JPWO2013035415A1 - レチクルチャッククリーナー及びレチクルチャッククリーニング方法 - Google Patents

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Abstract

EUV露光装置の真空チャンバー内を大気に晒すことなく、該チャンバー内のレチクルチャックのクリーニングを簡易に行うことができ、EUV露光装置の稼働率向上に寄与し得るレチクルチャッククリーナーとして、EUV露光装置のレチクルチャックをクリーニングするためのレチクルチャッククリーナーAであって、レチクルチャックのチャック領域に貼り付けられる粘着剤層1と、粘着剤層1に積層された支持層2と、レチクルチャックまで搬送可能な形状を有する基板3と、を具備し、支持層2と基板3とが部分粘着層4の接着領域41において部分的に接着されているレチクルチャッククリーナーAを提供する。

Description

本発明は、レチクルチャッククリーナー及びレチクルチャッククリーニング方法に関する。より詳しくは、EUV露光装置のレチクルチャックをクリーニングするためのレチクルチャッククリーナー等に関する。
近年、半導体の微細化に伴いEUVリソグラフィが用いられるようになっている。EUV光は波長が13.5nmと短く、大気中ではすぐに減衰してしまうため、EUV光を用いたウェハ露光装置(EUVスキャナー)は真空中に露光光学系を組む必要がある。この場合、レチクルステージ自体が真空中に置かれるため、EUVマスクのチャック機構には真空チャックは使用できず、静電チャック方式が採用されている。静電チャック方式では、真空チャック方式と比較して、同じ保持力を得るのにより大きな面積のチャック領域が必要となる。このため、EUVマスクでは、裏面の大半の部分をチャック領域とする必要がある。
このようにEUVリソグラフィにおいては、EUVマスクの裏面の大半をチャック領域にするため、チャック機構の表面に異物が存在し易い。そして、EUVマスクとの間に異物が挟まれると、EUVマスクが変形し、パターン面にも歪みが生じることで、ウェハ上に転写されたパターンが歪んでしまう問題が生じる。また、チャック機構が真空チャンバーの中にあるため、異物を除去するには真空チャンバー内を大気圧に戻してクリーニング作業をする必要がある。この場合、EUVスキャナーの停止時間が長くなり、EUVスキャナーの稼働率低下の大きな要因になる。
特開2009−146959号公報
本発明は、EUV露光装置の真空チャンバー内を大気に晒すことなく、該チャンバー内のレチクルチャックのクリーニングを簡易に行うことができ、EUV露光装置の稼働率向上に寄与し得るレチクルチャッククリーナーを提供することを主な目的とする。
上記課題解決のため、本発明は、EUV露光装置のレチクルチャックをクリーニングするためのレチクルチャッククリーナーであって、レチクルチャックのチャック領域に貼り付けられる粘着剤層と、該粘着剤層に積層された支持層と、レチクルチャックまで搬送可能な形状を有する基板と、を具備し、前記支持層と前記基板とが部分的に接着されているレチクルチャッククリーナーを提供する。前記支持層と前記基板との部分的な接着は、前記支持層と前記基板との間に設けた粘着性がある領域と粘着性がない領域とを有する部分粘着層によって行うことができる。
このレチクルチャッククリーナーにおいて、前記支持層と前記基板との接着部は、該接着部において前記支持層が引っ張られることにより、レチクルチャックに貼り付けられた前記粘着剤層の剥離きっかけが生成されるように設けられている。これにより、このレチクルチャッククリーナーでは、前記基板がその自重により前記接着部を介して前記支持層を引っ張ることで前記剥離きっかけが生成されるようにできる。そして、生成された剥離きっかけが、前記粘着剤層の前記レチクルチャックからの剥離開始位置として作用する。
このレチクルチャッククリーナーにおいて、前記部分粘着層は光硬化型粘着剤層であってよく、該光硬化型粘着剤層のうち、光硬化された領域が前記支持層と前記基板との非接着部を構成し、残余の領域が前記接着部を構成するようにできる。
このレチクルチャッククリーナーにおいて、前記支持層と前記基板との非接着部には、接触する前記支持層と前記基板との解離性、あるいは接触する前記部分粘着層と前記基板との解離性を高めるための処理がなされていることが好ましい。該処理としては、前記基板表面の凹凸形成あるいは粗面化を採用できる。
