JP2002207337A - 色合わせ制御方法およびカラー画像形成装置 - Google Patents
色合わせ制御方法およびカラー画像形成装置Info
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Abstract
的に行なう。各色の重ね画像間のずれを簡易に検出す
る。検出の信頼性を向上する。 【解決手段】 各色潜像形成機構6a〜6dおよび各色
現像機構7a〜7dが、それぞれユニット化され交換で
きるカラー画像形成装置に、ユニット交換検出手段を備
えて、ユニット交換の検出FPC=1に対応して、複数
の異なる色の作像間の色合わせ調整CPAを行う。交換
検知手段は、機体に対する各ユニットの装着の有無を検
出するマイクロスイッチ69a〜69d,79a〜79
d;および、各ユニットにあって、新規供給時には非作
用位置にあるが、ユニット内の像形成機能要素62,7
3の駆動に連動して、スイッチ作用に移動する、検知作
用子64,74;を含む。
Description
ー顕像を形成し転写紙上に重ね転写するカラー画像形成
装置、ならびに、それにおける複数の異なる色の作像間
の色合わせ調整、に関し、特に、色合わせ調整の自動制
御に関する。
テストパターン検出が、例えば、特許第2573855
号明細書に開示され、数種のテストパターン検出方法
が、特開平11−65208号公報,特開平11−10
2098号公報,特開平11−249380号公報およ
び特開2000−112205号公報に開示されてい
る。これらは、転写紙を支持し各色感光体ドラムの配列
に沿って搬送して、各色感光体ドラム上のトナー画像を
転写紙に転写する転写ベルト上の、幅両端のそれぞれの
近くに、各色トナーマークを所定の配列パターンで形成
し、1対の光センサのそれぞれで各端のトナーマークを
読取って、読取り信号に基づいてマーク配列(パター
ン)の各マークの位置を算出する。そして、各色作像
の、副走査方向y(転写ベルト移動方向)の基準位置か
らのずれ量dy,主走査方向x(転写ベルトの幅方向)
のずれ量dx,主走査ラインの有効ライン長のずれ量d
Lxおよび主走査ラインのスキューdSqを算出する。
これらのずれ量に対応して、画像露光のためのレーザ光
路に有る反射ミラーをステッピングモータを用いて作動
させ、倍率,副走査方向の傾き,平行移動等を調整する
ことによって、レジストレーション補正を行うこと、な
らびに、感光ドラムや転写ベルトの駆動を制御してレジ
ストレーション補正をすること、が提案されている。
の検出とレジストレーションの補正すなわち色合わせ調
整の間は、実際の画像形成ができない。また、現像剤の
消耗や転写ベルトの汚れなどを招くことも有る。
い状況で自動的に行なうことを第1の目的とし、また、
カラー画像形成における各色の重ね画像間のずれを比較
的に簡易に検出することを第2の目的とし、検出の信頼
性を向上することを第3の目的とする。
7a〜7d)がユニット化され交換できるカラー画像形成装
置に、ユニット交換検出手段(41, 69a〜69d/79a〜79d)
を備えて、ユニット交換の検出(FPC=1)に対応して、複
数の異なる色の作像間の色合わせ調整(CPA)を行う、こ
とを特徴とするカラー画像形成の色合わせ制御方法。
は、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項
の記号を、参考までに付記した。以下も同様である。
と、色合わせ調整(CPA)が行われる。作像機構ユニット
の交換があると、例えば感光体ドラムを含む潜像担持ユ
ニットが交換されると、機体に対する感光体ドラム軸の
ずれや軸心に対する周面の偏心などにより、色画像重ね
ずれ特性が変化するが、これによる色ずれが、ユニット
交換のたびに再調整されるので、ユニット交換による色
間ずれを生じない。
光体を含む作像機構が複数(6a〜6d)であってそれぞれが
ユニット化されたものであり;ユニット交換検出手段は
各ユニット個別の着脱を検出する複数の着脱検知手段(6
9a〜69d)を含む。
含む複数の潜像担持ユニットの少なくとも1つの交換が
検出されると、色合わせ調整(CPA)が行われる。ユニッ
ト個別の、機体に対する感光体ドラム軸のずれや軸心に
対する周面の偏心などにより、色画像重ねずれ特性が変
化するが、これによる色間ずれが、少なくとも1つのユ
ニット交換のたびに再調整されるので、ユニット交換に
よる色ずれを生じない。
なる複数の現像機構(7a〜7d)がそれぞれユニット化され
たものであり;ユニット交換検出手段は各ユニット個別
の着脱を検出する複数の着脱検知手段(79a〜79d)を含
む。
感光体ドラムの軸心位置がずれることがあるが、現像ユ
ニット(7a〜7d)の少なくとも1つの交換が検出される
と、色合わせ調整(CPA)が行われる。現像ユニット(7a〜
7d)の少なくとも1つのユニット交換のたびに色ずれが
再調整されるので、現像ユニット交換による色間ずれを
生じない。
は、作像プロセスパラメータを調整するプロセスコント
ロール(m27)も行う(図9)。ユニットに色濃度再現特性
に個性があり、使用回数(作像回数)によってもこれが
変化するので、ユニットの交換があると、画像濃度およ
びねカラー色が変わることがある。プロセスコントロー
ル(m27)によって、各色作像プロセスパラメータが再調
整されるので、ユニット交換による色変動も生じない。
して着脱できるようにユニット化された、複数の作像機
構(6a〜6d/7a〜7d)、および、各作像機構で形成される
顕像を転写紙上に重ね転写する転写手段(10,11a〜11
d)、を備えるカラー画像形成装置において、前記作像機
構(6a〜6d/7a〜7d)のそれぞれの交換を検出する交換検
知手段(41,69a〜69d/79a〜79d,64);該交換検知手段が
交換を検出するとこれに対応して、異なった位置に各色
像があるテストパターン画像を前記作像機構により形成
する手段(41);テストパターン画像の各色像を読取る手
段(20r/20f,1);および、各色画像を読取った情報にも
とづいて各作像機構の像形成位置を調整する色合わせ調
整手段(1);を備えることを特徴とするカラー画像形成
装置。
出されると、色合わせ調整(CPA)が行われる。ユニット
の交換があると、例えば感光体ドラムを含む潜像担持ユ
ニットが交換されると、機体に対する感光体ドラム軸の
ずれや軸心に対する周面の偏心などにより、色画像重ね
ずれ特性が変化するが、これによる色ずれが、ユニット
交換のたびに自動的に再調整されるので、ユニット交換
による色間ずれを生じない。
ット化された各作像機構の装着の有無を検出する、装着
検出手段(41,69a〜69d/79a〜79d);および、各作像機構
ユニットにあって、新規供給時には装着検出手段が装着
無しと見る位置にあるが、ユニット内の像形成機能要素
(62/73)の駆動に連動して、装着検出手段が装着有りと
見る位置に移動する、検知作用子(64/74);を含む。
トに交換された時に色合わせ調整(CPA)が行われる。新
品ユニットの作像個性による色間ずれを補正する色合わ
せ調整(CPA)が自動的に行われる。
(41)は、感光体,転写ドラム,転写ベルト又は転写紙上
にテストパターン画像を形成し、それを読み取る手段は
光センサ(20r/20f)であり、色合わせ調整手段(1)は、光
センサの検出信号(Sdr/Sdf)を検出データ(Ddr/Ddf)にデ
ジタル変換するA/D変換手段(36r/36f);メモリ(41
内);前記A/D変換手段のA/D変換データ(Ddr/Ddf)
を、走査位置(Nos)を特定して前記メモリに格納する、
