JPS629157Y2 - - Google Patents

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JPS629157Y2
JPS629157Y2 JP4895481U JP4895481U JPS629157Y2 JP S629157 Y2 JPS629157 Y2 JP S629157Y2 JP 4895481 U JP4895481 U JP 4895481U JP 4895481 U JP4895481 U JP 4895481U JP S629157 Y2 JPS629157 Y2 JP S629157Y2
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bumper
frame
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attached
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JP4895481U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バンパをステー部材を介して車体フ
レームに取付けるようにした自動車のバンパ取付
構造の改良に関するものである。
従来より、この種のバンパ取付構造としては、
第1図に示すように、バンパ1の取付ブラケツト
2に、二又部3a,3bを固定したステー3の後
端3cをフレーム4の側面に固定してバンパ1を
取付けるようにしたもの(実開昭53−105247号公
報参照)、又は、第2図に示すように、V字形状
をなす脚部5a,5bをフレーム4の端面に当接
する平担部5cで結合したステー5を用い、バン
パ1をフレーム4の端面に取付支持するようにし
たものが知られている。いずれの場合にも、予じ
めバンパにステーを固定した上でバンパをフレー
ムに取付けるが、前者の取付構造では、バンパ1
にステー3を固定した際、その固定位置が車体の
左右方向、特に第1図では、図の左方にずれた場
合に、ステー3の後端3cとフレーム側面との間
に間隙が生じ、ステー3の剛性は高く設定してあ
ることから、ステー3の取付けが仲々に困難とな
るといつた取付上の調整を要する問題がある。ま
た、後者の取付構造では、ステー5の平担部5c
のボルト孔を幅方向の長孔とすれば、上記の如き
多少の位置ずれは簡単に吸収することができる反
面、バンパ1に大きな衝撃が作用した場合、その
荷重点の位置が第1図のものに比してフレーム4
の支持点に関して遠くなるため、フレーム4の座
屈を生じやすい。フレームに座屈を生じると、衝
撃エネルギーの吸収に比し、車体の変形が大とな
つて、乗員保護の見地からして、きわめて危険で
あるといつた難点があつた。
本考案は、かかる従来の各々バンパ取付構造の
難点を解消し、両方の利点を併せ持つた自動車の
バンパ取付構造を提供することを目的としてい
る。
即ち、本考案は、バンパをフレームに取付ける
ためのステー部材を、第1、第2、第3の計3つ
の部分により形成し、第1、第2の部分によつ
て、バンパをフレームの端面に支持するステー部
を構成する一方、第3の部分でバンパをフレーム
の側面にも支持し、しかもステーとフレームの側
面との間に生じうる取付ギヤツプは第3の部分に
設けた薄肉部によつて吸収するようにしたことを
基本的な特徴としている。
以下、図示の実施例に基づいて本考案をより具
体的に説明する。
第3図において、11はステー部材12を介し
て車体のフレーム13に支持もしくは取付けるべ
きバンパ、14はバンパ11を外側からカバーす
る合成樹脂製のバンパカバーである。
上記ステー部材12は、全体の平面形状がy形
状をなすように組合された第1、第2、第3の部
分15,16,17からなる。
第1部分15は、上下の両側縁に沿つた比較的
狭幅のフランジ縁15aを有する金属板材を大略
への字形状に折曲し、その長辺部15bの先端1
5cをボルト・ナツトにより、バンパ11の内壁
に沿わせて固定し、短辺部15dはフレーム13
の端面13aに当接させ、さらにその自由端側を
フレーム13より内方に突出させて、その先端部
を約90゜だけパンパ11側に折曲げて、第2部分
16との接合部15eを形成する。この第1部分
15は短辺部15dに設けた長孔15fによりフ
レーム13の端面13aに対し位置調整可能にボ
ルト18により固定する。
一方、本実施例では、第2部分16と第3部分
17とは、第1部分15と同様上下の両側縁に沿
つたフランジ19aを有する板材19でもつて形
成し、第2部分16は該板材19と前記第1部分
15の接合部15eからバンパ11側に向つて伸
びた部分として形成され、第3部分17は上記接
合部15eを境としてフレーム13の内側面13
bに向つて伸びた部分として形成されている。
上記第2部分16は、第1部分15の長辺部1
5aに対して適当な開き角をなすように、バンパ
11の内壁にボルト・ナツトによりその先端部1
6aが固定され、後半部を山形に折曲して形成し
た接合部16bは、上記第1部分15の接合部1
5eに合せて相互に溶接により固定する。
また、第3部分17は、第2部分16の接合部
16bに近い部分において、フランジ19aを小
円弧状に切欠いて、第3部分17の弾性変形を可
能ならしめる薄肉部17aを形成し、薄肉部17
a以降、フレーム13の側面13bに向けて傾斜
