JP2003226137A - 車両用自動開閉装置 - Google Patents

車両用自動開閉装置

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JP2003226137A JP2002028549A JP2002028549A JP2003226137A JP 2003226137 A JP2003226137 A JP 2003226137A JP 2002028549 A JP2002028549 A JP 2002028549A JP 2002028549 A JP2002028549 A JP 2002028549A JP 2003226137 A JP2003226137 A JP 2003226137A
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靖 吉田
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政治 塩入
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両内装トリムに形成される開口部を小さく
して車両の美感を向上させることである。 【解決手段】 アクチュエータユニット6は車両のピラ
ー内に装着されており、このアクチュエータユニット6
に設けられた軸方向に直線往復動するラックバーには連
結ロッド7が連結されている。連結ロッド7は、内装ト
リムに形成された開口部13を介してピラー内から突出
しており、その他端はバックドアに連結されている。そ
して、このアクチュエータユニット6は、ラックバーの
移動方向が、車両に垂直な方向に対して車両後方側に開
閉傾斜角度αだけ傾斜するとともに、車両幅方向の内側
に幅傾斜角度だけ傾斜するように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒンジを介して車
両に開閉自在に装着される開閉部材を自動的に開閉する
車両用自動開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両には、ドア、
バックドア等、ヒンジを介して車両に開閉自在に装着さ
れた開閉部材が随所に設けられている。特に、ワゴン車
やワンボックス車等では、車両の後端部にバックドアを
設けて車両後方からの荷物の積み下ろし等を容易に行い
得るようにしたものが多く見受けられる。通常、このよ
うなバックドアは、ヒンジが開閉中心軸を略水平として
車両ルーフつまり車両の天井部分の後端部に設けられる
ことにより、この開閉中心軸を中心として車両に対して
略垂直となる全閉状態から車両に対して略水平となる全
開状態との間で開閉するようになっている。この場合、
バックドアは車両上方に跳ね上げられることになるの
で、リフトゲートやリヤハッチなどとも呼ばれている。
【0003】ところが、このようなバックドアは大型で
重い場合が多いため、特に、女性や子供ではその開閉を
容易に行うことが困難な場合があった。また、全開状態
となったときにはバックドアは上方に大きく跳ね上げら
れることになるため、その開閉はさらに困難なものとな
っていた。
【0004】そこで、ワンボックス車等のファミリーユ
ースが増加している状況の下、女性や子供でも容易に開
閉できるようにバックドアの自動開閉装置を搭載した車
両が登場し、増加する傾向にある。また、自動開閉装置
を設置すれば運転席から手が届かなくともバックドアを
遠隔操作できるため、この利便性からも自動開閉装置の
取り付け要請は少なくない。
【0005】このようなバックドアの自動開閉装置とし
ては、通常、電動モータにより作動するアクチュエータ
ユニットが用いられている。アクチュエータユニットに
は、電動モータにより揺動運動あるいは直線往復動され
る往復動部材と、基端側ジョイント部と先端側ジョイン
ト部とがそれぞれ往復動部材とバックドアとに揺動自在
に連結された連結ロッドとが設けられており、往復動部
材の変位が連結ロッドを介してバックドアに伝達される
ことにより開閉が行われるようになっている。たとえ
ば、往復動部材が揺動運動するものとしては、たとえば
米国特許公報第6055776号に示されるように、車両のピ
ラー部においてその回転支点を略水平として回動自在に
