JP2009174397A - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関が低負荷で、かつ、点火時期が大幅に遅角側に制御されている運転状態であっても、失火を精度良く検出することのできる内燃機関の失火検出装置を提供する。
【解決手段】回転変動量ΔTdiを計測する回転変動量計測部51と、回転変動量と判定しきい値との比較結果に応じ失火判定する失火判定部55と、内燃機関が低負荷条件で運転中か判定する低負荷判定部56と、点火時期が遅角判定値以上か判定する点火時期遅角判定部57とを備え、失火判定手段55は、判定しきい値th1を機関回転数neに応じて設定したマップM1と、判定しきい値th2をこのマップM1よりも回転変動量の拡大側に設定したマップM2とを有し、低負荷条件での運転中でかつ点火時期が遅角判定値以上の場合には、マップM1およびM2に基づいて失火判定し、他の場合には、マップM1のみに基づいて失火判定する構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関の失火検出装置、特に火花点火式の多気筒内燃機関のいずれかの気筒における失火時の回転変動情報に基づき失火判定を実行してその失火を検出する内燃機関の失火検出装置に関する。
火花点火式の多気筒内燃機関のいずれかの気筒の燃焼行程で点火による着火燃焼が生じない失火が生じると、機関出力トルクが低下し、正常時の同一負荷状態に比べてクランク角速度が低下する現象に着目し、そのときの回転変動を検出して失火の有無を判定するようにした失火判定装置が知られている。
従来のこの種の内燃機関の失火検出装置としては、一定クランク角毎の単位計測期間における回転変動量を失火判定のための判定しきい値と比較して失火判定するのに際し、そのしきい値を、吸気系に設けられた吸気制御弁であるタンブルジェネレータバルブの作動状態に応じて補正するようにして、失火検出精度を向上させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、自動変速機や手動変速機等の速度切換え機構の種類毎に専用のノーロードマップとロードロードマップを装備し、速度切換え機構の種類やクラッチの係合状態に応じて異なる判定値マップを選択することで失火検出精度を向上させるもの(例えば、特許文献2参照)、気筒間の回転速度偏差を学習して得られた補正値と気筒毎の吸気量(負荷)に応じた補正値とをそれぞれマップに記憶させ、その補正値による補正後の各気筒の燃焼行程毎の回転速度変動量を失火判定値と比較することで失火検出精度を向上させるもの(例えば、特許文献3参照)、変速位置や動力伝達の有無によって変化するクランク軸に接続する慣性質量の変化に合わせて、機関回転数や負荷に応じた失火判定レベルの算出条件を変更することで、失火検出精度を向上させるもの(例えば、特許文献4参照)が、それぞれ知られている。
さらに、空燃比変動に伴う点火時期の進角方向への補正によりラフネス(燃焼変動)制御の遅角方向への補正が大きく制限されないように、ラフネス制御が実行されるときの空燃比フィードバック制御のゲインを、ラフネス制御が実行されないときの空燃比フィードバック制御のゲインに対して相対的に小さい値に変更するものが知られている(例えば、特許文献5参照)。
特開2002−202000号公報 特開平05−180063号公報 特開平08−270490号公報 特開平04−159438号公報 特開2000−282940号公報
しかしながら、上述のような従来の内燃機関の失火検出装置にあっては、点火順(燃焼行程順)に各気筒で圧縮上死点後の特定のクランク角度に達する時点の間の回転に要する単位計測期間(例えば6気筒エンジンの120°CA時間)毎に失火判定の処理が実行されるものの、内燃機関の運転状態によっては、失火判定時の単位計測期間における回転変動の影響が失火の生じない次の回の単位計測期間にまで及んでしまい、失火判定時に失火が生じたと誤判定してしまう可能性があった。
具体的には、低負荷でかつ点火時期が大幅に遅角側に制御されている状態、例えば始動直後のアイドル運転状態で触媒暖機を行っているような状態では、1回の失火による機関回転速度の低下が大きく、その回転変動の影響から、次回の失火判定時においてもなおの機関回転速度の低下が続くことがあり、次回の失火判定時において実際には失火が生じていないにもかかわらず、失火と判定してしまう可能性があった。また、4気筒を超える多気筒の4サイクルエンジンにおいては、燃焼行程が前後して連続する2つの気筒間で燃焼行程の重なる期間が生じることから、上述のような傾向が生じ易かった。
そのため、従来の内燃機関の失火検出装置にあっては、機関回転数や負荷を考慮した失火判定を行うだけでは、十分な失火検出精度が期待できなかった。
