JP4687578B2 - 内燃機関の失火判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関が失火したときの原因を特定する内燃機関の失火判定装置に関するものである。
例えば、燃料を燃焼室に直接噴射する筒内噴射式エンジンでは、吸気弁の開放時に、空気が吸気ポートから燃焼室に吸入されてピストンにより圧縮され、この高圧空気に対してインジェクタから燃料が直接噴射され、燃焼室内の高圧空気と霧状の燃料とが混合し、この混合気が点火プラグに導かれて着火して爆発することで駆動力を得ることができ、排気弁の開放時に、燃焼後の排気ガスが排気ポートから排出される。
この場合、一般的に、制御装置は、検出した吸入空気量に基づいて基準燃料噴射量を設定し、始動後には、吸気温度、吸気圧、スロットル開度、アクセル開度、エンジン回転数、エンジン冷却水温などのエンジン運転状態に基づいてこの基準燃料噴射量を補正すると共に、排気ガスの酸素濃度をフィードバックして空燃比がストイキ(理論空燃比)となるように燃料噴射量を補正している。また、制御装置は、吸気圧、エンジン回転数などのエンジン運転状態に基づいて基準点火時期を設定し、始動後には、吸気温度、エンジン冷却水温などのエンジン運転状態に基づいてこの基準点火時期を補正すると共に、空燃比のフィードバック補正に応じて燃料噴射量を補正している。そして、制御装置は、設定した燃料噴射量(燃料噴射時間)や点火時期に基づいてインジェクタや点火プラグを駆動制御している。
このようなエンジン制御では、燃料噴射量、空燃比、点火時期などが現在のエンジンの運転状態に適応したものに設定されていないと失火を招いてしまい、排気ガス特性やドライバビリティの悪化を引き起こしてしまうばかりでなく、エンジン停止に至る可能性もある。そのため、制御装置は、常時、エンジンの失火を検出してその原因を特定し、燃料噴射量、空燃比、点火時期などを補正する必要がある。
エンジンの失火を判定する失火判定装置としては、例えば、下記特許文献1、2に記載されたものがある。この特許文献1の内燃機関の失火判定装置は、排気集合部の空燃比センサの検出値に基づいて排出ガスの空燃比を推定し、この空燃比が正常燃焼範囲内であるか否かで正常燃焼と失火とを判定し、この失火気筒の実噴射量と全気筒の実噴射量平均値との差に基づいて失火の原因が燃料系であるか否かを判定すると共に、失火気筒の推定空気量と全気筒の実空気量平均値との差に基づいて失火の原因が空気系であるか否かを判定するものである。
また、特許文献2の内燃機関の失火診断装置は、制御プログラムに優先して空燃比を目標値にオープン制御し、このオープン制御時に特定の気筒の燃料噴射を停止させたときに失火気筒を判別すると共に、燃料噴射強制停止作動前と作動時の程度に基づいて燃料噴射系の故障による失火であるか、あるいは点火系の故障による失火であるかを判別するものである。
特開2005−163696号公報 特開平05−202801号公報
上述した特許文献1の内燃機関の失火判定装置では、排気ガスの空燃比に基づいて失火を検出し、燃料噴射量と吸入空気量に基づいて失火の原因を判定している。また、特許文献2の内燃機関の失火診断装置では、機関回転速度変化に基づいて失火を検出し、排気空燃比に基づいて失火の原因を判別している。ところが、失火の原因は、多種のものが考えられ、上述した燃料噴射量、吸入空気量、排気空燃比だけでは、失火の原因を詳細に解明できておらず、十分な対策を施すことができない。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、燃焼室における燃焼状態を解析することで失火の原因を高精度に特定可能とした内燃機関の失火判定装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の内燃機関の失火判定装置は、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段が検出した運転状態に基づいて前記内燃機関の失火を検出する失火検出手段と、燃焼室における熱発生状況に対応した熱発生パラメータを検出する熱発生状況検出手段と、前記失火検出手段が前記内燃機関の失火を検出したときに前記熱発生状況検出手段が検出した熱発生パラメータが予め設定された判定値より高い場合に失火の原因を点火時期の遅れによる燃焼の失速と特定して熱発生パラメータが前記判定値以下である場合に失火の原因を残留ガスの過多による燃焼の伝播不良であると特定する失火原因特定手段とを具えたことを特徴とするものである。
