JP7007694B1 - クローラユニットとそれを使用した悪路用運搬台車 - Google Patents

クローラユニットとそれを使用した悪路用運搬台車 Download PDF

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Abstract

雪道や砂地、畑のぬかるんでいる場所や災害現場等で、運搬用に使用される悪路用運搬台車に好適な軽量で旋回自在なクローラユニットを提供する。履帯1は、フレーム9側内部に複数のインナーアタッチメント3を設けて帯状に構成され、フレーム9の外周に備えたレール7の左右方向に突き出す鍔部70と、左右方向に突き出すインナーアタッチメント3の鍔部34とが設けられ、一方のお互いが向き合う鍔部34の間で囲まれる空間Kに他方の鍔部70が入り込み、その一方と他方の前記鍔部34、70同士が上下間で相互に重なりが生じる位置関係に設定され、インナーアタッチメント3がレール7に沿って規制を受けつつ履帯1がプーリー6、60を循回する。

Description

本発明は、クローラユニットとそれを使用した悪路用運搬台車の技術分野に関し、さらに言えば、軽量で旋回自在なクローラユニットを使用して、雪道、砂地、畑等のぬかるんでいる場所、地震や水害等の災害現場等、とりわけ路面環境の悪い場所で、運搬用に使用される悪路用運搬台車に属する。
この種のクローラユニットとして、例えば、特許文献1には、スプロケットにより回転駆動される無端状の履帯であって、回転方向に並ぶ複数の履板部と、履板部よりも薄肉に形成され、隣接する履板部どうしを連結する屈曲自在な複数のヒンジ部と、各ヒンジ部の幅方向両側に位置する領域を上記スプロケットの歯を受け入れ可能な形状に切り欠いた複数の係合凹部とを備え、上記履板部およびヒンジ部が合成樹脂により一体に形成され、上記係合凹部の形成に伴って上記ヒンジ部の幅方向寸法が上記履板部よりも短くされた履帯が開示されている(特許文献1の請求項1参照)。
この文献1の段落番号[0039]で、駆動機構34は、バッテリ5から供給される電力により駆動される電動式のモータ51と、駆動側スプロケット32の軸部32bに同軸に固定されたプーリ52と、モータ51の軸部51aとプーリ52との間に掛け回されるベルト53とを有している。モータ51が駆動されると、その駆動力がベルト53を介してプーリ52に伝達されることにより、駆動側スプロケット32がプーリ52と一体に回転駆動される。また、駆動側スプロケット32により送り駆動される履帯30を介して、従動側スプロケット33が同期して回転駆動される旨記載されている。
また、本出願人は、特許文献2のように、複数のプーリーを循回する履帯が設けられたクローラユニットにおいて、前記履帯は、外周に複数のアウターアタッチメントを帯状に設けて構成され、前記複数のアウターアタッチメントの隣り合う前後面の一方には規制凹部、他方には規制突起が設けられ、前記規制凹部に前記規制突起が入り込んで、前記アウターアタッチメント同士が位置決め規制されるローラユニットを開発している(特許文献2の請求項1参照)。
そして、この文献2の段落番号[0020]で、両端に突出するサイド部24、24の間隔は、クローラユニット5の本体に取付けられたプーリー6が納まり、回転するに十分な幅寸Wに設定され、プーリー6の側面を前記サイド部24、24が囲んでいるので、アウターアタッチメント2(履帯1)が、プーリー6の側面を囲んで循回し、旋回する時に横方向へ力が掛かったとしても履帯1をプーリー6から外れ難くして、プーリー6が、前記アウターアタッチメント2のサイド部24近傍の基部20の外側凹部25に接触して回転するようになっている旨記載されている。
特許第5806370号公報 特開2019-142485号公報
前記特許文献1の履帯は、ベルト53自体に溝や穴が開いていて、プーリ52で駆動するスプロケット32がベルト53に噛み込んで外れを防止している機構である。この機構の履帯では、履帯のベルトに溝や穴の加工が多くなり、ベルトに強度が必要で、必然的にベルトが厚くなって重量が増し重くなる。
さらに、履帯を循回させるために、履帯のベルトのテンションを張ることが前提となり、搬送負荷が高く、履帯の循回が悪くなり、台車での走行が重くなる、といった問題点があることから、手動のクローラには採用が難しい。
