JP4096896B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタ、特に、光源部として固体発光素子を用いるプロジェクタの技術に関する。
近年、プロジェクタの光源装置として、固体発光素子を用いる光源装置が注目されている。固体発光素子の中でも、発光ダイオード(以下、「LED」という。)の開発、改良の進展は著しい。表示用の小出力のLEDに加えて、照明用の大出力のLEDも製品が開発されている。LEDは、超小型、超軽量、長寿命であるという特徴を有する。この特徴から、LEDは、プロジェクタ、特に小型の携帯用プロジェクタの光源装置に用いるのに好適である。また、LEDは、特定の波長領域を有する高い色純度の照明光を供給することができる。このため、プロジェクタの光源装置として互いに異なる波長特性を有するLEDを用いると、色再現性の高いカラー画像を得られる。
現状において、LEDは、定格電流により得られる効率が超高圧水銀ランプの1/2〜1/3程度である。このため、LEDをプロジェクタに用いる場合、多くの光量を得られる構成とする必要がある。LEDの定格電流は、LEDの発熱量に依存している。LEDを効率良く放熱することで、定格電流を大きくできる。このため、プロジェクタを放熱効率の高い構成とすることにより、多くの光量を得ることができる。画像表示装置等において、光源を冷却することで効率良く放熱する構成は、以下の特許文献1及び特許文献2に提案されている。
特開平5−2215号公報 実開昭62−55456号公報
LEDの最大光量は、定格電流の他、効率にも依存する。LEDは、温度上昇により照明効率が減少する性質が知られている。LEDに定格限界まで電流を注入する場合、LEDは、自らの発熱により、高温となることは避けられないと考えられる。温度上昇により照明効率が減少すると、プロジェクタからの投写像が暗くなってしまう。そして、温度上昇により照明光の光量が低下する割合は、LEDの波長特性によって異なることも知られている。例えば、赤色(以下、「R光」という。)用LEDは、緑色(以下、「G光」という。)用LED及び青色(以下、「B光」という。)用LEDと比較して、温度上昇により大幅に照明効率が低下する。互いに異なる波長特性のLEDを用いる場合、LEDの波長特性によって照明効率の変化が異なると、投写像は暗くなるばかりでなく、色バランスも変化してしまう。色バランスの変化を低減するためには、各色光用LEDの照明効率を略均一にする必要がある。
上記の特許文献1及び特許文献2には、いずれも、効率良く全体を略均一に冷却するための構成が提案されている。これに対して、波長特性の異なるLEDを効率良く冷却するためには、照明効率の変化量に応じて各LEDを冷却する必要がある。このため、全体を略均一に冷却する従来の構成では、効率良い冷却により色バランスの変化を低減することは困難である。
この他、投写像の色バランスを略一定にするためには、LEDに注入する電流量を調節させることが考えられる。各色光用LEDに定格限度まで電流を注入している場合、LEDに注入する電流量は、減少させる以外に調節することはできない。例えば、最も照明効率が減少しているR光用LEDの光量に合わせて、G光用LED及びB光用LEDの駆動電流を減少させる。駆動電流を減少させると、さらに投写像が暗くなってしまう。このように、波長特性の異なる固体発光素子を用いる場合、効率良い冷却により明るく色バランスの良い投写像を得ることが困難であるため問題である。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、波長特性の異なる光源部を用いる場合に、効率良い冷却により明るく色バランスの良い投写像を得ることが可能なプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、照明光を供給する複数の光源部と、光源部を冷却する冷却部と、光源部からの照明光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、空間光変調装置で変調された光を投写する投写レンズと、を有し、光源部は、光源部の温度変化に対応して変化する照明光の光量が互いに異なり、冷却部は、光源部が基準温度であるときの照明光の光量を基準として所定範囲の光量となるように光源部を冷却することを特徴とするプロジェクタを提供することができる。
冷却部は、光源部が基準温度であるときの照明光の光量を基準として所定範囲の光量となるように、各光源部を冷却する。光源部が基準温度であるときの照明光の光量を基準として所定範囲の光量とすることで、照明効率が光源部の波長特性に応じて変化している場合でも、各光源部を所定範囲の光量とすることができる。このため、効率良い冷却により色バランスの変化を低減できる。
また、冷却部を用いると、温度上昇に対応して光源部の照明効率が低下する場合であっても、照明効率の低下を低減することができる。さらに、各光源部に定格限度まで電流を注入する場合も、色バランス調整のために電流量を減少させる必要がない。光源部の駆動電流を減少させる必要がないことから、色バランス調整のためにプロジェクタの投写像が暗くなってしまうこともない。温度上昇による照明効率の減少を低減し、さらに、色バランス調整のために駆動電流を減少させる必要もないことから、明るい投写像を得られる。これにより、波長特性の異なる光源部を用いる場合に、効率良い冷却により明るく色バランスの良い投写像を得ることが可能なプロジェクタを得られる。
また、本発明の好ましい態様によれば、冷却部は、光源部の温度変化に対応する照明光の光量の変化量に応じた強度で、光源部を冷却することが望ましい。照明効率の変化が光源部の波長特性に応じて異なる場合でも、照明光の光量の変化量に応じた強度で光源部を冷却することで、各光源部を所定範囲の光量とすることができる。例えば、光源部の温度上昇に応じて照明光が大きく減少する場合、大きい強度で光源部を冷却することで、光量を所定範囲にできる。これに対して、光源部の温度が上昇しても照明光の減少量が小さい場合、光源部を大きい強度で冷却しなくても光量を所定範囲にできる。これにより、効率良い冷却により照明光を所定範囲の光量とすることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、光源部は、赤色光である照明光を供給する赤色光用光源部を有し、冷却部は、赤色光用光源部以外の他の光源部を冷却する強度より大きい強度で赤色光用光源部を冷却することが望ましい。R光用LEDは、温度上昇による照明効率の低下が顕著である。例えば、光源部としてR光用LED、G光用LED、B光用LEDを用いる場合、R光用LEDは、G光用LED及びB光用LEDより温度上昇に対する照明効率の減少量が大きい。このため、R光用LEDを他の色光用LEDより大きい強度で冷却することで、色バランスの良い投写像を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、冷却部は、光源部に冷却用流体を供給する冷却用流体供給部であって、冷却用流体供給部は、光源部の温度変化に対応する照明光の光量の変化量が大きい光源部から順に冷却用流体が通過するように、冷却用流体を供給することが望ましい。光源部は、冷却用流体による伝熱を利用することで放熱を行う。