装着されたセクターギヤ(扇形歯車)を有するものがあ
る。この場合、セクターギヤには、電動モータにより回
転駆動されるピニオンギヤが噛み合わされており、電動
モータが作動することにより回転支点を中心として車両
に対して略上下方向に揺動運動するようになっている。
連結ロッドはこのセクターギヤの外周側に連結されるよ
うになっており、セクターギヤの揺動運動が連結ロッド
を介してバックドアに伝達されてバックドアを自動的に
開閉することになる。
【0006】また、往復動部材が直線往復動するものと
しては、たとえば特開2000-253241号公報に示すよう
に、車両に固定された環状矩形のチャンネル内に軸方向
に移動自在に配置されたラックバーを備えたものがあ
る。この場合、ラックバーには軸方向に並ぶラックギヤ
が設けられており、このラックギヤには電動モータによ
り回転駆動されるピニオンギヤが噛み合わされている。
そして、電動モータが作動することによりラックバー
は、チャンネル内を軸方向に直線往復動するようになっ
ている。連結ロッドはこのラックバーに連結されるよう
になっており、ラックバーの直線往復運動が連結ロッド
を介してバックドアに伝達されてバックドアを自動的に
開閉することになる。
【0007】このようなアクチュエータユニットは車両
の後端部におけるピラー内つまりピラーにおける車両の
外装パネルと内装トリムとの間に配置されるようになっ
ている。そして、バックドアを開く際には、セクターギ
ヤを用いたアクチュエータユニットではセクターギヤの
一部と連結ロッドとが車両内装トリムに形成されたスリ
ットから突出するようになっており、一方、ラックバー
を用いたアクチュエータでは連結ロッドのみが車両内装
トリムに形成されたスリットから突出するようになって
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなア
クチュエータユニットでは、たとえばセクターギヤを用
いたアクチュエータユニットの場合では、セクターギヤ
は所定の揺動ストロークを得るためにその半径が大きく
形成され、バックドアの全開時には車両内装トリムに形
成されるスリットからセクターギヤの一部も突出するこ
とになる。そのため、車両内装トリムに形成されるスリ
ットも縦長の大きなものとなっていた。
【0009】また、ラックバーを用いたアクチュエータ
ユニットの場合では、アクチュエータユニットはピラー
内の限られたスペースに装着されるため、ラックバーの
移動方向が車両に対して垂直方向となるように配置され
ることになる。したがって、バックドアが開閉動作する
際には、基端側ジョイント部は垂直方向つまり車両に対
して上下方向に移動することになる。これに対して、バ
ックドアと連結ロッドとの接続点となる先端側ジョイン
ト部はヒンジの開閉中心軸を中心とした円弧状に移動す
ることになる。したがって、基端側ジョイント部と先端
側ジョイント部との移動方向が大きく異なることにな
る。そのため、バックドアの開閉の際には、連結ロッド
とラックバーの移動方向とが成す車両前後方向の角度が
大きく変化して連結ロッドの軌跡が大きくなって、内装
トリムに形成されるスリットを大きくし、車両の美感を
損ねることになっていた。
【0010】本発明の目的は、車両の内装トリムに形成
される開口部を小さくして車両の美感を向上させること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用自動開閉
装置は、ヒンジを介して車両に開閉自在に装着される開
閉部材を自動的に開閉する車両用自動開閉装置であっ
て、前記開閉部材に前記ヒンジの開閉中心軸から離れて
先端側ジョイント部が揺動自在に連結される連結ロッド
と、前記連結ロッドの基端側ジョイント部が揺動自在に
連結され、前記開閉部材が全開状態から全閉状態に移動
するに従って前記基端側ジョイント部が前記開閉部材に
対して開閉方向に離れるように開閉傾斜方向に移動自在
に前記車両に設けられる往復動部材と、前記往復動部材
を前記開閉傾斜方向に直線往復動させて前記開閉部材を
開閉する駆動手段とを有することを特徴とする。
【0012】本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉
部材が全閉状態となったときの前記先端側ジョイント部
の位置が該先端側ジョイント部の移動軌跡と前記開閉傾
