバラツキが発生しなくなった。つまり、本実施例の衝突検知手段は、衝突の検出精度の低下が抑えられた。
さらに、本実施例の衝突検知手段においては、チャンバ部材2が上面壁23および下面壁24が蛇腹部25をもつことで、チャンバ部材2のつぶれ荷重の増加が抑えられ、衝突の検出精度の低下が抑えられた。
(実施例9)
本実施例は、それぞれのチャンバ部材2同士の当接面の波形が異なる以外は実施例8と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段の構成を図12に示した。
本実施例のチャンバ部材2同士の当接面は、図12に示されたように、なめらかな表面をもつ波形に形成されている。より具体的には、本実施例のチャンバ部材2の波形は、実施例8の波形の傾斜面の交差する部分をなめらかな形状とした波形である。そして、車両の前後方向に沿って波形がのびた状態で形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例8の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例8の時と同様の効果を発揮する。
(実施例10)
本実施例は、三つのチャンバ部材2,2,2をもち、それぞれのチャンバ部材同士の当接面が部分的に当接する形状に形成されている。本実施例の衝突検知手段は、チャンバ部材2の前面がバンパーカバー4に当接するように(バンパーカバー4の内周面と略一致する外周形状をもつように)形成されている。本実施例の衝突検知手段の構成を図13に示した。
チャンバ部材2は、それぞれの当接面が図13に示したように、対向するチャンバ部材2方向に突出した湾曲形状を有している。つまり、チャンバ部材2は、車両の幅方向に最も突出した部分(突出した湾曲形状の先端部)が、チャンバ部材2の車両の前後方向における中央部に位置している。そして、隣接したチャンバ部材2,2同士はその先端部で当接した状態で配置されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例1の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行う。また、チャンバ部材2,2の当接部近傍に衝突を生じたときには、隣接した二つのチャンバ部材2,2に変形を生じる。このため、二つのチャンバ部材2,2のそれぞれのチャンバ空間の圧力変化の測定結果から演算を行い、衝突の検知及び判定を行う。
本実施例の衝突検知手段は、実施例1の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例1の時と同様の効果を発揮する。
(実施例11)
本実施例は、それぞれのチャンバ部材2同士の当接部が異なる以外は実施例10と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段のチャンバ部材2の構成を図14に示した。
本実施例のチャンバ部材2同士の当接面は、図14に示されたように、なめらかな表面をもつ湾曲形状を有するとともに、チャンバ部材2の車両の前後方向における車両の前方側に最も突出した部分(隣接するチャンバ部材2への当接部)が位置している。
本実施例の衝突検知手段は、実施例10の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例10の時と同様の効果を発揮する。
(実施例12)
本実施例は、それぞれのチャンバ部材2同士の当接部が異なる以外は実施例10と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段のチャンバ部材2の構成を図15に示した。
本実施例のチャンバ部材2同士の当接面は、図15に示されたように、なめらかな表面をもつ湾曲形状を有するとともに、チャンバ部材2の車両の前後方向における車両の後方側(サイドメンバ側)に最も突出した部分(隣接するチャンバ部材2への当接部)が位置している。
本実施例の衝突検知手段は、実施例10の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例10の時と同様の効果を発揮する。
(実施例13)
本実施例は、三つのチャンバ部材2,2,2をもち、それぞれのチャンバ部材同士の当接面が部分的に当接する形状に形成されている。本実施例の衝突検知手段は、チャンバ部材2の前面がバンパーカバー4に当接するように(バンパーカバー4の内周面と略一致する外周形状をもつように)形成されている。本実施例の衝突検知手段の構成を図16に示した。
チャンバ部材2は、それぞれの当接面が図16に示したように、互いに対向した側面壁21が、車両の前後方向における中央部がくぼんだ形状に形成されている。より具体的には、側面壁21は、車両の前後方向の両端部から中央部に向かって傾斜して形成されている。そして、隣接したチャンバ部材2,2同士は、突出した先端部で当接した状態で配置されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例10の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行う。また、チャンバ部材2,2の当接部近傍に衝突を生じたときには、隣接した二つのチャンバ部材2,2に変形を生じる。このため、二つのチャンバ部材2,2のそれぞれのチャンバ空間の圧力変化の測定結果から演算を行い、衝突の検知及び判定を行う。