冷却用流体は、光源部の近傍において、光源部から熱を奪いながら流動する。冷却用流体に伝わった熱は、最終的には大気に放出される。光源部のうち冷却用流体が先に通過する光源部は、熱を取り込む前の冷却用流体が通過することで、他の光源より大きい強度で冷却される。このため、光源部の温度変化に対応する照明光の光量の変化量が大きい光源部から順に冷却用流体を通過させることで、照明光の光量の変化量に応じて光源部を冷却することができる。また、光量の変化量が大きい光源部から順に冷却用流体を通過させれば良いことから、簡易な構成で照明光の変化量に応じて光源部を冷却することができる。これにより、簡易な構成で、波長特性に応じて効率良く各光源部を冷却することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、複数の冷却部を有し、冷却部は、光源部に対応して設けられることが望ましい。光源部ごとに冷却部を設けることにより、各冷却部による冷却の強度を適宜設定することができる。光源部ごとに冷却の強度を適宜設定することができることから、各光源部を容易に照明光の光量の変化量に応じて冷却できる。これにより、容易に、波長特性に応じて効率良く各光源部を冷却することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、冷却部は、対応する光源部からの熱を放出する放熱部であることが望ましい。冷却部として放熱部を用いると、放熱部の放熱効率を適宜設定することができる。これにより、容易に、波長特性に応じて効率良く各光源部を冷却することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、冷却部は、対応する光源部に冷却用流体を供給する冷却用流体供給部であることが望ましい。冷却部として冷却用流体供給部を用いると、冷却用流体供給部による冷却用流体の供給量を適宜設定することができる。これにより、容易に、波長特性に応じて効率良く各光源部を冷却することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部に対応して設けられる冷却用流体流入口をさらに有し、冷却部は、光源部に冷却用流体を供給する冷却用流体供給部であって、冷却用流体流入口は、所定の面積の開口を有し、さらに、対応する光源部に対して所定の位置に設けられることが望ましい。
冷却用流体流入口の開口面積を大きくするほど、対応する光源部に供給される冷却用流体の体積は大きくなる。光源部に供給される冷却用流体の体積は、冷却用流体の流入口の開口面積に応じて適宜設定することができる。また、対応する光源部に対して所定の位置に冷却用流体流入口を設けることで、特定の光源部を通過する冷却用流体を略直進させる構成にできる。光源部を通過する冷却用流体が直進に近い流路を取るほど、光源部に高速かつ多量の冷却用流体を接触可能であることから強く冷却することができる。このように冷却用流体流入口の位置及び開口面積に応じて、冷却する強度を適宜設定することができる。これにより、照明光が所定範囲の光量となるように光源部を冷却することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、第1色光である照明光を供給する第1色光用光源部と、第2色光である照明光を供給する第2色光用光源部と、第3色光である照明光を供給する第3色光用光源部と、を備え、第2色光を反射し、第1色光及び第3色光を透過する第1のダイクロイック膜と、第3色光を反射し、第1色光及び第2色光を透過する第2のダイクロイック膜と、を有し、第1色光、第2色光及び第3色光を合成して投写レンズの方向に射出する色合成光学系と、第1色光用光源部の近傍に設けられ、冷却用流体を流入する冷却用流体流入口と、をさらに有し、第1色光用光源部は、第2色光用光源部及び第3色光用光源部と比較して、光源部の温度変化に対応する照明光の光量の変化量が大きく、色合成光学系は、第1色光用光源部と投写レンズとの間に設けられることが望ましい。
色合成光学系は、第1色光を透過して直進させることで各色光を合成する。このような色合成光学系を設けると、第1色光用光源部は、色合成光学系に関して投写レンズとは反対側に設ける構成となる。投写レンズと反対側に第1色光用光源部を設ける構成とすると、プロジェクタ内部のスペースを無駄無く利用して、第1色光用光源部の周辺に広いスペースを確保することができる。第1色光用光源部の周辺に広いスペースが取れると、第1色光用光源部の放熱のためのスペースを多く取ることができる上、大型な放熱器を設けることも可能になる。さらに、第1色光用光源部の近傍に冷却用流体流入口を設けることで、他の色光用光源部より先に第1色光用光源部に冷却用流体を供給でき、第1色光用光源部を効率良く冷却することができる。特に、冷却用流体流入口から投写レンズの方向へ冷却用流体を直進させる構成とすることにより、冷却用流体流入口から高速かつ多量の冷却用流体を第1色光用光源部に供給できる。これにより、光源部の温度変化に対応する照明光の光量の変化量が最も大きい第1色光用光源部を効率良く冷却することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクタ100の概略構成を示す。本実施例では、まずプロジェクタ100の概略構成を説明し、次いで、各光源部を冷却するための構成を詳細に説明する。プロジェクタ100は、第1色光用光源部であるR光用LED102R、第2色光用光源部であるG光用LED102G、第3色光用光源部であるB光用LED102Bを有する。
R光用光源ユニット101Rは、複数のR光用LED102Rが集合して構成される。G光用光源ユニット101Gは、複数のG光用LED102Gが集合して構成される。B光用光源ユニット101Bは、複数のB光用LED102Bが集合して構成される。各色光用光源ユニット101R、101G、101Bには、それぞれヒートシンク103R、103G、103Bが設けられている。ヒートシンク103R、103G、103Bを設けることで、各色光用LED102R、102G、102Bからの熱を積極的に大気へ放出できる。
R光用LED102RからのR光は、コリメータレンズ105Rで略平行な平行光に変換された後、導光光学系であるロッドインテグレータ107Rに入射する。ロッドインテグレータ107Rは、R光の光量分布を略均一にする。ロッドインテグレータ107Rは、断面が略矩形の透明な硝子部材からなる。ロッドインテグレータ107Rに入射した光は、硝子部材と空気との界面において全反射を繰り返しながらロッドインテグレータ107Rの内部を進行する。
ロッドインテグレータ107Rとしては、硝子部材から構成するものに限らず、内面を反射面で構成する中空構造のものを用いても良い。内面を反射面とするロッドインテグレータの場合、ロッドインテグレータに入射した光は、反射面において反射を繰り返しながらロッドインテグレータの内部を進行する。また、ロッドインテグレータは、硝子部材と反射面とを組み合わせる構成としても良い。
ロッドインテグレータ107Rから射出された光は、R光用の空間光変調装置であるR光用液晶型空間光変調装置110Rに入射する。R光用液晶型空間光変調装置110Rは、R光用LED102RからのR光を画像信号に応じて変調して射出する透過型の液晶表示装置である。R光用液晶型空間光変調装置110Rで変調された光は、クロスダイクロイックプリズム112に入射する。
