JP2016009003A - 冷却装置、画像投射装置、電子機器 - Google Patents

冷却装置、画像投射装置、電子機器 Download PDF

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Akihisa Mikawa
晃尚 三川
藤岡 哲弥
Tetsuya Fujioka
哲弥 藤岡
金井 秀雄
Hideo Kanai
秀雄 金井
正道 山田
Masamichi Yamada
正道 山田
御沓 泰成
Yasunari Mikutsu
泰成 御沓
聡 土屋
Satoshi Tsuchiya
聡 土屋
優紀美 西
Yukimi Nishi
優紀美 西
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Abstract

【課題】周辺部品の設計変更を行う必要のない放熱体を具備した冷却装置を提供する。【解決手段】排気口を備えた送風部と、複数の放熱フィンを備えた放熱体とを有する冷却装置であって、放熱体の上面の端辺が直線状に揃っていること、複数の放熱フィンは、少なくとも第1放熱領域と第2放熱領域とを有し、第2放熱領域に配置された放熱フィンは、第1放熱領域に配置された放熱フィンよりも表面積が狭いこと、放熱フィンは、送風部の排気口と対向する位置に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、冷却装置、画像投射装置、電子機器に関する。
従来から、発熱源を冷却する冷却装置として、発熱源に複数の放熱フィンを有する放熱体を押し付けて放熱面積を拡大させ、ファンから排気された空気を直接放熱フィンに吹き付けて冷却する構成が既に知られている。
こうした冷却装置として、例えば放熱フィンを有する放熱体が、複数の排気口を有するファンの当該排気口内にそれぞれ内在され、一方の排気口内に配置された放熱体の放熱フィンのピッチは、他方の排気口内に配置された放熱体の放熱フィンのピッチより一様に狭くした構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1の冷却装置は、放熱体がファンの排気口内に設置される構成である。そのため、上記の冷却装置は放熱体とファンの羽との位置などを考慮に入れた最適設計とされ、組み合わせるファンの種類やレイアウトが限定されてしまう。したがって、発熱源に対応させた他の放熱体と交換したい場合、周辺部品までも設計変更しなければならないという問題があった。
そこで、本発明は上記従来技術の問題に鑑みて、放熱体を交換する際に、周辺部品の設計変更を必要としない冷却装置を提供することにある。
上記課題に鑑み、本発明の冷却装置の一つの実施形態において、
排気口を備えた送風部と、複数の放熱フィンを備えた放熱体とを有する冷却装置であって、
前記放熱体の上面の端辺が直線上に揃っていること、
前記複数の放熱フィンは、少なくとも第1放熱領域と第2放熱領域とを有し、
前記第2放熱領域に配置された放熱フィンは、前記第1放熱領域に配置された放熱フィンよりも表面積が狭いこと、
前記放熱フィンは、前記送風部の前記排気口と対向する位置に配置されていること、
を特徴とする。
本発明によれば、放熱体を交換する際に、周辺部品の設計変更を必要としない冷却装置を提供できる。
本発明に係る画像投射装置の使用態様を示す斜視図である。 (a)は図1の正面側から見た画像投射装置の内部構造を示す斜視図である。(b)は図1の背面側からみた画像投射装置の内部構造を示す斜視図である。 光学エンジンと光源装置との関係を示す斜視図である。 光学エンジンの概略構成を示す斜視図である。 照明光学部と画像処理部の概略構成と光路を説明する説明図である。 画像処理部の概略構成を示す斜視図である。 投射光学部の構成の一部を示す斜視図である。 投射光学部の構成を示す斜視図である。 投射光学部の光路を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る冷却装置の構成を示す斜視図である。 シロッコファンの構成を示す斜視図である。 図10に示した冷却装置の底面図である。 図10に示した冷却装置の平面図である。 第1の実施形態に係る冷却装置を備えた冷却構造の一例を示す全体斜視図である。 ダクトを設けた冷却構造の一例を示す全体斜視図である。 図15に示した冷却構造の底面図である。 第2の実施形態に係る冷却装置の構成を示す斜視図である。 図17に示した冷却装置の底面図である。 第2の実施形態に係る冷却装置を備えた冷却構造の一例を示す底面図である。 第3の実施形態に係る冷却装置の構成を示す斜視図である。 図20に示した冷却構造の底面図である。 第1放熱領域に配置されたフィンの形状を模式的に示す側面図である。 第3の実施形態に係る冷却装置を備えた冷却構造の一例を示す底面図である。 第4の実施形態に係る冷却装置の構成を示す斜視図である。 図24に示した冷却装置を冷却風の流通方向に対して正面に見た正面図である。 第4の実施形態に係る冷却装置を備えた冷却構造の一例を示す底面図である。 第1の実施形態に係る冷却装置を変形させた一例を示す斜視図である。
次に、本発明に係る冷却装置、画像投射装置及び電子機器の実施形態を説明する。各図面中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜簡略化ないし省略する。図面は、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。したがって、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
以下、本発明に係る冷却装置は、画像投射装置に搭載されることが最良である。したがって、以下、先ず画像投射装置の全体構成を説明した後、冷却装置及び冷却構造の構成を具体的に説明するものとする。
