JP3152204B2 - スルーレート出力回路 - Google Patents

スルーレート出力回路

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JP3152204B2
JP3152204B2 JP15262498A JP15262498A JP3152204B2 JP 3152204 B2 JP3152204 B2 JP 3152204B2 JP 15262498 A JP15262498 A JP 15262498A JP 15262498 A JP15262498 A JP 15262498A JP 3152204 B2 JP3152204 B2 JP 3152204B2
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  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スルーレート出力
回路に関し、特にMOSトランジスタによる集積回路の
スルーレート出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の利用分野によっては、スルー
レート(SLEW RATE)機能、すなわち、入力パ
ルス信号のレベルが変化するときに、出力トランジスタ
が一気にオン状態になったり、オフ状態になったりする
ことを回避して、出力波形が低速に変化するようにした
機能が求められる場合がある。このスルーレート機能に
より、MOSICの電源線や接地線にノイズが発生する
ことを防止したり、出力波形のオーバーシュートやアン
ダーシュートが発生することを防止したり、またはイン
ダクタンス負荷のフライバック電圧を低下させたりする
ことができる。
【0003】従来のこの種のスルーレート出力回路の一
例を図10に示す。本例は、Vdd電源線とソース電極と
の間に負荷RL を接続し、ドレイン電極が接地されたN
チャネルの出力トランジスタのQ0 のゲート電極を2つ
の定電流IrH,IrLにより制御するオープン・ドレイン
型のスルーレート出力回路である。いま、入力パルス信
号Vinがロウレベルからハイレベルに変化すると、イン
バータI1,I2で反転され、Pチャネルトランジスタ
1 とNチャネルトランジスタQ2 のゲートはともにロ
ウレベルになる。このため、PチャネルトランジスタQ
1 はオン状態、NチャネルトランジスタQ2 はオフ状態
となって、定電流源CS1 からの定電流IrHにより出力
トランジスタQ0 の入力容量を充電し、徐々にハイレベ
ルになるので、出力トランジスタQ0 はオン状態とな
る。また、入力パルス信号Vinがハイレベルからロウレ
ベルに移行すると、PチャネルトランジスタQ1 はオフ
状態、NチャネルトランジスタQ2 はオン状態となって
定電流源CS2 からの定電流IrLにより出力トランジス
タQ0 の入力容量を放電し、徐々にロウレベルになるの
で、出力トランジスタQ0 はオフ状態になる。したがっ
て、入力パルス信号V inに対する出力トランジスタQ0
のゲート電極の電位(ゲート電圧)Vgateと出力トラン
ジスタQ0 のソース電極の電位(出力電圧)Vout は図
11に示すようになる。
【0004】この場合、出力トランジスタQ0 の入力容
量と定電流IrHの値の設定いかんによって、ゲート電圧
gateの立上り時間、ひいては出力電圧Vout の立下り
時間(以下、ターンオン時間という)が変化し、また定
電流IrLの値の設定いかんによって、ゲート電圧Vgate
の立下り時間、ひいては出力電圧Vout の立上り時間
(以下、ターンオフ時間という)が変化する。これは、
定電流値IrH,IrLによって出力トランジスタQ0 の入
力容量への充放電時間が変化するからである。すなわ
ち、本例では、定電流IrH,IrLの値を制御することに
より、前述のスルーレート機能を実現するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスルーレート出力回路では、出力電圧の波形を
制御するのに、ターンオン時とターンオフ時それぞれに
唯一つの定電流の値を使用しているため、出力電圧波形
の立下り時間を大きくしようとするとターンオン時の遅
延時間も大きくなり、また出力電圧波形の立上り時間を
大きくしようとするとターンオフ時の遅延時間も大きく
なってしまうという問題点がある。これは、定電流
rH,IrLの値によって出力トランジスタQ0 の充電時
間や放電時間に時間がかかればかかる程、出力トランジ
スタQ0 のゲート電圧Vgateが出力トランジスタQ0
ターンオン閾値電圧やターンオフ閾値電圧に到達するの
にも時間がかかるからである。
【0006】なお、ターンオン時の遅延時間とは、図1
0に示すように、入力パルス信号V inがロウレベルから
ハイレベルに切り替わった時点から出力電圧Vout が9
0%の値にまで立下るのに要する時間tPDr をいい、
またターンオフ時の遅延時間とは、図10に示すよう
