JP2007124343A - データ保持回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】チップ面積の増大を抑制しつつソフトエラーに対する耐性を高くできるデータ保持回路を提供すること。
【解決手段】データ保持回路は、入力データが第1のレベルの時のソフトエラーの確率が、入力データが第2のレベルの時のソフトエラーの確率よりも小さい第1のデータ保持部110と、前記入力データが第2のレベルの時のソフトエラーの確率が、入力データが第1のレベルの時のソフトエラーの確率よりも小さい第2のデータ保持部120と、前記入力データが第1のレベルの時に前記第1のデータ保持部110の出力を選択し、前記入力データが第2のレベルの時に前記第2のデータ保持部120の出力を選択する選択部13とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明はラッチ回路などを用いたデータ保持回路に係り、特にソフトエラーによる誤動作が低減されたデータ保持回路に関する。
LSI素子の微細化に伴って、1ビットを表現するために必要な電荷量が低下する。そのためα線や中性子線に起因するソフトエラーの発生率が増加することが予見されている。従って、65nmノード以降の世代のLSIを量産する上で、有効なソフトエラー対策を確立することが今後の課題となっている。
LSIはメモリ回路と論理回路に大別できる。メモリ回路においては、冗長ビットを持たせてソフトエラーの発生を検出したり、補正したりすることが有効なソフトエラー対策と言われている。しかしながら、論理回路における有効なソフトエラー対策はまだ確立されていない。
論理回路は組合せ回路とデータ保持回路に分類することができる。そのなかで、ソフトエラーの影響が大きいのは後者である。組合せ回路はデータが一時的に反転したとしても前段のデータが反転しない限り再び元のデータに戻るので、ソフトエラーの影響は小さい。一方、データ保持回路においては一旦データが反転してしまうと、反転したデータがそれ以降の回路へ伝播してしまうため影響が大きい。
データ保持回路で生ずるソフトエラーに対する一般的な対策として、多数決回路(例えば、非特許文献1参照。)が提案されている。しかしながら、多数決回路は同じ回路を3個以上の奇数個必要としているうえ、出力を判定する回路が必要であることから、多大なチップ面積を必要とするという問題点がある。従って、チップ面積の増大を抑制しつつソフトエラーに対する耐性を高くできるデータ保持回路が望まれていた。
Mark P. Baze, Steven P. Buchner, and Dale McMorrow, "A Digital CMOS Design Technique for SEU Hardening",IEEE Transactions on Nuclear Science, Vol 47, No. 6, p. 2603, Dec. 2000.
本発明は、チップ面積の増大を抑制しつつソフトエラーに対する耐性を高くできるデータ保持回路を提供する。
本発明のデータ保持回路の態様は、入力データが第1のレベルの時のソフトエラーの確率が、入力データが第2のレベルの時のソフトエラーの確率よりも小さい第1のデータ保持部と、前記入力データが第2のレベルの時のソフトエラーの確率が、入力データが第1のレベルの時のソフトエラーの確率よりも小さい第2のデータ保持部と、前記入力データが第1のレベルの時に前記第1のデータ保持部の出力を選択し、前記入力データが第2のレベルの時に前記第2のデータ保持部の出力を選択する選択部とを具備する。
本発明によれば、チップ面積の増大を抑制しつつソフトエラーに対する耐性を高くできるデータ保持回路を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデータ保持回路の構成を示したものである。データ保持回路100は、2つのラッチ回路11及び12、1つのセレクタ回路13、インバータ4、6、8、10、そしてクロック形インバータ2から構成される。
クロック形インバータ2、11−1、12−1の回路構成を図9に示す。クロック形インバータ回路はクロック信号に同期して信号を後続の回路へ伝播させる。クロック信号で制御されるトランジスタ91、92が導通状態のときは、INPUTと反転した値を出力する。トランジスタ91、92が遮断状態にあるときは、INPUTの値が変化しても回路全体は遮断状態にあるためOUTPUTは変化しない。
