JP6102573B2 - カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるカートリッジに関する。
従来より、現像カートリッジが着脱可能に装着される電子写真方式のプリンタが知られている。このようなプリンタは、装着された現像カートリッジの情報を判断するための新品検知手段を備えている。
例えば、レーザプリンタは、被検知回転体およびアジテータギアを備える現像カートリッジと、アクチュエータおよび光センサを備える本体ケーシングとを備える。被検知回転体は、周面にギア歯を有する円板状の欠け歯ギア部と、欠け歯ギア部の左端面に立設される被検知部とを備える。アジテータギアは、駆動力を受ける大径ギア部と、欠け歯ギア部のギア歯と噛合する小径ギア部とを備える(例えば、特許文献1参照)。
そして、このようなレーザプリンタでは、駆動力がアジテータギアを介して被検知回転体に伝達される。そうすると、被検知回転体が回転し、被検知部はアクチュエータと当接してアクチュエータを揺動させる。そして、光センサがアクチュエータの揺動を検出することにより、レーザプリンタは現像カートリッジの情報を判断する。
特開2011−215374号公報
しかるに、近年、カートリッジの小型化がますます望まれている。しかし、特許文献1に記載の現像カートリッジを小型化すると、それに伴って被検知回転体が小型化し、円板状の欠け歯ギア部が小径化する。そうすると、被検知部が欠け歯ギア部の左端面に立設されているので、被検知回転体の回転に伴う被検知部の移動量が低下してしまう。
そのため、被検知部がアクチュエータに当接しても、アクチュエータを大きく揺動させることができず、光センサがアクチュエータの揺動を検出することが困難となる場合がある。その結果、レーザプリンタにおいて、現像カートリッジの情報の検知精度が低下してしまうという不具合がある。
そこで、本発明の目的は、小型化を図ることができながら、検知精度の向上を図ることができるカートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明のカートリッジは、第1壁と、第2壁とを備え、内部に現像剤を収容するように構成される筐体と、第1壁に配置され、第1軸線を中心として回転するように構成される駆動伝達部材と、第1壁に配置され、駆動伝達部材から駆動力が伝達されることにより、第1軸線に沿う第2軸線を中心として回転するように構成される被検知体であって、回転することで第1位置から第2位置へ不可逆的に移動する被検知体と、を備えている。
第1壁は、第2壁から第1壁に向かい第1軸線に沿う第1方向において第2壁と間隔を空けて配置されている。被検知体は、被検知部と、駆動伝達部材からの駆動力を受けるように構成される受部と、受部よりも、被検知体の回転の径方向に沿い第2軸線から離れる外向き方向の下流に位置する縁部とを備えている。被検知部の少なくとも一部は、縁部に配置されている。
このような構成によれば、被検知部の少なくとも一部が、受部よりも、被検知体の回転の径方向の外向き方向の下流に位置する縁部に配置されている。つまり、被検知部の少なくとも一部は、当接部に当接される受部よりも、回転中心である第2軸線から離れて配置されている。
そのため、被検知体の第1位置から第2位置への回転に伴う、被検知部の移動量の向上を図ることができる。その結果、カートリッジの小型化を図っても、被検知部の移動量を十分に確保することができる。
従って、本発明のカートリッジによれば、小型化を図ることができながら、検知精度の向上を図ることができる。
(2)また、駆動伝達部材は、受部に当接することにより、被検知体に駆動力を伝達するように構成される当接部を備えていてもよい。また、被検知部の少なくとも一部は、被検知体が第2位置にある状態において、第1方向から見て当接部と重なるように構成されていてもよい。
このような構成によれば、被検知体が第2位置にある状態において、第1方向から見ると、被検知部の少なくとも一部が当接部と重なるように配置されている。つまり、被検知部の少なくとも一部が第1方向から見て当接部と重なるまで、被検知体を回転させることができる。
そのため、被検知体の第1位置から第2位置へ回転するときの回転角度を大きく確保することができ、被検知体の第1位置から第2位置への回転に伴う、被検知部の移動量のさらなる向上を図ることができる。その結果、小型化を図ることができながら、検知精度の向上を確実に図ることができる。
(3)また、被検知体は、駆動伝達部材から伝達される駆動力により、第1壁に対して第1方向に向かって移動し、さらに第1壁に対して第1方向とは反対の第2方向に向かって移動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、被検知体は、駆動伝達部材から駆動力が伝達され、第1位置から第2位置に向かって回転されるときに、第1壁に対して第1方向に向かって移動し、第1壁から最も離間する位置に位置した後、第1壁に対して第2方向に向かって移動する。
つまり、被検知体は、第1位置から第2位置に向かう間において、相対的に第1壁から離間するように配置され、第1位置および第2位置のそれぞれにあるとき、相対的に第1壁の近傍に配置される。
そのため、被検知体が第1位置から第2位置に向かう間に、被検知部を外部の検知機構に検知させれば、被検知部を第1壁から離れた位置で検知させることができる。その結果、検知精度のさらなる向上を図ることができる。
また、被検知体は、第1位置および第2位置のそれぞれにあるとき、第1壁の近傍に配置されるので、被検知体が第1位置または第2位置にある状態で、カートリッジを画像形成装置本体に対して装着または離脱することにより、被検知部が外部の部材と干渉することを抑制でき、被検知部が破損することを抑制できる。
(4)また、被検知体は、回転動作開始前の第1位置から、回転動作終了時の第2位置まで回転するように構成されていてもよい。この場合、第1方向における被検知部と第1壁との間の間隔は、被検知体が第1位置にある状態よりも、被検知体が第2位置にある状態のほうが大きくなるように構成されている。
このような構成によれば、被検知体は、第1位置にある状態よりも、第2位置にある状態のほうが、第1壁から第1方向に離間しており、ひいては、第1壁に配置される駆動伝達部材から第1方向に離間している。そのため、第2位置にある被検知体、すなわち、回転動作終了後の被検知体と駆動伝達部材との所望しない接触を抑制できる。
(5)また、カートリッジは、第1位置にある被検知体と、第1方向において接触するように構成される第1接触部と、第2位置にある被検知体と、第1方向において接触するように構成される第2接触部とを備えていてもよい。この場合、第2接触部は、第1接触部よりも第1方向に突出している。
このような構成によれば、第1接触部よりも第1方向に突出する第2接触部が、第2位置にある被検知体と第1方向において接触するので、第2位置にある被検知体を、第1位置にある被検知体よりも、第1壁から第1方向に離間するように確実に配置することができる。そのため、第2位置にある被検知体を、駆動伝達部材から第1方向に離間するように確実に配置でき、第2位置にある被検知体と駆動伝達部材との所望しない接触を確実に抑制できる。
(6)また、駆動伝達部材は、回転したときに第1位置にある被検知体と係合する第1係合部を備えていてもよい。この場合、被検知体は、第1係合部と係合することで、受部と当接部とが当接するように構成され、第1係合部は、当接部における受部と当接する部分よりも第1方向の上流にある。
このような構成によれば、駆動伝達部材が第1係合部を備えており、第1係合部は、駆動伝達部材が回転したときに、第1位置にある被検知体と係合する。ここで、第1位置にある被検知体は、第2位置にある被検知体よりも、第1方向において駆動伝達部材の近傍に位置している。そのため、第1係合部と第1位置にある被検知体とを確実に係合させることができる。
また、第1係合部と第1位置にある被検知体とが係合すると、受部と当接部とが当接する。そのため、第1係合部と第1位置にある被検知体とを係合させることにより、所望するタイミングで受部と当接部とを当接させることができる。
また、第1係合部は、当接部における受部と当接する部分よりも第1方向の上流にあるので、駆動伝達部材が回転したときに、第1係合部と受部とが干渉することを抑制できる。そのため、駆動伝達部材および被検知体のそれぞれの円滑な回転駆動を確保することができる。
従って、第1係合部と第1位置にある被検知体とを確実に係合させることができ、かつ、所望するタイミングで受部と当接部とを当接させることができながら、駆動伝達部材および被検知体のそれぞれの円滑な回転駆動を確保することができる。
(7)また、当接部は、受部と噛み合う第1ギア部であってもよい。この場合、駆動伝達部材は、第1ギア部に対して第1方向の上流に位置し、第1ギア部よりも大径な第2ギア部を備えている。また、被検知体は、第1係合部と係合するように構成される第2係合部を備えていてもよい。この場合、第2係合部は、被検知体が第1位置にある状態において、第1方向から見て、第2ギア部と重なるように、第2ギア部に対して第1方向の下流に配置されている。
このような構成によれば、駆動伝達部材が、第1ギア部および第2ギア部を備えているので、外部からの駆動力を第2ギア部により確実に受けることができながら、その駆動力を、第1ギア部および受部を介して、被検知体に確実に伝達することができる。
また、被検知体は第2係合部を備えており、第2係合部は、被検知体が第1位置にある状態において、第1方向から見て、第2ギア部と重なるように、第2ギア部に対して第1方向の下流に配置されている。そのため、第2係合部と第2ギア部との効率的な配置が確保されており、駆動伝達部材の回転時において、駆動伝達部材の第1係合部と、被検知体の第2係合部との確実な係合を確保することができる。その結果、カートリッジの小型化を図ることができながら、所望するタイミングで受部と当接部とを確実に当接させることができる。
(8)また、第1係合部は、第1ギア部の径方向の外周面および第2ギア部の第1方向の下流面のそれぞれに連続していてもよい。
このような構成によれば、第1係合部が第1ギア部および第2ギア部のそれぞれに連続しているので、簡易な構成でありながら、第1係合部の剛性を確保することができ、第1係合部と第2係合部とを確実に係合させることができる。
(9)また、被検知体は、被検知体の回転の径方向に延びるリブを備えていてもよい。また、第1壁は、被検知体が第1位置に配置された状態において、リブに対して、被検知体が第1位置から第2位置に向かう移動方向の上流に配置され、被検知体の第1位置から、移動方向の上流に向かう移動を規制するように構成される第1規制部と、被検知体が第2位置に配置された状態において、リブに対して、移動方向の下流に配置され、被検知体の第2位置から、移動方向の下流に向かう移動を規制する第2規制部とを備えていてもよい。この場合、第1規制部および第2規制部のそれぞれは、駆動伝達部材の回転の周方向に沿って延びている。
このような構成によれば、第1規制部が、被検知体の第1位置から移動方向の上流に向かう移動を規制し、第2規制部が、被検知体の第2位置から移動方向の下流に向かう移動を規制するので、被検知体の所望しない回転を確実に規制できる。また、第1規制部および第2規制部のそれぞれが、駆動伝達部材の回転の周方向に沿って延びているので、第1規制部および第2規制部のそれぞれを、駆動伝達部材の周囲に効率的に配置できる。
また、リブが被検知体の回転の径方向に延びているので、被検知体が第1位置または第2位置に配置されたときに、リブが、第1規制部および第2規制部のそれぞれと略同一の方向に延びるように配置される。
そのため、被検知体の所望しない回転をより一層確実に規制できながら、カートリッジの小型化を図ることができる。
(10)また、被検知体の回転に伴う被検知部の移動軌跡の曲率半径は、第2ギア部の半径よりも大きくなるように構成されていてもよい。
このような構成によれば、被検知体の回転に伴う、被検知部の移動量のさらなる向上を図ることができる。
(11)また、受部は、被検知体が第1位置にある状態において、駆動伝達部材の回転に伴う第1係合部の移動軌跡と重なる部分に、第1係合部の通過を許容するように構成される切欠部を有していてもよい。