データ格納制御手段(1);および、前記メモリの、走査
位置が隣接しマーク有無に対応する高低レベルの、一方
から他方への変化領域に属するデータ群の走査位置(図
14の(b)のa,c)に基づいてマーク位置を算出する演
算手段;を含む、上記(5)又は(6)のカラー画像形
成装置。
化している領域のデータ群は、マークの先端エッジ領域
又は後端エッジ領域の読取り信号であり、データ群の位
置(a,b,c,d,・・・)がマークのエッジ位置に対応する。検
出信号レベルがシフトしても、マークエッジでは必ず読
取り信号(Sdr/Sdf)が低下又は上昇するので、それに対
応するデータ群が得られ、マークエッジを確実に検出で
きる。マークエッジの位置情報は、該データ群の中心位
置を算出することにより得ることができ、比較的に簡易
にマーク列の各マークの位置データが得られる。このマ
ーク位置データは、データ群の各データの統計的処理で
あるので、信頼性が高い。
記光センサの読取り信号の、マーク無しレベルとマーク
有りレベルの間の異なった値の第1レベルおよび第2レ
ベル、の間の範囲内のA/D変換データのみを、走査位
置を特定して前記メモリに格納する、上記(7)記載の
カラー画像形成装置。
ータ(Ddr/Ddf)が、図14の(b)に示すように、第1
レベル(2V)以上第2レベル(3V)以下の読取り信号(Sdr/S
df)のデジタルデータ(Ddr/Ddf)のみで、メモリに格納す
るデータ量が大幅に低減する。これにより、小容量のメ
モリを用いることができ、また、データ処理が簡単かつ
短時間になる。或いは、読取り信号(Sdr/Sdf)のサンプ
リングピッチ(Tsp)を小さくして高密度でデータ採取が
できる。
走査位置が隣接しマーク有無に対応する高低レベルの、
一方から他方への変化領域に属するデータ群の走査位置
に基づいて第1エッジの位置を算出し、走査方向におい
て前記データ群の次の、前記他方から一方への変化領域
に属するデータ群の走査位置に基づいて第2エッジの位
置を算出する、上記(7)又は(8)記載のカラー画像
形成装置。
相当値かをチェックして、マークのエッジを検出してい
るか否を検証できる。また、両エッジの位置の平均値を
マークの中心点として求めることができる。このように
マーク中心点を求める態様では、マーク位置データの信
頼性と精度が、一層高くなり、マーク列検出の信頼性
が、大きく向上する。
エッジの、算出した位置の中間点をマーク位置として算
出する、上記(9)記載のカラー画像形成装置。これに
よれば、マーク位置データの信頼性と精度が、一層高く
なり、マーク列検出の信頼性が、大きく向上する。
光体に各色カラー顕像を形成し転写紙上に重ね転写する
カラー画像形成装置によって、感光体,転写ドラム,転
写ベルト又は転写紙上に形成される各色のマークであ
り;前記マークを担持する媒体は、該感光体,転写ドラ
ム,転写ベルト又は転写紙である;上記(7),
(8),(9)又は(10)記載のカラー画像形成装
置。
置データに基づいて、各色作像ユニットによる像形成の
ずれ量すなわち色ずれ量を算出することができる。色ず
れ量がわかれば、各色作像ユニットの像形成タイミング
および又は作像位置の調整により、色ずれをなくすこと
ができる。
対して着脱できるようにユニット化された、複数の作像
機構(6a〜6d/7a〜7d)、および、各作像機構で形成され
る顕像を転写紙上に重ね転写する転写手段(10,11a〜11
d)、を備えるカラー画像形成装置において、前記作像機
構(6a〜6d/7a〜7d)のそれぞれの交換を検出する交換検
知手段(41,69a〜69d/79a〜79d,64);該交換検知手段が
交換を検出するとこれに対応して、感光体,転写ドラ
ム,転写ベルト又は転写紙上に、その移動方向(y)に並
べて各色のマーク(Akr,Ayr,Acr,Amr,・・・/ Akf,Ayf,Acf,
Amf,・・・)を所定順に、所定距離をおいて形成するテスト
パターン形成手段(1);テストパターンの各色のマーク
を検出するセンサ(20r/20f);該センサの検出信号(Sdr/
Sdf)を検出データ(Ddr/Ddf)にデジタル変換するA/D
変換手段(36r/36f);メモリ(41内);前記A/D変換手
段のA/D変換データを、走査位置(Nos)を特定して前
記メモリに格納する、データ格納制御手段(1);前記メ
モリの、検出信号読込み位置が隣接しマーク有無に対応
する高低レベルの、一方から他方への変化領域に属する
データ群の検出信号読込み位置に基づいてマーク位置を
算出する演算手段(41);および、算出した各色マーク位
置に基づいて、色間の作像ずれ量(dyy,dxy,dLxy/・・・)を
算出し、これをなくすように、各色作像タイミングを調
整する色合わせ手段(41);を備えるカラー画像形成装
置。
イミングのずれによる色ずれをなくすことができる。
前記光センサの読取り信号の、マーク無しレベルとマー
ク有りレベルの間の異なった値の第1レベルおよび第2
レベル、の間の範囲内のA/D変換データのみを、前記
移動方向の検出信号読込み位置を特定して前記メモリに
格納する、上記(12)記載のカラー画像形成装置。
ータ(Ddr/Ddf)が、図14の(b)に示すように、第1
レベル(2V)以上第2レベル(3V)以下の読取り信号(Sdr/S
df)のデジタルデータ(Ddr/Ddf)のみで、メモリに格納す
るデータ量が大幅に低減する。これにより、小容量のメ
モリを用いることができ、また、データ処理が簡単かつ
短時間になる。或いは、読取り信号(Sdr/Sdf)のサンプ
リングピッチ(Tsp)を小さくして高密度でデータ採取が
できる。
は、カラー画像形成装置の感光体,転写ドラム,転写ベ
ルト又は転写紙上に、その移動方向(y)と直交する方向
(x)の画像露光ラインの中間点の両側(r,f)に、該移動方
向に並べて各色のマーク(Akr,Ayr, Acr,Amr,・・・/ Akf,A
yf,Acf,Amf,・・・)を所定順に、所定距離をおいて対で形
成し;前記センサは、対のマークのそれぞれを検出する
一対であり;これに対応して前記A/D変換手段も一対
であり;前記データ格納制御手段は、各A/D変換手段
のA/D変換データを前記メモリに格納し;前記演算手
段は、前記一対のマーク位置を算出し;そして、前記色
合わせ手段は、各色に付き算出した対のマーク位置の差
に基づいて、スキュー(dSqy,・・・)を算出し、これをなく
すように、各色の露光ラインの姿勢を調整する;上記
(12)又は(13)記載のカラー画像形成装置。
y,dLxy/・・・)に加えて、各色画像のスキューもなくすこ
とができる。
前記光センサの読取り信号が第1レベル以上第2レベル
以下の範囲内に有ると、これをあらわす情報を生成する
範囲検出手段(39r/39f);および、該情報がある間所定
周期(Tsp)でA/D変換データを、検出信号読込み位置
(Nos)を特定して前記メモリに書込む制御手段(41);を
含む、上記(12),(13)又は(14)記載のカラ
ー画像形成装置。
手段(39r/39f)の前記情報に応答して、それがあるとき
のみ、A/D変換データをメモリに書込めば良く、制御
手段(41)の仕事が少なく、制御手段(41)は、前記周期(T
sp)を短くした高密度の検出信号読み込みに適応でき
る。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
装置の機構概要を示す。この画像形成装置は、カラープ
リンタPTRに画像スキャナSCR,自動原稿供給装置
ADF,ソータSOR及びその他を組付けた、複合機能