<画像投射装置>
図1〜図2は、本発明に係る画像投射装置1の概略構成の一例を示している。図1は画像投射装置1の概略構成を示す投射時の斜視図である。図2は画像投射装置1の外装カバー3を外した状態を示した内部構成図であり、(a)は、図1の正面側Fから見た斜視図であり、(b)は図1の背面側Bから見た斜視図である。
画像投射装置1は、パソコンやビデオカメラ等から入力される映像データを基に映像を生成し、その映像を被投射面であるスクリーン2などに投影表示する装置である。図示した画像投射装置1は、DMD(Digital Micro-mirror Device)を利用した小型軽量型のフロントタイプの液晶プロジェクタである。また、縦置き型であるがこの限りではない。
画像投射装置1は、内部構造が外装カバー3内に搭載されるものであり、外装カバー3の上面部には操作部4、投射口5、右側面には吸気口6及びコネクタ部7、左側面(図示省略)には排気口、正面にはピント調節部8などが設けられている。
画像投射装置1は、図2に示すように、基本構成として大きく分けて光源装置20と光学エンジン30、冷却装置50を備えている。その他、通常液晶プロジェクタに搭載されている各構造が同様に搭載されており、ここで詳しく説明することは省略する。
次に、光源装置20、光学エンジン30及び冷却装置50について図面に基づいて説明する、図3には、画像投射装置1から光源装置20と光学エンジン30、及び冷却装置50を取り出した状態を示した。図4には画像投射装置1から光学エンジン30と冷却装置50のみを取り出した状態を示した。
冷却装置50は、本発明の特徴となる部分であるため詳細は後述するが、点線で示したシロッコファン60(送風部に相当)と組み合わされて構成される。
光源装置20は、例えば高圧水銀ランプなどの光源を制御して、画像の投射に必要な光を光学エンジン部30へと白色光を供給する。
光源装置20は、光源21を保持する保持部材である光源ブラケット22を有しており、光源ブラケット22にハロゲンランプ、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプなどの光源21が装着されている。
また、光源ブラケット22の光源21の光出射側には、不図示のリフレクタなどが保持されたホルダ24がネジ止めされている。ホルダ24の光源21が配置された側と反対側の面には、出射窓23(図4参照)が設けられている。光源21から出射した光は、ホルダ24に保持された不図示のリフレクタにより出射窓23に集光され、出射窓23から出射する。
また、ホルダ24の側面には、光源21を冷却するための空気が流入する光源給気口(図示省略)と、光源21の熱により加熱された空気が排気される光源排気口24Cが設けられている。
光学エンジン部30は、光源装置20から供給された光を用いて、入力された画像データを処理して投射する制御を行う。図4は、光学エンジン部30の詳細な構成を示す斜視図である。光学エンジン部30は、照明光学部31、投射光学部33、及び画像処理部32を備えている。上述した光源装置20からの白色光は、まず照明光学部31に照射される。照明光学部31は、光源装置20からの白色光をRGBのそれぞれの成分へと分光し、画像処理部32へと導光する。画像処理部32は、変調信号に応じて画像形成を行い、入力された画像データから投影する画像を生成する。投射光学部33は、画像処理部32で生成された画像を被照射面に拡大投射する。
図5は、照明光学部31と画像処理部32の配置構成と光路を示す図である。
照明光学部31は、カラーホイル38、ライトトンネル37、リレーレンズ36、シリンダミラー35、凹面ミラー34を備えている。カラーホイル38は、円盤状のカラーフィルタにより上記光源装置20から出射した白色光を単位時間毎にRGBの各色が繰り返す光に変換して出射する。
ライトトンネル37は、板ガラスを張り合わせて筒状に構成されており、カラーホイル38から出射する光を導く。リレーレンズ36は、2枚のレンズを組み合わせて構成されており、ライトトンネル37より出射される光の軸上色収差を補正しつつ集光する。
シリンダミラー35、および凹面ミラー34は、リレーレンズ36より出射される光をそれぞれ反射する。反射された光は、画像処理部32へと入光され、画像処理部32は、複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有し、映像や画像のデータに基づいて各マイクロミラーが時分割駆動されることにより、所定の映像を形成するように投射光を加工して反射するDMD素子41を備えている。そして、画像処理部32において、DMD素子41(第1冷却対象)により時分割された映像データに基づいて、複数のマイクロミラーが使用する光は、図中で矢印Bで示される投射レンズ51の方向へ反射させ、捨てる光は矢印Cで示されるOFF光板53へと反射させる。
図6は、画像処理部32の構成を示す斜視図である。画像処理部32はDMD素子41とDMD素子41を制御するDMDプリント基板42とDMD素子41を冷却するヒートシンク43と、ヒートシンク43をDMD素子41に押し付ける固定板44とを備える。本実施形態において、ヒートシンク43が放熱体に相当する。ヒートシンク43は、第1冷却対象のDMD素子41と接触することで、DMD素子41の熱を放熱する。
また、図7、図8は、投射光学部33の構成を示す斜視図である。画像処理部32を通過した光は図7の投射レンズ51へ反射され、捨てられる光はOFF光板53へと反射される。
図9は、投射光学部33における光路を説明する側面図である。投射レンズ51を通過し、拡大された映像光は折り返しミラー54によって光路が折り返され、自由曲面ミラー55によってスクリーン2上へ拡大投影される。以上の構成によって、画像投射装置1は光学エンジン部30をスクリーン2に近接して配置でき、光軸路が垂直方向となる縦型にして設置面積を小さくできる。
