JPH09290687A - アウトサイドミラー装置 - Google Patents

アウトサイドミラー装置

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JPH09290687A
JPH09290687A JP10695096A JP10695096A JPH09290687A JP H09290687 A JPH09290687 A JP H09290687A JP 10695096 A JP10695096 A JP 10695096A JP 10695096 A JP10695096 A JP 10695096A JP H09290687 A JPH09290687 A JP H09290687A
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JP
Japan
Prior art keywords
outside mirror
mirror
prism glass
main body
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP10695096A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Sato
成一 佐藤
Akihito Nishio
昭仁 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来のサブミラーおよびその取付
部品等を廃止することによりコストダウンを図り、かつ
視点の移動を少なくすることが可能なアウトサイドミラ
ー装置を提供することにある。 【解決手段】 本発明では、アウトサイドミラー本体5
に車体後方確認用のアウトサイドミラー6を設けたアウ
トサイドミラー装置3において、アウトサイドミラー本
体5に車体前方側へ向かって突出する自由曲面の前面7
cが形成された車体前方確認用のプリズムガラス7を配
設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のアウトサ
イドミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車高の高い自動車(例えば、
ボンネットタイプ車両)の中には、図14に示す如く、
ドアミラー51とは別に前輪部52の近傍を視認するた
めに、後下方確認用サブミラー(サイドアンダミラー)
53が設置されているものがある。このサブミラー53
は、図15に示す如く、サブミラー本体53aをリーン
フォースメント54に締付けることにより、フェンダ5
5の先端部付近のフロントフード56に取付けられてお
り、これによってこの種の自動車の助手席側死角領域
(図14で示す斜線部領域)を無くすようにしている。
なお、図14において符号Eは、ドライバーの視点位置
を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サブミラー53は、メインミラーであるドアミラー53
とは別個に設置されているので、自動車周辺部の安全を
確認する際、ドライバーはドアミラー51から視点を移
動させて、前輪部52の近傍を視認する必要があった。
また、フロントシートに着座しているドライバーからサ
ブミラー53までの距離が遠くなっているので、視認が
困難である上、特に車体デザインへの影響を最小限にす
べく、サブミラー53の鏡面面積を最小に設定している
ことから、より一層見にくくなっており、当該サブミラ
ー53を設置する割りには効果が少ないという不具合を
有していた。
【0004】さらに、上記サブミラー53は、フェンダ
55の先端部付近のフロントフード56に取付けられて
いるので、外観上の見栄えが余り良くなく、車体デザイ
ンに悪影響を与えるおそれがあった。しかも、サブミラ
ー53はドアミラー51と別部品であり、これを設置す
るにはリーンフォースメント54や締付ナット57等の
取付部品が必要になることから、部品点数および作業工
数が多くなり、コストアップの要因となっていた。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、従来のサブミラーおよびそ
の取付部品等を廃止することによりコストダウンを図
り、かつ視点の移動を少なくすることが可能なアウトサ
イドミラー装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、アウトサイド
ミラー本体に車体後方確認用のアウトサイドミラーを設
けたアウトサイドミラー装置において、上記アウトサイ
ドミラー本体に車体前方側へ向かって突出する自由曲面
が形成された車体前方確認用のプリズムガラスを配設し
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1〜図11は本発明に係るアウトサイド
ミラー装置の実施の形態を示している。図において、1
は自動車2の左右両側にそれぞれ配設されるフロントサ
イドドア、3はフロントサイドドア1の車体前方側に取
付けられるアウトサイドミラー(ドアミラー)装置であ
る。このアウトサイドミラー装置3は、図1および図2
に示す如く、車体後方を確認する際に使用されるだけで
なく、車体前方側の下方を確認する際にも使用できる構
造となっている。
