JP5961042B2 - ブリッジ出力回路およびそれを用いたモータ駆動装置、電子機器 - Google Patents

ブリッジ出力回路およびそれを用いたモータ駆動装置、電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5961042B2
JP5961042B2 JP2012121277A JP2012121277A JP5961042B2 JP 5961042 B2 JP5961042 B2 JP 5961042B2 JP 2012121277 A JP2012121277 A JP 2012121277A JP 2012121277 A JP2012121277 A JP 2012121277A JP 5961042 B2 JP5961042 B2 JP 5961042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
current source
gate
side transistor
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012121277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013247584A (ja
Inventor
尚 杉江
尚 杉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2012121277A priority Critical patent/JP5961042B2/ja
Priority to US13/902,106 priority patent/US9024558B2/en
Publication of JP2013247584A publication Critical patent/JP2013247584A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5961042B2 publication Critical patent/JP5961042B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/08Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor
    • H02P6/085Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor in a bridge configuration
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/165Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches by feedback from the output circuit to the control circuit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

本発明は、ブリッジ形式の出力回路に関する。
電子回路において、パワートランジスタを用いたハーフブリッジ回路、Hブリッジ回路(以下、ブリッジ出力回路と総称する)が多用されている。ブリッジ出力回路は、電源端子と接地端子の間に直列に設けられたハイサイドトランジスタおよびローサイドトランジスタを含む。そして、ハイサイドトランジスタとローサイドトランジスタを、デッドタイムを挟みながら交互にオン、オフすることにより、2つのトランジスタの接続点である出力端子から、負荷に対して電源電圧または接地電圧を繰り返す出力電圧(スイッチング電圧ともいう)を出力する。
ブリッジ出力回路では、スイッチング電圧のスロープの変化速度(スルーレート)が重要となる。一般的にはスルーレートが小さすぎると、スイッチング電圧の波形がなまるため、スルーレートにはある程度の大きさが必要とされる。
一方、スルーレートが大きすぎると、スイッチング電圧に含まれる高調波成分が大きくなる。ブリッジ出力回路が使用される用途によっては、高調波成分が望ましくないノイズとして現れるため、スイッチング電圧のスルーレートをある範囲に納めたいという要求がある。
図1は、本発明者が検討したブリッジ出力回路の構成を示す回路図である。ブリッジ出力回路100rは、ハイサイドトランジスタM1、ローサイドトランジスタM2、出力端子Po、上側電源ラインLVDD、下側電源ラインLVSS、コントローラ10r、ハイサイドドライバ20r、ローサイドドライバ30rを備える。
ハイサイドトランジスタM1およびローサイドトランジスタM2は、上側電源ラインLVDDと下側電源ラインLVSSの間に順に直列に設けられる。
ローサイドドライバ30rは、ローサイドトランジスタM2のゲートに、ハイレベル電圧V2Hまたはローレベル電圧V2Lをとるゲート電圧VG2を印加する。ローサイドドライバ30rは、第1電流源CS2D、第2電流源CS1Dを含む。電流源CS2D、電流源CS1Dはそれぞれ、独立にオン、オフが切りかえ可能に構成される。
ローサイドトランジスタM2がオフの状態において、電流源CS2Dがオン、電流源CS1Dがオフすると、所定の定電流I2DがローサイドトランジスタM2のゲート容量に供給され、ゲート電圧VG2がハイレベル電圧V2Hに向かって増大し、ローサイドトランジスタM2がオンする。
ローサイドトランジスタM2がオンの状態において、電流源CS2Dがオフ、電流源CS1Dがオンすると、所定の定電流I1DがローサイドトランジスタM2のゲート容量から引き抜かれ、ゲート電圧VG2がローレベル電圧V2Lに向かって低下し、ローサイドトランジスタM2がオフする。
ハイサイドドライバ20rは、ローサイドドライバ30rと同様に構成される。ハイサイドドライバ20rは、ハイサイドトランジスタM1のゲートに、ハイレベル電圧V1Hまたはローレベル電圧V1Lをとるゲート電圧VG1を印加することにより、ハイサイドトランジスタM1をスイッチングする。
コントローラ10rは、制御信号SINに応じてハイサイドドライバ20rおよびローサイドドライバ30rの電流源のオン、オフ状態を制御する。
図2は、ローサイドトランジスタM2の電圧電流特性を示す図である。図3は、図1のブリッジ出力回路100rの動作を示す波形図である。図3には、出力電圧Voがローレベル電圧VSS(0V)からハイレベル電圧VDD(12V)に向かって遷移するときの波形が示される。また出力端子Poには、仮想的な負荷として定電流源が接続されており、ブリッジ出力回路100rが吸い込む方向(シンク)の負荷電流Ioが流れるものとする。初期状態において、ハイサイドトランジスタM1はオフ、ローサイドトランジスタM2はオンであり、ゲート電圧VG2はハイレベル電圧V2H(5V)付近である。
時刻t0に制御信号SINがローレベルからハイレベルに遷移する。これを契機としてコントローラ10rが電流源CS2Dをオフ、電流源CS2Dをオンすると、電流I1DによってローサイドトランジスタM2のゲート容量(Cgs+Cgd)が放電され、ゲート電圧VG2は低下していく(図3の期間T1)。
そして、ゲート電圧VG2がある程度まで低下すると、ローサイドトランジスタM2のオン抵抗Ronが増大し始め、出力電圧Vo、すなわちドレインソース間電圧Vdsが増大し始める(期間T2)。この動作は、図2の線形領域(I)で説明される。
出力電圧Voのスルーレートは、続くスルーレート制御期間T3において制御される。この期間T3において、MOSFETは図2の飽和領域(II)で動作する。ドレインソース電流Idsが、一定値Ioに保たれるとき、飽和領域(II)では、ドレインソース間電圧Vdsの変化に対して、ゲート電圧VGは、Vgs=1V付近の狭い範囲(本明細書において、スルーレート制御領域Vslewという)で変化する。
負荷電流Ioが一定のときに、出力電圧Voを一定の傾きで変化させるためには、MOSFETのオン抵抗を一定の傾きで変化させる必要がある。スルーレート制御期間T3では、出力電圧Vo(Vds)が一定の傾きで増大する一方、ゲート電圧VG2はほぼ一定に保たれる。したがって、ハイサイドトランジスタM1のゲートドレイン間容量Cgdが支配的であり、電流I1Dは、ゲートドレイン間容量Cgdに対して作用することに留意すべきである。
ローサイドドライバ30の電流源CS1Dが、一定の電流I1Dを生成することにより、ゲート電圧VG2は、ハイサイドトランジスタM1のオン抵抗が一定の傾きで低下するように変化し、その結果、出力電圧Voを一定の傾きで変化させることができる。
特開2004−119022号公報 特開2005−304226号公報
本発明者は、図1のブリッジ出力回路100rについて検討を行った結果、以下の課題を認識するに至った。
ブリッジ出力回路100rに接続される負荷に応じて、負荷電流Ioの範囲はダイナミックに変動しうる。したがって、図2のMOSFETの電圧電流特性において、負荷電流Ioが大きい場合(たとえば500mA)、スルーレート制御領域Vslewは高くなり、負荷電流Ioが小さい場合(たとえば100mA)、スルーレート制御領域Vslewの低くなる。
図4(a)、(b)は、それぞれ負荷電流Ioが500mAおよび100mAであるときの、出力電圧Voとゲート電圧VG2を示す波形図である。期間T1の長さは、ゲート電圧VG2が、初期値であるハイレベル電圧V2Hから、スルーレート制御領域Vslewの上限付近に低下するまでの時間である。したがって、負荷電流Ioが小さく、スルーレート制御領域Vslewが低くなると、期間T1、すなわち制御信号SINに対する出力電圧Voの応答遅延が長くなるという問題がある。応答遅延T1が長くなると、ブリッジ出力回路100rの電力損失が大きくなり、効率が悪化する。なお、この課題を当業者の一般的な技術的認識ととらえてはならず、本発明者が独自に想到したものである。なお、同様の課題は、ハイサイドトランジスタM1側においても生じうる。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものあり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、出力電圧のスルーレートを一定に保ちつつ、制御信号に対する出力電圧の応答遅延を短縮可能なブリッジ出力回路の提供にある。
