JP2006315628A - 弾性クローラとクローラ走行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐久性を低下させずに、小型の走行装置に用いることができる弾性クローラを得る。
【解決手段】 クローラ本体6を構成するゴム部分のうち、芯金7の埋設部分に対応する投影ゴム部から外れた非投影ゴム部10のクローラ周方向長さkが、クローラ周方向で隣接する当該芯金7の中心間距離pの45%〜80%に設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、弾性クローラとこれを用いたクローラ走行装置に関する。
クローラ式走行装置はコンバイン等の農業機械、バックホー等の建設作業機械に幅広く用いられており、これらのクローラ式走行装置には、駆動力を伝達する駆動スプロケット、アイドラ、複数の転輪よりなる車輪群、及びこの車輪群に巻き掛けられた弾性クローラが備えられている。この種の弾性クローラにおいて、駆動スプロケットへ掛けられた部分の曲がりによるクローラ本体の亀裂等の防止を目的として、左右へ振り分けて配置したラグを斜め形状かつ千鳥状にすることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−72056号公報
上記従来の弾性クローラは、駆動スプロケットの歯底径が例えば300mmという大型の走行装置に装着されて用いられているが、この弾性クローラを駆動スプロケットの歯底径がこれよりも小さい小型の走行装置に装着した場合、同スプロケットに掛けられたクローラ本体の屈曲径が小さくなり、弾性クローラと駆動スプロケットとの噛み合いがスムーズにいかなくなることがあり、歯とび等も発生する。そのため、芯金の偏摩耗、芯金間にあるゴム部分の割れ等により弾性クローラの耐久性が低下するという問題が生じる。
そこで、本発明はこのような従来技術の問題点に鑑み、耐久性を低下させずに小径の駆動スプロケットに使用することができる弾性クローラ及びこれを用いたクローラ走行装置を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、無端帯状のゴム製の弾性体よりなるクローラ本体と、クローラ周方向に所定の間隔をおいて前記クローラ本体の内部に埋設された芯金とを備え、前記クローラ本体の内周側に巻き付く駆動スプロケットによって回転駆動される弾性クローラであって、前記芯金は、前記クローラ本体の内周面からクローラ内周側へ突出した左右一対のガイド突起と、このガイド突起からクローラ幅方向両側に延びる左右の翼部とを一体に有しており、この翼部における前記ガイド突起へ偏った部分に、前記クローラ本体の内周側に露出された状態又は薄く被覆された状態で転輪通過面を構成する転動部が形成された弾性クローラにおいて、前記クローラ本体を構成するゴム部分のうち、前記芯金の埋設部分に対応する投影ゴム部から外れた非投影ゴム部のクローラ周方向長さが、クローラ周方向で隣接する当該芯金の中心間距離の45%〜80%に設定されていることを特徴とする。
上記本発明の弾性クローラでは、クローラ本体を構成するゴム部分のうち、芯金の埋設部分に対応する投影ゴム部から外れた非投影ゴム部のクローラ周方向長さ、換言するとクローラ周方向における対向する芯金の端縁間のゴム部の長さが、クローラ周方向で隣接する当該芯金の中心間距離(1ピッチ)の45%〜80%となっており、従来の同比率である20%〜30%よりも大きくなっている。
つまり、上記弾性クローラの芯金のクローラ周方向における幅は従来よりも小さくなっており、同弾性クローラは従来のものよりも湾曲し易くなっている。従って、本発明の弾性クローラを小型の走行装置に巻き掛けて駆動スプロケット上の屈曲径が通常よりも小さくなった場合であっても、弾性クローラと駆動スプロケットとの噛み合いがスムーズにいくようになる。