図1において、クロック形インバータ2とクロック形インバータ11−1及び12−1には互いに反転したクロック信号が入力される。その結果、データを書き込む場合、クロック形インバータ2に入力されるクロックで制御されるトランジスタは導通状態となり、クロック形インバータ11−1及び12−1に入力されるクロックで制御されるトランジスタは遮断状態となる。その結果、ラッチ回路11及び12のノードAは入力INに対応したレベルの電位になるまで充電される。ここで、ラッチ回路におけるインバータの入力ノードをノードAと定義する。
データを保持する場合は、クロック形インバータ2に入力されるクロックで制御されるトランジスタは遮断状態となり、クロック形インバータ11−1及び12−1に入力されるクロックで制御されるトランジスタは導通状態となる。この場合、クロック形インバータ2への入力データ、即ちINのデータが変化したとしても、ノードAの状態は変化しない。
データ保持回路100への入力データであるINのデータは、クロック形インバータ2及びインバータ4、6を経た後にラッチ回路11へ入力される。また、INのデータはクロック形インバータ2及びインバータ8を経た後にラッチ回路12へも入力される。インバータを経由する回数の違いによって、ラッチ回路12への入力はラッチ回路11への入力を反転したデータとなっている。しかし、ラッチ回路11の出力端にもインバータ10が備えられているので、インバータ10の出力はラッチ回路12の出力と同じになるように構成されている。
クロック形インバータ2、インバータ4、6、10及びラッチ回路11は第1のデータ保持部を構成し、クロック形インバータ2、インバータ8及びラッチ回路12は第2のデータ保持部を構成する。第1のデータ保持部110及び第2のデータ保持部120の出力はセレクタ回路13へ入力される。
セレクタ回路13は、2つのトランスミッションゲート131及び132から構成されている。インバータ10の出力はトランスミッションゲート131に、ラッチ回路12の出力はトランスミッションゲート132にそれぞれ入力されている。トランスミッションゲートは、ソースとドレインとが互いに共通接続されたpチャネル型MOS電界効果トランジスタ(以後PFETと呼ぶ)とnチャネル型MOS電界効果トランジスタ(以後NFETと呼ぶ)との組み合わせから構成されている。PFETのゲート電位が0でNFETのゲート電位が1の時に信号が伝達され、PFETのゲート電位が1でNFETのゲート電位が0の時には遮断状態となって信号は伝達されない。
トランスミッションゲート131を構成するNFETのゲートはインバータ4の出力に接続され、PFETのゲートはクロック形インバータ2の出力に接続されている。トランスミッションゲート132を構成するNFETのゲートはクロック形インバータ2の出力に接続され、PFETのゲートはインバータ4の出力に接続されている。
従って、データ保持回路100へデータが入力されている場合は常に、トランスミッションゲート131と132のいずれか一方で信号が伝達され、他方は遮断状態になっている。結果的にトランスミッションゲート131及び132から構成されるセレクタ回路13は、ラッチ回路11の出力或いはラッチ回路12の出力のいずれかを選択する機能を有する。選択されたラッチ回路の出力がデータ保持回路100の出力データとしてOUTのデータとなる。ラッチ回路11が選択された場合は、インバータ10を経由した出力がOUTのデータとなる。OUTには常に入力信号の反転した値が出力される。
ここで、ラッチ回路11及び12の入力であるノードAのデータが1のとき、ソフトエラーによってそのデータが1から0へ反転する確率をPA,HLと定義する。また、ノードAのデータが0のとき、ソフトエラーによってそのデータが0から1へ反転する確率をPA,LHと定義する。
第1の実施形態において、2つのラッチ回路11と12は共に、ソフトエラーによって0から1へ反転する確率が1から0へ反転する確率より小さい。即ち、PA,LH < PA,HLとなるように設計されている。ここでは、従来例との比較をしやすくするために2つのラッチ回路11と12のPA,LHは等しいと仮定する。