そこで、本発明は、内燃機関が低負荷でかつ点火時期が大幅に遅角側に制御されている運転状態であっても、失火を精度良く検出することのできる内燃機関の失火検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る内燃機関の失火検出装置は、上記目的達成のため、(1)火花点火式の多気筒内燃機関中にあって燃焼行程が前後して続く複数の気筒について一定回転角度毎の単位計測期間におけるクランク軸の回転変動量を計測する計測手段と、該計測手段により計測された回転変動量を予め設定された判定しきい値と比較した結果に応じて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かを判定する失火判定手段と、を備えた内燃機関の失火検出装置において、前記多気筒内燃機関が予め設定された低負荷条件で運転されているか否かを判定する負荷判定手段と、前記多気筒内燃機関の点火時期が予め設定された遅角判定値以上に遅角制御されているか否かを判定する点火時期遅角判定手段と、を備え、前記失火判定手段が、前記判定しきい値を前記多気筒内燃機関の機関回転数に応じて設定した第1の判定しきい値マップと、前記判定しきい値を前記多気筒内燃機関の機関回転数毎に前記第1の判定しきい値マップよりも前記回転変動量の拡大側に設定した第2の判定しきい値マップと、を有するとともに、前記負荷判定手段により前記低負荷条件での運転中であると判定され、かつ、前記点火時期遅角判定手段により前記点火時期が前記遅角判定値以上に遅角制御されていると判定された場合、前記第1の判定しきい値マップおよび前記第2の判定しきい値マップに基づいて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かを判定し、他の場合には、前記第1の判定しきい値マップに基づいて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かを判定するものである。
この構成により、多気筒内燃機関が低負荷条件での運転中でないか、点火時期が予め設定された遅角判定値以上に遅角制御されていない運転状態では、第1の判定しきい値マップに設定された機関回転数毎の判定しきい値(以下、第1の判定しきい値ともいう)に基づいて、複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かが判定される。一方、多気筒内燃機関が低負荷条件での運転中であり、かつ、点火時期が予め設定された遅角判定値以上に遅角制御されている運転状態では、第1の判定しきい値マップに設定された機関回転数毎の判定しきい値のみならず、第1の判定しきい値マップよりも判定しきい値を回転変動量の拡大側に設定した第2の判定しきい値マップの機関回転数に応じた判定しきい値(以下、第2の判定しきい値ともいう)に基づいて、複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かが判定される。したがって、低負荷で大きな遅角制御がなされている運転状態にあって、失火時の単位計測期間における回転変動の影響が失火のない次の単位計測期間にまで及ぶ場合でも、第2の判定しきい値が第1の判定しきい値より回転変動量の拡大側に設定された第2の判定しきい値マップに基づいて的確な失火判定がなされることになる。なお、失火時の単位計測期間における回転変動の影響が失火のない次の単位計測期間にまで及ぶ場合、失火のない単位計測期間における回転変動量は失火時の単位計測期間中のそれより減少する(失火のない単位計測期間ではクランク軸の回転の減速度が低下する)から、第2の判定しきい値は、第1の判定しきい値と第2の判定しきい値との差が失火時の最少の回転変動量に対応する第1の判定しきい値よりも小さくなるように設定されるのが好ましい。
上記(1)に記載の内燃機関の失火検出装置においては、(2)前記負荷判定手段により前記低負荷条件での運転中であると判定され、かつ、前記点火時期遅角判定手段により前記点火時期が前記遅角判定値以上に遅角制御されていると判定された場合であって、前記失火判定手段が先行する単位計測期間中に前記第1の判定しきい値マップに基づいて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたと判定したとき、該失火判定手段が、次の単位計測期間中に前記第2の判定しきい値マップに基づいて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かを判定するのが好ましい。
この構成により、低負荷で大きな遅角制御がなされている運転状態にあって失火が生じた場合でも、最も簡素な処理で迅速にかつ精度良く失火を検出できることになる。
上記(1)、(2)に記載の内燃機関の失火検出装置においては、(3)前記計測手段が、前記燃焼行程が前後して続く複数の気筒でそれぞれ圧縮上死点後の特定のクランク角となる時点の間の所要回転時間の差によって前記単位計測期間における回転変動量を計測するように構成され、前記第2の判定しきい値マップにおける前記判定しきい値が、前記多気筒内燃機関の機関回転数毎に前記第1の判定しきい値マップよりも前記所要回転時間が長くなる側に設定されている。