があるデジタルカラー複写機であり、それ自身で、原稿
のコピ−を生成することができ、また、パ−ソナルコン
ピュ−タ(以下PCと表現)等のホストPCから、通信
インターフエイスを通じて、画像情報である印刷デ−タ
が与えられるとそれをプリントアウト(画像出力)でき
るシステム構成である。
す。スキャナSCRが発生する各色の画像データは、画
像処理40(図3)で、Bk(ブラック),Y(イエロ
−),C(シアン)およびM(マゼンタ)各々の、カラ
−記録用の画像データ(以下、記録画像データ又は単に
画像データ)に変換された後、各々、プリンタPTRの
書込みユニット(露光装置)5へと送られる。書込みユ
ニット5は、記録画像データに従い、M,C,Yおよび
Bk記録用の各感光体ドラム6a,6b,6cおよび6
d上に、M,C,YおよびBk記録用の画像データで変
調したレーザービーム光を走査投射し、静電潜像を形成
する。各静電潜像は各現像器7a,7b,7cおよび7
dにより、M,C,YおよびBkトナ−のそれぞれで現
像され、各色のトナー像(顕像)を形成する。
ベルトユニットの転写ベルト10上に搬送され、各感光
体ドラム上に現像形成された各色画像(顕像)が、転写
器11a,11b,11cおよび11dにて転写紙上に
順に転写され、重ね合わさった後に、定着装置12によ
って定着される。定着を終えた転写紙は機外に排出され
る。
ョンロ−ラ13aおよび従動ロ−ラ13bで支持された
透光性のエンドレスベルトであり、テンションロ−ラ1
3aが図示しないばねでベルト10を押し下げるので、
ベルト10の張力は略一定である。
色ずれ(色間ずれ)を防止するために、露光装置5によ
って各感光体ドラム6a,6b,6cおよび6d上の手
前(図2において表面側:以下、フロントと表現)と奥
(図2において裏面側:以下、リアと表現)に位置検出
用のテストパターン(図5)を書き込み現像し、転写ベ
ルト10上に転写し、転写ベルト10に転写したテスト
パタ−ンを、反射型光センサ20f(フロント側),2
0r(リア側)で読みとることによって、各感光体ドラ
ム6a,6b,6c,6dに対する露光装置5の書き込
み位置ずれ,傾き,倍率等を検知し、これらによる色ず
れをなくすように、各感光体ドラムに対する露光装置5
の書き込みのタイミング等を補正するように構成されて
いる。
ムを示す。原稿を光学的に読み取る原稿スキャナSCR
は、読み取りユニット24にて、原稿に対するランプ照
射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子に集光す
る。受光素子(本実施例ではCCD)は、センサー・ボ
ード・ユニットSBU(以下単にSBUと称す)にあ
り、CCDに於いて電気信号に変換された画像信号は、
SBU上でディジタル信号すなわち読取った画像デ−タ
に変換された後、SBUから、画像処理40に出力され
る。
トローラ1は、パラレルバスPb及びシリアルバスSb
を介して相互に通信を行う。画像処理40は、その内部
に於いてパラレルバスPbとシリアルバスSbとのデー
タインターフェースのためのデータフォーマット変換を
行う。
理40に転送され、画像処理が、光学系及びディジタル
信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣
化:スキャナ特性による読取り画像デ−タの歪)を補正
し、該画像デ−タを複写機能コントロ−ラMFCに転送
してメモリMEMに書込む。又は、プリンタ出力のため
の処理を施してプリンタPTRに与える。
デ−タをメモリMEMに蓄積して再利用するジョブと、
メモリMEMに蓄積しないでビデオ・データ制御VDC
(以下、単にVDCと称す)に出力してレ−ザプリンタ
PTRで作像出力するジョブとがある。メモリMEMに
蓄積する例としては、1枚の原稿を複数枚複写する場
合、読み取りユニット4を1回だけ動作させ、読取り画
像デ−タをメモリMEMに蓄積し、蓄積データを複数回
読み出す使い方がある。メモリMEMを使わない例とし
ては、1枚の原稿を1枚だけ複写する場合、読取り画像
デ−タをそのままプリンタ出力用に処理すれば良いの
で、メモリMEMへの書込みを行う必要はない。
処理40は、読取り画像データに画像読取り補正を施し
てから、面積階調に変換するための画質処理を行う。画
質処理後の画像データはVDCに転送する。面積階調に
変化された信号に対し、ドット配置に関する後処理及び
ドットを再現するためのパルス制御をVDCで行い、レ
−ザプリンタPTRの露光ユニット5に於いて転写紙上
に再生画像を形成する。
し時に付加的な処理、例えば画像方向の回転,画像の合
成等を行う場合は、画像読取り補正を施した画像データ
は、パラレルバスPbを経由して画像メモリアクセス制
御IMAC(以下単にIMACと称す)に送られる。こ
こではシステムコントローラ26の制御に基づき画像デ
ータとメモリモジュ−ルMEM(以下単にMEMと称
す)のアクセス制御,外部パソコンPC(以下単にPC
と称す)のプリント用データの展開(文字コ−ド/キャ
ラクタビット変換),メモリー有効活用のための画像デ
ータの圧縮/伸張を行う。IMACへ送られたデータ
は、データ圧縮後MEMへ蓄積し、蓄積データを必要に
応じて読み出す。読み出しデータは伸張し、本来の画像
データに戻しIMACからパラレルバスPb経由で画像
処理40へ戻される。
理を、そしてVDCでのパルス制御を行い、露光ユニッ
ト5に於いて転写紙上に顕像(トナ−像)を形成する。
原稿スキャナSCRの読取り画像データを画像処理40
にて画像読取り補正を施し、パラレルバスPbを経由し
てFAX制御ユニットFCU(以下単にFCUと称す)
へ転送する。FCUにて公衆回線通信網PN(以下単に
PNと称す)へのデータ変換を行い、PNへFAXデー
タとして送信する。FAX受信は、PNからの回線デー
タをFCUにて画像データへ変換し、パラレルバスPb
及びCDICを経由して画像処理40へ転送される。こ
の場合特別な画質処理は行わず、VDCにおいてドット
再配置及びパルス制御を行い、露光ユニット5に於いて
転写紙上に顕像を形成する。
受信機能およびプリンタ出力機能、が並行に動作する状
況に於いて、読み取りユニット24、露光ユニット5及
びパラレルバスPb使用権のジョブへの割り振りを、シ
ステムコントロ−ラ26及びプロセスコントロラ1にて
制御する。
流れを制御し、システムコントローラ6はシステム全体
を制御し、各リソースの起動を管理する。このデジタル
複合機能複写機の機能選択は、操作ボ−ドOPBにて選
択入力し、コピー機能,FAX機能等の処理内容を設定
する。
示すプリント機構すなわち画像形成機構に組み込まれ
た、モータ,ソレノイド,チャージャ,ヒータ,ランプ
などの電気機器および電気的センサならびにそれらを駆
動する電気回路(ドライバ)および検出回路(信号処理
回路)を含む機構駆動電気系であり、これらの電気回路
の動作がプロセスコントローラ1で制御され、電気的セ
ンサの検出信号(動作状態)がプロセスコントローラ1
で読み込まれる。
6b,6c,6dを中心とする、それぞれが帯電ロー
ラ,感光体ドラム,クリーニング機構および除電ランプ
を含む、4つの潜像担持ユニット60a〜60d(6a
のものが図4に示す60a;他のものの記号60b〜6
0dの図示は省略)、ならびに、4つの現像ユニット7
a〜7dはそれぞれ、機体に対して着脱可のユニット構
成である。
潜像担持ユニット60a、および、感光体ドラム6aの
潜像を現像する現像ユニット7aの、ユニット前面を示
す。潜像担持ユニット60aの感光体ドラム6aの軸体
のフロント側端部61は、ユニット60aの前面カバー