に、入力パルス信号Vinがハイレベルからロウレベルに
切り替わった時点から出力電圧Vout が10%の値にま
で立上るのに要する時間tPDf をいう。
【0007】また、スルーレートSRとは、立ち上が
り、または立ち下がりの波形の傾きをいい、SR={V
out (90%)−Vout (10%)}/{T(90%)
−T(10%)}で表される。ここで、Vout (10
%)、Vout (90%)は、出力電圧がハイレベルに対
して10%、90%のときの電圧をいい、T(10
%)、T(90%)は、Vout (10%)、Vout (9
0%)の出力電圧になる時刻をいう。また、遅延時間や
スルーレートについては、出力電流を基に定義すること
も同様にできる。
【0008】本発明の目的は、出力トランジスタの入力
容量を充放電する定電流の値を切り替え制御することに
より、スルーレート機能を維持しつつ、出力波形の遅延
時間を短縮したスルーレート出力回路を提供することに
ある。
【0009】本発明の他の目的は、定電流の値を切り替
える時に発生するノイズが出力波形に影響を及ぼさない
良質な出力波形を得ることができるスルーレート出力回
路を提供することにある。
【0010】
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】 本発明の好ましい実施の
形態としてのスルーレート出力回路は、MOSトランジ
スタによる集積回路のスルーレート出力回路において、
入力パルス信号のレベルが遷移した時点からの所定期間
は、負荷を接続する出力トランジスタに対する駆動能力
を高め、前記所定期間は、前記出力トランジスタを駆動
するために第1駆動源と第2駆動源を使用し、その外の
期間は第1駆動源のみを使用し、前記第1駆動源は、前
記入力パルス信号の発生源と、該入力パルス信号の入力
端子と前記出力トランジスタのゲートとの間に挿入され
た抵抗とで構成され、前記第2駆動源は、前記入力パル
ス信号から生成された前記所定期間と同じパルス幅のパ
ルスによって活性化されるMOSトランジスタと、該M
OSトランジスタのドレインと前記出力トランジスタの
ゲートとの間に挿入された抵抗とで構成されたことを特
徴とする。
【0013】本発明の好ましい実施の形態としてのスル
ーレート出力回路は、前記パルスは、前記入力パルス信
号を前記所定期間だけ遅延させる遅延回路と、該遅延回
路の出力と前記入力パルス信号との演算を行う回路また
は論理和演算を行う回路とで生成することを特徴とす
る。
【0014】本発明の好ましい実施の形態としてのスル
ーレート出力回路は、MOSトランジスタによる集積回
路のスルーレート出力回路において、 入力パルス信号の
レベルが遷移した時点からの所定期間は、負荷を接続す
る出力トランジスタに対する駆動能力を高め、 前記所定
期間は、前記出力トランジスタを駆動するために第1駆
動源と第2駆動源を使用し、その外の期間は第1駆動源
のみを使用し、前記第1駆動源および第2駆動源が定電
流源であり、かつ第2駆動源からの電流を制御する第2
MOSトランジスタと、第1駆動源からの電流および第
2駆動源からの電流を制御する前記第2MOSトランジ
スタと同極性の第1MOSトランジスタとを設けたこと
を特徴とする。
【0015】本発明の好ましい実施の形態としてのスル
ーレート出力回路は、前記第2MOSトランジスタの制
御は、前記出力トランジスタのゲート電圧を検出し、リ
ファレンス電圧との比較によって行うことを特徴とす
る。
【0016】本発明の好ましい実施の形態としてのスル
ーレート出力回路は、前記第2MOSトランジスタの制
御は、前記出力トランジスタのドレイン電流に比例する
小電流を検出し、該小電流に比例する電圧とリファレン
ス電圧との比較、または該小電流とリファレンス電流と
の比較によって行うことを特徴とする。
【0017】本発明の好ましい実施の形態としてのスル
ーレート出力回路は、前記リファレンス電圧は、前記出
力トランジスタのターンオン時に対しては、該出力トラ
ンジスタのドレイン電流の振幅の1〜10パーセントの
ドレイン電流を流すゲート電圧値、また前記出力トラン
ジスタのターンオフ時に対しては、該出力トランジスタ
のドレイン電流の振幅の90〜99パーセントのドレイ
ン電流を流すゲート電圧値に設定することを特徴とす
る。
【0018】本発明の好ましい実施の形態としてのスル
ーレート出力回路は、前記第2MOSトランジスタの制
御は、前記出力トランジスタのターンオン時に対して
は、該出力トランジスタのドレイン電流の振幅の1〜1
0パーセントの電流値の検出、また前記出力トランジス
タのターンオフ時に対しては、該出力トランジスタのド
レイン電流の振幅の90〜99パーセントの電流値の検
出により行うことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0020】本発明のスルーレート出力回路は、MOS
トランジスタによる集積回路のスルーレート出力回路に
おいて、入力パルス信号のレベルが遷移した時点からの