[第1の実施形態]
<冷却装置>
次に、本発明に係る冷却装置50を図面に基づいて説明する。
図10は、冷却装置50の全体構成を示す斜視図である。冷却装置50は端的に云うと、図6に示したヒートシンク43と、その内部(装置の底面側)に設けられたシロッコファン60を組み合わせて構成される。
このヒートシンク43が、例えば画像投射装置1へ搭載された場合、画像処理部32のDMD素子41と、光源装置20の2つの冷却対象を冷却するための冷却構造を実現する。
上記したヒートシンク43には、垂直方向に延びる複数のフィン45(放熱フィンに相当)が並設され、フィン45にシロッコファン60からの冷却風が直接吹き付けられることで冷却対象を冷却する構成である。
因みに、図示したフィン45は、ヒートシンク43の短手方向に対して直交する向きで、所定のピッチを空けて並設されており、各ピッチ間の隙間が冷却風の流路を形成する構成である。
そして、フィン45は、表面積の狭い第1放熱領域45aと、第1放熱領域45aよりも表面積が広い第2放熱領域45bを有している。以下、第1放熱領域45aに配置されるフィンを451、第2放熱領域45bに配置されるフィンを452と表記する。
本実施形態は第1放熱領域45aに配置されたフィン451と、第2放熱領域45bに配置されたフィン452のフィンピッチを異ならせることで、それぞれの領域におけるフィンの表面積を変化させている。フィンピッチと各領域については後述する。
本実施形態では、ヒートシンク43の一部に段差を設けてその段差部46内にシロッコファン60を収納し、シロッコファン60とヒートシンク43とが一体的に接続されて冷却装置50を構成している。したがって、冷却装置50の外形は、略直方体形状となり、他の周辺部品への設計変形の必要性を最小限に止めている。
また、ヒートシンク43の上面の端辺は直線状に揃っており、図示例のヒートシンク43の上面形状は矩形に形成されている。勿論、隅部にはR加工が施されていても良い。本発明においては、特に図示例においてヒートシンクの上面の右側端辺が揃っていることが重要である。右側端辺は、例えば光源装置などの他の周辺装置(周辺部品)と連結される辺であり、この辺に段部などが形成されると、周辺装置との接続部品に設計変形を行う必要が生じてしまう。本発明は、ヒートシンク43の上面の連結側端辺を直線状に揃えることで、周辺部品の設計変更を無くすことを大きな特長としている。
シロッコファン60は、ヒートシンク43に対して、外気を取り込み送風する送風部に相当する。シロッコファン60は、多数の小型の前向き羽根をもった筒と整風器をくみ合わせた構造であり、静圧効率が60%程度の一般的なものが用いられる。
また、シロッコファン60は、図11に示すように第1吸気口71、第2吸気口72、及び排気口73を有している。第2吸気口72は、第1吸気口71の反対面側に設けられており、シロッコファン60は、両面吸い込み式のファンとなっている。すなわち、本実施形態では、第1吸気口71は、シロッコファン60の上面側、第2吸気口72はシロッコファン60の底面側に設けられている。また、本構成では排気口73が幅広、すなわち厚みよりも横幅のほうが大きい排気口73を有するシロッコファン60を使用しているが、これは冷却効率をさらに高めるためである。
排気口73が幅広なシロッコファン60の方が、冷却風の排気される面積を大きくすることが可能となり、冷却風とヒートシンク43との接触面積を大きくすることができる。そして、冷却風とヒートシンク43との接触表面積を拡大させることにより冷却効率を向上できる。表面積の拡大方法は、後述するが放熱フィン451の構成を工夫することで実現できる。
また、シロッコファン60は、生じた冷却風を右回転流れにより排気口73へ導風する構成であるため、矢印Pで示した端部側に風速の速い流れが集中する。したがって、排気される冷却風の風速は排気口73の幅方向(長手方向)に対して均一ではなく、風速の速い箇所と風速の遅い箇所が存在する。そのため、図示において右寄り箇所の風速は速く、それ以外の箇所の風速は遅くなる。したがって、幅広な排気口73は、所定の第1流量の冷却風が流れて流量が少ない第1排気領域73aと、第1流量よりも多い第2流量で空気が流れる第2排気領域73bと、に区分できる。
因みに、上記第1排気領域73aとフィン45の第1放熱領域45a、及び第2排気領域73bとフィン45の第2放熱領域45bとは、それぞれの対応する構成とされている。
図12は、シロッコファン60を備えた冷却装置50を底面側から見た図である。
図12に示すように、第1排気領域73aには、第1放熱領域45aのフィン451が配置されている。第2排気領域73bには、第2放熱領域45bのフィン452が配置されている。
そして、図示のようにフィン451、452は、排気口73の外側であって、当該排気口73と対向する位置に配置されているため、当該フィン451、452が排気口73内を塞いでシロッコファン60の静圧を上昇させることがない。
そして、流量の多い第2排気領域73bに配置された複数のフィン452は、それぞれのフィンピッチFP2を狭くすることでフィンの表面積を拡大している。また、流量の少ない冷却風が通過する第1排気領域73aに配置されたフィン451は、それぞれのフィンピッチFP1を広く(粗く)している。フィンピッチとは各フィン間の間隔である。因みに、図示例においてフィンピッチFP1とFP2との関係は、FP2=FP1×1/2であることが好ましい。
上記のように流量の多い冷却風が通過する第2排気領域73bにおいては、フィン452のフィンピッチFP2を狭くすることで表面積を拡大して、温度定格の厳しいDMD素子41(第1冷却対象)を固定するヒートシンク43を優先的かつ効率的に冷却できる。
