JP3525464B2 - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置及び半導体装置の製造方法Info
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Description
造方法に関する。
ジスタは、例えば、n−chトランジスタの場合、p型
基板上へのゲート電極の成形、ゲート電極をマスクとし
てn型の不純物をイオン注入で導入することによるソー
ス・ドレイン領域の形成から構成されていた。図7を用
いてn−chトランジスタの形成方法を説明する。
分離膜3を形成後、ゲート電極2を形成する。図7(b)
では、前記p型基板1にゲート電極2をマスクとして、
ソース・ドレイン形成用n型不純物を例えばAsを30Ke
V、5E15atoms/cm2の条件でイオン注入4により導入し、
n型不純物層5を形成する。図7(c)では、ソース・ド
レイン形成不純物の活性化のために、例えば900℃、100
分で熱処理7を行う。この時、熱処理7を施している間
にソース・ドレイン形成不純物は拡散8をし、ソース・
ドレイン領域6は広がり、基板との接合深さ(Xj)は
注入直後の約0.05um〜約0.3umまで深くなる。又、p−
chトランジスタでは、n型基板上にp型のソース・ド
レイン形成不純物をもって構成される。p-chトランジス
タでは、熱処理の後には、Xjは約0.5umになる。
い、いわゆる短チャネル効果といった問題が生じてき
た。短チャンネル効果では、ソースとドレインそれぞれ
の近傍に形成される空乏層が近づきつながってしまうこ
とが原因の1つである。
なトランジスタを形成する方法として、ソース・ドレイ
ン形成不純物を、低エネルギーのイオン注入により基板
表面に浅く導入する方法、または、ソース・ドレイン形
成不純物活性化のための熱処理を短時間にすることによ
り、ソース・ドレイン形成不純物の熱処理中の拡散を抑
制し、ソース・ドレイン領域を基板表面に極浅く形成す
る方法がとられている。
注入による方法を、又、図8(c),(d)を用いて、この低
温、短時間の熱処理による形成方法を説明する。
分離膜3を形成後、ゲート電極2を形成する。前記p型
基板1にゲート電極2をマスクとして、低エネルギーn
型不純物注入9を例えばAsを5KeV、5E15atoms/cm2とい
った条件で行われ、n型極浅不純物層10が形成され、
そのXjは約0.01umとなる。図8(b)では、上記基板1
に熱処理を施した後にXjが0.2umの浅いn型ソース・
ドレイン領域11を形成される。
ート電極2をマスクとしてソース・ドレイン用n型不純
物注入4を施し、n型不純物層5を形成する。図8(d)
では、前記基板1に例えば、1000℃で10秒といった短時
間の熱処理50を施す。短時間の熱処理のため、n型不
純物はほとんど拡散せず、Xjが0.1um以下の浅いn型
ソース・ドレイン領域12が形成される。
ン注入を低加速エネルギーで行ったり、熱処理を短時間
で行うことにより短チャネル効果が抑制され、微細な素
子が形成可能となる。
の方法では、ソース・ドレイン領域を広げないために、
ソース・ドレイン形成不純物の濃度分布が、そのピーク
位置から基板との接合位置までで急峻になってしまう。
そこで、ソース・ドレイン形成不純物及び基板中の不純
物の濃度が接合部近傍で高くなることと、その勾配が急
であることから、接合部で発生するリーク電流が従来の
トランジスタに比べて急激に高くなってしまうといった
問題が生じてくる。
べく低減させる必要させる必要がある。従来のトランジ
スタを用いた場合、全待機時電流に対しての、接合リー
クによる電流は約0.1%であったのが、上記の浅いソ
ース・ドレイン領域を形成したトランジスタを用いた場
合では、約5%にまで達してしまう。このように、短チ
ャネル効果を抑制するために、熱処理条件で時間を短く
することによってソース・ドレイン領域を基板表面に浅
く形成した場合には、基板との接合部で発生するリーク
電流が急激に増加してしまうといった問題点があった。
上に、基板表面に対し、極浅くソース・ドレイン領域を
形成した、微細なMOS型トランジスタにおいて、短チ