67(図4の(b))を貫通して突出している。該端部
61は、軸揃え用の面板ユニット80の面板81(図4
の(b))に開けられた、図示しない感光体ドラム6a
用の位置決め穴に進入しやすいように、円錐形に尖って
いる。
6dの軸(61)および現像ユニット7a〜7dの現像
ローラ軸(71)のそれぞれを受け入れる位置決め穴が
あり、面板81を基枠に固着することにより、感光体ド
ラム6a〜6dの軸および現像ユニット7a〜7dの現
像ローラ軸の、フロント側端部の位置が精密に定まる。
面板81には、潜像担持ユニットそれぞれの有無検出用
ならびに現像ユニットそれぞれの有無検出用の常閉マイ
クロスイッチ69a〜69dおよび79a〜79d(図
6)が嵌りこんだ大径穴があり、これらのマイクロスイ
ッチは、プリント基板82で支持されている。面板81
の内面は内カバー84で覆われ、プリント基板82側の
外面は外面カバー83で覆われている。
突出する、マイクロスイッチ69a操作用のねじ付きピ
ン64があり、同様なねじ付きピン74が現像ユニット
7aにもある。他の潜像担持ユニットおよび現像ユニッ
トも同様である。
ン64部の、潜像担持ユニット60aの縦断面を示す。
(b)は、複写機に装着された潜像担持ユニット60a
が新品で、まだ帯電ローラ62が回転駆動されたことが
ない状態を示し、(c)は帯電ローラ62がすでに回転
駆動されたことがある状態を示す。
帯電ローラ64は感光体ドラム6aに接触し、感光体ド
ラム6aと実質上同一の周速度で回転する。帯電ローラ
64の表面の汚れは、クリーニングパッド63で拭い取
られる。帯電ローラ64の回転軸62aは、ベアリング
を介して潜像担持ユニット60aのフロント側支持板6
8で回転自在に支持されている。連結スリーブ65が、
回転軸62aの先端に固着されており、回転軸62aと
一体で回転する。連結スリーブ65の中心には、横断面
が正方形の穴があり、そこにねじ付きピン64の、大略
で正方形角柱状の脚64bが嵌りこんでいる。この脚6
4bの雄ねじ64s側の2/3程度の長さの領域が、連
結スリーブ65の正方形の穴に係合する正方形角柱であ
るが、脚64bの先端側の残り1/3程度の長さの領域
は、連結スリーブ65に対して空転できる丸棒状であ
る。
64の先頭ピン64pと脚64bの間には、大径の雄ね
じ64sがあり、新品(未使用)の潜像担持ユニット6
0aでは、ユニット前面カバー67の雌ねじ穴にねじ結
合し、戻しばね66が圧縮されている。この状態では、
ピン64の、ユニット前面からの突出長は短い。しか
し、この状態で帯電ローラ62が回転駆動されると、そ
れによってねじ付きピン64が回転し、雌ねじ穴とねじ
結合していることにより、面板81に近づく方向に移動
し、マイクロスイッチの切換え操作子に当たる。この移
動によりねじ付きピン64の雄ねじ64sが雌ねじ穴を
貫通してしまう直前に、常閉マイクロスイッチが、閉か
ら開に切換る。
が雌ねじ穴を貫通してしまうと、戻しばね66によって
ピン64が突き出される。これにより、ピン64の脚6
4bの角柱部がスリーブ65の四角穴から出てしまい、
帯電ローラ62が回転しても、ピン64は回転しない。
像担持ユニット(例えば60a)が複写機にそのまま装
着されている時には、マイクロスイッチ(69a)は常
に開(オフ)である。新品(未使用)の潜像担持ユニッ
ト(60a)が装着されても、すなわちユニットの交換
があっても、その帯電ローラ(62)が回転駆動される
までは、マイクロスイッチ(69a)は閉(オン)であ
る。複写機電源が入った時にマイクロスイッチ(69
a)が閉(オン)で、作像機構の駆動を開始すると開
(オフ)に切換った時には、ユニット交換後最初の電源
投入であったことがわかる。すなわち、電源投入の直前
にユニットの交換があったことが分かる。他の潜像担持
ユニットおよび現像ユニットの装着検出および新品との
交換があつたことの検出も同様に行われる。なお、現像
ユニット7a〜7dにおいては、現像ローラ72と同期
してそれと同方向に回転する均しローラ73に、ねじ付
きピン64と同様なねじ付きピン74が、転写ローラ6
2の前面カバー67部の支持機構と同様な支持機構を介
して結合されている。
TRの転写ベルト10上には、図5に示すようにテスト
パタ−ンが形成される。すなわち、リアには、ブラック
BkのスタートマークMsrを先頭に、マークピッチdの
4ピッチ4dの空きの後に、8セットのマークセット
が、セットピッチ(定ピッチ)7d+A+cで順次形成
される。
ベルト10の幅方向)に平行な次の直交マーク群、ブラ
ックBkの第1直交マークAkr,イエローYの第2直交
マークAyr,シアンCの第3直交マークAcr、および、
マゼンタMの第4直交マークAmr、ならびに、主走査方
向xに対して45゜の角度をなす次の斜交マーク群、B
kの第1斜交マークBkr,Yの第2斜交マークByr,C
の第3斜交マークBcr、および、Mの第4斜交マークB
mr、を含んでいる。第2〜8マークセットの内容は、第
1マークセットと同じである。フロントにも、上述のリ
アのテストパターンと同じテストパターンが同時に同じ
く形成される。これらのテストパターンに含まれる各マ
ークに付した記号の、末尾のrはリア側のものであるこ
とを、fはフロント側のものであることを、示す。
イクロスイッチ69a〜69d,79a〜79dおよび
光センサ20r,20fと、それらの検出信号を読み込
む電気回路を示す。マーク検出ステージで、ROM,R
AM,CPUおよび検出データ格納用FIFOメモリ等
を主体とするマイクロコンピュータ(以下MPUと言
う)41(のCPU)が、D/Aコンバータ37r,3
7fに、光センサ20r,20fの発光ダイオード(L
ED)31r,31fの通電電流値を指定する通電デー
タを与え、D/Aコンバータ37r,37fがそれをア
ナログ電圧に変換してLEDドライバ32r,32fに
与える。これらのドライバ32r,32fは、アナログ
電圧に比例する電流をLED31r,31fに通電す
る。
示しないスリットを通って転写ベルト10にあたり、大
部分がそれを透過して、転写ベルト10の裏面に摺接し
てベルト10の鉛直方向の振動を抑止する背面反射板2
1で反射し、そして転写ベルト10を透過して、更に図
示しないスリットを通ってフォトトランジスタ33r,
33fに当たる。これによりトランジスタ33r,33
fのコレクタ/エミッタ間が低インピーダンスになっ
て、エミッタ電位が上昇する。前述のマークMsr等がL
ED31r,31fに対向する位置に到来すると、マー
クが光を遮断するので、トランジスタ33r,33fの
コレクタ/エミッタ間が高インピーダンスになって、エ
ミッタ電圧すなわち光センサ20r,20fの検出信号
のレベルが低下する。したがつて、前述のように、移動
する転写ベルト10上にテストパターンを形成すると、
光センサ20r,20fの検出信号が高低に変動する。
この電圧の高はマークなしを、低はマークありを意味す
る。
周波ノイズ除去用の低域通過フィルタ34r,34fを
通して、更にレベル校正用の増幅器35r,35fでレ
ベルを0〜5Vに校正されて、A/Dコンバータ36
r,36fに印加される。
す。この検出信号SdrおよひSdfは、再度図6を参照す
ると、A/Dコンバータ36r,36fに与えられ、し
かも、増幅器38r,38fを通してウィンドゥコンパ
レータ39r,39fに与えられる。
らの内部の入力側にサンプルホールド回路を、出力側に
データラッチ(出力ラッチ)を備え、MPU41がA/
D変換指示信号Scr,Scfを与えると、その時の検出信
