JPH05229459A - 自動車の騒音防止構造 - Google Patents

自動車の騒音防止構造

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JPH05229459A
JPH05229459A JP4031748A JP3174892A JPH05229459A JP H05229459 A JPH05229459 A JP H05229459A JP 4031748 A JP4031748 A JP 4031748A JP 3174892 A JP3174892 A JP 3174892A JP H05229459 A JPH05229459 A JP H05229459A
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JP
Japan
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vehicle
prevention structure
opening
noise
automobile
Prior art date
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Application number
JP4031748A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tsunoda
浩行 角田
Naohiko Kasagi
直彦 笠木
Takaki Nakamura
貴樹 中村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室形状の変更をすることなく、車室を共鳴
箱として生じるヘルムホルツ共鳴、すなわちバフェッテ
ィングノイズを大幅に低減する。 【構成】 車室10は、ルーフ12,サイドウインドウ
14,ドア16,およびフロアパネル18に囲繞された
空間であって、その内部に前部シート20が配設されて
いる。前部シート20には、シートバック22とヘッド
レスト24が設けられているとともに、シートバック2
2の上端近傍であって、サイドウインドウ14全開時の
車室側面開口部を臨む位置に、張り出し部26が形成さ
れている。フロントグラス30の表面からフロントピラ
ー40を回り込んでドアミラー100の上部を通過し、
車室10の外側面を流れていく空気流は、前部シート2
0のシートバック22に形成された張り出し部26によ
って車室内への侵入を阻止され、バフェッティングノイ
ズが抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイドウインドウある
いはサンルーフを開いて走行したときの車両表面を流れ
る空気流に起因する騒音を効果的に防止できる自動車の
騒音防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年いわゆるN・V・H(ノイズ・バイ
ブレーション・ハーシュネス)の総合的な抑制が重要視
される中で、エンジン騒音の大幅な低減、車体剛性の向
上と車体重量の軽減との両立等、様々な分野での技術的
なブレークスルーが達成されてきた。車室内騒音につい
ても、エンジン騒音などのように直接車室内に透過侵入
してくる騒音に対しては、種々の遮音材,吸音材を使用
して対策がとられ、それらの対策に対して有限要素法を
用いた音響解析等による評価も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車室内
の騒音であっても、片側のサイドウインドウのみを全開
にして走行したときや、サンルーフ装着車にあってはサ
イドウインドウを閉めてサンルーフを全開にして走行し
たときに発生するいわゆるバフェッティングノイズは、
これを減少させることが困難である。すなわち、バフェ
ッティングノイズは車室を共鳴箱として生じる周波数1
5〜20Hz程度のヘルムホルツ共鳴であり、低減ないし
は防止するためには共鳴箱としての車室形態を変更する
のが最も効果的であるが、このような変更は実際上ほと
んど不可能である。
【0004】本発明はかかる従来の問題点に鑑みて、比
較的簡易な部品変更をもってバフェッティングノイズを
大幅に低減できる自動車の騒音防止構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、車室内に設けられた前部シートのシート
バックに、該車室の側面開口部に臨ませて張り出し部を
形成したことを特徴とする。
【0006】また、フロントサイドウインドウとリヤサ
イドウインドウとの間に設けられたセンターピラーから
車室内側へ突出する張り出し部を配設したことを特徴と
する。
【0007】ここで、前記張り出し部は、前記センター
ピラーの車室内側へ車両前後方向に対して略直交する方