本発明の内燃機関の失火判定装置では、燃焼室の圧力を検出する筒内圧センサを設け、前記熱発生状況検出手段は、前記筒内圧センサが検出した燃焼室の圧力に基づいて前記熱発生パラメータとしての熱発生率を算出することを特徴としている。
本発明の内燃機関の失火判定装置では、前記熱発生状況検出手段は、点火から排気ポート閉止までの期間における最大熱発生率を算出することを特徴としている。
本発明の内燃機関の失火判定装置では、前記失火原因特定手段が前記内燃機関の失火の原因を点火時期の遅れと特定したときは、点火時期の進角処理を実行する一方、前記内燃機関の失火の原因を残留ガスの過多であると特定したときは、吸気ポートの開放期間と排気ポートの開放期間とが重なるオーバーラップ期間を減少する処理を実行することを特徴としている。
本発明の内燃機関の失火判定装置では、前記失火原因特定手段は、空燃比が予め設定された基準空燃比領域にあって、前記燃焼室の圧力が予め設定された基準圧力以上であるときに、前記熱発生状況検出手段が検出した熱発生パラメータに基づいて失火の原因を特定することを特徴としている。
本発明の内燃機関の失火判定装置によれば、内燃機関の運転状態に基づいて失火を検出する失火検出手段と、燃焼室における熱発生状況に対応した熱発生パラメータを検出する熱発生状況検出手段とを設け、失火原因特定手段は、内燃機関の失火を検出したときに熱発生パラメータが予め設定された判定値より高い場合に失火の原因を点火時期の遅れによる燃焼の失速と特定し、熱発生パラメータが判定値以下である場合に失火の原因を残留ガスの過多による燃焼の伝播不良であると特定している。従って、燃焼室における熱発生状況に対応した熱発生パラメータに基づいて失火の原因を特定することで、現在の燃焼状態を適正に解析して失火の原因を高精度に特定することができる。
以下に、本発明に係る内燃機関の失火判定装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係る内燃機関の失火判定装置が適用された内燃機関を表す概略構成図、図2は、本実施例の内燃機関の失火判定装置における失火判定制御のフローチャート、図3は、点火時期における筒内圧判定値を表すグラフ、図4は、本実施例の内燃機関の失火判定装置における筒内圧による失火判定方法を表すグラフ、図5は、本実施例の内燃機関の失火判定装置における熱発生率による失火判定方法を表すグラフである。
本実施例の内燃機関の失火判定装置において、図1に示すように、内燃機関としてのエンジン10は多気筒筒内噴射式であって、シリンダブロック11上にシリンダヘッド12が締結されており、このシリンダブロック11に形成された複数のシリンダボア13にピストン14がそれぞれ上下移動自在に嵌合している。そして、シリンダブロック11の下部にクランクケース15が締結され、このクランクケース15内にクランクシャフト16が回転自在に支持されており、各ピストン14はコネクティングロッド17を介してこのクランクシャフト16にそれぞれ連結されている。
燃焼室18は、シリンダブロック11におけるシリンダボア13の壁面とシリンダヘッド12の下面とピストン14の頂面により構成されており、この燃焼室18は、上部(シリンダヘッド12の下面)の中央部が高くなるように傾斜したペントルーフ形状をなしている。そして、この燃焼室18の上部、つまり、シリンダヘッド12の下面に吸気ポート19及び排気ポート20が対向して形成されており、この吸気ポート19及び排気ポート20に対して吸気弁21及び排気弁22の下端部がそれぞれ位置している。この吸気弁21及び排気弁22は、シリンダヘッド12に軸方向に沿って移動自在に支持されると共に、吸気ポート19及び排気ポート20を閉止する方向(図1にて上方)に付勢支持されている。また、シリンダヘッド12には、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が回転自在に支持されており、吸気カム25及び排気カム26が吸気弁21及び排気弁22の上端部に接触している。
なお、図示しないが、クランクシャフト16に固結されたクランクシャフトスプロケットと、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24にそれぞれ固結された各カムシャフトシャフトスプロケットとは、無端のタイミングチェーンが掛け回されており、クランクシャフト16と吸気カムシャフト23と排気カムシャフト24が連動可能となっている。