【0009】このため、上記アウトサイドミラー装置3
は、図3〜図6に示す如く、フロントサイドドア1に突
設されたハウジングステー4と、該ステー4に回動自在
に取付けられたアウトサイドミラー本体(ミラーハウジ
ング)5と、該アウトサイドミラー本体5に設けられた
車体後方確認用アウトサイドミラー6および車体前方確
認用プリズムガラス7と、図示しないミラー調整機構と
によって構成されている。アウトサイドミラー本体5
は、その内部にアウトサイドミラー6およびプリズムガ
ラス7の上下収納スペース8,9を有する正面矩形状に
形成されており、下部側面の内側はステー4の先端部と
係合するクランク状に形成され、下部側面の外側はステ
ー4へ向かう下り傾斜面状に形成されている。
【0010】上記アウトサイドミラー6は、左右方向へ
延びる正面長方形状に形成され、アウトサイドミラー本
体5の上部収納スペース8に組み込まれている。また、
このアウトサイドミラー6は、アウトサイドミラー本体
5に組み込まれた状態で、その鏡面6aが車体後方へ向
かって突出する湾曲面に形成されており、自動車2の車
体側面付近の後方から進行して来た光は、図5に示すよ
うに、当該アウトサイドミラー6の鏡面6aで反射する
ことにより、ドライバーの視点位置Eまで導かれ、車体
後方の確認が行えるようになっている。
【0011】一方、上記プリズムガラス7は、図5〜図
7に示す如く、左右方向へ延びる正面長方形状に形成さ
れているとともに、縦断面形状がほぼ1/4の円形状に
形成されており、アウトサイドミラー本体5の下部収納
スペース9に組み込まれている。したがって、アウトサ
イドミラー6とプリズムガラス7は、アウトサイドミラ
ー本体5の上下方向に沿って近接配置されており、プリ
ズムガラス7の後面(後述する)は、アウトサイドミラ
ー6の鏡面6aの大きさと比べて小さく形成されてい
る。また、プリズムガラス7は、ガラス・樹脂レンズ等
の素材を用いて製作されている。
【0012】プリズムガラス7は、その上面7aと後面
7bが平坦面であって、アウトサイドミラー本体5に組
み込まれた状態で、相互に直交する逆L字状に配置形成
されている。また、プリズムガラス7の前面7cは、車
体前方側へ向かって突出する自由曲面に形成されてお
り、この自由曲面は一つの面または複数の面が組み合わ
せられた湾曲面であり、上下方向および左右方向の視界
範囲Cを拡大させる機能を持っている。しかして、自動
車2の車体側面付近における下部前方から進行して来た
光は、図5に示すように、当該プリズムガラス7の前面
7cより入り、肉厚内部を屈折しながら通過して後面7
bから出ることにより、ドライバーの視点位置Eまで導
かれ、車体前方側の下方の確認が行えるようになってい
る。
【0013】なお、上記プリズムガラス7の他の固定方
法としては、図8〜図10に示すものがある。すなわ
ち、図8に示す固定方法では、アウトサイドミラー本体
5の下部にリブ10を一体的に設け、該リブ10に三つ
の角部を嵌め込むことにより、プリズムガラス7を固定
するようにしている。また、図9および図10に示す固
定方法では、アウトサイドミラー本体5と別体に形成し
たカバー11を用い、このカバー11を介して角部をア
ウトサイドミラー本体5の下部内に嵌着させることによ
り、プリズムガラス7を固定するようにしている。
【0014】本実施の形態のアウトサイドミラー装置3
では、上部のアウトサイドミラー6と一体化されたプリ
ズムガラス7がアウトサイドミラー本体5の下部に設け
られていることから、ドライバーは前方および後方の視
界を同時に確認することが可能となり、視点移動を行う
必要がなくなる。また、アウトサイドミラー6とプリズ
ムガラス7とが一体化されているので、別部品としてサ
イドアンダミラー等のサブミラーを設置する場合に比べ
て、車体デザインに及ぼす悪影響が少なくなる上に、ド
ライバーからの視認距離が短くなる。
【0015】本実施の形態のアウトサイドミラー装置3
においては、自由曲面の前面7cが形成されたプリズム
ガラス7をアウトサイドミラー6と共にアウトサイドミ
ラー本体5に設けているため、図11に示すように、狭
い範囲の車体下部後方確認のみを行う従来のサブミラー
53と比較して、広範囲の車体前方確認および車体後方
確認を同時に行うことができ、視点移動が少なくなると
ともに、プリズムガラス7がドライバーに近づいて見や
すくなり、自動車2の助手席側の死角を無くすことがで
きる。
【0016】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【0017】例えば、本実施の形態のアウトサイドミラ
ー装置3では、アウトサイドミラー6とプリズムガラス
7をアウトサイドミラー本体5の上下に配置したが、図
12および図13に示す如く、アウトサイドミラー装置
13のプリズムガラス17とアウトサイドミラー16を
アウトサイドミラー本体15の左右に並べて配置しても
良い。
【0018】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るアウトサイド
ミラー装置は、アウトサイドミラー本体に車体後方確認
用のアウトサイドミラーを設けたものであって、上記ア
ウトサイドミラー本体に車体前方側へ向かって突出する
自由曲面が形成された車体前方確認用のプリズムガラス
