JPH0523424Y2 - - Google Patents

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JPH0523424Y2
JPH0523424Y2 JP12864786U JP12864786U JPH0523424Y2 JP H0523424 Y2 JPH0523424 Y2 JP H0523424Y2 JP 12864786 U JP12864786 U JP 12864786U JP 12864786 U JP12864786 U JP 12864786U JP H0523424 Y2 JPH0523424 Y2 JP H0523424Y2
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JP
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bumper
extension
stays
retainer
reinforcement
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JP12864786U
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JPS6334651U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、フロントバンパーのよう
な自動車のバンパーに関する。
(従来の技術) 従来、上述例の自動車のバンパーとしては、例
えば、実開昭60−170248号公報に記載のバンパー
構造がある。
すなわち、バンパーフエースをレインフオース
メントに取付けるように構成したバンパーであ
る。
上述のバンパーフエースとヘツドライトとの間
隙を覆うため、また装飾用としてのエクステンシ
ヨンが近年配設されるようになつているが、この
ようなエクステンシヨンを配設した場合に、次の
ような問題点がある。
つまり、バンパーが軽衝突した際、上述のバン
パーフエースがエクステンシヨン側に変形し、こ
の結果、該エクステンシヨンが永久変形する問題
点を有していた。
(考案の目的) この考案は、軽衝突時におけるバンパーフエー
スの結合部材間を後方へ移動可能とし、バンパー
フエースの結合部材部位のみを上方へ、可撓変形
させ、該位置のステーによりエクステンシヨンの
変形を防止し、このエクステンシヨンとその上方
の部材間のクリアランスの大幅低減を図つて、見
映えを向上し、かつエクステンシヨンをステーに
対してリジツト固定することで、支持剛性の向上
を図り、走行時にエクステンシヨンが振動する等
の見映え低下を確実に防止することができる自動
車のバンパーの提供を目的とする。
(考案の構成) この考案は、車幅方向に所定間隔を隔てて配設
し、車体に取付けられた複数の剛体製のステー
と、外面に位置するバンパーフエースおよび内面
に位置するバンパーレインフオースメントからな
るバンパーと、上記バンパーフエースと他部材と
の間に位置し、上記複数のステーに対してリジツ
ト固定されたエクステンシヨンと、上記バンパー
フエースとバンパーレインフオースメントとの間
において、上記バンパーフエースの上端縁に該上
端縁に沿つて取付けられたリテーナと、上記リテ
ーナの上記ステーと対応する位置のみを上記バン
パーレインフオースメントに結合する複数の結合
部材とを備え、上記バンパーフエースおよび上記
リテーナの上記ステー間に対応する位置は後方移
動を許容すべくバンパーレインフオースメントに
対して非結合構造と成した自動車のバンパーであ
ることを特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、複数のステー間におけるバ
ンパーフエースおよびリテーナを、バンパーレイ
ンフオースメントに対して後方への移動が可能な
ようにフリー状態にしているので、特に、上述の
ステー間に対応したバンパーが軽衝突した際のバ
ンパーフエース上端縁部の波打ち変形現象を防止
しつつ、エクステンシヨンの変形を防止すること
ができる効果がある。
また上述の軽衝突時にはバンパーフエースの結
合部材位置は上方へ可撓変形するが、この位置に
はステーが存在するので、このステーによりエク
ステンシヨンの変形を防止することができる。し
たがつて、エクステンシヨンとその上方の部材と
の間のクリアランスの大幅低減を図つて、見映え
を向上させることができる効果がある。
さらに上述のエクステンシヨンをステーに対し
てリジツト固定したので、該エクステンシヨンの
支持剛性の向上を図ることができ、走行時にエク
ステンシヨンが振動する等の見映え低下を確実に
防止することができる効果がある。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は自動車のバンパーを示し、第1図におい
て、車両1の前部に配設したバンパーフエース2
と、ヘツドライト3,3等の他部材との間には、
これら両者2,3間の間隙を覆い、かつ装飾用と
もなるエクステンシヨン4を配設している。
なお、バンパーは、外面に位置するバンパーフ
