JP2003303966A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003303966A
JP2003303966A JP2002108757A JP2002108757A JP2003303966A JP 2003303966 A JP2003303966 A JP 2003303966A JP 2002108757 A JP2002108757 A JP 2002108757A JP 2002108757 A JP2002108757 A JP 2002108757A JP 2003303966 A JP2003303966 A JP 2003303966A
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semiconductor device
thickness
epitaxial layer
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Osamu Kusumoto
修 楠本
Makoto Kitahata
真 北畠
Masao Uchida
正雄 内田
Kunimasa Takahashi
邦方 高橋
Masaya Yamashita
賢哉 山下
Ryoko Miyanaga
良子 宮永
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高耐圧で低抵抗な半導体装置およびその製造
方法を提供する。 【解決手段】 SiC基板1の第1領域Re1に位置す
る部分をサンドブラスト法などにより選択的に除去し
て、第2領域Re2の厚さを400μmとして、凹部で
ある第1領域Re1の厚さを200μmとする。SiC
基板1のうち凹の形成された面の裏面上にn−エピタキ
シャル層3を形成する。n−エピタキシャル層3の一部
にイオン注入を行なって、pウェル4およびソース領域
5を形成する。そして、SiC基板1およびn−エピタ
キシャル層3のうち第1領域Re1が動作領域となるよ
うに、ゲート絶縁膜6,ゲート電極9,ソース電極8お
よびドレイン電極7を形成する。これにより、SiC基
板1の第1領域Re1では、動作領域の厚さが薄いこと
から板抵抗の低減が可能となり、第2領域Re2では、
機械的強度を保つことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高耐圧、大電流用
に使用される半導体パワーデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】パワーデバイスは高電圧、大電流を制御
する半導体デバイスである。このような半導体パワーデ
バイスは高耐圧でしかも大電流を扱うために、通常のシ
ステムLSIと異なり、基板の厚み方向に電流を流す縦
型構造をとる。
【0003】図12は、従来の縦型のMOSFETの構
造を示す断面図である。従来の縦型MOSFETは、高
濃度の不純物を含む低抵抗のn+ 基板101と、n+
板101の上にエピタキシャル成長されたn- エピタキ
シャル層102と、n- エピタキシャル層102の上部
にイオン注入法や拡散法を行うことにより設けられたp
ウェル103と、pウェル103の内部に設けられたn
+ ソース領域104と、2つのpウェル103とその間
に挟まれたn- エピタキシャル層102の上に設けられ
たゲート絶縁膜105と、ゲート絶縁膜105の上に形
成されたゲート電極106と、2つのn+ ソース領域1
04とその間に挟まれたpウェル103の上に設けられ
たソース電極107と、n+ 基板101の裏面上に設け
られたドレイン電極108と、層間絶縁膜109と、上
部配線110とを備えている。
【0004】この構造においては、ソース電極107と
pウェル103の接触、ドレイン電極108とn+ 基板
101の接触がオーミック接触となるようにアニール処
理されている。
【0005】以下に、図12に示すMOSFETの使用
方法について説明する。まず、ソース電極107を接地
電位に固定し、ドレイン電極108にソース電極107
に対して正の電圧Vdsを印加した状態で、ゲート電極
106に電圧Vgsを印加する。電圧Vgsの値がしき
い値Vthを越えると、ゲート絶縁膜105とpウェル
103の界面に反転層が形成され、n+ ソース領域10
4からn- エピタキシャル層102へ電子が流れるため
のチャネルが形成される。すると、MOSFETがオン
となり、ソース電極107とドレイン電極108の間に
電流が流れる。
【0006】ゲートに印加する電圧Vgsがしきい値V
thを越えない場合には、pウェル103内におけるゲ
ート絶縁膜105との界面付近の領域に反転層が形成さ
れないので電流は流れない。このとき、n- エピタキシ
ャル層102とpウェル103は逆バイアス状態とな
り、n- エピタキシャル層102に空乏層が伸びる。こ
の空乏層にかかる電界がその材料の絶縁破壊電界を越え
ると絶縁破壊がおこる。
【0007】MOSFETの抵抗成分は、下式(1) RON=Rcon+Rsource+Rch+RJFET+Repi+Rsub (1) で表される。
【0008】ここで、RONはデバイス全体のオン抵抗、
Rcon はオーミック電極のコンタクト抵抗、Rsourceは
ソース領域の抵抗、RchはMOSFETのチャネル抵
抗、RJFETは隣接する2つのpウェルからn- エピタキ
シャル成長層へ伸びる空乏層が重なるJFET領域の抵
抗、Repi はJFET領域以外のエピタキシャル層に電
流が流れるときの抵抗、Rsubは基板の抵抗である。
【0009】MOSFETにおいて、オン抵抗RONは電
流が流れるときの損失に直接つながるのでできるだけ低
減することが望まれる。オン抵抗RONのうち基板抵抗R
subは、基板の厚さを薄くすことにより低減できる。
【0010】現在のシリコン半導体デバイスでは、最終
工程でシリコン基板の裏面を研磨、研削して一様に基板
厚さを薄くしてから裏面電極を蒸着する。これは、最初
から薄いシリコン基板を使うと、プロセス時のハンドリ
ングが困難であったり、熱プロセスによって変形した
り、割れたり、欠けたりする問題が生じるからである。
シリコンのパワーデバイスでは、n+ 基板101を50
μm程度の厚さまで薄くすることが可能となっている。
【0011】一方、エピタキシャル層の抵抗Repi は、