この構成により、特定のクランク角を適宜設定して単位計測期間の初期側で点火時期となるようにするだけで、燃焼行程が前後して続く複数の気筒で特定のクランク角となる時点間の所要回転時間に相当する単位計測期間中に、失火による回転変動の影響がほぼ確実に計測できることとなる。
上記(1)〜(3)に記載の内燃機関の失火検出装置においては、(4)前記低負荷条件が、前記多気筒内燃機関の機関回転数が予め設定された回転数以下であること、前記多気筒内燃機関の冷却水の温度が予め設定された始動時判定水温以下であること、および、前記多気筒内燃機関が排気浄化用触媒の暖機のための運転中であること、のうち少なくとも1つを含んでいるのが好ましい。
この構成により、内燃機関の電子制御に用いられる既知の検出情報を用いて内燃機関の低負荷の運転状態を的確に検出可能となる。
上記(1)〜(4)に記載の内燃機関の失火検出装置においては、(5)前記低負荷条件が、前記多気筒内燃機関の吸入空気量が予め設定された低負荷時吸入空気量以下であること、および、前記多気筒内燃機関に断接可能な慣性負荷が接続されていないこと、のうち少なくとも1つを含んでいる。
この場合も、内燃機関の電子制御に用いられる既知の検出情報を用いて内燃機関の低負荷の運転状態を的確に検出可能となる。
上記(1)〜(5)に記載の内燃機関の失火検出装置においては、(6)前記失火判定手段により前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたと判定されたとき、該いずれかの気筒を含み燃焼行程が前後して続く複数の気筒についての失火の発生パターンを判定するパターン判定手段を備えたものであるのが好ましい。
この構成により、失火検出時にさらに燃焼行程の前後する気筒を含めた複数気筒分の燃焼期間にわたって、複数失火やその失火の発生パターンを判定し、より的確な失火判定を実行することができる。
上記(1)〜(6)に記載の内燃機関の失火検出装置においては、(7)前記多気筒内燃機関が4気筒を超える気筒数を有するのが好ましい。
この構成により、低負荷で大きな遅角制御がなされている運転状態にあって、失火時の単位計測期間中における回転変動が失火のない次の単位計測期間にまで影響し易い機関構成であるものの、精度良く失火検出できることになる。
本発明によれば、低負荷で大きな遅角制御がなされている運転状態にあって失火時の単位計測期間における回転変動の影響が失火のない次の単位計測期間にまで及ぶ場合でも、第1の判定しきい値マップの判定しきい値による失火判定に加え、判定しきい値を第1の判定しきい値マップより回転変動量の拡大側に設定した第2の判定しきい値マップに基づいて失火を判定できるようにしているので、内燃機関が低負荷でかつ点火時期が大幅に遅角側に制御されている運転状態であっても、失火を精度良く検出することのできる内燃機関の失火検出装置を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る内燃機関の失火検出装置の概略ブロック構成図であり、図2は、一実施形態に係る内燃機関の模式的な上面図である。
まず、構成について説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態の火花点火式の内燃機関は、自動車に搭載される多気筒エンジン、例えば4気筒を超える気筒数を有するV型6気筒のエンジン1(図1中には多気筒のうち1気筒のみ断面で示している)として構成されるもので、このエンジン1の各気筒1aにはピストン2で仕切られた燃焼室3が形成され、吸気弁4と排気弁5が図示しない動弁機構により開閉駆動可能に装備されるとともに、燃焼室3内に露出するよう点火プラグ6が配置されている。また、吸気管7内にはスロットルバルブ8が設けられており、スロットルバルブ8より燃焼室3側には吸気管7と一体に吸気通路を形成するとともに所定の容積を有するサージタンク9が設けられている。
図2に示すように、エンジン1は、一対のバンク部1bにそれぞれ3つの気筒1aを配したものであり、詳細を図示しないが、各気筒1aのピストン2は、コネクティングロッドを介してクランク軸10(図1参照)の対応するクランクスルー部分に連結されている。
エンジン1の複数の気筒1aに対応する複数のインジェクタ11(燃料噴射弁)は、複数の気筒1aに燃料を供給するデリバリパイプ12にそれぞれ接続しており、このデリバリパイプ12には、車両に搭載された燃料タンク15内の燃料ポンプ16から吐出された燃料(例えばガソリン)が所定の燃料通路を通して供給される。なお、エンジン1は、燃料噴射を電子制御するものであれば、筒内噴射型のエンジン、ポート噴射型のエンジン、あるいは、ポート噴射と筒内噴射を組み合わせて実行するデュアル噴射型のエンジンのいずれであってもよいし、ディーゼルエンジンやガス燃料(LPG又はLNG)等のように異なる燃料を用いるエンジンであってもよい。エンジン1の排気管18には排気浄化用の触媒装置19が装着されている。
インジェクタ11および点火プラグ6はそれぞれ対応する燃焼室3の近傍に配置されており、これらインジェクタ11および点火プラグ6の作動は、エンジン1を電子制御するエンジンECU30(エンジン制御ユニット)からの燃料噴射信号Paおよび点火時期制御信号Pbによってそれぞれ制御されるようになっている。