号Sdr,Sdfの電圧をホールドしてデジタルデータに変
換してデータラッチに保持する。したがってMPU41
は、検出信号Sdr,Sdfの読取りが必要な時には、指示
信号Scr,Scfを与えて検出信号Sdr,Sdfのレベルを
あらわすデジタルデータすなわち検出データDdr,Sdf
を読み込むことができる。
は、検出信号Sdr,Sdfが2V以上3V以下の範囲内に
ある時に低レベルL、該範囲を外れているときは高レベ
ルHのレベル判定信号Swr,Swfを発生する。MPU4
1は、これらのレベル判定信号Swr,Swfを参照するこ
とによって、検出信号Sdr,Sdfが該範囲内か否かを直
ちに認識することができる。
制御すなわちプリント制御の概要を示す。それ自身に動
作電圧が印加されると、MPU41は、入出力ポートの
信号レベルを待機状態のものに設定し、内部のレジス
タ,タイマなども待機状態に設定する(ステップm
1)。なお、ここ以降においては、カッコ内にステップ
No.又はステップ記号を示す時には、「ステップ」と
いう語は省略して、No.数字又は記号のみを記す。
は、機構各部および電気回路の状態を読取って、画像形
成に支障がある異常があるかをチェックして(m2,m
3)、マイクロスイッチ69a〜69d,79a〜79
dのいずれかが閉(オン)であると、該閉のマイクロス
イッチの位置にユニット(潜像形成ユニット又は現像ユ
ニット)の装着が無いか、あるいは新品ユニットに交換
された直後の複写機電源オンである。
41は、一時的に作像系を駆動する(m21,m2
2)。これにより、転写ベルト10が転写紙搬送方向に
駆動されると共に、感光体ドラム6a〜6dおよびそれ
に接触する帯電ローラ62,・・・ならびに現像ユニッ
ト7a〜7dの現像ローラ72,・・・が回転し、新品
ユニットに交換された直後であつた場合には、閉であっ
たマイクロスイッチが、開(装着あり)に切換る。ユニ
ットの装着が無かった場合には、閉に留まる。
であったマイクロスイッチが開に切換った場合には、た
とえばBk潜像形成ユニットの着脱を検知するマイクロ
スイッチが開(PSd=H)から閉(PSd=L)に切
換ると、Bk潜像形成ユニットに宛てたプリント積算数
レジスタ(不揮発メモリ上の一領域)をクリア(Bkプ
リント積算数を0に初期化)し、レジスタFPCに、ユ
ニット交換があつたことを示す「1」を書きこむ(m2
4)。
ときには、ユニットの装着が無いと見なして、それをあ
らわす異常報知をする(m23−m4)。なお、その他
の異常があるとそれを操作表示ボードOPBに表示する
(m21−m4)。異常が無くなるまで、状態読取り
(m2)を繰返す。
定着温度が、定着可温度であるかをチェックして、定着
可温度でないと、待機表示を、定着可温度であるとプリ
ント可表示を、する(m5)。
チェックして(m6)、定着温度が60゜C未満である
と、長時間休止(不使用)後の複写機電源オン(例えば
朝一番の電源オン:休止中の機内環境の変化が大きい)
と一応見なして、色合わせ実行を操作表示ボードOPB
に表示し(m7)、MPU41のレジスタ(メモリの一
領域)RCnに、その時不揮発メモリに保持しているカ
ラープリント枚数積算数PCnを書込み(m8)、MP
U41のレジスタRTrにその時の機内温度を書込んで
(m9)、「調整」(m25)を実行し、それが終わる
と、レジスタFPCをクリアする(m26)。「調整」
(m25)の内容は、図8の(a)以下を参照して後述
する。
は、前回の複写機の電源オフからの経過時間が短いと見
なすことができる。この場合には、前回の電源オフ直前
から現在までの機内環境の変化は小さいと推察できる。
しかし、いずれかの色の、潜像形成ユニット60a,・
・・あるいは現像ユニット7a〜7dの交換があった
か、すなわち、上述のステツプm24で、ユニット交換
を表す情報が生成されているか、をチェックする(m1
0)。該情報があると、すなわちユニットの交換があっ
た場合は、上述のステップm7〜m9を実行し、そして
後述の「調整」(m25)を実行する。
ユニット)の交換が無かったときにはMPU41は、操
作表示ボードOPBを介したオペレータの入力およびパ
ソコンPCのコマンドを待つ(m11)。ここで、操作
表示ボードOPBを介して「色合わせ」指示がオペレー
タから与えられると(m12)、MPU41は、上述の
ステップm7〜m9を実行し、そして後述の「調整」
(m25)を実行する。
デイである時に、操作表示ボードOPBからコピースタ
ート指示があると、或いは、システムコントローラ26
から、パソコンPCからの印刷コマンドに対応したプリ
ントスタート指示があると、MPU41は、指定枚数の
画像形成をする(m13,m14)。この画像形成にお
いて、1枚の画像形成を終えて排出するたびに、MPU
41は、それがカラー記録であるときには、不揮発メモ
リに割り当てているプリント総枚数レジスタ,カラープ
リント積算数レジスタPCn,ならびに、Bk,Y,C
およびMプリント積算数レジスタのそれぞれのデータを
1インクレメントする。モノクロ記録であった時には、
プリント総枚数レジスタ,モノクロプリント積算数レジ
スタおよびBkプリント積算数レジスタのそれぞれのデ
ータを1インクレメントする。
数レジスタのデータはそれぞれ、Bk,Y,CおよびM
潜像形成ユニットが新品に交換された時に、0をあらわ
すデータに初期化(クリア)される。
に、ペーパトラブル等の異常の有無をチエックすると共
に、指定枚数のプリントアウトを終えると、現像濃度,
定着温度,機内温度、その他各部の状態を読み込む(m
15)。異常があるとそれを操作表示ボードOPBに表
示して(m17)、異常が無くなるまで、状態読取り
(m15)を繰返す。
あると、MPU41は、そのときの機内温度が、前回の
色合わせのときの機内温度(レジスタRTrのデータR
Tr)から5゜Cを超える温度変化があったかをチェッ
クする(m18)。5゜Cを超える温度変化があると、
MPU41は、上述のステップm7〜m9を実行し、そ
して後述の「色合わせ」(CPA)を実行する。5゜C
を超える温度変化がないときには、カラープリント積算
数レジスタPCnの値PCnが、前回の色合わせのとき
のカラープリント積算数レジスタPCnの値RCn(レ
ジスタRCnのデータ)よりも200枚以上多いかをチ
ェックして(m19)、200枚以上多いと、上述のス
テップm7〜m9を実行し、そして後述の「色合わせ」
(CPA)を実行する。200枚未満であると、定着温
度が定着可温度であるかをチェックして、定着可温度で
ないと、待機表示を、定着可温度であるとプリント可表
示をする(m20)。そして「入力読取り」(m11)
に進む。
PU41は、(1)定着温度が60゜C未満で電源オン
になったとき、(2)Bk,Y,CおよびM作像ユニッ
トのいずれかが新品に交換された時、(3)操作表示ボ
ードOPBより色合わせ指示があったとき、(4)指定
枚数のプリントアウトを完了し、しかも機内温度が前回
の色合わせのときの機内温度から5゜Cを超える変化を
しているとき、および、(5)指定枚数のプリントアウ
トを完了し、しかもカラープリント積算数PCnが、前
回の色合わせのときの値RCnよりも200以上多くな
っているときに、次に説明する「調整」(m25)を実
行する。
容を示す。この「調整」(m25)では、まず「プロセ
スコントロール」(m27)で、帯電,露光,現像およ
び転写等、作像条件をすべて基準値に設定して、転写ベ
ルト10上のリアr又はフロントfに、Bk,Y,Cお
よびM像を形成して、光センサ20r又は20fで像濃
度を検出して、それが基準値となるように、帯電ローラ