エピタキシャル層を薄くすることにより低減することが
できるが、エピタキシャル層を薄くすると耐圧が低くな
ってしまう。このため、エピタキシャル層を薄くするの
には限界がある。
【0012】近年、シリコンの代わりに炭化シリコン
(SiC)を用いることによって、上記の限界をこえる
高耐圧、低抵抗の半導体装置が試作されている。炭化シ
リコンはシリコンに比べ絶縁破壊電界の値が一桁ほど高
いため、エピタキシャル層を薄くしたときの耐圧の維持
がシリコンよりも容易である。
【0013】しかしながら、基板を薄くしてもオン抵抗
RON全体の低減が小さければ効果的ではない。理論的に
は、炭化シリコンを用いたMOSFETの場合、耐圧1
kVで10mΩ・cm2 以下のオン抵抗RONを実現でき
る。したがって、基板を薄くすることによって少なくと
も1mΩ・cm2 以上の基板抵抗Rsub の低減がなけれ
ば、オン抵抗RONを10%以上低減することは難しく、
これ以下の基板抵抗Rsub の低減は効果的とはいえな
い。一般的に用いられる低抵抗基板、例えば1×1018
cm3 の不純物濃度の基板の抵抗率は約0.07Ω・c
mである。現在流通している直径2インチの炭化シリコ
ンウェハの厚みは約400μmであるので、単位面積あ
たりの抵抗は約3mΩ・cm2 となり、1mΩ・cm2
以上の基板抵抗Rsub の低減を期待するのであれば、少
なくとも150μm、望ましくは200μm以上、基板
を薄くすることが必要である。このように、炭化シリコ
ン半導体装置では、基板厚さを薄くすることによってオ
ン抵抗RONの低抵抗化が可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、炭化シリコ
ンはダイヤモンドに次いでモース硬度が大きく、非常に
硬い材料であるので、シリコンのように研磨して基板厚
さを薄くすると割れてしまったり、欠けたりする不具合
があった。また研磨の時点で割れなくても、チップ分離
のためのダイシングを行う時に基板が割れてしまうこと
もあった。
【0015】通常、基板の研磨は、ワックスを用いて基
板を回転体に固定し、基板の加工面と対向して接触する
砥石板を高速回転させることによって行われる。炭化シ
リコンの熱伝導度はシリコンに比べて5倍ほど高いた
め、研削面が摩擦熱によって高温になると、この熱が固
定面まで伝導する。すると、基板を回転体に固定するワ
ックスが溶けだして基板が回転体からはずれてしまい、
研磨工程自体が困難であった。
【0016】本発明はこのような問題点に鑑み、基板を
割れたり欠けたりすることなく基板厚みを低減し、もっ
て、高耐圧で低抵抗な半導体装置およびその製造方法を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
上面および下面のうち少なくともいずれか1方の面に凹
部を有する半導体基板と上記半導体基板の上面上に形成
された半導体層とを備え、上記半導体基板および上記半
導体層の厚み方向に電流を流すための素子が形成されて
いる半導体装置であって、上記半導体基板のうち上記凹
部に位置する領域の少なくとも一部は、上記素子の動作
領域であることを特徴とする。
【0018】これにより、半導体基板の厚さを薄くした
凹部に動作領域が形成されているので、基板抵抗による
損失を低減することができる。同時に、凹部の周囲では
機械的強度が十分に保持されているので、チップを保持
することが容易であり、ダイシング工程などにおける破
壊を抑制することができる。
【0019】上記半導体基板のうち上記凹部に位置する
領域の膜厚と、上記凹部の周囲に位置する領域との膜厚
の差が200μm以上であることにより、高い効果を得
ることができる。
【0020】上記半導体基板の材料が、炭化シリコン
(SiC)からなることにより、硬度が大きい炭化シリ
コン基板の研磨やダイシングを容易にすることができ
る。
【0021】上記素子は、MISFET,ショットキー
ダイオードまたはpnダイオードであってもよい。
【0022】上記半導体基板の上面に上記凹部が形成さ
れていてもよい。
【0023】上記半導体基板の下面に上記凹部が形成さ
れていてもよい。
【0024】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板および半導体層の厚み方向に電流が流れる素子を有
する半導体装置の製造方法であって、上記半導体基板の
上面または下面のうち少なくともいずれか一方の面に凹
部を形成する工程(a)と、上記半導体基板の上面上に
半導体層を形成する工程(b)とを備え、上記半導体基
板のうち上記凹部に位置する領域の少なくとも一部は、
上記素子の動作領域であることを特徴とする。
【0025】これにより、動作領域である半導体基板の
凹部では厚さが薄いために基板抵抗による損失が少な
く、かつ、凹部の周囲では機械的強度が十分に保持され
ている半導体装置を得ることができる。
【0026】上記工程(a)では、上記半導体基板の上
記凹部を形成するために、ドライエッチングを行なうこ
とにより、基板表面での欠陥の発生を抑制しつつ凹部を
形成することができる。
【0027】上記工程(a)では、上記半導体基板の上
記凹部を形成するために、サンドブラストを行なうこと
により、効率的に凹部を形成することができる。
【0028】上記工程(b)の後に、上記半導体基板の
うち上記凹部の周囲に位置する領域でダイシングを行う
工程をさらに備えることにより、従来よりも、ダイシン
グによる破壊の発生を抑制することができる。
【0029】上記工程(a)では、上記半導体基板の下
面に、上記凹部を形成してもよい。
【0030】上記工程(a)では、上記半導体基板の上
面に上記凹部を形成し、上記工程(a)の後,上記工程
(b)の前には、上記半導体基板表面の欠陥を除去する
工程をさらに備えていてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、第
1の実施形態の2重注入MOSFETの構造を示す断面
図である。
【0032】本実施形態の半導体装置は、2重注入MO
SFETの動作領域を含む領域である第1領域Re1
と、第1領域Re1の周囲に位置する第2領域Re2と
を有している。ここで、「2重注入MOSFETの動作
領域」とは、2重注入MOSFETの動作のための電流
が流れる領域である。ただし、2重注入MOSFETの
動作領域以外にも、リーク電流等の電流が流れることも
ある。
【0033】そして、n型のSiC基板1では、第1領
域Re1の部分が選択的に除去されることにより凹部が
形成され、SiC基板1のうち第1領域Re1の部分の
厚さが200μm,第2領域Re2の部分の厚さが40
0μmとなっている。
【0034】ここで、本実施形態のSiC基板1の厚さ
は上記の値に限られない。このとき、第1領域Re1に
おける厚さ(第1厚さ)が第2領域Re2における厚さ
(第2厚さ)の1/2以下であることが好ましい。
【0035】そして、SiC基板1の凹部を有する面
(以下では、加工面と呼ぶ)の裏面上には、厚さ10μ
mのn- エピタキシャル層3が形成されている。n-
ピタキシャル層3の上部には、深さ1.5μmのpウェ
ル4と、pウェル4の内部に設けられた,深さ0.3μ
mのn+ ソース領域5とが形成されている。pウェル4
によって挟まれているn- エピタキシャル層3の上から
そのpウェル4の上に亘ってゲート絶縁膜6が形成さ
れ、ゲート絶縁膜6の上にはゲート電極9が形成されて
いる。n+ ソース領域5同士の間に挟まれたpウェル4
の上からそのn+ ソース領域5の上に亘ってソース電極
8が形成されており、SiC基板1の裏面上にはドレイ
ン電極7が形成されている。ゲート電極9およびソース
電極8は層間絶縁膜10によって覆われており、層間絶
縁膜10を貫通してゲート電極9およびソース電極8に
到達する上部配線12が形成されている。
【0036】次に、本実施形態の半導体装置の製造方法
について、図2(a)〜(e)、図3(a)〜(c)を
参照しながら説明する。図2(a)〜(e)、図3
(a)〜(c)は、第1の実施形態の2重注入MOSF
ET(DIMOSFET)の製造工程を示す断面図であ
る。そして、図3(d)は、第1の実施形態の2重注入
MOSFETの変形例の構造を示す断面図である。
【0037】まず、図2(a)に示す工程で、n型不純
物濃度が1.0×1018cm-3であり,低抵抗のSiC
基板1を準備する。このときのSiC基板1の直径は2
インチであり、基板厚さは400μm程度である。
【0038】そして、フォトリソグラフィー法によって
パターニングを行うことにより、SiC基板1の動作領
域となる部分を含む第1領域Re1を露出させ、第1領
域Re1の側方に位置する第2領域Re2の上をレジス
トマスク2で覆う。
【0039】ここで、第1領域Re1は、少なくともM
OSFETの形成領域を含むように設定し、第2領域R
e2は、第1領域Re1の周囲に位置し,順方向電流が
流れない領域に設定する。
【0040】次に、図2(b)に示す工程で、サンドブ
ラスト法により、SiC基板1のうちレジストマスク2
で覆われていない第1領域Re1の部分を選択的に除去
する。これにより、SiC基板1では、第2領域Re2
の厚さが400μm程度であるのに対し、第1領域Re
1の厚さは200μmとなる。ここで、第1領域Re1
の厚さは200μm以下であることが好ましい。
【0041】サンドブラスト法とは、密閉容器内などに
おいて、SiCやダイヤモンドなどの細かい多数の砥粒
を試料にふきつけ、試料表面の物質を除去する方法であ
る。サンドブラスト法を用いると、SiC基板において
100μm以上の深さまで除去できることを確認してい
る。なお、サンドブラスト法の代わりとして、反応性イ
オンエッチングなどのドライエッチングを行なってもよ
い。ドライエッチングでは、フッ素ラジカル,フッ素イ
オンを効率的に発生する六フッ化硫黄などのガスを用い
ることによりエッチングレートを大きくすることができ
る。また、放電加工法またはレーザスクライビング法を
用いてもよい。
【0042】次に、レジストマスクを除去して洗浄する
ことにより、加工面についた砥粒やダストを除去する。
その後、ドライエッチングや犠牲酸化、高温水素アニー
ルなどを行うことにより、加工面に入った機械的ダメー
ジ(欠陥)を除去する。
【0043】次に、図2(c)に示す工程で、熱CVD
法によって、加工面の裏面上にn-エピタキシャル層3
を形成する。ここで、例えば、耐圧が500V〜2KV
の半導体装置を形成するためには、n- エピタキシャル
層3のn型不純物濃度が1×1015cm-3〜3×1016
cm-3であることが好ましく、層厚は10μm以上であ
ることが好ましい。
【0044】次に、図2(d)に示す工程で、成長させ
たn- エピタキシャル層3の上にマスクパターン(図示
せず)を形成して、ドーパントであるアルミニウム(A
l)またはホウ素(B)をイオン注入することにより、
p型不純物濃度2×1017cm-3前後のpウェル4を形
成する。pウェル4用のマスクパターンを除去した後、
さらにマスクパターン(図示せず)を形成して、ドーパ
ントの窒素(N)またはリン(P)をイオン注入するこ
とにより、pウェル4の内部に、n型不純物濃度1×1
19cm-3前後のソース領域5を形成する。その後、ド
ーパントを活性化するために1400℃以上の高温で活
性化アニールを行う。
【0045】次に、図2(e)に示す工程で、反応性イ
オンエッチング(RIE)により基板端部を除去し、メ
サ構造を形成する。その後、基板を石英管に導入して沸
騰水でバブリングした酸素を流しながら1100℃で数
時間加熱することにより、n - エピタキシャル層3の上
に、厚さ40nm前後の熱酸化膜6aを形成する。この
とき、SiC基板1の加工面上にも熱酸化膜が形成する
が、ウェットエッチングまたは機械的な研磨により除去
する。
【0046】次に、図3(a)に示す工程で、SiC基
板1の加工面上にニッケル(Ni)を蒸着することによ
り、ドレイン電極7を形成する。また、熱酸化膜6aの
うちソース電極を形成する領域はフッ酸でエッチングし
て除去する。残った熱酸化膜がゲート絶縁膜6となる。
【0047】次に、pウェル4をまたいで2つのn+
ース領域5上にニッケルを蒸着することにより、ソース
電極8を形成する。ここでは、リフトオフ法を用いるの
が好ましい。その後、ドレイン電極7とSiC基板1の
接触、ソース電極8とソース領域およびpウェル4との
接触をオーミック接触にするために、不活性ガス中、1
000℃で2分間加熱することによりアニールを行う。
【0048】次に、図3(b)に示す工程で、ゲート絶
縁膜6およびソース電極8が形成されているn- エピタ
キシャル層3の上にアルミニウムを蒸着する。その後、
ウェットエッチングまたはドライエッチングによってア
