JP6179792B2 - 光源装置及びこれを備えた画像投射装置 - Google Patents

光源装置及びこれを備えた画像投射装置 Download PDF

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Description

本発明は、照射対象物に向けて光を射出する光源装置及びこれを備えた画像投射装置に関するものである。
この種の光源装置としては、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、更にメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影するプロジェクタ(画像投射装置)に用いられるものが知られている。プロジェクタは、一般に、光源装置から射出された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子や液晶板等の画像形成部材に集光させ、スクリーン上に画像を表示させる。
このようなプロジェクタにおいて、従来は、高輝度の放電ランプを光源とする光源装置を用いるものが主流であったが、近年、光源として、発光ダイオード(LED)やレーザーダイオード(LD)、或いは有機EL等の半導体発光素子を用いたものが、開発、提案されている。特に、光源としてLD等のレーザー光源を用いる場合、例えば、色再現性、発光効率、光利用効率等の向上などのメリットがある。また、レーザー光源は、点光源あるいは平行光を照射する光源であるため、照明系が設計しやすく、色合成の簡易化や投射レンズの低NA化等が達成できるというメリットもある。
光源としてLD等の発光素子を用いる場合、1つの発光素子の光量では、画像投射装置の光源として必要な光量を得ることができない。そのため、例えば特許文献1に記載の半導体光源装置のように、多数の発光素子を二次元方向に配置し、多数の発光素子による光量を足し合わせて必要な光量を得る光源装置が提案されている。この特許文献1に開示の半導体光源装置は、多数の半導体発光素子を、保持体(発光素子保持部材)により、各半導体発光素子の光軸が互いに略平行となるようにマトリクス状に保持している。そして、これらの半導体発光素子から照射される光を、発光素子ごとにレンズ取付枠に保持されたコリメータレンズで集光し、画像投射装置の光源として必要な光量を得ている。
多数の発光素子を二次元方向に配置した発光素子群を光源として用いる画像投射装置においては、その発光素子を如何に効率よく冷却するかが重要となっている。冷却が不十分だと、安定した発光量が得られなかったり、寿命が短くなったりするためである。このような発光素子群を冷却する場合、例えば、その発光素子群を保持している発光素子保持部材の裏側にヒートシンクなどの放熱部材を設け、この放熱部材に風を送り込んで冷却する方法が用いられることが多い。上記特許文献1に開示の半導体光源装置でも、多数の発光素子が保持されている側とは反対側の保持体(発光素子保持部材)部分にヒートシンクが取り付けられ、これを画像投射装置内に設けられた冷却ファンから送風される冷却風で冷却する構成を採用している。
ただし、このように、発光素子保持部材の裏側を冷却する構成だけでは、十分な冷却効果が得られない場合がある。特に、光源の小型化等の目的で多数の発光素子の配置密度を高めたり、光量を増大させる目的でより多くの発光素子を用いたりする場合には、十分な冷却効果が得られないことが多い。
上記特許文献1に開示の半導体光源装置においては、多数の発光素子が保持されている側の保持体部分に、スペーサを介して、発光素子ごとに設けられるコリメータレンズを保持するレンズ取付枠が対向配置され、保持体とレンズ取付枠との間に所定の間隙が形成されている。この間隙は、画像投射装置内に設けられた冷却ファンから送風される冷却風の流路となるように構成されている。したがって、冷却ファンからの冷却風は、ヒートシンクのみならず、保持体とレンズ取付枠との間の間隙を通って、保持体に保持された多数の発光素子にも直接当たる。そのため、保持体上の多数の発光素子を、その保持体の表裏両方から冷却することが可能であり、保持体の裏側だけを冷却する構成と比較して、多数の発光素子を効率よく冷却する効果が得られる。
ところが、上記特許文献1に開示の半導体光源装置では、保持体とレンズ取付枠との間隙に対して冷却風を送り込む構成である。そのため、レンズ取付枠に保持されているコリメータレンズから射出された後の光路上に設けられる反射ミラー等の光学部品については、当該冷却風では冷却できない。通常、反射ミラー等の光学部品は、受ける光の一部が熱に変わり、徐々に熱が蓄積される。これにより、歪み等が生じるなどして光学特性に熱変化を示し、狙いの光学特性が得られなくなるおそれがある。よって、発光素子だけでなく、このような光学部品についても冷却することが望まれる。