このような構成によれば、受部が切欠部を有しているので、被検知体が第1位置にある状態において、駆動伝達部材が回転すると、第1係合部は切欠部を通過する。そのため、カートリッジを小型化することにより、被検知体が第1位置にある状態において、第1係合部の移動軌跡と被検知体の受部とが重なるように配置されても、第1係合部と受部とが干渉することを抑制できる。
従って、カートリッジのさらなる小型化を図ることができながら、第1係合部と受部とが干渉することを抑制できる。
(12)また、カートリッジは、駆動伝達部材および被検知体を、第1方向の下流から被覆するギアカバーと、第1方向においてギアカバーと被検知体との間に配置され、被検知体を第1方向に沿って付勢する付勢部材とを備えていてもよい。この場合、ギアカバーは、付勢部材を係止する係止部を有している。
このような構成によれば、付勢部材が被検知体を第1方向に沿って付勢するので、第1位置および第2位置にある被検知体の、第1壁に対する相対的な位置精度の向上を図ることができる。
また、ギアカバーの係止部が付勢部材を係止しており、ギアカバーが付勢部材を支持している。そのため、被検知体を第1壁に組み付けた後、ギアカバーを第1方向の下流から組み付けることにより、付勢部材を、第1方向におけるギアカバーと被検知体との間に容易に配置することができる。
従って、第1位置および第2位置にある被検知体の、第1壁に対する相対的な位置精度の向上を図ることができながら、付勢部材の組み付け作業の円滑化を図ることができる。
(13)また、カートリッジは、駆動伝達部材および被検知体を、第1方向の下流から被覆するギアカバーと、第1方向においてギアカバーと被検知体との間に配置され、被検知体を第1方向に沿って付勢する付勢部材とを備えていてもよい。この場合、被検知体は、付勢部材を係止する係止部を有している。
このような構成によれば、付勢部材が被検知体を第1方向に沿って付勢するので、第1位置および第2位置にある被検知体の、第1壁に対する相対的な位置精度の向上を図ることができる。
また、被検知体の係止部が付勢部材を係止しており、被検知体が付勢部材を支持している。そのため、被検知体を第1壁に組み付けた後、ギアカバーを第1方向の下流から組み付けることにより、付勢部材を、第1方向におけるギアカバーと被検知体との間に容易に配置することができる。
従って、第1位置および第2位置にある被検知体の、第1壁に対する相対的な位置精度の向上を図ることができながら、付勢部材の組み付け作業の円滑化を図ることができる。
本発明によれば、小型化を図ることができながら、検知精度の向上を図ることができる。
図1は、本発明のカートリッジの第1実施形態としての現像カートリッジの中央断面図である。 図2は、図1に示す現像カートリッジを備えるプリンタの中央断面図である。 図3は、図1に示す現像カートリッジを左上から見た斜視図である。 図4は、図3に示す検知ユニットを左上から見た分解斜視図である。 図5は、図3に示す検知ユニットを左下から見た分解斜視図である。 図6Aは、図3に示す検知ギアを後左から見た斜視図である。図6Bは、図6Aに示す検知ギアの平面図である。 図7は、図3に示すキャップを左上から見た斜視図である。 図8Aは、図7に示すキャップの左側面図である。図8Bは、図8Aに示すキャップのA−A断面図である。 図9は、図3に示す検知ユニットによる新品検知動作を説明するため説明図であり、検知ギアが初期位置にある状態を示す。 図10は、図9に続いて、検知ユニットによる新品検知動作を説明するための説明図であり、アジテータギアの第1係合部が、初期位置にある検知ギアの第2係合部に当接する状態を示す。 図11は、図10に続いて、検知ユニットによる新品検知動作を説明するための説明図であり、アジテータギアの第1ギアと、検知ギアの検知ギア部とが噛合する状態を示す。 図12は、図11に続いて、検知ユニットによる新品検知動作を説明するための説明図であり、検知ギアが進出位置に配置され、第1被検知突起がアクチュエータと当接する状態を示す。 図13は、図12に続いて、検知ユニットによる新品検知動作を説明するための説明図であり、第1被検知突起および連結部が、アジテータギアの第1ギアの左方を通過する状態を示す。 図14は、図13に続いて、検知ユニットによる新品検知動作を説明するための説明図であり、検知ギアが終着位置にある状態を示す。 図15は、図9に示すギア列を左上方から見た斜視図であって、検知ギアが初期位置にある状態を示す。 図16は、図10に示すギア列を左上方から見た斜視図であって、アジテータギアの第1係合部が、初期位置にある検知ギアの第2係合部に当接する状態を示す。 図17は、図13に示すギア列を左上方から見た斜視図であって、第1被検知突起および連結部が、アジテータギアの第1ギアの左方を通過する状態を示す。 図18は、図14に示すギア列を左上方から見た斜視図であって、検知ギアが終着位置にある状態を示す。 図19は、図9に示すギア列の底面図であって、検知ギアが初期位置にある状態を示す。 図20は、図11に示すギア列の底面図であって、アジテータギアの第1ギアと、検知ギアの検知ギア部とが噛合する状態を示す。 図21は、図12に示すギア列の底面図であって、検知ギアが進出位置に配置される状態を示す。 図22は、図13に示すギア列の底面図であって、第1被検知突起および連結部が、アジテータギアの第1ギアの左方を通過する状態を示す。 図23は、図14に示すギア列の底面図であって、検知ギアが終着位置にある状態を示す。 図24Aは、本発明の第2実施形態としての現像カートリッジに係る第2カバーを右下から見た斜視図である。図24Bは、図24Aに示す第2カバーがばね部材を支持した状態を右下から見た斜視図である。 図25は、本発明の第3実施形態としての現像カートリッジに係る本体部および抵抗付与部材の左側面図である。 図26Aは、本発明の第4実施形態としての現像カートリッジに係る検知ギアを後左から見た斜視図である。図26Bは、本発明の第5実施形態としての現像カートリッジに係る検知ギアを後左から見た斜視図である。
1.現像カートリッジの概略
カートリッジの一例としての現像カートリッジ1は、図1に示すように、筐体2と、アジテータ3と、現像ローラ4と、供給ローラ5と、層厚規制ブレード6とを備えている。
なお、以下の説明において、現像ローラ4が配置されている方を、現像カートリッジ1の後方とし、その反対を現像カートリッジ1の前方とする。また、現像カートリッジ1を前方から見たときを基準として左右を規定する。具体的には、現像カートリッジ1の方向に関し、各図に示した矢印方向を基準とし、図1においては、紙面左方が後方であり、紙面右方が前方であり、紙面手前が左方であり、紙面奥方が右方である。なお、図3に示すように、右方から左方に向かう方向が第1方向Xであり、第1方向Xの反対方向、つまり、左方から右方に向かう方向が第2方向Yである。また、以下の説明において、径方向の外方とは、径方向に沿い中心軸線から離れる外向き方向であり、径方向の内方とは、径方向に沿い中心軸線に向かう内向き方向である。
筐体2は、図1に示すように、左右方向に延びる略ボックス状であり、筐体2の後端部は、前後方向に開放されている。また、筐体2は、その内部において、前後方向に並列されるトナー収容室7および現像室8を有している。トナー収容室7は、現像剤の一例としてのトナーを収容している。
アジテータ3は、トナー収容室7の前後上下方向略中央部分に配置されている。また、アジテータ3は、アジテータ軸9と、攪拌ブレード10とを備えている。アジテータ軸9は、左右方向に延びる略円柱状である。攪拌ブレード10は、アジテータ軸9から、アジテータ軸9の径方向の外方に延びている。
そして、アジテータ3は、アジテータ軸9の左右両端部が、後述する左側壁33および右側壁34に回転可能に支持されることによって、筐体2に支持されている。また、アジテータ軸9の左端部は、図5に示すように、後述する左側壁33から左方に突出している。
現像ローラ4は、図1に示すように、現像室8の後端部に配置されている。また、現像ローラ4は、現像ローラ軸11と、ゴムローラ12とを備えている。現像ローラ軸11は、左右方向の延びる略円柱形状である。ゴムローラ12は、現像ローラ軸11の左右両端部が露出するように、現像ローラ軸11を被覆している。また、現像ローラ4のゴムローラ12の上方部分および後方部分は、筐体2から露出している。そして、現像ローラ4は、現像ローラ軸11の左右両端部が、後述する左側壁33および右側壁34に回転可能に支持されることによって、筐体2に支持されている。また、現像ローラ軸11の左端部は、図5に示すように、後述する左側壁33から左方に突出している。
供給ローラ5は、図1に示すように、現像室8において現像ローラ4の前下方に配置されている。また、供給ローラ5は、供給ローラ軸13と、スポンジローラ14とを備えている。供給ローラ軸13は、左右方向の延びる略円柱形状である。スポンジローラ14は、供給ローラ軸13の左右両端部が露出するように、供給ローラ軸13を被覆している。また、供給ローラ5のスポンジローラ14の後上端部は、ゴムローラ12の前下端部に圧接している。そして、供給ローラ5は、供給ローラ軸13の左右両端部が、後述する左側壁33および右側壁34に回転可能に支持されることによって、筐体2に支持されている。また、供給ローラ軸13の左端部は、図5に示すように、後述する左側壁33から左方に突出している。
層厚規制ブレード6は、現像室8において現像ローラ4の前上方に配置されている。また、層厚規制ブレード6は、左右方向に延びる背面視略矩形の板状であり、側面視において上下方向に延びている。そして、層厚規制ブレード6は、層厚規制ブレード6の下端部が、現像ローラ4の前上端部に接触するように、筐体2に支持されている。
2.プリンタの全体構成
図2に示すように、プリンタ15は、電子写真方式のモノクロプリンタである。プリンタ15は、本体ケーシング16と、プロセスカートリッジ17と、スキャナユニット18と、定着ユニット19とを備えている。
本体ケーシング16は、略ボックス形状である。また、本体ケーシング16は、開口部20と、フロントカバー21と、給紙トレイ22と、排紙トレイ23とを有している。
開口部20は、本体ケーシング16の前壁を前後方向に貫通し、プロセスカートリッジ17の通過を許容するように構成されている。
フロントカバー21は、側面視略L字状の板状である。フロントカバー21は、その下端部を支点として本体ケーシング16の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー21は、開口部20を開放または閉鎖するように構成されている。
給紙トレイ22は、本体ケーシング16の底部に配置されている。給紙トレイ22は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ23は、本体ケーシング16の上面に配置されている。
プロセスカートリッジ17は、開口部20を介して、本体ケーシング16に対して装着または離脱するように構成されている。プロセスカートリッジ17は、ドラムカートリッジ24と、上記の現像カートリッジ1とを備えている。
ドラムカートリッジ24は、感光ドラム25と、スコロトロン型帯電器26と、転写ローラ27とを備えている。
感光ドラム25は、ドラムカートリッジ24の後端部に配置されており、左右方向に延びる略円筒形状である。そして、感光ドラム25は、ドラムカートリッジ24のフレームに回転可能に支持されている。
スコロトロン型帯電器26は、感光ドラム25の後方において、感光ドラム25と間隔を隔てて配置されている。
転写ローラ27は、感光ドラム25の下方に配置されている。転写ローラ27は、感光ドラム25の下端部と接触している。
現像カートリッジ1は、ドラムカートリッジ24に対して装着または離脱するように構成されている。また、現像カートリッジ1がドラムカートリッジ24に装着された状態において、現像ローラ4の後端部が感光ドラム25の前端部に接触する。
スキャナユニット18は、プロセスカートリッジ17の上方に配置されている。スキャナユニット18は、図1に点線で示すように、感光ドラム25に向けて画像データに基づくレーザービームを出射するように構成されている。
