JP2003276508A - 車両用ミラー装置 - Google Patents

車両用ミラー装置

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JP2003276508A
JP2003276508A JP2002080036A JP2002080036A JP2003276508A JP 2003276508 A JP2003276508 A JP 2003276508A JP 2002080036 A JP2002080036 A JP 2002080036A JP 2002080036 A JP2002080036 A JP 2002080036A JP 2003276508 A JP2003276508 A JP 2003276508A
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Hisanobu Mizutani
寿延 水谷
Masakazu Iwatsuki
正和 岩月
Masakazu Aoki
正和 青木
Masaaki Ito
正章 伊藤
Yasunobu Okachi
康展 緒勝
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior

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  • Multimedia (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持部材の風切音性能を向上できると共に支
持部材による風の巻き込みを低減できる車両用ミラー装
置を得る。 【解決手段】 車両用ドアミラー装置10では、ドアミ
ラーステー16の突出部20の車両外側面20Bを平面
状とすると共に車両外側面20Bの車両前後方向に対す
る車両内側または車両外側への角度を2°以下としたた
め、車両外側面20Bに到来した風が変動を抑制されつ
つ車両後方へ流れて整流される。しかも、突出部20の
車両外側かつ車両後側の角部位20Eの曲率半径を15
mm以下としたため、突出部20の車両外側面20Bに
到来した風が角部位20Eに沿って流れることが抑制さ
れて整流される。これにより、ドアミラーステー16の
風切音性能を向上できると共に、ドアミラーステー16
による風のミラー側やサイドウィンドゥ側への巻き込み
を低減できて視界が悪化することを抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両後方視認用の
ミラーを備えた車両用ミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図7に示す如く車両用ドアミラー
装置50は、ドアミラーバイザー52を備えており、ド
アミラーバイザー52には車両後方視認用のミラー(図
示省略)が保持されている。ドアミラーバイザー52は
ドアミラーステー54に支持されており、ドアミラース
テー54は車両のドア(図示省略)に取り付けられてい
る。ドアミラーステー54には突出部56が形成されて
おり、突出部56は車両外側へ突出した構成である。
【0003】しかしながら、このような車両用ドアミラ
ー装置50では、突出部56が略半楕円台状とされてい
る。このため、突出部56の車両外側面56Aが曲面状
とされており、この車両外側面56Aに到来した風が、
大きく変動しつつ車両後方へ流れ、乱流を生じ易い。
【0004】しかも、突出部56の車両外側かつ車両後
側の角部位56Bの曲率半径が25mm以上とされてい
る。このため、突出部56の車両外側面56Aに到来し
た風が、角部位56Bに沿って流れ、乱流を生じ易い。
【0005】これにより、ドアミラーステー54(突出
部56)の風切音性能(風切音を低減する性能)が悪い
という問題がある。
【0006】さらに、ドアミラーステー54(突出部5
6)に到来した風が、ドアミラーバイザー52側(ミラ
ー側)や車両のサイドウィンドゥ(図示省略)側に巻き
込まれ易い。これにより、ミラーにびびりが発生した
り、ミラーやサイドウィンドゥに異物(埃や水滴等の液
体等)が付着してしまって、視界が悪化するという問題
もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、支持部材の風切音性能を向上できると共に支持部
材による風の巻き込みを低減できる車両用ミラー装置を
得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車両用