所定期間は、負荷を接続する出力トランジスタに対する
駆動能力を高めたことを特徴とする。
【0021】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。本実施例は、入力パルス信号Vinを出力トラン
ジスタQ0 によって増幅・反転して負荷RL に供給する
オープン・ドレイン型のスルーレート出力回路であり、
入力パルス信号Vinの変化を検出して、一定期間は2つ
の抵抗で出力トランジスタQ0 を駆動する。出力トラン
ジスタQ0 は、NチャネルMOSであり、そのゲートは
抵抗R0 を介して入力パルス信号Vinにより駆動される
が、一定期間は抵抗R1 を介してPチャネルトランジス
タQ1 、または抵抗R2 を介してNチャネルトランジス
タQ2 によっても駆動される。出力トランジスタQ0
ドレインとVdd電源線との間に負荷RLが接続され、ソ
ースは接地される。
【0023】遅延回路D1 は、出力トランジスタQ0
ターンオン時において、入力パルス信号Vinを一定期間
だけ遅延させて、ナンドゲートG1 における入力パルス
信号Vinとの否定論理積演算の一方の入力となり、ナン
ドゲートG1 の出力はPチャネルトランジスタQ1 のゲ
ートに供給される。また、遅延回路D2 は、出力トラン
ジスタQ0 のターンオフ時において、入力パルス信号V
inを一定期間だけ遅延させて、ノアゲートG2 における
入力パルス信号Vinとの否定論理和演算の一方の入力と
なり、ノアゲートG2 の出力はNチャネルトランジスタ
2 のゲートに供給される。
【0024】次に、図2に示すタイミングチャートを参
照して本実施例の動作を説明する。先ず、入力パルス信
号Vinがロウレベルである間は、NチャネルMOSであ
る出力トランジスタQ0 はオフ状態であり、出力電圧V
out はVdd電源線の電圧となる。このとき、Pチャネル
トランジスタQ1 およびNチャネルトランジスタQ
2は、以下に説明する理由によりオフ状態である。
【0025】この状態で入力パルス信号Vinがロウレベ
ルからハイレベルに遷移すると、遅延回路D1 とナンド
ゲートG1 とによりPチャネルトランジスタQ1 のゲー
ト電圧Va は、図2に示すように、入力パルス信号Vin
の遷移時点から一定の期間T 1 だけロウレベルとなる。
この期間T1 は遅延回路D1 の遅延時間に相当する。こ
れにより、ソースがVcc電源線に接続されたPチャネル
トランジスタQ1 はその期間T1 だけオン状態となり、
抵抗R1 を介して出力トランジスタQ0 のゲートを駆動
する。この結果、出力トランジスタQ0 は、期間T1
けは抵抗R0 を介した入力パルス信号Vinと、抵抗R1
を介したPチャネルトランジスタQ1 のドレイン電圧と
により駆動され、ゲート電圧Vgateの立上りの勾配は大
きくなり、出力トランジスタQ0 の入力容量の充電も急
速に行われる。このため、出力電圧Vout の立下り時の
遅延時間を短縮できる。
【0026】しかし、期間T1 を経過すると、Pチャネ
ルトランジスタQ1 のゲート電圧V a はハイレベルにな
るため、PチャネルトランジスタQ1 はオフ状態とな
り、出力トランジスタQ0 は、抵抗R0 を介した入力パ
ルス信号Vinのみによって駆動される。このため、出力
トランジスタQ0 のゲート電圧Vgateの立上り、したが
って出力電圧Vout の立下りの勾配は緩やかなものにな
る。これにより、スルーレート機能を発揮できるのであ
る。
【0027】入力パルス信号Vinがハイレベルからロウ
レベルに遷移するときには、遅延回路D2 とノアゲート
2 とにより、NチャネルトランジスタQ2 のゲート電
圧V b は、図2に示すように、入力パルス信号Vinの遷
移時点から一定の期間T2 だけ、ハイレベルとなる。こ
の期間T2 は遅延回路D2 の遅延時間に相当する。これ
により、NチャネルトランジスタQ2 はその期間T2
けオン状態となり、抵抗R2 を介して出力トランジスタ
0 のゲートを駆動する。この結果、出力トランジスタ
0 は、期間T2 だけは、抵抗R0 を介した入力パルス
信号Vinと、抵抗R2 を介したNチャネルトランジスタ
2 のドレイン電圧とにより駆動され、ゲート電圧V
gateの立下りの勾配は大きくなり、出力トランジスタQ
0 の入力容量の放電も急速に行われる。このため、出力
電圧Vout の立上り時の遅延時間を短縮できる。
【0028】しかし、期間T2 を経過すると、Nチャネ
ルトランジスタQ2 のゲート電圧V b はロウレベルにな
るため、NチャネルトランジスタQ2 はオフ状態とな
り、出力トランジスタQ0 は、抵抗R0 を介した入力パ
ルス信号Vinのみによって駆動される。このため、出力
トランジスタQ0 のゲート電圧Vgateの立下り、したが
って出力電圧Vout の立上りの勾配は緩やかなものとな
る。これにより、スルーレート機能を発揮できる。
【0029】本実施例とは異なり、出力トランジスタQ
0 のゲートに寄生する入力容量を低インピーダンスの駆