エンジンECU30は、詳細なハードウェア構成を図示しないが、例えばCPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、不揮発性のバックアップ用メモリ34に加えて、A/D変換器等を含む入力インターフェース回路35及び出力インターフェース回路36等を含んで構成されている。
また、このエンジンECU30の入力インターフェース回路35には、エンジン1に装着された各種センサ、例えば、吸入空気量を検出するエアフローメータ41、クランク軸の所定回転角度(例えば30°CA)毎の回転を検出するクランク角センサ42、スロットルバルブの開度を検出するスロットルセンサ43、車速を検出する車速センサ44、カムシャフトの回転角度位置を検出するカムポジションセンサ45(気筒判別センサ)、吸入空気温度を検出する吸気温センサ46、冷却水の温度を検出する水温センサ47、排気中の酸素濃度を検出する酸素センサ48が接続されており、これらセンサ群からのセンサ情報がエンジンECU30に取り込まれるようになっている。また、エンジンECU30の出力インターフェース回路36には、インジェクタ11の他に、図示しないディストリビュータを介して各点火プラグ6を駆動する図示しないイグナイタと、燃料ポンプ16をon/offさせる図示しないリレースイッチ回路等が接続されている。
エンジンECU30のCPU31は、主としてROM32に格納された制御プログラムに従って、RAM33およびバックアップメモリ34との間でデータを授受しながら、入力インターフェース回路35から取り込んだセンサ情報や予め設定された設定値情報、マップデータ等に基づいて演算処理を実行し、その結果に応じて前記出力インターフェース回路36からの制御信号出力を行うことで、エンジン1の電子制御を実行するようになっている。
すなわち、エンジンECU30は、通常、例えばエアフローメータ41及びクランク角センサ42のセンサ情報から得られるエンジン1の1回転当りの吸入空気量に基づいて、所定の目標空燃比となる燃料噴射量に相当するインジェクタ11の基本燃料噴射時間を演算し、この基本燃料噴射時間に最適空燃比となるよう各センサ信号に基づく補正処理を加え、適正な燃料噴射量で特定のクランク角に達する時点でインジェクタ11からの燃料噴射を実行するために、複数の制御値を算出する。また、エンジンECU30は、エンジン1の運転状態に応じて、適正な点火時期やスロットル開度の制御等を実行するための複数の制御値をそれぞれ算出する。そして、エンジンECU30の出力インターフェース回路36からインジェクタ11を駆動し、エンジン1内での燃料噴射量を目標噴射量に制御するための燃料噴射信号Paや、前記イグナイタを介して点火プラグ6の点火時期を制御する点火時期制御信号Pb、あるいは燃料ポンプ16をon/offさせる前記リレースイッチの切替信号等をそれぞれ出力する。
エンジンECU30は、上述の処理に加えて、後述する失火判定の処理を実行する機能を有している。
図3は、本実施形態の失火判定装置を構成するエンジンECU30の機能ブロック図である。この図3に示すように、エンジンECU30は、エンジン1中にあって燃焼行程が前後して続く複数の気筒1a(例えば、第1気筒(図2および図3中では気筒番号を#で記す)と第2気筒、第2気筒と第3気筒、あるいは、第6気筒と第1気筒)について、単位計測期間毎のクランク軸10の回転変動量ΔTdiを計測する回転変動量計測部51(計測手段)と、その回転変動量計測部51により計測された回転変動量ΔTdiを予め設定された判定しきい値th1と比較した結果に応じて複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたか否かを判定する失火判定部55(失火判定手段)と、の各機能部を構成している。
回転変動量計測部51は、燃焼行程が前後して続く複数の気筒1aでそれぞれ圧縮上死点後の特定のクランク角となる時点の間の所要回転時間(720°/気筒数)を、例えば120°CA時間として算出する120°CA時間算出部52と、この120°CA時間算出部52によって単位計測期間毎に算出される120°CA時間の差を単位計測期間におけるクランク軸10の回転変動量ΔTdiとして計測する変動量算出部53とによって構成されている。なお、120°CA時間算出部は、一定角度毎のクランク回転に要する時間を算出する公知の算出手段と同様のものであり、変動量算出部53は少なくとも1回前の120°CA時間算出値、例えば2回前の算出値をRAM33の作業メモリ領域の一部にストアし、最新の120°CA時間が算出される度に、最新の120°CA時間とその直前に算出されRAM33内に記憶された前回の120°CA時間との差を、今回の回転変動量ΔTdiとして失火判定部55に出力するようになっている。