本発明のある態様は、ブリッジ出力回路に関する。ブリッジ出力回路は、負荷と接続されるべき出力端子と、上側電源ラインと出力端子の間に設けられたハイサイドトランジスタと、出力端子と下側電源ラインの間に設けられたNチャンネルMOSFETのローサイドトランジスタと、ハイサイドトランジスタのゲート電圧を制御するハイサイドドライバと、ローサイドトランジスタのゲート電圧を制御するローサイドドライバと、ハイサイドドライバおよびローサイドドライバを制御するコントローラと、を備える。ローサイドドライバは、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてローサイドトランジスタのゲートに所定の定電流を供給する第1電流源と、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてローサイドトランジスタのゲートから所定の定電流を引き抜く第2電流源と、第2電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態においてローサイドトランジスタのゲートから補助電流を引き抜く第1アシスト回路と、を含む。コントローラは、第1電流源、第2電流源および第1アシスト回路のオン、オフ状態を制御可能に構成され、負荷電流が出力端子から本ブリッジ出力回路に吸い込まれる方向に流れる状態で、出力端子の出力電圧をローレベル電圧からハイレベル電圧に遷移させるとき、(1)第1電流源をオフ、第1アシスト回路をオンする第1状態となり、その後、(2)出力電圧が下側しきい値電圧を超えると、第1電流源をオフ、第2電流源をオン、第1アシスト回路をオフする第2状態に遷移する。
コントローラは、スルーレート制御を開始する前段階で第1状態とし、第1アシスト回路によってローサイドトランジスタのゲート電圧を急速に低下させる。そして出力電圧を下側しきい値電圧と比較することにより、ゲート電圧が、スルーレート制御領域まで低下したことを検出する。そして第1アシスト回路をオフし、第1電流源によってゲート電圧を制御することにより、出力電圧を第1電流源が生成する電流量に応じた一定の傾きで変化させることができる。この態様によれば、出力電圧のスルーレートを一定に保ちつつ、制御信号に対する出力電圧の応答遅延を短縮できる。
第1アシスト回路は、ローサイドトランジスタのゲートと下側電源ラインの間に設けられた第1スイッチを含んでもよい。コントローラは、第1スイッチのオン、オフを切りかえてもよい。
第1アシスト回路は、ローサイドトランジスタのゲートと下側電源ラインの間に第1スイッチと直列に設けられ、かつゲートとドレインが共通に接続されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第1トランジスタをさらに含んでもよい。
第1アシスト回路は、ローサイドトランジスタのゲートと下側電源ラインの間に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成された電流源を含んでもよい。
コントローラは、出力電圧を下側しきい値電圧と比較する第1電圧監視部を含んでもよい。
第1電圧監視部は、ソースが下側電源ラインと接続され、ゲートに出力電圧が印加されたNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、第2トランジスタのドレインと所定の電圧ラインの間に設けられたプルアップ抵抗と、を含み、第2トランジスタのドレイン電圧に応じた信号を、電圧比較の結果を示す検出信号として出力してもよい。
ローサイドドライバは、第1電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態においてローサイドトランジスタのゲートに補助電流を供給する第2アシスト回路をさらに備えてもよい。コントローラは、第1電流源、第2電流源および第1アシスト回路に加えて、第2アシスト回路のオン、オフ状態を制御するよう構成されてもよい。
本発明の別の態様もまた、ブリッジ出力回路である。このブリッジ出力回路は、負荷と接続されるべき出力端子と、上側電源ラインと出力端子の間に設けられたNチャンネルMOSFETであるハイサイドトランジスタと、出力端子と下側電源ラインの間に設けられたローサイドトランジスタと、ハイサイドトランジスタのゲート電圧を制御するハイサイドドライバと、ローサイドトランジスタのゲート電圧を制御するローサイドドライバと、ハイサイドドライバおよびローサイドドライバを制御するコントローラと、を備える。ハイサイドドライバは、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてハイサイドトランジスタのゲートに所定の定電流を供給する第3電流源と、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてハイサイドトランジスタのゲートから所定の定電流を引き抜く第4電流源と、第4電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態においてハイサイドトランジスタのゲートから補助電流を引き抜く第3アシスト回路と、を含む。コントローラは、第3電流源、第4電流源および第3アシスト回路のオン、オフ状態を制御可能に構成され、負荷電流が出力端子から負荷に吐き出される方向に流れる状態で、出力端子の出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に遷移させるとき、(1)第3電流源をオフ、第3アシスト回路をオンする第1状態となり、その後、(2)出力電圧が上側しきい値電圧より低くなると、第3電流源をオフ、第4電流源をオン、第3アシスト回路をオフする第2状態に遷移する。
コントローラは、スルーレート制御を開始する前段階で第1状態とし、第3アシスト回路によってハイサイドトランジスタのゲート電圧を急速に低下させる。そして出力電圧を上側しきい値電圧と比較することにより、ゲート電圧が、スルーレート制御領域まで上昇したことを検出する。そして第1アシスト回路をオフし、第1電流源によってゲート電圧を制御することにより、出力電圧を第3電流源が生成する電流量に応じた一定の傾きで変化させることができる。この態様によれば、出力電圧のスルーレートを一定に保ちつつ、制御信号に対する出力電圧の応答遅延を短縮できる。
第3アシスト回路は、ハイサイドトランジスタのゲートと出力端子の間に設けられた第2スイッチを含んでもよい。コントローラは、第2スイッチのオン、オフを切りかえてもよい。
第3アシスト回路は、ハイサイドトランジスタのゲートと出力端子の間に第2スイッチと直列に設けられ、かつゲートとドレインが共通に接続されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第3トランジスタをさらに含んでもよい。
第3アシスト回路は、ハイサイドトランジスタのゲートと出力端子の間に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成された電流源を含んでもよい。
コントローラは、出力電圧を上側しきい値電圧と比較する第2電圧監視部を含んでもよい。
第2電圧監視部は、ソースが上側電源ラインと接続され、ゲートに出力電圧が印加されたPチャンネルMOSFETである第4トランジスタと、第4トランジスタのドレインと所定の電圧ラインの間に設けられたプルダウン抵抗と、を含み、第4トランジスタのドレイン電圧に応じた信号を、電圧比較の結果を示す検出信号として出力してもよい。
ハイサイドドライバは、第3電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態においてハイサイドトランジスタのゲートに補助電流を供給する第4アシスト回路をさらに備えてもよい。コントローラは、第3電流源、第4電流源および第3アシスト回路に加えて、第4アシスト回路のオン、オフ状態を制御するよう構成されてもよい。
本発明のさらに別の態様もまた、ブリッジ出力回路である。このブリッジ出力回路は、負荷と接続されるべき出力端子と、上側電源ラインと出力端子の間に設けられたPチャンネルMOSFETであるハイサイドトランジスタと、出力端子と下側電源ラインの間に設けられたローサイドトランジスタと、ハイサイドトランジスタのゲート電圧を制御するハイサイドドライバと、ローサイドトランジスタのゲート電圧を制御するローサイドドライバと、ハイサイドドライバおよびローサイドドライバを制御するコントローラと、を備える。ハイサイドドライバは、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてハイサイドトランジスタのゲートに所定の定電流を供給する第5電流源と、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてハイサイドトランジスタのゲートから所定の定電流を引き抜く第6電流源と、第5電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態においてハイサイドトランジスタのゲートに補助電流を供給する第5アシスト回路と、を含む。コントローラは、第5電流源、第6電流源および第5アシスト回路のオン、オフ状態を制御可能に構成され、負荷電流が出力端子から負荷に吐き出される方向に流れる状態で、出力端子の出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に遷移させるとき、(1)第6電流源をオフ、第5アシスト回路をオンする第1状態となり、その後、(2)出力電圧が上側しきい値電圧より低くなると、第6電流源をオフ、第5電流源をオン、第5アシスト回路をオフする第2状態に遷移する。
コントローラは、スルーレート制御を開始する前段階で第1状態とし、第5アシスト回路によってハイサイドトランジスタのゲート電圧を急速に上昇させる。そして出力電圧を上側しきい値電圧と比較することにより、ゲート電圧が、スルーレート制御領域まで上昇したことを検出する。そして第5アシスト回路をオフし、第5電流源によってゲート電圧を制御することにより、出力電圧を第5電流源が生成する電流量に応じた一定の傾きで変化させることができる。この態様によれば、出力電圧のスルーレートを一定に保ちつつ、制御信号に対する出力電圧の応答遅延を短縮できる。