次に、本実施形態のデータ保持回路の動作を説明する。上で述べたように、セレクタ回路13は、データ保持回路100への入力データ即ちINのデータに依存して、第1のデータ保持部110或いは第2のデータ保持部120を選択する。ここで、選択されたデータ保持部のラッチ回路のノードAのデータは0になっている。即ち、INのデータに応じてノードAのデータが0となる方のラッチ回路を含んだデータ保持部が選択される。言い換えれば、セレクタ回路13は、ソフトエラーの生じる確率が少ない方の状態をデータの保持状態として使用しているデータ保持部を常に選択する。
従って、INの入力データが1のときは、ラッチ回路11のノードAのデータが0となるので第1のデータ保持部110の出力が選択され、INの入力データが0のときは、ラッチ回路12のノードAのデータが0となるので第2のデータ保持部120の出力が選択される。その結果、データ保持回路100への入力データによらずデータ保持回路100において保持されたデータが反転する確率はPA,LHとなる。
ここで、単一のラッチ回路のみからなる従来のデータ保持回路の場合を考える。これは、図1で示したラッチ回路を単体で、データ保持回路とみなした場合に相当する。このラッチ回路でソフトエラーが発生する確率に基づいて、データ保持回路を多数備えた回路のソフトエラーレートS1を計算する。S1は次式で与えられる。
S1 = k (p0 PA,LH + p1 PA,HL) …(1)
ここで、p0、p1はそれぞれ回路に0、1が入力される確率、kは例えば単位面積あたりのデータ保持回路の個数を表す比例定数である。p0 + p1 = 1より式(1)は
S1 = k { PA,LH + p1 (PA,HL−PA,LH) } …(2)
となる。
一方、本実施形態のデータ保持回路に基づいたソフトエラーレートS2は、次式で与えられる。
S2 = k PA,LH …(3)
式(2)及び(3)を比較することにより、この場合はp1が1に近いほど、そしてPA,HLとPA,LHの差が大きいほど、ソフトエラーレートが低減することが分かる。ここでは従来例との比較をしやすくするために2つのラッチ回路11と12のPA,LHは等しいと仮定した。しかし、2つのラッチ回路が共にPA,LH < PA,HLを満たしているのであれば、ラッチ回路11と12のPA,LHは互いに等しく無くても本来かまわない。
本実施形態のデータ保持回路は、2個のラッチ回路と1個のセレクタ回路と複数のインバータとを具備している。一方、ソフトエラー対策として多数決回路を用いた場合は奇数個のラッチ回路と多数決を判定する回路が必要である。従って、本実施形態によれば、ソフトエラーレートを低減した上、構成が簡単で必要とするチップ面積もより小さいデータ保持回路を実現することができる。
ラッチ回路の設計においては、レイアウトの寸法を調節することでPA,LH、PA,HLの値を制御できることが実験により判明している。図2にラッチ回路の具体例を示す。図2の(a)図はトランジスタレベルの回路図であり、NFETであるTN1、TN2、TN3及びPFETであるTP1、TP2、TP3から構成される。図2の(b)図は(a)図に対応した配線を省略したレイアウト図である。図2の(b)図は、TN1のソース及びドレイン21、TP1のソース及びドレイン22、TN1及びTP1のゲート23、TN2及びTN3のソース及びドレイン24、TP2及びTP3のソース及びドレイン25、TN2のゲート26、TP3のゲート27、TN3及びTP2のゲート28から構成されている。
図2の(b)図において、例えばNFETのチャネル幅は固定してPFETのチャネル幅(TP2及びTP3のソース及びドレイン25の幅)WPのみを調節することでソフトエラーの確率を大きく変えることが出来る。
Pを大きくすることによって、PFETのチャネル抵抗が小さくなる。その結果、中性子線等によってTN2及びTN3のソース及びドレイン24に発生させられた電荷をTP2及びTP3を経由して電源電圧(Vdd)が吸収する能力が向上する。これによって出力の高電位の安定性が高まり、ソフトエラーによってラッチ回路の出力が高電位(1)から低電位(0)へ反転する確率が低下する。即ちソフトエラーが発生する確率を大きく変化させることができる。
図3にソフトエラーが発生する確率PA,LH及びPA,HLとPFETのチャネル幅WPの関係を示す。図3において、当初PA,LH > PA,HLであったのが、PFETのチャネル幅WPを2倍に増やすことでPA,LH < PA,HLとなることが示される。このように、例えばPFETのチャネル幅を調節することで所望のソフトエラー耐性を持つラッチ回路を実現することができる。