定着ユニット19は、プロセスカートリッジ17の後方に配置されている。定着ユニット19は、加熱ローラ28と、加圧ローラ29とを備えている。加圧ローラ29は、加熱ローラ28に対して後下方に配置されており、加熱ローラ28の後下端に圧接している。
そして、プリンタ15において、図示しない制御部の制御により、画像形成動作が開始すると、スコロトロン型帯電器26が、感光ドラム25の表面を一様に帯電する。その後、スキャナユニット18が、感光ドラム25の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム25の表面に形成される。
また、アジテータ3は、トナー収容室7内のトナーを撹拌し、撹拌されたトナーを供給ローラ5に供給する。供給ローラ5は、アジテータ3から供給されたトナーを現像ローラ4に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ4と供給ローラ5との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ4上に担持される。層厚規制ブレード6は、現像ローラ4上に担持されたトナーを一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ4は、一定厚みとして担持するトナーを、感光ドラム25の表面上の静電潜像に供給する。これにより、トナー像が、感光ドラム25の表面上に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ22から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム25と転写ローラ27との間に給紙される。感光ドラム25上のトナー像は、感光ドラム25と転写ローラ27との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ28と加圧ローラ29との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ23に排紙される。
3.現像カートリッジの詳細
現像カートリッジ1は、図3に示すように、筐体2の左方に配置される検知ユニット32を備えている。
(1)筐体
筐体2は、第1壁の一例としての左側壁33と、第2壁の一例としての右側壁34とを備えている。左側壁33は、右側壁34に対して左方に間隔を空けて配置されている。つまり、左側壁33は、右方から左方に向かう第1方向Xにおいて、右側壁34と間隔を空けて配置されている。
左側壁33および右側壁34のそれぞれは、前後方向に延びる側面視略矩形の板状である。
左側壁33は、図5に示すように、アイドルギア支持軸39と、キャップ支持部35と、キャップ40とを備えている。
アイドルギア支持軸39は、左側壁33の左面における前後方向略中央部分に配置されており、左側壁33から露出するアジテータ軸9の左端部の後上方に配置されている。アイドルギア支持軸39は、左右方向に延びる略円柱形状であり、左側壁33の左面から左方に向かって突出している。
キャップ支持部35は、左側壁33の前端部に配置されている。キャップ支持部35は、トナー充填口37と、カラー部36と、位置決め部38とを備えている。
トナー充填口37は、側面視略円形状であり、左側壁33の前端部を左右方向に貫通している。これによって、トナー充填口37は、トナー収容室7と筐体2の外部空間とを左右方向に連通している。カラー部36は、トナー充填口37の周端部から左方に向かって突出する略円筒形状である。位置決め部38は、カラー部36に対して後下方に間隔を空けて配置されている。位置決め部38は、左右方向に延びる略円柱形状であり、左側壁33の左面から左方に向かって突出している。
キャップ40は、図4に示すように、トナー充填口37およびカラー部36に、装着または離脱するように構成されている。キャップ40は、図7に示すように、閉鎖部45と、挿入部48と、検知ギア支持部46とを一体に備えている。
閉鎖部45は、側面視略矩形の板状である。また、閉鎖部45は、凹部49と、位置決め穴50とを有している。
凹部49は、閉鎖部45の左面の後端部において、後述するアジテータギア71の第2ギア部81の前端部と左右方向に重なる位置に配置されている。凹部49は、後述する第2ギア部81の周面に沿う側面視略円弧形状であり、閉鎖部45の左面から右方に向かって凹んでいる。また、凹部49は、後方に向かって開放されている。つまり、凹部49は、後述するアジテータギア71の第2ギア部81の前端部から、右方に向かって離れるように凹んでいる。
位置決め穴50は、閉鎖部45の後下端部に配置されている。位置決め穴50は、側面視略円形状であり、閉鎖部45を左右方向に貫通している。
挿入部48は、閉鎖部45の右面に配置されている。挿入部48は、図5に示すように、左右方向に延びる略円筒形状であり、閉鎖部45の右面から右方に向かって突出している。挿入部48の外径は、トナー充填口37の内径よりも僅かに小さい。
検知ギア支持部46は、図7に示すように、閉鎖部45の左面に配置されている。検知ギア支持部46は、検知ギア支持軸51と、ガイド部52と、第1規制部の一例としての第1ストッパ53と、第2規制部の一例としての第2ストッパ54と、第2接触部の一例としての突出部59とを備えている。
検知ギア支持軸51は、閉鎖部45の左面における略中央部分に配置されている。検知ギア支持軸51は、左右方向に延びる略円柱形状であり、閉鎖部45の左面から左方に向かって突出している。
ガイド部52は、後方に向かって開放される側面視略C字状であり、左右方向に延びる略半円筒形状である。また、ガイド部52は、閉鎖部45の左面から左方に向かって突出している。そして、ガイド部52は、検知ギア支持軸51の外周面と間隔を空けて、検知ギア支持軸51を囲むように配置されている。
ガイド部52は、第1傾斜面55と、平行面56と、第2傾斜面57と、切欠面58とを有している。
第1傾斜面55は、ガイド部52の左面における、左側面視反時計方向の上流端部に配置されている。第1傾斜面55は、閉鎖部45の左面と連続しており、左側面視反時計方向の下流へ向かうにつれて、左方へ向かうように傾斜している。
平行面56は、ガイド部52の左面において、第1傾斜面55と第2傾斜面57との間に配置されている。平行面56は、第1傾斜面55の左側面視反時計方向の下流端部から連続し、閉鎖部45と平行となるように、左側面視反時計方向に延びている。
第2傾斜面57は、ガイド部52の左面における、左側面視反時計方向の下流端部に配置されている。第2傾斜面57は、平行面56の左側面視反時計方向の下流端部から連続し、左側面視反時計方向の下流へ向かうにつれて、右方へ向かうように傾斜している。
切欠面58は、第2傾斜面57の左側面視反時計方向の下流端部から、右方に向かって切り欠かれており、第2傾斜面57の左側面視反時計方向の下流端部と、閉鎖部45の左面とを接続するように、左右方向に延びている。
第1ストッパ53は、後述する大径ギア77の回転の周方向に沿って延びる板状であり、凹部49の前下の周縁から左方に向かって突出している。また、第1ストッパ53は、ガイド部52の左側面視反時計方向の上流端部に対して、後方に間隔を空けて配置されている。
これによって、第1ストッパ53と、ガイド部52の左側面視反時計方向の上流端部との間に位置する閉鎖部45の左面が、第1接触部の一例としての接触面60として画定されている。なお、接触面60は、ガイド部52の第1傾斜面55と連続している。
第2ストッパ54は、後述する第2ギア部81の回転の周方向に沿って延びる板状であり、凹部49の前上の周縁から左方に向かって突出している。また、第2ストッパ54は、ガイド部52の切欠面58に対して後方に間隔を空けて配置されている。
突出部59は、切欠面58と第2ストッパ54との間に配置されている。突出部59は、図7および図8Bに示すように、閉鎖部45の左面から左方に向かって突出しており、切欠面58の右端部と、第2ストッパ54の前面における上下方向略中央部分の右端部とを連結している。つまり、突出部59は、図8Bに示すように、接触面60よりも第1方向Xに突出している。
そして、キャップ40は、図5に示すように、挿入部48がカラー部36およびトナー充填口37に挿入され、かつ、位置決め穴50が位置決め部38を受け入れることにより、左側壁33に装着されている。これによって、閉鎖部45が、図4に示すように、トナー充填口37を左方から被覆している。
(2)検知ユニット
検知ユニット32は、図4および図5に示すように、左側壁33の左方に配置されており、ギア列65と、付勢部材の一例としてのばね部材100と、カバー部材66とを備えている。
(2−1)ギア列
ギア列65は、図9に示すように、現像カップリング67と、現像ギア68と、供給ギア69と、アイドルギア70と、駆動伝達部材の一例としてのアジテータギア71と、被検知体の一例としての検知ギア72とを備えている。
(2−1−1)現像カップリング
現像カップリング67は、左側壁33の左面の後方部分に配置されている。現像カップリング67は、図示しない回転軸を中心に回転可能に支持されている。図示しない回転軸は、左右方向に延び、左側壁33に相対回転不能に固定されている。
また、現像カップリング67は、図5に示すように、左右方向に延びる略円柱形状であり、カップリングギア部73と、カップリング部74とを一体に有している。
カップリングギア部73は、現像カップリング67の右方部分であって、その周面すべてにわたって、ギア歯を有している。
カップリング部74は、現像カップリング67の左方部分であって、カップリングギア部73と中心軸線が一致する略円柱形状である。また、カップリング部74の外径は、カップリングギア部73の外径よりも小さい。
また、カップリング部74は、結合凹部75と、1対の突部76とを有している。
結合凹部75は、カップリング部74の左端面に配置されている。結合凹部75は、側面視略円形状であり、カップリング部74の左端面から右方に向かって凹んでいる。
1対の突部76のそれぞれは、結合凹部75内に配置されており、結合凹部75の径方向において、互いに向かい合うように配置されている。各突部76は、結合凹部75の内周面から、結合凹部75の中心に向かって径方向の内方に突出している。各突部76は、左右方向に延びる略角柱形状である。
(2−1−2)現像ギア
現像ギア68は、図9に示すように、現像カップリング67の後下方に配置されている。現像ギア68は、左右方向に延びる略円筒形状であり、その周面のすべてにわたって、ギア歯を有している。
そして、現像ギア68は、現像ローラ軸11の左端部に相対回転不能に取り付けられている。また、現像ギア68の前上端部は、現像カップリング67のカップリングギア部73の後下端部に噛合している。
(2−1−3)供給ギア
供給ギア69は、現像カップリング67の下方に配置されている。供給ギア69は、左右方向に延びる略円筒形状であり、その周面のすべてにわたって、ギア歯を有している。
そして、供給ギア69は、供給ローラ軸13の左端部に相対回転不能に取り付けられている。また、供給ギア69の上端部は、現像カップリング67のカップリングギア部73の下端部に噛合している。
(2−1−4)アイドルギア
アイドルギア70は、現像カップリング67の前方に配置されている。アイドルギア70は、図19に示すように、大径ギア77と、中間部78と、小径ギア79とを一体に有している。
大径ギア77は、アイドルギア70の左端部であり、左右方向に厚みを有する略円環形状である。大径ギア77は、その周面のすべてにわたってギア歯を有している。
中間部78は、大径ギア77と中心軸線が一致する略円筒形状であり、大径ギア77の右面から右方に向かって突出している。また、中間部78の外径は、大径ギア77の外径よりも小さく、中間部78の内径は、大径ギア77の内径と略同じである。また、中間部78の右端面は閉鎖されている。
小径ギア79は、中間部78と中心軸線が一致する略円筒形状であり、中間部78の右端面から右方に向かって突出している。また、小径ギア79の外径は、中間部78の外径よりも小さく、小径ギア79の内径は、アイドルギア支持軸39の外径よりも僅かに大きい。小径ギア79は、その周面のすべてにわたってギア歯を有している。