ここで、本出願人は、二次元方向に配置された発光素子群の光照射側で、発光素子保持部材との間に空間を設けて反射ミラー等の光戻し部材を対向配置させ、発光素子群からの光を発光素子群の二次元方向内部側に向けて戻し、光源装置から射出される光束の断面積を縮小させた光源装置を開発中である。この光源装置では、光戻し部材が受ける光の一部が熱に変わって光戻し部材に熱が蓄積し、光戻し部材の光学特性が熱変化して、所望の光束を光源装置から射出することができなくなるおそれがある。
特に、この光源装置において、発光素子保持部材と光戻し部材との間の空間は、発光素子群の光照射側と隣接しているので、各発光素子からの熱が伝搬しやすく、温度が上昇しやすい。しかも、この空間は、発光素子保持部材と光戻し部材との間に挟まれた狭い空間であるため、熱が溜まりやすい。そのため、この空間に隣接する光戻し部材は、昇温しやすく、光学特性に熱変化が生じやすい。
上記特許文献1に開示の半導体光源装置では、上述したとおり、コリメータレンズ後の光路上に設けられる光学部品については冷却風で冷却できないので、この半導体光源装置における冷却手段をそのまま適用した場合、冷却風により発光素子は冷却できても上述した光戻し部材を冷却することはできない。したがって、発光素子だけでなく光戻し部材についても効率良く冷却できる新たな冷却方法が望まれる。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、発光素子が二次元方向に配置された発光素子群だけでなく、その発光素子群から照射される光を発光素子群の二次元方向内部側に向けて戻す光戻し部材についても、効率良く冷却できる光源装置及びこれを備えた画像投射装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、発光素子保持部材上に発光素子が二次元方向に配置された発光素子群から照射される光を照射対象物に向けて射出する光源装置において、上記発光素子群の光照射側で上記発光素子保持部材との間に空間を設けて対向配置され、該発光素子群から照射される光を該発光素子群の二次元方向内部側に向けて戻す光戻し部材と、上記発光素子群の光照射側の裏側に、上記冷却風を送出する送風手段と、上記発光素子保持部材の外周を囲うように設けられ、上記発光素子保持部材の側部を通って上記送風手段が送出する冷却風を上記発光素子群の光照射側に回り込ませる回り込み流路、および、該回り込み流路から送り込まれる冷却風を上記空間を通過させる流路を形成する流路形成部材とを有することことを特徴とする。
本発明においては、発光素子群の光照射側に存在する発光素子保持部材と光戻し部材との間の空間に冷却風が通るので、この冷却風により当該空間の熱を除去できる。したがって、この冷却風によって発光素子保持部材上の発光素子群及び光戻し部材の両方を冷却することができ、効率のよい冷却を実現できるという優れた効果が得られる。
実施形態1の光源ユニットを正面から見た模式図である。 同光源ユニットを、図1中A−A部で切断したときの模式図である。 同光源ユニットを、図2中B−B部で切断したときの模式図である。 同光源ユニットを、図2中C−C部で切断したときの模式図である。 同光源ユニットにおける光源とカップリングレンズとの位置関係を示す説明図である。 実施形態2の光源ユニットを正面から見た模式図である。 同光源ユニットを、図6中A−A部で切断したときの模式図である。 同光源ユニットを、図7中B−B部で切断したときの模式図である。 同光源ユニットを、図7中C−C部で切断したときの模式図である。 実施形態3の光源ユニットを正面から見た模式図である。 同光源ユニットを、図10中A−A部で切断したときの模式図である。 同光源ユニットのヒートシンクを、光源支持体の裏側方向から見たときの模式図である。 実施形態4の光源ユニットを正面から見た模式図である。 同光源ユニットを、図13中A−A部で切断したときの模式図である。 同光源ユニットのヒートシンクを、光源支持体の裏側方向から見たときの模式図である。 実施形態5におけるプロジェクタを例示する模式図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明を、画像投射装置としてのプロジェクタの光源装置として好適に使用可能な光源装置に適用した一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について説明する。
図1は、本実施形態1の光源装置としての光源ユニット1を正面から見た模式図である。
図2は、光源ユニット1を、図1中A−A部で切断したときの模式図である。