また、PFETの製造時にチャネルにストレスをかけることによって、キャリア移動度が増大することが実験的に知られている。これを利用して電流駆動力を高めることによっても、ソフトエラー耐性を高めることが可能である。
第1の実施形態ではラッチ回路を全て同一のレイアウト、すなわち、ラッチ回路のソフトエラーの確率を同一で形成していた。これに対し、回路全体の中の全部のデータ保持回路ではないが、一部のデータ保持回路ではソフトエラーを極力回避したいという場合がある。そのような場合は、回路の一部の処理速度或いは消費電力は犠牲にしてでも、上述したアプローチを用いるために異なるレイアウトでラッチ回路を形成することになる。
図4は、そのような場合を想定した第1の実施形態の変形例のデータ保持回路の構成を示したものである。データ保持回路400は、2つのラッチ回路41及びラッチ回路42、1つのセレクタ回路43、1つのクロック型インバータ3そして3つのインバータ5、7、9から構成されている。ラッチ回路41及び42の出力はセレクタ回路43へ入力されている。
ここで、図4においてクロック形インバータ3、インバータ5、7及びラッチ回路41は第1のデータ保持部410を構成し、クロック形インバータ3、インバータ5、9及びラッチ回路42は第2のデータ保持部420を構成する。
ラッチ回路41におけるPA,LH及びPA,HLをそれぞれPA,LH(41)及びPA,HL(41)と定義し、ラッチ回路42におけるPA,LH及びPA,HLをそれぞれPA,LH(42)及びPA,HL(42)と定義する。2つのラッチ回路41及び42は以下の式を満たすように異なるレイアウトで設計されている。
PA,LH(41) < PA,HL(41), 且つPA,LH(41) < PA,LH(42) (ラッチ回路41に関して)
PA,HL(42) < PA,LH(42), 且つPA,HL(42) < PA,HL(41) (ラッチ回路42に関して)
次に、本実施形態の変形例のデータ保持回路の動作を説明する。セレクタ回路43は、データ保持回路400への入力データ即ちINのデータに依存して、ラッチ回路の出力、言い換えればデータ保持部を選択する。即ち、INのデータが1のときは第1のデータ保持部410の出力を選択し、0のときは第2のデータ保持部420の出力を選択する。
よって、第1のデータ保持部410が選択されたときは、ラッチ回路41の入力は0になっており、第2のデータ保持部420が選択されたときは、ラッチ回路42の入力は1になっている。このようにしてセレクタ回路43は常に、各ラッチ回路についてソフトエラーの生じる確率が少ない方の状態をデータの保持状態として使用している場合に、そのラッチ回路を含んだデータ保持部を選択することになる。これによって、ソフトエラーによる誤動作を低減することができる。
この変形例のデータ保持回路も2個のラッチ回路と1個のセレクタ回路と複数のインバータとで構成されており、多数決回路を用いた場合よりも構成が簡単で必要とするチップ面積もより小さい。
以上のように、本実施形態の変形例によってもチップ面積がより小さく、ソフトエラーによる誤動作を低減したデータ保持回路を実現できる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係るデータ保持回路の構成を示したものである。第2の実施形態のデータ保持回路500は、図1の回路構成にトランスミッションゲート54、55が付加されている。データ保持回路への入力データに依存して、セレクタ回路53がソフトエラーの生じる確率が少ない方の状態をデータの保持状態として使用しているラッチ回路を選択するのは第1の実施形態と同様である。
トランスミッションゲート54のNFET及びPFETのゲートはそれぞれラッチ回路51のノードB1及びA1に接続されている。トランスミッションゲート55のNFET及びPFETのゲートはそれぞれラッチ回路52のノードB及びAに接続されている。ラッチ回路51と52は共に、ソフトエラーによって0から1へ反転する確率が1から0へ反転する確率より小さい。即ち、PA,LH < PA,HLとなるように設計されている。