G光用LED102GからのG光は、コリメータレンズ105Gで略平行な平行光に変換された後、導光光学系であるロッドインテグレータ107Gに入射する。ロッドインテグレータ107Gは、G光の光量分布を略均一にする。ロッドインテグレータ107Gの構成は、上述のロッドインテグレータ107Rと同様である。ロッドインテグレータ107Gから射出された光は、G光用の空間光変調装置であるG光用液晶型空間光変調装置110Gに入射する。G光用液晶型空間光変調装置110Gは、G光用LED102GからのG光を画像信号に応じて変調して射出する透過型の液晶表示装置である。G光用液晶型空間光変調装置110Gで変調された光は、クロスダイクロイックプリズム112に入射する。
B光用LED102BからのB光は、コリメータレンズ105Bで略平行な平行光に変換された後、導光光学系であるロッドインテグレータ107Bに入射する。ロッドインテグレータ107Bは、B光の光量分布を略均一にする。ロッドインテグレータ107Bの構成は、上述のロッドインテグレータ107Bと同様である。ロッドインテグレータ107Bから射出された光は、B光用の空間光変調装置であるB光用液晶型空間光変調装置110Bに入射する。B光用液晶型空間光変調装置110Bは、B光用LED102BからのB光を画像信号に応じて変調して射出する透過型の液晶表示装置である。B光用液晶型空間光変調装置110Bで変調された光は、クロスダイクロイックプリズム112に入射する。
なお、各色光用液晶型空間光変調装置110R、110G、110Bは、特定の振動方向の偏光光を画像信号に応じて変調する。このため、入射光を特定の振動方向の偏光光に変換する偏光変換素子を適宜設けることが望ましい。偏光変換素子を設けることにより、各色光用液晶型空間光変調装置110R、110G、110Bへ入射させる光を増加できる。従って、偏光変換素子を設けることにより、各色光を効率良く利用し、明るい画像を得られる。
クロスダイクロイックプリズム112は、第1のダイクロイック膜112aと第2のダイクロイック膜112bとをX字状に配列して構成されている。第1のダイクロイック膜112aは、R光を反射し、G光及びB光を透過する。第2のダイクロイック膜112bは、B光を反射し、G光及びR光を透過する。クロスダイクロイックプリズム112に入射したR光は、第1のダイクロイック膜112aで反射して、投写レンズ114の方向へ進行する。
クロスダイクロイックプリズム112に入射したG光は、第1のダイクロイック膜112a及び第2のダイクロイック膜112bを透過して、投写レンズ114の方向へ直進する。クロスダイクロイックプリズム112に入射したB光は、第2のダイクロイック膜112bで反射して、投写レンズ114の方向へ進行する。これにより、クロスダイクロイックプリズム112は、変調された各色光を合成して、投写レンズ114の方向へ射出する。投写レンズ114は、変調された各色光をスクリーン140に投写する。なお、後述の冷却ファン120の駆動により各色光用LED102R、102G、102Bを十分冷却することが可能であれば、ヒートシンク103R、103G、103Bを設けない構成としても良い。
次に、各色光用光源部102R、102G、102Bを冷却するための構成を説明する。プロジェクタ100の筐体116には、吸気口130と排気口132とが設けられている。吸気口130は、筐体116において投写レンズ114と同一のXY平面上であって、R光用LED102Rの近傍に設けられる。排気口132は、筐体116のXY平面上であって、B光用LED102Bの近傍に設けられる。排気口132には、冷却用流体供給部である冷却ファン120が設けられる。冷却ファン120が駆動することにより、排気口132において、冷却用流体である空気が筐体116内部から排出される。そして、冷却ファン120が駆動して排気口132から排気されることにより、吸気口130において、冷却用流体である空気が筐体116の外部から流入する。
冷却ファン120を駆動することで吸気口130から筐体116内部に流入する空気Winは、まず、R光用LED102Rの近傍を通過する。このとき、R光用LED102Rの近傍の空気は、R光用LED102Rで発生する熱を奪いながら流動する。R光用LED102Rの近傍を通過した空気は、R光用LED102RとG光用LED102Gとの間に設けられた冷却用ガード118に沿って進行し、次にG光用LED102Gの近傍を通過する。
G光用LED102Gの近傍においても、空気は、G光用LED102Gで発生する熱を奪いながら流動する。さらに、G光用LED102Gの近傍を通過した空気は、G光用LED102GとB光用LED102Bとの間に設けられた冷却用ガード119に沿って進行し、今度はB光用LED102Bの近傍を進行する。そして、B光用LED102Bで発生する熱を奪いながら流動した後、空気Woutは、排気口132から排出される。冷却ファン120は、このようにして空気を筐体116の内部で流動させることで、各色光用LED102R、102G、102Bに空気を供給する。
吸気口130からの空気は、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に通過した後、排気口132から排出される。筐体116外部からの空気Winは、まずR光用LED102Rの近傍を通過する。筐体116外部からの空気Winが最初に通過するR光用LED102Rは、他の色光用LED102G、102Bより強く冷却される。G光用LED102Gは、R光用LED102Rからの伝熱を受けた空気によって冷却される。B光用LED102Bは、R光用LED102R及びG光用LED102Gからの伝熱を受けた空気によって冷却される。従って、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に強く冷却される。
なお、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に空気を通過させることが可能であれば、冷却用ガード118、119を設けなくても良い。各色光用LED102R、102G、102Bから熱を奪った空気が排気口132から排出されることで、各LEDからの熱は、最終的に大気に放出される。各色光用LED102R、102G、102Bは、空気による伝熱を利用し、空気を流動することで放熱を行うことができる。
明るい投写像を得るために、各色光用LED102R、102G、102Bの数量を増やすことで、多くの光量を得られるとも考えられる。これに対して、プロジェクタ100では、光源部と空間光変調装置とを含めた光学系において、有効に扱える光束が存在する空間的な広がりを面積と立体角の積(エテンデュー、Geometrical Extent)は保存される。空間光変調装置が有効に変調可能な光の取り込み角度には限りがある。このため、各色光用LED102R、102G、102Bをアレイ化することで光源の空間的な広がりが大きくなると、光源からの光束を有効に用いることが困難となる。このことから、単に各色光用LED102R、102G、102Bの数量を増加するのみでは、かえって照明効率の低下を招いてしまう。