図3は、光源ユニット1を、図2中B−B部で切断したときの模式図である。
図4は、光源ユニット1を、図2中C−C部で切断したときの模式図である。
本実施形態1の光源ユニット1は、複数(本実施形態1では12個)の光源11−1〜11−12が二次元方向に分散して配置された光源群(発光素子群)を備えている。光源11−1〜11−12は、それぞれに対応して設けられたカップリングレンズ12−1〜12−12とともに、円環状をなすように、発光素子保持部材としての光源支持体13に配列されている。また、光源支持体13に対し、光源11−1〜11−12の光照射側(以下「表面側」とする。)の裏側には、送風手段としての軸流ファン3が設けられている。
各光源11−1〜11−12には、例えば、半導体レーザー等のレーザー光源を用いることができ、各光源11−1〜11−12から照射される光の色は、それぞれ異なっていても構わない。カップリングレンズ12−1〜12−12は、それぞれ、ガラスやプラスチック等から形成された凸レンズであり、図5に示すように、各カップリングレンズの曲率中心軸が光源11−1〜11−12の各光軸に対して円周方向内側になるように、軸ズレ量dだけ軸ズレが生じるように配置されている。このように、光源11−1〜11−12及びカップリングレンズ12−1〜12−12を配置することで、各光源11−1〜11−12から照射される光は、それぞれ対応するカップリングレンズ12−1〜12−12を通過して円環中心方向に傾斜した出射光を得ることができる。
光源支持体13は、例えば、アルミニウム等の金属やモールド樹脂等から構成されており、円環状に配列された光源11−1〜11−12の円環内側で、入射する光を光源ユニット1の光射出方向へ案内する光案内部材としての第1反射ミラー9を支持している。また、円環状に配列された光源11−1〜11−12から照射される光を第1反射ミラー9へ入射させる光案内部材としての第2反射ミラー10も有している。光源11−1〜11−12から照射された光は、カップリングレンズ12−1〜12−12を通過した後、第2反射ミラー10で反射し、その反射光が第1反射ミラー9に入射する。第1反射ミラー9に入射した光は、第1反射ミラー9で反射して、最終的に光源ユニット1から射出される。
第1反射ミラー9は、円環状に配置された光源11−1〜11−12の円環内側の光源支持体13表面によって支持された円盤状の平板部材で構成されている。第1反射ミラー9は、円盤状に形成した板ガラスの一方の面に例えばアルミニウム膜が蒸着されて反射部となる反射面が形成されたものを用いることができる。
第2反射ミラー10は、図3に示すように、円環状に配置された光源11−1〜11−12を囲うように光源支持体13の表面上に設けられたユニット側壁8の先端部分に支持されたミラー支持体14に保持されているドーナツ状の平板部材で構成されている。このユニット側壁8やミラー支持体14は、上記光源支持体13と同様、例えば、アルミニウム等の金属やモールド樹脂等で形成することができる。第2反射ミラー10は、各光源11−1〜11−12から照射された光を、その光源11−1〜11−12の円環内側に配置された第1反射ミラー9へ反射させる位置に配置される。第2反射ミラー10は、ドーナツ状に形成した板ガラスの一方の面に例えばアルミニウム膜が蒸着されて反射部となる反射面が形成されたものを用いることができる。
第2反射ミラー10の中央部は、第1反射ミラー9で反射した光を最終的に光源ユニット1から射出させる光射出口10aとなる。そのため、第2反射ミラー10の中央部は、例えば、光が通過可能なように、開口させたり、アルミニウム膜が蒸着されていないガラス板等の光透過部材で形成したりする。
各光源11−1〜11−12からカップリングレンズ12−1〜12−12を通過した光は、第2反射ミラー10で折り返されて、光源11−1〜11−12の円環内側に配置された第1反射ミラー9で再度折り返される。本実施形態1では、第1反射ミラー9と第2反射ミラー10との間で数回の折返しを繰り返した後、第2反射ミラー10の中央部に形成されている光射出口10aから射出される。このような折返しを繰り返すことにより、光源11−1〜11−12から照射された光束の断面積が徐々に縮小し、密度を高められた光束を光源ユニット1から射出することができる。しかも、光源ユニット1から射出される光束の断面積が縮小することで、その射出光束の集光距離を短縮し、光源ユニット1の光射出方向において光源ユニット1が設置されるプロジェクタ等の装置の小型化を図ることができる。
本実施形態1では、最終的に光源ユニット1の光射出方向へ光を案内する第1反射ミラー9に光を入射させるまでの折返し回数が3回である例であったが、折返し回数は1回でもよいし、2回以上でもよい。折返し回数を増やすほど、光源ユニット1から射出される光束の断面積を縮小することが可能である。