第5アシスト回路は、ハイサイドトランジスタのゲートと上側電源ラインの間に設けられた第3スイッチを含んでもよい。コントローラは、第3スイッチのオン、オフを切りかえてもよい。
第5アシスト回路は、ハイサイドトランジスタのゲートと上側電源ラインの間に第3スイッチと直列に設けられ、かつゲートとドレインが共通に接続されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第5トランジスタをさらに含んでもよい。
第5アシスト回路は、ハイサイドトランジスタのゲートと上側電源ラインの間に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成された電流源を含んでもよい。
コントローラは、出力電圧を上側しきい値電圧と比較する第2電圧監視部を含んでもよい。
第2電圧監視部は、ソースが上側電源ラインと接続され、ゲートに出力電圧が印加されたPチャンネルMOSFETである第4トランジスタと、第4トランジスタのドレインと所定のライン電圧の間に設けられたプルダウン抵抗と、を含み、第4トランジスタのドレイン電圧に応じた信号を、電圧比較の結果を示す検出信号として出力してもよい。
ハイサイドドライバは、第6電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態においてハイサイドトランジスタのゲートから補助電流を引き抜く第6アシスト回路をさらに備えてもよい。コントローラは、第5電流源、第6電流源および第5アシスト回路に加えて、第6アシスト回路のオン、オフ状態を制御するよう構成されてもよい。
本発明の別の態様は、モータ駆動装置に関する。モータ駆動装置は、上述のいずれかのブリッジ出力回路を備える。
本発明の別の態様は、電子機器に関する。電子機器は、モータと、モータを駆動するモータ駆動装置と、を備える。モータ駆動装置は、上述のいずれかのブリッジ出力回路を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、出力電圧のスルーレートを一定に保ちつつ、出力電圧が変化し始める時刻の変動を抑制できる。
本発明者が検討したブリッジ出力回路の構成を示す回路図である。 ローサイドトランジスタの電圧電流特性を示す図である。 図1のブリッジ出力回路の動作を示す波形図である。 図4(a)、(b)は、それぞれ負荷電流Ioが500mAおよび100mAであるときの、出力電圧とゲート電圧を示す波形図である。 実施の形態に係るブリッジ出力回路の構成を示す回路図である。 実施の形態に係るブリッジ出力回路の構成を示す回路図である。 図7(a)、(b)は、第1電圧監視部および第2電圧監視部の構成例を示す回路図である。 第1遷移時のコントローラの動作を示す波形図である。 第2遷移時のコントローラの動作を示す波形図である。 第3遷移時のコントローラの動作を示す波形図である。 第4遷移時のコントローラの動作を示す波形図である。 図12(a)は、第1アシスト回路を設けた場合の、図12(b)は第1アシスト回路を設けない場合の、第1遷移の波形図である。 図13(a)、(b)は、実施の形態に係るブリッジ出力回路を備えるモータ駆動装置の構成を示す回路図である。 図14(a)〜(c)は、図13のモータ駆動装置を用いた電子機器の構成を示す図である。 第1の変形例に係るブリッジ出力回路の構成を示す回路図である。 図16(a)〜(c)は、第1アシスト回路、第3アシスト回路、第5アシスト回路の変形例を示す回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図5および図6は、実施の形態に係るブリッジ出力回路100aの構成を示す回路図である。ブリッジ出力回路100aは、制御信号SINを受け、そのレベルに応じた電圧レベルを有する出力電圧Voを出力端子Poから出力する。本実施の形態では、制御信号SINがハイレベルのとき、出力電圧Voはハイレベル電圧VDD1(たとえば12V)をとり、制御信号SINがローレベルのとき、出力信号SOUTは接地電圧VSS(たとえば0V)をとる。
ブリッジ出力回路100aは、出力端子Po、ハイサイドトランジスタM1、ローサイドトランジスタM2、ハイサイドドライバ20、ローサイドドライバ30、コントローラ10を備える。
出力端子Poには、図示しない負荷が接続される。ハイサイドトランジスタM1はNチャンネルMOSFETであり、電源電圧VDD1が供給される上側電源ラインLVDD1と出力端子Poの間に設けられる。ローサイドトランジスタM2はNチャンネルMOSFETであり、出力端子Poと接地電圧VSSが供給される下側電源ラインLVSSの間に設けられる。
ハイサイドドライバ20は、ハイサイドトランジスタM1のゲート電圧VG1を制御する。具体的には、ハイサイドドライバ20は、ハイサイドトランジスタM1をオンするときハイレベル電圧VDD3(たとえば17V)を出力し、ハイサイドトランジスタM1をオフするとき、ローレベル電圧(たとえば出力電圧Vo)を出力する。
ローサイドドライバ30は、ローサイドトランジスタM2のゲート電圧VG2を制御する。具体的には、ローサイドドライバ30は、ローサイドトランジスタM2をオンするときハイレベル電圧VDD2(たとえば5V)を出力し、ローサイドトランジスタM2をオフするとき、ローレベル電圧VSS(たとえば接地電圧)を出力する。
コントローラ10は、制御信号SINに応じてハイサイドドライバ20およびローサイドドライバ30を制御する。
続いて図5を参照し、ローサイドドライバ30の構成を説明する。ローサイドドライバ30は、第1電流源CS2D、第2電流源CS1D、第1アシスト回路32、第2アシスト回路34を含む。
第1電流源CS2Dは、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてローサイドトランジスタM2のゲートに所定の定電流I2Dを供給する。第2電流源CS1Dは、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてローサイドトランジスタM2のゲートから所定の定電流I1Dを引き抜く。
第1アシスト回路32は、第2電流源CS1Dとは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成される。第1アシスト回路32は、オン状態においてローサイドトランジスタM2のゲートから補助電流I1D’を引き抜く。補助電流I1D’の量は、第2電流源CS1Dの電流量I1Dよりも大きいことが好ましい。
たとえば第1アシスト回路32は、ローサイドトランジスタM2のゲートと下側電源ラインLVSSの間に設けられた第1スイッチSW1Dを含む。コントローラ10は、第1スイッチSW1Dのオン、オフを切りかえる。第1スイッチSW1Dがオンすると、ローサイドトランジスタM2のゲートの電荷を、第1スイッチSW1Dを経由して放電することができる。
図5の第1アシスト回路32は、ローサイドトランジスタM2のゲートと下側電源ラインLVSSの間に、第1スイッチSW1Dと直列に設けられたNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第1トランジスタM1Dをさらに含む。第1トランジスタM1Dのゲートドレインは共通に接続される。
この構成では、第1スイッチSW1Dのオン状態において、第1トランジスタM1Dの特性に応じた補助電流I1D’を生成できる。なお第1スイッチSW1Dと第1トランジスタM1Dは入れかえてもよい。
第2アシスト回路34は、第1電流源CS2Dとは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成される。第2アシスト回路34は、オン状態においてローサイドトランジスタM2のゲートに補助電流I2D’を供給する。たとえば第2アシスト回路34は、スイッチSW2DおよびトランジスタM2Dを含む。
コントローラ10は、第1電流源CS2D、第2電流源CS1Dおよび第1アシスト回路32、第2アシスト回路34のオン、オフ状態を制御する。
続いて図6を参照し、ハイサイドドライバ20の構成を説明する。
ハイサイドドライバ20は、第3電流源CS2U、第4電流源CS1U、第3アシスト回路22、第4アシスト回路24を含む。
第3電流源CS2Uはオン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてハイサイドトランジスタM1のゲートに所定の定電流I2Uを供給する。第4電流源CS1Uは、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にてハイサイドトランジスタM1のゲートから所定の定電流I1Uを引き抜く。
第3アシスト回路22は、第4電流源CS1Uとは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態においてハイサイドトランジスタM1のゲートから補助電流I1U’を引き抜く。補助電流I1U’の量は、第4電流源CS1Uの電流量I1Uよりも大きいことが好ましい。
第3アシスト回路22は、第2スイッチSW1Uおよび第3トランジスタM1Uを含み、図5の第1アシスト回路32と同様に構成される。
第4アシスト回路24は、第3電流源CS2Uとは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態においてハイサイドトランジスタM1のゲートに補助電流12U’を供給する。第4アシスト回路24は、スイッチSW2UおよびトランジスタM2Uを含み、図5の第2アシスト回路34と同様に構成される。
コントローラ10は、第3電流源CS2U、第4電流源CS1Uおよび第3アシスト回路22、第4アシスト回路24のオン、オフ状態を制御可能に構成される。
続いてコントローラ10の構成を説明する。コントローラ10は、ロジック部12、第1電圧監視部14、第2電圧監視部16を含む。
第1電圧監視部14は、出力電圧Voを所定の下側しきい値電圧VTHLと比較する。しきい値電圧VTHLには、出力電圧Voのスルーレート制御を行う電圧範囲の下限に設定される。たとえばしきい値電圧VTHLは、1.5V程度である。