ミラー装置は、車両後方視認用のミラーを保持する保持
部材と、車体側に設けられ、前記保持部材を支持する支
持部材と、前記支持部材に設けられ、車両内側または車
両外側へ突出する突出部と、を備えた車両用ミラー装置
であって、前記突出部の突出端面を平面状とすると共
に、前記突出部の突出端面の車両前後方向に対する車両
内側または車両外側への角度を2°以下とした、ことを
特徴としている。
【0009】請求項1に記載の車両用ミラー装置では、
車両後方視認用のミラーを保持する保持部材が車体側に
設けられた支持部材に支持されており、支持部材に設け
られた突出部は車両内側または車両外側へ突出してい
る。
【0010】ここで、突出部の突出端面が平面状とされ
ると共に、突出部の突出端面の車両前後方向に対する車
両内側または車両外側への角度が2°以下とされてい
る。このため、突出部の突出端面に到来した風が、変動
を抑制されつつ車両後方へ流れて整流される。これによ
り、支持部材(突出部)の風切音性能(風切音を低減す
る性能)を向上できると共に、支持部材(突出部)によ
る風の巻き込みを低減できる。
【0011】請求項2に記載の車両用ミラー装置は、請
求項1に記載の車両用ミラー装置において、前記突出部
の突出方向側かつ車両前側の角部位の曲率半径を20m
m以上とした、ことを特徴としている。
【0012】請求項2に記載の車両用ミラー装置では、
突出部の突出方向側かつ車両前側の角部位の曲率半径が
20mm以上とされている。このため、突出部の車両前
側面に到来した風が、突出部の突出端面に滑らかに流れ
て整流される。これにより、支持部材(突出部)の風切
音性能を一層向上できると共に、支持部材(突出部)に
よる風の巻き込みを一層低減できる。
【0013】請求項3に記載の車両用ミラー装置は、車
両後方視認用のミラーを保持する保持部材と、車体側に
設けられ、前記保持部材を支持する支持部材と、前記支
持部材に設けられ、車両内側または車両外側へ突出する
突出部と、を備えた車両用ミラー装置であって、前記突
出部の突出方向側かつ車両後側の角部位の曲率半径を1
5mm以下とした、ことを特徴としている。
【0014】請求項3に記載の車両用ミラー装置では、
車両後方視認用のミラーを保持する保持部材が車体側に
設けられた支持部材に支持されており、支持部材に設け
られた突出部は車両内側または車両外側へ突出してい
る。
【0015】ここで、突出部の突出方向側かつ車両後側
の角部位の曲率半径が15mm以下とされている。この
ため、突出部の突出端面に到来した風が、この角部位に
沿って流れることが抑制されて整流される。これによ
り、支持部材(突出部)の風切音性能(風切音を低減す
る性能)を向上できると共に、支持部材(突出部)によ
る風の巻き込みを低減できる。
【0016】請求項4に記載の車両用ミラー装置は、請
求項3に記載の車両用ミラー装置において、前記突出部
の突出方向側かつ車両後側の角部位の曲率半径を10m
m以下とした、ことを特徴としている。
【0017】請求項4に記載の車両用ミラー装置では、
突出部の突出方向側かつ車両後側の角部位の曲率半径が
10mm以下とされている。このため、突出部の突出端
面に到来した風が、この角部位に沿って流れることが効
果的に抑制されて効果的に整流される。これにより、支
持部材(突出部)の風切音性能を効果的に向上できると
共に、支持部材(突出部)による風の巻き込みを効果的
に低減できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の車両用ミラー
装置が適用されて構成された実施の形態に係る車両用ド
アミラー装置10が車両下方から見た斜視図にて示され
ており、図2の(A)及び(B)には、車両用ドアミラ
ー装置10が車両後方からの正面図にて示されている。
【0019】本実施の形態に係る車両用ドアミラー装置
10は、保持部材としてのドアミラーバイザー12を備
えており、ドアミラーバイザー12は、略長方体箱状と
されて、車両後側面が開放されている。
【0020】ドアミラーバイザー12の内部には、板状
のフレーム(図示省略)が固定されており、フレームの
車両外側部位には、車両後側面において鏡面角度調整機
構(図示省略)が固定されている。鏡面角度調整機構の
車両後側部位には、車両後方視認用のミラー14が組み
付けられており、ミラー14は鏡面角度調整機構及びフ
レームを介してドアミラーバイザー12に保持されてい
る。また、ミラー14はドアミラーバイザー12の車両
後側面に配置されてミラー14の車両前側がドアミラー