そこで、各色光用LED102R、102G、102Bの数量を増加する以外に、定格限度の電流で各色光用LED102R、102G、102Bを駆動することが考えられる。さらに、LEDの定格電流はLEDの発熱量に依存することから、LEDの放熱効率を高めることで、定格電流を大きくできる。このため、プロジェクタ100を放熱効率の高い構成とすることにより、多くの光量を得ることができる。
LEDの最大光量は、定格電流の他、効率にも依存する。LEDは、温度上昇により照明効率が減少する性質が知られている。LEDに定格限界まで電流を注入する場合、LEDは、自らの発熱により、高温になることは避けられないと考えられる。温度上昇により照明効率が減少すると、プロジェクタ100からの投写像が暗くなってしまう。そして、温度上昇により照明光の光量が低下する割合は、LEDの波長特性によって異なることも知られている。
本実施例のプロジェクタ100では、R光用LED102Rは、G光用LED102G及びB光用LED102Bに比較して、温度上昇により大幅に照明効率が低下する。ここでは、基準温度である25℃における照明光の光量を100%として、LEDが100℃にまで温度上昇したときの照明光の光量によって照明効率を比較する。このとき、B光用LED102Bは照明光の光量が約6%程度低下するのに対して、G光用LED102Gは約30%、R光用LED102Rは60%以上照明光の光量が低下する。このように色光ごとに異なる変化量で照明光の光量が低下すると、投写像の色バランスが変化してしまう。投写像の色バランスの変化は、色再現性の低下の原因となる。特に、LEDが略一定の温度となる熱平衡状態にあるときに、色再現性の低い画像が表示され続けることも考えられる。
例えば、色バランスを保持するために、温度上昇後の光量が、25℃における照明光の光量を基準として±5%以内の光量に収まるように各LEDを冷却することを考える。駆動により各色光用LED102R、102G、102Bの温度が100℃にまで上昇したとすると、例えば、R光用LED102Rを30℃にまで冷却する必要があるのに対し、G光用LED102Gは50℃、B光用LED102Bは95℃にまで冷却すれば良い。このように、各色光用LED102R、102G、102Bを略均一に冷却しなくても、投写像の色バランスを維持することが可能である。
例えば、R光用LED102Rを基準として、各色光用LED102R、102G、102Bを30℃にまで冷却しても、投写像の色バランスは保持することができる。これに対して、本実施例の構成では、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に空気を流動することで、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に強く冷却する。R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に強く冷却することで、各LEDを略均一に冷却する場合に比較して各色光用LED102R、102G、102Bを効率良く冷却することができる。このため、効率良い冷却によって投写像の色バランスを保持することができる。
また、冷却ファン120を用いて筐体116の内部に空気を流動させることによって、各色光用LED102R、102G、102Bの照明効率の低下を低減できる。さらに、各LEDに定格限度まで電流を注入する場合も、色バランス調整のために電流量を減少させる必要がない。各LEDの駆動電流を減少させる必要がないことから、色バランス調整のためにプロジェクタ100の投写像が暗くなってしまうこともない。
このように、プロジェクタ100は、LEDの波長特性等によって温度変化に伴う照明効率の変化に差がある場合であっても、効率良い冷却によって投写像の色バランス変化を低減することができる。温度上昇による照明効率の減少を低減し、さらに、色バランス調整のために駆動電流を減少させる必要もないことから、明るい投写像を得られる。これにより、波長特性の異なるLEDを用いる場合に、効率良い冷却により明るく色バランスの良い投写像を得られるという効果を奏する。また、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に空気を通過させる構成とすることで、簡易な構成で、色バランスの良い投写像を得られる。さらに、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に強く冷却可能であるから、温度変化に対応する照明光の光量の変化量に応じた強度で、各LEDを冷却することができる。
なお、排気口132を投写レンズ114と同じXY平面上に設けることで、投写レンズ114による光の投写方向と同一の方向へ空気Woutを排出する。観察者がプロジェクタ100の背後から投写像を観察する構成にすると、空気Woutは、観察者の方向とは逆の方向へ排出される。このように、プロジェクタ100からの熱風は観察者とは逆の方向へ進行することから、観察者は、快適な鑑賞を行うことができる。
図2は、本発明の実施例2に係るプロジェクタ200の概略構成を示す。上記実施例1のプロジェクタ100と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施例のプロジェクタ200は、冷却用流体である液体により各色光用LED102R、102G、102Bを冷却することを特徴とする。本実施例では、冷却管213の中を冷却水が循環する。冷却水は、例えば、不図示のポンプを作動させることにより冷却管213内部を矢印の方向へ流動する。冷却管213及びポンプは、各色光用LED102R、102G、102Bに冷却水を供給する冷却用流体供給部である。
R光用LED102Rは、光射出側の反対側において、R光用LED冷却部203Rの表面に接するように設けられる。G光用LED102G、B光用LED102Bについても、それぞれG光用LED冷却部203G、B光用LED冷却部203Bに接するように設けられる。冷却管213は、各色光用LED冷却部203R、203G、203Bを環状に繋ぐように設けられる。なお、各色光用LED冷却部203R、203G、203Bは、各色光用LED102R、102G、102Bの射出面と反対側において接する構成に限られない。例えば、各色光用LED102R、102G、102Bの周囲を冷却水が流動する構成としても良い。
筐体216は、2つの開口部230、232が設けられている。一方の開口部230は、筐体216において投写レンズ114と同一のXY平面上であって、R光用LED102Rの近傍に設けられる。他方の開口部232は、筐体216のXY平面上であって、B光用LED102Bの近傍に設けられる。それぞれの開口部230、232において、冷却管213は、熱交換器220、222が設けられる。熱交換器220、222は、冷却管213内部を通過する冷却水の熱を筐体216外部の空気に放熱する。熱交換器220、222としては、金属から構成される板状部材を用いることができる。
冷却管213は、例えば、金属部材により構成されるヒートパイプを用いることができる。冷却管213を金属部材により構成すると、冷却水の浸潤を防止することができる。また、冷却管213を用いることにより、金属部材による伝熱を利用して放熱を行うこともできる。熱交換器220、222は、冷却水の熱を筐体216の外部へ放出できれば良く、金属から構成される板状部材に限られない。さらに、熱交換器220、222に冷却ファンを設ける構成としても良い。熱交換器220、222に冷却ファンを設けると、さらに効率良く冷却水の熱を外部へ放出できる。冷却管213を用いて外部へ十分放熱を行うことが可能であれば、熱交換器220、222を設けなくても良い。
