JPS5819606Y2 - オンドセイギヨソウチ - Google Patents

オンドセイギヨソウチ

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JPS5819606Y2
JPS5819606Y2 JP1975101525U JP10152575U JPS5819606Y2 JP S5819606 Y2 JPS5819606 Y2 JP S5819606Y2 JP 1975101525 U JP1975101525 U JP 1975101525U JP 10152575 U JP10152575 U JP 10152575U JP S5819606 Y2 JPS5819606 Y2 JP S5819606Y2
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JP
Japan
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temperature
relay
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heater
capacity heater
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Application number
JP1975101525U
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English (en)
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JPS5215240U (ja
Inventor
岡野武
Original Assignee
富士写真フイルム株式会社
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Publication date
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は温度制御装置に関する。
たとえばフィルムの現像装置の現像液や定着液を基準温
度となるように加熱制御する場合、従来は基準温度1で
大容量のヒータで現像液(或いは現像液を間接的に加熱
する場合は加熱用の液)を加熱し、その後は単にそのヒ
ータをオン、オフしていた。
このような従来の制御方法では、被加熱液が基準温度と
なって大容量ヒータをオフとしてもヒータ内に蓄積され
た熱により液が基準温度より上昇しすぎる一方、ヒータ
容置が大きいほど基準温度の上下の液温の振幅が大きく
なる欠点があった。
この考案は上述の欠点な排除するためになされたもので
、大小2個の容置のヒータと被加熱体の温度制御器の設
定温度を加熱途中で切換える手段を設け、加熱時は大容
量ヒータを用い、基準温度の保持には小容量ヒータを用
いることにより、比較的安師な装置で、かつ高精度に温
度制御を行なえる温度制御装置を提供することを目的と
する。
以下にこの考案の一実施例を図面とともに説明する。
第1図において、1は500Wのヒータ、2ばi o
owのヒータで両ヒータ1,2は、たとえば第2図に示
すようにフィルムFの現像装置3の加熱液4を加熱する
ように下側液槽5a内に設けられる。
再び第1図に訃いて、6は温度調節器、7は温度設定抵
抗器、8は下側液槽5aの液温を検出するサーミスタで
ある。
温度調節器6は温度設定抵抗器7で設定された温度設定
値とサーミスタ8との抵抗値の相互関係に応じて接点6
−1を開閉する。
9.10,11ばそれぞれリレー、9−1゜9−2.1
0−1 、10−2.11−1 、11−2はそれぞれ
リレー9,10,110各接点で、図中aは常開接点、
bは常閉接点を示す。
上記した温度設定抵抗器7からは高温(たとえば30℃
)設定端子7aと低温(たとえば28℃)設定端子7b
とが導出されてかり、低温設定端子γbはリレー9の常
閉接点を介して、また高温設定端子7aはリレー9の常
開接点を介してそれぞれ、温度調節器6の設定信号入力
端子に接続されていて、リレー9のオン、オフにより、
設定温度が変種される。
リレー9はダイオード13、抵抗14、コンデンサ15
で構成される遅延回路16と接続され、遅延回路16は
リレー10の接点10−2を介して電源と接続される。
リレー10は温度調節器6のオフ側接点で、サーミスタ
8で検出される温度が設定温度より高くなったときオン
とされる接点6−1bに接続されている。
遅延回路16の遅延時間t1は温度調節器6に電源を投
入したとき接点6−1がbからaに切換る時間t2より
も長くしている。
500Wのヒータ1はリレー10の常閉接点10−1を
介して、また100Wのヒータ2は温度調節器6の常開
接点6−1aを介してそれぞれ電源に接続される。
リレー11はダイオード17.抵抗18.コンデンサ1
9で構成される遅延回路20と接続され、遅延回路20
はリレー9の接点9−2を介して電源と接続される。
ダイオード17はリレー11の常開接点1l−1aを介
して温度調節器6の常開接点6−1aとも接続され、こ
の接点1l−1aにより、リレー11は、自己保持され
るようになっている。
遅延回路20の遅延時間t3は、温度設定抵抗器7の設
定が低温側7bから高温側γaに切換わったとき接点6
−1がa側に切換わる時間t4よりも少し長くなるよう
に定めている。
21は第2図の下側液槽5aの液を上側液槽5bに送給
するポンプ、22は加熱準備中の表示灯で、Mはフィル
ムF駆動モーターを含む回路である。
い捷、下側液槽5aの液が温度設定器Tの低温側7bの
設定値より低温の場合に釦いて、電源を投入すると、時
間t2ののち、接点6−1はa側に切換わる。
この時間t2の間、リレー10はオンとされるが遅延回
路16の遅延時間により、リレー9はオンとされない。
上記の接点6−1の切換わりにより、ヒータ2に通電さ
れ、またリレー10はオフとされ、ヒータ1に通電され
、下側液槽5aの液は両ヒータ1,2により600Wで
加熱される。
一方、接点9−1はb側にあり、温度調節器6は低温側
設定値で動作する。
接点9−2bにより、リレー11がオンとされ、接点1
1−2がa側に切換わり、加熱準備中のランプ21が点
灯される。
液の温度が低温側設定温度(28℃)に達すると温度調
節器6の接点6−1はb側に切換わり、リレー10がオ
ンとされ、500Wのヒータ1の通電は停止される。
リレー10の接点10−2がオンとされ、遅延回路16
の遅延時間t1ののち、リレー9がオンとされ、接点9
−2はa側に切換えられ、リレー9.10は相互に保持
される。
一方リレー9のオンにより、接点9−2がa側に切換わ
るがコンデンサ18の電荷により、リレー11は依然保
持状態にあり、接点11−1もオンとされている。
接点9−1がa側に切換えられ、温度調節器6の設定値