斜方向との交点上に配置され、前記開閉部材が全開状態
となったときの前記先端側ジョイント部が、前記開閉傾
斜方向と前記開閉傾斜方向に対して平行となるとともに
前記先端側ジョイント部の移動軌跡と接する接線との間
に配置されていることを特徴とする。
【0013】本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉
部材が全開状態および全閉状態となったときの前記先端
側ジョイント部の位置が前記開閉傾斜方向上に配置さ
れ、前記開閉傾斜方向に対する前記連結ロッドの開閉方
向の揺動角度が前記開閉部材の中間開度で最大となり、
全閉状態と全開状態に向かうに従って小さくなることを
特徴とする。
【0014】本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉
部材が全開状態から全閉状態に移動するに従って前記基
端側ジョイント部が前記開閉部材に対して幅方向に離れ
るように幅傾斜方向に移動自在に前記往復動部材を設
け、前記開閉部材の全閉状態における前記先端側ジョイ
ント部の位置を全開状態における前記基端側ジョイント
部の位置近傍に設置し、全閉状態から全開状態に前記開
閉部材が移動すると、前記往復動部材の往復動方向に対
する前記連結ロッドの幅方向の揺動角度が開度に比例し
て大きくなることを特徴とする。
【0015】本発明の車両用自動開閉装置は、前記ヒン
ジを車両ルーフの後端部に設け、前記開閉部材を前記車
両の後端部に開閉自在に装着し、前記開閉部材が車両に
対して略水平となる全開状態から略垂直となる全閉状態
に移動するに従って前記基端側ジョイント部が前記開閉
部材に対して前記車両の前方側に離れる前記開閉傾斜方
向に前記往復動部材が移動自在に設けられていることを
特徴とする。
【0016】本発明の車両用自動開閉装置は、前記開閉
部材が前記車両に対して略水平となる全開状態から略垂
直となる全閉状態に移動するに従って前記基端側ジョイ
ント部が前記開閉部材に対して前記車両の幅方向外側に
離れる前記幅傾斜方向に前記往復動部材が移動自在に設
けられていることを特徴とする。
【0017】本発明の車両用自動開閉装置は、前記車両
の前記開閉部材と隣接するピラーにおける外装パネルと
内装トリムとの間に前記往復動部材が配置され、前記内
装トリムに形成された開口部から前記連結ロッドが突出
することを特徴とする。
【0018】本発明の車両用自動開閉装置は、電動モー
タと該電動モータにより回転駆動される出力ピニオンギ
ヤとを前記駆動手段が有し、前記往復動部材には前記出
力ピニオンギヤと噛み合うラックギヤが設けられている
ことを特徴とする。
【0019】本発明にあっては、開閉部材の開閉動作に
伴って変化する往復動部材に対する連結ロッドの角度変
化を抑えて連結ロッドの軌跡を小さくすることができる
ので、車両の外装パネルもしくは内装トリムに形成され
る開口部を小さくして車両の美感を向上させることがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施の形態であるアクチ
ュエータユニットを備えた車両の一部であって、バック
ドアが全閉状態のときを示す側面図であり、図2は図1
に示す車両の一部を示す後面図である。また、図3は図
1に示す車両の一部であって、バックドアが全開状態の
ときを示す側面図であり、図4は図3に示す車両の一部
を示す後面図である。さらに、図5は、図1〜図4に示
すアクチュエータユニットの詳細を示す斜視図である。
【0022】図1〜図4に示すように、車両1の後端部
にはバックドア2が設けられている。バックドア2は車
両ルーフ3の後端部にその開閉中心軸4aを略水平とし
て取り付けられたヒンジ4を介して車両1に開閉自在に
装着されており、図1、図2に示すように車両1に対し
て略垂直となる全閉状態と、図3、図4に示すように車
両に対して略水平となる全開状態との間で、開閉中心軸
4aを中心とした約90度の範囲で開閉方向つまり車両
前後方向に移動して車両1の後端部を開閉するようにな
っている。なお、本実施の形態においては、ヒンジ4が
車両ルーフ3の後端部に取り付けられているが、これに
限らず、ヒンジ4をその開閉中心軸4aを略垂直として
車両1の側部に取り付けて、バックドア2を車両1に対