熱交換器220、222で熱を外部へ放出した冷却水は、まず、R光用LED冷却部203Rを通過する。このとき、R光用LED冷却部203Rを通過する冷却水は、R光用LED102Rで発生する熱を奪いながら流動する。R光用LED102Rを通過した冷却水は、冷却管213を進行した後、次にG光用LED用冷却部203Gを通過する。G光用LED用冷却部203Gにおいても、冷却水は、G光用LED102Gで発生する熱を奪いながら流動する。さらに、G光用LED用冷却部203Gを通過した冷却水は、冷却管213を進行した後、今度はB光用LED用冷却部203Bを通過する。
そして、B光用LED用冷却部203Bで発生する熱を奪いながら流動した後、冷却水は、熱交換器222、220を介して熱を外部へ放出する。冷却水は、このようにして冷却管213を流動する。開口部230、232にて冷却水の熱を放出することで、各LEDからの熱は、最終的に大気に放出される。各色光用LED102R、102G、102Bは、冷却水による伝熱を利用し、冷却水を流動することで放熱を行うことができる。
冷却水は、R光用LED冷却部203R、G光用LED冷却部203G、B光用LED冷却部203Bの順に通過した後、開口部230、232で放熱する。従って、上記実施例1のプロジェクタ100と同様に、本実施例のプロジェクタ200も、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に強く冷却される。これにより、波長特性の異なるLEDを用いる場合に、効率良い冷却により明るく色バランスの良い投写像を得られるという効果を奏する。
なお、冷却用液体としては、水に限らず、いずれの液体も用いることができる。また、冷却管213に流動させる冷却用流体は液体に限らず、気体、あるいは気化及び液化の相変化を伴う冷媒を用いても良い。特に、本実施例のように冷却用流体として水を用いると、光源装置を環境適合性に優れた構成にでき、かつ光源装置のメンテナンスを容易に行うことができる。
図3は、本発明の実施例3に係るプロジェクタ300の概略構成を示す。上記実施例1のプロジェクタ100と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施例のプロジェクタ300は、各色光用光源ユニット101R、101G、101Bごとに異なる大きさのヒートシンク303R、303G、303Bが設けられることを特徴とする。ヒートシンク303R、303G、303Bは、各色光用LED102R、102G、102Bからの熱を積極的に大気へ放出するための放熱部である。
R光用光源ユニット101Rに設けられるヒートシンク303Rは、他の光源ユニット101G、101Bのヒートシンク303G、303Bより大きい。また、G光用光源ユニット101Gに設けられるヒートシンク303Gは、B光用光源ユニット101Bに設けられるヒートシンク303Bより大きい。ヒートシンク303R、303G、303Bは、表面積が大きいほど多くの熱を放出することができる。また、大型のヒートシンクを設けることで、光源ユニットの裏側に広いスペースを確保し、放熱のために多くの空気を用いることができる。
ヒートシンクを大型にするほど、放熱量を増加することができる。従って、本実施例のプロジェクタ300においても、上記実施例1のプロジェクタ100と同様に、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に強く冷却される。各ヒートシンク303R、303G、303Bのサイズを適宜設定することで、各色光用LED102R、102G、102Bの照明光を所定範囲の光量とすることができる。
また、各色光用LED102R、102G、102Bの温度変化に対応する照明光の変化量に応じた強度で、各色光用LED102R、102G、102Bを冷却することも容易である。これにより、効率良い冷却により明るく色バランスの良い投写像を得られるという効果を奏する。ヒートシンク303R、303G、303Bによる冷却強度は、ヒートシンク303R、303G、303Bのサイズのほか、放熱フィンの長さ又は数量、材質等に応じて設定することもできる。
なお、本実施例のプロジェクタ300の筐体316は、吸気口334、排気口330、332を有する。吸気口334は、G光用光源ユニット101Gの近傍に設けられている。また、一方の排気口330は、R光用光源ユニット101Rの近傍に設けられている。他方の排気口332は、B光用光源ユニット101Bの近傍に設けられている。排気口330、332には、冷却ファン320、322が設けられている。
冷却ファン320、322が駆動することにより、筐体316外部から冷却用流体である空気Winが流入し、排気口330、332から排出される。冷却ファン320、322の駆動により、さらに効率良く各色光用LED102R、102G、102Bを冷却することができる。なお、ヒートシンク303R、303G、303Bにより十分各色光用LED102R、102G、102Bを冷却可能であれば、冷却ファン320、322を設けない構成としても良い。
図4は、本発明の実施例4に係るプロジェクタ400の概略構成を示す。上記実施例1のプロジェクタ100と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施例のプロジェクタ400は、3つの吸気口430、432、434の開口面積と位置とをそれぞれ調整することにより各色光用LED102R、102G、102Bを適切な強度で冷却することを特徴とする。
プロジェクタ400の筐体416には、冷却用流体流入口である3つの吸気口430、432、434が設けられている。3つの吸気口430、432、434は、筐体416において投写レンズ114が設けられる面とは反対側のXY平面上に設けられている。第1の吸気口430は、R光用光源ユニット101Rから、投写レンズ114の投写方向とは反対方向のマイナスZ方向に直進した位置に設けられる。第2の吸気口432は、G光用光源ユニット101Gの近傍の位置に設けられる。
第3の吸気口434は、B光用光源ユニット101BからマイナスZ方向に直進した位置に設けられる。このように、各吸気口430、432、434は、各色光用LED102R、102G、102Bに対応して設けられる。第1の吸気口430は、第2の吸気口432及び第3の吸気口434のいずれよりも大きい面積の開口を有する。また、第2の吸気口432は、第3の吸気口434より大きい面積の開口を有する。
プロジェクタ400の筐体416には、1つの排気口436が設けられている。排気口436は、筐体416において投写レンズ114と同一のXY平面上であって、R光用光源ユニット101Rの近傍の位置に設けられる。従って、R光用光源ユニット101R、吸気口430及び排気口436は、略同一の直線上に配置される。また、排気口436には、冷却用流体供給部である冷却ファン420が設けられている。冷却ファン420が駆動すると、冷却用流体である空気Woutは、排気口436を通じて筐体416内部から排出される。
