JP2002002564A - 履帯走行装置 - Google Patents

履帯走行装置

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JP2002002564A
JP2002002564A JP2000194359A JP2000194359A JP2002002564A JP 2002002564 A JP2002002564 A JP 2002002564A JP 2000194359 A JP2000194359 A JP 2000194359A JP 2000194359 A JP2000194359 A JP 2000194359A JP 2002002564 A JP2002002564 A JP 2002002564A
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crawler
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Hiroaki Watanabe
裕明 渡辺
Kazuo Yasojima
一夫 八十島
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/24Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
    • B62D55/244Moulded in one piece, with either smooth surfaces or surfaces having projections, e.g. incorporating reinforcing elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転輪転動部近傍の耐久性を向上させることが
できる履帯走行装置を提供する。 【解決手段】 ゴムなどの弾性体からなる履帯本体17
内に、履帯幅方向の中央部で幅方向に一対のガイド突起
19,19を有する芯金18を履帯長手方向に所定間隔
で埋設するとともに、前記一対のガイド突起19の外側
を転輪転動部25とされて、その転輪転動部25に車体
側に取付く転輪16(15)を当接させて履帯を支持す
る履帯走行装置10において、前記転輪16の踏面16
bが前記履帯14のガイド突起19の根元部19aから
離れた状態で履帯の転輪転動部25に接するようにされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてクローラ
走行式ダンプや油圧ショベルなどの建設機械もしくは農
業機械における履帯走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】履帯式走行装置を備える建設機械車両や
農業機械車両にあっては、走行時の乗り心地や騒音の低
減を向上させるためにゴムなどの弾性体からなる履帯を
装着されたものがある。このような履帯式走行装置は、
車体の下部の前後方向の一方に左右一対の駆動用スプロ
ケットを、他方に左右一対のアイドラを配して、これら
駆動用スプロケットとアイドラの外周部に無端状にされ
た履帯が巻掛けられ、中間部を複数の回転自在な転輪に
よって受支される構成が一般的である。
【0003】従来、このような履帯式走行装置における
履帯100としては、例えば図8に従来の履帯と転輪と
の関係を表す一部横断面図で示されるように、履帯本体
101はゴムもしくはゴム質の弾性材料で無端状にさ
れ、その内側で内部に芯金102を履帯本体101の長
手方向に所定の間隔をおいて多数埋設されてなる。そし
て、芯金102は、履帯幅方向の中央部にて一対のガイ
ド突起103を内周面(踏み面と反対側)から突出して
設けられ、この左右一対のガイド突起103の左右外側
を、車体側に設けられる転輪110のローラ部111が
当接する転輪転動部104となるようにされている。な
お、その芯金102のガイド突起103と転輪転動部1
04との境界部分には浅い溝105が形成され、その転
輪転動部104に対して作用する転輪圧での弾性変形が
前記境界部に直接的に及ばないように形成されている。
また,所定間隔で埋設される前記芯金102の埋設部間
には、履帯が屈曲容易なように幅方向に溝(図示せず)
が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような履帯100
にあっては、不整地を走行して作業を行なう際に、どう
しても踏み面が一様でないため例えば石などに乗り上げ
て、履帯の幅方向で左右の一方に片寄って負荷がかかる