また、本発明は、EUV露光装置のレチクルチャックをクリーニングするための方法であって、
(1)レチクルチャックのチャック領域に貼り付けられる粘着剤層と、該粘着剤層に積層された支持層と、レチクルチャックまで搬送可能な形状を有する基板と、を具備し、前記支持層と前記基板とが部分的に接着されているレチクルチャッククリーナーを、EUV露光装置の真空排気されたチャンバー内に収容されたレチクルチャックに対して押し当てて、前記粘着剤層をレチクルチャックに密着させる貼付手順と、
(2)レチクルチャックに対する前記レチクルチャッククリーナーの押圧を解除し、前記基板の自重により前記接着部を介して前記支持層を引っ張ることによってレチクルチャックに貼り付けられた前記粘着剤層を剥離して、レチクルチャッククリーナーをレチクルチャックから取り外す剥離手順と、を含むレチクルチャッククリーニング方法を提供する。
このレチクルチャッククリーニング方法では、前記(1)の手順において、レチクル搬送手段に載置した前記レチクルチャッククリーナーをレチクルチャックに対して下方から押し当てて貼り付ける。その後、前記(2)の手順において、レチクル搬送手段を下方に移動させてレチクルチャックに対する前記レチクルチャッククリーナーの押圧を解除することによって、前記基板の自重によりレチクルチャックから剥離する前記レチクルチャッククリーナーを、下方に移動したレチクル搬送手段上に受けることが可能である。
このレチクルチャッククリーニング方法では、前記(2)の手順においてレチクル搬送手段上に受けたレチクルチャッククリーナーを用いて、再度前記(1)の手順を行ってもよく、前記(1)及び前記(2)の手順からなる操作を繰り返してもよい。
本発明の第一実施形態に係るレチクルチャッククリーナーAの構成を説明する図である。 レチクルチャッククリーナーAを用いたレチクルチャッククリーニング方法の貼付手順を説明する図である。 レチクルチャッククリーナーAを用いたレチクルチャッククリーニング方法の剥離手順を説明する図である。 基板3と部分粘着層4との解離性を高めるための溝32を説明するための断面模式図である。 基板3と部分粘着層4との解離性を高めるための溝32を説明するための上面模式図である。 第一実施形態の変形例に係るレチクルチャッククリーナーの粘着領域41の構成を説明する上面模式図である。 本発明の第二実施形態に係るレチクルチャッククリーナーBの構成を説明する図である。 レチクルチャッククリーナーBを用いたレチクルチャッククリーニング方法の貼付手順を説明する図である。 レチクルチャッククリーナーBを用いたレチクルチャッククリーニング方法の剥離手順を説明する図である。
以下、本発明を実施するための好適な形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。説明は以下の順序で行う。

1.第一実施形態に係るレチクルチャッククリーナー及びこれを用いたレチクルチャッククリーニング方法
(1)レチクルチャッククリーナー
(2)レチクルチャッククリーニング方法
2.第二実施形態に係るレチクルチャッククリーナー及びこれを用いたレチクルチャッククリーニング方法
(1)レチクルチャッククリーナー
(2)レチクルチャッククリーニング方法
1.第一実施形態に係るレチクルチャッククリーナー及びこれを用いたレチクルチャッククリーニング方法
(1)レチクルチャッククリーナー
図1は、本発明の第一実施形態に係るレチクルチャッククリーナーの構成を説明する模式図であり、(A)は断面図、(B)は上面図を示す。符号Aで示すレチクルチャッククリーナーは、EUV露光装置のレチクルチャックのチャック領域に貼り付けられる粘着剤層1と、粘着剤層1に積層された支持層2と、レチクルチャックまで搬送可能な形状を有する基板3と、を具備してなる。
符号4は、支持層2と基板3とを、粘着性を有する領域41(以下、「粘着領域41」とも称する)において接着あるいは粘着する部分粘着層を示す。粘着領域41は部分粘着層4の周縁部に設けられており、部分粘着層4の中央部(粘着領域41以外の部分)は粘着性を有さない領域42(以下、「非粘着領域42」とも称する)とされている。
[粘着剤層]
粘着剤層1は、(メタ)アクリル酸エステル系重合体を主成分とする粘着剤、あるいはウレタン系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ塩化ビニル系、メラニン系、ポリイミド系、及びシリコーン系などの粘着剤によって形成できる。詳しくは後述するが、粘着剤は、レチクルチャックに付着した異物を粘着させ得る程度の粘着性を有し、レチクルチャッククリーナーAが自重によってレチクルチャックから剥離し得る程度の粘着性を有する限りにおいて、従来公知の粘着剤を用いることができる。
粘着剤中には、必要に応じて、粘着付与剤、硬化剤、可塑剤、重合禁止剤及び老化防止剤などの各種添加剤を添加してもよい。
支持層2への粘着剤層1の積層は、例えば、アクリル酸エステル共重合体を主成分とし、イソシアネート化合物を架橋剤とする粘着剤のトルエン/酢酸エチル溶液を、支持層2にスピンコートすることによって行うことができる。この他、支持層2への粘着剤層1の形成は、グラビアコーター、コンマコーター、バーコーター、ナイフコーター、ロールコーター、凸版印刷、凹版印刷、平版印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、スプレーなどによる従来公知の手法によって行うことができる。また、粘着剤を支持層2上に直接塗工する方法に限られず、予め剥離フィルム上に所望の厚みで塗工した粘着剤を支持層2に転写する方法も採用できる。
粘着剤層1の乾燥後の厚さは、特に限定されないが、例えば0.5〜5.0μm、好ましくは1〜2μmとされる。粘着剤層1は、EUV露光装置のレチクルチャックのチャック領域と同等かそれより大きく形成する。
[支持層]
支持層2は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、エチレンビニルアルコール、ポリウレタン、アイオノマー、ポリアミド、ポリイミド、及びPETなどの従来公知の樹脂によって形成できる。これらの樹脂は、複数の樹脂の溶融混合物又は共重合体として用いてもよい。これらの樹脂のうち、PETは、硬度が高いため特に好ましい。また、支持層2は、複数の樹脂層からなる多層構造であってもよい。
[部分粘着層]
部分粘着層4は、例えば、粘着領域41を粘着剤層1と同様の粘着剤を用いて形成し、非粘着領域42を支持層2と同様の樹脂を用いて形成したものとできる。また、部分粘着層4として、粘着領域41を汎用の両面テープにより構成し、非粘着領域42をPETフィルムなどにより構成したものを採用してもよい。
レチクルチャッククリーナーAにおいて、部分粘着層4は、支持層2と基板3とを部分的に接着あるいは粘着することができれば足るため、非粘着領域42は必須の構成とはならない。すなわち、部分粘着層4を、粘着剤により形成された粘着領域41のみとしたり、あるいは両面テープにより構成された粘着領域41のみからなるものとし、非粘着領域42を設けないようにしてもよい。この場合、支持層2の基板3側の面のうち基板3に接着されていない部分は、基板3に直接接触していてよい。
また、部分粘着層4は、放射線や紫外線などの活性光線によって硬化する光硬化型粘着剤を用いて形成してもよい。光硬化型粘着剤を支持層2あるいは基板3に塗工し、マスクを用いて塗工した光硬化型粘着剤層のうち非粘着領域42となる部分のみに光を照射し、硬化させる。これにより、光を照射されずに粘接着性を維持した接着領域41と、光照射により硬化して粘接着性を喪失した非接着領域42とを有する部分粘着層4を形成できる。
[基板]
基板3は、EUV露光装置のレチクルチャックまで搬送可能な形状を有するものであれば、その材質は特に限定されず、ガラス、石英、合成石英などのフォトマスクブランクス材料を用いて形成できる。
基板3の重量は、例えば合成石英の6インチ基板(厚さ0.25インチ)とする場合、325g程度である。基板3がこの程度の重量であれば、後述するように、レチクルチャッククリーナーAを基板3の自重によってレチクルチャックから剥離させるために十分である。なお、基板3の重量は、本発明の効果が奏される限りにおいて任意に設定できるものとする。