ルミニウム膜のパターニングを行なうことにより、ゲー
ト絶縁膜6の上にゲート電極9を形成する。
【0049】次に、プラズマCVD法によって、基板上
に厚さ1μm程度のシリコン酸化膜を堆積して、層間絶
縁膜10を形成する。その後、ドライエッチングによっ
て、層間絶縁膜10を貫通してソース電極8に到達する
コンタクトホール11と、ゲート電極9に到達するコン
タクトホール(図示せず)を形成する。
【0050】次に、図3(c)に示す工程で、基板上に
厚さ2μm程度のアルミニウムを蒸着してパターニング
を行うことにより、コンタクトホールを埋めて,ソース
電極8またはゲート電極9に接する上部配線12を形成
する。これらの上部配線12により、異なるセル間のソ
ース電極8が電気的に接続され、複数のゲート電極9同
士が電気的に接続される。その後、上部配線12と接す
る電極パッド(図示せず)を形成することにより、外部
と上部配線12とを電気的に接続する。以上の工程によ
り、本実施形態の半導体装置が形成される。
【0051】なお、図3(c)に示す構造では、ドレイ
ン電極7をSiC基板1の第1の領域Re1上のみに設
けているが、図3(d)に示す構造のように、ドレイン
電極7をSiC基板1の第1領域Re1から第2領域R
e2にまたがるように設けてもよい。
【0052】以下に、本実施形態の半導体装置の動作に
ついて述べる。まず、ゲート電極8を接地電位に保ち、
ドレイン電極7には高電圧Vdを印加する。このとき、
ゲート電極9の電位を閾値電圧Vth以下にしたときに
はチャネルが形成されないので半導体装置はオフとな
り、ドレイン電極7は高電位となる。ゲート電極9の電
位を閾値電圧Vth以上にするとチャネルが形成される
ので半導体装置はオンとなり、ソース電極8からドレイ
ン電極7まで電流が流れる。
【0053】本実施形態の半導体装置では、SiC基板
1の厚さを薄くした第1領域Re1に動作領域が形成さ
れるので、基板抵抗Rsub による損失を低減することが
できる。つまり、第1領域Re1のSiC基板1の厚さ
が従来の1/2以下であるので、基板抵抗Rsub による
損失も従来の1/2以下に低減できる。
【0054】さらに、第1領域Re1の周囲部には、S
iC基板1の厚さが第1領域Re1より厚い第2領域R
e2が位置している。これにより、機械的強度が十分に
あり、チップを保持するのが容易である。
【0055】図4(a),(b)は、第1の実施形態の
半導体装置をダイシングする工程を示す断面図である。
図4(a),(b)に示す工程は、上記の工程で製造し
たデバイスのウェハをチップに分離してパッケージング
するために行なう。
【0056】従来では、基板抵抗Rsub を低減するため
にSiC基板の厚さを薄くしてダイシングを行うと、機
械的な応力に耐えるだけの強度がないので割れたり欠け
たりして破壊が起こりやすい。それに対して、本実施形
態では、機械的強度の強い第2領域Re2でダイシング
を行うことにより、破壊を起こりにくくすることができ
る。つまり、第1領域Re1において基板抵抗Rsub の
低減が可能となり、第2領域Re2において機械的強度
の保持が可能となる。
【0057】また、従来では、SiC基板をワックスで
回転体に固定して研磨する工程が困難であるという不具
合が生じていたが、本実施形態では、研磨工程が必要な
いので、その不具合を解消することができる。
【0058】なお、本実施形態においては、SiC基
板,エピタキシャル層およびソースをp型にし、ウェル
をn型としてもよい。
【0059】また、本実施形態においては、SiC基板
の両面を加工することにより、SiC基板の両面に凹部
を形成してもよい。
【0060】また、本実施形態では、4H−SiCから
なるSiC基板を用いてもよいし、4H−SiC以外の
ポリタイプからなる基板を用いてもよい。
【0061】また、本実施形態では、SiC基板1の選
択的除去をn- エピタキシャル層3の成長前に行った
が、本発明においては、SiC基板1の選択的除去の工
程をn - エピタキシャル層3の成長工程以降に行なって
もよい。
【0062】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
SiC基板の一部を除去することにより生じた凹部を有
する面(加工面)上にn- エピタキシャル層を形成する
方法について説明する。
【0063】図5は、第2の実施形態の2重注入MOS
FETの構造を示す断面図である。
【0064】本実施形態の半導体装置は、2重注入MO
SFETの動作領域を含む領域である第1領域Re1
と、第1領域Re1の周囲に位置する第2領域Re2と
を有している。なお、「2重注入MOSFETの動作領
域」とは、2重注入MOSFETの動作のための電流が
流れる領域であるとする。ただし、動作領域以外にも、
リーク電流等の電流が流れることがある。
【0065】そして、第1領域Re1で厚さ200μ
m,第2領域Re2で厚さ400μmであるn型のSi
C基板21と、SiC基板21の加工面上にエピタキシ
ャル成長された,厚さ10μmのn- エピタキシャル層
23と、n- エピタキシャル層23の上部に設けられ,
深さ1.5μmのpウェル24と、pウェル24の内部
に設けられた,深さ0.3μmのn+ ソース領域25
と、pウェル24同士の間に挟まれたn- エピタキシャ
ル層23の上からそのpウェル24の上に亘って設けら
れたゲート絶縁膜26と、ゲート絶縁膜26の上に形成
されたゲート電極29と、n+ ソース領域25同士の間
に挟まれたpウェル24の上からそのn+ ソース領域2
5の上に亘って設けられたソース電極28と、SiC基
板21の裏面上に設けられたドレイン電極27と、層間
絶縁膜30と、上部配線32とを備えている。
【0066】なお、本実施形態のSiC基板21の厚さ
は上記の値に限られない。このとき、第1領域Re1に
おける厚さ(第1厚さ)が第2領域Re2における厚さ
(第2厚さ)の1/2以下であることが好ましい。
【0067】以下に、本実施形態の半導体装置の製造方
法について、図6(a)〜(c)、図7(a)〜(c)
を参照しながら説明する。図6(a)〜(c)、図7
(a)〜(c)は、第2の実施形態の半導体装置の製造
工程を示す断面図である。
【0068】まず、図6(a)に示す工程で、第1の実
施形態と同様の方法で凹部を形成したSiC基板21の
加工面上に、熱CVD法によって、n- エピタキシャル