動手段で駆動して、遅延時間をさらに短くすることも考
えられる。しかしながら、出力トランジスタQ0 のゲー
トに急峻な変化を与えると、ノイズが発生しやすくな
る。また、駆動手段の駆動能力や電圧が少しばらつく
と、駆動手段を切り換える時に出力トランジスタQ0
出力電圧が大きく変動することにより、出力波形が不連
続に変化することがある。
【0030】これに対して、本実施の形態では、高イン
ピーダンスの駆動手段R0 〜R2 で出力トランジスタQ
0 の入力容量を充放電するようにしたので、駆動手段を
切り換える時に発生するノイズを抑えることができ、し
かも出力波形の不連続性を低減することができる。
【0031】図3は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。本実施例は、出力トランジスタQ0 を定電流に
より駆動するオープン・ドレイン型のスルーレート出力
回路であり、一定の期間経過後の出力トランジスタの駆
動の切替えは、出力トランジスタQ0 のゲート電圧V
gateをモニタすることにより行う点に特徴がある。
【0032】すなわち、比較器CP1 は、ゲート電圧V
gateとリファレンス電圧Vr1とを比較し、図4に示すよ
うに、Vgate<Vr1では高閾値信号Vshをロウレベルに
してPチャネルトランジスタQ11をオン状態、Vgate
r1では高閾値信号VshをハイレベルにしてPチャネル
トランジスタQ11をオフ状態にする。また、比較器CP
2 は、ゲート電圧Vgateとリファレンス電圧Vr2とを比
較し、図4に示すように、Vgate<Vr2では低閾値信号
slをロウレベルにしてNチャネルトランジスタQ21
オフ状態、Vgate>Vr2では低閾値信号Vslをハイレベ
ルにしてNチャネルトランジスタQ21をオン状態にす
る。なお、図3の接続状態から明らかなように、Pチャ
ネルトランジスタQ11がオン状態であってもPチャネル
トランジスタQ10がオフ状態なら、出力トランジスタQ
0 は定電流源CS11からの電流によって駆動されること
はなく、同様に、NチャネルトランジスタQ21がオン状
態であってもNチャネルトランジスタQ20がオフ状態な
ら、出力トランジスタQ0 は定電流源CS21からの電流
によって駆動されることはない。
【0033】いま、入力パルス信号Vinがロウレベルか
らハイレベルに遷移すると、PチャネルトランジスタQ
10はオン状態になり、PチャネルトランジスタQ11は上
述のように既にオン状態になっていることから、出力ト
ランジスタQ0 の入力容量は定電流源CS10からの電流
と定電流源CS11からの定電流とによって急速に充電さ
れる。これにより、ゲート電圧Vgateが上昇してきてV
gate>Vr1となると、比較器CP1 は高閾値信号Vsh
ハイレベルとし、PチャネルトランジスタQ11はオフ状
態となるため、PチャネルトランジスタQ10のみによっ
て出力トランジスタQ0 を駆動する。
【0034】また、入力パルス信号Vinがハイレベルか
らロウレベルに遷移すると、NチャネルトランジスタQ
20はオン状態になり、NチャネルトランジスタQ21は前
述のように既にオン状態になっているから、出力トラン
ジスタQ0 の入力容量は定電流源CS20からの電流と定
電流源CS21からの電流とによって急速に放電される。
これにより、ゲート電圧Vgateが下降してきて、Vgate
≦Vr2となると、比較器CP2 は低閾値信号Vslをロウ
レベルとし、NチャネルトランジスタQ21はオフ状態と
なるため、NチャネルトランジスタQ20のみによって出
力トランジスタQ0 を駆動する。
【0035】以上のようにして、本実施例においても、
第1の実施例と同様に遅延時間を短縮し、かつ立下り時
間と立上り時間を緩やかにした出力電圧Vout を得るこ
とができる。なお、遅延時間とは、ターンオン時には、
入力パルス信号Vinがロウレベルからハイレベルになっ
た時点から、出力電圧Vout がハイレベルの90%にま
で下降した時点までの時間tPDr 、ターンオン時に
は、入力パルス信号がハイレベルからロウレベルになっ
た時点から、出力電圧Vout がロウレベルからハイレベ
ルの10%にまで上昇した時点までの時間tPDf をい
う。
【0036】ここで、リファレンス電圧Vr1,Vr2と出
力トランジスタQ0 のドレイン電流ID との関係を図5
に示す。図5の横軸は出力トランジスタQ0 のゲート・
ソース間電圧VGS、縦軸はドレイン電流ID であり、出
力トランジスタQ0 がオンしたとき負荷RL に流れる電
流Iout をIm (100%)とするとき、リファレンス
電圧Vr1はIm ×x、…として与えられる。ここで、x
を小さくすると遅延時間が長くなり、xを大きくすると
PチャネルトランジスタQ11がオン/オフしたときの出
力トランジスタQ0 の出力電流の変化が大きくなる。従
って、遅延時間を短くするとともに、Pチャネルトラン
ジスタQ11がオン/オフしても、出力トランジスタQ0
