JP2001244804A - レベルコンバータ回路 - Google Patents

レベルコンバータ回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差動信号出力回路とレベルコンバータ回路の
機能を併せ持ち、かつ信号が経由する論理素子またはト
ランジスタの段数を少なくすること。 【解決手段】 入力信号がLレベルのとき、インバータ
41から出力された第1電源電位VDLにより第1NM
OSトランジスタN1がオンし、第1PMOSトランジ
スタP1がオンし、第1出力端子46に第2の電源電位
VDHが出力され、第2NMOSトランジスタN2がオ
ンし、第2出力端子47に基準電位VSSが出力され
る。入力信号がHレベルのとき、インバータ41の出力
電位をインバータ42により反転して第1電源電位VD
Lとし、第3NMOSトランジスタN3がオンし、第1
出力端子46に基準電位VSSが出力され、第4NMO
SトランジスタN4および第2PMOSトランジスタP
2がオンし、第2出力端子47に第1電源電位VDHが
出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レベルコンバータ
回路に関し、特に差動信号を出力する作動信号出力レベ
ルコンバータ回路に関する。近年、プロセス・テクノロ
ジの発展により、異なる電位の信号を取り扱う必要があ
ったり、高速信号を伝播させるために差動信号を使用す
る場合が増えている。そのため、差動信号出力回路とレ
ベルコンバータ回路が必要となり、回路規模が増大する
傾向にある。しかしながら、多くの回路が一つのクロッ
ク信号に同期して動作するような場合、それら回路どう
しのスキューはできるだけ小さいのが望ましい。そのた
めには、回路規模をできるだけ小さくして、回路自身の
伝播遅延時間を小さくする必要がある。
【0002】
【従来の技術】図7は、CMOS回路で構成された一般
的な差動信号出力回路の構成を示す回路図である。この
差動信号出力回路は、4つのインバータ11,12,1
3,14およびスルー回路15により構成されている。
【0003】第1のインバータ11は、入力端子10か
らの信号を入力信号とする。第2のインバータ12およ
び第3のインバータ13には、第1のインバータ11か
ら出力された信号が入力される。第2のインバータ12
の出力信号はスルー回路15を介して第1の出力端子1
6に出力される。第4のインバータ14には、第3のイ
ンバータ13から出力された信号が入力される。第4の
インバータ14の出力信号は第2の出力端子17に出力
される。
【0004】入力信号の電位レベルが相対的に低い(以
下、Lレベルとする)場合、第1のインバータ11の出
力電位は、相対的に高い電位レベル(以下、Hレベルと
する)となる。第2のインバータ12および第3のイン
バータ13の出力電位はともにLレベルとなる。また、
第4のインバータ14の出力電位はHレベルとなる。よ
って、第1の出力端子16および第2の出力端子17の
出力電位レベルは、それぞれLレベルおよびHレベルと
なる。入力信号がHレベルの場合にはその逆となる。し
たがって、入力端子10から出力端子16,17まで
に、信号は3段の論理素子またはトランジスタを経由す
ることになる。
【0005】図8は、CMOS回路で構成された一般的
な差動信号出力回路の別の構成を示す回路図である。こ
の差動信号出力回路は、4つのインバータ21,22,
23,24、2つのNチャネルMOSトランジスタ(以
下、NMOSトランジスタとする)Q1,Q2、および
2つのPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOS
トランジスタとする)Q3,Q4により構成されてい
る。
【0006】図8において、第1のインバータ21に
は、入力端子20を介して入力信号が入力される。第1
のインバータ21から出力された信号は、第2のインバ
ータ22および第3のインバータ23に入力されるとと
もに、それぞれソースフォロワ型の第2のNMOSトラ
ンジスタQ2および第2のPMOSトランジスタQ4の
各ゲート端子に入力される。第1の出力端子26には、
第2のインバータ22の出力端とともに、第2のNMO
SトランジスタQ2および第2のPMOSトランジスタ
Q4の各ソース端子が接続される。
【0007】第3のインバータ23から出力された信号
は、第4のインバータ24に入力されるとともに、それ
ぞれソースフォロワ型の第1のNMOSトランジスタQ
1および第1のPMOSトランジスタQ3の各ゲート端
子に入力される。第2の出力端子27には、第4のイン
バータ24の出力端とともに、第1のNMOSトランジ
スタQ1および第1のPMOSトランジスタQ3の各ソ
ース端子が接続される。
【0008】図8に示す回路では、入力信号がLレベル
の場合、第1のインバータ21の出力電位はHレベルと
なる。したがって、第2のインバータ22の出力電位は
Lレベルとなり、第1の出力端子26にはLレベルの信
号が出力される。また、NMOSトランジスタQ1がオ
ンするため、第2の出力端子27の電位レベルはHレベ
ルとなる。一方、入力信号がHレベルの場合、第1のイ
ンバータ21の出力電位はLレベルとなる。それが第2
のインバータ22により反転されるので、第1の出力端
子26の電位レベルはHレベルとなる。また、PMOS
トランジスタQ3がオンするため、第2の出力端子27