本実施形態のデータ保持回路の動作を図5を用いて説明する。はじめに、入力データ、即ちINのデータに応じて、ラッチ回路51を含んだ第1のデータ保持部510或いはラッチ回路52を含んだ第2のデータ保持部520のいずれかがセレクタ回路53によって選択されているとする。選択されたデータ保持部のラッチ回路にソフトエラーが生ずると、そのラッチ回路のノードのデータは反転する。即ち、ラッチ回路51のノードA1及びB1のデータ或いはラッチ回路52のノードA及びBのデータが反転する。すると、トランスミッションゲート54或いは55は遮断状態になる。その結果、OUTのデータは以前のデータのまま維持される。即ち、ソフトエラーによって反転した信号は後段の回路へ伝播されることはない。
従って、本実施形態のデータ保持回路は第1の実施形態のデータ保持回路に比較してソフトエラーによる誤動作がさらに低減されている。また、図1の回路構成に付加された回路も僅かでチップ面積の増加量も僅かである。
さらに、本実施形態でも、第1の実施形態の図4の変形例と同様な変形例が考えられる。この場合に対応したデータ保持回路の変形例の構成を示したのが図6である。図4のデータ保持回路の構成にトランスミッションゲート61及び62が付加されている。2つのラッチ回路の内、破線で覆われた第1のデータ保持部610を構成するラッチ回路はPA,LH < PA,HLとなるように設計されていて、破線で覆われた第2のデータ保持部620を構成するもう一方のラッチ回路は、PA,LH > PA,HLとなるように設計されている。
トランスミッションゲート61及び62を付加することで、ソフトエラーにより反転したデータが後段の回路へ伝播することを防いでいる。この変形例によって図4の回路構成の場合と比較してソフトエラーによる誤動作がより低減されている。また、図4の回路構成に付加された回路も僅かでチップ面積の増加量も僅かである。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係るデータ保持回路の構成を示したものである。本実施形態のデータ保持回路は、図1の2つのラッチ回路それぞれにさらにもう1つずつラッチ回路が追加され、さらにNOR回路及びOR回路を備えている。全部で4つのラッチ回路71、72、73、74は共に、ソフトエラーによって0から1へ反転する確率が1から0へ反転する確率より小さい。即ち、全てPA,LH < PA,HLとなるように設計されている。
図7のデータ保持回路に対する入力は、4つのラッチ回路71、72、73、74に同時に入力される。ラッチ回路71、72の出力はNOR回路75に入力され、ラッチ回路71、72及びNOR回路75はそれらを含んだ破線で覆われた第1のデータ保持部750を構成する。ラッチ回路73、74の出力はOR回路76に入力され、ラッチ回路73、74及びOR回路76はそれらを含んだ破線で覆われた第2のデータ保持部760を構成する。データ保持回路への入力データ、即ちINのデータに依存してNOR回路75の出力、即ち第1のデータ保持部750の出力、或いはOR回路76の出力、即ち第2のデータ保持部760の出力が選択されてOUTから出力される。
本実施形態のデータ保持回路の動作を説明する。入力データ即ちINのデータが1のとき、ラッチ回路71と72のノードA1及びAのデータは0となる。この場合NOR回路75の出力は0である。同時に、セレクタ回路によってNOR回路75の出力、即ち第1のデータ保持部750の出力が選択されているので、この場合OUTから0が出力される。
ここで、ラッチ回路71或いは72のいずれか一方でソフトエラーが発生すると、ノードA1或いはAのデータは反転し1となる。しかし、両方のラッチ回路が反転しない限りNOR回路75の出力は0のままである。結局、NOR回路75の出力が反転するのは、ラッチ回路71及び72でソフトエラーが同時に発生した場合のみである。その確率は極めて小さい。INのデータが0のときはOR回路76の出力、即ち第2のデータ保持部760の出力が選択されるが、その場合の動作も上記と同様である。
本実施形態ではラッチ回路を全部で2個追加しているが、さらに追加することでソフトエラーによる誤動作をより低減させることができる。それによって、選択されたラッチ回路の全てでソフトエラーが生ずる確率がさらに小さくなる。従ってデータ保持回路全体の誤動作の確率がさらに小さくなる。この場合、図7のOR回路やNOR回路の入力端子の数は3以上となる。
本実施形態においてソフトエラーによる誤動作が生ずるのは、INのデータに依存して選択されたデータ保持部に含まれるラッチ回路の全てでソフトエラーが生ずる場合に限られる。従って、本実施形態によって多数決回路よりソフトエラー耐性の高いデータ保持回路が実現できる。