の出力電流の変化を10%以内に抑えるためには、xを
1〜10%、望ましくは1〜5%にすればよい。
【0037】また、図6に、出力トランジスタQ0 のゲ
ート電圧VGSを変化させたときのドレイン電圧VDSとド
レイン電流ID の関係を示すとともに、出力トランジス
タQ 0 のドレインに負荷RL を接続したときの負荷曲線
を示す。同図から、ゲート電圧VGSが決まれば、負荷曲
線上の点が決まり、そのときのドレイン電圧VDSとドレ
イン電流ID が求まる。また、ゲート電圧VGSが例えば
2.5V以上になっても、出力電流はほとんど変化しな
いことが分かる。電源電圧VCCが5Vであるとすると、
ゲート電圧Vgateが5Vから2.5Vまで変化しても、
出力電流Ioutはほとんど変化しないので、遅延時間が
長くなる。また、ゲート電圧VGSが2.5V以下でNチ
ャネルトランジスタQ21をオン/オフさせると、出力ト
ランジスタQ0 の出力電流の変化が大きくなる。言い換
えると、yを大きくすると遅延時間が長くなり、yを小
さくするとNチャネルトランジスタQ21がオン/オフし
たときの出力トランジスタQ0 の出力電流の変化が大き
くなる。従って、遅延時間を短くするとともに、Nチャ
ネルトランジスタQ21がオン/オフしても、出力トラン
ジスタQ0 の出力電流の変化を10%以内に抑えるため
には、yを90〜99%、望ましくは95%〜99%に
すればよい。
【0038】また、リファレンス電圧Vr1,Vr2は、例
えば、基準電圧発生回路から与えるようにすれば、切替
えのための電圧を正確に設定することができる。
【0039】本実施例では、出力トランジスタQ0 のゲ
ート電圧Vgateによって、PチャネルトランジスタQ11
およびNチャネルトランジスタQ21が切り替わる点を制
御するようにしたので、第1の実施例に比べ、遅延時間
のバラツキを低減できる。
【0040】図7は本発明の第3の実施例を示す回路図
である。本実施例は、出力トランジスタQ0 の駆動電流
を切替えるのに、負荷RL を流れる出力電流に比例した
電流を検出して使用し、また図3に示した定電流源CS
10,CS11,CS20,CS21の具体例として、MOSト
ランジスタを使用した場合を示し、また比較器CP1
CP2 におけるリファレンス電圧Vr1,Vr2にMOSト
ランジスタの閾値電圧を利用したものである。
【0041】すなわち、抵抗R4 およびNチャネルトラ
ンジスタQ26を出力電源線と接地との間に、負荷RL
出力トランジスタQ0 に並列となるように接続する。N
チャネルトランジスタQ26はゲートとソースが出力トラ
ンジスタQ0 と共通接続され同時に駆動される。また、
出力トランジスタQ0 とNチャネルトランジスタQ26
は、トランジスタ構造(不図示)が相似形状で、チャネ
ル幅Wが出力トランジスタQ0 :Nチャネルトランジス
タQ26=A:1とする。したがって、抵抗R4には出力
電流に比例した小電流Iout /Aが流れるので、抵抗R
4 とNチャネルトランジスタQ26のドレインとの接続点
の電圧VSOは、VSO=VCC−Iout /A×R4 で表さ
れ、これを比較器CP1 とCP2 の負極端子に接続すれ
ば、ゲート電圧Vgateを比較器CP1 ,CP2 の正極端
子に接続した図3の例と同等となる。
【0042】また、PチャネルトランジスタQ12,Q13
とQ14およびNチャネルトランジスタQ22,Q23とQ24
はそれぞれカレントミラーによる定電流回路を構成す
る。いま、PチャネルトランジスタQ14,Nチャネルト
ランジスタQ24,Q25の各ゲート・ドレイン間電圧をV
TP,VTNとすると抵抗R3 を流れる基準電流Iconst
(VCC−VTP−2・VTN)/R3 となる。そして、Pチ
ャネルトランジスタQ12,Q13がオン状態のときは、そ
れぞれがこの電流Iconst に比例した電流を流すことに
なる。また、同様に、NチャネルトランジスタQ22,Q
23がオン状態のときには、それぞれがこの電流Iconst
に比例した電流を流すことになる。ここで、各トランジ
スタQ12,Q13とQ14との、およびQ22,Q23とQ24
のトランジスタの面積比を変更することで、各トランジ
スタQ12,Q13、およびQ22,Q23に流れる電流を変え
ることができる。
【0043】また、PチャネルトランジスタQ14,抵抗
3 ,NチャネルトランジスタQ25,Q24はVcc電源線
の電圧Vccを分圧し、比較器CP1 と比較器CP2 の各
正極端子にリファレンス電圧を供給できるように構成さ
れる。すなわち、比較器CP 1 のリファレンス電圧は、
NチャネルトランジスタQ25のゲート電圧、比較器CP
2 のリファレンス電圧はNチャネルトランジスタQ24
ゲート電圧となっている。
【0044】さらに、比較器CP1 ,CP2 におけるリ
ファレンス電圧との比較に供される電圧は、出力トラン
ジスタQ0 と近接してレイアウトされるNチャネルトラ
ンジスタQ26のゲート電圧の逆相電圧であることから、
出力トランジスタQ0 の閾値電圧がばらついても、Nチ