向あるいは略平行な方向のいずれかの方向に選択的に突
出配置されることが望ましい。
【0008】あるいは、車室の天井に設けられた開口部
の車両後部側開口端に、前記天井から張り出し部を垂
下,形成したことを特徴とする。
【0009】さらに、車室内に設けられた前部シートの
ヘッドレストを前記車室の天井に設けられた開口部に臨
むべく延出,形成したことを特徴とする。
【0010】さらにまた、前部ドアの車両前方側端部に
設けられたドアミラーのケーシングを、該ケーシング周
囲の車体表面に沿った空気流を撹乱すべく形成したこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】以上の構成により、本発明に係る自動車の騒音
防止構造にあっては、サイドウインドウを全開して走行
しても、車室内に入り込もうとする走行風は前部シート
のシートバックに車室開口部に臨ませて形成された張り
出し部に遮られて車室内に侵入することができないの
で、車室がヘルムホルツ共鳴箱として機能することがな
くなり、バフェッティングノイズのレベルを大幅に低減
することができる。
【0012】また、フロントサイドウインドウとリヤサ
イドウインドウとの間に設けられたセンターピラーから
車室内側へ突出するように配設された張り出し部も走行
風が車室内に侵入するのを抑止するので、前記と同様
に、バフェッティングノイズのレベルを大幅に低減する
ことができる。
【0013】このとき、前記張り出し部は、前記センタ
ーピラーの車室内側へ車両前後方向に対して略直交する
方向あるいは略平行な方向のいずれかの方向に選択的に
突出配置されるように構成されているので、サイドウイ
ンドウの開度,乗員の乗降時と走行時,乗員との干渉等
種々のパラメータに応じて張り出し部の突出状態を制御
することができる。
【0014】さらに、サンルーフ装着車にあっては、車
室の天井に設けられた開口部の車両後部側開口端に、前
記天井から張り出し部を垂下,形成したので、フロント
ウインドウからルーフに沿って流れる空気流が車室内に
侵入するのを前記張り出し部が抑止するので、前記サイ
ドウインドウに関するのと同様にして、バフェッティン
グノイズのレベルを大幅に低減することができる。
【0015】さらにまた、車室内に設けられた前部シー
トのヘッドレストを前記車室の天井に設けられた開口部
に臨むべく延出,形成したので、延出されたヘッドレス
トが空気流の侵入を抑止し、前記と同様にして、バフェ
ッティングノイズのレベルを大幅に低減することができ
る。
【0016】また、前部ドアの車両前方側端部に設けら
れたドアミラーのケーシングを、該ケーシング周囲の車
体表面に沿った空気流を撹乱すべく形成したので、車室
外側部を流れる空気流の二次元的な流れを三次元的に乱
して、バフェッティングノイズの発生を防止することが
できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1(a),(b)は本発明に係る自
動車の騒音防止構造の第1実施例を示す説明図である。
【0018】図1(a)は左前部シートの車体後方側か
ら車体前部方向を見た模式図であるが、この図にも示す
ように、車室10は、ルーフ12,サイドウインドウ1
4,ドア16,およびフロアパネル18に囲繞された空
間であって、その内部に前部シート20が配設されてい
る。
【0019】前部シート20には、シートバック22と
ヘッドレスト24が設けられているとともに、シートバ
ック22の上端近傍であって、サイドウインドウ14全
開時の車室側面開口部を臨む位置に、張り出し部26が
形成されている。
【0020】図1(b)は図1(a)の平面図を示して
いる。図中太矢印で示されているのは、車外を流れる空
気流である。すなわち、フロントグラス30の表面から
フロントピラー40を回り込んでドアミラー100の上
部を通過し、車室10の外側面を流れていく空気流は、
前部シート20のシートバック22に形成された張り出
し部26によって車室内への侵入を阻止され、車室を共
鳴箱とするヘルムホルツ共鳴、すなわちバフェッティン
グノイズは抑制されるのである。
【0021】次に、本願発明の第2実施例について説明
する。図2(a)は左前部シートの車体前方側から車体
後部方向を見た模式図、図2(b)は本願発明の第2実
施例を適用した車両を左前方から見た斜視図であり、前
記第1実施例とほぼ同様の構成を有している。ただし、
シートバック22の車室側面開口部に面して張り出し部
を形成する代わりに、サイドウインドウ14後方のセン
ターピラー50に張り出し部としてのシールドパネル2
6aが設けられている。
【0022】このシールドパネル26aが設けられてい
ることにより、車室外側面を流れていく空気流は、前記
第1実施例に関して説明したのと同様の作用により、車
室内へ流入するのが阻止され、バフェッティングノイズ
が抑制されるものである。