ャネル効果を抑制しつつ、ソース・ドレイン領域底部と
基板間の接合リークを低減する半導体装置の製造方法を
提供することにある。
造方法は上記問題点に鑑み、微細なMOS型トランジス
タのソース・ドレイン領域を基板表面に浅く形成しても
短チャネル効果を抑制しつつ、基板との接合部でのリー
ク電流を抑制した半導体装置の製造方法を提供するもの
である。この為の構成として、一方導電型半導体基板表
面のMOS形トランジスタ領域となる部分に形成された
ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程(a)と、
前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板と他方導
電型の第1の不純物をイオン注入で導入し、第1の不純
物層を形成する工程(b)と、前記ゲート電極をマスク
として、前記第1の不純物と同一導電型でイオン種の異
なる第2の不純物をイオン注入して、前記第1の不純物
層の底部に前記第1の不純物層よりも低濃度の第2の不
純物層を形成する工程(c)と、前記工程(b)及び前
記工程(c)の後に、前記基板に短時間熱処理を施し、
前記第1の不純物及び前記第2の不純物を活性化してソ
ース・ドレイン領域を形成する工程(d)とを備え、前
記工程(d)によって、前記ソース・ドレイン領域の底
部のみに、前記第2の不純物からなる低濃度の不純物領
域を形成することを特徴とする。
(a)の後で前記工程(b)の前に、前記ゲート電極側
面に側壁絶縁膜を形成する工程を有し、前記工程(b)
では、前記側壁絶縁膜の形成された前記ゲート電極をマ
スクとして前記第1の不純物をイオン注入し、前記工程
(c)では、前記側壁絶縁膜の形成された前記ゲート電
極をマスクとして前記第2の不純物をイオン注入するこ
とを特徴とする。
鑑み、微細なMOS型トランジスタのソース・ドレイン
領域を基板表面に浅く形成しても短チャネル効果を抑制
しつつ、基板との接合部でのリーク電流を抑制した半導
体装置を提供するものである。この為の構成として、一
方導電型半導体基板表面のMOS型トランジスタ領域と
なる部分に形成されたゲート電極と、前記半導体基板に
形成された、前記基板と他方導電型の第1不純物が主た
る不純物である高濃度のソース・ドレイン領域と、前記
ソース・ドレイン領域底部のみに形成され、前記ソース
・ドレイン領域と同一導電型で前記第1の不純物とは異
なる第2の不純物からなる低濃度の不純物領域とを有す
る構造を特徴とする。この第1の半導体装置において、
前記不純物領域は、前記ソース・ドレイン領域の全底部
に形成されている。
ト電極の側面上に形成された側壁絶縁膜と、前記半導体
基板に形成された素子分離膜とを備え、前記ソース・ド
レイン領域は、前記側壁絶縁膜が形成されたゲート電極
及び前記素子分離膜に対して自己整合的に形成されてい
ることを特徴とする。さらに、前記不純物領域は、前記
側壁絶縁膜が形成されたゲート電極及び前記素子分離膜
に対して自己整合的に形成されている。また、前記第1
の不純物はヒ素であり、前記第2の不純物はリンであ
る。
に鑑み、微細なMOS型トランジスタのソース・ドレイ
ン領域を基板表面に浅く形成しても短チャネル効果を抑
制しつつ、基板との接合部でのリーク電流を抑制した半
導体装置を提供するものである。この為の構成として、
一方導電型半導体基板表面のMOS型トランジスタ領域
となる部分に形成されたゲート電極と、前記半導体基板
に形成された、前記基板と他方導電型の第1の不純物が
主たる不純物である高濃度のソース・ドレイン領域と、
前記ソース・ドレイン領域に対し、基板表面を除く領域
に前記ソース・ドレインと同一導電型で前記第1の不純
物とは異なる第2の不純物からなる低濃度の不純物領域
を有する構造を特徴とする。この第2の半導体装置にお
いて、前記不純物領域は、基板表面より0.05μm以
上深い位置に形成されている。また、前記第1の不純物
はヒ素であり、前記第2の不純物はリンである。
ース・ドレイン領域を基板に対して浅く形成し、短チャ
ネル効果を抑制することを目的とした微細なMOS型ト
ランジスタを製造するに当り、ソース・ドレイン領域の
底部のみに低濃度の不純物領域を形成することによっ