ャネルトランジスタQ26の閾値電圧もそれに追随してシ
フトするため、駆動電流の切替えポイントを補正し、安
定な動作を保証することができる。
【0045】本実施例では、リファレンス電圧Vr1,V
r2とカレントミラーの基準電流Ico nst を同じトランジ
スタQ14,Q24,Q25で出力するようにしたが、別々に
構成してもよい。また、リファレンス電圧Vr1,Vr2
バンドギャップ型の基準電圧発生回路で、基準電流I
const をバンドギャップ型の基準電流発生回路で発生す
るようにしてもよい。
【0046】このように、本実施例では、出力トランジ
スタQ0 の出力電流Iout に比例した電流を検出し、こ
の電流によって、PチャネルトランジスタQ11およびN
チャネルトランジスタQ21が切り替わる点を制御するよ
うにしたので、第2の実施例に比べ、出力トランジスタ
0 のしきい値のバラツキによる遅延時間のバラツキを
低減できる。
【0047】図8は本発明の第4の実施例を示す回路図
である。本実施例は、出力トランジスタQ0 の駆動電流
の2度の切替えのために、2つの定電流源CS3 ,CS
4 と、その制御用の2つのNチャネルトランジスタQ
3 ,Q4 と、定電流源CS3 ,CS4 の出力を定電流源
CS11,CS12に接続する2つのインバータI3 ,I4
とを設けている。ここで、NチャネルトランジスタQ
3 ,Q4 は、第3の実施例と同様、出力トランジスタQ
0 とトランジスタ構造(不図示)が相似形状で、チャネ
ル幅Wが出力トランジスタQ0 :Nチャネルトランジス
タQ3 :Q4 =A:1とする。また、各トランジスタの
ゲートとソースとは共通接続され、出力電流に比例した
電流A×Iout がトランジスタQ3 ,Q4 に流れる。
【0048】定電流源CS3 ,CS4 が流す定電流I
1 ,I2 は、出力トランジスタQ0 がオンになったとき
の出力電流Iout の振幅をIm ,Nチャネルトランジス
タQ3,Q4 のチャネル幅と出力トランジスタQ0 のチ
ャネル幅との比率を1:Aとするとき、次式を満足する
ように設定される。
【0049】AI1 =Im ×x AI2 =Im ×y ここで、第2の実施と同様に0.01≦x≦0.10、
望ましくは0.01≦x≦0.05、望ましくは0.9
5≦y≦0.95である。
【0050】入力パルス信号Vinがロウレベルの間は、
PチャネルトランジスタQ10はオフ状態、Nチャネルト
ランジスタQ20はオン状態であり、出力トランジスタQ
0 のゲート電圧は低電圧である。したがって、Nチャネ
ルトランジスタQ3 とQ4 はオフ状態であるため、定電
流源CS3 とCS4 の各出力は高電圧となり、Pチャネ
ルトランジスタQ11はオン状態、Nチャネルトランジス
タQ21はオフ状態となる。
【0051】この状態で、入力パルス信号Vinがロウレ
ベルからハイレベルに遷移すると、Pチャネルトランジ
スタQ10はオン状態、NチャネルトランジスタQ20はオ
フ状態となり、出力トランジスタQ0 は定電流源CS10
からの定電流と定電流源CS 11からの定電流により駆動
される。この結果、出力トランジスタQ0 の入力容量が
急速に充電され、ゲート電圧が上昇する。このため、N
チャネルトランジスタQ3 とQ4 はオン状態となり、定
電流源CS3 とCS4 が電流を流し始める。Nチャネル
トランジスタQ3 を流れる電流が定電流源CS3 の電流
1 の値を超えると、インバータI3 の入力がロウレベ
ルになり、PチャネルトランジスタQ11はオフ状態とな
り、この後は、出力トランジスタQ0 は定電流源CS10
からの定電流によてのみ駆動される。ゲート電圧が、さ
らに上昇し、出力電流Iout が増大してNチャネルトラ
ンジスタQ4 を流れる電流が定電流源CS4 の電流I2
の値を超えると、インバータI4 の入力がロウレベルに
なり、NチャネルトランジスタQ21がオン状態となる。
【0052】この状態で、入力パルス信号Vinがハイレ
ベルからロウレベルに遷移すると、Pチャネルトランジ
スタQ10はオフ状態、NチャネルトランジスタQ20はオ
ン状態となり、出力トランジスタQ0 は定電流源CS20
とCS21とにより駆動され、その入力容量は急速に放電
する。出力電流Iout が減少し始め、定電流源CS4
電流が前述のI2 の値になるとNチャネルトランジスタ
21はオフ状態となり、この後は、出力トランジスタQ
0 は定電流源CS20からの電流によってのみ駆動され
る。
【0053】本実施例は、第3の実施例と同様、出力ト
ランジスタQ0 のしきい値が製造工程でばらついても、
PチャネルトランジスタQ11およびNチャネルトランジ
スタQ21が切り替わる点のバラツキを低減でき、その結
果、遅延時間のバラツキを低減できる。例えば、Pチャ
ネルトランジスタQ11の切り替わる点については、トラ
ンジスタQ0 とQ3 のチャネル幅の比と、定電流源CS
3 の電流値I1 で決まる。トランジスタQ0 とQ3 のチ
ャネル幅の比は、隣接して配置することで、製造工程で