し、自由端部17bは、上記側面13bに沿つて
ボルト20により固定される。
なお、第1部分15および第2部分16につい
ては、バンパ11の下面11aとの結合を図るブ
ラケツト21,22を設けて、これらの間を結合
するようにすることが好ましい。
以上のように、ステー部材12を、第1、第
2、第3の部分15,16,17によつて構成し
た場合、支持点は、フレーム13の端面13a、
側面13bの2点とすることができ、また、第3
部分17の薄肉部17aは、予じめバンパ11に
ステー部材12を取付けたのちに、そのステー部
材12をフレーム13に取付けるに際して、フレ
ーム13の側面13bとの間に取付けギヤツプが
生じた場合にも、ボルト20を締め付けることに
より、第3部分17の変位を許容し、端部17b
をフレーム側面13bに密着させることができ
る。
なお、上記実施例では、第1部分15を一つの
板材で、また第2部分16と第3部分17とを共
通の板材で形成したが、例えば、第1部分15と
第2部分16とを共通の板材で、第3部分17を
別の板材で夫々形成してもよく、さらに、第1部
分15と第3部分17とを共通の板材で形成して
もよいことはいうまでもない。
以上の説明から明らかなように、本考案は、バ
ンパを車体フレームに結合するステー部材を第
1、第2、第3の計3つの部分で形成し、第1部
分と第2部分とによつてバンパをフレームの端面
に結合するとともに、第3部分によつてフレーム
の側面にも結合し、支持点を2点とすることによ
りフレームの座屈を防止する一方、ステー部材と
車体フレーム側面との間の取付けギヤツプを第3
部分の薄肉部による弾性変形で吸収するようにし
てバンパ取付時の位置調整を容易化するようにし
た自動車のバンパ取付構造を提供するものであ
る。
したがつて、本考案によれば、従来公知の各取
付構造の利点をそのままにして欠点を解消したバ
ンパの取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来のバンパ取付構造
を示す要部水平断面説明図、第3図は本考案の一
実施例に係るバンパの取付構造を示す要部水平断
面図である。 11……バンパ、12……ステー部材、13…
…フレーム、15……第1部分、16……第2部
分、17……第3部分、17a……薄肉部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バンパをその端部近傍に固定したステー部材を
    介して車体のフレームに取付ける自動車のバンパ
    取付構造であつて、 一端がバンパに取付けられ、一部がフレームの
    端面に当接して取付けられる第1部分と、 第1部分とある開き角度をなすように一端がバ
    ンパに取付けられる第2部分と、 途中に薄肉部が設けられており、一端がフレー
    ム面に沿つて取付けられる第3部分とを一体に結
    合して上記ステー部材を形成したことを特徴とす
    る自動車のバンパ取付構造。
JP4895481U 1981-04-04 1981-04-04 Expired JPS629157Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4895481U JPS629157Y2 (ja) 1981-04-04 1981-04-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4895481U JPS629157Y2 (ja) 1981-04-04 1981-04-04

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Publication Number Publication Date
JPS57161544U JPS57161544U (ja) 1982-10-09
JPS629157Y2 true JPS629157Y2 (ja) 1987-03-03

Family

ID=29845673

Family Applications (1)

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JP4895481U Expired JPS629157Y2 (ja) 1981-04-04 1981-04-04

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524610Y2 (ja) * 1985-10-23 1993-06-22
US9422007B2 (en) * 2013-06-12 2016-08-23 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle body front part structure
JP6420075B2 (ja) * 2014-06-26 2018-11-07 ダイハツ工業株式会社 車両の車体前部構造
JP6555221B2 (ja) * 2016-10-14 2019-08-07 トヨタ自動車株式会社 バンパリインフォースメントとサイドメンバとの結合構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57161544U (ja) 1982-10-09

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