一方、流量の少ない冷却風が通過する第1排気領域73aにおいては、フィン451のピッチを広くすることにより、通風抵抗が低減されて冷却風の抜けを良くし、第1放熱領域45aを通過した冷却風を下流側に配置された冷却対象(第2冷却対象)の冷却に利用できる。すなわち、ピッチが狭い第2放熱領域45bのフィン452においてヒートシンク43の冷却を行い、ピッチが広い第1放熱領域45aのフィン451において下流側の冷却対象の冷却を可能にする構成である。
図13に、冷却装置50の平面図を示した。
上記したようにヒートシンク43は、表面積の異なる第1放熱領域45aと第2放熱領域45bを有するフィン45が存在している。しかし、図示例から明らかなように、ヒートシンク43の上面の端辺が直線状に揃っており、上面形状は矩形に保持されている。これは、ヒートシンク43の基本的なサイズに変更が生じていないことを意味する。
また、冷却装置50の外形は、図10に示したように直方体形状である。直方体形状である利点は、冷却装置50を他の色々な機器や場所において、冷却装置50を取り巻く周辺部品の設計変更をさせずとも組み入れ可能な点にある。すると、コストを飛躍的に低減でき、設計(レイアウト)の自由度を向上できる。
上記してきたように本実施形態の冷却装置50は、『ヒートシンク43の放熱効率をより高めること=第2放熱領域45bに配置されるフィン452の表面積をより大きくすること』と、『第1放熱領域45aを通過する際の通風抵抗を低減し、第1放熱領域45aの下流側に配置された別の冷却対象の冷却効率を高めること=第1放熱領域45aの表面積をより小さくすること』という冷却バランスの調整を、ヒートシンク43の基本的なサイズに変更を生じさせることなく行える。
フィンの表面積を変化させる際、ヒートシンク43の基本的なサイズに変更を生じさせないことは設計において重要な要素である。即ちサイズに変更を加える場合、従前の金型サイズと合わなくなる可能性があり、金型からの新規設計を行う必要が生じ大幅なコストアップの要因となるからである。
本実施形態では基本的なサイズを変更することなくフィンピッチの変更により表面積を異ならせたが、この変更であれば金型共通で二次加工の変更もしくは金型の入れ子変更で対応できるため、少額のコスト変動で流用することが可能となるのである。
また、ヒートシンク43のサイズを変更しないこと、更には冷却装置50の外形を略直方体形状に保持することで、ヒートシンクの周辺部品又は冷却装置の周辺装置の設計変更を行なうことなく、様々な装置や配置に流用できる。
例えば、第2冷却対象が光源装置である場合、ランプ出力の向上といったマイナーチェンジにより、第2冷却対象が所望する冷却風の量が変化して冷却バランスが崩れる場合がある。そうした際に、フィンを最適な冷却バランスに調整したヒートシンクを、レイアウト変更や、周辺部品の設計変更を行うことなく組み入れる(交換)ことができる。斯すると、開発コストをミニマムにした冷却バランス調整が可能となる。
<冷却構造>
次に、本発明に係る冷却構造を説明する。図14に本実施形態の冷却装置50を備えた冷却構造の全体斜視図を示した。特に冷却装置50の空気の流路の下流側に第2冷却対象として光源装置20を配置した例を示した。
この冷却構造は、図14に示されるように、強制空冷用の冷却源であるシロッコファン60とヒートシンク43と、第2冷却対象である光源装置20を直線状に並べ、フィン451が配置される第1放熱領域45aの直線上に光源装置20の冷却用のダクト25を連結する構成とする。このような構造とすることで、風量を損なうことなく第1放熱領域45aを通過した冷却風が、上記ダクト25内に入り、光源装置20を冷却することに利用できる。一方で、ピッチの狭いフィン452の第2放熱領域45bでは、上記したようにヒートシンク43の冷却が効率的に行われている。
よって、本実施形態の冷却構造は、ヒートシンク43(DMD素子41)と光源装置20の2つの部品の冷却を、1つのシロッコファン60で効率的に行うことができる。
因みに、光源装置20を冷却しなければならない理由として、ランプ交換時の火傷防止が挙げられる。ランプ交換時には、使用者が光源装置20の底面部分に触れるため、光源装置20の特に下部を冷却する必要がある。
さらに、定格温度について言及すると、ヒートシンク43が取付けられている画像処理部32のDMD素子41(画像表示素子)の定格温度は70℃となっている。しかし、この数値はDMD素子41自体の発熱も考慮して決められた値であるため、その自己発熱分を相殺した65℃程度がDMD素子41の表面温度となるように設計する必要がある。一方、DMD素子41の下流側に配置されている光源装置20の下部に関しては明確な温度の決まりはなく、使用者が触れる可能性のある箇所は安全規格上95℃までは許されることになっている。上記のような背景から、ヒートシンク43に取り付けたDMD素子41の冷却を優先する必要がある。したがって、風速の速い第2排気領域73bをフィン45の表面積が大きな第2放熱領域45bと対向させることで、ヒートシンク43を介してDMD素子41を優先的に冷却している。
また、風速の遅い第1排気領域73aを表面積が小さく通風抵抗が小さい第1放熱領域45aと対向させることで、風速の低下を抑えて、温度的に余裕度の大きい光源装置20を冷却できる構成としている。
なお、第1放熱領域45aを通過した後の冷却風を、より損失なく光源装置20の冷却用のダクト25へ導く方法として、以下の図15に示すような連結用ダクト80を新たに設けることが望ましい。図16は連結用ダクト80(以下単にダクト80という)を連結した冷却構造を底面側から見た図を示した。
これはシロッコファン60から排気された冷却風を漏れることなく光源装置20へ流通させるためであり、ダクト80が有する導風機能によって更なる冷却効率の向上が期待できる。
即ち、ダクト80は、冷却風を流通させる流路81を有しており、冷却風の流通方向に対する先端部82が、光源手段20のダクト25と接続されている。冷却風の流通方向に対する基端部83には、ヒートシンク43のフィン45が配置されている側面を挟持する接続部84が設けられ、当該接続部84により冷却装置50と接続されている。