レチクルチャッククリーナーAは、粘着剤層1、支持層2、部分粘着層4及び基材3に加えて、基材3の粘着剤層1と反対側の面に形成されたアライメントマークを有していてもよい。アライメントマークは、EUV露光装置においてレチクルチャッククリーナーAを搬送又はチャックする際に用いられる。アライメントマークは、通常のEUVマスクの作製と同様に、基材3上に形成されたタンタルを主成分とする吸収体膜にレジストを塗布し、レジストパターンをエッチングマスクにして吸収体膜をエッチングし、レジストを洗浄・除去することにより形成できる。
(2)レチクルチャッククリーニング方法
次に、図2及び図3を参照して、レチクルチャッククリーナーAを用いたレチクルチャッククリーニング方法について説明する。図2はレチクルチャッククリーニング方法の貼付手順を説明する断面模式図であり、図3は剥離手順を説明する断面模式図である。
[貼付手順]
貼付手順においては、まず、レチクルチャッククリーナーAをEUV露光装置のレチクルポートPに載置し、通常のレチクル搬送と同様にしてEUV露光装置の真空排気されたチャンバー内に搬送する(図2(A)参照)。
次に、通常のレチクルチャックと同様にしてレチクルポートPをレチクルチャックCに近付けて、レチクルチャッククリーナーAをレチクルチャックCに対して下方から押し当て、粘着剤層1をレチクルチャックCに密着させて貼り付ける。このとき、レチクルチャックCに付着した異物Dが粘着剤層1に付着し、粘着剤層1中にめり込むようにして取り込まれる(図2(B)参照)。ここで、粘着剤層1は、レチクルチャックCに電圧を印加し、レチクルチャッククリーナーAをレチクルチャックCに一時的に静電チャックすることにより、レチクルチャックCに密着させてもよい。
[剥離手順]
剥離手順においては、まず、レチクルポートPをレチクルチャックCから離間させて、レチクルチャックCに対するレチクルチャッククリーナーAの押圧を解除する。これにより、レチクルポートPによる支持を失ったレチクルチャッククリーナーAの基板3が、その自重によって基板3と支持層2との接着部である接着領域41を介して支持層2を下方に引っ張る。そして、その結果、支持層2に積層された粘着剤層1のレチクルチャックCからの剥離きっかけ(図3(A)矢印Q参照)が生成される。
粘着剤層1はレチクルチャックCのチャック領域と同等かそれより大きく形成されており、粘着領域41は部分粘着層4の周縁部に設けられているため、接着領域41を介する基板3の自重は、粘着剤層1とレチクルチャックCとの接触面の最外側部分(矢印Q参照)に集中して荷重される。このため、粘着剤層1とレチクルチャックCとの接触面の最外側部分には、レチクルチャックCから粘着剤層1を剥離するための大きな力が作用し、上述の剥離きっかけが生じる。
剥離きっかけの生成により、粘着剤層1とレチクルチャックCとの接触面の最外側部分から内側に向かって、レチクルチャックCからの粘着剤層1の剥離が進行する(図3(B)参照)。そして、レチクルチャックCから粘着剤層1が完全に剥離すると、レチクルチャッククリーナーAが下方に移動されたレチクルポートP上に落下し、受け取られる。このとき、図3(C)に示すように、粘着剤層1中にめり込んだ異物DがレチクルチャックCから除去される。
レチクルチャックCから剥離したレチクルチャッククリーナーAが、下方のレチクルポートP上に真っ直ぐ落下するようにするため、基板3の表面31には、接触する部分粘着層4の非粘着領域42との解離性を高めるための溝32を形成することが好ましい(図4及び図5参照)。
レチクルチャックCに対するレチクルチャッククリーナーAの押圧の解除後、基板3の表面31に部分粘着層4の非粘着領域42が張り付いたままであったり、均一に解離しなかったりすると、図4(B)に示すように、レチクルチャックCからのレチクルチャッククリーナーAの剥離が、レチクルチャッククリーナーAが傾いた状態で進行する場合がある。この場合、レチクルチャックCから完全に剥離したレチクルチャッククリーナーAが真っ直ぐ下方に落下せず、レチクルポートP上にうまく受け取られない可能性がある。
基板3の表面31に、同心円状の複数の溝32(図5(A)参照)あるいは格子状の複数の溝32(図5(B)参照)を形成しておくことで、レチクルチャックCに対するレチクルチャッククリーナーAの押圧の解除後、基板3と部分粘着層4が均一に解離できるようになる。その結果、レチクルチャッククリーナーAは、水平を保ったままレチクルチャックCから剥離して、レチクルポーチPに真っ直ぐ下方に落下するようになる。