一方、失火判定部55は、エンジン1が予め設定された低負荷条件で運転されている否かを判定する低負荷判定部56(負荷判定手段)と、エンジン1の点火時期が予め設定された遅角判定値θr以上に遅角制御されているか否かを判定する点火時期遅角判定部57(点火時期遅角判定手段)と、失火判定部55および点火時期遅角判定部57の判定結果に応じて失火判定条件を異ならせて失火判定する判定処理部58とを含んで構成されている。ここで、遅角判定値θrは、各気筒1aの圧縮上死点後であって特定のクランク角θpより大きく、180°より小さい範囲に設定されている。
低負荷判定部56の判定に使用される低負荷条件は、予め設定されてバックアップメモリ34に記憶されている。この低負荷条件には、例えば、エンジン1の機関回転数neがアイドル回転数に近い予め設定された回転数以下であること、スロットル開度が最小であること、エンジン1のウォータジャケット部(詳細図示せず)を通る冷却水の温度が予め設定された始動時判定水温(始動時と判定される水温の上限値)以下であること、および、エンジン1が排気浄化用触媒19の暖機のための運転中であること、のうち少なくとも1つを含んでおり、例えば始動直後のエンジン1の暖機運転中や排気浄化用触媒19の暖機中には低負荷と判定される。さらに、この低負荷条件には、エンジン1の吸入空気量が予め設定された低負荷時の吸入空気量以下であること、および、エンジン1のクランク軸10に断接可能な慣性負荷、例えばクラッチ、その後段の変速ギヤ段、あるいは発電負荷となるエアコン等が接続されていないこと、のうち少なくとも1つを含んでおり、比較的大きな駆動トルクを要する負荷が接続されているときには低負荷と判定されないが、クラッチが切れた状態では、低負荷と判定され得る。
点火時期遅角判定部57は、点火時期制御信号Pbに基づいて点火時期を把握し、それがROM31又はバックアップメモリ34のメモリ領域の一部に予め記憶格納された遅角判定値θr以上か否かを判定する。
判定処理部58は、第1の判定しきい値th1をエンジン1の機関回転数ne毎に設定した第1の判定しきい値マップM1と、第2の判定しきい値th2をエンジン1の機関回転数ne毎に第1の判定しきい値マップM1よりも回転変動量ΔTdiの拡大側に設定した第2の判定しきい値マップM2とを有している。
また、この判定処理部58は、低負荷判定部56により低負荷条件での運転中であると判定され、かつ、点火時期遅角判定部57により点火時期が遅角判定値θr以上に遅角制御されていると判定された場合に、第1の判定しきい値マップM1および第2の判定しきい値マップM2に基づいて複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたか否かを判定し、他の場合には、第1の判定しきい値マップM1に基づいて複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたか否かを判定するようになっている。
より具体的には、判定処理部58は、低負荷判定部56により低負荷条件での運転中であると判定され、かつ、点火時期遅角判定部57により遅角判定値θr以上に遅角制御されていると判定された場合であって、先行する単位計測期間中に第1の判定しきい値マップM1に基づいて複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたと判定したとき、次の単位計測期間については第2の判定しきい値マップM2に基づいて複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたか否かを判定するようになっている。
また、判定処理部58の第2の判定しきい値マップM2における第2の判定しきい値th2は、エンジン1の機関回転数ne毎に第1の判定しきい値マップM1の第1の判定しきい値th1よりも所要回転時間が長くなる側に設定されている。
また、失火時の単位計測期間における回転変動の影響が失火のない次の単位計測期間にまで及ぶような場合、失火のない単位計測期間における回転変動量ΔTdiは、直前の失火時の単位計測期間中の回転変動量ΔTdiよりも減少する。すなわち、失火のない単位計測期間では、クランク軸10の回転の減速度は失火時の単位計測期間中よりも低下することになる。そこで、第2の判定しきい値th2は、第1の判定しきい値th1と第2の判定しきい値th2との差が失火時の回転変動量ΔTdi(最小値)に対応する第1の判定しきい値th1よりも小さくなるように設定されている。
失火判定部55には、上記の各機能部に加えて、複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたと判定されたとき、燃焼行程が前後して続く複数の気筒1aについての回転変動量ΔTdiの変動パターンを判定する失火パターン判定部59(パターン判定手段)が設けられている。この失火パターン判定部59は、連続して点火が行われる3つの気筒、すなわち燃焼行程が前後して連続する3つの気筒(例えば、第1気筒から第3気筒まで、第2気筒から第4気筒まで、第6気筒から第2気筒まで等)について、1つの気筒のみで失火が生じる単気筒失火、点火が連続する2つの気筒で連続して失火が生じる連続2気筒失火、および2つの失火の間に1つの正常燃焼が実行される間欠2気筒失火といった失火パターンを検出し、各失火パターンに適した失火判定を重ねて実行することで、失火判定の精度をより向上させるものであり、そのような失火パターンの判定処理自体は、例えば特開2003−343340号公報に記載される公知の失火パターン判定処理と同様のものである。