前記ダクト80の流路81は、第1放熱領域45aの延長線上に設けられている。したがって、第1放熱領域45aにおいて、ピッチが広く設計されたフィン451が速度の遅い冷却風の風速を低減することなく下流側へ通風すると、ダクト80は、その遅い冷却風を光源装置20へ空気漏れさせることなく効果的に送ることができる。
因みに、流路81の冷却風の流通方向と直交する幅は、第1放熱領域45aより少し広く形成されて、第1放熱領域45aからの冷却風を確実に流通できる構成とされている。
本実施形態の冷却装置50は、上記したように優先される冷却対象はヒートシンク43に取付けられたDMD素子41である。したがって、シロッコファン60の冷却風は主にヒートシンク43へ当てられるべきである。
上記の点を鑑みて、ダクト80の接続部84には、第2放熱領域45bの排気側近傍に当該第2放熱領域45bから排気された冷却風を衝突させる衝突壁84aが設けられている。この衝突壁84aにより、第2放熱領域45bに配置されたフィン452の先端まで十分に冷却風が行き渡ることを期待できる。
即ち、一般に、フィン45を通過する冷却風はフィン45の入り口側ほど風速が速く、出口に向かうにつれて風速が低下する傾向がある。そのため、フィン45の出口側(排気側とも云う)ほど冷却能力が低くなっている。そこで、第2放熱領域45bに配置されたフィン252の排気側近傍に衝突壁84aを設けると、シロッコファン60から排気された冷却風は、第2放熱領域45bのフィン452を通過後、衝突壁84aに衝突する。その際、冷却風の流れは層流から乱流となり、フィン452の出口付近で空気が掻き回されるので、フィン452の排気側でもフィン先端まで空気を十分に行き渡らせることができる。
とは言え、第2放熱領域45bの排気側付近の全面を衝突壁84aで覆うと静圧が上昇してファン本来が有する風量特性を発揮できなくなる虞がある。したがって、衝突壁84aの流路81に繋がる端部をゆるやかなR形状に形成して、第2放熱領域45bを通過した冷却風を流路81へ導風(矢印Q)することにより、ファンの静圧上昇を防止する。のみならず第2放熱領域45bを通過した冷却風を光源装置20(第2冷却対象)の冷却風にも利用できる。
上記してきたように本実施形態の冷却構造は、冷却装置50のフィン451、452のピッチを変えて冷却のバランスを調整する際、シロッコファン60を保持するブラケットやダクト80、光源装置20の部品や位置など冷却装置50を取り巻く周辺部品の設計変更やレイアウト変更の必要がない。
[第2の実施形態]
<冷却装置>
次に、第2の実施形態に係る冷却装置50Bを図17〜図18に基づいて説明する。図17は、冷却装置50の全体構成を示す上方斜視図であり、図18は冷却装置50Bの底面図である。
第2の実施形態は、基本的に第1の実施形態で説明したと同様の構成であるため、相違点のみ説明する。
第1の実施形態との相違点は、フィン45Bにおいて第1放熱領域45aに配置されたフィン451Bと、第2放熱領域45bに配置されたフィン452Bの長さを異ならせることで、それぞれの領域におけるフィンの表面積を変化させた点にある。
つまり、本実施形態のヒートシンク43Bは、フィン451Bとフィン452Bの長さの変化により、表面積の小さな(=通風抵抗の小さな)第1放熱領域45aと、表面積の大きな(ヒートシンク43への放熱効率の高い)第2放熱領域45bの2箇所を形成している。
具体的には、図18に示すように、流量の大きい第2排気領域73bに対向配置された、ヒートシンク43Bの第2放熱領域45bのフィン452Bの長さを、第1放熱領域45aのフィン451Bより長くしてフィンの表面積を拡大する。
上記のように流量の多い冷却風が通過する第2排気領域73bのフィン452Bの表面積を拡大することで、ヒートシンク43Bを効率的に冷却できる。
また、流量の少ない冷却風が通過する第1排気領域73aに対向配置された、第1放熱領域45aのフィン451Bの長さを、上記フィン452Bより短くする。因みにフィンピッチは同じであり長さのみが相違する構成であり、第1放熱領域45aと第2放熱領域45bの表面積の変化量は第1の実施形態と等しい。
上記のように流量の少ない冷却風が通過する第1排気領域73aのフィン451Bの表面積を小さくすることにより、通風抵抗が低減されて冷却風の抜けを良くし、第1放熱領域45aを通過した冷却風を下流側に配置された冷却対象(第2冷却対象)の冷却に利用できる。
本実施形態では、フィン452Bとフィン451Bの長さが異なっているが、ヒートシンク43の上面の端辺は直線状に揃っており、その上面形状や冷却装置50のサイズ(外形)は第1の実施形態と全く変化していない。
上記のように形状を変化させないため、フィン451Bの長さが短い部分には上壁4520B(図18斜線部)が形成されている。因みにこの上壁4520Bは、冷却風の漏れ防止としての機能を発揮できる。
なお、第1放熱領域45aに配置されるフィン451Bのうち一番外側(側面側)に位置する1本の端部フィン4510Bは、第2放熱領域45bに配置されたフィン452Bと同じ長さを有している。これは、端部フィン4510Bにより、第1放熱領域45aから排気された冷却風の流れを乱さず、光源装置20へ導風する導風路として活用するためである。また、後述する冷却構造において、光源装置20と接続するダクト80の流路81に至るまで冷却風の漏れを防止する機能も発揮できる。
本実施形態の冷却装置50Bは、第1の実施形態とフィン452Bとフィン451Bの長さとフィンピッチにおいて違いがあるが、ヒートシンク43Bの上面形状もっては冷却装置50Bの外形が第1の実施形態と変わらない。したがって、良好な冷却バランスに調整したヒートシンクを、シロッコファン60を保持するブラケットやヒートシンクを取り巻く周辺部品の設計変更を行うことなく交換できる。のみならず冷却装置を取り巻く周辺部品(周辺装置)のレイアウト変更や設計変更の必要も最小限にできる。また、第1放熱領域45aと第2放熱領域45bの表面積の変化量は第1の実施形態と等しいため、良好な冷却効果を期待できる。