て、ソース・ドレイン領域底部と基板間の接合部でのリ
ーク電流を抑制することが可能となる。
ル効果を抑制するためにソース・ドレイン領域を基板に
対して浅く形成した、微細なMOS型トランジスタにお
いてソース・ドレイン領域の底部のみに形成された低濃
度の不純物領域によって、ソース・ドレイン領域底部と
基板間の接合部でのリーク電流を抑制することが可能と
なる。
例としてp型基板に、ソース・ドレイン領域を基板表面
に浅く形成することにより微細なn−chトランジスタ
を形成した場合に、ソース・ドレイン領域底部と基板間
の接合リークを抑制する製造方法について図面を参照し
ながら説明する。
る。図1(a)では、p型シリコン基板1に素子分離膜3
を形成後、ゲート電極2を形成する。前記p型基板1に
ゲート電極2をマスクとして、例えばAs,30KeV,5E15ato
ms/cm2といったソース・ドレイン用n型不純物注入4に
よりXjが約0.05umのn型不純物層5が形成される。
純物注入4と同様にゲート電極2をマスクとして、例え
ばP,40KeV,2E12atoms/cm2といった条件で、n型不純物
注入14を施し、n型不純物層5の底部のみに低濃度の
n型不純物層51を形成する。図1(c)では、例えば、1
000℃、10秒程度の短時間熱処理50を施し、n型不純
物を活性化し、n型ソース・ドレイン領域6を形成す
る。このn型ソース・ドレイン領域6では、底部のn型
不純物分布が急峻にはならない。
細化を図るにあたり、ソース・ドレイン領域を基板表面
に対し浅く形成する方法において、ソース・ドレイン領
域の底部のみにソース・ドレイン形成不純物と同一導電
性の不純物を導入することにより接合リークを抑制でき
る。
施例としてp型基板に、ソース・ドレイン領域を基板表
面に浅く形成することにより微細なn−chトランジス
タを形成した場合に、ソース・ドレイン領域底部と基板
間の接合リークを抑制する製造方法について図面を参照
しながら説明する。
る。図2(a)では、p型シリコン基板1に素子分離膜3
を形成後、ゲート電極2およびゲート側壁絶縁膜53を
形成する。前記p型基板1にゲート電極2をマスクとし
て、例えばAs,30KeV,5E15atoms/cm2といったソース・ド
レイン用n型不純物注入4によりXjが約0.05umのn型
不純物層5が形成される。
純物注入4と同様に側壁絶縁膜53があるゲート電極2
をマスクとして、例えばP,40KeV,2E12atoms/cm2といっ
た条件で、n型不純物注入14を施し、n型不純物層5
の底部のみに低濃度のn型不純物層51を形成する。図
2(c)では、例えば1000℃、10秒程度の短時間熱処理を
施し、n型不純物を活性化し、n型ソース・ドレイン領
域6を形成する。このn型ソース・ドレイン領域6で
は、底部のn型不純物分布が急峻にはならない。
細化を図るにあたり、ソース・ドレイン領域を基板表面
に対し浅く形成する方法において、ソース・ドレイン領
域の底部のみにソース・ドレイン形成不純物と同一導電
性の不純物を側壁絶縁膜があるゲート電極をマスクとし
てイオン注入で導入することにより接合リークを抑制で
きる。
施例としてp型基板に、ソース・ドレイン領域を基板表
面に浅く形成することにより微細なn−chトランジス
タを形成した場合に、ソース・ドレイン領域底部と基板
間の接合リークを抑制する製造方法について図面を参照
しながら説明する。
る。図5(a)では、p型シリコン基板1に素子分離膜3
を形成後、ゲート電極2およびゲート側壁絶縁膜53を
形成する。前記p型基板1にゲート電極2をマスクとし
て、例えばAs,30KeV,5E15atoms/cm2といったソース・ド
レイン用n型不純物注入4によりXjが約0.05umのn型
不純物層5が形成される。
純物注入4と同様にゲート電極2をマスクとして、例え
ばP,40KeV,2E12atoms/cm2といった条件で、n型不純物
注入14を施し、n型不純物層5に対し、基板表面を除
く領域に低濃度のn型不純物層51を形成する。この
時、低濃度不純物層51は濃度のピーク位置がソース・
ドレイン用n型不純物層5底部に位置し、基板表面から
0.05umまでの濃度はn型不純物層5の濃度に比べ、約0.