本実施例の衝突検知手段は、実施例9の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例9の時と同様の効果を発揮する。
(実施例14)
本実施例は、それぞれのチャンバ部材2同士の当接部が異なる以外は実施例13と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段のチャンバ部材2の当接部の近傍を図17に示した。
本実施例のチャンバ部材2同士の当接面は、図17に示されたように、車両の前後方向における中央部がなめらかな表面でくぼんだ形状に形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例13の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例13の時と同様の効果を発揮する。
(実施例15)
本実施例は、チャンバ部材2の上面壁23および下面壁が24が傾斜して形成された以外は、実施例1と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段のチャンバ部材2の車両の前後方向での断面を図18に示した。
本実施例のチャンバ部材2は、上面壁23および下面壁24がそれぞれ水平方向に対して傾斜した平板状に形成されている。また、上面壁23および下面壁24は、上面壁23と下面壁24との間隔が、車両の前方から後方に進むに従って、長くなるように形成されている。具体的には、図18に示したように、断面が略台形をなすようにチャンバ部材2が形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例1の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例1の時と同様の効果を発揮する。
さらに、本実施例の衝突検知手段においては、チャンバ部材2が上面壁23および下面壁24が傾斜して形成されたことで、チャンバ部材2のつぶれ荷重の増加が抑えられ、衝突の検出精度の低下が抑えられた。
(実施例16)
本実施例は、チャンバ部材2の上面壁23および下面壁が24が、チャンバ空間に対して凸となるように形成された以外は、実施例15と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段のチャンバ部材2の車両の前後方向での断面を図19に示した。
具体的には、図19に示したように、上面壁23は、車両の前方から後方に進むにつれて下方にのび、その後、上方に伸びるように略V字をなすように形成されている。また、下面壁24は、車両の前方から後方に進むにつれて上方にのび、その後、下方に伸びるように略V字をなすように形成されている。
本実施例のチャンバ部材2は、上面壁23および下面壁24がそれぞれ表面から凹をなすように形成されている。なお、上面壁23および下面壁24は、それぞれ平面を組み合わせて形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例1の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例1の時と同様の効果を発揮する。
さらに、本実施例の衝突検知手段においては、チャンバ部材2が上面壁23および下面壁24がチャンバ空間に対して凸となるように形成されたことで、チャンバ部材2のつぶれ荷重の増加が抑えられ、衝突の検出精度の低下が抑えられた。
(実施例17)
本実施例は、チャンバ部材2の上面壁23および下面壁が24が、チャンバ空間に対して凹となるように形成された以外は、実施例15と同様な衝突検知手段である。本実施例の衝突検知手段のチャンバ部材2の車両の前後方向での断面を図20に示した。
本実施例のチャンバ部材2は、上面壁23および下面壁24がそれぞれ表面からなめらかな曲面で凸をなすように形成されている。
本実施例の衝突検知手段は、実施例1の時と同様にしてそれぞれのチャンバ部材2のチャンバ空間の圧力変化から衝突の検知及び判定を行うことができ、実施例1の時と同様の効果を発揮する。
さらに、本実施例の衝突検知手段においては、チャンバ部材2が上面壁23および下面壁24がチャンバ空間に対して凸となるように形成されたことで、チャンバ部材2のつぶれ荷重の増加が抑えられ、衝突の検出精度の低下が抑えられた。
以上の実施例では、チャンバ空間20を構成するチャンバ部材2がバンパにおけるエネルギー吸収アブソーバを兼ねた構成となっているが、この構成に限定されるものではない。例えば、鉄板によりアブソーバを構成し、そのアブソーバ空間内にチャンバ部材2を配置しても同様の効果を得ることが可能となる。また、この際にはチャンバ部材2のつぶれ特性を調整することにより、バンパ全体のつぶれ特性を調整することができる。