の電位レベルはLレベルとなる。したがって、入力端子
20から出力端子26,27までに、信号は2段の論理
素子またはトランジスタを経由することになる。
【0009】図9は、CMOS回路で構成された一般的
なレベルコンバータ回路の構成を示す回路図である。こ
のレベルコンバータは、2つのインバータ31,32、
2つのNMOSトランジスタQ5,Q6、および2つの
PMOSトランジスタQ7,Q8により構成されてい
る。
【0010】図9において、第1のインバータ31に
は、入力端子30を介して入力信号が入力される。第1
のインバータ31から出力された信号は、第2のインバ
ータ32に入力されるとともに、第1のNMOSトラン
ジスタQ5のゲート端子に入力される。また、第2のイ
ンバータ32から出力された信号は、第2のNMOSト
ランジスタQ6のゲート端子に入力される。インバータ
31,32は、ともに基準電位VSSまたは第1の電源
電位VDLのいずれかを出力する。
【0011】第1のNMOSトランジスタQ5のドレイ
ン端子と第1のPMOSトランジスタQ7のドレイン端
子は共通接続されており、その共通ドレインは第2のP
MOSトランジスタQ8のゲート端子に接続されてい
る。また、第2のPMOSトランジスタQ8のドレイン
端子と第2のNMOSトランジスタQ6のドレイン端子
は共通接続されており、その共通ドレインは第1のPM
OSトランジスタQ7のゲート端子に接続されていると
ともに、出力端子36に接続されている。NMOSトラ
ンジスタQ5,Q6のソース電位は基準電位VSSであ
る。PMOSトランジスタQ7,Q8のソース電位は第
2の電源電位VDHである。
【0012】図9に示す回路では、入力信号がLレベル
の場合、第1のインバータ31の出力電位はHレベルと
なる。したがって、NMOSトランジスタQ5がオン
し、それによって第2のPMOSトランジスタQ8がオ
ンするため、出力端子36にはHレベルの信号が出力さ
れる。一方、入力信号がHレベルの場合、第1のインバ
ータ31の出力電位がLレベルとなるため、第2のイン
バータ32の出力電位はHレベルとなる。それによっ
て、第2のNMOSトランジスタQ6がオンするため、
出力端子36にはLレベルの信号が出力される。したが
って、入力端子30から出力端子32までに、信号は3
段の論理素子またはトランジスタを経由することにな
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来、図7に示す差動
信号出力回路と図9に示すレベルコンバータ回路を組み
合わせた場合、入力端子10から出力端子36までに、
信号は、差動信号出力回路で3段、レベルコンバータ回
路で3段の合計6段の論理素子またはトランジスタを経
由することになる。また、図8に示す差動信号出力回路
と図9に示すレベルコンバータ回路を組み合わせた場合
には、信号は、差動信号出力回路で2段、レベルコンバ
ータ回路で3段の合計5段の論理素子またはトランジス
タを経由することになる。
【0014】回路自身の伝播遅延時間を小さくして、複
数の回路どうしのスキューをできるだけ小さくするため
には、差動信号出力回路およびレベルコンバータ回路に
おいて信号が経由する論理素子またはトランジスタの段
数をより減らすのが望ましい。
【0015】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、差動信号出力回路とレベルコンバータ回路の
機能を併せ持ち、信号が経由する論理素子またはトラン
ジスタの段数が少ないレベルコンバータ回路を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、以下の構成を特徴とする。すなわち、入
力信号がLレベルのときに第1の電源電位VDLを出力
する論理素子を設け、その論理素子の出力により第1の
Nチャネル電界効果トランジスタを駆動する。そして、
第1のNチャネル電界効果トランジスタの出力により第
1のPチャネル電界効果トランジスタを駆動し、第1の
出力端子に第2の電源電位VDHを出力させる。また、
前記論理素子の出力により第2のNチャネル電界効果ト
ランジスタを駆動し、第2の出力端子に基準電位VSS
を出力させる。
【0017】入力信号がHレベルのときには、前記論理
素子から基準電位VSSを出力させ、その電位レベルを
反転させて第1の電源電位VDLとする。さらに、その
第1の電源電位VDLにより第3のNチャネル電界効果
トランジスタを駆動し、第1の出力端子に基準電位VS
Sを出力させる。また、前記論理素子の出力の反転電位
により第4のNチャネル電界効果トランジスタを駆動
し、さらにその出力により第2のPチャネル電界効果ト
ランジスタを駆動し、第2の出力端子に第1の電源電位
VDHを出力させる。
【0018】この発明によれば、差動信号出力レベルコ
ンバータ回路の入力端子から出力端子までの信号伝播経
路において、入力信号がLレベルのときには、論理素子
またはトランジスタの段数は2または3段で済み、入力
信号がHレベルのときには、3または4段で済む。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる差動信号
出力レベルコンバータ回路の実施の形態1〜3について
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明にかかる
差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態1を示