バイザー12に被覆されると共に、鏡面角度調整機構が
駆動されることでミラー14の鏡面角度が調整される。
さらに、フレームの車両内側部位には、格納機構(図示
省略)が固定されている。
【0021】車両用ドアミラー装置10は、支持部材と
してのドアミラーステー16を備えている。ドアミラー
ステー16は板状のステー本体18を有しており、ドア
ミラーステー16は、ステー本体18において車体側の
車両のドア(図示省略)に取り付けられている。
【0022】ドアミラーステー16には、略台形台状の
突出部20が形成されており、突出部20はステー本体
18から車両外側へ突出している。突出部20の上面に
は円筒状の支持軸(図示省略)が立設されており、支持
軸には格納機構が回転可能に支持されている。これによ
り、ドアミラーステー16は、格納機構及びフレームを
介してドアミラーバイザー12を支持している。ここ
で、格納機構が駆動されることで支持軸を中心に格納機
構が回転されて、フレーム及び鏡面角度調整機構を介し
てミラー14が格納または起立される。また、本実施の
形態では、支持軸の中心軸線Jが突出部20の上面と交
差する点が配置される支持軸の中心軸線Jに垂直な回転
基準面Kよりも上方に、ミラー14の全ての部位が配置
されている。
【0023】図3に詳細に示す如く、突出部20の車両
前側面20Aは、車両外側へ向かい車両後側へ向かう方
向へ傾斜されて、車両後方に対する角度が約45°とさ
れており、この車両前側面20Aとステー本体18との
接続部位は、滑らかに凹んだ曲面とされている。
【0024】突出部20の突出端面としての車両外側面
20Bは平面状とされており、この車両外側面20Bの
車両前後方向に対する車両内側または車両外側への角度
は、2°以下(例えば0°)とされている。
【0025】突出部20の車両後側面20Cは、車両内
外方向に略平行とされており、車両前側面20Aとステ
ー本体18との接続部位は、滑らかに凹んだ曲面とされ
ている。
【0026】突出部20の車両外側(突出方向側)かつ
車両前側の角部位20Dは曲面状とされており、この角
部位20Dの曲率半径は20mm以上とされている。
【0027】突出部20の車両外側(突出方向側)かつ
車両後側の角部位20Eは曲面状(例えば略垂直に屈曲
した屈曲面状)とされており、この角部位20Eの曲率
半径は15mm以下(より好ましくは10mm以下)と
された構成である。
【0028】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0029】以上の構成の車両用ドアミラー装置10で
は、車両後方視認用のミラー14をフレーム及び鏡面角
度調整機構を介して保持するドアミラーバイザー12
が、車両のドアに取り付けられたドアミラーステー16
に格納機構及びフレームを介して支持されており、ドア
ミラーステー16に形成された突出部20は車両外側へ
突出している。
【0030】ここで、突出部20の車両外側面20Bが
平面状とされると共に、この車両外側面20Bの車両前
後方向に対する車両内側または車両外側への角度が2°
以下とされている。このため、突出部20の車両外側面
20Bに到来した風が、変動を抑制されつつ車両後方へ
流れて整流される。
【0031】これにより、ドアミラーステー16(突出
部20)の風切音性能(風切音を低減する性能)を向上
できる。
【0032】しかも、ドアミラーステー16(突出部2
0)による風のドアミラーバイザー12側(ミラー14
側)や車両のサイドウィンドゥ(図示省略)側への巻き
込みを低減できる。したがって、ミラー14にびびりが
発生したりミラー14やサイドウィンドゥに異物(埃や
水滴等の液体等)が付着することが抑制され、視界が悪
化することを抑制できる。
【0033】さらに、突出部20の車両外側かつ車両前
側の角部位20Dの曲率半径が20mm以上とされてい
る。このため、突出部20の車両前側面20Aに到来し
た風が、突出部20の車両外側面20Bに滑らかに流れ
て整流される。これにより、ドアミラーステー16(突
出部20)の風切音性能を一層向上できると共に、ドア
ミラーステー16(突出部20)による風のドアミラー
バイザー12側やサイドウィンドゥ側への巻き込みを一
層低減できて視界が悪化することを一層抑制できる。
【0034】また、突出部20の車両外側かつ車両後側
の角部位20Eの曲率半径が15mm以下とされてい
る。このため、突出部20の車両外側面20Bに到来し
た風が、この角部位20Eに沿って流れることが抑制さ
れて整流される。これにより、ドアミラーステー16