次に、動作について説明する。
上述のように構成された本実施形態の内燃機関の失火検出装置では、クランク角センサからの一定角度ごとの回転検出パルスが回転変動量計測部51に取り込まれ、燃焼行程が前後して続く複数の気筒1aでそれぞれ圧縮上死点後の特定のクランク角となる時点の間の所要回転時間が120°CA時間算出部52により順次算出され、その算出回毎に単位計測期間におけるクランク軸10の回転変動量ΔTdiが変動量算出部53により算出される。
このとき、変動量算出部53では、少なくとも1回前の120°CA時間の算出値、例えば2回前までの算出値がRAM33の作業メモリ領域の一部に記憶保持され、最新の120°CA時間が算出される度に、最新の120°CA時間とその直前に算出された前回の120°CA時間との差が算出され、今回の単位計測期間における回転変動量ΔTdiとして失火判定部55に出力される。
図4は、エンジン1における爆発燃焼行程の移り変わりとそれに伴うクランク角の変化を示す説明図であり、同図中のθdiで示すクランク角度の範囲がそれぞれ前後して続く単位計測期間Tdiに対応している。
回転変動量計測部51からの回転変動量ΔTdiを入力する失火判定部55では、その入力毎に、低負荷判定部56により、エンジン1が予め設定された低負荷条件で運転されているか否かが判定されるとともに、点火時期遅角判定部57により、エンジン1の点火時期が予め設定された遅角判定値θr以上に大きく遅角制御されているか否かが判定される。そして、判定処理部58では、これら失火判定部55および点火時期遅角判定部57の判定結果に応じて、失火判定の判定条件を異ならせながら、失火判定処理が実行される。
図5は、その失火判定の判定条件の説明図である。
すなわち、エンジン1の負荷が上述の低負荷条件を満足しないか、点火時期が予め設定された遅角判定値θr以上に遅角制御されていない運転状態では、図5(a)に示すように、第1の判定しきい値マップM1に設定された機関回転数ne毎の第1の判定しきい値th1に基づいて、複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたか否かが判定される。また、その気筒判定も公知の方法でなされる。
一方、エンジン1が低負荷条件での運転中であり、かつ、点火時期が予め設定された遅角判定値θr以上に遅角制御されている運転状態、例えば始動直後のエンジン1において触媒19の暖機運転がなされているような運転状態では、第1の判定しきい値マップM1に設定された機関回転数ne毎の第1の判定しきい値th1のみならず、第1の判定しきい値マップM1の第1の判定しきい値th1よりも回転変動量ΔTdiの拡大側の特定の範囲(th2>th1>th2−th1となる範囲)に設定された第2の判定しきい値th2に基づいて、複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたか否かが判定される。したがって、低負荷で大きな遅角制御がなされている運転状態にあって、失火時の単位計測期間(120°CA時間)の回転変動の影響が、失火のない次の単位計測期間にまで及ぶ場合でも、第2の判定しきい値th2を第1の判定しきい値th1より回転変動量ΔTdiの拡大側に設定した第2の判定しきい値マップM2に基づいて、的確な失火判定がなされる。
特に、本実施形態では、低負荷条件での運転中で、かつ、点火時期が遅角判定値θr以上に大きく遅角制御されていると判定された場合であって、先行する単位計測期間中に失火判定部55の判定処理部58により第1の判定しきい値マップM1に基づいて複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたと判定されたとき、その失火判定部55の判定処理部58が、次の単位計測期間中においては第2の判定しきい値マップM2に基づいて複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたか否かを判定するので、低負荷で大きな遅角制御がなされている運転状態にあって失火が生じた場合でも、最も簡素な処理で迅速にかつ精度良く失火を検出できることになる。
また、回転変動量計測部51は、燃焼行程が前後して続く複数の気筒1aでそれぞれ圧縮上死点後の特定のクランク角θpとなる時点の間の所要回転時間の差によって一定クランク角θdi毎の単位計測期間Tdiにおける回転変動量ΔTdiを計測するように構成され、第2の判定しきい値マップM2における第2の判定しきい値th2が、エンジン1の機関回転数ne毎に第1の判定しきい値マップM1の第1の判定しきい値th1よりも所要回転時間が長くなる側に設定されているので、特定のクランク角θpを適宜設定して単位計測期間の初期側で点火時期となるようにするだけで、燃焼行程が前後して続く複数の気筒1aで特定のクランク角θpとなる時点間の所要回転時間に相当する失火時の単位計測期間Tdi中に、失火による回転変動の影響がほぼ確実に計測できることとなる。