す回路図である。この差動信号出力レベルコンバータ回
路は、2つのインバータ41,42、4つのNMOSト
ランジスタN1,N2,N3,N4、および4つのPM
OSトランジスタP1,P2,P3,P4を備えてい
る。
【0021】第1のインバータ41は、その入力端を差
動信号出力レベルコンバータ回路全体の入力端子40に
接続しており、入力信号に応じて基準電位VSSまたは
第1の電源電位VDLのいずれかを出力する。つまり、
第1のインバータ41は、入力端子40に接続された論
理素子に相当する。第1のインバータ41の出力端は第
1のNMOSトランジスタN1のゲート端子に接続され
ている。
【0022】第1のNMOSトランジスタN1のソース
電位は基準電位VSSである。第1のNMOSトランジ
スタN1のドレイン端子は、第3のPMOSトランジス
タP3のドレイン端子と第1のPMOSトランジスタP
1のゲート端子に接続されている。第1のPMOSトラ
ンジスタP1および第3のPMOSトランジスタP3の
各ソース電位は第2の電源電位VDHである。
【0023】第3のPMOSトランジスタP3のゲート
端子は、第1のPMOSトランジスタP1のドレイン端
子と第3のNMOSトランジスタN3のドレイン端子に
共通接続されているとともに、第1の出力端子46に接
続されている。第3のNMOSトランジスタN3のソー
ス電位は基準電位VSSである。第3のNMOSトラン
ジスタN3のゲート端子は、第2のインバータ42の出
力端に接続されている。
【0024】また、第1のインバータ41の出力端は第
2のインバータ42の入力端に接続されている。第2の
インバータ42は、第1のインバータ41の出力電位レ
ベルに応じて基準電位VSSまたは第1の電源電位VD
Lのいずれかを出力する。第2のインバータ42の出力
端は第4のNMOSトランジスタN4のゲート端子に接
続されている。
【0025】第4のNMOSトランジスタN4のソース
電位は基準電位VSSである。第4のNMOSトランジ
スタN4のドレイン端子は、第4のPMOSトランジス
タP4のドレイン端子と第2のPMOSトランジスタP
2のゲート端子に接続されている。第2のPMOSトラ
ンジスタP2および第4のPMOSトランジスタP4の
各ソース電位は第2の電源電位VDHである。
【0026】第4のPMOSトランジスタP4のゲート
端子は、第2のPMOSトランジスタP2のドレイン端
子と第2のNMOSトランジスタN2のドレイン端子に
共通接続されているとともに、第2の出力端子47に接
続されている。第2のNMOSトランジスタN2のソー
ス電位は基準電位VSSである。第2のNMOSトラン
ジスタN2のゲート端子は、第1のインバータ41の出
力端に接続されている。
【0027】実施の形態1の差動信号出力レベルコンバ
ータ回路の動作について説明する。入力信号の電位レベ
ルがLレベルの場合、第1のインバータ41および第2
のインバータ42の出力電位レベルはそれぞれ第1の電
源電位VDLおよび基準電位VSSとなる。したがっ
て、第1のNMOSトランジスタN1がオン状態とな
り、そのドレイン出力の電位レベルは基準電位VSSと
なる。
【0028】よって、第1のPMOSトランジスタP1
がオン状態となり、第1の出力端子46の電位レベルは
第2の電源電位VDHとなる。このとき、第3のPMO
SトランジスタP3および第3のNMOSトランジスタ
N3はともにオフ状態となり、第2の電源電位VDHの
印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流
が流れるのを防いでいる。
【0029】また、第2のNMOSトランジスタN2が
オン状態となるため、そのドレイン出力の電位レベル、
すなわち第2の出力端子47の電位レベルは基準電位V
SSとなる。このとき、第4のPMOSトランジスタP
4がオン状態となり、それによって第2のPMOSトラ
ンジスタP2がオフ状態となる。また、第4のNMOS
トランジスタN4もオフ状態となり、第2の電源電位V
DHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫
通電流が流れるのを防いでいる。
【0030】ただし、第1のNMOSトランジスタN1
および第2のNMOSトランジスタN2のしきい値電圧
は、いずれも基準電位VSSと第1の電源電位VDLと
の間にある。
【0031】入力信号の電位レベルがHレベルの場合、
第1のインバータ41および第2のインバータ42の出
力電位レベルはそれぞれ基準電位VSSおよび第1の電
源電位VDLとなる。したがって、第3のNMOSトラ
ンジスタN3がオン状態となるため、そのドレイン出力
の電位レベル、すなわち第1の出力端子46の電位レベ
ルは基準電位VSSとなる。このとき、第3のPMOS
トランジスタP3がオン状態となり、それによって第1
のPMOSトランジスタP1がオフ状態となる。また、
第1のNMOSトランジスタN1もオフ状態となり、第
2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加
端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0032】また、第4のNMOSトランジスタN4は
オン状態となり、そのドレイン出力の電位レベルは基準
電位VSSとなる。よって、第2のPMOSトランジス