また、上記の本発明において、前記クローラ本体を構成するゴム部分のうち、前記芯金の埋設部分に対応する投影ゴム部から外れた非投影ゴム部のクローラ周方向長さが、クローラ周方向で隣接する当該芯金の中心間距離の45%〜60%に設定されていることが好ましい。このように設定すれば、弾性クローラの内周面を通過する転輪の落ち込みを抑えつつ、弾性クローラと駆動スプロケットとの良好な噛み合いを保つことができる。
また、上記の本発明において、前記クローラ本体の内周側の転輪通過面のうち、前記芯金の埋設部分に対応する投影通過面から外れた非投影通過面が、その投影通過面に対して面一又はこれよりもクローラ内周側に位置していることが好ましい。
この場合、転輪通過面が連続面に近いように形成されることで、弾性クローラの内周面を通過する転輪の落ち込みが減少する。これにより、転輪の乗り移り振動を抑えることができる。
さらに、上記クローラ本体の非投影通過面をクローラ内周側に向かって***するように形成することにより、芯金間における転輪の落ち込みをより小さくすることもできる。
また、本発明のクローラ走行装置は、周面の直径が220mm以下とされた駆動スプロケットと、アイドラと、複数の転輪と、これらの外周に巻き掛けられた上記発明にかかる弾性クローラとを備えたことを特徴とするものである。
当該クローラ走行装置は、小径の駆動スプロケットが設けられた小型のものであることから、狭い場所で使用される農業機械や建設作業機械にこれを用いることができ、同駆動スプロケットとの噛み合いがスムーズにいく上記弾性クローラが巻き掛けられているので、従来のクローラ走行装置と同じ程度の耐久性を維持することができる。
上記の通り、本発明によれば、弾性クローラを湾曲し易くして小径の駆動スプロケットとの噛み合いを良好にしたので、同駆動スプロケットに使用した場合でもその耐久性が低下することがない。また、このような弾性クローラを備えた小型のクローラ走行装置としたので、狭い場所で使用される農業機械や建設作業機械への用途が広がり、従来のクローラ走行装置と同じ程度の耐久性を維持することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る弾性クローラ1を示し、図2はこの弾性クローラ1を用いたクローラ式走行装置2を示している。この弾性クローラは、農業機械や建設作業機械等の走行部として採用されるクローラ式走行装置2に装着されるもので、このクローラ走行装置2は、走行機体の前後に設けられた駆動スプロケット3、アイドラ4、及びこれらスプロケット3とアイドラ4との間に列設された複数の転輪5で構成される車輪群と、これら車輪群に巻き掛けられた弾性クローラ1とで構成されている。また、上記クローラ走行装置2は小型のものであり同走行装置2に設けられた駆動スプロケット3の歯底径はφ200mmとなっている。
弾性クローラ1は、無端帯状の弾性体よりなるクローラ本体2と、このクローラ本体2の内部にクローラ周方向に間隔をおいて埋設された芯金7と、複数のラグ12よりなるラグ群と、クローラ周方向に沿って埋設された抗張体(図示せず)とを備えている。このうちクローラ本体6は、ゴム製の弾性材料を無端帯状にして形成されており、その外周面にはクローラ周方向に所定間隔をおいて複数のラグが一体に突設されている。また、上記芯金7間でかつクローラ本体6のクローラ幅方向中央部には、駆動スプロケットの係合歯3aを挿通可能とすべく、その表裏を貫通する係合孔6aが形成されており、駆動スプロケットの係合歯3aがこの係合孔6aに係合することで弾性クローラ1が回転駆動する。
また、芯金7は、クローラ幅方向に長く形成されたもので、その中央部に位置するベース部71と、このベース部71からクローラ幅方向両側に延びた翼部72と、ベース部71の内周側の面から突設された左右一対のガイド突起73とから構成されている。また、