第2電圧監視部16は、出力電圧Voを上側しきい値電圧VTHHと比較する。しきい値電圧VTHLには、出力電圧Voのスルーレート制御を行う電圧範囲の上限に設定される。たとえばしきい値電圧VTHLは、10.5V程度である。
図7(a)、(b)は、第1電圧監視部14および第2電圧監視部16の構成例を示す回路図である。図7(a)の第1電圧監視部14は、第2トランジスタM12およびプルアップ抵抗R11を含む。第2トランジスタM12はNチャンネルMOSFETであり、そのソースは下側電源ラインLVSSと接続され、ゲートには出力電圧Voが印加される。プルアップ抵抗R11は、第2トランジスタM12のドレインと所定の電圧ライン(たとえばLVDD2)の間に設けられる。
第1電圧監視部14は、第2トランジスタM12のドレイン電圧に応じた信号を、電圧比較の結果を示す検出信号S1として出力する。検出信号S1は、Vo<VTHLのとき第1レベル(たとえばローレベル)、Vo>VTHLのとき第2レベル(たとえばハイレベル)をとる。なお、ハイレベルとローレベルの割り当ては設計事項である。インバータINV1は、ドレイン電圧を反転し、検出信号S1を生成する。
図7(a)の第1電圧監視部14では、MOSFETのゲートソース間しきい値電圧Vthが、しきい値電圧VTHLとなる。
図7(b)の第2電圧監視部16は、第4トランジスタM14およびプルダウン抵抗R12を含む。第4トランジスタM14はPチャンネルMOSFETであり、そのソースは上側電源ラインLVDD1と接続され、ゲートには出力電圧Voが印加される。プルダウン抵抗R12は、第4トランジスタM14のドレインと所定の電圧ライン(たとえばLVSS)の間に設けられる。第2電圧監視部16は、第4トランジスタ(M14)のドレイン電圧に応した信号を、電圧比較の結果を示す検出信号S2として出力する。検出信号S2は、Vo<VTHHのとき第1レベル(たとえばローレベル)、Vo>VTHHのとき第2レベル(たとえばハイレベル)をとる。なお、ハイレベルとローレベルの割り当ては設計事項である。インバータINV2は、ドレイン電圧を反転し、検出信号S2を生成する。
図7(b)の第2電圧監視部16では、VDD1−Vthが、しきい値電圧VTHHとなる。ここでVthはMOSFETのゲートソース間しきい値電圧である。
なお、第1電圧監視部14および第2電圧監視部16を、差動アンプを含む電圧コンパレータで構成してもよい。
ロジック部12は、制御信号SINおよび検出信号S1、S2にもとづいて、ハイサイドドライバ20およびローサイドドライバ30を制御する。
以上がブリッジ出力回路100aの構成である。続いてその動作を説明する。
出力端子Poにモータなどの誘導性負荷が接続される場合、(1)負荷電流Ioが負荷からブリッジ出力回路100aの内部に吸い込まれるシンク状態と、(2)負荷電流Ioが負荷に向かって吐き出されるソース状態と、が存在する。また、それぞれの状態において、(a)制御信号SINがローレベルからハイレベルに遷移する場合、(b)制御信号SINがハイレベルからローレベルに遷移する場合が存在する。したがって、コントローラ10には、以下の4つの状態遷移が存在する。
第1遷移: シンク状態で制御信号SINがローレベルからハイレベルに遷移
第2遷移: ソース状態で制御信号SINがローレベルからハイレベルに遷移
第3遷移: ソース状態で制御信号SINがハイレベルからローレベルに遷移
第2遷移: シンク状態で制御信号SINがハイレベルからローレベルに遷移
(第1遷移)
図8は、第1遷移時のコントローラ10の動作を示す波形図である。
初期状態φ0において、ゲート電圧VG1がローレベル電圧Voであり、ハイサイドトランジスタM1がオフしている。またゲート電圧VG2がハイレベル電圧VDD2であり、ローサイドトランジスタM2がオンである。初期状態φ0において、コントローラ10は、ゲート電圧VG2をハイレベルに保つために、第1電流源CS2DおよびスイッチSW2Dをオンしている。図8〜図11において、ハイレベルであってもローレベルであってもよい(冗長な)信号を破線で示す。
時刻t0に制御信号SINがハイレベルに遷移すると、コントローラ10は、第1電流源CS2DおよびスイッチSW2Dをオフし、第1状態φ1に遷移する。第1状態φ1において、コントローラ10は、第2電流源CS1Dおよび第1スイッチSW1Dをオンする。なお、第2電流源CS1Dはオフでもよい。
第1状態φ1において、ローサイドトランジスタM2のゲートからは、主として第1アシスト回路32によって電流ID1’が引き抜かれ、ゲート電圧VG2が低下していく。そして、出力電圧Voが上昇し始める。
時刻t1に、Vo>VTHLとなると、検出信号S1がハイレベルに遷移し、第2状態φ2に遷移する。第2状態φ2では、コントローラ10は、第1スイッチSW1D(第1アシスト回路32)をオフする。その結果、ローサイドトランジスタM2のゲート電圧VG2は、第2電流源CS1Dが生成する電流I1Dによって制御される(スルーレート制御)。その結果、出力電圧Voが一定の傾きで上昇する。スルーレート制御が行われる期間には、ハッチングが付される。
時刻t2に、ローサイドトランジスタM2が完全にオフしたことが検出されると、それを契機としてデッドタイムDTに遷移する。デッドタイムDTの間、ハイサイドトランジスタM1、ローサイドトランジスタM2がオフとされる。デッドタイムDTの間、負荷電流IoはハイサイドトランジスタM1のボディダイオードに流れ、出力電圧Voは、VDD1+Vf付近となる。Vfは、ボディダイオードの順方向電圧である。
デッドタイムDT経過後の時刻t3に、コントローラ10は、第3状態φ3となる。第3状態φ3において、コントローラ10は、第3電流源CS2UおよびスイッチSW2Uをオンし、ハイサイドトランジスタM1のゲートソース間電圧Vgs1を増大させる。その結果、ハイサイドトランジスタM1がオンする。
(第2遷移)
図9は、第2遷移時のコントローラ10の動作を示す波形図である。
初期状態φ0: ゲート電圧VG1がローレベル電圧Voであり、ハイサイドトランジスタM1がオフしている。またゲート電圧VG2がハイレベル電圧VDD2であり、ローサイドトランジスタM2がオンである。
初期状態φ0において、コントローラ10は、ゲート電圧VG2をハイレベルに保つために、第1電流源CS2DおよびスイッチSW2Dをオンしている。
時刻t0に制御信号SINがハイレベルに遷移すると、コントローラ10は、第1電流源CS2DおよびスイッチSW2Dをオフし、第1状態φ1に遷移する。第1状態φ1において、コントローラ10は、第2電流源CS1Dおよび第1スイッチSW1Dをオンする。なお、第2電流源CS1Dはオフでもよい。
第1状態φ1において、ローサイドトランジスタM2のゲートからは、主として第1アシスト回路32によって電流ID1’が引き抜かれ、ゲート電圧VG2が低下していく。このとき出力電圧Voは、ローレベル電圧を維持し続ける。
時刻t1に、ローサイドトランジスタM2が完全にオフしたことが検出されると、デッドタイムDTに遷移する。デッドタイムDTでは、ローサイドトランジスタM2のボディダイオードに負荷電流Ioが流れ、その結果出力電圧Voは−Vfとなる。Vfはボディダイオードの順方向電圧である。
デッドタイムDT経過後の時刻t2に、第2状態φ2に遷移する。第2状態φ2となると、第3電流源CS2Uがオンする。これにより、ハイサイドトランジスタM1のゲート電圧VG1とソース電圧(出力電圧Vo)の電位差、つまりハイサイドトランジスタM1のゲートソース間電圧Vgs1が、電流I2Uによって制御される(スルーレート制御)。その結果、出力電圧Voが一定の傾きで上昇する。スルーレート制御が行われる期間には、ハッチングが付される。
時刻t3に出力電圧Voがしきい値電圧VTHHを超えると、検出信号S2がハイレベルとなり、第3状態φ3に遷移する。第3状態φ3では、コントローラ10は第4アシスト回路24(スイッチSW2U)をオン状態とし、ゲート電圧VG1を急速に上昇させる。
(第3遷移)
図10は、第3遷移時のコントローラ10の動作を示す波形図である。
初期状態φ0において、ゲート電圧VG1がハイレベル電圧VDD1であり、ハイサイドトランジスタM1がオンしている。またゲート電圧VG2がローレベル電圧VSSであり、ローサイドトランジスタM2がオフである。初期状態φ0において、コントローラ10は、ゲート電圧VG1をハイレベルに保つために、第3電流源CS2UおよびスイッチSW2Uをオンしている。
時刻t0に制御信号SINがローレベルに遷移すると、コントローラ10は、第3電流源CS2UおよびスイッチSW2Uをオフし、第1状態φ1に遷移する。第1状態φ1において、コントローラ10は、第4電流源CS1Uおよび第2スイッチSW1Uをオンする。なお、第4電流源CS1Uはオフでもよい。
第1状態φ1において、ハイサイドトランジスタM1のゲートからは、主として第3アシスト回路22によって電流IU1’が引き抜かれ、ゲート電圧VG1が低下していく。そして、出力電圧Voが低下し始める。
時刻t1に、Vo<VTHHとなると、検出信号S2がローレベルに遷移し、第2状態φ2に遷移する。第2状態φ2では、コントローラ10は、第2スイッチSW1U(第3アシスト回路22)をオフする。その結果、ハイサイドトランジスタM1のゲートソース間電圧Vgs1は、第4電流源CS1Uが生成する電流I1Uによって制御される(スルーレート制御)。その結果、出力電圧Voが一定の傾きで低下する。スルーレート制御が行われる期間には、ハッチングが付される。
時刻t2に、ハイサイドトランジスタM1が完全にオフしたことが検出されると、それを契機としてデッドタイムDTに遷移する。デッドタイムDTの間、ハイサイドトランジスタM1、ローサイドトランジスタM2がオフとされる。デッドタイムDTの間、負荷電流IoはローサイドトランジスタM2のボディダイオードに流れ、出力電圧Voは、−Vf付近となる。Vfは、ボディダイオードの順方向電圧である。
デッドタイムDT経過後の時刻t3に、コントローラ10は、第3状態φ3となる。第3状態φ3において、コントローラ10は、第3電流源CS2UおよびスイッチSW2Uをオンし、ローサイドトランジスタM2のゲート電圧VG2を上昇させる。その結果、ローサイドトランジスタM2がオンする。