基板3の表面31への溝32の形成は、レベンソンマスクの作製と同様の方法により行うことができる。すなわち、基板3上に形成されたクロム膜上にレジストを塗布した後、電子ビーム描画装置により溝32のパターンを描画し、現像処理することによって、レジストパターンを形成する。次いで、レジストパターンをエッチングマスクにしてクロム膜をドライエッチング法により選択エッチングする。最後に、クロムパターンをエッチングマスクにして石英基板をドライエッチング法により選択エッチングし、レジストを洗浄除去し、溝32を形成する。なお、溝32は、図に示した同心円状あるいは格子状に限られず、中心対称であれば任意のパターンで形成できる。
基板3の表面31と部分粘着層4の非粘着領域42との解離性を高めるための処理は、上記の溝32のような凹凸を形成する方法に限定されず、表面31を粗面化したり、基板3あるいは部分粘着層4の一方又は双方の表面に剥離剤を塗布したりする方法を採用してもよい。
基板3の表面31の凹凸処理は、例えば、印刷法等の方法により行うことができる。また、剥離剤としては、例えば、フッ素樹脂等を用いることができる。
なお、部分粘着層4を、粘着剤により形成された粘着領域41のみとしたり、あるいは両面テープにより構成された粘着領域41のみからなるものとして、非粘着領域42を設けない場合には、基板3の表面31には支持層2が直接接触することとなる。この場合においても、支持層2と基板3との解離性を高めるため、上記と同様の処理がなされ得るものである。
このように、レチクルチャッククリーナーAを用いれば、粘着剤層1をレチクルチャックCに密着させた後に剥がすという操作を行うだけで、EUV露光装置の真空チャンバーの真空を破ることなく、レチクルチャックCのクリーニングが可能である。このため、真空チャンバーを一度大気圧に戻し、レチクルチャックを真空チャンバー内から取り出した後に清掃する従来方法と異なり、装置を長時間停止させる必要がなくなり、装置の稼働率を大きく改善して、半導体デバイスの製造効率を向上させることができる。
さらに、レチクルチャッククリーナーAは、基板3の自重によってレチクルチャックCから剥離するようにされているため、レチクルチャックに貼り付けたレチクルチャッククリーナーが剥がせなくなって取り外しが不能となることがない。
レチクルチャックのクリーニングは、剥離手順においてレチクルポートP上に受けたレチクルチャッククリーナーAを用いて再度剥離手順を行うことにより、繰り返し行ってもよい。貼付手順及び剥離手順からなる操作は、レチクルチャックCに付着した異物Dが十分に取り除かれるまで繰り返し行うことが好ましい。クリーニングの終了後、レチクルチャッククリーナーAは、レチクルポートPによってチャンバー外に返送される。
以上に説明した第一実施形態に係るレチクルチャッククリーナーにおいては、粘着領域41を部分粘着層4の周縁部に設けた例を説明した。しかし、粘着領域41は、支持層2と基板3とを部分的に接着あるいは粘着し、基板3の自重を粘着剤層1とレチクルチャックCとの接触面の一部に集中的に荷重させることによって、レチクルチャックCからの粘着剤層1の剥離きっかけを生成し得る限りにおいて、部分粘着層4の任意の部位に設けることができる。例えば、粘着領域41は、図6に示すように、部分粘着層4の四隅に設けてもよい。
2.第二実施形態に係るレチクルチャッククリーナー及びこれを用いたレチクルチャッククリーニング方法
(1)レチクルチャッククリーナー
図7は、本発明の第二実施形態に係るレチクルチャッククリーナーの構成を説明する模式図であり、(A)は断面図、(B)は上面図を示す。符号Bで示すレチクルチャッククリーナーは、EUV露光装置のレチクルチャックのチャック領域に貼り付けられる粘着剤層1と、粘着剤層1に積層された支持層2と、レチクルチャックまで搬送可能な形状を有する基板3と、を具備してなる。
レチクルチャッククリーナーBは、上述の第一実施形態に係るレチクルチャッククリーナーAに比して、支持層2と基板3とを部分的に粘着あるいは接着する部分粘着層4(図1参照)を設けず、両面テープ43によって支持層2と基板3とを接着している点で異なっている。両面テープ43は、支持層2及び基板3との間に、上面視において両者の中心を通る十字となるように挿入されている。