翼部72におけるガイド突起73へ偏った部分に転動部が肉盛り状に設けられており、この転動部には、クローラ本体2の内周側に露出して転輪通過面を構成する投影通過面8が形成されている。なお、以下の説明において、投影通過面8から外れた当該投影通過面8間の部分を非投影通過面という。転輪5は、ガイド突起73の両側を跨ぐように構成されたマタギ転輪とされており、走行機枠等からの荷重を主に受け持つようにされている。各転輪5はクローラ本体2の内周面を通過し、弾性クローラ1はガイド突起73により当該転輪5に対する左右方向の位置規制がされようになっている。
本実施形態の弾性クローラ1の特徴は、クローラ本体2を構成するゴム部分のうち、芯金7の埋設部分に対応する投影ゴム部から外れた非投影ゴム部10のクローラ周方向長さkが、クローラ周方向で隣接する当該芯金7の中心間距離(1ピッチp)の45%〜80%(好ましくは45%〜60%)に設定されている点である。ここで、芯金7の埋設部分に対応する投影ゴム部とは、弾性クローラ1の影を平面上に映した場合において、そこに映ったゴム部分のうち芯金7と重なっている領域のことであり、非投影ゴム部10とは、当該ゴム部分のうち芯金7と重なっていない領域、すなわち隣接する芯金7間のゴム部のみからなる部分のことである。
図1において、クローラ本体6に埋設された芯金7Aのクローラ周方向における端縁a1(以下、これを単に端縁という)からこれに隣接する他の芯金7Bの端縁a1までの端縁間距離k(隣接する芯金7の対向する端縁間距離)が、1ピッチpの45%〜60%に設定されている。以下、端縁間距離kを1ピッチpで除した当該値を芯金間比率とよぶ。なお、芯金の端縁a1とは、芯金7のクローラ周方向における最端縁のことであり、この最端縁は投影通過面8における最端縁の場合もあるし翼部の場合もある。例えば、特開2000−72056号公報、図2のクローラ周方向に並ぶ長、短のレール面を有する弾性クローラでは、長いレール面の最端縁から短いレール面の最端縁までが端縁間距離となる。他の例を挙げると、実公平6−37030号公報の図9では、隣接するレール面間のクローラ周方向距離のことをいい、実公平7−17658号公報の図8では、芯金のレール面のクローラ周方向における最端縁から、これに隣接する他の芯金の芯金翼部の側壁までの距離のことをいう。
本実施形態における芯金7の端縁とは、図1に示す投影通過面8の端縁a1をいい、従って上記端縁間距離kは、芯金7Aの投影通過面8の端縁a1から隣接する他の芯金7Bの投影通過面8の端縁a1までをいう。従来の弾性クローラの端縁間距離は、1ピッチの20%〜30%くらいであった。従って、端縁間距離kが従来よりも大きくなっており、すなわち隣接する芯金7の端縁a1間である非投影ゴム部分10の長さがより大きくなっている。なお、本実施形態の弾性クローラ1の各部の寸法は、クローラ幅方向寸法;450mm、芯金周方向ピッチ;90mm、芯金の最大周方向幅42mm、芯金間比率;53%となっている。
また、図5(a)の側面図に示すように上記非投影ゴム部分10は、非投影通過面10aが投影通過面8に対して面一となるように形成されている。このようにすれば、弾性クローラ1の内周面を通過する転輪5が、投影通過面8だけでなく非投影通過面10aにも接触するようになるため、転輪通過面が連続面に近いように形成され芯金7間における転輪5の落ち込みが減少する。従って、転輪5の乗り移り振動を抑えることができる。さらに、図5(b)に示すように、非投影ゴム部分10をクローラ内周側に向かって***させてもよく、この場合には芯金7間における転輪5の落ち込みをより小さくすることができる。なお、当該クローラ本体6からの***高さは2mmとなっているが、この高さは適宜変更することができる。