層23を形成する。ここで、例えば、耐圧が500V〜
2KVの半導体装置を形成するためには、n- エピタキ
シャル層23のn型不純物濃度が1×1015cm-3〜3
×1016cm-3であることが好ましく、層厚は10μm
以上であることが好ましい。
【0069】次に、図6(b)に示す工程で、成長させ
たn- エピタキシャル層23の上にマスクパターン(図
示せず)を形成してドーパントであるアルミニウム(A
l)またはホウ素(B)をイオン注入することにより、
p型不純物濃度2×1017cm-3前後のpウェル24を
形成する。
【0070】このとき、n- エピタキシャル層23のう
ち第1領域Re1の上部にのみpウェル24を形成し、
第2領域Re2の上部には形成しない。そして、pウェ
ル24を形成するためのイオン注入時に、第1領域Re
1と第2領域Re2との境界部分にガードリング33を
形成することにより、終端構造を作り込む。
【0071】次に、pウェル24用のマスクパターンを
除去した後、さらにマスクパターン(図示せず)を形成
してドーパントの窒素(N)またはリン(P)をイオン
注入することにより、pウェル24の内部に、n型不純
物濃度1×1019cm-3前後のn+ ソース領域25を形
成する。その後、ドーパントを活性化するために140
0℃以上の高温で活性化アニールを行う。
【0072】次に、図6(c)に示す工程で、基板を石
英管に導入して沸騰水でバブリングした酸素を流しなが
ら1100℃で数時間加熱することにより、厚さ40n
m前後の熱酸化膜26aを形成する。このときSiC基
板21の裏面上にも熱酸化膜が成長するが、ウエットエ
ッチングまたは機械的な研磨により除去する。
【0073】次に、図7(a)に示す工程で、SiC基
板21の裏面上にニッケル(Ni)を蒸着することによ
り、ドレイン電極27を形成する。また、熱酸化膜26
aのうちソース電極28を形成するための領域を除去す
ることにより、pウェル24同士の間に挟まれたn-
ピタキシャル層23からそのpウェル24の上に亘っ
て、ゲート絶縁膜26を形成する。
【0074】次に、n+ ソース領域25同士の間に挟ま
れたpウェル24からそのn+ ソース領域25の上に亘
ってニッケルを蒸着することにより、ソース電極28を
形成する。ここでは、リフトオフ法を用いるのが好まし
い。その後、ドレイン電極27とSiC基板21の接
触、ソース電極28とソース領域25,pウェル24と
の接触をオーミック接触にするために、不活性ガス中、
1000℃で2分間加熱することによりアニールを行
う。
【0075】次に、図7(b)に示す工程で、ゲート絶
縁膜26およびソース電極28が形成されているn-
ピタキシャル層23の上にアルミニウムを蒸着する。そ
の後、ウェットエッチングまたはドライエッチングによ
ってアルミニウム膜のパターニングを行なうことによ
り、ゲート絶縁膜26の上にゲート電極29を形成す
る。
【0076】次に、プラズマCVD法によって、基板上
に厚さ1μm程度のシリコン酸化膜を堆積して、層間絶
縁膜30を形成する。その後、ドライエッチングによっ
て、層間絶縁膜30を貫通してソース電極28に到達す
るコンタクトホール31と、ゲート電極29に到達する
コンタクトホール(図示せず)を形成する。
【0077】次に、図7(c)に示す工程で、基板上に
厚さ2μm程度のアルミニウムを蒸着してパターニング
を行うことにより、コンタクトホールを埋めて,ソース
電極28またはゲート電極29に接する上部配線32を
形成する。これらの上部配線32により、複数のソース
電極28同士が電気的に接続され、複数のゲート電極2
9同士が電気的に接続される。その後、上部配線32と
接する電極パッド(図示せず)を形成することにより、
外部と上部配線32とを電気的に接続する。以上の工程
により、本実施形態の半導体装置が形成される。
【0078】本実施形態の半導体装置では、SiC基板
21の厚さを薄くした第1領域Re1に動作領域が形成
されるので、基板抵抗Rsub による損失を低減すること
ができる。つまり、第1領域Re1のSiC基板21の
厚さが従来の1/2以下であるので、基板抵抗Rsub に
よる損失も従来の1/2以下に低減することができる。
【0079】さらに、第1領域Re1の周囲部には、S
iC基板21の厚さが第1領域Re1より厚い第2領域
Re2が位置している。これにより、機械的強度が十分
にあり、チップを保持するのが容易である。また、第1
の実施形態と同様に、ダイシング工程において起こる破
壊を抑制することができる。
【0080】なお、本実施形態では、SiC基板21の
一部を除去するために、サンドブラスト法、反応性イオ
ンエッチングなどのドライエッチング、放電加工および
レーザスクライビング法などを行うことができる。ドラ
イエッチングを行なう場合には、フッ素ラジカル、フッ
素イオンを効率的に発生してエッチングレートの大きな
六フッ化硫黄などのガスを用いることが好ましい。
【0081】また、本実施形態においては、SiC基
板,エピタキシャル層およびソースをp型にし、ウェル
をn型としてもよい。
【0082】また、本実施形態においては、SiC基板
の両面を加工することにより、SiC基板の両面に凹部
を形成してもよい。
【0083】また、本実施形態では、4H−SiCから
なるSiC基板を用いてもよいし、4H−SiC以外の
ポリタイプからなる基板を用いてもよい。
【0084】(第3の実施形態)第3の実施形態では、
SiC基板を用いたショットキーダイオードについて説
明する。
【0085】図8(a)は、第3の実施形態のショット
キーダイオードの構造を示す断面図である。これは、S
iC基板の加工面の裏面上にn- エピタキシャル層を形
成する場合である。
【0086】本実施形態の半導体装置は、ショットキー
ダイオードの動作領域を含む領域である第1領域Re1
と、第1領域Re1の周囲に位置する第2領域Re2と
を有している。なお、「ショットキーダイオードの動作
領域」とは、ショットキーダイオードの動作のための電
流が流れる領域であるとする。ただし、動作領域以外に
も、リーク電流等の電流が流れることもある。
【0087】そして、第1領域Re1で厚さ200μ
m,第2領域Re2で400μmであるn型のSiC基
板41と、SiC基板41の加工面の裏面上に形成され
た,厚さ10μmのn- エピタキシャル層43と、n-
エピタキシャル層43内で動作領域の側方を囲むように