のバラツキは低減できる。また、定電流源CS3 と定電
流源CS11を同じ電流源を有するカレントミラー回路で
構成することにより、同じ傾向でばらつくようにするこ
とができる。すなわち、定電流源CS3 が大きくなれ
ば、定電流源CS11も大きくなる方向にばらつく。い
ま、仮に定電流源CS3 の電流値I1が大きくなる方向
にばらついた場合、トランジスタQ3 に多くの電流を流
すまで切り替わらないので、トランジスタQ11が切り替
わる点は遅くなる。しかし、定電流源CS11も大きくな
る方向にばらつくので、出力トランジスタQ0 の入力容
量を駆動する電流量も増え、急速に充電するようにな
る。この結果、定電流源CS3 と定電流源CS11の電流
がばらついても、遅延時間のバラツキは低減できる。
【0054】図9は、本発明の第5の実施例を示す回路
図である。本実施例は、第1実施例〜第4実施例が出力
トランジスタQ0 に1つのNチャネルトランジスタを使
用したのに対し、PチャネルトランジスタQ01とNチャ
ネルトランジスタQ02を使用したCMOS構成とした点
が異なる。なお、両図における同じ機能の構成要素には
同一の参照番号を付したので、図8を図3と対比すれば
この相違は明らかである。
【0055】図9におけるPチャネルトランジスタQ5
は、NチャネルトランジスタQ02がオン状態のときにP
チャネルトランジスタQ01をオフ状態とし、またNチャ
ネルトランジスタQ6 は、PチャネルトランジスタQ01
がオン状態のときにNチャネルトランジスタQ02をオフ
状態にする役割を担う。これにより、Pチャネルトラン
ジスタQ01とNチャネルトランジスタQ02との両方が同
時にオン状態となって、電源線から接地線への貫通電流
が流れることを防止する。
【0056】この結果、入力パルス信号Vinがロウレベ
ルからハイレベルに遷移するときには、Nチャネルトラ
ンジスタQ02がオン状態、PチャネルトランジスタQ01
がオフ状態となって出力電圧Vout が立下り、また入力
パルス信号Vinがハイレベルからロウレベルに遷移する
ときには、PチャネルトランジスタQ01がオン状態、N
チャネルトランジスタQ02がオフ状態となって出力電圧
out が立上る。
【0057】なお、第2〜第5の実施例では、Pチャネ
ルトランジスタQ11およびNチャネルトランジスタQ21
の切り替え検出を同種の回路で行うようにしたが、これ
らの回路を適宜組み合わせて構成してもよい。例えば、
帰還回路として、ターンオン時は出力トランジスタQ0
のゲート電圧Vgateで検出し、ターンオフ時は出力トラ
ンジスタQ0 の電流Iout で検出するようにしてもよ
い。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように、入力
パルス信号のレベルが遷移した時点からの短い一定期間
のみは、出力トランジスタに対する駆動能力を高めたた
め、ターンオン時またはターンオフ時の遅延時間を短縮
できるとともに、上記一定期間経過後は駆動能力を低く
するため、出力波形の立上り時間および立下り時間を緩
めたスルーレート機能をも発揮できるという効果があ
る。
【0059】また、本発明では、上記駆動能力の切替え
を出力トランジスタのターンオン時前としたため、この
切替えに伴うノイズが出力波形に表れず良質な出力を得
ることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図
【図2】図1に示した実施例の波形図
【図3】本発明の第2実施例の回路図
【図4】図3に示した実施例の波形図
【図5】図3に示した実施例におけるリファレンス電圧
の概念を説明するための図
【図6】図3に示した実施例における出力トランジスタ
0 の特性曲線図
【図7】本発明の第3の実施例の回路図
【図8】本発明の第4の実施例の回路図
【図9】本発明の第5の実施例の回路図
【図10】従来例の回路図
【図11】図9に示した実施例の波形図
【符号の説明】
0 出力トランジスタ Q1 ,Q5 ,Q01,Q10,Q11,Q12,Q13,Q14
チャネルトランジスタ Q2 ,Q3 ,Q4 ,Q6 ,Q02,Q20,Q21,Q22,Q
23,Q24,Q25,Q26Nチャネルトランジスタ D1 ,D2 遅延回路 G1 ナンドゲート G2 ノアゲート R0 ,R1 ,R2 ,R3 ,R4 抵抗 RL 負荷 CP1 ,CP2 比較器 CS1 ,CS2 ,CS3 ,CS4 ,CS10,CS11,C
20,CS21 定電流源 I1 ,I2 ,I3 ,I4 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 - 17/70

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MOSトランジスタによる集積回路のスル
    ーレート出力回路において、 入力パルス信号のレベルが遷移した時点からの所定期間
    は、負荷を接続する出力トランジスタに対する駆動能力