01%程度となる。
短時間熱処理50を施し、n型不純物を活性化し、n型
ソース・ドレイン領域6を形成する。このn型ソース・
ドレイン領域6では、底部のn型不純物分布が急峻には
ならない。
細化を図るにあたり、ソース・ドレイン領域を基板表面
に対し浅く形成する方法において、ソース・ドレイン領
域の基板に対して、表面を除く領域にソース・ドレイン
形成不純物と同一導電性の不純物を導入することにより
接合リークを抑制できる。
て、p型基板に形成したn−chトランジスタで、ソー
ス・ドレイン領域底部と基板間の接合リークを抑制した
装置について図面を参照しながら説明する。
はp型基板、2はゲート電極、3は素子分離、6は浅い
n型ソース・ドレイン領域、51は低濃度n型不純物領
域を示す。この低濃度n型不純物領域51によりソース
・ドレイン領域の底部ではn型不純物の濃度分布は急峻
にはならない。以上の様に、本実施例によれば、素子の
微細化をはかるにあたり、ソース・ドレイン領域を基板
表面に対し浅く形成された素子において、ソース・ドレ
イン領域の底部のみにソース・ドレイン形成不純物と同
一導電性の不純物層を形成することにより接合リークを
抑制できる。
て、p型基板に形成したn−chトランジスタで、ソー
ス・ドレイン領域底部と基板間の接合リークを抑制した
装置について図面を参照しながら説明する。
はp型基板、2はゲート電極、3は素子分離、6は浅い
n型ソース・ドレイン領域、53はゲート側壁絶縁膜、
51は低濃度n型不純物領域を示す。この低濃度n型不
純物領域51によりソース・ドレイン領域の底部ではn
型不純物の濃度分布は急峻にはならない。以上の様に、
本実施例によれば、素子の微細化をはかるにあたり、ソ
ース・ドレイン領域を基板表面に対し浅く形成された素
子において、ソース・ドレイン領域の底部のみにソース
・ドレイン形成不純物と同一導電性の不純物層を形成す
ることにより接合リークを抑制できる。
て、p型基板に形成したn−chトランジスタで、ソー
ス・ドレイン領域底部と基板間の接合リークを抑制した
装置について図面を参照しながら説明する。
はp型基板、2はゲート電極、3は素子分離、6は浅い
n型ソース・ドレイン領域、51は低濃度n型不純物領
域を示す。この低濃度n型不純物領域51は、基板表面
より0.05um以上深い位置に形成され、これによりソース
・ドレイン領域の底部ではn型不純物の濃度分布は急峻
にはならない。以上の様に、本実施例によれば、素子の
微細化をはかるにあたり、ソース・ドレイン領域を基板
表面に対し浅く形成された素子において、ソース・ドレ
イン領域の底部のみにソース・ドレイン形成不純物と同
一導電性の不純物層を形成することにより接合リークを
抑制できる。
bを用いても同様な効果が得られる。
hトランジスタを形成した場合にも、同様な効果が得ら
れる。
くソース・ドレイン領域を形成したMOS型トランジス
タにおいて、短チャネル効果を抑制しつつ、ソース・ド
レイン領域底部と基板間の接合リークを抑制可能とな
る。
造方法の工程断面図
造方法の工程断面図
面図
面図
造方法の工程断面図
面図
造方法の工程断面図
造方法の工程断面図
Claims (12)
- 【請求項1】 一方導電型半導体基板表面のMOS形ト
ランジスタ領域となる部分に形成されたゲート絶縁膜上
にゲート電極を形成する工程(a)と、 前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板と他方導
電型の第1の不純物をイオン注入で導入し、第1の不純
物層を形成する工程(b)と、 前記ゲート電極をマスクとして、前記第1の不純物と同
一導電型でイオン種の異なる第2の不純物をイオン注入
して、前記第1の不純物層の底部に前記第1の不純物層
よりも低濃度の第2の不純物層を形成する工程(c)
と、 前記工程(b)及び前記工程(c)の後に、前記基板に
短時間熱処理を施し、第1の不純物及び前記第2の不純
物を活性化してソース・ドレイン領域を形成する工程
(d)とを備え、 前記工程(d)によって、前記ソース・ドレイン領域の
底部のみに、前記第2の不純物からなる低濃度の不純物
領域を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項2】 前記工程(a)の後で前記工程(b)の
前に、前記ゲート電極側面に側壁絶縁膜を形成する工程
を有し、 前記工程(b)では、前記側壁絶縁膜の形成された前記
ゲート電極をマスクとして前記第1の不純物をイオン注