形成されたガードリング46と、n- エピタキシャル層
43とショットキー接触するショットキー電極45と、
SiC基板41の加工面上に形成され,SiC基板41
とオーミック接触するn型のオーミック電極44とから
構成されている。
【0088】ここで、本実施形態のSiC基板41の厚
さは上記の値に限られない。このとき、第1領域Re1
における厚さ(第1厚さ)が第2領域Re2における厚
さ(第2厚さ)の1/2以下であることが好ましい。
【0089】以下に、本実施形態の半導体装置の製造方
法について、図9(a)〜(c)を参照しながら説明す
る。図9(a)〜(c)は、第3の実施形態の半導体装
置の製造工程を示す断面図である。
【0090】まず、図9(a)に示す工程で、n型不純
物濃度が1×1018cm-3以上であり,低抵抗のSiC
基板41を準備する。このときのSiC基板41の直径
は2インチであり、基板厚さは400μm程度である。
そして、第1の実施形態と同様に、レジストマスク形成
後にサンドブラスト法,ドライエッチング法などを用い
てSiC基板41の第1領域Re1を選択的に除去する
ことにより、SiC基板41の第2領域Re2の厚さを
400μm、第1領域Re1の厚さを200μmとす
る。
【0091】ここで、第1領域Re1は、少なくともシ
ョットキー電極とその周囲を囲むガードリングを含むよ
うに設定し、第2領域Re2は、第1領域Re1の周囲
に位置し,順方向電流が流れない領域に設定する。
【0092】次に、レジストマスクを除去して洗浄する
ことにより加工面についた砥粒やダストを除去する。そ
の後、ドライエッチングや犠牲酸化、高温水素アニール
などを行なうことにより、加工面に入った機械的ダメー
ジ(欠陥)を除去する。
【0093】次に、熱CVD法によって、加工面の裏面
上にn- エピタキシャル層43を形成する。ここで、例
えば、耐圧が500V〜2KVの半導体装置を形成する
ためには、n- エピタキシャル層43のn型不純物濃度
が1×1015cm-3〜3×1016cm-3であることが好
ましく、層厚は10μm以上であることが好ましい。
【0094】次に、図9(b)に示す工程で、成長させ
たn- エピタキシャル層43にマスクパターンを形成し
て、ドーパントであるアルミニウム(Al)またはホウ
素(B)をイオン注入することにより、ガードリング4
6を形成する。このとき、ガードリング46は、基板の
第1領域Re1内における動作領域の側方を囲むように
形成して、第2領域Re2には形成しない。その後、ド
ーパントを活性化するために1400℃以上の高温で活
性化アニールを行う。
【0095】次に、図9(c)に示す工程で、SiC基
板41の加工面上にニッケル(Ni)を蒸着して、不活
性ガス中,1000℃で2分間のアニールを行うことに
よりn型オーミック電極44を形成する。
【0096】次に、n- エピタキシャル層43の上にニ
ッケルを蒸着してパターニングを行なうことにより、n
型ショットキー電極45を形成する。ここで、ショット
キー電極45のエッジ部分がn- エピタキシャル層43
に形成されたガードリング46と接するように設定す
る。ショットキー電極45の形成方法としてはリフトオ
フ法が好ましい。以上の工程により、本実施形態の半導
体装置が形成される。
【0097】本実施形態の半導体装置では、SiC基板
41の厚さを薄くした第1領域Re1に動作領域が形成
されるので、基板抵抗Rsub による損失を低減すること
ができる。つまり、第1領域Re1のSiC基板41の
厚さが従来の1/2以下であるので、基板抵抗Rsub に
よる損失も従来の1/2以下に低減できる。
【0098】さらに、第1領域Re1の周囲部には、S
iC基板41の厚さが第1領域Re1より厚い第2領域
Re2が位置している。これにより、機械的強度が十分
にあり、チップを保持するのが容易である。また、ウエ
ハからチップを切り離すときに、機械的強度の強い第2
領域Re2でダイシングすることにより、従来よりも破
壊を起こりにくくすることができる。
【0099】なお、本実施形態では、SiC基板41の
選択的除去をn- エピタキシャル層43の成長前に行っ
たが、本発明においては、SiC基板41の選択的除去
の工程をn- エピタキシャル層43の成長工程以降に行
なってもよい。
【0100】また、本実施形態では、4H−SiCから
なるSiC基板を用いてもよいし、4H−SiC以外の
ポリタイプからなる基板を用いてもよい。
【0101】また、本実施形態においては、SiC基板
の両面を加工することにより、SiC基板の両面に凹部
を形成してもよい。
【0102】また、本実施形態では、SiC基板41の
加工面の裏面上にn- エピタキシャル層43を形成する
場合について述べたが、本発明においては、図8(b)
に示すように、SiC基板51の加工面上にn- エピタ
キシャル層53を形成してもよい。
【0103】(第4の実施形態)第4の実施形態では、
SiC基板を用いたPNダイオードについて説明する。
【0104】図10(a)は、第4の実施形態のPNダ
イオードの構造を示す断面図である。これは、SiC基
板の加工面の裏面上にPNダイオードを形成する場合で
ある。
【0105】本実施形態の半導体装置は、PNダイオー
ドの動作領域を含む領域である第1領域Re1と、第1
領域Re1の周囲に位置する第2領域Re2とを有して
いる。なお、「PNダイオードの動作領域」とは、PN
ダイオードの動作のための電流が流れる領域であるとす
る。ただし、動作領域以外にも、リーク電流等の電流が
流れることもある。
【0106】そして、第1領域Re1で厚さ200μ
m,第2領域Re2で400μmであるn型のSiC基
板61と、SiC基板61の加工面の裏面上に形成され
た,厚さ10μmのn- エピタキシャル層63と、n-
エピタキシャル層63の上部に形成された,深さ1.5
μmのp型領域67と、p型領域67の側方を囲んで形
成されたガードリング66と、p型領域67と接するp
型電極68と、SiC基板61の加工面上に形成された
n型オーミック電極64とから構成されている。
【0107】ここで、本実施形態のSiC基板61の厚
さは上記の値に限られない。このとき、第1領域Re1
における厚さ(第1厚さ)が第2領域Re2における厚
さ(第2厚さ)の1/2以下であることが好ましい。
【0108】以下に、本実施形態の半導体装置の製造方