また図7では、第1のデータ保持部750と第2のデータ保持部760のそれぞれに対して同数のラッチ回路を追加しているが、追加するラッチ回路の個数は必ずしも同じである必要はない。ソフトエラーが発生しやすい回路に対して優先的にラッチ回路を追加することによって、チップ面積の増加を最小限に抑えながら、ソフトエラーによる誤動作を低減することも可能である。
本実施形態でも、第1の実施形態の図4の変形例と同様な変形例が考えられる。この場合に対応したデータ保持回路の変形例の構成を示したのが図8である。即ち、図4の2つのラッチ回路それぞれにさらにもう1つずつラッチ回路が追加され、さらにOR回路85及びAND回路86を備えている。
ラッチ回路81、82の出力はOR回路85に入力され、ラッチ回路81、82及びOR回路85はそれらを含んだ破線で覆われた第1のデータ保持部850を構成する。ラッチ回路83、84の出力はAND回路86に入力され、ラッチ回路83、84及びAND回路86はそれらを含んだ破線で覆われた第2のデータ保持部860を構成する。ラッチ回路81、82はPA,LH < PA,HLとなるように設計されていて、ラッチ回路83、84は、PA,LH > PA,HLとなるように設計されている。
図8のデータ保持回路の動作は図7の場合と同様である。INのデータが1のときは、ラッチ回路81及び82の出力の論理和、即ち第1のデータ保持部850が選択されてOUTから出力される。INのデータが0のときはラッチ回路83及び84の出力の論理積、即ち第2のデータ保持部860が選択されてOUTから出力される。いずれの場合も、ラッチ回路81及び82、或いはラッチ回路83及び84のデータが共に反転しないと出力は反転しない。従って、この変形例の場合も多数決回路よりソフトエラー耐性の高いデータ保持回路が実現できる。
ラッチ回路を追加する個数、追加する箇所に関する条件は図7の場合と同じである。ソフトエラーが発生しやすい回路に対して優先的にラッチ回路を追加することによって、チップ面積の増加を最小限に抑えながら、ソフトエラーによる誤動作を低減することも可能である。
また、図7及び図8のNOR回路、OR回路、AND回路のいずれかを、NAND回路とインバータの組み合わせで置き換える変形例も考えられ、その場合も上記同様の効果が得られる。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
本発明の第1の実施形態に係るデータ保持回路を示す図。 (a)図はラッチ回路のトランジスタレベルの回路図、(b)図は、(a)図の配線を省略したレイアウト図。 ソフトエラーが発生する確率とPFETのチャネル幅の関係を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るデータ保持回路の変形例を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るデータ保持回路を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るデータ保持回路の変形例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係るデータ保持回路を示す図。 本発明の第3の実施形態に係るデータ保持回路の変形例を示す図。 クロック形インバータの回路構成を示す図。
符号の説明
100、400、500…データ保持回路、 110、410、510、610、750、850…第1のデータ保持部、 120、420、520、620、760、860…第2のデータ保持部、 11、12、41、42、51、52、71、72、73、74、81、82、83、84…ラッチ回路、 13、43、53…セレクタ回路、 4、5、6、7、8、9、10…インバータ、 2、3、11−1、12−1…クロック形インバータ、 21…TN1のソース及びドレイン、22…TP1のソース及びドレイン、23…TN1及びTP1のゲート、24…TN2及びTN3のソース及びドレイン、25…TP2及びTP3のソース及びドレイン、26…TN2のゲート、27…TP3のゲート、28…TN3及びTP2のゲート、 54、55、61、62、131、132…トランスミッションゲート、75…NOR回路、 76、85…OR回路、86…AND回路、91…クロック信号で制御されるPFET、92…クロック信号で制御されるNFET。