本出願人に係る特許文献2では、両端のプーリー6の間隔を履帯1より広げぎみにして、履帯1にテンションをかけているが、更に走行性能を良くするため、履帯に掛けるテンションを下げられたら、より一層スムーズに軽く履帯が循回するので、走行性能が更に向上したクローラユニットを開発することが出来、それが課題とされていた。
したがって、本発明の目的は、上記の課題を鑑みてなされたもので、
(1)本体フレームの接地部のみにレール(鍔部)を設け、履帯(インナーアタッチメント)側にはそのレールが通る受けの部分(鍔部)を設ける。
(2)レールと受けの鍔部には空間(クリアランス)をつくり、接地時はレールとインナーアタッチメントとが触れず、抵抗が発生しないようにする。
(3)持ち上げた際や、履帯が横にずれる、めくれるような力が掛かった際にだけ、レールとインナーアタッチメントとが干渉するようにする。すなわち、普段の走行は邪魔をせず、砂などの異物が入った際も挟まらない隙間(クリアランス)に構成し、外れが起きる時のみ干渉が起こり外れない形状にする。
(4)また、砂や雪などの異物が入ると履帯が外側に押され、少し膨らむことが起きるが、レールが直線であるとその状態でインナーアタッチメントがレールに入ろうとする際に干渉が起き易い。そのため、レールの両端近傍(入り口)は地面側に少し開いており、スムーズに入り込む形状にする。
(5)レールで履帯が規制されて循回させ、今までよりテンションを下げても、履帯が外れなくなるようにする。
(6)履帯を構成するアウターアタッチメントやインナーアタッチメントの外表面にシボ模様を施し、表面の撥水性を上げて、水滴が着いても極力流れてしまうようにして、履帯の氷つきが起こり難く、濡れた場合に早く乾くようにする。
上記課題を解決する構成の高品質なクローラユニットや、それに好適な悪路用運搬台車を提供することにある。
上述の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係るクローラユニットは、フレーム9に回転自在に取付けられて成る複数のプーリー6、60を循回する履帯1が設けられたクローラユニット5において、
前記履帯1は、フレーム9側内部に複数のインナーアタッチメント3を設けて帯状に構成され、前記フレーム9の外周に備えたレール7(7’)の左右方向に突き出すレール7(7’)の鍔部70(70’)と、前記インナーアタッチメント3(3’)の左右方向に突き出すインナーアタッチメント3(3’)の鍔部34(34’)とが設けられ、どちらかの一方のお互いが向き合う前記鍔部34又は70’の間で囲まれる空間K又はK’に他方の前記鍔部70又は34’が入り込み、かつ、その一方と他方の前記鍔部34と70(34’と70’)同士が上下間で相互に重なりが生じる位置関係に設定され、前記インナーアタッチメント3(3’)が前記レール7(7’)に沿って規制を受けつつ履帯1がプーリー6、60を循回する構成であることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載のクローラユニットにおいて、前記履帯1に、所定位置に貫通孔40を設けたベルト4及びアウターアタッチメント2が設けられ、前記アウターアタッチメント2と前記インナーアタッチメント3とが前記貫通孔40を介してベルト4を挟むように合体して、フレーム9側内部に複数のインナーアタッチメント3を帯状に設けた履帯に構成したことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項2に記載のクローラユニットにおいて、前記複数のアウターアタッチメント2の隣り合う前後面20b、20b’の一方には規制凹部20d(20d’)、他方には規制突起20c(20c’)が設けられ、前記規制凹部20d(20d’)に前記規制突起20c(20c’)が入り込んで、前記アウターアタッチメント2同士が位置決め規制されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項1~3のいずれか1項に記載したクローラユニットにおいて、前記履帯1を構成するアウターアタッチメント2及び/又はインナーアタッチメント3の外表面には、シボ模様Pが施されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1~4のいずれか1項に記載したクローラユニットにおいて、アウターアタッチメント2と合体して帯状の履帯1を構成する前記インナーアタッチメント3の前後方向の幅W1は、前記アウターアタッチメント2の幅W2以上に設け、前後に隣り合う前記インナーアタッチメント3同士が当接することにより、隣り合う前記アウターアタッチメント2同士は、当接する又は隙間Sが設けられることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、請求項1~5のいずれか1項に記載したクローラユニットにおいて、前記レール7は、フレーム9外周の底辺部のみに設けられ、前記レール7の両端近傍は、下方向に開いて湾曲状71に形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明に係る悪路用運搬台車Aは、前記請求項1~6に記載のいずかのクローラユニット5を使用して構成されていることを特徴とする。
本発明に係るクローラユニットによれば、以下の効果を奏する。
(イ)フレーム外周に備えたレールの左右方向に突き出すレールの鍔部と、インナーアタッチメントの左右方向に突き出すインナーアタッチメントの鍔部とが、どちらかの一方のお互いが向き合う鍔部の間で囲まれる空間に他方の鍔部が入り込んだ状態で、履帯がレールで規制されてプーリーを循回するので、外れ防止のために今まで強いテンションが必要であった履帯もテンションを下げることが可能となり、履帯の回転負荷が減少することで搬送負荷が少なくなって、走行性能が上がった。
(ロ)また、クローラユニット(台車)は手動で旋回する場合、台車の取っ手位置から力が加わり、戦車のような超信地旋回(スピンターン)にはならず、横向きに引きずれられるような力が掛かる。その際、多少の路面の凹凸に引っかかると履帯が外れてしまうが、本発明により、上記の外れが起きなくなった。
(ハ)加えて、クリアランスを考えたレールとインナーアタッチメントの構造としたので、砂のような異物が噛んで履帯の回転が停止・妨害されることも無い。
(ニ)しかも、アウターアタッチメントやインナーアタッチメントの外表面にシボ模様を施したので、撥水性が上がり、水滴が流れ落ち易くなって、履帯の氷つきが減少したし、乾きやすくなって利便性が向上した。
本発明のクローラユニットを示した全体斜視図である。 クローラユニットの側面図である。 クローラユニットのフレームとプーリーを分解して示した斜視図である。 Aは、フレームの端部近傍のプーリーを示した部分斜視図、Bは、Aのフレームの端部近傍のレール構造を拡大して示した側面図である。 履帯を構成するアウターアタッチメントとインナーアタッチメントを分解して示した斜視図である。 図5のアウターアタッチメントとインナーアタッチメントのベルトへの合体要領を分解して示した斜視図である。 アウターアタッチメントとインナーアタッチメントの合体状態を示した前方斜視図(A)と、後方斜視図(B)である。 シボ模様が施されたアウターアタッチメントとインナーアタッチメントを示した斜視図である。 履帯の平坦面走行時の動作状況を部分的に簡略して示した拡大側面図である。 レールとインナーアタッチメントの両鍔部を正面方向から拡大して示した断面図である。 アウターアタッチメントのコーナー回転時の動作状況を示した拡大斜視図である。 レールと履帯のコーナー部分を、プーリーを除いて示した一部切欠拡大斜視図である。 Aは、異なるインナーアタッチメントを示した斜視図、Bは、Aのインナーアタッチメントの鍔部の実施状況を正面方向から拡大して示した断面図である。 クローラユニットを悪路用運搬台車に適用した例を示した全体斜視図である。
以下に、図示した本発明に係るクローラユニットの実施形態を説明する。
本実施形態のクローラユニット5は、帯状の履帯1をなすインナーアタッチメント3に合体される複数のアウターアタッチメント2の隣り合う前後面20b、20b’の一方には規制凹部20d等、他方には規制突起20c等が設けられ、前記規制凹部20d等に前記規制突起20c等が入り込んで、アウターアタッチメント2、2同士の位置が規制され上下方向にはズレないようにして、嵌合と不嵌合を繰り返しながらスムーズにプーリー6、60を循回する構成である。
例えば、図1と図2に示したように、フレーム9に回転自在に取付けられて成る複数の大小のプーリー6、60を循回する帯状の履帯1が設けられ、フレーム9に備え付けた平坦面を有する取付板8を介して、図14に示したような悪路用運搬台車A等に好適に使用されるものである。なお、本実施例では両端のプーリー6、6間に、小型のプーリー60をたくさん設けているが、プーリー60、60間にアウターアタッチメント2が入り込まない間隔にすればよく、振動及び騒音が許せる範囲で実施例よりも少ないプーリー数とすることも可能である。