して横方向に開閉するようにしてもよく、また、その開
閉範囲も約90度とは限らず任意に設定してもよい。
【0023】バックドア2の車幅方向の左側には、ヒン
ジ4の開閉中心軸4aから離れてボールスタッド5が固
定されている。また、車両1の後端部とバックドア2と
の間にはバックドア2の開閉に伴って伸縮するガスダン
パーGが取り付けられており、バックドア2の開閉方向
の荷重を低減させるようになっている。
【0024】車両1には、バックドア2を自動的に開閉
するために、車両用自動開閉装置としてのアクチュエー
タユニット6が設けられている。このアクチュエータユ
ニット6は、連結ロッド7、スライド機構8およびパワ
ーユニット9を有しており、バックドア2と隣接する車
両左側のピラー10の内部つまりピラー10における外
装パネル11と内装トリム12との間に配置されてい
る。内装トリム11には略長方形状となる開口部13が
形成されており、内装トリム12の内部とバックドア2
とを空間的に連続させるようになっている。なお、本実
施の形態においては、アクチュエータユニット6は1つ
設けられているが、これに限らず、複数個設けるように
してもよい。また、本実施の形態においては、アクチュ
エータユニット6は車両1の左側のピラー10内に装着
されているが、これに限らず、左右のピラーのどちら側
に装着してもよく、また、アクチュエータユニット6を
複数個設ける場合には、両方のピラー内に装着するよう
にしてもよい。また、この場合、これらのアクチュエー
タユニット6を左右対称に形成するようにしてもよい。
さらに、開口部13にはゴム等の弾性部材で形成された
ダストカバー等を取り付けるようにしてもよい。
【0025】連結ロッド7は鋼材で形成されたロッド部
7aの両端に先端側ジョイント部としてのボールソケッ
ト14と基端側ジョイント部としてのボールソケット1
5とを固定した構造となっており、ピラー10の内部か
ら開口部13を介してバックドア2に向けて突出するよ
うに配置されている。そして、連結ロッド7はボールソ
ケット14がバックドア2のボールスタッド5に係合さ
れることによりバックドア2に揺動自在に接続されてい
る。
【0026】スライド機構8は、図5に示すように、チ
ャンネル16と、このチャンネル16内に移動自在に配
置されたラックバー17とを有している。チャンネル1
6は内部が直線状の中空となる角パイプ状に形成されて
おり、その側面には長手方向の略中央部から車両1に対
して上側となる先端部16aに向けて軸方向に沿って延
びるスロット18が形成されている。また、このスロッ
ト18が形成された側面とは逆側の側面には、その長手
方向の略中間部において開口する窓部19が形成されて
いる。ラックバー17はその長さ寸法がチャンネル16
の半分程度に形成された四角柱状に形成されており、チ
ャンネル16の内部に軸方向に移動自在に配置されてい
る。ラックバー17の窓部19に面する側面には軸方向
に並ぶラックギヤ20が形成されており、ラックギヤ2
0が形成された側面とは逆側の側面には車両1に対して
上側となる先端部において往復動部材としてのボールス
タッド21が固定されている。このボールスタッド21
はスロット18を介してチャンネル16の外側に突出し
ており、ラックバー17の移動に伴ってこのスロット1
8に沿って移動可能となっている。このボールスタッド
21には連結ロッド7の他端つまりボールソケット15
が揺動自在に連結されている。つまり、連結ロッド7を
介してラックバー17とバックドア2とが連結されてお
り、ラックバー17を軸方向に移動させることにより、
その変位が連結ロッド7を介してバックドア2に伝達さ
れ、バックドア2が開閉されることになる。
【0027】ここで、チャンネル16は、図1、図3に
示すように、車両上方側となる先端部16aが車両下方
側となる根本部16bよりも車両1の後方側に位置する
ように車両1の垂直軸に対して車両後方側に開閉傾斜角
度αだけ傾斜して配置されている。そして、ボールスタ
ッド21は、バックドア2が全開状態から全閉状態に移
動するに従って連結ロッド7のボールソケット15がバ
ックドア2に対して開閉方向つまり車両1の前後方向に
おいて車両前方側に離れるように、図中2点鎖線で示す
開閉傾斜方向Aに沿って移動するようになっている。
【0028】また、図2,図4に示すように、チャンネ