従って、クランクシャフト16に同期して吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が回転すると、吸気カム25及び排気カム26が吸気弁21及び排気弁22を所定のタイミングで上下移動することで、吸気ポート19及び排気ポート20を開閉し、吸気ポート19と燃焼室18、燃焼室18と排気ポート20とをそれぞれ連通することができる。この場合、この吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24は、クランクシャフト16が2回転(720度)する間に1回転(360度)するように設定されている。そのため、エンジン10は、クランクシャフト16が2回転する間に、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程の4行程を実行することとなり、このとき、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が1回転することとなる。
また、このエンジン10の動弁機構は、運転状態に応じて吸気弁21及び排気弁22を最適な開閉タイミングに制御する吸気・排気可変動弁機構(VVT:Variable Valve Timing-intelligent)27,28となっている。この吸気・排気可変動弁機構27,28は、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24の軸端部にVVTコントローラ29,30が設けられて構成され、オイルコントロールバルブ31,32からの油圧をこのVVTコントローラ29,30の図示しない進角室及び遅角室に作用させることによりカムスプロケットに対するカムシャフト23,24の位相を変更し、吸気弁21及び排気弁22の開閉時期を進角または遅角することができるものである。この場合、吸気・排気可変動弁機構27,28は、吸気弁21及び排気弁22の作用角(開放期間)を一定としてその開閉時期を進角または遅角する。また、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24には、その回転位相を検出するカムポジションセンサ33,34が設けられている。
吸気ポート19には、吸気マニホールド35を介してサージタンク36が連結され、このサージタンク36に吸気管37が連結されており、この吸気管37の空気取入口にはエアクリーナ38が取付けられている。そして、このエアクリーナ38の下流側にスロットル弁39を有する電子スロットル装置40が設けられている。また、シリンダヘッド12には、燃焼室18に直接燃料を噴射するインジェクタ(燃料噴射弁)41が装着されており、このインジェクタ41は、吸気ポート19側に位置して上下方向に所定角度傾斜して配置されている。各気筒に装着されるインジェクタ41はデリバリパイプ42に連結され、このデリバリパイプ42には高圧燃料供給管43を介して高圧燃料ポンプ(燃料ポンプ)44が連結されている。更に、シリンダヘッド12には、燃焼室18の上方に位置して混合気に着火する点火プラグ45が装着されている。
一方、排気ポート20には、排気マニホールド46を介して排気管47が連結されており、この排気管47には排気ガス中に含まれるHC、CO、NOxなどの有害物質を浄化処理する三元触媒48,49が装着されている。また、エンジン10には、クランキングを行うスタータモータ50が設けられており、エンジン始動時に図示しないピニオンギヤがリングギヤと噛み合った後、回転力がピニオンギヤからリングギヤへと伝わり、クランクシャフト16を回転することができる。
ところで、車両には電子制御ユニット(ECU)51が搭載されており、このECU51は、インジェクタ41や点火プラグ45などを制御可能となっている。即ち、吸気管37の上流側にはエアフローセンサ52及び吸気温センサ53が装着され、また、サージタンク36には吸気圧センサ54が設けられており、計測した吸入空気量、吸気温度、吸気圧(吸気管負圧)をECU51に出力している。また、電子スロットル装置40にはスロットルポジションセンサ55が装着されており、現在のスロットル開度をECU51に出力しており、アクセルポジションセンサ56は、現在のアクセル開度をECU51に出力している。更に、クランク角センサ57は、検出した各気筒のクランク角度をECU51に出力し、このECU51は検出したクランク角度に基づいて各気筒における吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程を判別すると共に、エンジン回転数を算出している。また、シリンダブロック11にはエンジン冷却水温を検出する水温センサ58が設けられており、検出したエンジン冷却水温をECU51に出力している。更に、シリンダヘッド12には燃焼室18内の圧力、つまり、筒内圧力を検出する筒内圧センサ59が設けられており、検出した筒内圧力をECU50に出力している。また、各インジェクタ41に連通するデリバリパイプ42には燃料圧力を検出する燃圧センサ60が設けられており、検出した燃料圧力をECU51に出力している。一方、排気管47には、三元触媒48の上流側及び下流側に位置して排気ガスの酸素濃度を検出する酸素センサ61,62が設けられており、検出した酸素濃度をECU51に出力している。なお、ECU50には、イグニッションスイッチ(IG−SW)63のON/OFF信号が入力される。