上記弾性クローラ1が装着されたクローラ走行装置2は小型のものであり、上記芯金間比率が45%〜60%に設定されているため、同走行装置2に設けられた駆動スプロケット3の歯底径はφ200mm、歯数は8枚となっているにもかかわらず、当該弾性クローラ1は駆動スプロケット3にスムーズに噛み合うことができるようになっている。芯金間比率を上記値に設定した理由を次に説明する。
表1は、各種駆動スプロケットに対して使用される従来の弾性クローラの各部の寸法を示している。表1の見方は、各駆動スプロケットA〜Fにそれぞれ、同じ列の弾性クローラA〜Fが対応する。表1から解るように、従来の弾性クローラの芯金間比率は20%〜30%となっている。この芯金間比率の算出方法は、例えば弾性クローラAの場合、1ピッチに対する芯金のクローラ周方向における最大幅の割合を算出し、これを100から差し引けばよい。なお、表1に記載された駆動スプロケットは、いずれも通常型から大型のクローラ走行装置用であり、駆動スプロケットの歯底径は、最小でφ225mm、最大でφ500mmとなっている。
Figure 2006315628
ここで、本実施形態の小型のクローラ走行装置2に、表1の中で最も歯底径の小さい駆動スプロケットCに適用される弾性クローラCを装着することを想定する。当該走行装置の駆動スプロケット3の歯底径はφ200mm、歯数は8枚である。これに対し、駆動スプロケットCの歯底径はφ225mm、歯数は12枚である。従って、駆動スプロケット3の1ピッチpの角度は360/8=45°であり、駆動スプロケットCの1ピッチの角度は360/12=30°である。
図4(a)は従来の弾性クローラCを駆動スプロケットC(1ピッチ30°)に掛けた場合の模式図であり、図4(b)は同弾性クローラCを駆動スプロケット3(1ピッチ45°)に掛けた場合の模式図である。なお、これらの図中、駆動スプロケットC、3に接している弾性クローラCの鎖線間はいずれも、1ピッチp分の領域をあらわしている。当該弾性クローラCの内周側を構成している内周ゴム15は、駆動スプロケットCの状態のときよりも駆動スプロケット3の状態のときの方が圧縮されることになり、その圧縮比率は45°/30°=1.5となる。
駆動スプロケット3に掛けられることで圧縮された上記内周ゴム15を、駆動スプロケットCに掛けられた際の圧縮量とするためには、芯金の幅sを小さくして芯金間比率を大きくすればよい。この芯金間比率の算出は、弾性クローラCの元の芯金間比率に当該圧縮比率を乗ずればよい。従って、元の芯金間比率;30%に、圧縮比率;1.5を乗じて、30%×1.5=45%(芯金間比率)となる。
表1に記載された弾性クローラA〜Fをそれぞれ駆動スプロケット3に適用するために、上述のようにして芯金間比率を算出すると、それぞれ表2に示す値となる。この表2に示す値をもとに、他の歯底径を有する駆動スプロケットへの展開、弾性クローラの屈曲半径、農業機械用途を考慮して、弾性クローラの芯金間比率は45%以上、かつ80%以下(好ましくは60%以下)が妥当であることが判明した。
Figure 2006315628
上記本実施形態の弾性クローラでは、クローラ本体6を構成するゴム部分のうち、芯金7の埋設部分に対応する投影ゴム部から外れた非投影ゴム部10のクローラ周方向長さkが、クローラ周方向で隣接する当該芯金7の中心間距離(1ピッチ)の45%〜60%となっており、従来の同比率である20%〜30%よりも大きくなっている。つまり、本実施形態の弾性クローラ1の芯金7は従来よりも1ピッチpに対する幅が小さく、芯金7間の非投影ゴム部10の長さがより広げられていることになり、同弾性クローラ1は従来のものよりも湾曲し易くなっている。従って、本実施形態の弾性クローラ1を小型の走行装置2に巻き掛けて駆動スプロケット3上の屈曲径が通常よりも小さくなった場合であっても、弾性クローラ1と駆動スプロケット3との噛み合いがスムーズにいくようになる。さらに、上述したように弾性クローラ1の内周面を通過する転輪5が、投影通過面8だけでなく非投影通過面10aにも接触するようになるため、転輪接触面が連続面に近いように形成され、芯金7間における当該転輪5の落ち込みが減少し、転輪5の乗り移り振動を抑えることができる。