(突出部20)の風切音性能を一層向上できると共に、
ドアミラーステー16(突出部20)による風のドアミ
ラーバイザー12側やサイドウィンドゥ側への巻き込み
を一層低減できて視界が悪化することを一層抑制でき
る。
【0035】しかも、突出部20の車両外側かつ車両後
側の角部位20Eの曲率半径が10mm以下とされた場
合には、突出部20の車両外側面20Bに到来した風
が、この角部位20Eに沿って流れることが効果的に抑
制されて効果的に整流される。これにより、ドアミラー
ステー16(突出部20)の風切音性能を効果的に一層
向上できると共に、ドアミラーステー16(突出部2
0)による風のドアミラーバイザー12側やサイドウィ
ンドゥ側への巻き込みを効果的に一層低減できて視界が
悪化することを効果的に一層抑制できる。
【0036】なお、本実施の形態では、本発明を車両用
ドアミラー装置10に適用した構成としたが、本発明を
車両用フェンダーミラー装置に適用した構成としてもよ
い。また、この場合等においては、支持部材の突出部が
車両内側へ突出した構成としてもよい。
【0037】(第1実験例)図4には、上記実施の形態
に係る車両用ドアミラー装置10における、突出部20
の車両外側面20Bの車両前後方向に対する車両内側ま
たは車両外側への角度αと、ドアミラーステー16の風
切音の大きさ(騒音レベル)と、の関係を表すグラフが
示されている。図4では、車両外側面20Bの車両後側
部位が車両前側部位よりも車両外側へ傾斜した場合に角
度αが「+」とされる一方、車両外側面20Bの車両後
側部位が車両前側部位よりも車両内側へ傾斜した場合に
角度αが「−」とされる(図3参照)。
【0038】上記実施の形態に係るドアミラーステー1
6の風切音性能は、ドアミラーステー16の風切音の大
きさが75.5db(A)以下であれば、従来の車両用
ドアミラー装置50に係るドアミラーステー54の風切
音性能に比し向上される。ここで、上記実施の形態に係
るドアミラーステー16では、上述の如く−2°≦α≦
2°とされているため、図4に示す如くドアミラーステ
ー16の風切音の大きさが75.5db(A)未満であ
り、ドアミラーステー16の風切音性能を向上できる。
【0039】(第2実験例)図5には、第2実験例に係
る車両用ドアミラー装置30のドアミラーバイザー32
及びミラー34の車両後方からの正面図が示されてい
る。図5では、ミラー34の表面が、車両内外方向へ等
間隔に3つの領域に区分されると共に、上下方向へ等間
隔に3つの領域に区分されることで、ミラー34の表面
が9つの領域(領域A、領域B、領域C、領域D、領域
E、領域F、領域G、領域H、領域I)に区分されてい
る。
【0040】本実験例は、風の流れを油膜法により示し
たものであり、図6には、図5のミラー34表面への各
領域毎の異物付着率(各領域の面積に対する各領域への
異物(ミラー34表面を流下しにくい液体)の付着面積
の比率であり、各領域毎の異物によるミラー34の視界
悪化率)の表が示されている。図6では、図5の車両用
ドアミラー装置30が従来の車両用ドアミラー装置50
である場合の異物付着率Pと、図5の車両用ドアミラー
装置30が上記実施の形態の車両用ドアミラー装置10
である場合の異物付着率Qと、が示されており、さら
に、ミラー34表面の各領域毎の異物付着低減量R(各
領域毎に異物付着率Qから異物付着率Pを減じたもの)
も示されている。
【0041】図6に示す如く、上記実施の形態の車両用
ドアミラー装置10における異物付着率Qが従来の車両
用ドアミラー装置50における異物付着率Pに比し、ミ
ラー34表面の全ての領域において小さくなっており、
これにより、上記実施の形態の車両用ドアミラー装置1
0では、ミラー34の視界が悪化することを全ての領域
において抑制できる。
【0042】さらに、ミラー34表面の領域Fにおいて
は、異物付着低減量Rが71.9%となって全領域のう
ちで最大であると共に、ミラー34表面の領域Iにおい
ては、異物付着低減量Rが67.3%となって全領域の
うちで2番目に大きい。これにより、上記実施の形態の
車両用ドアミラー装置10では、ミラー34の視界が悪
化することを特に領域F及び領域I(ミラー34表面の
車両内側部位の下位領域及び中位領域)において効果的
に抑制できる。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載の車両用ミラー装置で
は、突出部の突出端面が平面状とされると共にこの突出
端面の車両前後方向に対する車両内側または車両外側へ