印加電圧,露光強度および現像バイアスを調整し設定す
る。そして次に、「色合わせ」(CPA)を実行する。
の内容を示す。この「色合わせ」(CPA)に進むとM
PU41は、先ず、「テストパターンの形成と計測」
(PFM)にて、前記「プロセスコントロール」(m2
7)で設定した作像条件(パラメータ)で、転写ベルト
10上に、図5に示すように、リアr,フロントfのそ
れぞれに、スタートマークMsr,Msfならびに8セ
ットのテストパターンを形成して、光センサ20r,2
0fでマークを検出して、マーク検出信号Sdr,Sd
fをA/Dコンパータ36r,36fでデジタルデータ
すなわちマーク検出データDdr,Ddfに変換して読
みこむ。そして、各マークの中心点の、転写ベルト10
上の位置(分布)を算出する。更に、リア側8セットの
平均パターン(マーク位置の平均値群)と、同様なフロ
ント側8セットの平均パターンを算出する。この「テス
トパターンの形成と計測」(PFM)の内容は、図9以
下を参照して後述する。
にもとづいてBk,Y,CおよびM作像ユニットのそれ
ぞれによる作像のずれ量を算出し(DAC)、算出した
ずれ量に基づいてずれをなくするための調整を行う(D
AD)。
(PFM)の内容を示す。これに進むとMPU41は、
図5に示すように、例えば125mm/secで定速駆
動している転写ベルト10のリア側rおよびフロント側
fの表面のそれぞれに同時に、例えばマークのy方向の
幅wが1mm、x方向の長さAが例えば20mm、ピッ
チdが例えば6mm、セット間の間隔cが例えば9mm
の、スタートマークMsr,Msfならびに8セットの
テストパターンの形成を開始し、スタートマークMs
r,Msfが光センサ20r,20fの直下に到来する
直前のタイミングを図るための、時限値がTw1のタイ
マTw1をスタートして(1)、該タイミングになるの
を待つ。すなわちタイマTw1がタイムオーバするのを
待つ(2)。タイマTw1がタイムオーバすると、今度
は、リアおよびフロントそれぞれで8セットのテストパ
ターンの最後のものが、光センサ20r,20fを通過
し終わるタイミングを図るための、時限値がTw2のタ
イマTw2をスタートする(3)。
の視野にBk,Y,C又はMのマークが存在しないとき
には、光センサ20r,20fの検出信号Sdr,Sd
fは高レベルH(5V)、マークが存在すると低レベル
L(0V)であり、転写ベルト10の定速移動により、
検出信号Sdrが図13に示すようなレベル変動を生ず
る。変動の一部分を拡大して図14の(a)に示す。こ
れにおいて、マーク検出信号のレベルが低下している下
降域は、マークの先端エッジ領域に対応し、上昇してい
る上昇域は、マークの後端エッジ領域に対応し、下降域
と上昇域との間が、マーク幅wの領域である。
20fの視野にスタートマークMsr,Msfが到来し
て検出信号Sdr,SdfがHからLに変化する過程
で、図6のウィンドゥコンパレータ39r又は39f
が、検出信号Sdr又はSdfが、2〜3Vにあること
を表す検出信号Swr=L又はSwf=Lになるのを待
つ。すなわち、光センサ20r,20fの視野にスター
トマークMsr,Msfのすくなくとも一方のエッジ領
域が到来したかを監視する。
0μsec)のタイマTspをスタートしてそれがタイ
ムオーバすると図10に示す「タイマTspの割込み」
(TIP)を実行する、タイマ割り込みを許可する
(5)。そして、サンプリング回数レジスタNosのサ
ンプリング回数値Nosを0に初期化し、MPU41内
のFIFOメモリに割り当てたrメモリ(リア側マーク
読取りデータ記憶領域)およびfメモリ(フロント側マ
ーク読取りデータ記憶領域)の書込みアドレスNoar
およびNoafをスタートアドレスに初期化する
(6)。そして、タイマTw2がタイムオーバするのを
待つ。すなわち、8セットのテストパターンのすべて
が、光センサ20r,20fの視野を通過し終わるのを
待つ(7)。
イマTspの割込み」(TIP)の内容を説明する。こ
の処理は、時限値がTspのタイマTspがタイムオー
バする度に実行する点に注目されたい。MPU41は、
この処理の最初には、タイマTspを再スタートして
(11)、A/Dコンバータ36r,36fにA/D変
換を指示する(12)。すなわち、指示信号Scr,S
cfを、一時的に、A/D変換指示レベルLとする。そ
して、指示回数である、サンプリング回数レジスタNo
sのサンプリング回数値Nosを、1インクレメントす
る(13)。
マークMsr又はMsfの先端エッジを検出してからの
経過時間(=スタートマークMsr又はMsfを基点と
する、転写ベルト10の表面に沿うベルト移動方向y
の、光センサ20r,20fによる現在の転写ベルト1
0上の検出位置)を表す。
検出信号SwrがL(光センサ20rがマークのエッジ
部を検出中で、2V≦Sdr≦3V)であるかをチェッ
クして(14)、そうであると、rメモリのアドレスN
oarに、書込みデータとして、サンプリング回数レジ
スタNosのサンプリング回数値NosおよびA/D変
換データDdr(光センサ20rのマーク検出信号Sd
rの値)を書込む(15)。そして、rメモリの書込み
アドレスNoarを1インクレメントする(16)。ウ
ィンドウコンパレータ39r,39fの検出信号Swr
がH(Sdr<2V又は3V<Sdr)であるときに
は、rメモリへのデータの書込みはしない。これは、メ
モリへの書込みデータ量を低減し、しかも、後のデータ
処理を簡易にするためである。
fの検出信号SwfがL(光センサ20fがマークのエ
ッジ部を検出中で、2V≦Sdf≦3V)であるかをチ
ェックして(17)、そうであると、fメモリのアドレ
スNoafに、書込みデータとして、サンプリング回数
レジスタNosのサンプリング回数値NosおよびA/
D変換データDdf(光センサ20fのマーク検出信号
Sdfの値)を書込む(15)。そして、fメモリの書
込みアドレスNoafを1インクレメントする(1
9)。
し実行されるので、光センサ20r,20fのマーク検
出信号Sdr,Sdfが図14の(a)に示すように
高,低に変化するとき、MPU41内のFIFOメモリ
に割り当てたrメモリおよびfメモリには、図14の
(b)に示す、2V以上3V以下の範囲内の、検出信号
Sdr,SdfのデジタルデータDdr,Ddfのみ
が、サンプリング回数値Nosと共に、格納される。T
sp周期でサンプリング回数レジスタNosのサンプリ
ング回数値Nosが1インクレメントされるので、ま
た、転写ベルト10が定速移動するので、回数値Nos
は、検出したスタートマークを基点とする転写ベルト1
0上の表面に沿う、y位置を示すものである。
V以下の範囲内の、マーク検出信号のレベルが低下して
いる下降域の中心位置aと、その次の上昇している上昇
域の中心位置bの中間点Akrpが、1つのマークAk
rのy方向の中心位置であり、同様に、それらの次に現
われるマーク検出信号のレベルが低下している下降域の
中心位置cと、その次の上昇している上昇域の中心位置
dの中間点Ayrpが、もう1つのマークAyrのy方
向の中心位置である。後述のマーク中心点位置の算出C
PA(図11,図12)で、これらの、マーク中心位置
Akrp,Ayrp,・・・を算出する。
の最後の第8セットの最後のマークが光センサ20r,
20fを通過した後に、タイマTw2がタイムオーバす
る。するとMPU41は、タイマTspの割り込みを禁
止する(7,8)。これにより、図10に示すTsp周
期の、検出信号Sdr,SdfのA/D変換が停止す
る。MPU41は、その内部のFIFOメモリのrメモ