ル16は、先端部16aが根本部16bよりも車両1の
内側に位置するように車両1の垂直軸に対して車両1の
内側に幅傾斜角度βだけ傾斜するように配置されてい
る。そして、ボールスタッド21は、バックドア2が全
開状態から全閉状態に移動するに従ってボールソケット
15がバックドア2に対して幅方向つまり車両1の幅方
向外側に離れるように、図中2点鎖線で示す幅傾斜方向
Bに沿って移動するようになっている。
【0029】パワーユニット9は、電動モータ22、ウ
ォームギヤ機構23、第1と第2の減速ギヤ24,25
および出力ピニオンギヤ26を有しており、ベースブロ
ック部27においてチャンネル16の略中央部に固定さ
れている。電動モータ22は車両1に搭載された図示し
ない制御装置と接続されており、車室内等に設けられた
図示しないバックドア開閉スイッチの指令に基づいて供
給される電流により正逆回転されるようになっている。
ウォームギヤ機構23は電動モータ22に接続されてお
り、電動モータ22の出力を減速するとともにその回転
方向を変換して出力ギヤ23aから出力するようになっ
ている。また、出力ギヤ23aの回転は第1と第2の減
速ギヤ24,25を介して減速されて出力ピニオンギヤ
26に伝達されるようになっている。つまり、出力ピニ
オンギヤ26は電動モータ22により正逆方向に回転駆
動されるようになっている。出力ピニオンギヤ26は窓
部19においてラックバー17のラックギヤ20と噛み
合わされており、ラックバー17をチャンネル16の軸
方向に直線往復動させることができるようになってい
る。
【0030】図6(a)〜(e)は、バックドアの開閉
動作に伴う連結ロッドの車両前後方向の角度変化を示す
説明図であり、図7(a)〜(e)は、バックドアの開
閉動作に伴う連結ロッドの車両幅方向の角度変化を示す
説明図である。また、図8は、図6、図7に示す連結ロ
ッドの角度変化の詳細を示す数値表であり、図9は、開
口部における連結ロッドの軌跡を示す斜視図である。
【0031】次に、このようなアクチュエータユニット
6の作動について説明する。
【0032】バックドア2が全閉状態のときに図示しな
いバックドア開閉スイッチの開側ボタンがオンされると
バックドア2は開動作を始める。すなわち、電動モータ
22に図示しない制御装置からの電流が供給されて出力
ピニオンギヤ26が図5中において時計回り方向に回転
される。そして、この出力ピニオンギヤ26の回転がラ
ックギヤ20を介してラックバー17を第1の位置から
第2の位置に向けてつまり車両1に対して上方に移動さ
せ、バックドア2を図3、図4に示す全開状態に向けて
移動させることになる。
【0033】次に、バックドア2が全開状態から図示し
ないバックドア開閉スイッチの閉側ボタンがオンされる
と、電動モータ22には図示しない制御装置から開側ボ
タンのときとは逆方向の電流が供給されて、出力ピニオ
ンギヤ26が図4中において反時計回りに回転される。
そして、この出力ピニオンギヤ26の回転がラックギヤ
20を介してラックバー17を第2の位置から第1の位
置に向けてつまり車両1に対して下方に移動させ、バッ
クドア2を図1、図2に示す全開状態に向けて移動させ
ることになる。
【0034】このとき連結ロッド7は、図6(a)〜
(e)、図7(a)〜(e)に示すように、ラックバー
17の往復動方向つまりチャンネル16の軸方向に対す
る開閉方向つまり車両前後方向の揺動角度を変化させな
がら作動することになる。また、連結ロッド7、図7
(a)〜(e)に示すように、ラックバー17の往復動
方向つまりチャンネル16の軸方向に対する幅方向つま
り車両幅方向の揺動角度を変化させながら作動すること
になる。
【0035】つまり、図6(a)に示すように、チャン
ネル16の軸方向と連結ロッド7とが成す車両前後方向
角度Rは、バックドア2の開度が0°つまり全閉状態の
ときには0.61°となっているが、ラックバー17が
第1の位置から第2の位置に向けて移動を開始すると、
角度Rはバックドア2の開度に応じて増加する。たとえ
ば図6(b)に示すように、バックドア2の開度が30
°となったときには角度Rは10.90°にまで増加し
ている。そして、図6(c)に示すように、バックドア
2の開度が略中間となる50°となったときには、角度
Rは13,34°にまで増加する。さらに、ラックバー