さらに、本実施形態の失火検出装置においては、低負荷判定部56で用いる低負荷条件が、エンジン1の機関回転数neがアイドル回転数に近い予め設定された回転数以下であること、エンジン1の冷却水の温度が予め設定された始動時判定水温以下であること、および、エンジン1が排気浄化用触媒の暖機のための運転中であること、のうち少なくとも1つを含んでいるので、エンジン1の電子制御に用いられる既知の検出情報を用いて内燃機関の低負荷の運転状態を的確に検出できる。
しかも、その低負荷条件が、エンジン1の吸入空気量が予め設定された低負荷時吸入空気量以下であること、および、エンジン1に断接可能な慣性負荷が接続されていないこと、のうち少なくとも1つを含んでいるので、エンジン1の低負荷の運転状態をより的確に検出できる。
また、本実施形態では、失火判定部55の判定処理部58により複数の気筒1aのうちいずれかの気筒1aに失火が生じたと判定されたとき、失火したいずれかの気筒1aを含み燃焼行程が前後して続く複数の気筒1aについての失火発生パターンがパターン判定部59によって判定されるので、失火検出時にさらに燃焼行程の前後する気筒1aを含めた複数気筒1a分の燃焼期間にわたって、複数失火やその失火の発生パターンをも判定し、より的確な失火判定を実行することができる。
また、本実施形態においては、エンジン1が4気筒を超える気筒数を有するので、低負荷で大きな遅角制御がなされている運転状態にあって、失火時の単位計測期間における回転変動の影響が失火のない次の単位計測期間にまで及び易い機関構成でありながらも、精度良く失火検出できることになる。
このように、本実施形態の失火検出装置では、低負荷で大きな遅角制御がなされている運転状態にあって、失火時の単位計測期間における回転変動の影響が失火のない次の単位計測期間にまで及ぶ場合でも、第1の判定しきい値マップM1の第1の判定しきい値th1による失火判定に加えて、その第1の判定しきい値th1より回転変動量ΔTdiの拡大側に設定された第2の判定しきい値マップM2の第2の判定しきい値th2に基づいて失火判定ができるようにしているので、内燃機関が低負荷でかつ点火時期が大幅に遅角側に制御されている運転状態であっても、失火を精度良く検出することのできる内燃機関の失火検出装置を提供することができる。
なお、上述の実施の形態においては、エンジン1を4気筒超の多気筒エンジン、例えば6気筒エンジンとしたが、4気筒または3気筒のエンジンであってもよいことはいうまでもない。また、本発明にいう低負荷条件は、上述した条件以外のパラメータを特定する低負荷の条件であってもよい。さらに、失火判定部55により失火判定がなされたとき、その失火時の単位計測期間中の回転変動量ΔTdiの大きさ(次の単位計測期間への回転変動の影響の大きさ)を考慮して、複数の第2の判定しきい値のうちいずれかを選択して失火判定の判定しきい値を設定することも考えられる。
以上説明したように、本発明の内燃機関の失火検出装置は、低負荷で大幅な遅角制御がなされている運転状態にあって失火時の単位計測期間における回転変動の影響が失火のない次の単位計測期間にまで及ぶような場合でも、第1の判定しきい値マップの判定しきい値による失火判定に加え、判定しきい値を第1の判定しきい値マップより回転変動量の拡大側に設定した第2の判定しきい値マップに基づいて失火を判定できるようにしているので、失火を精度良く検出することのできる内燃機関の失火検出装置を提供することができるという効果を奏するものであり、内燃機関の失火検出装置、特に火花点火式の多気筒内燃機関のいずれかの気筒における失火時の回転変動情報に基づき失火判定を実行してその失火を検出する内燃機関の失火検出装置全般に有用である。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の失火検出装置の概略構成図である。 一実施形態に係る内燃機関の模式的な上面図である。 一実施形態に係る失火判定装置を構成するECUの機能ブロック図である。 一実施形態に係る内燃機関における爆発燃焼行程の移り変わりとそれに伴うクランク角の変化を示す説明図である。 一実施形態に係る内燃機関の失火判定装置における異なる判定条件の説明図である。
符号の説明
1 エンジン
1a 気筒
2 ピストン
3 燃焼室
6 点火プラグ
7 吸気管
10 クランク軸
18 排気管
19 排気浄化用触媒
30 エンジンECU
34 バックアップ用メモリ
41 エアフローメータ(吸気量検出手段)
42 クランク角センサ(機関回転速度検出手段)
51 回転変動量計測部(回転変動量計測手段)
52 120°CA時間算出部
53 変動量算出部
55 失火判定部(失火判定手段)
56 低負荷判定部(負荷判定手段)
