JP2018188941A - 集合住宅内家庭内同居別居可能住宅 - Google Patents

Abstract

【課題】家庭内に一時的不和が発生した場合、即座に別居でき、関係悪化を防止するとともに、時間の経過とともに不和の鎮静化を図り、話し合いにより同居に戻りうる集合住宅内家庭内同居別居可能住宅を提供する。【解決手段】玄関１は共用とする、プライバシー確保のためそれぞれにお手洗い１１，１２を占有する、台所８と洗面９、浴室１０は共用とし、それぞれの占有エリアから直接入室できる構造とし、台所、洗面浴室に可動扉を取り付ける。【選択図】図１

Description

本発明は集合住宅内における、家庭内同居別居を即座に可能とする、建築技術である。

従来家族間の不和に対応した住居は皆無だった。

この発明は集合住宅内における家族間の一時的不和に対応し、それ以上の不和を防止するため、即座に別居し不和の鎮静化を図り、別居や離婚を防止し、個人の幸福と社会の安定に寄与しようとするものである。
第一図参照
前提条件として集合住宅の構造上玄関は共用とする。
別居生活に入る場合、居間側居住者は居間（３）とお手洗い（１１）を占有する、別居先居間（４）居住者は別居先居間（４）とお手洗い（１２）を占有する。
台所（８）と洗面浴室（９，１０）はこの発明による可動扉（１７，１８）を操作することにより時間差をもって使用し、一設備ながら、別居生活を成立させることが可能となる。
プライバシーを守るため、居間側（３）お手洗い（１１）と別居側（４）お手洗い（１２）を設置する。
台所（８）に可動扉（１８）を設置する、洗面浴室（９，１０）に可動扉（１７）を設置する。
個人が結婚をし家族生活に入った場合、考え方の違いや生活習慣の相違により、家庭内不和が発生することがある、そのまま同居を続けるとストレスのため、関係はますます悪化し、別居から離婚に至ることがある。
この発明はこの欠点を除去し、婚姻期間の延伸や完結を目指すものである、家族間に不和が発生した場合即座に別居し、それ以上の関係悪化を防ぎ、時間の経過により不和の鎮静化を図り、お互いに話し合いをし同居に戻ることによって、婚姻の継続を目指すものである。
第一図の通り居間（３）側居住者は台所使用時は引き戸（２２）を開とし、この発明による可動扉（１８）を中間位置から別居側居間（４）の引き戸（２０）に密着させ使用する。
台所（８）を退室する場合は可動扉を中間位置まで戻し、相手居住者の使用に支障ないようにしておく、万一別居側居間（４）居住者が台所を使用中であれば、可動扉は居間側（３）の引き戸（２２）に密着しているため、使用せず時間をずらし使用する、洗面（９）浴室（１０）についても同様時間差をもって使用すれば、一設備ながら家族間別居が可能となる。

課題を解決するための手段

この発明はプライバシー確保のため、お手洗いを二か所に設置している、また台所（８）と洗面浴室（９，１０）に可動扉（１７，１８）を設置しなければならないため建設費の増大がある、このため他の設備で節約を図らなければならない。

発明の効果

この発明の効果により、家庭内の不和が決定的に悪化せず、時間の経過とともに鎮静化し、もって婚姻の延伸や完結が可能となる。

広く社会に公告し周知させたい。

第一図はこの発明による集合住宅の平面図である、家族同居時は全室内自由に往来できるが、別居時は居間（３）側居住者は居間（３）とお手洗い（１１）を占有する、別居側居間（４）側居住者は別居側居間（４）とお手洗い（１２）を占有する。台所（８）はこの発明による可動扉（１８）を相手側引き戸に密着させることにより一定時間内占有使用が可能になる、洗面浴室（９，１０）についても同様とする。洋室（５、６、７）については話し合いにより、占有を定める。玄関（１）廊下（２）は共有とする。

１、 玄関
２、 廊下
３、 居間
４、 洋室−１（別居時別居側居間）
５、 洋室−２
６、 洋室−３
７、 洋室−４
８、 台所
９、 洗面所
１０、浴室
１１、お手洗い（居間側）
１２、お手洗い（別居居間側）
１３、クローゼット
１４、クローゼット
１５、クローゼット
１６、クローゼット
１７、洗面所用可動扉
１８、台所用可動扉
１９、引き戸
２０、引き戸
２１、引き戸
２２、引き戸
２３、引き戸
２４、引き戸
２５、引き戸

Claims (1)

1. 通常一住居として機能している集合住宅内において、同居、別居を任意に選択できる住居。

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