そして、アイドルギア70は、図5に示すように、小径ギア79がアイドルギア支持軸39を相対回転可能に受け入れることにより、左側壁33に回転可能に支持されている。また、アイドルギア70は、図9に示すように、現像カップリング67の前方に配置されており、大径ギア77の後端部が現像カップリング67のカップリング部74の前端部に噛合している。
(2−1−5)アジテータギア
アジテータギア71は、アイドルギア70の前下方に配置されている。アジテータギア71は、当接部の一例としての第1ギア部80と、第2ギア部81と、第1係合部82とを一体として有している。
第1ギア部80は、図19に示すように、アジテータギア71の左方部分であって、左右方向に延びる略円筒形状である。第1ギア部80は、その周面のすべてにわたってギア歯を有している。
第2ギア部81は、アジテータギア71の右方部分であって、第1ギア部80の右方に隣接している。つまり、第2ギア部81は、第1ギア部80に対して、第1方向Xの上流に配置されている。
また、第2ギア部81は、第1ギア部80と中心軸線が一致する略円環形状である。また、第2ギア部81の外径は、第1ギア部80の外径よりも大きい。第2ギア部81は、その周面のすべてにわたってギア歯を有している。
第1係合部82は、第2ギア部81の左面に配置されている。第1係合部82は、第2ギア部81の左面から左方に向かって突出する板状であり、第2ギア部81のギア歯よりも、左方に向かって突出している。また、第1係合部82は、図9に示すように、左側面視において、アジテータギア71の回転の径方向に対して、反時計方向に傾斜するように延びている。
また、第2ギア部81の径方向の内方端部が、図19に示すように、第1ギア部80の外周面における右端部に接続されている。つまり、第1係合部82は、第1ギア部80の外周面および第2ギア部81の第1方向Xの下流面の両方と連続している。
そして、アジテータギア71は、図9に示すように、アジテータ軸9の左端部に相対回転不能に取り付けられている。これによって、アジテータギア71は、アジテータ軸9の中心軸線A1を回転中心として、左側壁33に対して回転可能である。なお、アジテータ軸9の中心軸線A1は、左右方向に沿って延びており、第1軸線の一例である。
また、アジテータギア71の第2ギア部81の後端部は、図19に示すように、アイドルギア70の小径ギア79の前端部に噛合している。また、第1ギア部80および第2ギア部81のそれぞれの後端部は、大径ギア77の前端部に対して、右方に間隔を空けて配置されており、第2方向Yに投影したときに、大径ギア77の前端部と重なる。
(2−1−6)検知ギア
検知ギア72は、図9に示すように、アジテータギア71の前方に配置されている。なお、検知ギア72は、詳しくは後述するが、アジテータギア71から駆動力が伝達されることにより、第1位置の一例としての初期位置から、第2位置の一例としての検知終了位置まで、移動方向の一例としての回転方向Rに沿って、不可逆的に回転する。なお、回転方向Rは、図9において矢印で示すように、左側面視反時計方向である。
そこで、以下の検知ギア72の説明においては、検知ギア72が、図9、図15および図19に示す初期位置にある状態を基準として説明する。
検知ギア72は、公知のプラスチックからなる。また、検知ギア72は、図6Aおよび図6Bに示すように、板状部85と、係止部86と、被検知部87と、軸挿通部91と、受部の一例としての検知ギア部88と、リブの一例としてのガイドリブ90と、接続部92と、第2係合部89とを一体に備えている。
板状部85は、図9に示すように、側面視略円形の板状である。また、板状部85の外径は、第2ギア部81の外径よりも大きい。
また、板状部85は、縁部115と、内方部分116とを備えている。縁部115は、板状部85における径方向の外方部分であり、後述する検知ギア部88のギア歯よりも、検知ギア72の回転の径方向の外方の下流に位置する部分である。また、内方部分116は、縁部115により囲まれる、板状部85の径方向の内方部分であり、後述する検知ギア部88のギア歯よりも、検知ギア72の回転の径方向の外方の上流に位置する部分である。
内方部分116は、その中央部分に挿通穴98を有している。挿通穴98は、側面視略円形状であり、内方部分116の中央部分を左右方向に貫通している。挿通穴98の内径は、検知ギア支持軸51の外径よりも僅かに大きい。
係止部86は、図6Aおよび図6Bに示すように、板状部85の内方部分116の左面に配置されており、ボス93と、複数の係止突起94とを備えている。ボス93は、板状部85と中心軸線が一致する略円筒形状であり、挿通穴98の周縁から左方に向かって突出している。複数の係止突起94は、ボス93の周方向において、互いに略90°の間隔を空けて4つ配置されている。各係止突起94は、側面視略矩形状であり、ボス93の外周面から、ボス93の径方向の外方に向かって突出している。また、各係止突起94の右端部は、板状部85の左面に接続されている。
被検知部87は、板状部85の左面における径方向の外方部分に配置されている。被検知部87は、第1被検知突起95と、第2被検知突起96と、連結部97とを備えている。
第1被検知突起95は、ボス93の前方に間隔を空けて配置されている。第1被検知突起95は、左右方向に延びる略杆状であり、板状部85から左方に向かって突出している。また、第1被検知突起95は、側面視において、検知ギア72の回転の径方向に沿って延びており、その径方向の外方部分が縁部115の左面に配置されている。そして、第1被検知突起95の径方向の外方端面は、板状部85の外周面と略面一である。
第2被検知突起96は、ボス93の前下方に間隔を空けて配置されている。第2被検知突起96は、左右方向に延びる略杆状であり、板状部85の左面から左方に向かって突出している。また、第2被検知突起96は、側面視において、検知ギア72の回転の径方向に沿って延びており、その径方向の外方部分が縁部115の左面に配置されている。そして、第2被検知突起96の径方向の外方端面は、板状部85の外周面と略面一である。
また、第2被検知突起96の左右方向の寸法は、第1被検知突起95の左右方向の寸法と略同じである。
連結部97は、検知ギア72の回転の周方向において、第1被検知突起95および第2被検知突起96の間に配置されている。連結部97は、左右方向に延びる略板状であり、板状部85の左面から左方に向かって突出している。また、連結部97は、側面視において、検知ギア72の回転の周方向に沿って延びており、第1被検知突起95の径方向の外方部分と、第2被検知突起96の径方向の外方部分とを連結している。これによって、連結部97は、縁部115の左面に配置されている。また、連結部97の径方向の外方面は、板状部85の外周面と略面一である。
また、連結部97の左右方向の寸法は、第1被検知突起95の左右方向寸法よりも短い。
軸挿通部91は、板状部85の内方部分116の右面に配置されている。軸挿通部91は、板状部85と中心軸線が一致する略円筒形状であり、挿通穴98の周縁から右方に向かって突出している。
検知ギア部88は、板状部85の内方部分116の右面に配置されている。検知ギア部88は、図9に示すように、軸挿通部91と中心軸線が一致する略半円筒形状であり、側面視において、後下方に向かって開放されている。また、検知ギア部88は、図6Aに示すように、内方部分116の右面から右方に向かって突出している。また、検知ギア部88は、その外周面のすべてにわたってギア歯を有している。
そして、検知ギア部88は、軸挿通部91の前上方部分を囲むように、軸挿通部91の外周面における前上方部分と間隔を空けて配置されている。
また、検知ギア部88の外周面の曲率半径は、図9に示すように、板状部85の外径よりも小さい。そのため、板状部85の縁部115は、検知ギア部88の外周面のギア歯よりも、検知ギア72の回転の径方向の外方の下流に位置しており、第1被検知突起95および第2被検知突起96の径方向の外方部分は、検知ギア部88の外周面のギア歯よりも、中心軸線A2から離れて配置されている。
また、検知ギア部88は、図6Aに示すように、切欠部99を有している。切欠部99は、検知ギア部88の回転方向Rの下流端部の右方部分に配置されている。切欠部99は、背面視略矩形状であり、検知ギア部88の回転方向Rの下流端部の右方部分が切り欠かれている。
ガイドリブ90は、板状部85の右面に配置され、図9に示すように、ボス93の後下方に配置されている。ガイドリブ90は、側面視において、検知ギア72の回転の径方向に沿って延びる略板状である。また、ガイドリブ90の径方向の内方端部は、ボス93の後下端部に接続されている。また、ガイドリブ90は、図6Bに示すように、板状部85の右面から右方に向かって延びている。また、ガイドリブ90の左右方向寸法は、検知ギア部88の左右方向寸法よりも長い。
また、ガイドリブ90の右端部は、摺擦部118として構成されている。摺擦部118は、図20に示すように、検知ギア72の回転の径方向に沿うガイドリブ90の延びる方向から見て、右方に向かって膨出する半円弧形状に面取りされている。
接続部92は、板状部85の内方部分116の右面に配置されている。また、接続部92は、図9に示すように、軸挿通部91の前下方に間隔を空けて配置されており、検知ギア部88の回転方向Rの上流端部と、ガイドリブ90の前面の径方向中央部分とを、検知ギア72の回転の周方向に沿って連結している。また、接続部92は、図19に示すように、板状部85の右面から右方に向かって突出している。また、接続部92の左右方向寸法は、検知ギア部88の左右方向寸法と略同じである。
第2係合部89は、板状部85の内方部分116の右面に配置されている。第2係合部89は、図9に示すように、ボス93に対して後下方に間隔を空けて配置されており、ガイドリブ90に対して回転方向Rの上流に配置されている。第2係合部89は、検知ギア72の回転の周方向に延びる側面視略円弧形状であり、ガイドリブ90の径方向の略中央部分から、回転方向Rの上流に向かって延びている。また、第2係合部89は、図6Bに示すように、板状部85の右面から右方に向かって突出している。また、第2係合部89の左右方向の寸法は、検知ギア部88の左右方向寸法よりも長く、ガイドリブ90の左右方向寸法よりも短い。
そして、検知ギア72は、詳しくは後述するが、軸挿通部91、挿通穴98およびボス93が、検知ギア支持軸51を相対回転可能に受け入れることにより、キャップ40を介して、左側壁33に支持されている。これによって、検知ギア72は、検知ギア支持軸51の中心軸線A2を回転中心として、左側壁33に対して回転可能である。なお、検知ギア支持軸51の中心軸線A2は、左右方向に沿って延びており、第2軸線の一例である。
(2−3)ばね部材
ばね部材100は、図4に示すように、空心コイル状であり、左右方向に延びている。そして、ばね部材100は、その右端部に係止部86、すなわち、ボス93および複数の係止突起94が嵌入されることにより、検知ギア72に係止されている。これによって、ばね部材100は、検知ギア72に支持されている。
(2−4)ギアカバー
カバー部材66は、図3に示すように、第2方向Yから見てギア列65を被覆している。カバー部材66は、第1カバー101と、ギアカバーの一例としての第2カバー102とを備えている。
第1カバー101は、カバー部材66の後方部分であって、ギア列65の後方部分、具体的には、現像カップリング67、現像ギア68および供給ギア69を左方から被覆している。第1カバー101は、右方に向かって開放される略ボックス形状である。また、第1カバー101は、現像カップリング67、現像ギア68および供給ギア69を一括して被覆可能なサイズを有している。
第1カバー101は、カップリング露出口104を有している。カップリング露出口104は、第1カバー101の左壁に配置されている。カップリング露出口104は、側面視略円形状であり、第1カバー101の左壁の略中央部分を左右方向に貫通している。
そして、第1カバー101は、カップリング露出口104を介して現像カップリング67の結合凹部75を露出させるとともに、現像カップリング67のカップリング部74、現像ギア68および供給ギア69を一括して被覆するように、左側壁33の後方部分にねじ止めされている。