また、本発明にかかる弾性クローラの他の例として、例えば図5に示すように芯金翼部72の幅sを投影通過面8と同じ程度にまで大きくしたものが挙げられる。本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、クローラ本体の内周側に二種の投影通過面を設けて、一方のものはクローラ周後方向に長く、同他方のものはこれより短く形成してもよい。この場合、投影通過面として長大なものと短小なものとが混在していることになり、これら長い投影通過面と短い投影通過面とが、クローラ本体の周方向及び幅方向の双方において、交互に隣接するように配置されることで、転輪の乗り移り距離が可及的に短くなされ、その分、乗り移り振動の低減が図られることになる。その他、芯金の形状や配置、ラグ形状や配置等、弾性クローラの構成、あるいは駆動スプロケットの弾性クローラへの駆動力伝達方式、クローラ走行措置の仕様は適宜変更することができる。
弾性クローラの内周側の平面図である。 クローラ式走行装置の側面図である。 (a)は同弾性クローラの内周側の側面図であり、(b)は他の弾性クローラの内周側の側面図である。 (a)は従来の弾性クローラを大型の駆動スプロケットに掛けた場合の模式図であり、(b)は同弾性クローラを本実施形態の駆動スプロケットに掛けた場合の模式図である。 他の弾性クローラの内周側の平面図である。
符号の説明
1 弾性クローラ
2 クローラ走行装置
3 駆動スプロケット
5 転輪
6 クローラ本体
7 芯金
8 投影通過面
10 非投影ゴム部
15 内周ゴム

Claims (5)

  1. 無端帯状のゴム製の弾性体よりなるクローラ本体と、クローラ周方向に所定の間隔をおいて前記クローラ本体の内部に埋設された芯金とを備え、前記クローラ本体の内周側に巻き付く駆動スプロケットによって回転駆動される弾性クローラであって、前記芯金は、前記クローラ本体の内周面からクローラ内周側へ突出した左右一対のガイド突起と、このガイド突起からクローラ幅方向両側に延びる左右の翼部とを一体に有しており、この翼部における前記ガイド突起へ偏った部分に、前記クローラ本体の内周側に露出された状態又は薄く被覆された状態で転輪通過面を構成する転動部が形成された弾性クローラにおいて、
    前記クローラ本体を構成するゴム部分のうち、前記芯金の埋設部分に対応する投影ゴム部から外れた非投影ゴム部のクローラ周方向長さが、クローラ周方向で隣接する当該芯金の中心間距離の45%〜80%に設定されていることを特徴とする弾性クローラ。
  2. 前記クローラ本体を構成するゴム部分のうち、前記芯金の埋設部分に対応する投影ゴム部から外れた非投影ゴム部のクローラ周方向長さが、クローラ周方向で隣接する当該芯金の中心間距離の45%〜60%に設定されている請求項1に記載の弾性クローラ。
  3. 前記クローラ本体の内周側の転輪通過面のうち、前記芯金の埋設部分に対応する投影通過面から外れた非投影通過面が、その投影通過面に対して面一又はこれよりもクローラ内周側に位置している請求項1又は2に記載の弾性クローラ。
  4. 前記クローラ本体の非投影通過面がクローラ内周側に向かって***するように形成されている請求項3に記載の弾性クローラ。
  5. 駆動スプロケットと、アイドラと、複数の転輪と、これらの外周に巻き掛けられた弾性クローラとを備えているクローラ走行装置において、前記駆動スプロケットの周面の直径が220mm以下とされ、前記弾性クローラは、請求項1〜4のいずれか一項に記載の弾性クローラよりなることを特徴とするクローラ走行装置 。
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