更に、本実施形態では表面積を変更するパラメータとしてフィンの長さを変更したが、この変更であれば金型共通で二次加工の変更もしくは金型の入れ子変更で対応できるため、少額のコスト変動で流用可能である。
<冷却構造>
次に、第2の実施形態に係る冷却装置50Bを使用した冷却構造の一例を図19に示した。図19は冷却構造の底面図である。上方斜視図は図15と全く同じになるため図示することは省略した。
本実施形態の冷却構造も第1の実施形態の冷却構造と略同じであり、冷却装置50B、ダクト80、光源装置20が直線状に配置されて構成される。したがって重複する説明は省略する。
因みに、上方斜視図が図15と同じになる理由は、ヒートシンク43Bのフィン451Bと、452Bの長さを異ならせても、ヒートシンク43Bの上面形状及び冷却装置50Bの外形が保持されているためである。
第2の実施形態に係る冷却装置50Bを使用した冷却構造は、冷却装置50Bのフィン451(B)の長さが第1の実施形態とは相違するが、その表面積の変化量は等しい。そのため、空気の流れは第1の実施形態と差がなく、第1放熱領域45aから排気された冷却風は、効率よく光源装置20へ送られ冷却される。また、フィン451Bの形状を変えることで冷却のバランスを変化させたとしても、シロッコファン60を保持するブラケットやダクト80、光源装置20の部品や位置など冷却装置50Bを取り巻く周辺部品の設計変更やレイアウト変更を行う必要がない。
[第3の実施形態]
<冷却装置>
次に、第3の実施形態に係る冷却装置50Cを図20〜図22に基づいて説明する。図20は、冷却装置50Cの全体構成を示す上方斜視図であり、図21は冷却装置50Cの底面図である。図22は、フィン451Cの形状を模式的に示す側面図である。
第3の実施形態も基本的に第1の実施形態で説明したと同様の構成であるため、相違点のみ説明する。
第1の実施形態との相違点は、フィン45Cにおいて第1放熱領域45aに配置されるフィン451Cの形状(縦断面)を、第2放熱領域45bに配置されたフィン452Cと変えて表面積を変化させた点にある。因みに、フィン452Cは、第1、第2の実施形態と同じ形状(縦断面)にして表面積を拡大している。上記のように、流量の多い冷却風が通過する第2排気領域73bのフィン452Cの表面積を拡大することで、ヒートシンク43Cを効率的に冷却できる。
また、第1放熱領域45aと第2放熱領域45bの表面積の変化量は第1の実施形態と等しい。つまり、本実施形態のヒートシンク43Cは、フィン451Cの形状をフィン452Cの形状(断面形状)と異ならせることで、表面積の小さな(=通風抵抗の小さな)第1放熱領域45aと、表面積の大きな(ヒートシンク43への放熱効率の高い)第2放熱領域45bの2箇所を形成しているのである。
具体的にフィン451Cの断面(縦断面)は、図22の模式側面図に示すように、下方に向かって狭窄する形状に形成されている。図示例では、フィン451Cのシロッコファン60側の面は垂直に起立しており、他側面が下方に向かって内側に約45°傾斜する形状とされている。特にシロッコファン60側の面が傾斜せず起立した形状とされているため、当該シロッコファン60を良好に配置できると共に、無駄な隙間を空けて放熱効果を損失することを防止できる。また、他側面が下方内向きに傾斜する形状とされているので、表面積を小さく(通風抵抗を低減)しつつも、ヒートシンク43Cの上面形状が第1の実施形態と変わらない構成にできる。つまり、ヒートシンク43Cの上面の端辺が直線状に揃う形状を保持できる。
上記のように流量の少ない冷却風が通過する第1排気領域73aのフィン451Cの表面積を小さくすることにより、通風抵抗が低減されて冷却風の抜けを良くし、第1放熱領域45aを通過した冷却風を下流側に配置された冷却対象(第2冷却対象)の冷却に利用できる。
なお、第1放熱領域45aに配置されるフィン451Cのうち一番外側(側面側)に位置する1本の端部フィン4510Cは、第2放熱領域45bに配置されたフィン452Cと同じ長さを有している。これは、端部フィン4510Cにより、第1放熱領域45aから排気された冷却風の流れを乱さず、光源装置20へ導風する導風路として活用するためである。また、後述する冷却構造において、光源装置20と接続するダクト80の流路81に至るまで冷却風を漏れなく(損失無く)流通させることができる。
本実施形態の冷却装置50Cは、第1、第2の実施形態とフィン451(C)の形状が相違しているが、ヒートシンク43Cの上面形状もっては冷却装置50Cの外形が第1の実施形態と変わらない。したがって、良好な冷却バランスに調整したヒートシンクを、シロッコファン60を保持するブラケットやヒートシンクを取り巻く周辺部品の設計変更を行うことなく交換できる。のみならず冷却装置を取り巻く周辺部品(周辺装置)のレイアウト変更や設計変更の必要も最小限にできる。
また、第1放熱領域と第2放熱領域の表面積の変化量は第1の実施形態と等しいため、良好な冷却効果を期待できる。
更に、本実施形態では表面積を変更するパラメータとしてフィンの形状を変更したが、この変更であれば金型共通で二次加工の変更もしくは金型の入れ子変更で対応できるため、少額のコスト変動で流用可能である。
<冷却構造>
次に、第3の実施形態に係る冷却装置50Cを使用した冷却構造の一例を図23に示した。図23は冷却構造の底面図である。上方斜視図は図15と全く同じになるため図示することは省略した。
本実施形態の冷却構造も第1の実施形態の冷却構造と略同じであり、冷却装置50C、ダクト80、光源装置20が直線状に配置されて構成される。したがって、重複する説明は省略する。