第2カバー102は、カバー部材66の前方部分であって、ギア列65の前方部分、具体的には、アイドルギア70、アジテータギア71および検知ギア72を左方から被覆している。第2カバー102は、右方に向かって開放される略ボックス形状である。また、第2カバー102は、アイドルギア70、アジテータギア71および検知ギア72を一括して被覆可能なサイズを有している。
また、第2カバー102は、図5に示すように、貫通口105と、円周壁106と、受入部107と、連結部108とを有している。
貫通口105は、第2カバー102の左壁に配置されている。貫通口105は、側面視略略円形状であり、第2カバー102の左壁の前方部分を左右方向に貫通している。また、貫通口105の内径は、板状部85の外径よりも大きい。
円周壁106は、左右方向に延びる略円筒形状であり、貫通口105の周縁から左方に向かって突出している。
受入部107は、左右方向に延び、左端部が閉鎖される略円筒形状である。また、受入部107は、円周壁106と中心軸線が一致するように、円周壁106内に配置されている。
連結部108は、円周壁106内において、受入部107の下方に配置されている。連結部108は、受入部107の外周面と、連結部108の内周面とを、円周壁106の径方向に沿って連結している。
そして、円周壁106の内周面、受入部107の外周面および連結部108の前後両面が、被検知部挿通口109を画定している。被検知部挿通口109は、下方に向かって開放される側面視略C字状であり、第2カバー102を左右方向に貫通している。
(2−5)筐体に対する検知ギア、ばね部材および第2カバーの組み付け
次に、図4を参照して、筐体2に対する検知ギア72、ばね部材100および第2カバー102の組み付けについて説明する。
筐体2に、検知ギア72、ばね部材100および第2カバー102が組み付けられる場合、まず、上記のように、キャップ40が装着された左側壁33の左側面に、現像ギア68、供給ギア69、アイドルギア70およびアジテータギア71が配置された後、第1カバー101が左側壁33にねじ止めされる。
次いで、ばね部材100を支持する検知ギア72が、キャップ40に対して、左方から組み付けられる。このとき、検知ギア72の軸挿通部91は、キャップ40の検知ギア支持軸51を相対回転可能に受け入れる。
これによって、キャップ40が、図9に示すように、検知ギア72を、検知ギア支持軸51の中心軸線A2を回転中心として、回転可能となるように支持する。
次いで、第2カバー102が、図4に示すように、受入部107がばね部材100の左端部を受け入れるように、ばね部材100に対して左方から組み付けられる。
これによって、ばね部材100が、検知ギア72の板状部85と、受入部107の左端面との間に左右方向において挟まれる。そうすると、検知ギア72は、ばね部材100の付勢力により、常には、右方、すなわちキャップ40に向かって付勢される。
次いで、第2カバー102が、左側壁33にネジ止めされる。
このとき、図3に示すように、検知ギア72の板状部85および被検知部87は、第2カバー102の円周壁106内に配置されている。また、第1被検知突起95および第2被検知突起96の左端面は、円周壁106の左端面よりも僅かに右方に配置されている。
以上によって、筐体2に対する検知ギア72、ばね部材100および第2カバー102の組み付けが完了する。
4.本体ケーシングの詳細
本体ケーシング16は、図3および図9に示すように、本体カップリング200と、検出機構190とを備えている。
本体カップリング200は、図3に示すように、現像カートリッジ1が本体ケーシング16に装着された状態において、現像カップリング67の結合凹部75に対して、左方に間隔を空けて配置されている。また、本体カップリング200は、左右方向に延びる略円柱形状であり、その右端部が、結合凹部75に挿入可能に構成されている。
本体カップリング200は、公知の連動機構により、フロントカバー21の開閉動作に連動して、左右方向に沿って移動するように構成されている。また、本体カップリング200は、本体ケーシング16に備えられる図示しないモータなどの駆動源からの駆動力が伝達されるように構成されており、駆動力がされると、左側面視時計方向に回転する。
検出機構190は、図9〜図14に示すように、第1被検知突起95および第2被検知突起96を検出するように構成されている。検出機構190は、現像カートリッジ1が本体ケーシング16に装着された状態において、現像カートリッジ1の前方部分に対して、左方に間隔を空けて配置されている。検出機構190は、アクチュエータ191と、図示しない光学式センサとを備えている。
アクチュエータ191は、図9に示すように、揺動軸193と、当接レバー192とを備えている。
揺動軸193は、左右方向に延びる略円柱状であり、本体ケーシング16に回転可能に支持されている。当接レバー192は、揺動軸193から、揺動軸193の径方向の外方に向かって延びている。
そして、アクチュエータ191は、当接レバー192が揺動軸193から前下方に延びる非検知位置と、図12に示すように、当接レバー192が下方に延びる検知位置とに揺動可能である。また、アクチュエータ191は、図示しないばねのばね力により、常には、非検知位置に配置されている。
図示しない光学式センサは、公知の発光素子および受光素子を備えており、アクチュエータ191の揺動を検知可能に構成されている。より具体的には、図示しない光学式センサは、アクチュエータ191が非検知位置にあるとき、オフ信号を出力し、アクチュエータ191が検知位置にあるとき、オン信号を出力する。なお、光学式センサには、図示しないが、マイクロコンピュータが電気的に接続されている。
5.現像カートリッジの本体ケーシングに対する着脱動作、および、現像カートリッジの新品検知
(4−1)現像カートリッジの本体ケーシングに対する装着動作
新品の現像カートリッジ1、すなわち、現像カートリッジ1の最初の使用開始前において、検知ギア72は、図9、図15および図19に示すように、初期位置に位置している。つまり、初期位置は、検知ギア72の回転動作開始前の位置である。
検知ギア72が初期位置にある状態において、図9に示すように、検知ギア部88の回転方向Rの下流端部は、アジテータギア71の第1ギア部80と噛合することなく、第1ギア部80の前上方に離間している。また、第2係合部89は、第1方向Xから見て、第2ギア部81と重なるように配置されており、図19に示すように、第2ギア部81に対して第1方向Xの下流に間隔を空けて配置されている。
また、検知ギア72が初期位置にある状態において、ガイドリブ90の摺擦部118は、図19に示すように、キャップ40の接触面60に左右方向において接触している。また、ガイドリブ90の右方部分は、第1ストッパ53とガイド部52の下端部との間に配置されており、第1ストッパ53に対して回転方向Rの下流、かつ、ガイド部52の第1傾斜面55に対して回転方向Rの上流に配置されている。これによって、第1ストッパ53は、検知ギア72の回転方向Rの上流に向かう回転を規制している。
なお、検知ギア72が初期位置にある状態における、第1被検知突起95の左端部と左側壁33との間における左右方向の間隔は、初期距離L1である。
このような新品の現像カートリッジ1を本体ケーシング16に装着するには、図2に示すように、作業者が、フロントカバー21を開放し、現像カートリッジ1を、開口部20を介して、本体ケーシング16に前方から挿入する。次いで、フロントカバー21を閉鎖する。
これによって、本体ケーシング16に対する現像カートリッジ1の装着が完了する。
(4−2)現像カートリッジの新品検知動作
次に、図9〜図23を参照して、現像カートリッジ1の検知動作について説明する。なお、図9〜図23では、説明の便宜上、カバー部材66およびばね部材100を省略している。
フロントカバー21が閉鎖されると、図3に示すように、図示しない公知の連動機構により、本体ケーシング16に備えられる本体カップリング200は、カップリング部74の結合凹部75に相対回転不能に進入し、突部76と係合する。
その後、本体ケーシング16に備えられる図示しない制御部の制御は、プリンタ15のウォームアップ動作を開始する。
ウォームアップ動作では、本体カップリング200は、現像カップリング67のカップリング部74に駆動力を入力する。すると、図9に示すように、現像カップリング67は、左側面視時計方向に回転する。このとき、現像カップリング67は、カップリングギア部73に噛合する各種ギア、具体的には、現像ギア68、供給ギア69およびアイドルギア70の大径ギア77それぞれに、駆動力を伝達する。
現像ギア68および供給ギア69のそれぞれに駆動力が伝達されると、現像ローラ4は、現像ギア68に伝達された駆動力により、左側面視反時計方向に回転し、供給ローラ5は、供給ギア69に伝達された駆動力により、左側面視反時計方向に回転する。
また、大径ギア77に駆動力が伝達されると、アイドルギア70は、左側面視反時計方向に回転し、図19に示すように、小径ギア79に噛合するアジテータギア71の第2ギア部81に駆動力を伝達する。
第2ギア部81に駆動力が伝達されると、アジテータギア71は、図9および図10に示すように、左側面視時計方向に回転する。すると、第1係合部82は、アジテータギア71の回転に伴って移動し、図10および図16に示すように、検知ギア72の検知ギア部88の切欠部99を通過する。つまり、切欠部99は、検知ギア72が初期位置にある状態において、アジテータギア71の回転に伴う第1係合部82の移動軌跡と重なる部分にある。
その後、第1係合部82は、検知ギア72の第2係合部89の回転方向Rの上流端部に当接する。これによって、第1係合部82は、第2係合部89の回転方向Rの上流端部を前下方に向かって押圧する。
すると、検知ギア72は、第1係合部82の押圧により、初期位置から、回転方向Rに回転する。検知ギア72が回転すると、図11に示すように、検知ギア部88の回転方向Rの下流端部は、第1ギア部80の前端部と噛合(当接)する。このとき、検知ギア部88における第1ギア部80に噛合される部分Eは、図20に示すように、第1係合部82よりも、第1方向Xの下流に位置する部分である。
また、検知ギア72のガイドリブ90の摺擦部118は、検知ギア72の回転に伴って、回転方向Rに移動し、接触面60から、ガイド部52の第1傾斜面55上に移動する。
次いで、アジテータギア71が回転すると、第1ギア部80と検知ギア部88とが噛合しているので、検知ギア部88は第1ギア部80から駆動力を受け、検知ギア72はさらに回転方向Rに向かって回転する。
すると、検知ギア72が回転するにつれて、ガイドリブ90の摺擦部118は、第1傾斜面55と摺擦しながら、平行面56に向かって、左方に徐々に移動する。
これによって、検知ギア72は、その回転に伴い、ばね部材100の付勢力に抗して、第1方向Xすなわち左方に向かって、左側壁33から離れるように徐々に移動する。そのため、第1被検知突起95および第2被検知突起96も、回転方向Rに移動するとともに、左方に向かって徐々に移動する。
次いで、検知ギア72がさらに回転方向Rに向かって回転すると、検知ギア72のガイドリブ90の摺擦部118は、図20および図21に示すように、第1傾斜面55から平行面56に移動する。これによって、検知ギア72は、さらに、第1方向Xに向かって移動し、左側壁33から最も離間した進出位置に配置される。
なお、図21に示すように、検知ギア72が進出位置にある状態における、第1被検知突起95の左端部と左側壁33との間における左右方向の間隔は、進出距離L2である。
このとき、第1被検知突起95および第2被検知突起96のそれぞれの左端部は、第2カバー102の被検知部挿通口109を介して、円周壁106の左端面よりも左方に突出する。一方、連結部97は、被検知部挿通口109から左方に突出することなく、円周壁106の左端面よりも右方に位置する。