また、光源11−1〜11−12から照射される光を光源11−1〜11−12の二次元方向内部側(円環内部側)に向けて戻す光戻し部材の構成部品は、光を反射して光路を変更する第2反射ミラー10等のミラー部材に限らず、光を屈折させて光路を変更するなどの他の光路変更部材であってもよい。同様に、最終的に光源ユニット1の光射出方向へ光を案内する光案内部材も、第1反射ミラー9等のミラー部材に限らず、光を屈折させて光路を変更するなどの他の光路変更部材であってもよい。
本実施形態1の光源ユニット1には、図2に示すように、軸流ファン3により送り込まれる冷却風が光源支持体13と第2反射ミラー10との間に形成されている空間を通過するように、冷却風の流路が形成されている。具体的に説明すると、本実施形態1では、光源支持体13の側部(図2中上側)を通って軸流ファン3からの冷却風を光源支持体13の表面側に回り込ませる回り込み流路が、流路形成部材2によって形成されている。これにより、軸流ファン3から光源支持体13の裏面に吹き付けられた冷却風は、その裏面に沿って光源支持体13の側部の回り込み流路に向けて流れ、回り込み流路を通って、光源支持体13の表面に送り込まれる。
本実施形態1では、軸流ファン3からの冷却風が吹き付けられる光源支持体13の裏面の形状が、通風抵抗が小さくなるように光源支持体13の側部(図2中の上側と下側)に向けて傾斜した略楔形状に形成されている。これにより、光源支持体13の裏面に沿って流れる冷却風の流速低下を少なく抑えることができる。本実施形態1では、光源支持体13における図2中下側の側部に向けて流れる冷却風は、光源支持体13の裏面の熱を奪って、そのまま光源ユニット1の外部へと排出される。
一方、光源支持体13における図2中上側の側部に向けて流れる冷却風は、光源支持体13の裏面の熱を奪って、回り込み流路に流れ込む。そして、光源支持体13の表面側に回り込み、光源支持体13の表面と第2反射ミラー10との間の空間に流れ込み、この空間を通過した冷却風は、光源支持体13の他端側(図2中の下側)から光源ユニット1の外部へと排出される。
本実施形態1によれば、軸流ファン3からの冷却風は、光源支持体13の裏面に直接的に吹き付けられて、光源11−1〜11−12から光源支持体13に伝熱された熱の一部を強制的に奪い取るとともに、光源支持体13の表面側に回り込んだ後は、光源11−1〜11−12や光源支持体13から自然対流によって放熱されて、光源支持体13の表面と第2反射ミラー10との間の空間内で暖められた空気(熱流体)を光源ユニット1の外部へと排出する。このように、本実施形態1においては、光源支持体13の表裏両方を冷却風によって冷却することができるので、光源支持体13の裏面側だけあるいは表面側だけを冷却する構成と比較して、光源11−1〜11−12を効率よく冷却する効果が得られる。本実施形態1においては、1つの軸流ファン3により、光源支持体13の表裏両方を冷却できる。
しかも、本実施形態1では、光源支持体13の表面と第2反射ミラー10との間の空間内で暖められた空気(熱流体)を冷却風によって光源ユニット1の外部へと排出できるので、当該暖められた空気によって第2反射ミラー10が昇温し、その光学特性が熱変化してしまう事態を抑制できる。また、当該暖められた空気によって第1反射ミラー9が昇温することも抑制されるので、第1反射ミラー9の光学特性が熱変化してしまう事態も抑制できる。
本実施形態1において、光源支持体13の大きさや光源11−1〜11−12によって形成される円環の径などは任意に設定することができるので、光源の数は適宜設定することができる。また、光源支持体13の熱量を大きくすれば、より高い放熱性を実現することが可能である。
本実施形態1における光源ユニット1は、光源11−1〜11−12の冷却効果が高いので、発光量の安定性や寿命の観点で優れた効果が得られ、また設計の自由度も大きいため、様々なニーズ、用途に対応することが可能である。特に、本実施形態1の光源ユニットは、プロジェクタ等の画像投射装置に好適に適用することができる。
〔実施形態2〕
次に、本発明に係る光源装置の他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)について説明する。
本実施形態2に係る光源ユニット1は、上記実施形態1の光源装置と基本構成はほぼ同じであるが、冷却風が通る流路が異なる点で、上記実施形態1の光源装置とは異なっている。以下、上記実施形態1の光源装置と異なる点を中心に説明する。
図6は、本実施形態2の光源装置としての光源ユニット1を正面から見た模式図である。
図7は、光源ユニット1を、図6中A−A部で切断したときの模式図である。