【0023】なお、第1実施例のシートバック22の張
り出し部26および第2実施例のシールドパネル26a
の形状,寸法,材質等は、適用しようとする車種に関す
るシミュレーションや実車での走行試験を通じて最適な
ものを求めればよい。
【0024】図3は前記第2実施例のシールドパネル2
6aを2ドア車に適用した場合の車室内概略図を示す。
シールドパネル26aはサイドウインドウ14と後部シ
ート70の側部に位置されているクォーターウインドウ
60とを区画するセンターピラー50の車室内側に設け
られている。
【0025】図3からも明らかなように、常にシールド
パネル26aが直立して車幅方向(車両前後方向に直交
する方向)に突出していると、後部シート70の乗員が
乗降するときに邪魔となり著しく不便である。したがっ
て、本実施例にあっては、図4に示すように、シールド
パネル26aをセンターピラー50の車室内側面に対し
て直立あるいは平行、いずれかの位置を選択的に採り得
るように構成している。
【0026】すなわち、シールドパネル26aは回動軸
P回りに回動自在に軸支されているとともに、この回動
軸P付近からほぼ直交して延出する分岐部26a1を有
している。後部フェンダー80から連なっている車室内
側のクォーターパネル82には、シールドパネル26a
回動用のアクチュエータ84が固設され、アクチュエー
タ84の出力軸には、ドラム84aが取付けられてい
る。前記シールドパネル26aの分岐部26a1には、
アクチュエータ84に設けられたドラム84aに捲回さ
れている駆動ワイヤ86と、これにその一端部が分岐部
26a1を介して対向して固設され、その他端部は係止
金具82aを介してクォーターパネル82に固着されて
いるスプリング88とが設けられている。また、車室内
に装着されているセンターピラー50のトリム50aに
は、シールドパネル26aが格納される部位に凹部50
a1が設けられており、車室内に余分な突出物が生じな
いようにしている。
【0027】図5にシールドパネル26aの動作ブロッ
ク図を示す。シールドパネル26aの駆動源であるアク
チュエータ84は、ドアの開閉を検知するドアスイッチ
S1とサイドウインドウが全開状態にあるか否かを検知
するサイドウインドウ全開検知スイッチS2とを介して
車載電源に接続されている。シールドパネル26aの動
作としては、ドラム84aが時計方向に回転すると、シ
ールドパネル26aはスプリング88の張力に抗して回
動軸Pの回りに回動し、シールドパネル26aは車室内
のトリム50aに対して直立する。一方、ドラム84a
が反時計方向に回転すると、シールドパネル26aはス
プリング88の張力によって回動軸Pの回りに回動し、
シールドパネル26aは車室内のトリム50aに格納さ
れる。
【0028】ここで、シールドパネル26aの動作とド
アおよびサイドウインドウの開閉状態との関係で見る
と、ドアがすべて閉まっており、かついずれかのサイド
ウインドウが全開となっている条件のもとでシールドパ
ネル26aが直立するように、ドアスイッチS1,サイ
ドウインドウ全開検知スイッチS2とアクチュエータ8
4の正逆回転方向との整合をとっておけばよい。このよ
うに構成することによって、後部シートの乗員が乗降す
るときでも邪魔にならず、またサイドウインドウ全開時
以外はシールドパネル26aはトリム50aに格納され
るので、車室内に余分な突出物がなくなり、見栄えがよ
くなるとともに、乗員との干渉がなく安全である。な
お、万一シールドパネル26aが直立状態にある状態で
乗員との干渉があっても、スプリング88が伸長されて
シールドパネル26aは容易に回動するので、乗員の安
全性は確保される。
【0029】次に、本願発明の第3実施例について説明
する。図6はルーフに開口部を有するサンルーフ装着車
の概略斜視図である。図示の4ドア車のルーフ12には
サンルーフが設けられており、サンルーフ全開時には、
その開口部90が現れる。この開口部90の車両後部側
開口端部には、板状のシールドパネル26bが設けられ
ている。したがって、サンルーフ全開状態で走行中にフ
ロントグラス30の表面からルーフ12に沿って流れる
空気流は、シールドパネル26bに遮断されて車室内に
侵入することがないので、バフェッティングノイズのレ
ベルを大幅に低減することができる。
【0030】なお、本実施例にあっては、サンルーフの
車両後部側開口端部に垂下,形成する張り出し部として
板状部材を用いているが、所要の投影面積を有するこぶ
状の張り出しを垂下,形成し、その内部に空気清浄器等
の車載機器を設置するようにしてもよい。
【0031】また、図6(b)に示すように、シート2
0のヘッドレスト24にルーフ12付近にまで達する延
出部24aを設けることによって、前記サンルーフの開
口端部に張り出し部を垂下,形成したのと同様の作用を
なさしめることができる。なお、本実施例と前記本願発