(第4遷移)
図11は、第4遷移時のコントローラ10の動作を示す波形図である。
初期状態φ0において、ゲート電圧VG1がハイレベル電圧VDD1であり、ハイサイドトランジスタM1がオンしている。またゲート電圧VG2がローレベル電圧VSSであり、ローサイドトランジスタM2がオフである。初期状態φ0において、コントローラ10は、ゲート電圧VG1をハイレベルに保つために、第3電流源CS2UおよびスイッチSW2Uをオンしている。
時刻t0に制御信号SINがローレベルに遷移すると、コントローラ10は、第3電流源CS2UおよびスイッチSW2Uをオフし、第1状態φ1に遷移する。第1状態φ1において、コントローラ10は、第4電流源CS1Uおよび第2スイッチSW1Uをオンする。なお、第4電流源CS1Uはオフでもよい。
第1状態φ1において、ハイサイドトランジスタM1のゲートからは、主として第3アシスト回路22によって電流IU1’が引き抜かれ、ゲート電圧VG1が低下していく。このとき出力電圧Voは、ハイレベル電圧12Vを維持し続ける。
時刻t1に、ハイサイドトランジスタM1が完全にオフしたことが検出されると、デッドタイムDTに遷移する。デッドタイムDTでは、ハイサイドトランジスタM1のボディダイオードに負荷電流Ioが流れ、その結果出力電圧VoはVDD1+Vf付近となる。Vfはボディダイオードの順方向電圧である。
デッドタイムDT経過後の時刻t2に、第2状態φ2に遷移する。第2状態φ2となると、第1電流源CS2Dがオンする。これにより、ゲート電圧VG2が、電流I2Dによって制御される(スルーレート制御)。その結果、出力電圧Voが一定の傾きで低下する。スルーレート制御が行われる期間には、ハッチングが付される。
時刻t3に出力電圧Voがしきい値電圧VTHLより低くなると、検出信号S1がローレベルとなり、第3状態φ3に遷移する。第3状態φ3では、コントローラ10は第2アシスト回路34(スイッチSW2D)をオン状態とし、ゲート電圧VG2を急速に上昇させる。
以上がブリッジ出力回路100aの動作である。
このブリッジ出力回路100aによれば、図8に示す第1遷移の第1状態φ1において、第1アシスト回路32をオンすることにより、ゲート電圧VG2を高速に低下させることができる。その結果、制御信号SINがハイレベルに遷移してから、出力電圧Voが増大し始めるまでの時間を短縮できる。図12(a)は、第1アシスト回路32を設けた場合の、図12(b)は第1アシスト回路32を設けない場合の、第1遷移の波形図である。第1アシスト回路32を設けることにより期間T1が短縮され、その結果、出力電圧Voのスルーレートは一定に保ちつつ、出力電圧が変化し始めるまでの時間を短縮できる。
同様に、このブリッジ出力回路100aによれば、図10に示す第3遷移の第1状態φ1において、第3アシスト回路22をオンすることにより、ゲート電圧VG1を高速に低下させることができる。その結果、制御信号SINがローレベルに遷移してから、出力電圧Voが低下し始めるまでの時間を短縮できる。
続いて、ブリッジ出力回路100の用途を説明する。
図13(a)、(b)は、実施の形態に係るブリッジ出力回路を備えるモータ駆動装置の構成を示す回路図である。
図13(a)のモータ駆動装置200aはハーフブリッジ構成であり、電流検出回路202、PWMコントローラ204およびブリッジ出力回路100aを備える。
駆動対象のモータ201はたとえばボイスコイルモータである。検出抵抗Rsは、モータ201と直列に設けられ、その両端間にはモータ201のコイルに流れる電流に比例した電圧降下(検出電圧)Vsが発生する。電流検出回路202は、検出電圧Vsを増幅する。PWMコントローラ204は、電流検出回路202から検出電圧Vs’を受け、検出電圧Vs’が所定の目標値と一致するようにデューティ比が調節されるパルス幅変調(PWM)信号を生成する。PWMコントローラ204は、PWM信号に応じた制御信号SINを、ブリッジ出力回路100aに供給する。
図13(b)のモータ駆動装置200bはフルブリッジ構成(BTL:Bridged Transless)であり、電流検出回路202、PWMコントローラ204および2つのブリッジ出力回路100aを備える。
図13(a)、(b)のモータ駆動装置300a、bによれば、モータ201に印加される駆動電圧Vo(Vo+,Vo−)の傾き(スルーレート)を所望の値に設定できるため、高周波ノイズの発生を抑制できる。また、制御信号SINの変化から、駆動電圧Voが変化するまでの遅延が小さいため、電力損失を低減し、高効率でモータ201を駆動できる。
図14(a)〜(c)は、図13のモータ駆動装置200を用いた電子機器の構成を示す図である。
図14(a)の電子機器は、ハードディスク装置500である。ハードディスク装置500は、磁気ディスク502と、ヘッド504、アーム506を備える。ヘッド504は、磁気ディスク502にデータを書き込み、読み出すために設けられる。ヘッド504は、アーム506の先端に取り付けられており、アーム506の位置を変化させることにより、ヘッド504と磁気ディスク502の相対的な位置関係が制御される。モータ201は、アーム506を稼働するために設けられる。モータ駆動装置200は、ボイスコイルモータ201を制御する。
図14(b)の電子機器は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、携帯電話端末など、撮像機能付きデバイス600である。デバイス600は、撮像素子602、オートフォーカス用レンズ604を備える。ボイスコイルモータ201は、オートフォーカス用レンズ604の位置決めを行う。オートフォーカス用レンズの他、手ぶれ補正用のレンズの駆動にモータ駆動装置200を用いてもよい。
図14(c)の電子機器は、プリンタ700である。プリンタ700は、ヘッド702、ガイドレール704を備える。ヘッド702は、ガイドレール704に沿って位置決め可能に支持されている。ボイスコイルモータ201は、ヘッド702の位置を制御する。モータ駆動装置200は、ボイスコイルモータ201を制御する。ヘッド駆動用のほか、用紙送り機構用のモータの駆動に、モータ駆動装置200を用いてもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
ハイサイドトランジスタM1はPチャンネルMOSFETであってもよい。
図15は、第1の変形例に係るブリッジ出力回路100bの構成を示す回路図である。ハイサイドトランジスタM1はPチャンネルMOSFETである。図15のハイサイドドライバ40は、第3電流源CS2U、第4電流源CS1U、第5アシスト回路42、第6アシスト回路44を含む。図15の第5アシスト回路42および第6アシスト回路44はそれぞれ、図6の第3アシスト回路22および第4アシスト回路24に対応する。この変形例によれば、ブリッジ出力回路100aと同様の効果を得ることができる。
(変形例2)
アシスト回路22、32、42の構成は、上述のそれには限定されない。図16(a)〜(c)は、第1アシスト回路32、第3アシスト回路22、第5アシスト回路42の変形例を示す回路図である。第1アシスト回路32は、オン、オフが切りかえ可能に構成された電流源CS3を含む。第1スイッチSW1Dは、電流源CS3に内蔵されてもよい。図16(b)、(c)に示すように、第3アシスト回路22、第5アシスト回路42についても同様の変形例が存在する。
(変形例3)
第1アシスト回路32は、第1トランジスタM1Dや電流源CS3を設けず、スイッチSW1Dのみで構成してもよい。同様に、第3アシスト回路22は第2スイッチSW1Uのみで、第5アシスト回路42は第3スイッチSW2Uのみで構成してもよい。
(変形例4)
実施の形態では、駆動対象のモータがボイスコイルモータである場合を説明したが、モータ駆動装置200の用途はそれには限定されず、スピンドルモータなど、その他のモータの駆動に利用できる。また、モータ201の制御方式は電流検出にもとづくフィードバックに限定されず、逆起電力の検出にもとづくフィードバック制御であってもよいし、オープンループ制御であってもよい。
さらにブリッジ出力回路100の用途はモータ駆動装置300には限定されない。たとえばブリッジ出力回路100は、スイッチングレギュレータ、放電灯の点灯用インバータ、デジタルオーディオアンプなどに好適に利用できる。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
LVDD…上側電源ライン、LVSS…下側電源ライン、100…ブリッジ出力回路、M1…ハイサイドトランジスタ、M2…ローサイドトランジスタ、Po…出力端子、10…コントローラ、12…ロジック部、20…ハイサイドドライバ、30…ローサイドドライバ、40…ハイサイドドライバ、VG1,VG2…ゲート電圧、CS2D…第1電流源、CS1D…第2電流源、32…第1アシスト回路、SW1D…第1スイッチ、M1D…第1トランジスタ、CS3…電流源、14…第1電圧監視部、M12…第2トランジスタ、R11…プルアップ抵抗、34…第2アシスト回路、CS2U…第3電流源、CS1U…第4電流源、22…第3アシスト回路、SW1U…第2スイッチ、M1U…第3トランジスタ、CS6…電流源、16…第2電圧監視部、M14…第4トランジスタ、R12…プルダウン抵抗、24…第4アシスト回路、CS2U…第5電流源、CS1U…第6電流源、42…第5アシスト回路、44…第6アシスト回路、SW2U…第3スイッチ、M2U…第5トランジスタ、CS9…電流源、200…モータ駆動装置、201…モータ、202…電流検出回路、204…PWMコントローラ。

Claims (20)

  1. 負荷と接続されるべき出力端子と、
    上側電源ラインと前記出力端子の間に設けられたハイサイドトランジスタと、
    前記出力端子と下側電源ラインの間に設けられたNチャンネルMOSFETのローサイドトランジスタと、
    前記ハイサイドトランジスタのゲート電圧を制御するハイサイドドライバと、
    前記ローサイドトランジスタのゲート電圧を制御するローサイドドライバと、
    前記ハイサイドドライバおよび前記ローサイドドライバを制御するコントローラと、