因みに、上方斜視図が図15と同じになる理由は、ヒートシンク43Cのフィン451Cの形状を452Cの形状と異ならせても、ヒートシンク43Cの上面形状及び冷却装置50Cの外形が保持されているためである。
第3の実施形態に係る冷却装置50Cを使用した冷却構造は、冷却装置50Cのフィン451(C)の形状が第1、第2の実施形態とは相違するが、その表面積の変化量は等しい。そのため、空気の流れは上記した実施形態と差がなく、第1放熱領域45aから排気された冷却風は、効率よく光源装置20へ送られ冷却されるのである。また、フィン451Cの形状を変えることで冷却のバランスを変化させたとしても、シロッコファン60を保持するブラケットやダクト80、光源装置20の部品や位置など冷却装置50Cを取り巻く周辺部品の設計変更やレイアウト変更を行う必要がない。
[第4の実施形態]
<冷却装置>
次に、第4の実施形態に係る冷却装置50Dを図24〜図25に基づいて説明する。図24は、冷却装置50Dの全体構成を示す上方斜視図であり、図25は冷却装置50Dの冷却風の流通方向に対して正面から見た正面図である。
第4の実施形態も基本的に第1の実施形態で説明したと同様の構成であるため、相違点のみ説明する。
第1の実施形態との相違点は、フィン45Dにおいて第1放熱領域45aに配置されるフィン451Dの高さを、第2放熱領域45bに配置されたフィン452Dに比して低くして表面積を変化させた点にある。因みに、フィン452Dは、第1〜第3の実施形態と同じ形状(縦断面)と高さを有して表面積を拡大している。このように、流量の多い冷却風が通過する第2排気領域73bのフィン452Dの表面積を拡大することで、ヒートシンク43Dを効率的に冷却できる。第1放熱領域45aと第2放熱領域45bの表面積の変化量は第1の実施形態と等しい。
つまり、本実施形態のヒートシンク43Dは、フィン451Dの高さをフィン452Dの高さと異ならせることで、表面積の小さな(=通風抵抗の小さな)第1放熱領域45aと、表面積の大きな(ヒートシンク43Dへの放熱効率の高い)第2放熱領域45bの2箇所を形成しているのである。
具体的には、図25に示すように、第1排気領域73aに対向配置された第1放熱領域45aのフィン451Dの高さH1が、第2排気領域73bに対向配置された第2放熱領域45bのフィン452Dの高さH2より低く(H1<H2)して表面積を小さくする。
フィン452Dの高さH2は、第1〜第3の実施形態と同様の高さを有することでフィン451Dに比して表面積を拡大している。フィン451Dの高さH1は、ヒートシンク43Dの上部からシロッコファン60の排気口73の第1排気領域73aの略中央位置までの高さに設計されている。つまり、第1排気領域73aの下半分の対向側にはフィン451Dは存在せずに開口状態とされている。
したがって、第1排気領域73aの下方から排気される冷却風は、通風抵抗が無い状態でフィン45を通過するので、下流側に配置された冷却対象(第2冷却対象)の冷却効率を向上できる。
本実施形態では、フィン451Dの高さがフィン452Dの高さより低くなっているが、ヒートシンク43Dの上面形状やサイズ自体は変化していない。つまり、ヒートシンク43Dの上面の端辺が直線状に揃う形状を保持している。
なお、第1放熱領域45aに配置されるフィン451Dのうち一番外側(側面側)に位置する1本の端部フィン4510Dは、第2放熱領域45bに配置されたフィン452Dと同じ高さH2を有している。これは、端部フィン4510Dにより、第2放熱領域45bから排気された冷却風の流れを乱さず、光源装置20へ導風する導風路として活用するためである。また、後述する冷却構造において、光源装置20と接続するダクト80の流路81に至るまで冷却風の漏れを防止する効果も期待できる。
本実施形態の冷却装置50Dは、第1の実施形態とフィン451(D)の高さが異なっているが、ヒートシンク43Dの上面形状もっては冷却装置50Dの外形が第1の実施形態と変わらない。したがって、良好な冷却バランスに調整したヒートシンクを、シロッコファン60を保持するブラケットやヒートシンクを取り巻く周辺部品の設計変更を行うことなく交換できる。のみならず冷却装置を取り巻く周辺部品(周辺装置)のレイアウト変更や設計変更の必要も最小限にできる。
また、第1放熱領域と第2放熱領域の表面積の変化量は第1の実施形態と等しいため、良好な冷却効果を期待できる。
更に、本実施形態では表面積を変更するパラメータとしてフィンの高さを変更したが、この変更であれば金型共通で二次加工の変更もしくは金型の入れ子変更で対応できるため、少額のコスト変動で流用可能である。
<冷却構造>
次に、第4の実施形態に係る冷却装置50Dを使用した冷却構造の一例を図26に示した。図25は冷却構造の底面図である。上方斜視図は図15と全く同じになるため図示することは省略した。
第4の実施形態に係る冷却装置50Dを使用した冷却構造も、底面から見ると図16と略同じであることが分かる。
因みに、底面図と上方斜視図が図15、図16と同じになる理由は、ヒートシンク43Dのフィン451Dの高さをフィン452Dの高さより低くしても、ヒートシンク43Dの上面形状及び冷却装置50Dの外形が保持されているためである。
第4の実施形態に係る冷却装置50Dを使用した冷却構造は、冷却装置50Dのフィン451(D)の形状が第1〜第3の実施形態とは相違するが、その表面積の変化量は等しい。そのため、空気の流れは上記した実施形態と差がなく、第1放熱領域45aから排気された冷却風は、効率よく光源装置20へ送られ冷却されるのである。また、フィン451Dの形状を変えることで冷却のバランスを変化させたとしても、シロッコファン60を保持するブラケットやダクト80、光源装置20の部品や位置など冷却装置50Dを取り巻く周辺部品の設計変更やレイアウト変更を行う必要がない。
[第5の実施形態]