図8は、光源ユニット1を、図7中B−B部で切断したときの模式図である。
図9は、光源ユニット1を、図7中C−C部で切断したときの模式図である。
本実施形態2の光源ユニット1は、複数の光源11−1〜11−12及び複数のカップリングレンズ12−1〜12−12を支持する光源支持体13が円盤状に形成されている。また、本実施形態2の光源ユニット1では、流路形成部材2が光源支持体13の外周を囲うように設けられている。これにより、本実施形態2における回り込み流路は、光源支持体13の外周部全域に形成される。
本実施形態2では、軸流ファン3から光源支持体13の裏面に吹き付けられた冷却風は、その裏面に沿って光源支持体13の外周部の回り込み流路に向けて流れ、回り込み流路を通って、光源支持体13の表面に送り込まれる。本実施形態2では、軸流ファン3からの冷却風が吹き付けられる光源支持体13の裏面の形状が、通風抵抗が小さくなるように光源支持体13の側部に向けて傾斜した形状に形成されている。具体的には、光源支持体13の中心部から外周部に向けて放射状に傾斜した略多角垂形状に形成されている。これにより、光源支持体13の裏面に沿って流れる冷却風の流速低下を少なく抑えることができる。
光源支持体13の外周部に向けて流れる冷却風は、光源支持体13の裏面の熱を奪って回り込み流路に流れ込み、光源支持体13の表面側に回り込んで、光源支持体13の表面と第2反射ミラー10との間の空間に流れ込む。本実施形態2において、第2反射ミラー10の中央部に設けられる光射出口10aは開口しており、上記空間に流れ込んだ冷却風は、この光射出口10aから光源ユニット1の外部へと排出される。
本実施形態2においては、上記実施形態1と同様、複数の光源11−1〜11−12及び複数のカップリングレンズ12−1〜12−12を支持する光源支持体13や、第2反射ミラー10を支持するユニット側壁8及びミラー支持体14などによって、光源ユニット1のケース(光源ケース)が構成されている。光源ケースは、通常、空気中の塵埃等の異物が内部に入り込まないように、外気へ連通する開口をなるべく少なくすることが望まれる。そのため、通常であれば、光を射出する射出口10aは、ガラス等の光透過部材で塞ぐのが好ましい。
しかしながら、本実施形態2においては、光源ユニット1の光射出口10aには光透過部材を設けず、開口状態としている。これにより、光源支持体13の裏面側から回り込み流路を通って光源支持体13の表面側の空間へ送り込まれてきた冷却風を、光射出口10aを通じて、光源ユニット1の外部へ排出することができる。仮に、光射出口10aに光透過部材を設けた場合、光射出口10aの内部の冷却風を効率よく排出するために、上記実施形態1の場合のように別の開口部を光源ケースに形成する必要があり、この場合、光源ケースの剛性の低下を招く。
本実施形態2のように、光射出口10aの開口を冷却風の排出口として用いることで、光源ケースの剛性を低下させることなく、広い冷却風の排出口を確保することができる。これにより、光源ケース内の冷却風を効率よく排出できるようになり、冷却風による高い冷却効果を維持できる。しかも、本実施形態2のように、光射出口10aの開口を冷却風の排出口として用いる場合、光射出口10aの開口では、光源ケース内部から外部に向かって冷却風の強い吹き出しが生じる。これにより、光射出口10aが開口していても、外部の塵埃等の異物が入り込みにくいので、異物の進入の問題は軽微である。
〔実施形態3〕
次に、本発明に係る光源装置の更に他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態3」という。)について説明する。
本実施形態3に係る光源ユニット1は、上記実施形態1の光源装置と基本構成はほぼ同じであるが、更に冷却効果を高めるために放熱部材としてのヒートシンク15を設けた点で、上記実施形態1の光源装置とは異なっている。以下、上記実施形態1の光源装置と異なる点を中心に説明する。
図10は、本実施形態3の光源装置としての光源ユニット1を正面から見た模式図である。
図11は、光源ユニット1を、図10中A−A部で切断したときの模式図である。
図12は、光源ユニット1のヒートシンクを、光源支持体13の裏側方向から見たときの模式図である。
本実施形態3の光源ユニット1は、図11に示すように、光源支持体13の裏面が平面に形成されており、その裏面にヒートシンク15が取り付けられている。このヒートシンク15は、光源支持体13の裏面全体に密着するように取り付けられる基部15aと、その基部15aから伸びる多数の平板状フィン15bとから構成されている。