明の第1実施例とを複合して実施すれば、サイドウイン
ドウ開口部とサンルーフ開口部とのそれぞれに起因する
バフェッティングノイズのレベルを低減させることがで
きる。
【0032】次いで、本願発明の第4実施例について説
明する。これまでに説明した第1〜第3実施例までのバ
フェッティングノイズ対策は、いずれも自動車の車室内
に空気流を偏向させる種々の部材を配設して行うもので
あったが、車室空間のスペースユーティリティを考慮す
ると、車室外に配設されている部材をもって対策できる
ようにすることが望ましい場合もある。この点に鑑み
て、本実施例では、ドアミラーのケーシングの形状を変
更することによって対策を行った。以下にそれらの対策
を詳述する。
【0033】(A)図7(a)にドアミラー100の概
略平面図を、図7(b)に同側面図を示す。これらの図
に示すように、従来のドアミラー100に使用されてい
るケーシング102(図中、外形を二点鎖線で示す)の
車両前後方向の全長を46mm短縮した(変更後の外形を
実線で示す)。
【0034】(B)図8(a)にドアミラー100を車
両後部側上方から見た斜視図を、図8(b)にその要部
断面図を示す。これらの図に示すように、ドアミラー1
00のミラーベース104の断面を、ネガ面(本実施例
にあっては深さ2mmの凹面)を有する突起(本実施例に
あっては高さ6mm)として形成した。この場合、突起の
頂点と底辺の両端とを結ぶ線を直線とすると、つまりネ
ガ面でなく平面を有する突起として形成すると、効果が
著しく減少した。
【0035】(C)図9(a),(b)に、対策後のド
アミラー100の車両前部側から見た斜視図を示す。図
9(a)では、ドアミラー100のケーシング102の
上端部とステー106の上部とに肉盛り部102a,1
06aを設けている。また、図9(b)では、ドアミラ
ーベース104の上部側に肉盛り部104aを設けてい
る。
【0036】以上説明したドアミラー100に関する対
策によれば、前記フロントグラス30からフロントピラ
ー40を回り込んで車室外側部を流れる二次元的な空気
流が、 (A)ミラーケーシング102の急な立上がり (B)ミラーベース104に設けられたネガ面を有する
突起 (C)ミラーケーシング102,ミラーベース104,
あるいはステー106に設けられた肉盛り部102a,
104a,106a によって三次元的に乱されるため、車室を共鳴箱として
生じるヘルムホルツ共鳴が防止され、バフェッティング
ノイズのレベルを大幅に低減することができる。
【0037】なお、このようなドアミラー100の形状
変更による対策にあっては、車室容積,車室開口面積を
含む適用車種に応じてその効果が微妙に変化するので、
実車シミュレーションなどで効果を確認した上で最も効
果的な対策を選定するとよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る自動車の騒音防止構造によれば、サイドウインドウを
全開して走行しても、車室内に入り込もうとする走行風
は前部シートのシートバックに車室開口部に臨ませて形
成された張り出し部に遮られて車室内に侵入することが
できないので、車室がヘルムホルツ共鳴箱として機能す
ることがなくなり、バフェッティングノイズのレベルを
大幅に低減することができる。また、フロントサイドウ
インドウとリヤサイドウインドウとの間に設けられたセ
ンターピラーから車室内側へ突出するように配設された
張り出し部も、前記と同様の効果を奏する。
【0039】このとき、前記張り出し部は、前記センタ
ーピラーの車室内側へ車両前後方向に対して略直交する
方向あるいは略平行な方向のいずれかの方向に選択的に
突出配置されるように構成されており、サイドウインド
ウの開度,ドアの開閉状態等種々のパラメータに応じて
その突出状態が制御されるので、乗員の乗降の妨げとな
らず、乗員との干渉によって乗員の安全が損なわれるこ
ともない。
【0040】さらに、サンルーフ装着車にあっては、車
室の天井に設けられた開口部の車両後部側開口端に、前
記天井から張り出し部を垂下,形成したので、フロント
ウインドウからルーフに沿って流れる空気流が車室内に
侵入するのを前記張り出し部が抑止するので、前記サイ
ドウインドウに関するのと同様にして、バフェッティン
グノイズのレベルを大幅に低減することができる。
【0041】さらにまた、車室内に設けられた前部シー
トのヘッドレストを前記車室の天井に設けられた開口部
に臨むべく延出,形成したので、延出されたヘッドレス
トが空気流の侵入を抑止し、前記と同様にして、バフェ
ッティングノイズのレベルを大幅に低減することができ
る。
【0042】また、前部ドアの車両前方側端部に設けら
れたドアミラーのケーシングを、該ケーシング周囲の車
体表面に沿った空気流を撹乱すべく形成したので、車室
外側部を流れる空気流の二次元的な流れを三次元的に乱