    を備え、
    前記ローサイドドライバは、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ローサイドトランジスタのゲートに所定の定電流を供給する第1電流源と、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ローサイドトランジスタのゲートから所定の定電流を引き抜く第2電流源と、
    前記第2電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態において前記ローサイドトランジスタのゲートから補助電流を引き抜く第1アシスト回路と、
    を含み、
    前記コントローラは、前記第1電流源、前記第2電流源および前記第1アシスト回路のオン、オフ状態を制御可能に構成され、負荷電流が前記出力端子から本ブリッジ出力回路に吸い込まれる方向に流れる状態で前記出力端子の出力電圧をローレベル電圧からハイレベル電圧に遷移させるとき、(1)前記第1電流源をオフ、前記第1アシスト回路をオンする第1状態となり、その後、(2)前記出力電圧が下側しきい値電圧を超えると、前記第1電流源をオフ、前記第2電流源をオン、前記第1アシスト回路をオフする第2状態に遷移し、
    前記コントローラは、前記出力電圧を前記下側しきい値電圧と比較する第1電圧監視部を含むことを特徴とするブリッジ出力回路。
  2. 負荷と接続されるべき出力端子と、
    上側電源ラインと前記出力端子の間に設けられたハイサイドトランジスタと、
    前記出力端子と下側電源ラインの間に設けられたNチャンネルMOSFETのローサイドトランジスタと、
    前記ハイサイドトランジスタのゲート電圧を制御するハイサイドドライバと、
    前記ローサイドトランジスタのゲート電圧を制御するローサイドドライバと、
    前記ハイサイドドライバおよび前記ローサイドドライバを制御するコントローラと、
    を備え、
    前記ローサイドドライバは、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ローサイドトランジスタのゲートに所定の定電流を供給する第1電流源と、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ローサイドトランジスタのゲートから所定の定電流を引き抜く第2電流源と、
    前記第2電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態において前記ローサイドトランジスタのゲートから補助電流を引き抜く第1アシスト回路と、
    を含み、
    前記コントローラは、前記第1電流源、前記第2電流源および前記第1アシスト回路のオン、オフ状態を制御可能に構成され、負荷電流が前記出力端子から本ブリッジ出力回路に吸い込まれる方向に流れる状態で前記出力端子の出力電圧をローレベル電圧からハイレベル電圧に遷移させるとき、(1)前記第1電流源をオフ、前記第1アシスト回路をオンする第1状態となり、その後、(2)前記出力電圧が下側しきい値電圧を超えると、前記第1電流源をオフ、前記第2電流源をオン、前記第1アシスト回路をオフする第2状態に遷移し、
    前記ローサイドドライバは、
    前記第1電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態において前記ローサイドトランジスタのゲートに補助電流を供給する第2アシスト回路をさらに備え、
    前記コントローラは、前記第1電流源、前記第2電流源および前記第1アシスト回路に加えて、前記第2アシスト回路のオン、オフ状態を制御するよう構成されることを特徴とするブリッジ出力回路。
  3. 前記第1アシスト回路は、前記ローサイドトランジスタのゲートと前記下側電源ラインの間に設けられた第1スイッチを含み、
    前記コントローラは、前記第1スイッチのオン、オフを切りかえることを特徴とする請求項1または2に記載のブリッジ出力回路。
  4. 前記第1アシスト回路は、前記ローサイドトランジスタのゲートと前記下側電源ラインの間に前記第1スイッチと直列に設けられ、かつゲートとドレインが共通に接続されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第1トランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項に記載のブリッジ出力回路。
  5. 前記第1アシスト回路は、前記ローサイドトランジスタのゲートと前記下側電源ラインの間に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成された電流源を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のブリッジ出力回路。
  6. 前記第1電圧監視部は、
    ソースが前記下側電源ラインと接続され、ゲートに前記出力電圧が印加されたNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのドレインと所定の電圧ラインの間に設けられたプルアップ抵抗と、
    を含み、前記第2トランジスタのドレイン電圧に応じた信号を、電圧比較の結果を示す検出信号として出力することを特徴とする請求項に記載のブリッジ出力回路。
  7. 負荷と接続されるべき出力端子と、
    上側電源ラインと前記出力端子の間に設けられたNチャンネルMOSFETであるハイサイドトランジスタと、
    前記出力端子と下側電源ラインの間に設けられたローサイドトランジスタと、
    前記ハイサイドトランジスタのゲート電圧を制御するハイサイドドライバと、
    前記ローサイドトランジスタのゲート電圧を制御するローサイドドライバと、
    前記ハイサイドドライバおよび前記ローサイドドライバを制御するコントローラと、
    を備え、
    前記ハイサイドドライバは、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ハイサイドトランジスタのゲートに所定の定電流を供給する第3電流源と、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ハイサイドトランジスタのゲートから所定の定電流を引き抜く第4電流源と、
    前記第4電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態において前記ハイサイドトランジスタのゲートから補助電流を引き抜く第3アシスト回路と、
    を含み、
    前記コントローラは、前記第3電流源、前記第4電流源および前記第3アシスト回路のオン、オフ状態を制御可能に構成され、負荷電流が前記出力端子から前記負荷に吐き出される方向に流れる状態で、前記出力端子の出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に遷移させるとき、(1)前記第3電流源をオフ、前記第3アシスト回路をオンする第1状態となり、その後、(2)前記出力電圧が上側しきい値電圧より低くなると、前記第3電流源をオフ、前記第4電流源をオン、前記第3アシスト回路をオフする第2状態に遷移し、
    前記コントローラは、前記出力電圧を前記上側しきい値電圧と比較する第2電圧監視部を含むことを特徴とするブリッジ出力回路。
  8. 負荷と接続されるべき出力端子と、
    上側電源ラインと前記出力端子の間に設けられたNチャンネルMOSFETであるハイサイドトランジスタと、
    前記出力端子と下側電源ラインの間に設けられたローサイドトランジスタと、
    前記ハイサイドトランジスタのゲート電圧を制御するハイサイドドライバと、
    前記ローサイドトランジスタのゲート電圧を制御するローサイドドライバと、
    前記ハイサイドドライバおよび前記ローサイドドライバを制御するコントローラと、
    を備え、
    前記ハイサイドドライバは、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ハイサイドトランジスタのゲートに所定の定電流を供給する第3電流源と、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ハイサイドトランジスタのゲートから所定の定電流を引き抜く第4電流源と、
    前記第4電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態において前記ハイサイドトランジスタのゲートから補助電流を引き抜く第3アシスト回路と、
    を含み、
    前記コントローラは、前記第3電流源、前記第4電流源および前記第3アシスト回路のオン、オフ状態を制御可能に構成され、負荷電流が前記出力端子から前記負荷に吐き出される方向に流れる状態で、前記出力端子の出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に遷移させるとき、(1)前記第3電流源をオフ、前記第3アシスト回路をオンする第1状態となり、その後、(2)前記出力電圧が上側しきい値電圧より低くなると、前記第3電流源をオフ、前記第4電流源をオン、前記第3アシスト回路をオフする第2状態に遷移し、
    前記ハイサイドドライバは、
    前記第3電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態において前記ハイサイドトランジスタのゲートに補助電流を供給する第4アシスト回路をさらに備え、
    前記コントローラは、前記第3電流源、前記第4電流源および前記第3アシスト回路に加えて、前記第4アシスト回路のオン、オフ状態を制御するよう構成されることを特徴とするブリッジ出力回路。
  9. 前記第3アシスト回路は、前記ハイサイドトランジスタのゲートと前記出力端子の間に設けられた第2スイッチを含み、
    前記コントローラは、前記第2スイッチのオン、オフを切りかえることを特徴とする請求項7または8に記載のブリッジ出力回路。