冷却ファン420が駆動して排気口436から排気されることにより、3つの吸気口430、432、434を通じて、冷却用流体である空気WRin、WGin、WBinが筐体416外部から吸気される。上述のように、第1の吸気口430は、他の吸気口432、434より大きい面積の開口を有する。このため、単位時間において、第1の吸気口430から筐体416内部に流入する空気WRinの量は、他の吸気口432、434から流入する空気WGin、WBinのいずれよりも多い。
冷却ファン420の駆動により第1の吸気口430から流入する空気WRinは、冷却ファン420の方向へ直進し、R光用LED102Rの近傍を通過する。R光用LED102Rの近傍を通過する空気は、R光用LED102Rで発生する熱を奪って、そのまま排気口436に到達する。冷却ファン420の駆動により第2の吸気口432から流入する空気WGinは、まずG光用LED102Gに吹き付けられる。
G光用LED102Gに吹き付けられる空気は、G光用LED102Gからの熱を奪った後、冷却用ガード118、119に沿って左右に分かれて進行する。冷却用ガード118に沿って進行する空気W1は、吸気口430からの空気WRinと合流する。冷却用ガード119に沿って進行する空気W1は、吸気口434からの空気WBinと合流する。冷却ファン420の駆動により第3の吸気口434から流入する空気WBinは、G光用LED102Gからの空気W1と合流して、B光用LED102Bの方向へ直進する。
B光用LED102Bの近傍を通過する空気は、B光用LED102Bで発生する熱を奪って、筐体416の形状に沿って冷却ファン420の方向へ進行する。そして、冷却ファン420の方向へ進行する空気W2は、投写レンズ114の近傍を通過後、排気口436に到達する。このようにして排気口436に到達した空気Woutは、排気口436から筐体416の外部へ排出される。冷却ファン420は、このようにして空気を筐体416の内部で流動させることで、各色光用LED102R、102G、102Bに空気を供給する。
上述のように、第1の吸気口430は、他の吸気口432、434より大きい面積の開口を有する。また、第1の吸気口430から流入する空気WRinは、R光用LED102Rの近傍を通過して排気口436から排出されるまで略直進する。これに対して、第2の吸気口432から流入する空気WGin、第3の吸気口434から流入する空気WBinのいずれも屈折する流路を取る。ここで、空気は、流路が直進に近いほどLEDに対して高速かつ多量に接触する。第1の吸気口430の開口が他の吸気口432、434より大きいこと、第1の吸気口430から流入する空気WRinが略直進することから、R光用LED102Rは、他の色光用LED102G、102Bより強く冷却される。
上述のように、第2の吸気口432は、第3の吸気口434より大きい面積の開口を有する。第2の吸気口432からG光用LED102Gまでの距離は、第3の吸気口434からB光用LED102Bまでの距離と比較して短い。吸気口からの距離が近いことから、G光用LED102Gは、温度が上昇する前の空気によって冷却される。第2の吸気口430の開口が第3の吸気口434より大きいこと、G光用LED102Gが吸気口から近いことから、G光用LED102Gは、B光用LED102Bより強く冷却される。
このようにして各吸気口430、432、434を設けることで、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に強く冷却する構成にできる。また、各吸気口430の開口面積及び位置を適宜設定することで、各色光用LED102R、102G、102Bの照明光を所定範囲の光量とすることができる。また、各色光用LED102R、102G、102Bの温度変化に対応する照明光の変化量に応じて各色光用LED102R、102G、102Bを冷却する構成にすることも可能である。例えば、各LEDが熱平衡状態に達したときに、R光用LED102Rは30℃、G光用LED102Gは50℃、B光用LED102Bは100℃となるように、適切なバランスで各LEDを冷却可能な構成にできる。これにより、効率良い冷却により明るく色バランスの良い投写像を得られるという効果を奏する。
なお、各吸気口430の開口面積及び位置は、各色光用LED102R、102G、102Bを適切な強度で冷却できる構成であれば良く、図示するものに限られない。例えば、略同一の大きさの開口を有する吸気口を設ける構成としても良いし、図示する構成とは異なる面に吸気口、排気口を設けても良い。また、各色光用LED102R、102G、102Bを適切な強度で冷却できるように空気を流動させることが可能であれば、冷却用ガード118、119を設けなくても良い。例えば、吸気口の近くにLEDを設ける場合、冷却用ガードを設けなくても各LEDに空気を供給することができる。
図5は、本発明の実施例5に係るプロジェクタ500の概略構成を示す。上記実施例1のプロジェクタ100と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施例のプロジェクタ500は、それぞれ所定の強度で駆動可能な3つの冷却ファン520R、520G、520Bを有することを特徴とする。冷却ファン520R、520G、520Bは、対応する各色光用LED102R、102G、102Bに冷却用流体である空気を供給する冷却用流体供給部である。
プロジェクタ500の筐体516には、不図示の吸気口と、3つの排気口530、532、534が設けられている。第1の排気口530は、R光用光源ユニット101Rの近傍の位置に設けられる。第2の排気口532は、G光用光源ユニット101Gの近傍の位置に設けられる。第3の排気口534は、B光用光源ユニット101Bの近傍の位置に設けられる。各排気口530、532、534は、近傍の各色光用LED102R、102G、102Bに対応するように設けられる。
各排気口530、532、534には、それぞれ第1の冷却ファン520R、第2の冷却ファン520G、第3の冷却ファン520Bが設けられている。各冷却ファン520R、520G、520Bが駆動することで、各排気口530、532、534において、空気が筐体516内部から排出される。空気が筐体516内部から排出されることにより、吸気口を通じて筐体516内に外気が流入する。
R光用LED102Rに対応して設けられる第1の冷却ファン520Rは、単位時間において、他の冷却ファン520G、520Bより多量の空気を排出する。また、G光用LED102Gに対応して設けられる第2の冷却ファン520Gは、単位時間において、B光用LEDに対応する第3の冷却ファン520Bより多量の空気を排出する。このように、各冷却ファンは、第1の冷却ファン520R、第2の冷却ファン520G、第3の冷却ファン520Bの順に排出する空気の量が多くなるような所定の強度で駆動する。図5において、各冷却ファンは、大きさにより駆動の強度を示している。各冷却ファンの強度は、回転速度や羽根部材の大きさにより適宜設定することができる。
単位時間において冷却ファンが多量の空気を排出するほど、LEDは強く冷却される。従って、本実施例のプロジェクタ500においても、上記実施例1のプロジェクタ100と同様に、R光用LED102R、G光用LED102G、B光用LED102Bの順に強く冷却される。各冷却ファン520R、520G、520Bの強度を適宜設定することで、各色光用LED102R、102G、102Bの照明光を所定範囲の光量とすることができる。