の角度が2°以下とされているため、突出部の突出端面
に到来した風が変動を抑制されつつ車両後方へ流れ、こ
れにより、支持部材の風切音性能を向上できると共に、
支持部材による風の巻き込みを低減できる。
【0044】請求項2に記載の車両用ミラー装置では、
突出部の突出方向側かつ車両前側の角部位の曲率半径が
20mm以上とされているため、突出部の車両前側面に
到来した風が突出部の突出端面に滑らかに流れ、これに
より、支持部材の風切音性能を一層向上できると共に、
支持部材による風の巻き込みを一層低減できる。
【0045】請求項3に記載の車両用ミラー装置では、
突出部の突出方向側かつ車両後側の角部位の曲率半径が
15mm以下とされているため、突出部の突出端面に到
来した風がこの角部位に沿って流れることが抑制され、
これにより、支持部材の風切音性能を向上できると共
に、支持部材による風の巻き込みを低減できる。
【0046】請求項4に記載の車両用ミラー装置では、
突出部の突出方向側かつ車両後側の角部位の曲率半径が
10mm以下とされているため、突出部の突出端面に到
来した風がこの角部位に沿って流れることが効果的に抑
制され、これにより、支持部材の風切音性能を効果的に
向上できると共に、支持部材による風の巻き込みを効果
的に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置を示す車両下方から見た斜視図である。
【図2】(A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係
る車両用ドアミラー装置を示す車両後方からの正面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置のドアミラーステーを示す底面図である。
【図4】第1実験例の結果を示すグラフである。
【図5】第2実験例に係る車両用ドアミラー装置のドア
ミラーバイザー及びミラーを示す車両後方からの正面図
である。
【図6】第2実験例の結果を示す表である。
【図7】従来の車両用ドアミラー装置を示す車両下方か
ら見た斜視図である。
【符号の説明】
10 車両用ドアミラー装置(車両用ミラー装
置) 12 ドアミラーバイザー(保持部材) 14 ミラー 16 ドアミラーステー(支持部材) 20 突出部 20B 車両外側面(突出端面) 20D 角部位 20E 角部位 30 車両用ドアミラー装置(車両用ミラー装
置) 32 ドアミラーバイザー(保持部材) 34 ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 正和 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 伊藤 正章 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 緒勝 康展 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 3D053 FF24 GG06 HH10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後方視認用のミラーを保持する保持
    部材と、 車体側に設けられ、前記保持部材を支持する支持部材
    と、 前記支持部材に設けられ、車両内側または車両外側へ突
    出する突出部と、 を備えた車両用ミラー装置であって、 前記突出部の突出端面を平面状とすると共に、前記突出
    部の突出端面の車両前後方向に対する車両内側または車
    両外側への角度を2°以下とした、 ことを特徴とする車両用ミラー装置。
  2. 【請求項2】 前記突出部の突出方向側かつ車両前側の
    角部位の曲率半径を20mm以上とした、ことを特徴と
    する請求項1記載の車両用ミラー装置。
  3. 【請求項3】 車両後方視認用のミラーを保持する保持
    部材と、 車体側に設けられ、前記保持部材を支持する支持部材
    と、 前記支持部材に設けられ、車両内側または車両外側へ突
    出する突出部と、 を備えた車両用ミラー装置であって、 前記突出部の突出方向側かつ車両後側の角部位の曲率半
    径を15mm以下とした、 ことを特徴とする車両用ミラー装置。
  4. 【請求項4】 前記突出部の突出方向側かつ車両後側の
    角部位の曲率半径を10mm以下とした、ことを特徴と
    する請求項3記載の車両用ミラー装置。
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