本実施形態3において、ヒートシンク15の基部15aは、軸流ファン3から吹き付けられる冷却風の通風抵抗が小さくなるように光源支持体13の側部(図11中の上側と下側)に向けて傾斜した略楔形状に形成されている。これにより、光源支持体13の裏面のヒートシンク15に吹き付けられる冷却風が平板状フィン15bの隙間を通って光源支持体13の側部(図11中の上側と下側)へ向かって流れるときの流速低下を少なく抑えることができる。
本実施形態3によれば、軸流ファン3からの冷却風が光源支持体13の裏面のヒートシンク15に吹き付けられることにより、平板状フィン15bの隙間を通って光源支持体13の側部へと抜けるときに、光源支持体13上の光源11−1〜11−12から光源支持体13を介してヒートシンク15に伝達された熱が冷却風により効率よく除熱され、光源支持体13上の光源11−1〜11−12の冷却効果が高まる。
〔実施形態4〕
次に、本発明に係る光源装置の更に他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態4」という。)について説明する。
本実施形態4に係る光源ユニット1は、上記実施形態2の光源装置と基本構成はほぼ同じであるが、更に冷却効果を高めるために放熱部材としてのヒートシンク15を設けた点で、上記実施形態2の光源装置とは異なっている。以下、上記実施形態2の光源装置と異なる点を中心に説明する。
図13は、本実施形態4の光源装置としての光源ユニット1を正面から見た模式図である。
図14は、光源ユニット1を、図13中A−A部で切断したときの模式図である。
図15は、光源ユニット1のヒートシンクを、光源支持体13の裏側方向から見たときの模式図である。
本実施形態4の光源ユニット1は、図14に示すように、光源支持体13の裏面が平面に形成されており、その裏面にヒートシンク15が取り付けられている。このヒートシンク15は、光源支持体13の裏面全体に密着するように取り付けられる基部15aと、その基部15aから伸びる多数の棒状フィン15bとから構成されている。
本実施形態4の光源ユニット1は、上記実施形態2と同様、光源支持体13が円盤状に形成されており、流路形成部材2が光源支持体13の外周を囲うように設けられている。これにより、本実施形態4における回り込み流路も、光源支持体13の外周部全域に形成されている。本実施形態4では、軸流ファン3から吹き付けられる冷却風が光源支持体13の外周部に向けて放射状に流れるように、多数の棒状フィン15bを分散配置したヒートシンク15を用いている。これにより、軸流ファン3から吹き付けられる冷却風は、光源支持体13の外周部に向けて均等に分散させることができる。
本実施形態4によれば、軸流ファン3からの冷却風が光源支持体13の裏面のヒートシンク15に吹き付けられることにより、棒状フィン15bの隙間を通って光源支持体13の外周部へと抜けるときに、光源支持体13上の光源11−1〜11−12から光源支持体13を介してヒートシンク15に伝達された熱が冷却風により効率よく除熱され、光源支持体13上の光源11−1〜11−12の冷却効果が高まる。
〔実施形態5〕
次に、本発明に係る光源装置を用いた画像投射装置としてのプロジェクタの一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態5」という。)について説明する。
図16は、本実施形態5におけるプロジェクタ20を例示する模式図である。
このプロジェクタ20は、光源ユニット1と、照明光学系を構成する光量均一化手段としてのロッドインテグレータ16と、画像形成部材である画像形成パネル18と、ロッドインテグレータ16で光量を均一化された出射光を画像形成パネル18に伝達する照明光学系を構成するリレーレンズ17と、画像形成パネル18に形成された画像を拡大投射する投射光学系となる投射レンズ19とを有している。
各光源11−1〜11−12から照射された光が集光されて光源ユニット1から射出される光は、周知のロッドインテグレータ16に入射してロッドインテグレータ16内で全反射を繰り返しながら色合成や光量の均一化等が行われ、ロッドインテグレータ16から出射される。ロッドインテグレータ16から出射された光は、リレーレンズ17により画像形成パネル18に照射され、投射レンズ19により図示しない外部スクリーンに投射される。
本実施形態5のプロジェクタ20では、画像形成パネル18として、変調信号に応じて画像形成される透過型タイプのパネルを例示しているが、反射型タイプのパネルやマイクロミラーデバイス(DMD)タイプのパネルを用いてもよい。なお、ロッドインテグレータ16は、光量均一化手段の代表的な一例であり、これ以外の周知の光量均一化手段を用いてもよい。リレーレンズ17や投射レンズ19についても本実施形態のものに限定されない。