エース2と内面に位置するバンパーレインフオー
スメント10とから構成される。
上述のエクステンシヨン4は、例えば冷間圧延
鋼材(SPC)により断面がほぼ逆コの字状になる
ように形成した延長部材で、このエクステンシヨ
ン4は第2図および第3図に示す如く、所定間隔
に配設した複数たとえば4つの金属製ステー5…
にリジツト固定され、これらの各ステー5…は車
体に取付けられている。
一方、前述のバンパーフエース2は内部にリブ
6を有する合成樹脂製のもので、このバンパーフ
エース2の上端縁内部に垂設したリテーナ取付片
2aには、クリツプ7を用いて、車幅方向に延び
る金属製のリテーナ8を取付けている。
このリテーナ8は断面がL字状の保持部材で、
バンパーフエース2とバンパーレインフオースメ
ント10との間に位置し、車幅方向に延びるこの
リテーナ8の前述のステー5,5…と対応する部
位のみを結合部材としてのボルト9,9…によ
り、その下側のバンパーレインフオースメント1
0に結合固定している。
すなわち、上述のステー5,5間に対応する部
分では、リテーナ8のボルト9によるバンパーレ
インフオースメント10への結合を省略し、複数
のステー5,5間におけるリテーナ8乃至バンパ
ーフエース2を、バンパーレインフオースメント
10に対して後方への移動が可能なようにフリー
状態の非結合構造に設定している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
いま、車両1の低速走行時等において、上述の
ステー5,5間に対応したバンパーフエース2が
軽衝突すると、このステー5,5間に対応するリ
テーナ8のボルト9締結を省略しているので、該
リテーナ8およびバンパーフエース2は第3図に
仮想線αで示す如く、バンパーレインフオースメ
ント10とエクステンシヨン4乃至ステー5との
間において後方へ変形移動するので、バンパーフ
エース2上端縁部の上方への波打ち変形現象を防
止しつつ、エクステンシヨン4の変形を防止する
ことができる効果がある。
また、ステー5対応位置におけるバンパーフエ
ース2が軽衝突した際には、同バンパーフエース
2は第3図に仮想線βで示す如く上方に可撓変形
してエクステンシヨン4に衝合するが、当該部位
におけるエクステンシヨン4は上述のステー5で
保護されているので、変形せず、問題はない。
したがつて、エクステンシヨン4とその上方の
部材との間のクリアランスの大幅低減を図つて、
見映えを向上させることができる効果がある。
さらに上述のエクステンシヨン4をステー5に
対してリジツト固定したので、該エクステンシヨ
ン4の支持剛性の向上を図ることができ、走行時
にエクステンシヨン4が振動する等の見映え低下
を確実に防止することができる効果がある。
この考案の構成と、上述の実施例の対応におい
て、 この考案の結合部材は、実施例のボルト9に対
応するも、 この考案は、上述した実施例の構成のみに限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は自
動車のバンパーを示す車両の全体斜視図、第2図
は自動車のバンパーの概略斜視図、第3図はバン
パーの要部拡大断面図である。 2……バンパーフエース、4……エクステンシ
ヨン、5……ステー、8……リテーナ、9……ボ
ルト、10……バンパーレインフオースメント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車幅方向に所定間隔を隔てて配設し、車体に取
    付けられた複数の剛体製のステー5…と、 外面に位置するバンパーフエース2および内面
    に位置するバンパーレインフオースメント10か
    らなるバンパーと、 上記バンパーフエース2と他部材との間に位置
    し、上記複数のステー5に対してリジツト固定さ
    れたエクステンシヨン4と、 上記バンパーフエース2とバンパーレインフオ
    ースメント10との間において、上記バンパーフ
    エース2の上端縁に該上端縁に沿つて取付けられ
    たリテーナ8と、 上記リテーナ8の上記ステー5と対応する位置
    のみを上記バンパーレインフオースメント10に
    結合する複数の結合部材9とを備え、 上記バンパーフエース2および上記リテーナ8
    の上記ステー5,5間に対応する位置は後方移動
    を許容すべくバンパーレインフオースメント10
    に対して非結合構造と成した 自動車のバンパー。
JP12864786U 1986-08-22 1986-08-22 Expired - Lifetime JPH0523424Y2 (ja)

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JP12864786U JPH0523424Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6334651U JPS6334651U (ja) 1988-03-05
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