タP2がオン状態となり、第2の出力端子47の電位レ
ベルは第2の電源電位VDHとなる。このとき、第4の
PMOSトランジスタP4および第2のNMOSトラン
ジスタN2はともにオフ状態となり、第2の電源電位V
DHの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫
通電流が流れるのを防いでいる。
【0033】ただし、第1のNMOSトランジスタN
1、第2のNMOSトランジスタN2、第3のNMOS
トランジスタN3および第4のNMOSトランジスタN
4のしきい値電圧は、いずれも基準電位VSSと第1の
電源電位VDLとの間にある。なお、第1のインバータ
41および第2のインバータ42において、第1の電源
電位VDLの印加端子と基準電位VSSの印加端子との
間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0034】上述した実施の形態1によれば、入力端子
40から出力端子46,47までの信号伝播経路におけ
る論理素子またはトランジスタの段数は、入力信号がL
レベルのときには2または3段、入力信号がHレベルの
ときには3または4段となる。したがって、従来よりも
段数が少なくなるので、回路規模が小さくなり、回路自
身の伝播遅延時間が小さくなる。また、差動信号出力レ
ベルコンバータ回路の構成が従来よりも簡素であるた
め、差動信号対間の位相差が小さくなるという効果が得
られる。さらに、貫通電流が流れないため、低消費電力
である。
【0035】したがって、このような特性を有する差動
信号出力レベルコンバータ回路は、LSIの高速入出力
回路や、サーバーまたは交換機等の内部バスと外部バス
のインターフェースや、光通信用の光デバイスとLSI
とのインターフェース回路などの用途に適用して有効で
ある。
【0036】図2に、実施の形態1の変形例を示す。図
2に示す差動信号出力レベルコンバータ回路が図1に示
す回路と異なるのはつぎの2点である。第1に、第3の
PMOSトランジスタP3の代わりに、ソース電位が第
2の電源電位VDHであり、かつゲート端子およびドレ
イン端子がそれぞれ第1のNMOSトランジスタN1の
ゲート端子およびドレイン端子に接続された第5のPM
OSトランジスタP5が設けられている。
【0037】第2に、第4のPMOSトランジスタP4
の代わりに、ソース電位が第2の電源電位VDHであ
り、かつゲート端子およびドレイン端子がそれぞれ第4
のNMOSトランジスタN4のゲート端子およびドレイ
ン端子に接続された第6のPMOSトランジスタP6が
設けられている。第5のPMOSトランジスタP5およ
び第6のPMOSトランジスタP6は、第1の電源電位
VDLでオンしないか、またはオンしてもあまり電流が
流れないようなしきい値電圧を有しているのが望まし
い。
【0038】図2に示す回路の動作は図1に示す回路と
同じである。図2に示す差動信号出力レベルコンバータ
回路によれば、第1の出力端子46および第2出力端子
47の各出力電位を前段のトランジスタにフィードバッ
クしていないため、図1に示す回路よりも動作速度が高
速となる。すなわち、この回路は、より高速な装置に適
用して有効である。
【0039】(実施の形態2)図3は、本発明にかかる
差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態2を示
す回路図である。実施の形態2の差動信号出力レベルコ
ンバータ回路が図1に示す実施の形態1と異なるのは、
つぎの8点である。第1に、第1のインバータ41の出
力端に第3のインバータ43が接続されている。第2
に、第2のインバータ42の出力端に第4のインバータ
44が接続されている。これら第3のインバータ43お
よび第4のインバータ44は、第1の電源電位VDLま
たは基準電位VSSを出力する。
【0040】実施の形態1と異なる点の第3に、第3の
NMOSトランジスタN3のゲート端子が、第2のイン
バータ42の出力端に接続せずに、第3のインバータ4
3の出力端に接続されている。第4に、第2のNMOS
トランジスタN2のゲート端子が、第1のインバータ4
1の出力端に接続せずに、第4のインバータ44の出力
端に接続されている。第5に、ドレイン電位が第2の電
源電位VDHで、かつゲート端子およびソース端子がそ
れぞれ第3のインバータ43の出力端および第2の出力
端子47に接続された第5のNMOSトランジスタN5
が設けられている。
【0041】第6に、ドレイン電位が第2の電源電位V
DHで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第
4のインバータ44の出力端および第1の出力端子46
に接続された第6のNMOSトランジスタN6が設けら
れている。第7に、ドレイン電位が基準電位VSSで、
かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第1のNM
OSトランジスタN1のドレイン端子および第2の出力
端子47に接続された第7のPMOSトランジスタP7
が設けられている。
【0042】第8に、ドレイン電位が基準電位VSS
で、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第4の
NMOSトランジスタN4のドレイン端子および第1の
出力端子46に接続された第8のPMOSトランジスタ
P8が設けられている。その他の構成は実施の形態1と