このようなプロジェクタ20の光源装置として、上述した実施形態の光源ユニット1を用いることで、複数光源からの照射された光を合成して断面積が縮小した密度の高い光束が得られるとともに、ロッドインテグレータ16への入射角を小さくできるので、画像形成パネル18の照明光の広がりを抑えることが可能となり、NAの小さい(F値の大きい)投射レンズ19を用いることができる。このため、投射レンズ19の設計や製作が容易となり画像性能も容易に確保できる。つまり、複数光源を用いつつ、放熱性を向上させ、かつ光量の均一化を図ることができるプロジェクタ20を実現できる。更には、光源ユニット1から射出される射出光束の断面積を縮小することにより、その射出光束の集光距離を短縮し、ロッドインテグレータ16を、より光源ユニット1の近くに配置することが可能となり、光源ユニット1の光射出方向におけるプロジェクタ20の小型化を図ることができる。
以上の説明では、光源11−1〜11−12が円環状に配置された例について説明したが、このような配置に限らず、光源が二次元方向に配置されたものであれば、光源を格子状に配置したものでも、多角形状に配置したものでもよい。各光源の配置は、均等に分布した配置が好ましいが、不均等に分布したものであってもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
光源支持体13等の発光素子保持部材上に光源11−1〜11−12等の発光素子が二次元方向に配置された発光素子群から照射される光をロッドインテグレータ16等の照射対象物に向けて射出する光源ユニット1等の光源装置において、上記発光素子群の光照射側で上記発光素子保持部材との間に空間を設けて対向配置され、該発光素子群から照射される光を該発光素子群の二次元方向内部側に向けて戻す第2反射ミラー10等の光戻し部材を有し、軸流ファン3等の送風手段により送り込まれる冷却風が上記空間を通過するように該冷却風の流路を形成したことを特徴とする。
発光素子保持部材と光戻し部材との間の空間は、発光素子群の光照射側と隣接しているので、各発光素子からの熱が伝搬しやすく、温度が上昇しやすい。しかも、この空間は、発光素子保持部材と光戻し部材との間に挟まれた狭い空間であるため、熱が溜まりやすい。そのため、この空間に隣接する光戻し部材は、昇温しやすく、光学特性に熱変化が生じやすい。本態様によれば、冷却風により上記空間の熱を除去できるので、この冷却風によって発光素子保持部材上の発光素子群だけでなく、光戻し部材についても冷却することができ、効率のよい冷却を実現できる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、上記発光素子群の二次元方向内部側に配置され、入射する光を当該光源装置の光射出方向へ案内する第1反射ミラー9等の光案内部材を有し、上記光戻し部材は、上記発光素子群から照射される光を上記光案内部材へ入射させるように戻すことを特徴とする。
これによれば、発光素子群から照射される光束の断面積を縮小して密度が高められた光束を光源装置から射出することができる。しかも、光源装置から射出される光束の断面積が縮小することで、その射出光束の集光距離を短縮し、光源装置の光射出方向において当該光源装置が設置されるプロジェクタ等の装置の小型化を図ることができる。
(態様C)
上記態様A又はBにおいて、上記発光素子群の光照射側の裏側に、上記冷却風を送出する軸流ファン3等の送風手段を有し、上記流路は、上記発光素子保持部材の側部を通って上記送風手段が送出する冷却風を上記発光素子群の光照射側に回り込ませる回り込み流路を含み、該回り込み流路から送り込まれる冷却風が上記空間を通過するように形成されていることを特徴とする。
これによれば、送風手段を発光素子群の光照射側の裏側に配置することができ、省スペース化を図ることができる。
(態様D)
上記態様Cにおいて、上記発光素子保持部材における上記発光素子群の光照射側の裏側に、上記送風手段が送出する冷却風が上記回り込み流路に向けて流れるように傾斜した光源支持体13の裏面部分やヒートシンク15の基部15a等の傾斜部材を有することを特徴とする。
これによれば、送風手段が送出する冷却風の流速低下を少なく抑えて、回り込み流路に冷却風を送り込むことができ、高い冷却効果を維持することができる。
(態様E)
上記態様Dにおいて、上記発光素子保持部材における上記発光素子群の光照射側の裏側に設けられ、該発光素子群の熱を放熱するヒートシンク15等の放熱部材を有し、上記放熱部材を上記傾斜部材として構成したことを特徴とする。
これによれば、高い冷却効果を得るために放熱部材を設けた場合でも、送風手段が送出する冷却風の流速低下を少なく抑えて、回り込み流路に冷却風を送り込むことができ、高い冷却効果を維持することができる。
(態様F)