17が移動して、バックドア2の開度が略中間を越える
と、角度Rは減少する。たとえば図6(d)に示すよう
に、バックドア2の開度が70°となったときには角度
Rは11.75°まで減少している。そして、さらにラ
ックバー17が移動して、図6(e)に示すように、バ
ックドア2の開度が87°つまり全開状態となったとき
には、角度Rは7.38°にまで減少する。このよう
に、図8からも分かるように、角度Rはバックドア2の
略中間開度のときに最大値となり、バックドア2が全開
状態もしくは全閉状態に向かうに従って小さくなるよう
にるように変化する。このとき、ボールソケット15は
ラックバー17と一体にチャンネルの軸方向に移動する
ので、角度Rの変化はこのボールソケット15を支点と
したものとなる。したがって、バックドア2の開閉に伴
う連結ロッド7の軌跡はボールソケット15を支点とし
た小さな角度変化しか伴わない狭い範囲内に収まること
になり、開口部13における連結ロッド7の軌跡も開口
部13の上下方向の狭い範囲となる。
【0036】一方、図7(a)に示すように、チャンネ
ル16の軸方向と連結ロッド7とが成す車両左右方向角
度rは、バックドア2の開度が0°つまり全閉状態のと
きには1.08°となっているが、ラックバー17が第
1の位置から第2の位置に向けて移動を開始すると、図
7(b)から(d)に示すように、角度rは5.41
°、9.56°、14.02°と増加し、図7(e)に
示すように、バックドア2の開度が87°つまり全開状
態となったときには、角度rは17.59°まで増加す
る。このように、図8からも解るように、角度rはバッ
クドア2の開度に比例して大きくなるように変化する。
このとき、ボールソケット14はヒンジ4の開閉中心軸
4aに対して垂直方向つまり車両に垂直な方向に移動す
るので、角度rの変化はこのボールソケット14を支点
としたものとなる。したがって、連結ロッド7の軌跡は
開口部13を回り込むような略三角形状のものとなり、
開口部13における連結ロッド7の軌跡は開口部13の
左右方向の狭い範囲となる。
【0037】このように、本発明のアクチュエータユニ
ット6では、バックドア2の開閉動作に伴って変化する
連結ロッド7のラックバー17の移動方向に対する角度
変化を抑えることができる。したがって、本発明では、
連結ロッド7の開口部13における軌跡を、図9に示す
ように、開口部13の上下方向に往復動しながら車両左
右方向に往復動する狭い範囲とすることができるので、
開口部13を小さくして車両1の美感を向上することが
できる。
【0038】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、本実施の形態に
おいては、開閉部材は車両1の後端部に装着されたバッ
クドア2とされているが、これに限らず、車両側部に設
けられるドアなど、車両1にヒンジを介して開閉自在に
装着されているものであれば他のものとしてもよい。
【0039】また、本実施の形態においては、アクチュ
エータユニット6は、ラックバー17と、このラックバ
ー17を駆動する出力ピニオンギヤ26を有するパワー
ユニット9とを有するラックアンドピニオン式のものが
用いられているが、これに限らず、電動モータにより回
転駆動される駆動手段としての雄ねじ部材と、この雄ね
じ部材と係合して、雄ねじ部材の回転に伴い軸方向に直
線往復動する往復動部材としての雌ねじ部材とを有する
ボールねじ式のアクチュエータユニットなど、直線往復
動する往復動部材を有するものであれば他の形式のもの
としてもよい。
【0040】さらに、開閉傾斜角度αは、本実施の形態
に示す設定のみではなく、たとえば図10に示すよう
に、バックドア2が全閉状態および全開状態となったと
きのボールソケット14の位置Q1,Q2がそれぞれ開
閉傾斜方向A上に位置するように設定し、連結ロッド7
の車両前後方向角度Rがバックドア2が中間開度のとき
つまりボールソケット14がQ3の位置となったときに
最大となるようにしてもよい。また、バックドア2が全
閉状態となったときのボールソケットの位置をQ1のま
まとして、バックドア2が全開状態となったときのボー
ルソケット14の位置を、図10に示すように、開閉傾
斜方向Aとこの開閉傾斜方向Aに対して平行となるとと
もにボールソケット14の移動軌跡Kと接する接線Sと