リおよびfメモリの、検出データDdr,Ddfに基づ
いて、マークの中心位置を算出し(CPA)、リアrお
よびフロントfそれぞれの、8セットのパターンのそれ
ぞれの検出したマーク中心点位置の分布の適否を検証し
て、不適な検出パターン(セット)は削除して(SP
C)、適正な検出パターンの、平均パターンを求める
(MPA)。
置の算出」(CPA)の内容を示す。ここでは「リアr
のマーク中心点位置の算出」(CPAr)および「フロ
ントfのマーク中心点位置の算出」(CPAf)を実行
する。
PAr)ではMPU41は先ず、その内部のFIFOメ
モリに割り当てたrメモリの読出しアドレスRNoar
を初期化して、中心点番号レジスタNocのデータを、
第1エッジを意味する1に初期化する(21)。そして
1エッジ領域内サンプル数レジスタCtのデータCtを
1に初期化し、下降回数レジスタCdおよび上昇回数レ
ジスタCuのデータCdおよびCuを0に初期化する
(22)。そして、エッジ域データ群先頭アドレスレジ
スタSadに、読出しアドレスRNoarを書込む(2
3)。以上が、第1エッジ領域のデータ処理のための準
備処理である。
Noarから、データ(y位置Nos:N・RNoa
r,検出レベルDdr:D・RNoar)を、またその
次のアドレスRNoar+1からもデータ(y位置No
s:N・(RNoar+1),検出レベルDdr:D・
(RNoar+1))を読出して、先ず、両データのy
位置差がE(例えばE=w/2=例えば1/2mm相当
値)以下(同一エッジ領域上)かをチェックし(2
4)、そうであると、マーク検出データDdrが下降傾
向か、上昇傾向かをチェックして(25)、下降傾向で
あると下降回数レジスタCdのデータCdを1インクレ
メントし(27)、上昇傾向であると上昇回数レジスタ
CuのデータCuを1インクレメントする(26)。そ
して1エッジ内サンプル数レジスタCtのデータCtを
1インクレメントする(28)。そしてrメモリ読出し
アドレスRNoarがrメモリのエンドアドレスかをチ
ェックして(29)、エンドアドレスになっていない
と、メモリ読出しアドレスRNoarを1インクレメン
トして(30)、上述の処理(24〜30)を繰返す。
エッジ領域のものに変わると、ステップ24でチエック
する、前後メモリアドレスの各位置データの位置差がE
より大きく、MPU41は、ステップ24から、図12
のステップ31に進む。ここでは、1つのマークエッジ
(先端エッジ又は後端エッジ)領域のサンプリングデー
タのすべての、下降,上昇傾向のチエックを終えたこと
になる。そこで、このときの1エッジ内サンプル数レジ
スタCtのサンプル数データCtが、1エッジ領域内
(2V以上3V以下の範囲内)の相当値であるかをチェ
ックする。すなわち、F≦Ct≦Gであるかをチェック
する(31)。Fは、正常に形成されたマークの先端エ
ッジ又は後端エッジを検出した場合の、検出信号Sdr
が2V以上3V以下にある間の、rメモリへのサンプル
値Ddrの書込み回数の下限値(設定値)、Gは上限値
(設定値)である。
ータ格納が正常に行われた1つのマークエッジのデータ
の正誤チェックを完了し、その結果が「適正」というこ
とになるので、このマークエッジに関して得た検出デー
タ群が、エッジ領域(2V以上3V以下)の全体とし
て、下降傾向か上昇傾向かをチェックする(32,3
4)。この実施例では、下降回数レジスタCdのデータ
Cdが、それと上昇回数レジスタCuのデータCuの和
Cd+Cuの70%以上であると、メモリのエッジN
o.Noc宛てのアドレスに、下降を意味する情報Do
wnを書込み(33)、上昇回数レジスタCuのデータ
Cuが、Cd+Cuの70%以上であると、メモリのエ
ッジNo.Noc宛てのアドレスに、上昇を意味する情
報Upを書込む(35)。更に、当該エッジ領域のy位
置データの平均値すなわちエッジ領域の中心点位置(図
14の(b)のa,b,c,d,・・・)を算出して、
メモリのエッジNo.Noc宛てのアドレスに書込む
(36)。
ったか、すなわち、スタートマークMsrおよび8セッ
トのマークパターンのすべての、先端エッジ領域および
後端エッジ領域の、中心位置算出を完了したかをチエッ
クする。これを完了していると、或いは、rメモリから
格納データの読出しをすべて完了していると、エッジ中
心点位置データ(ステップ36で算出したy位置)に基
づいて、マーク中心点位置を算出する(39)。すなわ
ち、メモリのエッジNo.アドレスのデータ(下降/上
昇データ&エッジ中心点位置データ)を読出して、先行
の下降エッジ領域の中心点位置とその直後の上昇エッジ
領域の中心点位置との位置差が、マークのy方向幅w相
当の範囲内であるかをチエックして、外れているとこれ
らのデータを削除する。範囲内であると、これらのデー
タの平均値を、1つのマークの中心点位置として、先頭
からのマークNo.宛てに、メモリに書込む。マーク形
成,マーク検出および検出データ処理のすべてが適正で
あると、リアrに関して、スタートマークMsrおよび
8セットのマーク(1セット8マーク×8セット=64
マーク)、合わせて65個のマーク中心点位置データが
得られ、メモリに格納される。
中心点位置の算出」CPAfを実行して、上述の「リア
rのマーク中心点位置の算出」CPArのデータ処理
を、fメモリ上の測定データに同様に実施する。フロン
トfに関して、マーク形成,測定および測定データ処理
のすべてが適正であると、スタートマークMsfおよび
8セットのマーク(64マーク)、合わせて65個のマ
ーク中心点位置データが得られ、メモリに格納される。
中心点位置を算出すると(CPA)、MPU41は、つ
ぎの「各セットのパターンの検証」(SPC)で、メモ
リに書きこんだマーク中心点位置データ群が、図5に示
すマーク分布相当の中心点分布であるかを検証する。こ
こで、図5に示すマーク分布相当から外れるデータは、
セット単位で削除して、図5に示すマーク分布相当の、
分布パターンとなるデータセット(1セットは8個の位
置データ群)のみを残す。すべて適正な場合は、リアr
側に8セット、フロントf側にも8セットのデータが残
る。
トの、先頭のセット(第1セット)の第1中心点位置
に、第2セット以降の各セットの中の第1マークの中心
点位置データを変更し、第2〜8マークの中心点位置デ
ータも、変更した差分値分変更する。すなわち、第2セ
ット以降の各セットの中心点位置データ群を、各セット
の先頭を第1セットの先頭に合わせるようにy方向にシ
フトした値に変更する。フロントf側の第2セット以降
の各セットの中の中心点位置データも同様に変更する。
出」(MPA)で、リアr側の全セットの、各マークの
中心点位置データの平均値Mar〜Mhr(図15)を
算出し、また、フロントf側の全セットの、各マークの
中心点位置データの平均値Maf〜Mhf(図15)を
算出する。これらの平均値は、図15に示すように分布
する仮想の、平均位置マークMAkr(Bkのリア直交
マークの代表),MAyr(Yのリア直交マークの代
表),MAcr(Cのリア直交マークの代表),MAm
r(Mのリア直交マークの代表),MBkr(Bkのリ
ア斜交マークの代表),MByr(Yのリア斜交マーク
の代表),MBcr(Cのリア斜交マークの代表)、お
よび、MBmr(Mのリア斜交マークの代表)、ならび
に、MAkf(Bkのフロント直交マークの代表),M
Ayf(Yのフロント直交マークの代表),MAcf
(Cのフロント直交マークの代表),MAmf(Mのフ
ロント直交マークの代表),MBkf(Bkのフロント
斜交マークの代表),MByf(Yのフロント斜交マー