実施例1の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例1の衝突検知システムを車両のバンパに組み付けたときの状態を示した図である。 実施例2の衝突検知システムを車両のバンパに組み付けたときの状態を示した図である。 実施例3の衝突検知システムを車両のバンパに組み付けたときの状態を示した図である。 実施例4の衝突検知システムを車両のバンパに組み付けたときの状態を示した図である。 実施例4の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例5の衝突検知システムを車両のバンパに組み付けたときの状態を示した図である。 実施例6の衝突検知システムを車両のバンパに組み付けたときの状態を示した図である。 実施例7の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例8の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例8の衝突検知システムのチャンバ部材の断面を示した図である。 実施例9の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例10の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例11の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例12の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例13の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例14の衝突検知システムの構成を示した図である。 実施例15の衝突検知システムのチャンバ部材の断面を示した図である。 実施例16の衝突検知システムのチャンバ部材の断面を示した図である。 実施例17の衝突検知システムのチャンバ部材の断面を示した図である。 従来の構成を適用した衝突検知システムの構成を示した図である。 従来の構成を適用した衝突検知システムの変形を示した図である。 従来の構成を適用した衝突検知システムの変形を示した図である。
符号の説明
1:バンパリインフォースメント
2:チャンバ部材 20:チャンバ空間
3:圧力センサ
4:バンパーカバー

Claims (12)

  1. 車両のサイドメンバに固定される裏板と、
    該裏板より前方に配置され、各々孤立した部材により密閉されたチャンバ空間を区画する複数のチャンバ部材と、
    該チャンバ空間の圧力を検出する圧力センサと、
    を有し、該チャンバ空間の圧力の変化から衝突を検知する衝突検知手段であって、
    該圧力センサがそれぞれもうけられた複数の該チャンバ部材が車両の幅方向に複数並んだ状態で複数配置され、
    複数の該チャンバ部材は、該車両の幅方向で隣接した該チャンバ部材同士が当接した状態で配置され、かつ該チャンバ部材自身の有する特性により異なるつぶれ特性を有していることを特徴とする衝突検知手段。
  2. 複数の前記チャンバ部材は、中央部のチャンバ部材と、両端部のチャンバ部材のつぶれ特性が異なる請求項1記載の衝突検知手段。
  3. 複数の前記チャンバ部材は、中央部に配置されるひとつのチャンバ部材と、両端部に配置されるふたつのチャンバ部材と、の少なくとも3つのチャンバ部材からなる請求項2記載の衝突検知手段。
  4. 前記中央部に配置されるチャンバ部材は、前記両端部に配置されるチャンバ部材より大きな外周形状を有する請求項3記載の衝突検知手段。
  5. 前記チャンバ部材は、隣接したチャンバ部材と対向した側面壁が、他の側面壁より軟質の材料により形成された請求項1記載の衝突検知手段。
  6. 前記チャンバ部材は、隣接したチャンバ部材と対向した側面壁の少なくとも一部が、前記裏板の表面に対して傾斜した傾斜部をもつ請求項1記載の衝突検知手段。
  7. 前記チャンバ部材は、前記裏板と背向した表面が前記車両の外周面に沿って湾曲した形状に形成された請求項1記載の衝突検知手段。
  8. 前記チャンバ部材は、上面壁および/または下面壁の少なくとも一部に、水平方向に対して交差する方向に広がる傾斜壁部をもつ請求項1記載の衝突検知手段。
  9. 前記傾斜壁部は、前記上面壁および/または前記下面壁の全面に形成された請求項8記載の衝突検知手段。
  10. 前記傾斜壁部は、平面をなすように形成された請求項8記載の衝突検知手段。
  11. 前記傾斜壁部は、前記チャンバ空間に対して凹および/または凸をなすように形成された請求項8記載の衝突検知手段。
  12. 前記傾斜壁部は、前記車両の前後方向にのびる波形に形成された請求項8記載の衝突検知手段。
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