フレーム9は細長く半割状で成り、図12に示したように、端部に位置を共通にして穿設されたボルト固定穴90に、図示を省略したボルトとナットでこの半割状のフレーム9は固定される。フレーム9の下端には、図3と図4Aに示したように、車軸61が挿通される複数の貫通孔63が所定間隔をあけて穿設されており、小型の複数のプーリー60が、前記貫通孔63に挿通した車軸61の他端でナット62により回転自在に各々固定されている。なお、図12における符号91は、履帯1が回し掛けられるフレーム9の両端で回転自在に設けた大きなプーリー6、6の車軸61が挿通されるフレーム全長方向に長い長穴の貫通孔を示しており、車軸61の位置を前後にずらせるので、履帯1のテンションを調整可能にしてある。
前記フレーム9の外周底辺部にのみレール7(鍔部70)が突き出して設けられており、インナーアタッチメント3の鍔部34との間でお互いに拘束し合う関係が保たれている。レール7の下端基本構造は、図10に示したように、フレーム9の外周の底辺部(下部)に備えられ、その下端の先端が左右方向に突き出すレール7の鍔部70に形成されている。後述するインナーアタッチメント3の左右方向に突き出してお互いが向き合う一方の前記鍔部34、34の間で囲まれる空間Kに、他方のレール7の前記鍔部70、70が入り込み、かつ、その一方と他方の前記鍔部34、70同士が上下間で相互に重なりが生じる位置関係に設定され、前記インナーアタッチメント3が前記レール7に沿って規制を受けつつ履帯1がプーリー6、60を循回するように構成されている。
そして、床に接地した履帯1の循回時には、一方と他方の前記鍔部34、70同士には、適切なクリアランスが確保されているから干渉が起こらず、持ち上げた時や旋回時の履帯1に左右方向に横ズレするような力が掛かった時等には、その一方と他方の前記鍔部34、70同士が干渉を起こし、履帯1が外れない構成を実現した。従って、従来のクローラユニットでは、テンションを強く掛けて緩みのないように張って外れを防止していたが、履帯1がフレーム9から外れる恐れがなくなったので、履帯1のテンションを今までより下げる事が出来、履帯1の循回がスムーズになって走行性能が上げられた。
なお、上記フレーム9の底辺部にのみ形成されたレール7の両端近傍は、図4に示したように、下方向に若干開いて湾曲状に形成された湾曲状端部71に形成されている。これは、砂などの異物が入って履帯1が外側に膨らんでも、インナーアタッチメント3の左右のインナー鍔部34、34間の中にレール7のレール鍔部70が入りやすいようにしたためである。
この履帯1は、図6に示したように、複数のアウターアタッチメント2とインナーアタッチメント3と1本のベルト4とで構成し、所定位置に貫通孔40を設けた前記ベルト4を、その貫通孔40を介して挟むように合体された一組の外側に配置される前記アウターアタッチメント2と、その内側に配置された前記インナーアタッチメント3とを、連続して帯状に複数設けて履帯1が構成されている。
また、当該アウターアタッチメント2とインナーアタッチメント3は、いろんな地面に接地することが考えられるから、摩擦係数が比較的低く、かつ削ずれ難いように高い硬度を備え、機械的強度に優れたエンジアリングプラスチックを選定し、PA樹脂やガラス入りPA樹脂、PBT樹脂、ガラス入りPBT樹脂、POM樹脂、ガラス入りPOM樹脂のいずれかの成形品である。
なお、本実施形態では、アウターアタッチメント2を備えているが、アウターアタッチメント2と一体型のインナーアタッチメント3のみの実施態様も採用可能である(詳細説明は省略)。
前記ベルト4は、常に張力が掛かっているから、伸びが出難く寸法安定性に優れた曲がりやすい織物平ベルト等で構成され、帯状の長いベルトからクローラ全長に回し掛けられる長さに切断し、その両端を固定して無端ベルトに構成をしており、よって所望のクローラユニット5の大きさに合わせられる柔軟性を備え、実施例では25mmの所定間隔おきに、2つずつ並列して開けられた貫通孔40が、全体に亘って複数設けられている。但し、貫通孔40は、前記所定間隔おきに1つずつ開けて実施する形態でも採用可能である(図示は省略)。
次に、インナーアタッチメント3の構成について説明する。
図5~図8に示したように、本実施形態のインナーアタッチメント3は、平面方向視形状がH型であって、上述したフレーム9のレール7の鍔部70と干渉し合う鍔部34と、プーリー6、60が上面で回転する左右のサイド片31、31が設けられている点が特徴的である。