を配設しているので、アウトサイドミラーと別体のサブ
ミラーおよびこれを取付ける部品を廃止することが可能
となり、部品点数および作業工数の削減によってコスト
ダウンを図ることができる。また、本発明のアウトサイ
ドミラー装置は、アウトサイドミラーとプリズムガラス
とをアウトサイドミラー本体において一体化しているの
で、車体前方側下方および車体後方を一度に確認でき、
視点の移動を少なくすることができる。しかも、本発明
のアウトサイドミラー装置では、別部品のサブミラー等
を設置する場合に比べて、車体デザインに悪影響を与え
ず、かつドライバーからの視認距離を短くすることが可
能になるので、良好な外観を得ることができるととも
に、視認性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るアウトサイドミラー
装置を備えた自動車において、当該アウトサイドミラー
装置により助手席側側面の前方側下方付近を視認してい
る状態を示す側面図である。
【図2】図1におけるアウトサイドミラー装置のプリズ
ムガラスを利用して自動車の助手席側側面の前方側下方
を視認している状態を示す平面図である。
【図3】図2における矢印A方向から見たアウトサイド
ミラー装置を拡大して示す斜視図である。
【図4】図2における矢印B方向から見たアウトサイド
ミラー装置を拡大して示す斜視図である。
【図5】上記アウトサイドミラー装置を示す縦断面図で
ある。
【図6】上記アウトサイドミラー装置を示す横断面図で
ある。
【図7】上記アウトサイドミラー装置のプリズムガラス
を示す斜視図である。
【図8】上記プリズムガラスをアウトサイドミラー本体
と一体的に設けたリブで固定している状態を示す縦断面
図である。
【図9】上記プリズムガラスをアウトサイドミラー本体
と別体のカバーで固定する前の状態を示す斜視図であ
る。
【図10】上記プリズムガラスをアウトサイドミラー本
体と別体のカバーで固定している状態を示す縦断面図で
ある。
【図11】本発明の実施の形態のアウトサイドミラー装
置と従来のサブミラーにより助手席側側面の付近を視認
している状態を比較して示す概念図である。
【図12】本発明の実施の形態の変形例に係るアウトサ
イドミラー装置を示す斜視図である。
【図13】図12におけるアウトサイドミラー装置を示
す横断面図である。
【図14】従来のサブミラーを備えた自動車において、
当該サブミラーにより助手席側側面の前方付近を視認し
ている状態を示す側面図である。
【図15】従来のサブミラーをフロントフードに取付け
る前の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントサイドドア 2 自動車 3,13 アウトサイドミラー装置 4 ハウジングステー 5,15 アウトサイドミラー本体 6,16 アウトサイドミラー 7,17 プリズムガラス 8,9 収納スペース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウトサイドミラー本体に車体後方確認
    用のアウトサイドミラーを設けたアウトサイドミラー装
    置において、上記アウトサイドミラー本体に車体前方側
    へ向かって突出する自由曲面が形成された車体前方確認
    用のプリズムガラスを配設したことを特徴とするアウト
    サイドミラー装置。
  2. 【請求項2】 上記アウトサイドミラーと上記プリズム
    ガラスが、上記アウトサイドミラー本体の上下または左
    右にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1
    に記載のアウトサイドミラー装置。
JP10695096A 1996-04-26 1996-04-26 アウトサイドミラー装置 Pending JPH09290687A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10695096A JPH09290687A (ja) 1996-04-26 1996-04-26 アウトサイドミラー装置

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JPH09290687A true JPH09290687A (ja) 1997-11-11

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ID=14446653

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7248423B2 (en) 2005-01-25 2007-07-24 Honda Motor Co., Ltd. Outside mirror system
JP2010195248A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Murakami Corp 視野拡大構造
JP2012214204A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Ichikoh Ind Ltd 車両用アウトサイドミラー装置

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