レチクルチャッククリーナーBにおいて、粘着剤層1、支持層2及び基板3の構成は、レチクルチャッククリーナーAと同一の構成であるため説明を割愛し、以下ではレチクルチャッククリーナーBを用いたレチクルチャッククリーニング方法について説明する。
(2)レチクルチャッククリーニング方法
図8はレチクルチャッククリーニング方法の貼付手順を説明する断面模式図であり、図9は剥離手順を説明する断面模式図である。
[貼付手順]
貼付手順は、上述の第一実施形態に係るレチクルチャッククリーナーAを用いたレチクルチャッククリーニング方法と同様であり、まず、レチクルチャッククリーナーBをEUV露光装置のレチクルポートPに載置する。そして、通常のレチクル搬送と同様にしてEUV露光装置の真空排気されたチャンバー内に搬送する(図8(A)参照)。
次に、通常のレチクルチャックと同様にしてレチクルポートPをレチクルチャックCに近付けて、レチクルチャッククリーナーBをレチクルチャックCに対して下方から押し当て、粘着剤層1をレチクルチャックCに密着させて貼り付ける。このとき、レチクルチャックCに付着した異物Dが粘着剤層1に付着し、粘着剤層1中にめり込むようにして取り込まれる(図8(B)参照)。
[剥離手順]
剥離手順においては、まず、レチクルポートPをレチクルチャックCから離間させて、レチクルチャックCに対するレチクルチャッククリーナーBの押圧を解除する。これにより、レチクルポートPによる支持を失ったレチクルチャッククリーナーBの基板3が、その自重によって基板3と支持層2との接着部である両面テープ43を介して支持層2を下方に引っ張る。そして、その結果、支持層2に積層された粘着剤層1のレチクルチャックCからの剥離きっかけ(図9(A)矢印Q参照)が生成される。
両面テープ43は、支持層2及び基板3を中央でのみ接着しているため、両面テープ43を介する基板3の自重は、粘着剤層1とレチクルチャックCとの接触面の中央部分(矢印Q参照)に集中して荷重される。このため、粘着剤層1とレチクルチャックCとの接触面の中央部分には、レチクルチャックCから粘着剤層1を剥離するための大きな力が作用し、上述の剥離きっかけが生じる。
剥離きっかけの生成により、粘着剤層1とレチクルチャックCとの接触面の中央部分から外側に向かって、レチクルチャックCからの粘着剤層1の剥離が進行する(図9(B)参照)。そして、レチクルチャックCから粘着剤層1が完全に剥離すると、レチクルチャッククリーナーBが下方に移動されたレチクルポートP上に落下し、受け取られる。このとき、図9(C)に示すように、粘着剤層1中にめり込んだ異物DがレチクルチャックCから除去される。
レチクルチャッククリーナーBにおいても、レチクルチャックCから剥離したレチクルチャッククリーナーBが、下方のレチクルポートP上に真っ直ぐ落下するようにするため、基板3の表面31に、接触する支持層2との解離性を高めるための処理を行うことが好ましい。この処理は、レチクルチャッククリーナーAと同様の方法により行うことができる。
このように、レチクルチャッククリーナーBを用いれば、粘着剤層1をレチクルチャックCに密着させた後に剥がすという操作を行うだけで、EUV露光装置の真空チャンバーの真空を破ることなく、レチクルチャックCのクリーニングが可能である。このため、真空チャンバーを一度大気圧に戻し、レチクルチャックを真空チャンバー内から取り出した後に清掃する従来方法と異なり、装置を長時間停止させる必要がなくなり、装置の稼働率を大きく改善して、半導体デバイスの製造効率を向上させることができる。
さらに、レチクルチャッククリーナーBは、基板3の自重によってレチクルチャックCから剥離されるようにされているため、レチクルチャックに貼り付けたレチクルチャッククリーナーが剥がせなくなって取り外しが不能となることがない。
レチクルチャックのクリーニングは、剥離手順においてレチクルポートP上に受けたレチクルチャッククリーナーBを用いて再度剥離手順を行うことにより、繰り返し行ってもよい点は、レチクルチャッククリーナーAにおいて説明した通りである。
また、両面テープ43は、支持層2と基板3とを部分的に接着あるいは粘着し、基板3の自重を粘着剤層1とレチクルチャックCとの接触面の一部に集中的に荷重させることによって、レチクルチャックCからの粘着剤層1の剥離きっかけを生成し得る限りにおいて、任意の部位に設けることができる点も上述した通りである。