場合がしばしば発生する。このような状況が繰り返され
ると、履帯の中間部で履帯100の内側から支えている
転輪110(複数の履帯支持ローラ)が転動する転輪転
動部104で局部的に、過度に押し付けられることか
ら、その転動部に隣接する芯金102のガイド突起10
3側面との境界部で無理な外力が作用することになる。
【0005】このような動作が繰り返し行なわれると、
履帯本体101の転輪転動部104に作用する局部押圧
力によってガイド突起103と履帯本体101との境界
部付近で亀裂が発生し、一旦亀裂ができると、その部分
を起点としてゴムなどの弾性体の剥離が進行し、履帯の
早期破壊につながるという問題点がある。
【0006】このような現象は、前記図8からも明らか
なように、転輪110が芯金102のガイド突起103
根元部に近づいて転動することから、どうしても履帯本
体101のゴムなどの弾性体と芯金102のガイド突起
103側面部との接着部分に過剰な押圧力を付加するこ
とになり、接着層での剪断応力やゴムなどの弾性体の弾
性限界を超える負荷が繰り返し作用することが要因であ
ると推察できる。
【0007】本発明は、前述のような問題点に鑑みてな
されたもので、履帯の耐久性を向上させることができる
履帯走行装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述さ
れた目的を達成するために、第1発明による履帯走行装
置は、ゴムなどの弾性体からなる履帯内に、履帯幅方向
の中央部で幅方向に一対のガイド突起を有する芯金が履
帯長手方向に所定間隔で埋設されるとともに、前記一対
のガイド突起の外側を車体側に取付く転輪が当接転動す
る履帯走行装置において、前記転輪の踏面が、前記ガイ
ド突起の履帯側根元部から離れた状態で履帯の転輪転動
部を転動するように構成されることを特徴とするもので
ある。
【0009】本発明によれば、履帯の転輪転動部に当接
して走行時履帯を地面に押し付けて駆動支持する転輪の
踏面が、芯金のガイド突起根元部から離れた位置で転動
することになるので、転輪による転輪転動部における弾
性変形がガイド突起の根元部側に集中することなく緩和
されて亀裂の発生や接着部での剥離が生じにくくなって
履帯の耐久性が高められることになるという効果があ
る。
【0010】前記第1発明において、履帯走行装置にお
ける転輪の外周の前記ガイド突起側を、ガイド突起の根
元から離れるように段付き形状にされるのがよい(第2
発明)。また、履帯走行装置における転輪の前記ガイド
突起側を傾斜させ、その傾斜角を前記ガイド突起の傾斜
角よりも大きくされているのがよい(第3発明)。こう
することで、転輪のローラ部分がガイド突起側に偏るこ
とがあっても、その踏面付近がガイド突起の根元部に接
触しないので、転輪転動部におけるガイド突起の根元寄
りの部分に集中して負荷が作用しなくなり、履帯の破損
を回避することができることになる。
【0011】第4発明は、前記第1発明において、履帯
走行装置の履帯における前記ガイド突起の根元部に、転
輪転動部を介して作用する最大積載車体重量によって弾
性変形する量よりも大きい凹み部を履帯に形成されるの
がよい。こうすると、転輪による転輪転動部に対する局
部的な荷重が作用しても、その凹み部によって転輪転動
部が弾性変形する歪みを吸収させて(凹み側に変位させ
て)ガイド突起とゴム質材(弾性体)との接合部分に対
する集中力を緩和させ、損傷の発生を防止させることが
できる。また、少なくとも前記弾性体と前記芯金のガイ
ド突起の外側で接着する界面に、凹凸面が形成されてい
るのがよい(第5発明)。こうすると、履帯形成弾性体
(ゴムなど)とガイド突起の根元部との接着面での接着
性能を高めて局部的外力による接着層の剥離を防止でき
る効果が得られる。
【0012】第6発明は、ゴムなどの弾性体からなる履
帯内に、履帯幅方向の中央部で幅方向に一対のガイド突
起を有する芯金が履帯長手方向に所定間隔で埋設される
とともに、前記一対のガイド突起の外側を車体に取付け
た転輪が当接転動する履帯走行装置において、前記履帯
の弾性体は、ガイド突起の履帯側根元部から、前記ガイ
ド突起の外側面に沿わせて所要高さ位置まで延長して接
着され、前記転輪の前記ガイド突起側が、前記弾性体の
接合部と接触しないように段付形状に形成されることを
特徴とするものである。
【0013】本発明によれば、履帯における芯金のガイ
ド突起の根元部と履帯の転輪転動部との弾性体の接合部
で接着面を広げることによって接着力を高め、かつ転輪
転動部につながるガイド突起寄りの弾性体部分を広げる