の間に位置するQ4に配置するようにしてもよい。な
お、ここでは、位置Q1〜Q4、開閉傾斜方向A、移動
軌跡Kおよび接線S等の位置関係は、図10においてこ
れらの位置関係をヒンジ4の開閉中心軸4a方向からの
投影図と見た場合の表現としている。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、開閉部材の開閉動作に
伴って変化する往復動部材に対する連結ロッドの角度変
化を抑えて連結ロッドの軌跡を小さくすることができる
ので、車両の外装パネルもしくは内装トリムに形成され
る開口部を小さくして車両の美感を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるアクチュエータユ
ニットを備えた車両の一部であって、バックドアが全閉
状態のときを示す側面図である。
【図2】図1に示す車両の一部を示す後面図である。
【図3】図1に示す車両の一部であって、バックドアが
全開状態のときを示す側面図である。
【図4】図3に示す車両の一部を示す後面図である。
【図5】図1〜図4に示すアクチュエータユニットの詳
細を示す斜視図である。
【図6】(a)〜(e)は、バックドアの開閉動作に伴
う連結ロッドの車両前後方向の角度変化を示す説明図で
ある。
【図7】(a)〜(e)は、バックドアの開閉動作に伴
う連結ロッドの車両幅方向の角度変化を示す説明図であ
る。
【図8】図6、図7に示す連結ロッドの角度変化の詳細
を示す数値表である。
【図9】開口部における連結ロッドの軌跡を示す斜視図
である。
【図10】図1に示すアクチュエータユニットの他の配
置例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 車両 2 バックドア 3 車両ルーフ 4 ヒンジ 4a 開閉中心軸 5 ボールスタッド 6 アクチュエータユニット 7 連結ロッド 7a ロッド部 8 スライド機構 9 パワーユニット 10 ピラー 11 外装パネル 12 内装トリム 13 開口部 14,15 ボールソケット 16 チャンネル 16a 先端部 16b 根本部 17 ラックバー 18 スロット 19 窓部 20 ラックギヤ 21 ボールスタッド 22 電動モータ 23 ウォームギヤ機構 23a 出力ギヤ 24 第1の減速ギヤ 25 第2の減速ギヤ 26 出力ピニオンギヤ 27 ベースブロック部 G ガスダンパー α 開閉傾斜角度 β 幅傾斜角度 A 開閉傾斜方向 B 幅傾斜方向 R 車両前後方向角度 r 車両左右方向角度 Q1,Q2,Q3,Q4 位置 K 移動軌跡 S 接線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 孝 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 (72)発明者 落合 孝夫 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 (72)発明者 吉田 靖 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 (72)発明者 塩入 政治 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 (72)発明者 小川 秀幸 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 Fターム(参考) 2E052 AA09 CA06 DA08 DB08 EA01 EB01 EC01 KA14 KA15 KA16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジを介して車両に開閉自在に装着さ
    れる開閉部材を自動的に開閉する車両用自動開閉装置で
    あって、 前記開閉部材に前記ヒンジの開閉中心軸から離れて先端
    側ジョイント部が揺動自在に連結される連結ロッドと、 前記連結ロッドの基端側ジョイント部が揺動自在に連結
    され、前記開閉部材が全開状態から全閉状態に移動する
    に従って前記基端側ジョイント部が前記開閉部材に対し
    て開閉方向に離れるように開閉傾斜方向に移動自在に前