クの代表),MBcf(Cのフロント斜交マークの代
表)、および、MBmr(Mのフロント斜交マークの代
表)の中心点位置を示す。
の形成と計測」(PFM)の内容である。
参照されたい。図8の(b)に示すずれ量算出(DA
C)では、MPU41は、次のように、作像ずれ量を算
出する。Yの作像ずれ量の算出(Acy)を、具体的に
次に示す。
マークMAkrとY直交マークMAyrの中心点位置の
差(Mbr−Mar)の、基準値d(図5)に対するず
れ量 dyy=(Mbr−Mar)−d。
クMAyrと斜交マークMByrの中心点位置の差(M
fr−Mbr)の、基準値4d(図5)に対するずれ量 dxyr=(Mfr−Mbr)−4d と、フロントf側の直交マークMAyfと斜交マークM
Byfの中心点位置の差(Mff−Mbf)の、基準値
4d(図5)に対するずれ量 dxyf=(Mff−Mbf)−4d との平均値 dxy=(dxyr+dxyf)/2 =(Mfr−Mbr+Mff−Mbf−8d)/2。
MAyrとフロントf側の直交マークMAyfの中心点
位置の差 dSqy=(Mbf−Mbr)。
斜交マークMByrとフロントf側の斜交マークMBy
fの中心点位置の差(Mff−Mfr)から、スキュー
dSqy=(Mff−Mfr)を減算した値 dLxy=(Mff−Mfr)−dSqy =(Mff−Mfr)−(Mbf−Mbr)。
に関する算出と同様にして算出する(Acc,Ac
m)。Bkも大略では同様であるが、この実施例では、
副走査方向yの色あわせはBkを基準にしているので、
Bkに関しては、副走査方向の位置ずれ量dykの算出
は行わない(Ack)。
では、MPU41は、次のように、各色の作像ずれ量を
調整する。Yのずれ量調整(Ady)を、具体的に次に
示す。
成のための画像露光(潜像形成)の開始タイミングを、
基準のタイミング(y方向)から、算出したずれ量dy
yずらして設定する。
成のための画像露光(潜像形成)の、ライン先頭をあら
わすライン同期信号に対する、書込みユニット5の露光
レーザ変調器への、ライン先頭の画像データの送出タイ
ミング(x方向)を、基準のタイミングから、算出した
ずれ量dxy分ずらして設定する。
5の、感光体ドラム6bに対向してY画像データで変調
したレーザビームを反射して感光体ドラム6bに投射す
る、x方向に延びるミラーのリアr側は支点支持され、
フロントf側が、y方向に摺動可のブロックで支持され
ている。このブロックをパルスモータとスクリューを主
体とするy駆動機構で、y方向に往,復駆動してスキュ
ーdSqyを調整できる。「スキューdSqyの調整」
では、このy駆動機構のパルスモータを駆動して、ブロ
ックを基準のy位置から、算出したスキューdSqyに
相当する分駆動する。
ン上に画素単位で画像データを割りつける画素同期クロ
ックの周波数を、基準周波数×Ls/(Ls+dLx
y)に設定する。Lsは基準ライン長である。
上記Yに関する調整と同様にして調整する(Adc,A
dm)。Bkも大略では同様であるが、この実施例で
は、副走査方向yの色あわせはBkを基準にしているの
で、Bkに関しては、副走査方向の位置ずれ量dykの
調整は行わない(Adk)。次回の「色合わせ」まで、
このように調整した条件でカラー画像形成を行う。
観を示す斜視図である。
を示すブロック図である。
ム構成の概要を示すブロック図である。
および現像ユニット7aの前面を示す正面図、(b)お
よび(c)は(a)に示すねじ付きピン64部の縦断面
図であり、(b)はユニット60aが新品で複写機に装
着された直後の状態を、(c)は装着後に帯電ローラ6
2が回転駆動された後の状態を示す。
その表面に形成される各色マークを模式的に示す。
の構成を示すブロック図である。
41のプリント制御の概要を示すフローチャートであ
る。
示すフローチャートであり、(b)は、(a)に示す
「色合わせ」CPAの概要を示すフローチャートであ
る。
と計測」PFMの内容を示すフローチャートである。
処理の内容を示すフローチャートである。
PAの内容の一部を示すフローチャートである。
PAの内容の残部を示すフローチャートである。
ラーマークの分布を示す平面図、および、光センサ20
rの、カラーマークを読取った検出信号Sdrのレベル
変化を示すタイムチャートである。
タイムチャートの一部を拡大して示すタイムチャート、
(b)は、(a)に示す検出信号の内、そのA/D変換
データが図6に示すMPU41の内部のFIFOメモリ
に書込まれる範囲のみを摘出して示すタイムチャートで
ある。
によって算出される平均値データMar,・・・と、そ
れらが中心点位置となる仮想マークMAkr,・・・、
すなわち平均値データ群で表されるマーク列、を示す平
面図である。
ト Pb:パラレルバス Sb:シリアルバス 41:MPU(マイクロコンピュータ) 60a:潜像形成ユニット 61:軸体の端部 62:帯電ローラ 62a:回転軸 63:クリーニングパッド 64:ねじ付きピン 65:スリーブ 66:戻しばね 67:前面カバー 68:支持板 69a〜69d:マイクロス
イッチ 71:軸体の端部 72:現像ローラ 73:均しローラ 74:ねじ付きピン 79a〜79d:マイクロスイッチ 80:面板ユニット 81:面板 82:プリント基板 83:外面カバー 84:内面カバー
Claims (6)
- 【請求項1】作像機構がユニット化され交換できるカラ
ー画像形成装置に、ユニット交換検出手段を備えて、ユ
ニット交換の検出に対応して、複数の異なる色の作像間
の色合わせ調整を行う、ことを特徴とするカラー画像形
成の色合わせ制御方法。 - 【請求項2】カラー画像形成装置は、感光体を含む作像
機構が複数であってそれぞれがユニット化されたもので
あり;ユニット交換検出手段は各ユニット個別の着脱を
検出する複数の着脱検知手段を含む;請求項1記載の色
合わせ制御方法。 - 【請求項3】カラー画像形成装置は、現像剤が異なる複
数の現像機構がそれぞれユニット化されたものであり;
ユニット交換検出手段は各ユニット個別の着脱を検出す
る複数の着脱検知手段を含む;請求項1又は請求項2記
載の色合わせ制御方法。 - 【請求項4】色合わせ調整を行うときには、作像プロセ
スパラメータを調整するプロセスコントロールも行う、
請求項1,請求項2又は請求項3記載の色合わせ制御方
法。 - 【請求項5】それぞれが感光体を含み、機体に対して着
脱できるようにユニット化された、複数の作像機構、お
よび、各作像機構で形成される顕像を転写紙上に重ね転
写する転写手段、を備えるカラー画像形成装置におい
て、 前記作像機構のそれぞれの交換を検出する交換検知手
段;該交換検知手段が交換を検出するとこれに対応し
て、異なった位置に各色像があるテストパターン画像を
前記作像機構により形成する手段;テストパターン画像
の各色像を読取る手段;および、 各色画像を読取った情報にもとづいて各作像機構の像形
成位置を調整する色合わせ調整手段;を備えることを特
徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項6】交換検知手段は、機体に対するユニット化
された各作像機構の装着の有無を検出する、装着検出手
段;および、各作像機構ユニットにあって、新規供給時
には装着検出手段が装着無しと見る位置にあるが、ユニ
ット内の像形成機能要素の駆動に連動して、装着検出手
段が装着有りと見る位置に移動する、検知作用子;を含
む、請求項5記載のカラー画像形成装置。
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