一対の垂下する係止片32、32を両端に有し、その係止片32、32間は前記ベルト4を上方から覆うのに十分な幅寸に突設されている。この係止片32は、後述するように、上方から波形の外縁にくり抜いて形成したアウターアタッチメント2のサイド部24の係止穴22に挿入され、しっかりと係止される構成である。前記係止片32、32間の内部には、ベルト4の穴40に挿通される下向きの2つの突起30が設けられている。また、このインナーアタッチメント3の前後方向の幅W1は、図9に示したように、アウターアタッチメント2の幅W2以上に設けるべく、前記係止片32、32の直近内部の左右に在って、前後方向に伸びる直線状の平坦面として設けられた各サイド片31、31には、前後方向の両端部に当接側面部31a、31aを設け、この各左右のサイド片31、31の上面を踏んでプーリー6、60が回転をして履帯1が循回をするので、前後に隣り合う前記インナーアタッチメント3、3同士の間に隙間Sが空くと、プーリー6、60がその隙間Sに落ちて衝突が生じ、ガタガタして騒音が発生する原因になる。そこで、前記インナーアタッチメント3の方を先に当接させて、サイド片31間に隙間Sのない連続した上面を形成させ、隙間のない上面をプーリー6、60が踏むようにしたので騒音の発生が抑えられた。よって、前記アウターアタッチメント2が、前記インナーアタッチメント3と同じ幅W1にすれば、前記アウターアタッチメント2同士は当接し、前記インナーアタッチメント3の幅W1より小さい幅W2にすれば、隣り合う前記アウターアタッチメント2同士には、隙間Sが空き、後述するアウターアタッチメント2の規制凹部に水や砂等が溜まり難い構造となって更に良い。
このインナーアタッチメント3の前記左右のサイド片31、31の中心線上の直近内部で起立する本体の先端には、左右の内側方向にそれぞれ向き合って突き出すインナーアタッチメント3側の鍔部34、34が設けられており、その鍔部34、34間で囲んだ空間Kが形成されている(図10参照)。前記空間Kは、前記インナーアタッチメント3の鍔部34、34間の寸法により、前記レール7の鍔部70、70間が入り込み可能な空間に作られ、十分なクリアランスを持った前記空間Kに形成されて、前記インナーアタッチメント3が前記レール7に沿って規制を受けつつ履帯1がプーリー6、60を循回するようになっている。そのため、持ち上げた際や履帯1がずれたり、めくれたりするような力が掛かっても、インナーアタッチメント3の鍔部34とレール7の鍔部70が干渉し、外れが効果的に防止される。
更に、上述したインナーアタッチメント3の突起30が、ベルト4の貫通孔40を貫通し、後述するアウターアタッチメント2の各内側係止穴21に嵌合されると共に、両端の各係止片32がアウターアタッチメント2の各係止穴22に係止されて、下の外周側のアウターアタッチメント2と上の内部側のインナーアタッチメント3がベルト4を挟むように合体されている。この一組ずつ合体されたアウターアタッチメント2とインナーアタッチメント3が、ベルト4を埋める形で帯状に複数取付けられる(図12参照)。
図13はインナーアタッチメント3’の異なる実施例を示している。上述した鍔部34、70の向きが反対の実施例である。
つまり、図13Aに示したように、このインナーアタッチメント3’は、中央部で起立する1本の太い本体の上端に、左右の外側方向に突き出す鍔部34’、34’が設けられている。一方、レール7’の下端の先端は、左右の内側方向にそれぞれ突き出したレール7’の鍔部70’、70’に形成され、その鍔部70’、70’間に空間K’が形成されている(図13B参照)。よって、レール7’の向き合う前記鍔部70’、70’の間で囲まれる空間K’に、このインナーアタッチメント3’の鍔部34’、34’が入り込み、かつ、その一方と他方の前記鍔部70’、34’同士が上下間で相互に重なりが生じる位置関係に設定され、前記インナーアタッチメント3’が前記レール7’に沿って規制を受けつつ履帯1がプーリー6、60を循回するように構成されている。
次に、アウターアタッチメント2の構成について述べる(図5~図8参照)。
このアウターアタッチメント2は、全体形状が船形状で、その大部分をなす基部20と、同基部20の両端に突出したサイド部24、24とより成る。サイド部24は、隣接するアウターアタッチメント2同士に空間が空くように軽量化を兼ねて各コーナーを削り落としたコーナー部24aに形成され、平面方向視でサイド部24が台形状に形成されている。前記基部20の中央部には、前記ベルト4の並列配置の2つの貫通孔40、40に対応する位置の2つの内側係止穴21、21が設けられている。