そして、進出位置にある検知ギア72が回転すると、ガイドリブ90の摺擦部118は、平行面56と摺擦しながら、回転方向Rに移動し、また、第1被検知突起95は、図12に示すように、回転方向Rに移動する。すると、第1被検知突起95の径方向の外方端部は、当接レバー192の下端部に対して前方から当接する。これによって、第1被検知突起95は当接レバー192の下端部を後方に押圧する。また、アクチュエータ191は、非検知位置から検知位置に揺動する。すると、図示しない光学式センサは、アクチュエータ191の非検知位置から検知位置への揺動を検知し、オン信号を出力する。これにより、検出機構190が第1被検知突起95を検出する。
そして、アクチュエータ191は、検知ギア72がさらに回転すると、第1被検知突起95は当接レバー192から離れ、検知位置から非検知位置に戻る。その結果、図示しない光学式センサは、アクチュエータ191の検知位置から非検知位置への揺動を検知し、オン信号をオフ信号に切り替える。このとき、連結部97は、当接レバー192に対して右方に間隔を空けて位置している。
続いて、検知ギア72がさらに回転すると、第2被検知突起96の径方向の外方端部は、当接レバー192の下端部に対して前方から当接する。これによって、第2被検知突起96が当接レバー192の下端部を後方に押圧する。また、アクチュエータ191は、再度、非検知位置から検知位置に揺動する。そうすると、図示しない光学式センサは、アクチュエータ191の非検知位置から検知位置への揺動を検知し、オン信号を出力する。これにより、検出機構190が第2被検知突起96を検出する。
このとき、第1被検知突起95および連結部97が、図22に示すように、第1ギア部80の前端部に対して、左方を通過する。
次いで、検知ギア72がさらに回転すると、図13に示すように、第2被検知突起96は当接レバー192から離れる。そして、アクチュエータ191は検知位置から、再度、非検知位置に戻る。その結果、図示しない光学式センサは、アクチュエータ191の検知位置から非検知位置への揺動を検知し、オン信号をオフ信号に切り替える。
次いで、検知ギア72がさらに回転すると、ガイドリブ90の摺擦部118は、図17に示すように、平行面56から第2傾斜面57に到達する。
そうすると、検知ギア72の回転に伴って、ガイドリブ90の摺擦部118は、第2傾斜面57と摺擦しながら、徐々に右方に向かって移動する。これによって、検知ギア72は、その回転に伴って、第2方向Yすなわち右方に向かって、左側壁33に近づくように徐々に移動する。そのため、第1被検知突起95および第2被検知突起96は、回転方向Rに移動するとともに、右方に向かって徐々に移動する。
そして、検知ギア72の回転がさらに進むと、図18に示すように、ガイドリブ90の摺擦部118は、第2傾斜面57と切欠面58との連続部分に到達した後、突出部59と左右方向に対向する。そうすると、検知ギア72は、ばね部材100の付勢力により、ガイドリブ90の摺擦部118と突出部59の左面とが接触するまで、第2方向Yすなわち右方に一気に移動する。その結果、第1被検知突起95および第2被検知突起96は、図3に示すように、右方へ移動し、第1被検知突起95および第2被検知突起96のそれぞれの左端面は、円周壁106の左端面と略面一となるように配置される。
このとき、図14に示すように、検知ギア72の検知ギア部88と、アジテータギア71の第1ギア部80とのとの噛合が解除されて、検知ギア72の回転が停止する。これによって、検知ギア72は、回転動作終了時の終着位置に位置する。また、図23に示すように、検知ギア72が終着位置にある状態における、第1被検知突起95の左端部と左側壁33との間における左右方向の間隔は、終着距離L3である。終着距離L3は、図19に示す初期距離L1よりも大きい。つまり、終着位置にある検知ギア72は、初期位置にある検知ギア72よりも、左側壁33から離間している。
そのため、検知ギア部88と第2ギア部81との左右方向の間、および、接続部92と第2ギア部81との左右方向の間には、第1係合部82の左右方向の寸法よりも大きな間隔Sが確保されている。そのため、検知ギア72が終着位置にある状態で、アジテータギア71が回転すると、第1係合部82は、間隔Sを通過する。なお、検知ギア72のガイドリブ90は、図14に示すように、アジテータギア71に対して前上方に配置されており、アジテータギア71の回転に伴う第1係合部82の移動軌跡から離間されている。
また、検知ギア72が終着位置にある状態において、ガイドリブ90の右方部分は、図18に示すように、回転方向Rにおいて、第2ストッパ54と、切欠面58との間に配置されている。つまり、第2ストッパ54は、終着位置にある検知ギア72のガイドリブ90に対して、回転方向Rの下流に隣接され、検知ギア72の回転方向Rの下流に向かう回転を規制している。また、ガイド部52の切欠面58は、終着位置にある検知ギア72のガイドリブ90に対して、回転方向Rの上流に隣接され、検知ギア72の回転方向Rの上流に向かう回転を規制している。これにより、検知ギア72は、終着位置に保持され、アジテータギア71の回転とは無関係に静止し続ける。
また、図14に示すように、検知ギア72が終着位置にある状態で、第1方向Xから見て、第2被検知突起96の径方向の外方部分は、アジテータギア71の第1ギア部80の前端部と重なるように配置され、第1被検知突起95は、アジテータギア71に対して前下方に間隔を空けて配置されている。
また、検知ギア72の回転に伴う第1被検知突起95の移動軌跡の曲率半径r1は、検知ギア72の回転の径方向に沿って、中心軸線A2と第1被検知突起95の径方向の外方端部とを結ぶ線分と同一長さであり、第2ギア部81の半径r2よりも長い。なお、検知ギア72の回転に伴う第2被検知突起96の移動軌跡の曲率半径は、曲率半径r1と同一である。
このように、新品の現像カートリッジ1が本体ケーシング16に初めて装着されると、図示しない光学式センサは、オン信号を2回出力する。したがって、現像カートリッジ1を本体ケーシング16に装着した後、図示しない光学式センサがオン信号を2回出力した場合、図示しないマイクロコンピュータによって、その現像カートリッジ1が新品であると判別される。
一方、旧品の現像カートリッジ1、すなわち、本体ケーシング16に一度は装着されたことがある現像カートリッジ1が本体ケーシング16に装着された場合には、アジテータギア71が回転しても、第1係合部82が、第2係合部89と当接することなく、隙間Sを通過する。そのため、プリンタ15のウォームアップ動作が開始されても、検知ギア72は回転しない。よって、現像カートリッジ1が本体ケーシング16に装着されてからの所定期間内に、図示しない光学式センサがオン信号を出力しない場合、図示しないマイクロコンピュータによって、その現像カートリッジ1が旧品であると判別される。
(4−3)現像カートリッジの本体ケーシングに対する離脱動作
旧品の現像カートリッジ1は、上記したように、検知ギア72が終着位置に配置されている。このとき、第1被検知突起95および第2被検知突起96は、図3に示すように、それらの左端面のそれぞれが、第2カバー102の円周壁106の左端面と略面一となるように、円周壁106内に配置されている。
このような旧品の現像カートリッジ1を本体ケーシング16から離脱させるには、作業者が、上記した装着動作と逆の手順に操作する。
詳しくは、作業者が、図2に示すように、フロントカバー21を開放し、現像カートリッジ1を前方に引き出す。以上によって、本体ケーシング16からの現像カートリッジ1の離脱が完了する。
6.作用効果
(1)現像カートリッジ1では、図9に示すように、被検知部87、具体的には、第1被検知突起95および第2被検知突起96の径方向の外方部分と、連結部97とが、縁部115に配置されている。つまり、第1被検知突起95および第2被検知突起96の径方向の外方部分は、第1ギア部80に当接される検知ギア部88よりも、回転中心である中心軸線A2から離れて配置されている。
そのため、図9〜図14に示すように、検知ギア72の初期位置から終着位置への回転に伴う、被検知部87の移動量の向上を図ることができる。その結果、現像カートリッジ1の小型化を図っても、被検知部87の移動量を十分に確保することができる。
従って、現像カートリッジ1によれば、小型化を図ることができながら、検出機構190による検知精度の向上を図ることができる。
(2)また、第2被検知突起96は、図14に示すように、検知ギア72が終着位置にある状態において、第1方向Xから見て第1ギア部80の前端部と重なるように配置されている。
つまり、検知ギア72を初期位置から終着位置まで回転させるときに、第1被検知突起95および連結部97が、第1ギア部80の左方を通過し、かつ、第2被検知突起96が第1方向Xから見て第1ギア部80と重なるまで、検知ギア72を回転させることができる。
そのため、図9〜図14に示すように、検知ギア72の初期位置から終着位置へ回転するときの回転角度を大きく確保することができ、検知ギア72の初期位置から終着位置への回転に伴う、被検知部87の移動量のさらなる向上を図ることができる。その結果、小型化を図ることができながら、検知精度の向上を確実に図ることができる。
(3)また、検知ギア72は、図19〜図23に示すように、初期位置から終着位置に向かって回転されるときに、左側壁33から離れるように第1方向Xに向かって移動し、左側壁33から最も離間する進出位置に位置した後、左側壁33に近づくように第2方向Yに向かって移動する。
つまり、検知ギア72は、図21に示すように、初期位置から終着位置に向かう間において、相対的に左側壁33から離間するように配置され、図19および図23に示すように、初期位置および終着位置のそれぞれにあるとき、相対的に左側壁33の近傍に配置される。
そのため、図12に示すように、検知ギア72が進出位置にあるときに、第1被検知突起95および第2被検知突起96を検出機構190に検知させることにより、第1被検知突起95および第2被検知突起96を左側壁33から離れた位置で、検出機構190に検知させることができる。
その結果、検出機構190による、第1被検知突起95および第2被検知突起96の検出精度のさらなる向上を図ることができる。
また、検知ギア72は、図19および図23に示すように、初期位置および終着位置のそれぞれにあるとき、左側壁33の近傍に配置される。そのため、検知ギア72が初期位置または終着位置にある状態で、現像カートリッジ1を本体ケーシング16に対して装着または離脱することにより、被検知部87が外部の部材と干渉することを抑制でき、第1被検知突起95および第2被検知突起96が破損することを抑制できる。
(4)また、検知ギア72は、図19および図23に示すように、検知ギア72が終着位置にある状態における、第1方向Xにおける第1被検知突起95の左端部と左側壁33との間の終着距離L3は、検知ギア72が初期位置にある状態における、第1方向Xにおける第1被検知突起95の左端部と左側壁33との間の初期距離L1よりも大きい。
そのため、検知ギア72は、初期位置にある状態よりも、終着位置にある状態のほうが、左側壁33から第1方向に離間しており、ひいては、左側壁33に配置されるアジテータギア71から第1方向Xに離間している。その結果、終着位置にある検知ギア72、すなわち、回転動作終了後の検知ギア72とアジテータギア71との所望しない接触を抑制できる。
(5)また、キャップ40の突出部59は、図8Bに示すように、接触面60よりも第1方向Xに突出している。そして、図18に示すように、突出部59の左面は、終着位置にある検知ギア72の第2係合部89の右端部と第1方向Xにおいて接触する。
そのため、終着位置にある検知ギア72を、初期位置にある検知ギア72よりも、左側壁33から第1方向Xに離間するように確実に配置することができる。その結果、終着位置にある検知ギア72を、アジテータギア71から第1方向Xに離間するように確実に配置でき、終着位置にある検知ギア72とアジテータギア71との所望しない接触を確実に抑制できる。
(6)また、アジテータギア71が、図10に示すように、第1係合部82を備えており、第1係合部82は、アジテータギア71が回転したときに、初期位置にある検知ギア72の第2係合部89と当接する。