従って、ECU51は、検出した燃料圧力に基づいてこの燃料圧力が所定圧力となるように高圧燃料ポンプ44を駆動すると共に、検出した吸入空気量、吸気温度、吸気圧、スロットル開度、アクセル開度、エンジン回転数、エンジン冷却水温などのエンジン運転状態に基づいて燃料噴射量(燃料噴射時間)、噴射時期、点火時期などを決定し、インジェクタ41及び点火プラグ45を駆動して燃料噴射及び点火を実行する。また、ECU51は、検出した排気ガスの酸素濃度をフィードバックして空燃比がストイキ(理論空燃比)となるように燃料噴射量を補正している。
また、ECU51は、エンジン運転状態に基づいて吸気・排気可変動弁機構27,28を制御可能となっている。即ち、低温時、エンジン始動時、アイドル運転時や軽負荷時には、排気弁22の閉止時期と吸気弁21の開放時期のオーバーラップをなくすことで、排気ガスが吸気ポート19または燃焼室18に吹き返す量を少なくし、燃焼安定及び燃費向上を可能とする。また、中負荷時には、このオーバーラップを大きくすることで、内部EGR率を高めて排ガス浄化効率を向上させると共に、ポンピングロスを低減して燃費向上を可能とする。更に、高負荷低中回転時には、吸気弁21の閉止時期を進角することで、吸気が吸気ポート19に吹き返す量を少なくし、体積効率を向上させる。そして、高負荷高回転時には、吸気弁21の閉止時期を回転数にあわせて遅角することで、吸入空気の慣性力に合わせたタイミングとし、体積効率を向上させる。
そして、本実施例では、エンジン10の運転状態を検出する運転状態検出手段として、ECU51とクランク角センサ57を適用し、このECU51は、クランク角センサ57が検出したクランク角度に基づいてエンジン回転数を算出する。また、エンジン10の運転状態に基づいて失火を検出する失火検出手段として、ECU51を適用し、このECU51は、算出したエンジン回転数に基づいて回転変動を検出し、このエンジン回転変動が発生したときに、エンジン10が失火したと検出している。更に、燃焼室18における熱発生状況に対応した熱発生パラメータを検出する熱発生状況検出手段として、ECU51と筒内圧センサ59を適用し、このECU51は、筒内圧センサ59が検出した筒内圧力に基づいて熱発生率(熱発生パラメータ)を算出している。
そして、失火原因特定手段としてのECU51は、エンジン10の失火を検出したとき、算出した熱発生率の最大値(最大熱発生率)が予め設定された熱発生率判定値より高い場合に失火の原因を点火時期の遅れと特定し、熱発生率が熱発生率判定値以下である場合に失火の原因を残留ガスの過多であると特定している。そして、エンジン10の失火の原因を点火時期の遅れと特定したとき、ECU51は、点火時期の進角処理を実行する一方、エンジン10の失火の原因を残留ガスの過多であると特定したとき、ECU51は、吸気ポート19の開放期間と排気ポート20の開放期間とが重なるオーバーラップ期間を減少する処理を実行するようにしている。
ここで、本実施例の内燃機関の失火判定装置による失火判定制御について、図2のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
実施例の内燃機関の失火判定装置による失火判定制御において、図2に示すように、ステップS11では、イグニッションスイッチ(IG−SW)63がONされたかどうかを判定し、ここで、イグニッションスイッチ63がOFF状態であれば、何もしないでこのルーチンを抜ける。一方、ステップS11にて、イグニッションスイッチ63がONされたら、ステップS12移行の処理に進む。
ステップS12にて、現在の点火時期SAを取り込み、ステップS13にて、現在の吸気弁21による吸気ポート19の開閉時期INVT及び排気弁22による排気ポート20の開閉時期EXVTを取り込み、ステップS14にて、エンジン回転数NEを取り込み、ステップS15にて、吸入空気量GAを取り込み、ステップS16にて、燃料噴射量GFを取り込み、ステップS17にて、空燃比AFRを取り込む。この場合、吸入空気量GAは計測値、吸気ポート19の開閉時期INVT及び排気ポート20の開閉時期EXVT、エンジン回転数NE、燃料噴射量GFは計測値からの計算値、空燃比AFRは、吸入空気量GA/燃料噴射量GFである。