そして、前記基部20には、いわゆる肉盗みの肉抜き部26が形成されている。軽量化を図るために、強度(剛性)に影響を与えない程度に基部20を上面からくり抜いて形成している。すなわち、上述したH型のインナーアタッチメント3の内方の2つの突起30、30が嵌り合う前記2つの内側係止穴21、21を避ける形で、基部20を上方から6つの区域で各々深くくり抜いて形成しており、ベルト4の当接面が接する面積を少なくし、圧力を高める構成とされている。
また、両端のサイド部24、24間の外寄りの内部に係止穴22、22がそれぞれ設けられている。前記係止穴22は、係止力を上げ、かつ挿入し易くするため、H型インナーアタッチメント3の垂直状の係止片32を挿入自在に、サイド部24の傾斜部に上方から波形の外縁にくり抜いて形成されている。
さらに、基部20の内側係止穴21とサイド部24の間に上面突出部23が形成され、その上面突出部23は、サイド部24方向に傾斜して、外側凹部25へ繋がっている。かつ、前記上面突出部23のサイド部24側と、サイド部24の傾斜部とでH型インナーアタッチメント3のサイド片31が嵌るように凹ませた前記外側凹部25が形成されている。
前記両端に突出するサイド部24、24の間隔は、クローラユニット5の本体に取付けられた左右に並ぶプーリー6、60が納まり、回転するのに十分な幅寸(本実施例では約52mm程度)(図10参照)に設定されている。詳しくは、前記アウターアタッチメント2に合体されサイド部24のすぐ内側に位置するインナーアタッチメント3のサイド片31、31上で、プーリー6、60が安定して回転するように構成されている(図7、図10、図11、図13B等参照)。
また、当該アウターアタッチメント2の地面との接地面27は、その中央が下方に若干膨らんだ湾曲状に形成されていて(図10、図13B参照)、手押しの悪路用運搬台車Aに取付けた場合に、接地抵抗を減らして旋回性能が上がる工夫もなされている。
アウターアタッチメント2の基部20の後面20bに、複数の規制突起20c(20c’)が突設されていると共に、前記基部20の前面20b’に複数の規制凹部20d(20d’)が設けられている。具体的には、基部20の後面20b(側面)の内側に2つの規制突起20c、20c、その外側にそれぞれ規制突起20c’、20c’の合計4つの規制突起20c(20c’)が突設されている。同基部20の前面20b’(側面)には、前記内側の2つの規制突起20c、20cを受容するに十分な奥行・幅寸で凹んだ内側の規制凹部20dと、前記外側の2つの規制突起20c’、20c’にそれぞれ対応する位置で受容する外側の2つの規制凹部20d’、20d’が、お互いに動かない様に、その規制凹部20d(20d’)とその規制突起20c(20c’)が上下方向で当接する位置関係に位置決め規制されて設けられている。なお、基部20の前面20b’に規制突起20c(20c’)、後面20bに規制凹部20d(20d’)を設けて実施してもよい。
よって、隣接するアウターアタッチメント2、2の一方の規制凹部20d(20d’)に、他方の規制突起20c(20c’)が入り込んで、アウターアタッチメント2、2同士のお互いの上下のズレが規制され、走行時におけるインナーアタッチメント3の離脱が防止される。勿論、規制突起20c(20c’)と規制凹部20d(20d’)の左右方向にも当接するような大きさと位置関係にして、上下方向と一緒に左右方向のズレを規制しても差し支えがない(図12の規制突起20c’と規制凹部20d’の関係を参照)。
つまり、基部20の後面20b又は前面20b’の規制凹部20d(20d’)に規制突起20c(20c’)が入り込んで、その前後面20b、20b’の各上下面で接触し、隣接するアウターアタッチメント2、2同士の上下の動きを規制したので、接地時には、水平方向に連なった直線状態全体として曲がらない剛直な履帯1になるが(図1、図9参照)、図11や図12に示したようにプーリー6の外周に沿って曲がる時には、開く方向に動くので入り込まないで規制がなくなり曲がる履帯1になっている。
また、隣接する前面20b’の規制凹部に後面20bの規制突起が入り込んだ時に作られるアウターアタッチメント2同士の底面の隙間T(図9、図11参照)により、使用時に規制凹部に入り込んだ砂等が溜まらないような工夫もされている。