入し、 前記工程(c)では、前記側壁絶縁膜の形成された前記
ゲート電極をマスクとして前記第2の不純物をイオン注
入することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項3】 前記工程(c)では、前記第2の不純物
層は、不純物濃度のピーク位置が前記第1の不純物層の
底部に位置するように形成することを特徴とする請求項
1又は2記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記第1の不純物はヒ素であり、前記第
2の不純物はリンであることを特徴とする請求項1〜3
のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 一方導電型半導体基板表面のMOS型ト
ランジスタ領域となる部分に形成されたゲート電極と、 前記半導体基板に形成された、前記基板と他方導電型の
第1の不純物が主たる不純物である高濃度のソース・ド
レイン領域と、 前記ソース・ドレイン領域底部のみに形成され、前記ソ
ース・ドレイン領域と同一導電型で前記第1の不純物と
は異なる第2の不純物からなる低濃度の不純物領域とを
備えた半導体装置。 - 【請求項6】 前記不純物領域は、前記ソース・ドレイ
ン領域の全底部に形成されていることを特徴とする請求
項5記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記ゲート電極の側面上に形成された側
壁絶縁膜と、 前記半導体基板に形成された素子分離膜とを備え、 前記ソース・ドレイン領域は、前記側壁絶縁膜が形成さ
れたゲート電極及び前記素子分離膜に対して自己整合的
に形成されていることを特徴とする請求項5又6記載の
半導体装置。 - 【請求項8】 前記不純物領域は、前記側壁絶縁膜が形
成されたゲート電極及び前記素子分離膜に対して自己整
合的に形成されていることを特徴とする請求項7記載の
半導体装置。 - 【請求項9】 前記第1の不純物はヒ素であり、前記第
2の不純物はリンであることを特徴とする請求項5〜8
のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。 - 【請求項10】 一方導電型半導体基板表面のMOS型
トランジスタ領域となる部分に形成されたゲート電極
と、 前記半導体基板に形成された、前記基板と他方導電型の
第1の不純物が主たる不純物である高濃度のソース・ド
レイン領域と、 前記ソース・ドレイン領域に対し、基板表面を除く領域
に前記ソース・ドレインと同一導電型で前記第1の不純
物とは異なる第2の不純物からなる低濃度の不純物領域
とを備えた半導体装置。 - 【請求項11】 前記不純物領域は、基板表面より0.
05μm以上深い位置に形成されていることを特徴とす
る請求項10記載の半導体装置。 - 【請求項12】 前記第1の不純物はヒ素であり、前記
第2の不純物はリンであることを特徴とする請求項10
又は11記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27419293A JP3525464B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
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JP27419293A JP3525464B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07131006A JPH07131006A (ja) | 1995-05-19 |
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JP2005033098A (ja) | 2003-03-05 | 2005-02-03 | Nec Electronics Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
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- 1993-11-02 JP JP27419293A patent/JP3525464B2/ja not_active Expired - Fee Related
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