ことによって補強され、これに対応して転輪の前記ガイ
ド突起側をその弾性体の接合部と接しないように段付き
形状にすることで局部的な応力集中を回避でき、また接
合力を増し芯金のガイド突起の根元部近傍での弾性体
(ゴムなど)の破損を防止でき、耐久性の向上を図るこ
とができるという効果を奏する。なお、このような構成
において、ガイド突起の根元外側に凹凸を形成して接着
力を高めるようにすれば、より効果的であるといえる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明による履帯走行装置
の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明す
る。
【0015】図1に本発明にかかる履帯走行装置を備え
るクローラダンプの一実施例図が示され、図2に履帯の
内周面側から見た一部平面図が、図3(a)に下部転輪
との関係を併記した図2のA−A視拡大断面図が、図3
(b)に要部の拡大詳細図が、図3(c)に転輪転動部
に作用する負荷で凹み部が変形した態様を表わす図が、
それぞれ示されている。
【0016】本実施例の履帯走行装置10は、例えば図
1に示されるクローラダンプ1において、下部走行フレ
ーム11の左右前端部に設けられる駆動スプロケット1
2と、左右後端部に設けられるアイドラ13とにそれぞ
れ無端状に形成された履帯14が巻掛けられて、その下
部走行フレーム11の上側に配置される転輪15および
下側に配される複数の転輪16とによって中間部を支持
され、図示されない油圧駆動モータで駆動スプロケット
12を回転させて走行するようにされている。このよう
な履帯走行装置10の下部走行フレーム11上に、旋回
装置2を介して上部旋回体3が設けられ、この上部旋回
体3上にダンプ荷台4とエンジンなど駆動部(図示せ
ず)と運転室5などが搭載されている。
【0017】前記履帯走行装置10における履帯14
は、ゴムなどの弾性材料からなり、所要寸法で無端状に
形成されている。その履帯本体17内には、履帯幅方向
の中央部で内周側に突出した履帯幅方向に左右一対のガ
イド突起19,19を有する芯金18および履帯幅方向
に複数本並べて長手方向に配されるワイヤなどの抗張材
21が埋め込まれて一体成形されている。
【0018】芯金18は、履帯の長手方向に所定の間隔
で多数配置されている。そして、履帯14の幅方向中央
部で隣接する芯金18,18間には、図示しないスプロ
ケットの歯と係合する係合穴22が設けられている。ま
た、履帯14の外周面側(接地面側)にはラグ23が、
内周面側には前記ガイド突起19,19の両外側位置に
転輪が転動する転輪転動部25,25がそれぞれ設けら
れている。
【0019】このような履帯14における芯金18のガ
イド突起19は公知の外形に形成されていて、履帯本体
17に設けられる転輪転動部25とそのガイド突起19
の根元部との接合部分では、その転輪転動部25におけ
る転動面25aから所要寸法aの凹み部26が形成され
ている。この凹み部26の高さ寸法(深さ寸法)aは、
図3(c)に示されるように、好ましくは履帯走行装置
10を装備する車輌の最大積載車体重量によって弾性変
形する量よりも大きく形成される。また、前記芯金18
の埋設部間には履帯の幅方向に適宜深さの溝24が設け
られ、履帯14が巻掛け駆動されるときに屈曲を容易に
行なえるようにされている。
【0020】この履帯14に対して、走行フレーム11
に回転自在に設けられている転輪15,16は、図3に
よって示されるように、履帯幅方向の左右ガイド突起1
9,19を跨ぐようにしてそれらガイド突起19,19
の外側に位置する履帯14の転輪転動部25,25にロ
ーラ部16a,16aの各踏面16bが当接して転動す
るようにされ、それらローラ部16aにおける内側で踏
面16bに近い部分(ガイド突起側)を前記履帯14の
ガイド突起19,19根元部19aから離れるように段
付形状16Aに構成されている。したがって、ローラ部
16aは、その基部16cよりも踏面16b部分が幅狭
く形成された構造にされている。なお、ローラ部16a
の基部16cにおける内側は、従来同様に履帯14が横
方向にずれた場合、ガイド突起19と接触して外れ止め
の役目を果すように形成されている。また、図示省略す
るが転輪15においても前記転輪16と同様にガイド突
起側を段付構造とされる。
【0021】このようになされる本実施例では、履帯走
行装置10が駆動されて走行すると、履帯14の接地側
では転輪16のローラ部16aの踏面16bが転輪転動
部25に当接して転動する。この際、その転輪16の踏