法について、図11(a)〜(c)を参照しながら説明
する。図11(a)〜(c)は、第4の実施形態の半導
体装置の製造工程を示す断面図である。
【0109】まず、図11(a)に示す工程で、n型不
純物濃度が1×1018cm-3以上であり,低抵抗のSi
C基板61を準備する。このときのSiC基板61の直
径は2インチであり、基板厚さは400μm程度であ
る。そして、第1の実施形態と同様に、レジストマスク
形成後にサンドブラスト法,ドライエッチング法などを
用いてSiC基板61の第1領域Re1を選択的に除去
することにより、SiC基板61の第2領域Re2の厚
さを400μm、第1領域Re1の厚さを200μmと
する。
【0110】ここで、第1領域Re1は、少なくともp
型領域67とその側方を囲むガードリング66を含むよ
うに設定し、第2領域Re2は、第1領域Re1の周囲
に位置し,順方向電流が流れない領域に設定する。
【0111】次に、レジストマスクを除去して洗浄する
ことにより加工面についた砥粒やダストを除去する。そ
の後、ドライエッチングや犠牲酸化、高温水素アニール
などを行うことにより、加工面に入った機械的ダメージ
(欠陥)を除去する。
【0112】次に、熱CVD法によって、加工面の裏面
上にn- エピタキシャル層63を形成する。ここで、例
えば、耐圧が500V〜2KVの半導体装置を形成する
ためには、n- エピタキシャル層63のn型不純物濃度
が1×1015cm-3〜3×1016cm-3であることが好
ましく、層厚は10μm以上であることが好ましい。
【0113】次に、図11(b)に示す工程で、成長さ
せたn- エピタキシャル層63にマスクパターンを形成
して、ドーパントであるアルミニウム(Al)またはホ
ウ素(B)をイオン注入することにより、p型領域67
と、p型領域67を囲むガードリング66を形成する。
【0114】このとき、p型領域67のp型不純物濃度
は1×1016cm-3〜3×1017cm-3程度であること
が好ましい。ここで、p型領域67のp型不純物ドーピ
ング濃度は、イオン注入によってn型のn- エピタキシ
ャル層63をp型に反転させるために、n- エピタキシ
ャル層のn型不純物ドーピング濃度よりも一桁以上高い
値であることが望ましい。また、p型電極68のオーミ
ック接触を確保するために、p型領域67の上部にドー
ピング濃度の高い(例えば1×1018cm-3程度の)p
+ 領域を形成してもよい。
【0115】次に、図11(c)に示す工程で、SiC
基板61の加工面上にニッケル(Ni)を蒸着して、不
活性ガス中,1000℃で2分間のアニールを行うこと
により、n型オーミック電極64を形成する。
【0116】その後、アルミニウム(Al)とニッケル
(Ni)の積層膜を蒸着してパターニングすることによ
り、p型電極68を形成する。ここで、p型電極68の
エッジ部がn- エピタキシャル層63のp型領域67内
と接するように設定する。以上の工程により、本発明の
半導体装置が形成される。
【0117】本実施形態の半導体装置では、SiC基板
61の厚さを薄くした第1領域Re1に動作領域が形成
されるので、基板抵抗Rsub による損失を低減すること
ができる。つまり、第1領域Re1のSiC基板61の
厚さが従来の1/2以下であるので、基板抵抗Rsub に
よる損失も従来の1/2以下に低減できる。
【0118】さらに、第1領域Re1の周囲部には、S
iC基板61の厚さが第1領域Re1より厚い第2領域
Re2が位置している。これにより、機械的強度が十分
にあり、チップを保持するのが容易である。また、ウエ
ハからチップを切り離すときに、機械的強度の強い第2
領域Re2でダイシングすることにより、従来よりも破
壊を起こりにくくすることができる。
【0119】なお、本実施形態では、n- エピタキシャ
ル層63の一部にp型不純物をイオン注入することによ
り、p型領域67と終端構造であるガードリングを形成
している。しかし、本発明においては、n- エピタキシ
ャル層63の上にp型のエピタキシャル層を形成した後
に、終端構造であるメサを形成してもよい。
【0120】また、本実施形態では、SiC基板61の
選択的除去をn- エピタキシャル層3の成長前に行った
が、本発明においては、SiC基板61の選択的除去の
工程をn-エピタキシャル層63の成長工程以降に行な
ってもよい。
【0121】また、本実施形態では、4H−SiCから
なるSiC基板を用いてもよいし、4H−SiC以外の
ポリタイプからなる基板を用いてもよい。
【0122】また、本実施形態においては、SiC基板
の両面を加工することにより、SiC基板の両面に凹部
を形成してもよい。
【0123】また、本実施形態では、SiC基板61の
加工面の裏面上にn-エピタキシャル層63を形成する
場合について述べたが、本発明においては、図10
(b)に示すように、SiC基板71の加工面上にn-
エピタキシャル層73を形成してもよい。
【0124】
【発明の効果】本発明では、電流を基板の厚さ方向に流
すMISFET、ショットキーダイオード、PNダイオ
ードなどの半導体装置において、基板の機械的強度を保
持しつつ、オン電流が流れるときの基板抵抗による損失
の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の2重注入MOSFETの構造
を示す断面図である。
【図2】(a)〜(e)は、第1の実施形態の2重注入
MOSFET(DIMOSFET)の製造工程を示す断
面図である。
【図3】(a)〜(c)は、第1の実施形態の2重注入
MOSFET(DIMOSFET)の製造工程を示す断
面図であり、(d)は、変形例の構造を示す断面図であ
る。
【図4】(a),(b)は、第1の実施形態の半導体装
置をダイシングする工程を示す断面図である。
【図5】第2の実施形態の2重注入MOSFETの構造
を示す断面図である。
【図6】(a)〜(c)は、第2の実施形態の半導体装
置の製造工程を示す断面図である。
【図7】(a)〜(c)は、第2の実施形態の半導体装
置の製造工程を示す断面図である。
【図8】(a),(b)は、第3の実施形態のショット
キーダイオードの構造を示す断面図である。
【図9】(a)〜(c)は、第3の実施形態の半導体装
置の製造工程を示す断面図である。
【図10】(a),(b)は、第4の実施形態のPNダ
イオードの構造を示す断面図である。