また、各色光用LED102R、102G、102Bの温度変化に対応する照明光の変化量に応じて各色光用LED102R、102G、102Bを冷却する構成にすることも可能である。これにより、効率良い冷却により明るく色バランスの良い投写像を得られるという効果を奏する。また、各冷却ファン520R、520G、520Bの強度を適宜設定可能であることから、各冷却ファン520R、520G、520Bの駆動量を必要十分量にできる。このことから、R光用LED102Rの冷却強度に合わせて各冷却ファン520R、520G、520Bを同等の強度で駆動する場合に比較して電力の無駄を低減でき、効率良い冷却を行うことができる。
なお、各冷却ファン520R、520G、520Bは、対応する各色光用LED102R、102G、102Bの近くの位置に設ける構成であれば良く、図示するものに限られない。例えば、各冷却ファン520R、520G、520Bは、図示する構成とは異なる他の面に設けられていても良い。さらに、例えば、各色光用光源ユニット101R、101G、101Bの温度を計測し、温度に応じて各冷却ファン520R、520G、520Bをフィードバック制御する構成としても良い。フィードバック制御により、各色光用LED102R、102G、102Bの温度を正確に調節することができる。
冷却部としては、冷却ファン520R、520G、520Bに代えて、例えば、各色光用LED102R、102G、102Bに熱電変換素子であるペルチェ素子を設ける構成としても良い。ペルチェ素子は、熱電半導体に供給する電流を調節することで、所定の強度で温度制御を行うことが可能である。このため、ペルチェ素子を用いると、各色光用LED102R、102G、102Bをそれぞれ所定の強度で冷却することができる。これにより、冷却ファン520R、520G、520Bを用いる場合と同様に、各色光用LED102R、102G、102Bの照明光を所定範囲の光量とすることができる。
図6は、本発明の実施例6に係るプロジェクタ600の概略構成を示す。上記実施例1のプロジェクタ100と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施例のプロジェクタ600は、ダイクロイックプリズム612に関して投写レンズ114とは反対側にR光用光源ユニット601Rが設けられることを特徴とする。R光用光源ユニット601Rは、複数のR光用LED102Rが集合して構成される。G光用光源ユニット601Gは、複数のG光用LED102Gが集合して構成される。R光用光源ユニット601Rには、大型なヒートシンク603Rが設けられている。
図1に示すプロジェクタ100と比較すると、本実施例のプロジェクタ600は、R光用光源ユニットとG光用光源ユニットとが入れ替えられた構成をなしている。R光用LED102RからのR光は、上記実施例1のプロジェクタ100と同様に、コリメータレンズ605R、ロッドインテグレータ607Rを透過した後、液晶型空間光変調装置610Rで変調される。G光用LED102GからのG光は、上記実施例1のプロジェクタ100と同様に、コリメータレンズ605G、ロッドインテグレータ607Gを透過した後、液晶型空間光変調装置610Gで変調される。
ここで、図7及び図8を用いて、上記実施例1のプロジェクタ100のクロスダイクロイックプリズム112(図1参照)の特性と、本実施例のクロスダイクロイックプリズム612の特性とを比較する。図7は、上記実施例1のクロスダイクロイックプリズム112(図1参照)の反射特性を示す。図8は、本実施例のクロスダイクロイックプリズム612の反射特性を示す。図7、図8のいずれも、反射光の光量を縦軸に、光の波長を横軸に表して示している。
上記実施例1のクロスダイクロイックプリズム112は、500nm以下の波長領域の光Inを反射する第2のダイクロイック膜112bと、600nm以上の波長領域の光Imを反射する第1のダイクロイック膜112aとを組み合わせている。本実施例のクロスダイクロイックプリズム612の第2のダイクロイック膜612bは、上記実施例1の第2のダイクロイック膜112bと同様に、500nm以下の低波長領域の光Ibを反射する。第2のダイクロイック膜612bは、B光を反射し、G光及びR光を透過する。これに対して、本実施例の第1のダイクロイック膜612aは、500〜600nmの中波長領域の光Iaを反射する。第1のダイクロイック膜612aは、G光を反射し、R光及びB光を透過する。
図6に戻って、ダイクロイックプリズム612は、第1のダイクロイック膜612aと第2のダイクロイック膜612bとをX字状に配列して構成されている。図8を用いて説明した反射特性により、クロスダイクロイックプリズム612に入射したG光は、第1のダイクロイック膜612aで反射して、投写レンズ114の方向へ進行する。クロスダイクロイックプリズム612に入射したR光は、第1のダイクロイック膜612a及び第2のダイクロイック膜612bを透過して、投写レンズ114の方向へ直進する。クロスダイクロイックプリズム612に入射したB光は、第2のダイクロイック膜612bで反射して、投写レンズ114の方向へ進行する。クロスダイクロイックプリズム612は、このようにして各色光を合成する。
筐体616は、吸気口632と、排気口630、634とが設けられている。吸気口632は、筐体616において投写レンズ114が設けられる面とは反対側のXY平面上であって、かつR光用LED102Rの近傍の位置に設けられる。また、排気口630、632は、筐体616において投写レンズ114と同じXY平面上に設けられる。第1の排気口630は、G光用LED102Gの近傍の位置に設けられる。第2の排気口634は、B光用LED102Bの近傍の位置に設けられる。吸気口632は、排気口630、632のいずれよりも大きい面積の開口を有する。
排気口630、634には、それぞれ冷却用流体供給部である冷却ファン620、622が設けられる。冷却ファン620、622が駆動すると、冷却用流体である空気Woutが筐体116内部から排気口630、634を通過して排出される。そして、冷却ファン620、624が駆動して排気口630、634から空気Woutが排出されることにより、吸気口632において、冷却用流体である空気Winが筐体116外部から流入する。吸気口632は、冷却用流体を流入する冷却用流体流入口である。
クロスダイクロイックプリズム612は、R光を透過して直進させることで各色光を合成する。このため、本実施例のプロジェクタ600のR光用光源ユニット601Rは、クロスダイクロイックプリズム612に関して投写レンズ114とは反対側に配置される。投写レンズ114と反対側にR光用光源ユニット101Rを配置することの利点としては、R光用LED102Rの周辺に広いスペースを確保し易いことが挙げられる。図6に示すように、R光用光源ユニット101Rの周囲には、コリメータレンズ605Rが設けられているプラスZ方向以外の方向に広いスペースが確保できる。R光用LED102Rの周辺に広いスペースが確保できると、放熱のための空気も多く確保でき、放熱量を向上できる。また、ヒートシンク603Rや吸気口632を大型化することが容易であるから、容易に放熱量を増加できる。