  10. 前記第3アシスト回路は、前記ハイサイドトランジスタのゲートと前記出力端子の間に前記第2スイッチと直列に設けられ、かつゲートとドレインが共通に接続されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第3トランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項に記載のブリッジ出力回路。
  11. 前記第3アシスト回路は、前記ハイサイドトランジスタのゲートと前記出力端子の間に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成された電流源を含むことを特徴とする請求項7または8に記載のブリッジ出力回路。
  12. 前記第2電圧監視部は、
    ソースが前記上側電源ラインと接続され、ゲートに前記出力電圧が印加されたPチャンネルMOSFETである第4トランジスタと、
    前記第4トランジスタのドレインと所定の電圧ラインの間に設けられたプルダウン抵抗と、
    を含み、前記第4トランジスタのドレイン電圧に応じた信号を、電圧比較の結果を示す検出信号として出力することを特徴とする請求項に記載のブリッジ出力回路。
  13. 負荷と接続されるべき出力端子と、
    上側電源ラインと前記出力端子の間に設けられたPチャンネルMOSFETであるハイサイドトランジスタと、
    前記出力端子と下側電源ラインの間に設けられたローサイドトランジスタと、
    前記ハイサイドトランジスタのゲート電圧を制御するハイサイドドライバと、
    前記ローサイドトランジスタのゲート電圧を制御するローサイドドライバと、
    前記ハイサイドドライバおよび前記ローサイドドライバを制御するコントローラと、
    を備え、
    前記ハイサイドドライバは、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ハイサイドトランジスタのゲートに所定の定電流を供給する第5電流源と、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ハイサイドトランジスタのゲートから所定の定電流を引き抜く第6電流源と、
    前記第5電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態において前記ハイサイドトランジスタのゲートに補助電流を供給する第5アシスト回路と、
    を含み、
    前記コントローラは、前記第5電流源、前記第6電流源および前記第5アシスト回路のオン、オフ状態を制御可能に構成され、負荷電流が前記出力端子から前記負荷に吐き出される方向に流れる状態で、前記出力端子の出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に遷移させるとき、(1)前記第6電流源をオフ、前記第5アシスト回路をオンする第1状態となり、その後、(2)前記出力電圧が上側しきい値電圧より低くなると、前記第6電流源をオフ、前記第5電流源をオン、前記第5アシスト回路をオフする第2状態に遷移し、
    前記コントローラは、前記出力電圧を前記上側しきい値電圧と比較する第2電圧監視部を含むことを特徴とするブリッジ出力回路。
  14. 負荷と接続されるべき出力端子と、
    上側電源ラインと前記出力端子の間に設けられたPチャンネルMOSFETであるハイサイドトランジスタと、
    前記出力端子と下側電源ラインの間に設けられたローサイドトランジスタと、
    前記ハイサイドトランジスタのゲート電圧を制御するハイサイドドライバと、
    前記ローサイドトランジスタのゲート電圧を制御するローサイドドライバと、
    前記ハイサイドドライバおよび前記ローサイドドライバを制御するコントローラと、
    を備え、
    前記ハイサイドドライバは、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ハイサイドトランジスタのゲートに所定の定電流を供給する第5電流源と、
    オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態にて前記ハイサイドトランジスタのゲートから所定の定電流を引き抜く第6電流源と、
    前記第5電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態において前記ハイサイドトランジスタのゲートに補助電流を供給する第5アシスト回路と、
    を含み、
    前記コントローラは、前記第5電流源、前記第6電流源および前記第5アシスト回路のオン、オフ状態を制御可能に構成され、負荷電流が前記出力端子から前記負荷に吐き出される方向に流れる状態で、前記出力端子の出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に遷移させるとき、(1)前記第6電流源をオフ、前記第5アシスト回路をオンする第1状態となり、その後、(2)前記出力電圧が上側しきい値電圧より低くなると、前記第6電流源をオフ、前記第5電流源をオン、前記第5アシスト回路をオフする第2状態に遷移し、
    前記ハイサイドドライバは、
    前記第6電流源とは別に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成され、オン状態において前記ハイサイドトランジスタのゲートから補助電流を引き抜く第6アシスト回路をさらに備え、
    前記コントローラは、前記第5電流源、前記第6電流源および前記第5アシスト回路に加えて、前記第6アシスト回路のオン、オフ状態を制御するよう構成されることを特徴とするブリッジ出力回路。
  15. 前記第5アシスト回路は、前記ハイサイドトランジスタのゲートと前記上側電源ラインの間に設けられた第3スイッチを含み、
    前記コントローラは、前記第3スイッチのオン、オフを切りかえることを特徴とする請求項13または14に記載のブリッジ出力回路。
  16. 前記第5アシスト回路は、前記ハイサイドトランジスタのゲートと前記上側電源ラインの間に前記第3スイッチと直列に設けられ、かつゲートとドレインが共通に接続されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である第5トランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のブリッジ出力回路。
  17. 前記第5アシスト回路は、前記ハイサイドトランジスタのゲートと前記上側電源ラインの間に設けられ、オン、オフが切りかえ可能に構成された電流源を含むことを特徴とする請求項13または14に記載のブリッジ出力回路。
  18. 前記第2電圧監視部は、
    ソースが前記上側電源ラインと接続され、ゲートに前記出力電圧が印加されたPチャンネルMOSFETである第4トランジスタと、
    前記第4トランジスタのドレインと所定のライン電圧の間に設けられたプルダウン抵抗と、
    を含み、前記第4トランジスタのドレイン電圧に応じた信号を、電圧比較の結果を示す検出信号として出力することを特徴とする請求項13に記載のブリッジ出力回路。
  19. 請求項1から18のいずれかに記載のブリッジ出力回路を備えることを特徴とするモータ駆動装置。
  20. モータと、
    前記モータを駆動するモータ駆動装置と、
    を備え、
    前記モータ駆動装置は、請求項1から18のいずれかに記載のブリッジ出力回路を備えることを特徴とする電子機器。
JP2012121277A 2012-05-28 2012-05-28 ブリッジ出力回路およびそれを用いたモータ駆動装置、電子機器 Active JP5961042B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012121277A JP5961042B2 (ja) 2012-05-28 2012-05-28 ブリッジ出力回路およびそれを用いたモータ駆動装置、電子機器
US13/902,106 US9024558B2 (en) 2012-05-28 2013-05-24 Bridge output circuit, motor driving device using the same, and electronic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012121277A JP5961042B2 (ja) 2012-05-28 2012-05-28 ブリッジ出力回路およびそれを用いたモータ駆動装置、電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013247584A JP2013247584A (ja) 2013-12-09
JP5961042B2 true JP5961042B2 (ja) 2016-08-02

Family

ID=49621083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012121277A Active JP5961042B2 (ja) 2012-05-28 2012-05-28 ブリッジ出力回路およびそれを用いたモータ駆動装置、電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9024558B2 (ja)
JP (1) JP5961042B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11979083B2 (en) 2022-03-23 2024-05-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Driver circuit and power conversion system

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9564900B2 (en) 2015-04-16 2017-02-07 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Supply boost device