そして、ステップS18では、ECU51がエンジン回転数NEに基づいて回転変動が発生してエンジン10が失火したかどうかを判定する。ここで、ECU51が回転変動に基づいてエンジン10が失火していないと判定したときには、何もしないでこのルーチンを抜ける。一方、ECU51が回転変動に基づいてエンジン10が失火したと判定したときには、ステップS19にて、空燃比AFRが適正領域にあるかどうかを判定する。この場合、空燃比AFR(吸入空気量GA/燃料噴射量GF)が、理論空燃比近傍の適正領域(例えば、9.5≦AFR≦15.5)にあるときに適正であると判定する。ここで、ECU51は、空燃比AFRが適正でないと判定したとき、失火の原因を空燃比のばらつきと特定し、ステップS32に移行し、空燃比AFRが適正領域に入るように燃料噴射量を補正(増減)する。そして、ECU51は、補正した燃料噴射量に基づいてインジェクタ41を駆動制御する。
一方、ステップS19にて、空燃比AFRが適正領域にあると判定したときには、ステップS20にて、現在のクランク角度θを取り込み、ステップS21にて、クランク角度θが点火時期SAとなったかどうかを判定し、クランク角度θが点火時期SAとなっていなければ、クランク角度θが点火時期SAになるまで待機する。そして、ステップS21にて、クランク角度θが点火時期SAとなったと判定されたら、ステップS22にて、そのときの筒内圧力Pigを取り込み、ステップS23にて、クランク角度θが点火時期SAに至ったときの筒内圧力Pigが予め設定された筒内圧力判定値Pcrより大きいかどうかを判定する。
この筒内圧力判定値Pcrは、図3に示すように、エンジン回転数NEの増加に伴って増加するものであり、予め実験などによりマップとして作成されている。なお、このマップは、エンジン負荷に対する筒内圧力判定値Pcrを表すものであればよく、エンジン回転数NEに代えて吸入空気量GAや燃料噴射量GF、スロットル開度、アクセル開度、堆積効率などを適用してもよい。ここで、ECU51は、図4に示すように、筒内圧力Pigが筒内圧判定値Pcr以下であると判定したとき、失火の原因を点火時期が早すぎると特定し、ステップS33に移行し、点火時期SAの遅角処理を実行する。即ち、所定の遅角量ΔSAを設定しておき、現在の点火時期SAとこの所定の遅角量ΔSAに基づいて補正する点火時期SAnextを算出する。
SAnext=SA+ΔSA
そして、ECU51は、補正した点火時期に基づいて点火プラグ45を駆動制御する。
一方、ステップS23にて、クランク角度θが点火時期SAに至ったときの筒内圧力Pigが筒内圧力判定値Pcrより大きいと判定されたら、ステップS24〜S26にて、所定のサイクルタイムごとに筒内圧力から熱発生率を算出する。即ち、ステップS24にて、クランク角θを取り込み、ステップS25にて、このときの筒内圧力Pcylを取り込み、ステップS26にて、この筒内圧力Pcylに基づいて熱発生率(熱発生パラメータ)dQを算出する。この場合、下記数式に基づいて熱発生率dQを算出する。
dQ={1/(k−1)}{kPcdV−VdPc}
ここで、kは、燃焼室18内にある混合気の比熱比(一定値、例えば、k=1.32)、Pcは、筒内圧力、Vは、燃焼室容積であって、クランク角度θとエンジン10の諸源(シリンダボア径やクランク半径など)に基づいて算出され、クランク角度θの関数として設定される。
ステップS27では、クランク角度θが排気弁22の開放時期EVOになったかどうかを判定し、クランク角度θが排気弁22の開放時期EVOになっていなければ、クランク角度θが排気弁22の開放時期EVOになるまでステップS24に戻り、ステップS24〜S26にて、熱発生率を算出する処理を繰り返す。そして、ステップS27にて、クランク角度θが排気弁22の開放時期EVOとなったと判定されたら、ステップS28にて、熱発生率の最大値(最大熱発生率)dQmaxを算出する。
そして、ステップS29では、図5に示すように、熱発生率の最大値dQmaxが予め設定された熱発生率判定値dQcrより高いかどうかを判定する。この熱発生率判定値dQcrは、エンジン10の形態に応じて設定されるものであり、予め実験などによりマップとして作成されている。ここで、熱発生率の最大値dQmaxが熱発生率判定値dQcrより高いと判定されたら、失火の原因を点火時期の遅れと特定し、ステップS30にて、ECU51は、点火時期の進角処理を実行する。即ち、所定の遅角量ΔSAを設定しておき、現在の点火時期SAとこの所定の遅角量ΔSAに基づいて補正する点火時期SAnextを算出する。