同じである。実施の形態1と同一の構成については同じ
符号を付して重複する説明を省略する。
【0043】実施の形態2の差動信号出力レベルコンバ
ータ回路の動作について説明する。入力信号の電位レベ
ルがLレベルの場合、第1のインバータ41の出力電位
レベルは第1の電源電位VDLとなる。したがって、第
1のNMOSトランジスタN1がオン状態となり、その
ドレイン出力の電位レベルは基準電位VSSとなる。よ
って、第1のPMOSトランジスタP1がオン状態とな
り、第1の出力端子46の電位レベルは第2の電源電位
VDHとなる。また、第7のPMOSトランジスタP7
がオン状態となるため、そのソース出力の電位レベル、
すなわち第2の出力端子47の電位レベルは基準電位V
SSとなる。
【0044】このとき、第3のPMOSトランジスタP
3はオフ状態となる。また、第3のインバータ43の出
力電位レベルは基準電位VSSとなるため、第3のNM
OSトランジスタN3および第5のNMOSトランジス
タN5はともにオフ状態となる。また、第4のPMOS
トランジスタP4がオン状態となり、それによって第2
のPMOSトランジスタP2および第8のPMOSトラ
ンジスタP8がオフ状態となる。また、第4のNMOS
トランジスタN4もオフ状態となる。それによって、第
2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加
端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0045】入力信号の電位レベルがHレベルの場合、
第1のインバータ41および第3のインバータ43の出
力電位レベルはそれぞれ基準電位VSSおよび第1の電
源電位VDLとなる。したがって、第3のNMOSトラ
ンジスタN3がオン状態となるため、そのドレイン出力
の電位レベル、すなわち第1の出力端子46の電位レベ
ルは基準電位VSSとなる。また、第5のNMOSトラ
ンジスタN5もオン状態となるため、そのソース出力の
電位レベル、すなわち第2の出力端子47の電位レベル
は第2の電源電位VDHとなる。
【0046】このとき、第3のPMOSトランジスタP
3がオン状態となり、それによって第1のPMOSトラ
ンジスタP1および第7のPMOSトランジスタP7が
オフ状態となる。また、第1のNMOSトランジスタN
1もオフ状態となる。また、第4のPMOSトランジス
タP4もオフ状態となる。また、第4のインバータの出
力電位が基準電位VSSとなるため、第2のNMOSト
ランジスタN2および第6のNMOSトランジスタN6
がオフ状態となる。それによって、第2の電源電位VD
Hの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通
電流が流れるのを防いでいる。
【0047】ただし、第5のNMOSトランジスタN5
のしきい値電圧は第2の電源電位VDHと第1の電源電
位VDLとの間にある。なお、第3のインバータ43お
よび第4のインバータ44において、第1の電源電位V
DLの印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫
通電流が流れるのを防いでいる。
【0048】上述した実施の形態2によれば、入力端子
40から出力端子46,47までの信号伝播経路におけ
る論理素子またはトランジスタの段数は、入力信号がL
レベルでもHレベルでも3段となる。したがって、従来
よりも段数が少なくなるので、回路規模が小さくなり、
回路自身の伝播遅延時間が小さくなる。また、差動信号
出力レベルコンバータ回路の構成が従来よりも簡素であ
るため、差動信号対間の位相差が小さくなるという効果
が得られる。さらに、貫通電流が流れないため、低消費
電力である。
【0049】したがって、このような特性を有する差動
信号出力レベルコンバータ回路は、LSIの高速入出力
回路や、サーバーまたは交換機等の内部バスと外部バス
のインターフェースや、光通信用の光デバイスとLSI
とのインターフェース回路などの用途に適用して有効で
ある。
【0050】図4に、実施の形態2の変形例を示す。図
4に示す差動信号出力レベルコンバータ回路と図3に示
す回路との関係は、実施の形態1において図2に示す変
形例の回路と図1に示す回路との関係と同じである。す
なわち、第3のPMOSトランジスタP3および第4の
PMOSトランジスタP4の代わりに、第5のPMOS
トランジスタP5および第6のPMOSトランジスタP
6が設けられている。
【0051】この回路の動作は図3に示す回路と同じで
ある。図4に示す差動信号出力レベルコンバータ回路に
よれば、第1の出力端子46および第2出力端子47の
各出力電位を前段のトランジスタにフィードバックして
いないため、図3に示す回路よりも動作速度が高速とな
る。すなわち、この回路は、より高速な装置に適用して
有効である。
【0052】(実施の形態3)図5は、本発明にかかる
差動信号出力レベルコンバータ回路の実施の形態3を示
す回路図である。実施の形態3の差動信号出力レベルコ
ンバータ回路が図1に示す実施の形態1と異なるのは、
つぎの4点である。第1に、ドレイン電位が第2の電源
電位VDHで、かつゲート端子およびソース端子がそれ
ぞれ第2のインバータ42の出力端および第2の出力端
子47に接続された第5のNMOSトランジスタN5が
設けられている。第2に、ドレイン電位が第2の電源電