面16bは、履帯14側のガイド突起19における根元
部19aから離れた状態で転輪転動部25上を転動する
ことになる。したがって、履帯14が例えば石などに乗
り上げて、転輪16が転輪転動部25を強く押付ける状
態になっても、当該部分では履帯14に埋設されている
芯金18のガイド突起19と転輪転動部25との間に設
けられた凹み部26が深く形成されるとともに、転輪1
6のローラ部16aにおける踏面16b寄り内側(ガイ
ド突起側)において段付形状16Aにされているので、
履帯本体17に対する負荷がガイド突起19の外側との
接合部分に集中するのを緩和して、弾性変形を容易にす
ることができるので、このような局部的な負荷が繰り返
し生じても接合部近傍での損傷を防止でき、耐久性を高
めることができるのである。
【0022】また、走行フレーム11に配設される転輪
15,16は、図4に履帯と転輪との関係を表す要部の
他の実施例断面図で示されるように、履帯14に埋設さ
れている芯金18のガイド突起19の外側面の傾斜角α
に対して、転輪15,16はそのガイド突起側を傾斜さ
せ、この転輪16(15)の傾斜面16′(15′)の
傾斜角βが前記ガイド突起19の傾斜角αよりも大きい
角度になるように形成する。このようにしても、転輪転
動部において転輪16による負荷が、前記実施例の場合
と同様に、芯金18のガイド突起19の外側との接合部
分に集中するのを緩和させることが可能になる。
【0023】図5に履帯要部の他の実施例における芯金
のガイド突起と弾性体の接合部平断面図が、図6にガイ
ド突起の根元部を凹凸面に形成する場合の外形斜視図
で、横方向に凹凸を形成したもの(a),交叉状に凹凸
を形成したもの(b)が、それぞれ示されている。な
お、この実施例では、基本構成について前記実施例と同
一であるので、構成上同一箇所には前記実施例と同一の
符号を付して説明を省略している。
【0024】この実施例では、履帯本体17の弾性材と
芯金18のガイド突起19との接合界面部分において、
そのガイド突起19の根元部19Aにおける外側部分に
根元から端部に向かう凹凸19dを、その山,谷が図6
(a)で示されるように、複数形成して弾性材との接合
面積(接着面積)を広く形成するものである。このよう
にすれば、履帯14の製作時に転輪転動部25と芯金1
8のガイド突起19外側との接合部における接着性能を
高めることができ、下部転輪16による局部的な負荷に
対しても強力に対抗できるようになる。なお、芯金18
についてはその製作時ガイド突起部分に凹凸を型打ちす
ることで凹凸19d部を形成できるから、コストアップ
することなく製作できる。また、前記凹凸19dは、図
6(b)で示されるように、交叉させて根元部19Aに
形成しても同様の効果を得ることができる。
【0025】次に、図7に履帯要部の他の実施例断面図
が示されている。この実施例も基本構成において前記実
施例と同様であるので、構成上同一もしくは同様の部分
について前記実施例と同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0026】この実施例においては、履帯14における
芯金18の埋設部で、ガイド突起19外側と履帯本体1
7を構成する弾性体との接合部で、その弾性体接合部2
7を転輪転動部25の転動面25aから適宜寸法h上側
に延長して接合するように盛り上がらせる構成とされ
る。これに対して、転輪16は、前述のように、ローラ
部16aの踏面16b寄り内側(ガイド突起側)を段付
形状16Aとされ、そのローラ部16aにおける段付形
状16A部分が前記弾性体接合部27と接触しない構造
とされる。
【0027】このように構成することにより、履帯14
はその芯金18のガイド突起19根元部19Aと履帯本
体17の転輪転動部25との弾性体接合部27で接着面
を広げることによって接着機能を高めることができる。
しかも、その履帯本体17におけるガイド突起19寄り
の弾性体接合部27を広げることによって、転輪転動部
25とガイド突起19との境界部分が補強される。そし
て、転輪16のローラ部16aの踏面16b寄り内側
(ガイド突起側)を段付形状16Aとして、前記弾性体
接合部27と接しない構造とすることで、ガイド突起1
9根元部19Aに局部的な応力集中が生じないようにで
きるので、強力な接合力の確保と応力分散によって従来
発生しやすかった履帯におけるガイド突起近傍での亀裂
などの発生による破損を防止でき、耐久性の高い履帯走
行装置とすることができる。また、このような構成は、
弾性体履帯の成形時に一挙に形成できるので、コストア