A,B:レチクルチャッククリーナー、C:レチクルチャック、D:異物、1:粘着剤層、2:支持層、3:基板、31:基板表面、32:溝、4:部分粘着層、41:粘着領域、42:非粘着領域、43:両面テープ

Claims (14)

  1. EUV露光装置のレチクルチャックをクリーニングするためのレチクルチャッククリーナーであって、
    レチクルチャックのチャック領域に貼り付けられる粘着剤層と、該粘着剤層に積層された支持層と、レチクルチャックまで搬送可能な形状を有する基板と、を具備し、
    前記支持層と前記基板とが部分的に接着されているレチクルチャッククリーナー。
  2. 前記支持層と前記基板との接着部は、該接着部において前記支持層が引っ張られることにより、レチクルチャックに貼り付けられた前記粘着剤層の剥離きっかけが生成されるように設けられている請求項1記載のレチクルチャッククリーナー。
  3. 前記剥離きっかけは、前記基板がその自重により前記接着部を介して前記支持層を引っ張ることにより生成される請求項2記載のレチクルチャッククリーナー。
  4. 前記剥離きっかけは、前記粘着剤層の前記レチクルチャックからの剥離開始位置として作用する請求項3記載のレチクルチャッククリーナー。
  5. 前記支持層と前記基板との間に、粘着性がある領域と粘着性がない領域とを有する部分粘着層が設けられた請求項4記載のレチクルチャッククリーナー。
  6. 前記部分粘着層が光硬化型粘着剤層とされ、
    該光硬化型粘着剤層のうち、光硬化された領域が前記支持層と前記基板との非接着部を構成し、残余の領域が前記接着部を構成している請求項5記載のレチクルチャッククリーナー。
  7. 前記支持層と前記基板との非接着部において、接触する前記支持層と前記基板との解離性、あるいは接触する前記部分粘着層と前記基板との解離性を高めるための処理がなされている請求項5又は6記載のレチクルチャッククリーナー。
  8. 前記処理が、前記基板表面の凹凸形成あるいは粗面化である請求項7記載のレチクルチャッククリーナー。
  9. 前記粘着剤層が、(メタ)アクリル酸エステル系重合体を主成分とする粘着剤からなる請求項1〜8記載のレチクルチャッククリーナー。
  10. 前記基板がフォトマスクブランクスである請求項1〜9記載のいずれか一項に記載のレチクルチャッククリーナー。
  11. 前記フォトマスクブランクスが、ガラス、石英又は合成石英からなる請求項10記載のレチクルチャッククリーナー。
  12. EUV露光装置のレチクルチャックをクリーニングするための方法であって、
    レチクルチャックのチャック領域に貼り付けられる粘着剤層と、該粘着剤層に積層された支持層と、レチクルチャックまで搬送可能な形状を有する基板と、を具備し、前記支持層と前記基板とが部分的に接着されているレチクルチャッククリーナーを、EUV露光装置の真空排気されたチャンバー内に収容されたレチクルチャックに対して押し当てて、前記粘着剤層をレチクルチャックに密着させる貼付手順と、
    レチクルチャックに対する前記レチクルチャッククリーナーの押圧を解除し、前記基板の自重により前記接着部を介して前記支持層を引っ張ることによってレチクルチャックに貼り付けられた前記粘着剤層を剥離して、レチクルチャッククリーナーをレチクルチャックから取り外す剥離手順と、を含むレチクルチャッククリーニング方法。
  13. 前記貼付手順において、レチクル搬送手段に載置した前記レチクルチャッククリーナーをレチクルチャックに対して下方から押し当てて貼り付け、かつ、
    前記剥離手順において、レチクル搬送手段を下方に移動させてレチクルチャックに対する前記レチクルチャッククリーナーの押圧を解除することによって前記基板の自重によりレチクルチャックから剥離する前記レチクルチャッククリーナーを、下方に移動したレチクル搬送手段上に受ける請求項12記載のレチクルチャッククリーニング方法。
  14. 前記貼付手順及び前記剥離手順からなる操作を繰り返し行う請求項13記載のレチクルチャッククリーニング方法。
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