上述したアウターアタッチメント2やインナーアタッチメント3(3’)の外表面に、図8にドット表示したようなシボ模様Pを施した形態も好適に実施される。このシボ模様Pを施すことにより、撥水性が上がり、水滴が流れ落ち易くなって、履帯1の氷つきが減少し、乾きやすくなるし、外観の見栄えも良くなる。
図14は、上述したクローラユニット5を使用して構成された悪路用運搬台車Aを示している。同図中、符号A1は、クローラユニット5(履帯1)の取付板8の上面に設置されたパイプ構造の載置台を示し、符号A2は取っ手を示している。積雪した路面や土等の柔らかい路面や凸凹等の路面環境が悪い悪路にも適応できる。
以上、実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
1 履帯
2 アウターアタッチメント
20 基部
20b 後面
20b’ 前面
20c 規制突起(内側)
20c’ 規制突起(外側)
20d 規制凹部(内側)
20d’ 規制凹部(外側)
21 内側係止穴
22 係止穴
23 上面突出部
24 サイド部
24a コーナー部
25 外側凹部
26 肉抜き部
27 接地面
3、3’ インナーアタッチメント
30 突起
31 サイド片
31a 当接側面部
32 係止片
34、34’ 鍔部
4 ベルト
40 貫通孔
5 クローラユニット
6 プーリー(両端)
60 プーリー(小型)
61 車軸
62 ナット
63 貫通孔
7、7’ レール
70、70’ 鍔部
71 湾曲状端部
8 取付板
9 フレーム
P シボ模様
K、K’ 空間
S 隙間
W1、W2 幅
A 悪路用運搬台車

Claims (7)

  1. フレームに回転自在に取付けられて成る複数のプーリーを循回する履帯が設けられたクローラユニットにおいて、
    前記履帯は、フレーム側内部に複数のインナーアタッチメントを設けて帯状に構成され、前記フレームの外周に備えたレールの左右方向に突き出すレールの鍔部と、前記インナーアタッチメントの左右方向に突き出すインナーアタッチメントの鍔部とが設けられ、どちらかの一方のお互いが向き合う前記鍔部の間で囲まれる空間に他方の前記鍔部が入り込み、かつ、その一方と他方の前記鍔部同士が上下間で相互に重なりが生じる位置関係に設定され、前記インナーアタッチメントが前記レールに沿って規制を受けつつ履帯がプーリーを循回する構成であることを特徴とする、クローラユニット。
  2. 前記履帯に、所定位置に貫通孔を設けたベルト及びアウターアタッチメントが設けられ、前記アウターアタッチメントと前記インナーアタッチメントとが前記貫通孔を介してベルトを挟むように合体して、フレーム側内部に複数のインナーアタッチメントを帯状に設けた履帯に構成したことを特徴とする、請求項1に記載したクローラユニット。
  3. 前記複数のアウターアタッチメントの隣り合う前後面の一方には規制凹部、他方には規制突起が設けられ、前記規制凹部に前記規制突起が入り込んで、前記アウターアタッチメント同士が位置決め規制されることを特徴とする、請求項2に記載したクローラユニット。
  4. 前記履帯を構成するアウターアタッチメント及び/又はインナーアタッチメントの外表面には、シボ模様が施されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載したクローラユニット。
  5. アウターアタッチメントと合体して帯状の履帯を構成する前記インナーアタッチメントの前後方向の幅は、前記アウターアタッチメントの幅以上に設け、前後に隣り合う前記インナーアタッチメント同士が当接することにより、隣り合う前記アウターアタッチメント同士は、当接する又は隙間が設けられることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載したクローラユニット。
  6. 前記レールは、フレーム外周の底辺部のみに設けられ、前記レールの両端近傍は、下方向に開いて湾曲状に形成されていることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載したクローラユニット。
  7. 請求項1~6に記載のいずれかのクローラユニットを使用して構成されていることを特徴とする悪路用運搬台車。
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