位VDHで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞ
れ第1のインバータ41の出力端および第1の出力端子
46に接続された第6のNMOSトランジスタN6が設
けられている。
【0053】第3に、ドレイン電位が基準電位VSS
で、かつゲート端子およびソース端子がそれぞれ第1の
NMOSトランジスタN1のドレイン端子および第2の
出力端子47に接続された第7のPMOSトランジスタ
P7が設けられている。第4に、ドレイン電位が基準電
位VSSで、かつゲート端子およびソース端子がそれぞ
れ第4のNMOSトランジスタN4のドレイン端子およ
び第1の出力端子46に接続された第8のPMOSトラ
ンジスタP8が設けられている。その他の構成は実施の
形態1と同じである。実施の形態1と同一の構成につい
ては同じ符号を付して重複する説明を省略する。
【0054】実施の形態3の差動信号出力レベルコンバ
ータ回路の動作について説明する。入力信号の電位レベ
ルがLレベルの場合、第1のインバータ41の出力電位
レベルは第1の電源電位VDLとなる。したがって、第
6のNMOSトランジスタN6がオン状態となり、第1
の出力端子46の電位レベルは第2の電源電位VDHと
なる。また、第2のNMOSトランジスタN2がオン状
態となるため、第2の出力端子47の電位レベルは基準
電位VSSとなる。
【0055】このとき、第3のPMOSトランジスタP
3はオフ状態となる。また、第4のPMOSトランジス
タP4がオン状態となり、それによって第2のPMOS
トランジスタP2および第8のPMOSトランジスタP
8がオフ状態となる。また、第2のインバータ42の出
力電位レベルは基準電位VSSとなるため、第3のNM
OSトランジスタN3および第5のNMOSトランジス
タN5はともにオフ状態となる。また、第4のNMOS
トランジスタN4もオフ状態となる。それによって、第
2の電源電位VDHの印加端子と基準電位VSSの印加
端子との間で貫通電流が流れるのを防いでいる。
【0056】入力信号の電位レベルがHレベルの場合、
第1のインバータ41および第2のインバータ42の出
力電位レベルはそれぞれ基準電位VSSおよび第1の電
源電位VDLとなる。したがって、第3のNMOSトラ
ンジスタN3がオン状態となるため、第1の出力端子4
6の電位レベルは基準電位VSSとなる。また、第5の
NMOSトランジスタN5もオン状態となるため、第2
の出力端子47の電位レベルは第2の電源電位VDHと
なる。
【0057】このとき、第3のPMOSトランジスタP
3がオン状態となり、それによって第1のPMOSトラ
ンジスタP1および第7のPMOSトランジスタP7が
オフ状態となる。また、第1のNMOSトランジスタN
1もオフ状態となる。また、第4のPMOSトランジス
タP4もオフ状態となる。また、第2のNMOSトラン
ジスタN2および第6のNMOSトランジスタN6がオ
フ状態となる。それによって、第2の電源電位VDHの
印加端子と基準電位VSSの印加端子との間で貫通電流
が流れるのを防いでいる。
【0058】ただし、第5のNMOSトランジスタN5
および第6のNMOSトランジスタN6のしきい値電圧
は第2の電源電位VDHと第1の電源電位VDLとの間
にある。
【0059】上述した実施の形態3によれば、入力端子
40から出力端子46,47までの信号伝播経路におけ
る論理素子またはトランジスタの段数は、入力信号がL
レベルのときには2段、入力信号がHレベルのときには
3段となる。したがって、従来よりも段数が少なくなる
ので、回路規模が小さくなり、回路自身の伝播遅延時間
が小さくなる。また、差動信号出力レベルコンバータ回
路の構成が従来よりも簡素であるため、差動信号対間の
位相差が小さくなるという効果が得られる。さらに、貫
通電流が流れないため、低消費電力である。
【0060】したがって、このような特性を有する差動
信号出力レベルコンバータ回路は、LSIの高速入出力
回路や、サーバーまたは交換機等の内部バスと外部バス
のインターフェースや、光通信用の光デバイスとLSI
とのインターフェース回路などの用途に適用して有効で
ある。
【0061】図6に、実施の形態3の変形例を示す。図
6に示す差動信号出力レベルコンバータ回路と図5に示
す回路との関係は、実施の形態1において図2に示す変
形例の回路と図1に示す回路との関係と同じである。す
なわち、第3のPMOSトランジスタP3および第4の
PMOSトランジスタP4の代わりに、第5のPMOS
トランジスタP5および第6のPMOSトランジスタP
6が設けられている。
【0062】この回路の動作は図5に示す回路と同じで
ある。図6に示す差動信号出力レベルコンバータ回路に
よれば、第1の出力端子46および第2出力端子47の
各出力電位を前段のトランジスタにフィードバックして
いないため、図5に示す回路よりも動作速度が高速とな
る。すなわち、この回路は、より高速な装置に適用して
有効である。
【0063】以上において本発明は、電界効果トランジ
スタとして絶縁ゲート形の電界効果トランジスタ(MO
Sトランジスタ)を用いたが、これに限らず、たとえば
接合形の電解効果トランジスタを用いてもよい。また、
回路の構成は種々設計変更可能である。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、差動信号出力レベル
コンバータ回路の入力端子から出力端子までの信号伝播
経路における論理素子またはトランジスタの段数は、入