は高温側(30℃)とされ、上記リレー9の保持により
以後この状態を保つ。
この切換え時の液温は高温側設定値より低いのでt4時
間後に接点6−1は再びa側に切換わる。
この時間よりも長い遅延回路20の遅延時間t3の間上
述のようにリレー接点11−1はオン状態を続けていた
ので接点6−1aからリレー11へ通電を行なう。
接点6−1がa側に切換わることにより100Wのヒー
タ1に通電され、下側液槽5aの液は小容tヒータで加
熱される。
この加熱により、液温か高温設定値(30℃)に達する
と、温度調節器6の接点6−1はb側に切換わり、ヒー
タ2への通電は停止される。
昔たリレー11は遅延時間t3の後オフとされ、接点1
1−1.11−2はb側になり、ランプ22は消灯し、
フィルム駆動、乾燥等の回路Mが作動呵の状態になる。
ヒータ2の加熱が停止することにより、成る時間後液温
が自然降下すると、接点6−1は再びa側に切換わり、
ヒータ2は再び加熱される。
しかし、リレー11は接点11−1がb側であるため接
点6−1のオン、オフに関係なく以後オフを保つ。
以下同様にヒータ2がオン、オフされ、下側液槽5aの
液温は基準温度に保持される。
なお、この間常時ポンプ21が働きノズル孔23を介し
て上側液槽5bに供給しこの液槽の液量が一定量を越え
ると、不要分はオーバーフロー口(図示せず)から溢流
して下側液槽5aにもどされる。
このようにして液は循環運動を行ないながら加熱を行な
うとともに、上側液槽5b内の現像槽23の現像液24
、定着槽25の定着液26を循環液の熱により同時に加
熱される。
また、第1図の実施例でリレー9,10と遅延回路16
は、高、低2つの温度設定を可能にする働きを行ない、
リレー11と遅延回路19は基準温度に達しないときに
、現像作業が働くことを防止する安全回路としての働き
をする。
なお、第1図の実施例では温度設定抵抗器7は無段の可
変抵抗器を用いて設定しているが、第3図のように抵抗
器7に多段のタップを設け、ロータリースイッチ30,
31により、有段切換により1℃おきに設定するように
しても所定の目標温度に高精度で設定できた。
以上詳述したように、この考案は被加熱体を加熱するヒ
ータの容量を大小2種に設け、かつ温度調節器の設定値
を基準値より低いものと基準値とに切換えできるように
して、加熱時には設定値を低温度側に設定し、大容量ヒ
ータで加熱するとともに温度が基準値に近くなると、設
定値を基準温度側に切換え、かつ小容量ヒータで加熱し
、かつ定温度となるよう温度制御するから基準温度近傍
で動作するヒータの蓄積熱が小さいことから温度調節器
動作のタイムラグの影響が小となり、被加熱体が所定温
度に達した近傍での温度振幅が小さく、高精度で温度制
御が行なえるとともに、温度設定点が2つあっても1つ
の温度調節器を用いることができるので、コストが安両
となる。
また、大容量ヒータのオン、オフは、加熱時に1回で、
例えば1日に1回スイッチをオン、オフすればよく、液
温を基準温度に保持する場合は小容量ヒータ用のスイッ
チのみくり返しオン、オフ動作するので、接点寿命が長
く保てる利点がある。
伺2個の温度制御器を用いて各別にセットする場合には
操作ミスにより片一方の調節器の温度設定のみしかしな
い場合等、使用上、構成上程々の問題があるが本考案の
如く1つの温度調節器の設定値を切換えて使用すること
により、上述のような不具合は起らず制御装置全体とし
ての使用が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第2図はこ
の考案が適用されるフィルム現像装置を示す図、第3図
は温度設定抵抗器の他の実施例を示す回路図である。 1・・・ヒータ(大容量)、2・・・ヒータ(小容量)
、6・・・温度調節器、T・・・温度設定抵抗器、8・
・・サーミスタ、9,10,11・・・リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サーミスタ式温度調節器の温度設定抵抗器に高温と低温
    の2段の設定点を設けて各設定点をリレー9の接点を介
    して温度調節器に接続し、かつ大容量ヒータと小容量ヒ
    ータとを設け、さらに制御対象の温度が低温以下では大
    容量ヒータと小容量ヒータとに通電する回路を設けると
    ともに、制御対象の温度が低温を越えると温度調節器の
    接点を介して励磁されるリレー10により大容量ヒータ
    の通電を遮断し、かつリレー9を励磁してリレー9の励
    磁によりリレー9の接点を低温設定点から高温設定点に
    切り換えるようにする一方、上記リレー9,10をそれ
    ぞれ保持回路により励磁状態を保持させるとともに、リ
    レー10に温度調節器の常開接点を接続し、リレー10
    の励磁状態を保持して温度調節器の接点が開閉しても大
    容量ヒータは遮断状態を続けるとともに制御対象が高温
    設定点となるか否かにしたがって小容量ヒータが温度調
    節器の接点の開閉で通電あるいは遮断されるようにした
    ことを特徴とする温度制御装置。
JP1975101525U 1975-07-21 1975-07-21 オンドセイギヨソウチ Expired JPS5819606Y2 (ja)

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JP1975101525U JPS5819606Y2 (ja) 1975-07-21 1975-07-21 オンドセイギヨソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS5215240U JPS5215240U (ja) 1977-02-03
JPS5819606Y2 true JPS5819606Y2 (ja) 1983-04-22

Family

ID=28583004

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JP1975101525U Expired JPS5819606Y2 (ja) 1975-07-21 1975-07-21 オンドセイギヨソウチ

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Families Citing this family (4)

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JPH043024U (ja) * 1990-04-23 1992-01-13

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JPH043024U (ja) * 1990-04-23 1992-01-13

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