57 点火時期遅角判定部(点火時期遅角判定手段)
58 判定処理部
59 失火パターン判定部(失火パターン判定手段)
M1 第1の判定しきい値マップ
M2 第2の判定しきい値マップ
th1 第1の判定しきい値
th2 第2の判定しきい値
θdi 一定クランク角(一定回転角度)
θp 特定のクランク角

Claims (7)

  1. 火花点火式の多気筒内燃機関中にあって燃焼行程が前後して続く複数の気筒について一定回転角度毎の単位計測期間におけるクランク軸の回転変動量を計測する計測手段と、該計測手段により計測された回転変動量を予め設定された判定しきい値と比較した結果に応じて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かを判定する失火判定手段と、を備えた内燃機関の失火検出装置において、
    前記多気筒内燃機関が予め設定された低負荷条件で運転されているか否かを判定する負荷判定手段と、
    前記多気筒内燃機関の点火時期が予め設定された遅角判定値以上に遅角制御されているか否かを判定する点火時期遅角判定手段と、を備え、
    前記失火判定手段が、前記判定しきい値を前記多気筒内燃機関の機関回転数に応じて設定した第1の判定しきい値マップと、前記判定しきい値を前記多気筒内燃機関の機関回転数毎に前記第1の判定しきい値マップよりも前記回転変動量の拡大側に設定した第2の判定しきい値マップと、を有するとともに、前記負荷判定手段により前記低負荷条件での運転中であると判定され、かつ、前記点火時期遅角判定手段により前記点火時期が前記遅角判定値以上に遅角制御されていると判定された場合、前記第1の判定しきい値マップおよび前記第2の判定しきい値マップに基づいて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かを判定し、他の場合には、前記第1の判定しきい値マップに基づいて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かを判定することを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  2. 前記負荷判定手段により前記低負荷条件での運転中であると判定され、かつ、前記点火時期遅角判定手段により前記点火時期が前記遅角判定値以上に遅角制御されていると判定された場合であって、前記失火判定手段が先行する単位計測期間中に前記第1の判定しきい値マップに基づいて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたと判定したとき、該失火判定手段が、次の単位計測期間中に前記第2の判定しきい値マップに基づいて前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の失火検出装置。
  3. 前記計測手段が、前記燃焼行程が前後して続く複数の気筒でそれぞれ圧縮上死点後の特定のクランク角となる時点の間の所要回転時間の差によって前記単位計測期間における回転変動量を計測するように構成され、
    前記第2の判定しきい値マップにおける前記判定しきい値が、前記多気筒内燃機関の機関回転数毎に前記第1の判定しきい値マップよりも前記所要回転時間が長くなる側に設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の失火検出装置。
  4. 前記低負荷条件が、前記多気筒内燃機関の機関回転数が予め設定された回転数以下であること、前記多気筒内燃機関の冷却水の温度が予め設定された始動時判定水温以下であること、および、前記多気筒内燃機関が排気浄化用触媒の暖機のための運転中であること、のうち少なくとも1つを含んでいることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1の請求項に記載の内燃機関の失火検出装置。
  5. 前記低負荷条件が、前記多気筒内燃機関の吸入空気量が予め設定された低負荷時吸入空気量以下であること、および、前記多気筒内燃機関に断接可能な慣性負荷が接続されていないこと、のうち少なくとも1つを含んでいることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1の請求項に記載の内燃機関の失火検出装置。
  6. 前記失火判定手段により前記複数の気筒のうちいずれかの気筒に失火が生じたと判定されたとき、該いずれかの気筒を含み燃焼行程が前後して続く複数の気筒についての失火の発生パターンを判定するパターン判定手段を備えた請求項1ないし請求項5のうちいずれか1の請求項に記載の内燃機関の失火検出装置。
  7. 前記多気筒内燃機関が4気筒を超える気筒数を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1の請求項に記載の内燃機関の失火検出装置。
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