ここで、初期位置にある検知ギア72は、図19および図23に示すように、終着位置にある検知ギア72よりも、第1方向Xにおいてアジテータギア71の近傍に位置している。そのため、第1係合部82と初期位置にある検知ギア72とを確実に係合させることができる。
また、第1係合部82と初期位置にある検知ギア72とが当接すると、検知ギア72が回転して、図11に示すように、検知ギア部88と第1ギア部80とが噛合する。そのため、所望するタイミングで検知ギア部88と第1ギア部80とを噛合させることができる。
また、第1係合部82は、図20に示すように、第1ギア部80における検知ギア部88と噛合する部分Eよりも第1方向Yの上流に配置されている。そのため、アジテータギア71が回転したときに、第1係合部82と検知ギア部88とが干渉することを抑制できる。そのため、アジテータギア71および検知ギア72のそれぞれの円滑な回転駆動を確保することができる。
(7)また、アジテータギア71が、図9に示すように、第1ギア部80および第2ギア部81を備えている。そのため、アジテータギア71は、現像カップリング67から伝達される駆動力を、第2ギア部81により確実に受けることができながら、その駆動力を、第1ギア部80および検知ギア部88を介して、検知ギア72に確実に伝達することができる。
また、検知ギア72は第2係合部89を備えている。第2係合部89は、検知ギア72が初期位置にある状態において、第1方向Xから見て、第2ギア部81と重なるように配置されており、図19に示すように、第2ギア部81に対して第1方向Xの下流に配置されている。そのため、第2係合部89と第2ギア部81との効率的な配置が確保されており、アジテータギア71の回転時において、アジテータギア71の第1係合部82と、検知ギア72の第2係合部89との確実な係合を確保することができる。その結果、現像カートリッジ1の小型化を図ることができながら、所望するタイミングで検知ギア部88と第1ギア部80とを確実に噛合させることができる。
(8)また、第1係合部82は、図19に示すように、第1ギア部80の径方向の外周面および第2ギア部81の左面のそれぞれに連続している。
そのため、簡易な構成でありながら、第1係合部82の剛性を確保することができ、第1係合部82と第2係合部89とを確実に係合させることができる。
(9)また、検知ギア72が、図19に示すように、ガイドリブ90を備えており、検知ギア72が初期位置にある状態において、ガイドリブ90は、第1ストッパ53の回転方向Rの下流に隣接され、図18に示すように、検知ギア72が終着位置にある状態において、ガイドリブ90は、第2ストッパ54の回転方向Rの上流に隣接される。
そのため、第1ストッパ53が、検知ギア72の初期位置から回転方向Rの上流に向かう移動を規制し、第2ストッパ54が、検知ギア72の終着位置から回転方向Rの下流に向かう移動を規制する。その結果、検知ギア72の所望しない回転を確実に規制できる。
また、ガイドリブ90が、検知ギア72の回転の径方向に延び、第1ストッパ53および第2ストッパ54のそれぞれは、アジテータギア71の回転の周方向に沿って延びている。そのため、第1ストッパ53および第2ストッパ54のそれぞれを、アジテータギア71の周囲に効率的に配置できる。
また、検知ギア72が初期位置または終着位置に配置されたときに、ガイドリブ90が、第1ストッパ53および第2ストッパ54のそれぞれと略同一の方向に延びるように配置される。
そのため、検知ギア72の所望しない回転をより一層確実に規制できながら、現像カートリッジ1の小型化を図ることができる。
(10)また、図9〜図14に示すように、検知ギア72の回転に伴う第1被検知突起95の移動軌跡の曲率半径r1は、第2ギア部81の半径r2よりも大きい。
そのため、検知ギア72の回転に伴う、第1被検知突起95の移動量のさらなる向上を図ることができる。
(11)また、検知ギア部88は、図16に示すように、切欠部99を有している。そして、検知ギア72が初期位置にある状態において、アジテータギア71が回転すると、第1係合部82は切欠部99を通過する。そのため、現像カートリッジ1を小型化することにより、検知ギア72が初期位置にある状態において、第1係合部82の移動軌跡と検知ギア72の検知ギア部88とが重なるように配置されても、第1係合部82と検知ギア部88とが干渉することを抑制できる。
(12)また、検知ユニット32は、図4に示すように、ばね部材100を備えている。ばね部材100は、検知ギア72を第1方向Xに沿って、キャップ40に向かって付勢する。
そのため、初期位置および終着位置にある検知ギア72の、左側壁33に対する相対的な位置精度の向上を図ることができる。
また、検知ギア72が初期位置から終着位置に向かって回転するときには、ばね部材100の付勢力により、検知ギア72のガイドリブ90と、キャップ40のガイド部52とが確実に接触する。そのため、ガイドリブ90がガイド部52に確実にガイドされて、検知ギア72が、初期位置から終着位置に向かって回転するとともに、左右方向に確実に移動する。
また、検知ギア72の係止部86はばね部材100を係止しており、検知ギア72はばね部材100を支持している。そのため、検知ギア72を左側壁33に組み付けた後、第2カバー102を第1方向Xの下流から組み付けることにより、ばね部材100を、第1方向における第2カバー102と検知ギア72との間に容易に配置することができる。
7.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図24Aおよび図24Bにおいて、図1〜図23に示す各部に対応する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、図4に示すように、検知ギア72はばね部材100を支持している。しかし、この実施形態に限定されず、第2実施形態では、図24Bに示すように、第2カバー102はばね部材100を支持している。
このような第2実施形態に係る第2カバー102は、図24Aに示すように、ばね部材100を係止する係止部112を有している。係止部112は、挿入軸110と、複数の係止突起111とを備えている。挿入軸110は、受入部107と中心軸線が一致する略円柱状である。挿入軸110は、受入部107内に配置されており、受入部107の左端部の右面における略中央から右方に向かって突出している。
複数の係止突起111は、受入部107の内周面において、互いに略90°の間隔を空けて4つ配置されている。各係止突起111は、側面視略矩形状であり、受入部107の内周面から、受入部107の径方向の内方に突出している。また、各係止突起111は、左右方向に延びている。
そして、係止部112を備える受入部107は、ばね部材100の左端部を受け入れている。これによって、ばね部材100は挿入軸110を受け入れ、かつ、ばね部材100の左端部は複数の係止突起111と係合している。そのため、ばね部材100は、係止部112に係止されており、第2カバー102に支持されている。
ばね部材100を支持する第2カバー102を筐体2に組み付ける場合、まず、上記したように、ギア列65および第1カバー101が左側壁33に組み付けられる。
次いで、ばね部材100を支持する第2カバー102が、ばね部材100の右端部が検知ギア72のボス93を受け入れるように、ギア列65の前方部分に対して左方から組み付ける。このとき、挿入軸110の右端部は、ボス93の左端面を介して、キャップ40の検知ギア支持軸51に挿入される。
これによって、ばね部材100が、検知ギア72の板状部85と、受入部107の左端面との間に挟まれる。そうすると、検知ギア72は、ばね部材100の付勢力により、常には、右方、すなわちキャップ40に向かって付勢される。
次いで、第2カバー102が、左側壁33にネジ止めされ、ばね部材100を支持する第2カバー102の組み付けが完了する。
このような第2実施形態によれば、ばね部材100が、検知ギア72を第1方向Xに沿って、キャップ40に向かって付勢する。
そのため、初期位置および終着位置にある検知ギア72の、左側壁33に対する相対的な位置精度の向上を図ることができる。
また、検知ギア72が初期位置から終着位置に向かって回転するときには、ばね部材100の付勢力により、検知ギア72のガイドリブ90と、キャップ40のガイド部52とが確実に接触する。そのため、ガイドリブ90がガイド部52に確実にガイドされて、検知ギア72は、初期位置から終着位置に向かって回転するとともに、左右方向に確実に移動する。
また、第2カバー102の係止部112はばね部材100を係止しており、第2カバー102はばね部材100を支持している。そのため、ギア列65および第1カバー101を左側壁33に組み付けた後、第2カバー102を第1方向Xの下流から組み付けることにより、ばね部材100を、第1方向Xにおける第2カバー102と検知ギア72との間に容易に配置することができる。
また、第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
8.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図25において、図1〜図23に示す各部に対応する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、検知ギア72が検知ギア部88を有するが、検知ギア部88に代えて、検知ギア72が、図25に示すように、本体部120と、抵抗付与部材121とを備えていてもよい。
本体部120は、検知ギア支持軸51の中心軸線A2を中心とする扇形板形状である。抵抗付与部材121は、ゴムなどの摩擦係数が比較的大きい材料からなり、本体部120の周面に巻回されている。これによって、抵抗付与部材121の外周面は、本体部120の径方向の内方に入り込んだ欠け部分122と、欠け部分122以外の部分である接触部分123とを有している。また、本体部120および抵抗付与部材121は、欠け部分122がアジテータギア71の第1ギア部80と接触せず、接触部分123がアジテータギア71の第1ギア部80と接触するサイズを有している。この場合、第1ギア部80の周面は、ギア歯を有してもよいし、ギア歯を有していなくてもよい。
これによっても、現像カップリング67に入力された駆動力が、アイドルギア70およびアジテータギア71を介して伝達され、検知ギア72が回転方向Rに回転される。
そのため、上記した第1実施形態および第2実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
9.第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図26Aにおいて、図1〜図23に示す各部に対応する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態〜第3実施形態では、検知ギア72は、回転したときに、第1被検知突起95および第2被検知突起96のそれぞれが、アクチュエータ191と当接するように構成されている。
これに対して、第4実施形態では、検知ギア72は、回転したときに、第1被検知突起95のみが、アクチュエータ191と当接するように構成されている。
より具体的には、第4実施形態では、図26Aに示すように、第1被検知突起95の左右方向寸法が、連結部97の左右方向の寸法よりも長く、第2被検知突起96の左右方向の寸法が、連結部97の左右方向の寸法と略同じである。
このような第4実施形態に対応する、新品の現像カートリッジ1が本体ケーシング16に装着されると、第1被検知突起95のみが、アクチュエータ191と当接し、図示しない光学式センサがオン信号を1回出力する。この場合、現像カートリッジ1を本体ケーシング16に装着した後、図示しない光学式センサがオン信号を1回出力したとき、図示しないマイクロコンピュータによって、その現像カートリッジ1が新品であると判別される。
また、光学式センサのオン信号の出力回数によって、現像カートリッジ1の種別(仕様)を判別可能に構成してもよい。例えば、第1被検知突起95および第2被検知突起96の両方が当接レバー192と当接する現像カートリッジ1の筐体2は、トナーを相対的に多量に収容し、第1被検知突起95のみが当接レバー192と当接する現像カートリッジ1の筐体2は、トナーを相対的に少量に収容してもよい。