例えば、本実施例の比較として、クロスダイクロイックプリズム612を挟んでB光用光源ユニット101Bと反対側の位置にR光用光源ユニット101Rを設ける場合を考える。このとき、R光用光源ユニット101Rの周辺を広くするためには、R光用光源ユニット101Rの部分が大きくなるように筐体を形成することが考えられる。この場合、B光用光源ユニット101Bの部分をそのままの大きさとすると、筐体が左右非対称な形状となることで不安定な構成になってしまう。
筐体を左右対称にするためにB光用光源ユニット101Bの周辺も広くすることも考えられる。各色光を所定範囲の光量とするために、B光用LED102Bは、R光用LED102Rほど強く冷却する必要が無い。このため、B光用光源ユニット101Bの周辺を広くすることは、無駄なスペースを設けることになる。従って、本実施例の構成によると、R光用光源ユニット101Rの周囲に無駄無く広いスペースを設けることができる。
また、R色光用光源ユニット101Rの近傍に吸気口632を設けることで、他の色光用LEDより先にR色光用LED102Rに空気を供給でき、R光用LED102Rを効率良く冷却することができる。本実施例の構成によると、吸気口632から流入する空気Winは、R光用LED102Rの近傍を通過して排気口630、634から排出されるまで略同一の方向であるZ方向に直進する。吸気口632から空気Winを直進させる構成とすると、吸気口632から高速かつ多量の空気WinをR光用LED102Rに供給できる。このため、R光用LED102Rは、他の色光用LED102G、102Bより強く冷却される。これにより、LEDの温度変化に対応する照明光の光量の変化量が最も大きいR光用LED102Rを効率良く冷却できるという効果を奏する。
なお、上記各実施例において、上記実施例にて説明した冷却のための構成は、適宜組み合わせて用いることができる。冷却のための構成を組み合わせることで、プロジェクタの構成に合わせて設計できるほか、冷却の強度を適宜設定することもできる。上記各実施例において各色光用光源ユニットは複数のLEDを設ける構成としているが、単独のLEDを設ける構成としても良い。また、各色光用光源部としてはLEDに限らず、LED以外の固体発光素子を用いても良い。上記各実施例のプロジェクタは、3つの液晶型空間光変調装置を用いる構成に限らず、単独の液晶型空間光変調装置を用いる構成としても良い。さらに、空間光変調装置は、透過型液晶表示装置を用いるほか、反射型液晶表示装置や、ティルトミラーデバイスを用いても良い。
以上のように、本発明に係るプロジェクタは、プレゼンテーションや動画を表示する場合に有用である。
本発明の実施例1に係るプロジェクタの概略構成図。 本発明の実施例2に係るプロジェクタの概略構成図。 本発明の実施例3に係るプロジェクタの概略構成図。 本発明の実施例4に係るプロジェクタの概略構成図。 本発明の実施例5に係るプロジェクタの概略構成図。 本発明の実施例6に係るプロジェクタの概略構成図。 ダイクロイックミラーの反射特性の説明図。 ダイクロイックミラーの反射特性の説明図。
符号の説明
100 プロジェクタ、101R、101G、101B 光源ユニット、102R R光用LED、102G G光用LED、102B B光用LED、103R、103G、103B ヒートシンク、105R、105G、105B コリメータレンズ、107R、107G、107B ロッドインテグレータ、110R、110G、110B 液晶型空間光変調装置、112 クロスダイクロイックプリズム、112a、112b ダイクロイック膜、114 投写レンズ、116 筐体、118、119 冷却用ガード、120 冷却ファン、130 吸気口、132 排気口、140 スクリーン、200 プロジェクタ、203R、203G、203B 冷却部、213 冷却管、216 筐体、220、222 熱交換器、230、232 開口部、300 プロジェクタ、303R、303G、303B ヒートシンク、316 筐体、320、322 冷却ファン、330、332 排気口、334 吸気口、400 プロジェクタ、416 筐体、420 冷却ファン、430、432、434 吸気口、436 排気口、500 プロジェクタ、516 筐体、520R、520G、520B 冷却ファン、530、532、534 排気口、600 プロジェクタ、601R、601G 光源ユニット、603R ヒートシンク、605R、605G コリメータレンズ、607R、607G ロッドインテグレータ、610R、610G 液晶型空間光変調装置、612 クロスダイクロイックプリズム、612a、612b ダイクロイック膜、616 筐体、620、622 冷却ファン、630、634 排気口、632 吸気口、Win、Wout、W1、W2 空気

Claims (3)

  1. 照明光を供給する、発光ダイオードを用いた光源部と、
    前記光源部が所定の温度となるように冷却する冷却部と、
    前記光源部からの前記照明光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記空間光変調装置で変調された光を投写する投写レンズと、
    前記第2色光を反射し、前記第1色光及び前記第3色光を透過する第1のダイクロイック膜と、前記第3色光を反射し、前記第1色光及び前記第2色光を透過する第2のダイクロイック膜と、を有し、前記第1色光、前記第2色光及び前記第3色光を合成して前記投写レンズの方向に射出する色合成光学系と、を有し、
    前記光源部は、第1色光である前記照明光を供給する第1色光用光源部と、第2色光である前記照明光を供給する第2色光用光源部と、第3色光である前記照明光を供給する第3色光用光源部と、を備え、
    前記第1色光用光源部は、前記第2色光用光源部及び前記第3色光用光源部と比較して、前記光源部の温度変化に対応する前記照明光の光量の変化量が大きく、
    前記冷却部は、前記各色光用光源部の温度変化に対応する前記照明光の光量のそれぞれの変化量に応じた強度で、前記各色光用光源部のそれぞれが前記所定の温度となるように冷却し、
    前記光源部の冷却に用いられる冷却用流体を流入する冷却用流体流入口と、前記冷却用流体を排出する冷却用流体排出口と、を備え、
    前記各色光用光源部に対して共通の冷却用流体流入口が前記第1色光用光源部の近傍に設けられ、
    前記冷却用流体排出口が前記第2色光用光源部と前記第3色光用光源部との少なくとも一方の近傍に設けられ、
    前記色合成光学系は、前記第1色光用光源部と前記投写レンズとの間に設けられ、
    前記所定の温度は、前記光源部が基準温度であるときの前記照明光の光量を基準として所定範囲の光量が得られる温度であることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記第1色光は赤色であり、前記第2色光と前記第3色光とは、緑色と青色とのうちいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記冷却部は、対応する前記光源部からの熱を放出する放熱部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のプロジェクタ。
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