    記車両に設けられる往復動部材と、 前記往復動部材を前記開閉傾斜方向に直線往復動させて
    前記開閉部材を開閉する駆動手段とを有することを特徴
    とする車両用自動開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用自動開閉装置にお
    いて、前記開閉部材が全閉状態となったときの前記先端
    側ジョイント部の位置が該先端側ジョイント部の移動軌
    跡と前記開閉傾斜方向との交点上に配置され、前記開閉
    部材が全開状態となったときの前記先端側ジョイント部
    が、前記開閉傾斜方向と前記開閉傾斜方向に対して平行
    となるとともに前記先端側ジョイント部の移動軌跡と接
    する接線との間に配置されていることを特徴とする車両
    用自動開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両用自動開閉
    装置において、前記開閉部材が全開状態および全閉状態
    となったときの前記先端側ジョイント部の位置が前記開
    閉傾斜方向上に配置され、前記開閉傾斜方向に対する前
    記連結ロッドの開閉方向の揺動角度が前記開閉部材の中
    間開度で最大となり、全閉状態と全開状態に向かうに従
    って小さくなることを特徴とする車両用自動開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3のいずれか一項に記載
    の車両用自動開閉装置において、前記開閉部材が全開状
    態から全閉状態に移動するに従って前記基端側ジョイン
    ト部が前記開閉部材に対して幅方向に離れるように幅傾
    斜方向に移動自在に前記往復動部材を設け、前記開閉部
    材の全閉状態における前記先端側ジョイント部の位置を
    全開状態における前記基端側ジョイント部の位置近傍に
    設置し、全閉状態から全開状態に前記開閉部材が移動す
    ると、前記往復動部材の往復動方向に対する前記連結ロ
    ッドの幅方向の揺動角度が開度に比例して大きくなるこ
    とを特徴とする車両用自動開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3,4のいずれか一項に
    記載の車両用自動開閉装置において、前記ヒンジを車両
    ルーフの後端部に設け、前記開閉部材を前記車両の後端
    部に開閉自在に装着し、前記開閉部材が車両に対して略
    水平となる全開状態から略垂直となる全閉状態に移動す
    るに従って前記基端側ジョイント部が前記開閉部材に対
    して前記車両の前方側に離れる前記開閉傾斜方向に前記
    往復動部材が移動自在に設けられていることを特徴とす
    る車両用自動開閉装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の車両用自動開閉装置にお
    いて、前記開閉部材が前記車両に対して略水平となる全
    開状態から略垂直となる全閉状態に移動するに従って前
    記基端側ジョイント部が前記開閉部材に対して前記車両
    の幅方向外側に離れる前記幅傾斜方向に前記往復動部材
    が移動自在に設けられていることを特徴とする車両用自
    動開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の車両用自動開閉
    装置において、前記車両の前記開閉部材と隣接するピラ
    ーにおける外装パネルと内装トリムとの間に前記往復動
    部材が配置され、前記内装トリムに形成された開口部か
    ら前記連結ロッドが突出することを特徴とする車両用自
    動開閉装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6,7のい
    ずれか一項に記載の車両用自動開閉装置において、電動
    モータと該電動モータにより回転駆動される出力ピニオ
    ンギヤとを前記駆動手段が有し、前記往復動部材には前
    記出力ピニオンギヤと噛み合うラックギヤが設けられて
    いることを特徴とする車両用自動開閉装置。
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