上記態様C〜Eのいずれかの態様において、上記流路は、上記回り込み流路から上記空間に送り込まれて該空間を通過した冷却風を、該回り込み流路が形成されている上記発光素子保持部材の側部とは反対側の側部から排出するように形成されていることを特徴とする。
これによれば、回り込み流路から上記空間に入り込んだ冷却風の流れの向きを大きく代えることなく当該空間を通過させることができるので、高い冷却効果を維持することができる。
(態様G)
上記態様A〜Eのいずれかの態様において、上記発光素子保持部材及び上記発光素子群を内部に収容する光源ケースを有し、上記発光素子群から照射される光が射出される上記光源ケースの光射出口10aを開口して、上記空間を通過した冷却風が該光射出口を通って該光源ケースの外部へ排出されるように上記流路を形成したことを特徴とする。
これによれば、光源ケースの剛性を低下させることなく、広い冷却風の排出口を確保することができるので、光源ケース内の冷却風を効率よく排出できるようになり、冷却風による高い冷却効果を維持できる。しかも、光射出口10aの開口では、光源ケース内部から外部に向かって冷却風の強い吹き出しが生じるので、光射出口10aが開口していても、外部の塵埃等の異物が入り込みにくいので、異物の進入の問題は軽微である。
(態様H)
プロジェクタ20等の画像投射装置であって、上記態様A〜Gのいずれかの態様に係る光源装置と、上記光源装置から射出される光を画像形成部材に伝達する照明光学系と、上記画像形成部材に形成された画像を拡大投射する投射光学系とを有することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態5で説明した種々の効果が得られる。
1 光源ユニット
2 流路形成部材
3 軸流ファン
8 ユニット側壁
9 第1反射ミラー
10 第2反射ミラー
10a 光射出口
11−1〜11−12 光源
12−1〜12−12 カップリングレンズ
13 光源支持体
14 ミラー支持体
15 ヒートシンク
16 ロッドインテグレータ
17 リレーレンズ
18 画像形成パネル
19 投射レンズ
20 プロジェクタ
特開2011−197593号公報

Claims (6)

  1. 発光素子保持部材上に発光素子が二次元方向に配置された発光素子群から照射される光を照射対象物に向けて射出する光源装置において、
    上記発光素子群の光照射側で上記発光素子保持部材との間に空間を設けて対向配置され、該発光素子群から照射される光を該発光素子群の二次元方向内部側に向けて戻す光戻し部材と、
    上記発光素子群の光照射側の裏側に、冷却風を送出する送風手段と、
    上記送風手段が送出する冷却風を上記光照射側に回り込ませる回り込み流路、および、該回り込み流路から送り込まれる冷却風を上記空間を通過させる流路を形成する流路形成部材とを有することを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1の光源装置において、
    上記発光素子群の二次元方向内部側に配置され、入射する光を当該光源装置の光射出方向へ案内する光案内部材を有し、
    上記光戻し部材は、上記発光素子群から照射される光を上記光案内部材へ入射させるように戻すことを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1または2の光源装置において、
    上記発光素子保持部材における上記発光素子群の光照射側の裏側に、上記送風手段が送出する冷却風が上記回り込み流路に向けて流れるように傾斜した傾斜部材を有することを特徴とする光源装置。
  4. 請求項の光源装置において、
    上記発光素子保持部材における上記発光素子群の光照射側の裏側に設けられ、該発光素子群の熱を放熱する放熱部材を有し、
    上記放熱部材を上記傾斜部材として構成したことを特徴とする光源装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光源装置において、
    上記発光素子保持部材及び上記発光素子群を内部に収容する光源ケースを有し、
    上記発光素子群から照射される光が射出される上記光源ケースの光射出口を開口して、上記空間を通過した冷却風が該光射出口を通って該光源ケースの外部へ排出されるようにしたことを特徴とする光源装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の光源装置と、
    上記光源装置から射出される光を画像形成部材に伝達する照明光学系と、
    上記画像形成部材に形成された画像を拡大投射する投射光学系とを有することを特徴とする画像投射装置。
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