第5の実施形態として、上記してきた第1〜第4の実施形態で説明した何れかの1つの冷却装置50を搭載した画像投射装置1を挙げる。
画像投射装置1の具体的構成は図1〜図9などで説明してきたとおり、冷却装置50の他、光源装置20、光学エンジン30などを少なくとも有している。各構成については上記に説明したため省略する。
また、画像投射装置1には、第1〜第4の実施形態で既に説明した何れかの1つの冷却装置50が搭載されるため、説明することは省略する。また、冷却装置50を使用した冷却構造も第1〜第4で説明したとおりであり説明は省略する。
したがって、画像投射装置1の種類、大きさ、性能に合わせた冷却装置50(冷却構造を含む)を搭載して、良好な画像投射機能を発揮できる。
また、以上で示したヒートシンク、冷却装置、冷却構造は、画像投射装置以外にも、通常のPCや電子回路など電子機器の冷却対象の装置に対しても用いることができる。
(変形例)
上記した第1〜第4の実施形態の冷却装置において、ヒートシンク43は、いずれも段差部46を設けてシロッコファン60と一体化した構成であった。しかし、以下の構成の冷却装置50'であっても良い。
即ち、冷却装置を構成するヒートシンクは、この限りではなく、図27に示したように段差部を設けない完全な直方体形状に形成されたヒートシンク430であっても良い。その他、第1放熱領域450aと第2放熱領域450bを有するフィン450の長さ、高さ、形状などは第1〜第4の実施形態で説明したものが同様に実施可能である。図示した形状は第1の実施形態で説明したフィン45を一例として示したに過ぎない。
この変形例においても、ヒートシンク430の上面の端辺は直線状に揃う形状とされており、上面形状は矩形である。勿論隅部にはR加工が施されていても良い。
また、シロッコファン60も第1〜第4の実施形態で説明したものが同様に実施され、ヒートシンク430とは、図示しない連結部材により連結されて冷却装置500を構成することができる。
この変形例は、上記したようにヒートシンク430自体が完全な直方体形状であるため、ヒートシンク430を取り巻く周辺部材の設計変更を行わずとも、色々な機器(装置)や場所に組み入れて使用することができるため、汎用性が高い。
以上、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明した。なお、上記の記載は、実施形態を理解するためのものであり、実施形態の範囲を限定するものではない。また、上記の複数の実施形態は、相互に排他的なものではない。したがって、矛盾が生じない限り、異なる実施形態の各要素を組み合わせることも意図しており、特許請求の範囲に記載された開示の技術の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 画像投射装置
2 スクリーン
3 外装カバー
20 光源装置
21 光源
22 光源ブラケット
23 出射窓
24 ホルダ
25 ダクト
30 光学エンジン部
31 照明光学部
32 画像処理部
33 投射光学部
34 凹面ミラー
35 シリンダミラー
36 リレーレンズ
37 ライトトンネル
38 カラーホイル
41 DMD素子
42 DMDプリント基板
43 ヒートシンク
44 固定板
45 フィン
45a 第1放熱領域
45b 第2放熱領域
451 (第1放熱領域のフィン)
452 (第2放熱領域のフィン)
4510 端部フィン
51 投射レンズ
53 OFF光板
54 折り返しミラー
55 自由曲面ミラー
60 シロッコファン
71 第1吸気口
72 第2吸気口
73 排気口
73a 第1排気領域
73b 第2排気領域
80 ダクト
特許第4144037号公報

Claims (8)

  1. 排気口を備えた送風部と、複数の放熱フィンを備えた放熱体とを有する冷却装置であって、
    前記放熱体の上面の端辺が直線状に揃っていること、
    前記複数の放熱フィンは、少なくとも第1放熱領域と第2放熱領域とを有し、
    前記第1放熱領域に配置された放熱フィンは、前記第2放熱領域に配置された放熱フィンよりも表面積が狭いこと、
    前記放熱フィンは、前記送風部の前記排気口と対向する位置に配置されていること、
    を特徴とする冷却装置。
  2. 前記排気口は、冷却風を排気する第1排気領域と、当該第1排気領域より多量の冷却風を排気する第2排気領域とを有し、
    前記第1排気領域には、前記放熱フィンの前記第1放熱領域が配置され、前記第2排気領域には、前記放熱フィンの前記第2放熱領域が配置されること、
    を特徴とする請求項1に記載した冷却装置。
  3. 前記第1放熱領域に配置された放熱フィンのピッチは、第2放熱領域に配置された放熱フィンのピッチより広いことを特徴とする請求項1又は2に記載した冷却装置。
  4. 前記第1放熱領域に配置された放熱フィンの長さは、第2放熱領域に配置された放熱フィンの長さより短いことを特徴とする請求項1又は2に記載した冷却装置。
  5. 前記第1放熱領域に配置された放熱フィンは、縦断面が下方に向かって狭窄する形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載した冷却装置。
  6. 前記第1放熱領域に配置された放熱フィンの高さは、第2放熱領域の放熱フィンの高さより低いことを特徴とする請求項1又は2に記載した冷却装置。
  7. 画像を表示するための画像表示素子と、前記画像表示素子に表示された前記画像を投射するための投射光学部と、請求項1〜6の何れか一項に記載の冷却装置とを備えた画像投射装置。
  8. 冷却対象と、当該冷却対象を冷却する冷却装置とを備える電子機器において、請求項1〜6の何れか一項に記載の冷却装置を備えた電子機器。
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