SAnext=SA−ΔSA
そして、ECU51は、補正した点火時期に基づいて点火プラグ45を駆動制御する。
一方、ステップS29にて、熱発生率の最大値dQmaxが熱発生率判定値dQcr以下であると判定されたら、失火の原因を残留ガスの過多であると特定し、ステップS31にて、ECU51は、吸気ポート19の開放期間と排気ポート20の開放期間とが重なるバルブオーバーラップ期間を減少する処理を実行する。即ち、所定の進角量及び遅角量ΔVTを設定しておき、現在の吸気弁21による吸気ポート19の開閉時期INVT及び排気弁22による排気ポート20の開閉時期EXVTとこの所定の進角量及び遅角量ΔVTに基づいて補正する開閉時期INVTnext及び開閉時期EXVTnextを算出する。
INVTnext=INVT−ΔINVT
ENVTnext=ENVT−ΔENVT
そして、ECU50は、補正した吸気ポート19の開放期間と排気ポート20の開放期間に基づいて吸気・排気可変動弁機構27,28を駆動制御する。
即ち、エンジン10の失火が判定(ステップS18)されたにも拘らず、空燃比が適正と判定(ステップS19)され、筒内圧力Pigが十分であると判定(ステップS23)されるため、失火の原因は、燃焼室18での燃焼が適正でない点であると特定することができる。そして、この失火の原因の詳細は、点火時期の遅れで圧縮筒上死点(TDC)を過ぎて筒内圧力が低下してから点火するために燃焼が失速してしまうか、または、バルブオーバーラップで燃焼室18内の残留ガス(排気ガス)が多すぎて着火による燃焼が伝播しないかであることが判明する。従って、熱発生率の最大値dQmaxが熱発生率判定値dQcrより高いときには、失火の原因を点火時期の遅れと特定し、点火時期を進角する。一方、熱発生率の最大値dQmaxが熱発生率判定値dQcr以下であるときには、失火の原因を残留ガスの過多であると特定し、バルブオーバーラップ期間を減少する。
このように本実施例の内燃機関の失火判定装置にあっては、燃焼室18における熱発生状況に対応した熱発生パラメータを検出する熱発生状況検出手段として、筒内圧センサ59とこの筒内圧センサ59が検出した筒内圧力に基づいて熱発生率を算出するECU51を設け、クランク角センサ57がクランク角度を検出し、ECU51は、このクランク角度の検出結果に基づいてもエンジン10の回転変動から失火を検出したときには、熱発生率の最大値が熱発生率判定値より高い場合に失火の原因を点火時期の遅れと特定し、熱発生率が熱発生率判定値以下である場合に失火の原因を残留ガスの過多であると特定している。
従って、燃焼室18における熱発生状況に対応した熱発生パラメータ、つまり、熱発生率に基づいてエンジン10の失火の原因を特定することで、現在の燃焼状態を適正に解析して失火の原因を高精度に特定することができる。
また、燃焼室18の圧力を検出する筒内圧センサ59を設け、この筒内圧センサ59が検出した筒内圧力に基づいて熱発生パラメータとしての熱発生率を算出し、点火から排気ポート閉止までの期間における最大熱発生率に基づいてエンジン10の失火を特定している。従って、簡単な構成で、エンジン10の失火を適正に判定することができる。
そして、本実施例では、熱発生率の最大値が熱発生率判定値より高いときに、失火の原因を点火時期の遅れと特定し、点火時期を進角する一方、熱発生率の最大値が熱発生率判定値以下であるときに、失火の原因を残留ガスの過多であると特定し、バルブオーバーラップ期間を減少するようにしている。従って、エンジン10の失火原因に対して適正な対策を実行することで、失火を早期に抑制して排気ガス特性やドライバビリティの悪化を防止することができる。
また、本実施例の内燃機関の失火判定装置では、空燃比が予め設定された適正領域(基準空燃比領域)にあって、燃焼室18の圧力、つまり、筒内圧力が予め設定された筒内圧力判定値(基準圧力)以上であるときに、熱発生率の最大値に基づいて失火の原因を特定するようにしている。従って、エンジン10の空燃比、筒内圧力、熱発生率の順に異常を検出することで、効率良くエンジン10の失火原因を特定することができる。
なお、上述した実施例では、運転状態検出手段としてECU51とクランク角センサ57を適用すると共に、失火検出手段としてECU51を適用し、ECU51は、クランク角センサ57が検出したクランク角度に基づいてエンジン回転数を算出し、このエンジン回転数に基づいて回転変動を検出し、このエンジン回転変動が発生したときに失火と判定したが、この構成に限定されるものではない。例えば、排気空燃比の変動、燃焼室18での発熱量(熱発生量、熱発生率)などに基づいて失火を判定してもよい。