ップすることもないという利点がある。
【0028】このような構成とする履帯において、前記
実施例と同様に、芯金18のガイド突起19における根
元部19A外側部に凹凸を設けておけば、さらに弾性体
接合部27における接着機能を高められる。
【0029】以上の説明では、クローラダンプにおける
履帯走行装置について記載したが、その他油圧ショベル
などの建設機械はもちろん、農業機械などで履帯式の走
行装置を採用するものにおいて適用できることは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる履帯走行装置を備える
クローラダンプの一実施例図である。
【図2】図2は、履帯の内周面側から見た一部平面図で
ある。
【図3】図3(a)は、転輪との関係を併記した図2の
A−A視拡大断面図、(b)は要部の拡大詳細図、
(c)は転輪転動部に作用する負荷で凹み部が変形した
態様を表わす図である。
【図4】図4は、履帯と転輪との関係を表す要部の他の
実施例断面図である。
【図5】図5は、履帯要部の他の実施例における芯金の
ガイド突起と弾性体の接合部平断面図である。
【図6】図6は、ガイド突起の根元部を凹凸面に形成す
る場合の外形斜視図として、横方向に凹凸を形成したも
の(a),交叉状に凹凸を形成したもの(b)を示す図
である。
【図7】図7は、履帯と転輪との関係を表す要部の他の
実施例断面図である。
【図8】図8は、従来の履帯と転輪との関係を表す一部
横断面図である。
【符号の説明】
1 クローラダンプ 10 履帯走行装置 11 下部走行フレーム 12 駆動スプロケット 13 アイドラ 14 履帯 15,16 転輪 16a 転輪のローラ部 16b 踏面 16c 基部 16A 段付形状 16′ 傾斜面 17 履帯本体 18 芯金 19 ガイド突起 19a,19A 根元部 19d 凹凸 25 転輪転動部 25a 転動面 26 凹み部 27 弾性体接合部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムなどの弾性体からなる履帯内に、履
    帯幅方向の中央部で幅方向に一対のガイド突起を有する
    芯金が履帯長手方向に所定間隔で埋設されるとともに、
    前記一対のガイド突起の外側を車体側に取付く転輪が当
    接転動する履帯走行装置において、 前記転輪の踏面が、前記ガイド突起の履帯側根元部から
    離れた状態で履帯の転輪転動部を転動するように構成さ
    れることを特徴とする履帯走行装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の履帯走行装置における
    転輪の外周の前記ガイド突起側を、ガイド突起の根元か
    ら離れるように段付き形状にされることを特徴とする履
    帯走行装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の履帯走行装置における
    転輪の前記ガイド突起側を傾斜させ、その傾斜角を前記
    ガイド突起の傾斜角よりも大きくされていることを特徴
    とする履帯走行装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の履帯走行装置の履帯に
    おける前記ガイド突起の根元部に、転輪転動部を介して
    作用する最大積載車体重量によって弾性変形する量より
    も大きい凹み部を履帯に形成されることを特徴とする履
    帯走行装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または4に記載の履帯走行装置
    において、少なくとも前記弾性体と前記芯金のガイド突
    起の外側で接着する界面に、凹凸面が形成されているこ
    とを特徴とする履帯走行装置。
  6. 【請求項6】 ゴムなどの弾性体からなる履帯内に、履
    帯幅方向の中央部で幅方向に一対のガイド突起を有する
    芯金が履帯長手方向に所定間隔で埋設されるとともに、
    前記一対のガイド突起の外側を車体に取付けた転輪が当
    接転動する履帯走行装置において、 前記履帯の弾性体は、ガイド突起の履帯側根元部から、
    前記ガイド突起の外側面に沿わせて所要高さ位置まで延
    長して接着され、前記転輪の前記ガイド突起側が、前記
    弾性体の接合部と接触しないように段付形状に形成され
    ることを特徴とする履帯走行装置。
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