Claims (5)

  1. 入力データが第1のレベルの時のソフトエラーの確率が、入力データが第2のレベルの時のソフトエラーの確率よりも小さい第1のデータ保持部と、
    前記入力データが第2のレベルの時のソフトエラーの確率が、入力データが第1のレベルの時のソフトエラーの確率よりも小さい第2のデータ保持部と、
    前記入力データが第1のレベルの時に前記第1のデータ保持部の出力を選択し、前記入力データが第2のレベルの時に前記第2のデータ保持部の出力を選択する選択部とを具備する
    ことを特徴とするデータ保持回路。
  2. 前記第1のデータ保持部は、前記入力データに対応するデータが供給される第1のラッチ回路を備え、前記第2のデータ保持部は、前記第1のラッチ回路に供給されるデータを反転したデータが供給される第2のラッチ回路を備え、
    前記第1のラッチ回路と前記第2のラッチ回路は共に、第1のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率が第2のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ保持回路。
  3. 前記第1のデータ保持部は、前記入力データに対応するデータが供給される第1のラッチ回路を備え、前記第2のデータ保持部は、前記第1のラッチ回路に供給されるデータと同一のデータが供給される第2のラッチ回路を備え、
    前記第1のラッチ回路に第1のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率が第2のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率よりも小さく且つ前記第2のラッチ回路に第2のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率が第1のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率よりも小さい、
    或いは前記第1のラッチ回路に第2のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率が第1のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率よりも小さく且つ前記第2のラッチ回路に第1のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率が第2のレベルのデータが供給されたときのソフトエラーの確率よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ保持回路。
  4. 前記選択部は前記第1のデータ保持部の出力に接続された第1のトランスミッションゲートと前記第2のデータ保持部の出力に接続された第2のトランスミッションゲートとを備え、
    前記第1のトランスミッションゲートの出力に接続され前記第1のデータ保持部のデータ保持状態によって制御される第3のトランスミッションゲートと、
    前記第2のトランスミッションゲートの出力に接続され前記第2のデータ保持部のデータ保持状態によって制御される第4のトランスミッションゲートとを更に具備する
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のデータ保持回路。
  5. 前記第1のデータ保持部は、前記入力データに対応するデータが供給される第1群の複数のラッチ回路と、前記第1群の複数のラッチ回路からの出力が供給される第1の論理回路を備え、
    前記第2のデータ保持部は、前記入力データに対応するデータが供給される第2群の複数のラッチ回路と、前記第2群の複数のラッチ回路からの出力が供給される第2の論理回路を備え、
    前記第1の論理回路は前記第1群の複数のラッチ回路からの出力が全て反転したときに出力を反転し、前記第2の論理回路は前記第2群の複数のラッチ回路からの出力が全て反転したときに出力を反転する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ保持回路。
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