JP6478826B2 (ja) * 2015-06-12 2019-03-06 三菱電機株式会社 ハイサイドドライバ回路及び半導体装置
KR20170009551A (ko) * 2015-07-17 2017-01-25 에스케이하이닉스 주식회사 듀티 사이클을 조절하는 신호 생성기 및 이를 이용하는 반도체 장치
US9590609B1 (en) * 2015-11-11 2017-03-07 Delphi Technologies Inc. Gate driver with short circuit protection
CN107040250B (zh) * 2016-02-04 2019-09-17 电信科学技术研究院 一种电压模式驱动电路
EP3316463A1 (de) * 2016-10-27 2018-05-02 Siemens Aktiengesellschaft Ändern eines schaltzustands einer schalt-halbbrücke
US11482188B2 (en) * 2017-05-16 2022-10-25 Sony Corporation Information processing device, control circuit, and information processing method
JP6889047B2 (ja) * 2017-06-30 2021-06-18 ローム株式会社 スイッチング制御回路
JP7001460B2 (ja) * 2017-12-22 2022-01-19 ローム株式会社 負荷駆動装置、半導体装置及びモータドライバ装置
CN111448761A (zh) 2017-12-28 2020-07-24 新电元工业株式会社 半导体开关控制电路以及开关电源装置
US10215795B1 (en) 2018-04-13 2019-02-26 Infineon Technologies Ag Three level gate monitoring
JP6956052B2 (ja) * 2018-09-06 2021-10-27 株式会社東芝 ゲート制御回路、電源回路及びインバータ回路
JP7295647B2 (ja) * 2019-02-05 2023-06-21 ローム株式会社 ブリッジ出力回路、電源装置及び半導体装置
JP7308661B2 (ja) * 2019-05-28 2023-07-14 ローム株式会社 スイッチングトランジスタの駆動回路
JP7438694B2 (ja) 2019-09-03 2024-02-27 株式会社東芝 増幅回路
US11281249B2 (en) 2019-09-23 2022-03-22 International Business Machines Corporation Voltage sensitive current circuit
US10833653B1 (en) 2019-09-23 2020-11-10 International Business Machines Corporation Voltage sensitive delay
US11204635B2 (en) 2019-09-23 2021-12-21 International Business Machines Corporation Droop detection using power supply sensitive delay
US11152920B2 (en) * 2019-09-23 2021-10-19 International Business Machines Corporation Voltage starved passgate with IR drop
US10998035B1 (en) * 2019-10-17 2021-05-04 Micron Technology, Inc. Power-efficient generation of voltage
CN113556036B (zh) * 2020-04-21 2022-11-29 圣邦微电子(北京)股份有限公司 H桥驱动电路、控制方法及驱动电机
US10938381B1 (en) * 2020-04-24 2021-03-02 Qualcomm Incorporated Area efficient slew-rate controlled driver
US11855635B2 (en) * 2021-06-30 2023-12-26 Navitas Semiconductor Limited Transistor DV/DT control circuit
CN114584126B (zh) * 2022-05-07 2022-08-16 深圳芯能半导体技术有限公司 一种开关管驱动电路

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69319326T2 (de) * 1993-04-09 1998-10-29 St Microelectronics Srl Steuerung, Verringerung und Angleichen der Verzögerungszeiten in einer Low-Side-Treiberstufe
US5668449A (en) * 1994-10-27 1997-09-16 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Motor with input-controlled high side driver
US5796276A (en) * 1994-12-30 1998-08-18 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. High-side-driver gate drive circuit
JP3152204B2 (ja) * 1998-06-02 2001-04-03 日本電気株式会社 スルーレート出力回路
JP3956123B2 (ja) 2002-09-24 2007-08-08 Nok株式会社 コネクターシール
JP4497991B2 (ja) 2004-04-14 2010-07-07 株式会社ルネサステクノロジ 電源ドライバ回路及びスイッチング電源装置
JP4921106B2 (ja) * 2006-10-20 2012-04-25 キヤノン株式会社 バッファ回路
JP5138287B2 (ja) * 2007-06-27 2013-02-06 三菱電機株式会社 ゲート駆動装置
JP2011211836A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Panasonic Corp スイッチングデバイス駆動装置および半導体装置
JP5533773B2 (ja) * 2011-04-22 2014-06-25 株式会社デンソー 負荷駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11979083B2 (en) 2022-03-23 2024-05-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Driver circuit and power conversion system

Also Published As

Publication number Publication date
US9024558B2 (en) 2015-05-05
JP2013247584A (ja) 2013-12-09
US20130314020A1 (en) 2013-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5961042B2 (ja) ブリッジ出力回路およびそれを用いたモータ駆動装置、電子機器
US8513937B2 (en) Switching regulator with optimized switch node rise time
JP4763606B2 (ja) 半導体スイッチの高周波制御
US20090153122A1 (en) Dropper-type regulator
JP4317825B2 (ja) インバータ装置
JP2010193431A (ja) 出力回路およびモータ駆動装置
JP2013038930A (ja) スイッチング回路及びdc−dcコンバータ
JPWO2005109616A1 (ja) Pwm駆動回路
JP2010220196A (ja) スイッチング出力回路およびスイッチング電源
JP2012049861A (ja) 出力回路
JP2020127145A (ja) ブリッジ出力回路、電源装置及び半導体装置
US20230130933A1 (en) Switching circuit, dc/dc converter, and control circuit of dc/dc converter
JP2012200083A (ja) スイッチング回路及びdc−dcコンバータ
JP2022088606A (ja) 駆動装置、及び、駆動装置の制御方法
JP6208504B2 (ja) 出力回路、出力トランジスタの駆動回路、電子機器
JP2008193866A (ja) 昇圧型スイッチングレギュレータ
JP4807577B2 (ja) トランジスタの駆動回路
JP6031871B2 (ja) Dcdcコンバータ
JP5688266B2 (ja) Pwmリミッター回路及びdc−dcコンバータ
JP5176871B2 (ja) ドライバ回路およびdc−dcコンバータ
JP2020195213A (ja) スイッチングトランジスタの駆動回路
JP7272926B2 (ja) 電源回路
JP4319336B2 (ja) Mosスイッチング回路
JP4888199B2 (ja) 負荷駆動装置
JP7001463B2 (ja) 負荷駆動装置、半導体装置及びモータドライバ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5961042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250