【図11】(a)〜(c)は、第4の実施形態の半導体
装置の製造工程を示す断面図である。
【図12】従来の縦型のMOSFETの構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 SiC基板 2 マスク 3 n-エピタキシャル層 4 pウェル 5 n+ソース領域 6 ゲート絶縁膜 7 ドレイン電極 8 ソース電極 9 ゲート電極 10 層間絶縁膜 11 コンタクトホール 12 上部配線 21 SiC基板 23 n-エピタキシャル層 24 pウェル 25 n+ソース領域 26 ゲート絶縁膜 27 ドレイン電極 28 ソース電極 29 ゲート電極 30 層間絶縁膜 31 コンタクトホール 32 上部配線 41 SiC基板 43 n-エピタキシャル層 44 オーミック電極 45 ショットキー電極 46 ガードリング 51 SiC基板 53 n-エピタキシャル層 54 オーミック電極 55 ショットキー電極 56 ガードリング 61 SiC基板 63 n-エピタキシャル層 64 n+オーミック電極 66 ガードリング 67 p型領域 68 p型電極 71 SiC基板 73 n-エピタキシャル層 74 n+オーミック電極 76 ガードリング 77 p型領域 78 p型電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/47 H01L 29/91 D 29/861 29/48 D 29/872 29/91 F (72)発明者 内田 正雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 邦方 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山下 賢哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮永 良子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4M104 AA03 BB02 BB05 CC01 CC03 CC05 DD08 DD16 DD34 DD64 DD65 DD68 DD78 FF02 FF13 GG02 GG03 GG09 GG10 GG14 GG18 HH15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面および下面のうち少なくともいずれ
    か1方の面に凹部を有する半導体基板と上記半導体基板
    の上面上に形成された半導体層とを備え、 上記半導体基板および上記半導体層の厚み方向に電流を
    流すための素子が形成されている半導体装置であって、 上記半導体基板のうち上記凹部に位置する領域の少なく
    とも一部は、上記素子の動作領域であることを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置であって、 上記半導体基板のうち上記凹部に位置する領域の膜厚
    と、上記凹部の周囲に位置する領域との膜厚の差が20
    0μm以上であることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体装置で
    あって、 上記半導体基板の材料が、炭化シリコン(SiC)から
    なることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置であって、 上記素子は、MISFET,ショットキーダイオードま
    たはpnダイオードであることを特徴とする半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置であって、 上記半導体基板の上面に上記凹部が形成されていること
    を特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置であって、 上記半導体基板の下面に上記凹部が形成されていること
    を特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板および半導体層の厚み方向に
    電流が流れる素子を有する半導体装置の製造方法であっ
    て、 上記半導体基板の上面または下面のうち少なくともいず
    れか一方の面に凹部を形成する工程(a)と、 上記半導体基板の上面上に半導体層を形成する工程
    (b)とを備え、 上記半導体基板のうち上記凹部に位置する領域の少なく
    とも一部は、上記素子の動作領域であることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の半導体装置の製造方法
    であって、 上記工程(a)では、上記半導体基板の上記凹部を形成
    するために、ドライエッチングを行なうことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の半導体装置の
    製造方法であって、 上記工程(a)では、上記半導体基板の上記凹部を形成
    するために、サンドブラストを行なうことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のうちいずれか1つに記
    載の半導体装置の製造方法であって、 上記工程(b)の後に、上記半導体基板のうち上記凹部
    の周囲に位置する領域でダイシングを行う工程をさらに
    備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のうちいずれか1つに
    記載の半導体装置の製造方法であって、 上記工程(a)では、上記半導体基板の下面に、上記凹
    部を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項7〜10のうちいずれか1つに
    記載の半導体装置の製造方法であって、 上記工程(a)では、上記半導体基板の上面に上記凹部
    を形成し、 上記工程(a)の後,上記工程(b)の前には、上記半
    導体基板表面の欠陥を除去する工程をさらに備えること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
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