これら現像カートリッジ1が選択的に本体ケーシング16内に装着される場合、新品の現像カートリッジ1が装着された後に、図示しない光学式センサが出力したオン信号の回数により、その現像カートリッジ1の種別を判別することができる。
なお、第2被検知突起96のみが、アクチュエータ191と当接するように構成してもよい。この場合、第1被検知突起95の左右方向の寸法が、連結部97の左右方向の寸法と略同じ長さであり、第2被検知突起96の左右方向の寸法が、連結部97の左右方向の寸法よりも長い。これによっても、現像カートリッジ1の種別を判別することができる。
また、このような第4実施形態によっても、上記した第1実施形態〜第3実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
10.第5実施形態
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
図26Bにおいて、図1〜図23に示す各部に対応する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
第5実施形態では、検知ギア72は、回転したときに、第1被検知突起95および第2被検知突起96に加え、連結部97が、アクチュエータ191と当接するように構成されている。
より具体的には、第5実施形態では、図26Bに示すように、連結部97の左右方向の寸法が、第1被検知突起95および第2被検知突起96のそれぞれの左右方向の寸法と略同じである。
このような第5実施形態に対応する、新品の現像カートリッジ1が本体ケーシング16に装着されると、第1被検知突起95、連結部97および第2被検知突起96が、検知ギア72の回転に伴って、順次、当接レバー192と当接する。これによって、アクチュエータ191は、当接レバー192と第1被検知突起95とが当接した後、当接レバー192と第2被検知突起96との当接が解除されるまで、検知位置に維持される。そのため、図示しない光学式センサは、第1被検知突起95または第2被検知突起96のいずれか一方のみが当接レバー192と当接する場合よりも、長い時間オン信号を出力し続ける。
そのため、このような第5実施形態によれば、新品の現像カートリッジ1が装着された後に、図示しない光学式センサが出力したオン信号の出力時間により、その現像カートリッジ1の種別(仕様)を判別することができる。
また、このような第5実施形態によっても、上記した第1実施形態〜第4実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
11.変形例
(1)また、上記の第1実施形態〜第5実施形態では、図示しない光学式センサは、アクチュエータ191の検知位置から非検知位置への揺動を検知したときに、オフ信号を出力するように構成されるが、これに限定されず、オン信号の出力を停止するように構成されてもよい。
(2)また、上記の第1実施形態〜第5実施形態では、現像カートリッジ1は、ドラムカートリッジ24に装着または離脱するように構成される。しかし、これに限定されず、現像カートリッジ1は、例えば、ドラムカートリッジ24と一体として構成することもできる。なお、この場合には、現像カートリッジ1とドラムカートリッジ24とを一体に備えるプロセスカートリッジ17が、カートリッジの一例として対応する。
(3)また、現像カートリッジ1は、現像ローラ4を有するフレームに対し、トナーが収容されるトナーボックスが装着または離脱するように構成することもできる。この場合、トナーボックスが、検知ユニット32を備え、カートリッジの一例として対応する。
また、現像カートリッジ1のみが、感光ドラム25を備える本体ケーシング16に対して装着または離脱するように構成することもできる。
(4)また、上記の第1実施形態〜第5実施形態では、検知ギア72は、公知のプラスチックからなり、第1被検知突起95および第2被検知突起96を一体に有する。しかし、これに限定されず、検知ギア72は、第1被検知突起95および第2被検知突起96を別体として有してもよい。この場合、第1被検知突起95および第2被検知突起96のそれぞれは、例えば、樹脂フィルムや、ゴムなどの弾性部材からなる。
(5)また、上記の第1実施形態〜第5実施形態では、検知ギア72は、左側壁33に装着されるキャップ40に回転可能に支持されている。しかし、これに限定されず、検知ギア72は、筐体2に直接支持されてもよい。この場合、筐体2は、検知ギア支持部46を有する。
(6)また、上記の第1実施形態〜第5実施形態では、検知ギア72は、初期位置から終着位置に向かって回転するときに、左右方向に移動するように構成されている。しかし、これに限定されず、検知ギア72は、左右方向に移動することなく、初期位置から終着位置に向かって回転するように構成することもできる。
これらによっても、上記した第1実施形態〜第5実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、これら第1実施形態〜第5実施形態および変形例は、適宜組み合わせることができる。
1 現像カートリッジ
2 筐体
33 左側壁
34 右側壁
53 第1ストッパ
54 第2ストッパ
60 接触面
71 アジテータギア
72 検知ギア
80 第1ギア
81 第2ギア
82 第1係合部
86 係止部
87 被検知部
88 検知ギア部
89 第2係合部
90 ガイドリブ
99 切欠部
100 ばね部材
102 第2カバー
112 係止部
A1 アジテータギアの中心軸線A1
A2 検知ギアの中心軸線A2
E 第1ギアにおける検知ギア部に噛合される部分
L1 初期距離
L3 終着距離
R 回転方向R
X 第1方向
Y 第2方向

Claims (12)

  1. 第1壁と、第2壁とを備え、内部に現像剤を収容するように構成される筐体と、
    前記第1壁に配置されるアジテータギアであって、第1軸線を中心として回転するように構成されるアジテータギアであって、第1ギア部と、前記第1ギア部とともに回転し前記第1ギア部よりも径の大きい第2ギア部であって、前記第1ギア部と前記第1壁との間に位置する第2ギア部と、を有するアジテータギアと、
    前記第1壁に配置される被検知体であって、前記第1ギア部から駆動力が伝達されることにより、前記第1軸線に沿う第2軸線を中心として回転するように構成される被検知体であって、回転することで第1位置から第2位置へ不可逆的に移動する被検知体であって、前記アジテータギアの前記第1ギア部と噛み合うように構成される検知ギア部と、前記検知ギア部よりも、前記被検知体の回転の径方向に沿い前記第2軸線から離れる外向きの下流に位置する縁部と、少なくとも一部が前記縁部に配置される被検知部と、を有する被検知体と、を備え、
    前記第1壁は、前記第2壁から前記第1壁に向かい前記第1軸線に沿う第1方向において前記第2壁と間隔を空けて配置され、
    前記アジテータギアは、回転したときに前記第1位置にある前記被検知体と係合する第1係合部を有し、
    前記検知ギア部は、前記被検知体が前記第1位置にある状態において、前記アジテータギアの回転に伴う前記第1係合部の移動軌跡と重なる部分に、前記第1係合部の通過を許容するように構成される切欠部を有し、
    前記第1係合部が前記切欠部と前記第2ギア部との間を通過した後で、前記被検知体と前記第1係合部とが係合することで、前記第1方向において前記切欠部の下流側に位置する検知ギア部は、前記第1ギア部と噛み合うことを特徴とする、カートリッジ。
  2. 記被検知部は、
    前記被検知体が前記第2位置にある状態において、前記第1方向から見て前記第1ギア部と重なるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記被検知体は、
    前記第1ギア部から伝達される駆動力により、前記第1壁に対して前記第1方向に向かって移動し、さらに前記第1壁に対して前記第1方向とは反対の第2方向に向かって移動するように構成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 前記被検知体は、
    回転動作開始前の前記第1位置から、回転動作終了時の前記第2位置まで回転するように構成され、
    前記第1方向における前記被検知部と前記第1壁との間の間隔は、
    前記被検知体が前記第1位置にある状態よりも、前記被検知体が前記第2位置にある状態のほうが大きくなるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  5. 前記第1位置にある前記被検知体と、前記第1方向において接触するように構成される第1接触部と、
    前記第2位置にある前記被検知体と、前記第1方向において接触するように構成される第2接触部とを備え、
    前記第2接触部は、前記第1接触部よりも前記第1方向に突出していることを特徴とする、請求項4に記載のカートリッジ。
  6. 記第1係合部は、
    前記第1ギア部における前記検知ギア部と当接する部分よりも前記第1方向の上流にあることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  7. 記被検知体は、
    前記第1係合部と係合するように構成される第2係合部を備え、
    前記第2係合部は、
    前記被検知体が前記第1位置にある状態において、前記第1方向から見て、前記第2ギア部と重なるように、前記第2ギア部に対して前記第1方向の下流に配置されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  8. 前記第1係合部は、
    前記第1ギア部の径方向の外周面および前記第2ギア部の前記第1方向の下流面のそれぞれに連続していることを特徴とする、請求項7に記載のカートリッジ。
  9. 前記被検知体は、
    前記被検知体の回転の径方向に延びるリブを備え、
    前記第1壁は、
    前記被検知体が前記第1位置に配置された状態において、前記リブに対して、前記被検知体が前記第1位置から前記第2位置に向かう移動方向の上流に配置され、前記被検知体の前記第1位置から、前記移動方向の上流に向かう移動を規制するように構成される第1規制部と、
    前記被検知体が前記第2位置に配置された状態において、前記リブに対して、前記移動方向の下流に配置され、前記被検知体の前記第2位置から、前記移動方向の下流に向かう移動を規制する第2規制部とを備え、
    前記第1規制部および前記第2規制部のそれぞれは、前記アジテータギアの回転の周方向に沿って延びていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  10. 前記被検知体の回転に伴う前記被検知部の移動軌跡の曲率半径は、前記第2ギア部の半径よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする、請求項〜9のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  11. 前記アジテータギアおよび前記被検知体を、前記第1方向の下流から被覆するギアカバーと、
    前記第1方向において前記ギアカバーと前記被検知体との間に配置され、前記被検知体を前記第1方向に沿って付勢する付勢部材とを備え、
    前記ギアカバーは、前記付勢部材を係止する係止部を有していることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  12. 前記アジテータギアおよび前記被検知体を、前記第1方向の下流から被覆するギアカバーと、
    前記第1方向において前記ギアカバーと前記被検知体との間に配置され、前記被検知体を前記第1方向に沿って付勢する付勢部材とを備え、
    前記被検知体は、前記付勢部材を係止する係止部を有していることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のカートリッジ。
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