また、燃焼室18における熱発生状況に対応した熱発生パラメータを検出する熱発生状況検出手段として、ECU51と筒内圧センサ59を適用し、ECU51は、筒内圧センサ59が検出した筒内圧力に基づいて最大熱発生率を算出し、この最大熱発生率に基づいて失火の原因を特定したが、この構成に限定されるものではない。例えば、熱発生率に代えて、熱発生量の積算値を用いて熱発生パラメータとし、この熱発生量の積算値に基づいて失火の原因を特定してもよい。
そして、上述した実施例では、本発明の内燃機関の失火判定装置を筒内噴射式の多気筒エンジンに適用して説明したが、この形式のエンジンに限らず、直列型またはV型エンジンに適用することもでき、ポート噴射式の内燃機関に適用しても同様の作用効果を奏することができる。
以上のように、本発明に係る内燃機関の失火判定装置は、燃焼室における燃焼状態を解析することで失火の原因を高精度に特定可能としたものであり、いずれの種類の内燃機関に用いても好適である。
本発明の一実施例に係る内燃機関の失火判定装置が適用された内燃機関を表す概略構成図である。 本実施例の内燃機関の失火判定装置における失火判定制御のフローチャートである。 点火時期における筒内圧判定値を表すグラフである。 本実施例の内燃機関の失火判定装置における筒内圧による失火判定方法を表すグラフである。 本実施例の内燃機関の失火判定装置における熱発生率による失火判定方法を表すグラフである。
符号の説明
10 エンジン(内燃機関)
14 ピストン
16 クランクシャフト
18 燃焼室
19 吸気ポート
20 排気ポート
21 吸気弁
22 排気弁
41 インジェクタ
45 点火プラグ
51 電子制御ユニット、ECU(失火検出手段、失火原因特定手段)
52 エアフローセンサ
57 クランク角センサ(運転状態検出手段)
59 筒内圧センサ(熱発生状況検出手段)

Claims (5)

  1. 内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段が検出した運転状態に基づいて前記内燃機関の失火を検出する失火検出手段と、燃焼室における熱発生状況に対応した熱発生パラメータを検出する熱発生状況検出手段と、前記失火検出手段が前記内燃機関の失火を検出したときに前記熱発生状況検出手段が検出した熱発生パラメータが予め設定された判定値より高い場合に失火の原因を点火時期の遅れによる燃焼の失速と特定して熱発生パラメータが前記判定値以下である場合に失火の原因を残留ガスの過多による燃焼の伝播不良であると特定する失火原因特定手段とを具えたことを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の失火判定装置において、燃焼室の圧力を検出する筒内圧センサを設け、前記熱発生状況検出手段は、前記筒内圧センサが検出した燃焼室の圧力に基づいて前記熱発生パラメータとしての熱発生率を算出することを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
  3. 請求項2に記載の内燃機関の失火判定装置において、前記熱発生状況検出手段は、点火から排気ポート閉止までの期間における最大熱発生率を算出することを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の内燃機関の失火判定装置において、前記失火原因特定手段が前記内燃機関の失火の原因を点火時期の遅れと特定したときは、点火時期の進角処理を実行する一方、前記内燃機関の失火の原因を残留ガスの過多であると特定したときは、吸気ポートの開放期間と排気ポートの開放期間とが重なるオーバーラップ期間を減少する処理を実行することを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の内燃機関の失火判定装置において、前記失火原因特定手段は、空燃比が予め設定された基準空燃比領域にあって、前記燃焼室の圧力が予め設定された基準圧力以上であるときに、前記熱発生状況検出手段が検出した熱発生パラメータに基づいて失火の原因を特定することを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
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