    を高め、 前記所定期間は、前記出力トランジスタを駆動するため
    に第1駆動源と第2駆動源を使用し、その外の期間は第
    1駆動源のみを使用し、 前記第1駆動源は、前記入力パルス信号の発生源と、該
    入力パルス信号の入力端子と前記出力トランジスタのゲ
    ートとの間に挿入された抵抗とで構成され、前記第2駆
    動源は、前記入力パルス信号から生成された前記所定期
    間と同じパルス幅のパルスによって活性化されるMOS
    トランジスタと、該MOSトランジスタのドレインと前
    記出力トランジスタのゲートとの間に挿入された抵抗と
    で構成されたことを特徴とするスルーレート出力回路。
  2. 【請求項2】前記出力トランジスタと、該出力トランジ
    スタのターンオフ時に活性化される前記第2駆動源のM
    OSトランジスタはNチャネルMOSであり、前記出力
    トランジスタのターンオン時に活性化される前記第2駆
    動源のMOSトランジスタはPチャネルMOSであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のスルーレート出力回路。
  3. 【請求項3】前記パルスは、前記入力パルス信号を前記
    所定期間だけ遅延させる遅延回路と、該遅延回路の出力
    と前記入力パルス信号との論理積演算を行う回路または
    論理和演算を行う回路とで生成することを特徴とする
    求項1または請求項2記載のスルーレート出力回路。
  4. 【請求項4】MOSトランジスタによる集積回路のスル
    ーレート出力回路において、 入力パルス信号のレベルが遷移した時点からの所定期間
    は、負荷を接続する出力トランジスタに対する駆動能力
    を高め、 前記所定期間は、前記出力トランジスタを駆動するため
    に第1駆動源と第2駆 動源を使用し、その外の期間は第
    1駆動源のみを使用し、 前記第1駆動源および第2駆動源が定電流源であり、か
    つ第2駆動源からの電流を制御する第2MOSトランジ
    スタと、第1駆動源からの電流および第2駆動源からの
    電流を制御する前記第2MOSトランジスタと同極性の
    第1MOSトランジスタとを設けたことを特徴とする
    ルーレート出力回路
  5. 【請求項5】前記定電流源をカレントミラー回路で構成
    したことを特徴とする請求項4記載のスルーレート出力
    回路。
  6. 【請求項6】前記第2MOSトランジスタの制御は、前
    記出力トランジスタのゲート電圧を検出し、リファレン
    ス電圧との比較によって行うことを特徴とする請求項4
    記載のスルーレート出力回路。
  7. 【請求項7】前記第2MOSトランジスタの制御は、前
    記出力トランジスタのドレイン電流に比例する小電流を
    検出し、該小電流に比例する電圧とリファレンス電圧と
    の比較、または該小電流とリファレンス電流との比較に
    よって行うことを特徴とする請求項4記載のスルーレー
    ト出力回路。
  8. 【請求項8】前記リファレンス電圧は、前記出力トラン
    ジスタのターンオン時に対しては、該出力トランジスタ
    のドレイン電流の振幅の1〜10パーセントのドレイン
    電流を流すゲート電圧値、また前記出力トランジスタの
    ターンオフ時に対しては、該出力トランジスタのドレイ
    ン電流の振幅の90〜99パーセントのドレイン電流を
    流すゲート電圧値に設定することを特徴とする請求項6
    または請求項7記載のスルーレート出力回路。
  9. 【請求項9】前記第2MOSトランジスタの制御は、前
    記出力トランジスタのターンオン時に対しては、該出力
    トランジスタのドレイン電流の振幅の1〜10パーセン
    トの電流値の検出、また前記出力トランジスタのターン
    オフ時に対しては、該出力トランジスタのドレイン電流
    の振幅の90〜99パーセントの電流値の検出により行
    うことを特徴とする請求項4記載のスルーレート出力回
    路。
  10. 【請求項10】前記出力トランジスタは、電源線とドレ
    インとの間に負荷を接続し、ソースが接地線に接続され
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか
    に記載のスルーレート出力回路。
  11. 【請求項11】前記出力トランジスタは、ソースが電源
    線に接続されたPチャネルMOSトランジスタと、ソー
    スが接地線に接続されたNチャネルMOSトランジスタ
    とから成り、両MOSトランジスタのドレイン同士が接
    続され、該接続点に負荷を接続することを特徴とする請
    求項1〜請求項9のいずれかに記載のスルーレート出力
    回路。
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