力信号がLレベルのときには2または3段、入力信号が
Hレベルのときには3または4段となる。つまり、信号
が経由する論理素子またはトランジスタの段数が従来よ
りも少なくなる。したがって、回路規模が小さくなるの
で、回路自身の伝播遅延時間を小さくすることができ
る。
【0065】〔付記〕また、以下のような付記1〜付記
10を請求項とすることもできる。
【0066】(付記1) 入力端子と、信号入力部と、
信号レベル変換部と、を備えた、入力信号のレベルを変
換して出力するレベルコンバータ回路において、前記信
号レベル変換部を複数個設けてレベルを変換した作動信
号を出力させるようにしたことを特徴とするレベルコン
バータ回路。
【0067】(付記2) 外部から信号が入力される入
力端子と、外部へ差動信号を出力する第1の出力端子お
よび第2の出力端子と、前記入力端子への入力信号の電
位に応じて基準電位または第1の電源電位のいずれか一
方の電位を出力する論理素子と、前記論理素子の出力電
位が前記第1の電源電位のときに前記基準電位を出力す
る第1のNチャネル電界効果トランジスタと、前記第1
のNチャネル電界効果トランジスタから出力された前記
基準電位を受けて前記第1の出力端子に第2の電源電位
を出力する第1のPチャネル電界効果トランジスタと、
前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに
前記第2の出力端子に前記基準電位を出力する第2のN
チャネル電界効果トランジスタと、前記論理素子の出力
電位が前記基準電位のときに前記第1の出力端子に前記
基準電位を出力する第3のNチャネル電界効果トランジ
スタと、前記論理素子の出力電位が前記基準電位のとき
に前記基準電位を出力する第4のNチャネル電界効果ト
ランジスタと、前記第4のNチャネル電界効果トランジ
スタから出力された前記基準電位を受けて前記第2の出
力端子に前記第2の電源電位を出力する第2のPチャネ
ル電界効果トランジスタと、を具備することを特徴とす
るレベルコンバータ回路。
【0068】(付記3) ゲート電位およびソース電位
がそれぞれ前記第1の出力端子の出力電位および前記第
2の電源電位であり、かつ、前記第1のNチャネル電界
効果トランジスタと共通のドレインを有する第3のPチ
ャネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴
とする付記2に記載のレベルコンバータ回路。
【0069】(付記4) ゲート電位およびソース電位
がそれぞれ前記第2の出力端子の出力電位および前記第
2の電源電位であり、かつ前記第4のNチャネル電界効
果トランジスタと共通のドレインを有する第4のPチャ
ネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴と
する付記2または3に記載のレベルコンバータ回路。
【0070】(付記5) ゲート電位およびソース電位
がそれぞれ前記第1のNチャネル電界効果トランジスタ
のゲート電位および前記第2の電源電位であり、かつ、
前記第1のNチャネル電界効果トランジスタと共通のド
レインを有する第5のPチャネル電界効果トランジスタ
をさらに備えることを特徴とする付記2に記載のレベル
コンバータ回路。
【0071】(付記6) ゲート電位およびソース電位
がそれぞれ前記第4のNチャネル電界効果トランジスタ
のゲート電位および前記第2の電源電位であり、かつ、
前記第4のNチャネル電界効果トランジスタと共通のド
レインを有する第6のPチャネル電界効果トランジスタ
をさらに備えることを特徴とする付記2または5に記載
のレベルコンバータ回路。
【0072】(付記7) 前記論理素子の出力電位が前
記第1の電源電位のときに前記第2の出力端子に前記基
準電位を出力する第7のPチャネル電界効果トランジス
タをさらに備えることを特徴とする付記2〜6のいずれ
か一つに記載のレベルコンバータ回路。
【0073】(付記8) 前記論理素子の出力電位が前
記基準電位のときに前記第2の出力端子に前記第2の電
源電位を出力する第5のNチャネル電界効果トランジス
タをさらに備えることを特徴とする付記2〜7のいずれ
か一つに記載のレベルコンバータ回路。
【0074】(付記9) 前記論理素子の出力電位が前
記第1の電源電位のときに前記第1の出力端子に前記第
2の電源電位を出力する第6のNチャネル電界効果トラ
ンジスタをさらに備えることを特徴とする付記2〜8の
いずれか一つに記載のレベルコンバータ回路。
【0075】(付記10) 前記論理素子の出力電位が
前記基準電位の時に前記第1の出力端子に前記基準電位
を出力する第8のPチャネル電界効果トランジスタをさ
らに備えることを特徴とする付記1から8のいずれか一
つに記載のレベルコンバータ回路。
【0076】(付記11) 前記論理素子および前記各
電界効果トランジスタは同一の半導体基板上に作製され
ていることを特徴とする付記2〜10のいずれか一つに
記載のレベルコンバータ回路。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ
回路の実施の形態1を示す回路図である。
【図2】実施の形態1の変形例を示す回路図である。
【図3】本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ
回路の実施の形態2を示す回路図である。
【図4】実施の形態2の変形例を示す回路図である。