して、バフェッティングノイズの発生を防止することが
できる等、種々の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る自動車の騒音防止構造の
一実施例を適用した自動車の概略平面図,(b)はその
側断面図である。
【図2】(a)は本発明に係る自動車の騒音防止構造の
他の実施例を適用した自動車の概略側断面図、(b)は
その斜視図である。
【図3】同上車室内を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る自動車の騒音防止構造の他の実施
例の機構を示す側断面図である。
【図5】本発明に係る自動車の騒音防止構造の他の実施
例の概略動作ブロック図である。
【図6】本発明に係る自動車の騒音防止構造のさらに他
の実施例を適用した自動車の概略斜視図である。
【図7】(a)は本発明に係る自動車の騒音防止構造を
適用したドアミラーの一実施例を示す平面図、(b)は
その側面図である。
【図8】(a)は本発明に係る自動車の騒音防止構造を
適用したドアミラーの他の実施例を示す斜視図、(b)
はその要部断面図である。
【図9】(a),(b)は本発明に係る自動車の騒音防
止構造を適用したドアミラーのさらに他の実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10 車室 12 ルーフ 14 サイドウインドウ 16 ドア 18 フロアパネル 20 前部シート 22 シートバック 24 ヘッドレスト 24a ヘッドレスト延出部 26 張り出し部(シートバック22の) 26a,26b シールドパネル 26a1 分岐部(シールドパネル26aの) 30 フロントグラス 40 フロントピラー 50 センターピラー 50a トリム 50a1 凹部(トリム50aの) 60 クォーターウインドウ 70 後部シート 80 後部フェンダー 82 クォーターパネル 82a 係止金具 84 アクチュエータ 84a ドラム 86 駆動ワイヤ 88 スプリング 90 サンルーフ開口部 100 ドアミラー 102 ケーシング 104 ミラーベース 106 ステー 102a 肉盛り部(ケーシング102の) 104a 肉盛り部(ミラーベース104の) 106a 肉盛り部(ステー106の) P 回動軸(シールドパネル26aの) S1 ドアスイッチ S2 サイドウインドウ全開検知スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に設けられた前部シートのシート
    バックに、該車室の側面開口部に臨ませて張り出し部を
    形成したことを特徴とする自動車の騒音防止構造。
  2. 【請求項2】 フロントサイドウインドウとリヤサイド
    ウインドウとの間に設けられたセンターピラーから車室
    内側へ突出する張り出し部を配設したことを特徴とする
    自動車の騒音防止構造。
  3. 【請求項3】 前記張り出し部は、前記センターピラー
    の車室内側へ車両前後方向に対して略直交する方向ある
    いは略平行な方向のいずれかの方向に選択的に突出配置
    されることを特徴とする請求項2に記載の自動車の騒音
    防止構造。
  4. 【請求項4】 車室の天井に設けられた開口部の車両後
    部側開口端に、前記天井から張り出し部を垂下,形成し
    たことを特徴とする自動車の騒音防止構造。
  5. 【請求項5】 車室内に設けられた前部シートのヘッド
    レストを前記車室の天井に設けられた開口部に臨むべく
    延出,形成したことを特徴とする自動車の騒音防止構
    造。
  6. 【請求項6】 前部ドアの車両前方側端部に設けられた
    ドアミラーのケーシングを、該ケーシング周囲の車体表
    面に沿った空気流を撹乱すべく形成したことを特徴とす
    る自動車の騒音防止構造。
JP4031748A 1992-02-19 1992-02-19 自動車の騒音防止構造 Pending JPH05229459A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7070288B2 (en) * 2002-03-22 2006-07-04 Kabushiki Kaisha Tokai-Rik-A-Denki-Seisakusho Vehicle mirror device, method for manufacturing mirror device for vehicle, and vehicle
JP2015189405A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 マツダ株式会社 車両の風導入構造

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