【図5】本発明にかかる差動信号出力レベルコンバータ
回路の実施の形態3を示す回路図である。
【図6】実施の形態3の変形例を示す回路図である。
【図7】一般的な差動信号出力回路の構成を示す回路図
である。
【図8】一般的な差動信号出力回路の別の構成を示す回
路図である。
【図9】一般的なレベルコンバータ回路の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
N1 第1の電界効果(NMOS)トランジスタ N2 第2の電界効果(NMOS)トランジスタ N3 第3の電界効果(NMOS)トランジスタ N4 第4の電界効果(NMOS)トランジスタ N5 第5の電界効果(NMOS)トランジスタ N6 第6の電界効果(NMOS)トランジスタ P1 第1の電界効果(PMOS)トランジスタ P2 第2の電界効果(PMOS)トランジスタ P3 第3の電界効果(PMOS)トランジスタ P4 第4の電界効果(PMOS)トランジスタ P5 第5の電界効果(PMOS)トランジスタ P6 第6の電界効果(PMOS)トランジスタ P7 第7の電界効果(PMOS)トランジスタ VSS 基準電位 VDL 第1の電源電位 VDH 第2の電源電位 40 入力端子 41 論理素子(第1のインバータ) 46 第1の出力端子 47 第2の出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J056 AA11 BB02 BB17 BB19 BB51 CC00 CC21 DD13 DD28 DD29 EE11 EE15 FF08 GG06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と、信号入力部と、信号レベル
    変換部と、を備えた、入力信号のレベルを変換して出力
    するレベルコンバータ回路において、 前記信号レベル変換部を複数個設けてレベルを変換した
    作動信号を出力させるようにしたことを特徴とするレベ
    ルコンバータ回路。
  2. 【請求項2】 外部から信号が入力される入力端子と、 外部へ差動信号を出力する第1の出力端子および第2の
    出力端子と、 前記入力端子への入力信号の電位に応じて基準電位また
    は第1の電源電位のいずれか一方の電位を出力する論理
    素子と、 前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに
    前記基準電位を出力する第1のNチャネル電界効果トラ
    ンジスタと、 前記第1のNチャネル電界効果トランジスタから出力さ
    れた前記基準電位を受けて前記第1の出力端子に第2の
    電源電位を出力する第1のPチャネル電界効果トランジ
    スタと、 前記論理素子の出力電位が前記第1の電源電位のときに
    前記第2の出力端子に前記基準電位を出力する第2のN
    チャネル電界効果トランジスタと、 前記論理素子の出力電位が前記基準電位のときに前記第
    1の出力端子に前記基準電位を出力する第3のNチャネ
    ル電界効果トランジスタと、 前記論理素子の出力電位が前記基準電位のときに前記基
    準電位を出力する第4のNチャネル電界効果トランジス
    タと、 前記第4のNチャネル電界効果トランジスタから出力さ
    れた前記基準電位を受けて前記第2の出力端子に前記第
    2の電源電位を出力する第2のPチャネル電界効果トラ
    ンジスタと、 を具備することを特徴とするレベルコンバータ回路。
  3. 【請求項3】 ゲート電位およびソース電位がそれぞれ
    前記第1の出力端子の出力電位および前記第2の電源電
    位であり、かつ、 前記第1のNチャネル電界効果トランジスタと共通のド
    レインを有する第3のPチャネル電界効果トランジスタ
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のレベ
    ルコンバータ回路。
  4. 【請求項4】 ゲート電位およびソース電位がそれぞれ
    前記第2の出力端子の出力電位および前記第2の電源電
    位であり、 かつ前記第4のNチャネル電界効果トランジスタと共通
    のドレインを有する第4のPチャネル電界効果トランジ
    スタをさらに備えることを特徴とする請求項2または3
    に記載のレベルコンバータ回路。
  5. 【請求項5】 ゲート電位およびソース電位がそれぞれ
    前記第1のNチャネル電界効果トランジスタのゲート電
    位および前記第2の電源電位であり、かつ、 前記第1のNチャネル電界効果トランジスタと共通のド
    レインを有する第5のPチャネル電界効果トランジスタ
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のレベ
    ルコンバータ回路。
  6. 【請求項6】 ゲート電位およびソース電位がそれぞれ
    前記第4のNチャネル電界効果トランジスタのゲート電
    位および前記第2の電源電位であり、かつ、 前記第4のNチャネル電界効果トランジスタと共通のド
    レインを有する第6のPチャネル電界効果トランジスタ
    をさらに備えることを特徴とする請求項2または5に記
    載のレベルコンバータ回路。
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