JPH11129857A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents
頭部保護エアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH11129857A JPH11129857A JP10128595A JP12859598A JPH11129857A JP H11129857 A JPH11129857 A JP H11129857A JP 10128595 A JP10128595 A JP 10128595A JP 12859598 A JP12859598 A JP 12859598A JP H11129857 A JPH11129857 A JP H11129857A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- mounting portion
- head protection
- fixed
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/213—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle roof frames or pillars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R21/232—Curtain-type airbags deploying mainly in a vertical direction from their top edge
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボデーへの組付時に発生するエアバッグ袋体
の取付部の締結方向への回転を防止する。 【解決手段】 エアバッグ袋体１６の取付部３５は位置
決めプレート４０、４２によって挟持されており、プレ
ート４０、４２を介してピラーインナパネル３４にウエ
ルドナット３７とボルト３９によって締結固定されてい
る。プレート４０、４２にはプレート４０、４２の間に
エアバッグ袋体１６の取付部３５を予め固定するための
カシメ部が形成されている。プレート４０には凸部５０
が形成されており、凸部５０がピラーインナパネル３４
に形成された穴５２に係合することで、プレート４０と
ボデーとの相対回転を防止するようになっている。
の取付部の締結方向への回転を防止する。 【解決手段】 エアバッグ袋体１６の取付部３５は位置
決めプレート４０、４２によって挟持されており、プレ
ート４０、４２を介してピラーインナパネル３４にウエ
ルドナット３７とボルト３９によって締結固定されてい
る。プレート４０、４２にはプレート４０、４２の間に
エアバッグ袋体１６の取付部３５を予め固定するための
カシメ部が形成されている。プレート４０には凸部５０
が形成されており、凸部５０がピラーインナパネル３４
に形成された穴５２に係合することで、プレート４０と
ボデーとの相対回転を防止するようになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体側部への所定
の高荷重作用時にインフレータからガスを噴出させ、こ
のガスによってピラー部からルーフサイドレール部に沿
って格納されたエアバッグ袋体をカーテン状に膨張させ
る頭部保護エアバッグ装置に関する。
の高荷重作用時にインフレータからガスを噴出させ、こ
のガスによってピラー部からルーフサイドレール部に沿
って格納されたエアバッグ袋体をカーテン状に膨張させ
る頭部保護エアバッグ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】車体側部への所定の高荷重作用時におけ
る前席に着座した乗員の頭部の保護性能を向上させるべ
く、フロントピラー部からルーフサイドレール部に跨が
って折り畳み状態で格納されたエアバッグ袋体を、サイ
ドウインドガラスに沿ってカーテン状に膨張させる頭部
保護エアバッグ装置が既に提案されている。以下、この
種の頭部保護エアバッグ装置を開示したＷＯ ９６／２
６０８７号公報に示される構成について説明する。
る前席に着座した乗員の頭部の保護性能を向上させるべ
く、フロントピラー部からルーフサイドレール部に跨が
って折り畳み状態で格納されたエアバッグ袋体を、サイ
ドウインドガラスに沿ってカーテン状に膨張させる頭部
保護エアバッグ装置が既に提案されている。以下、この
種の頭部保護エアバッグ装置を開示したＷＯ ９６／２
６０８７号公報に示される構成について説明する。
【０００３】図１１に示される如く、この頭部保護エア
バッグ装置１００は、フロントピラー部１０２からルー
フサイドレール部１０４に跨がって配設された長尺状の
ダクト１０６と、このダクト１０６内に折り畳み状態で
格納されると共に前端固定点１０８及び後端固定点１１
０にて車体側に固定されたエアバッグ袋体１１２と、ホ
ース１１４を介してダクト１０６の後端部と接続される
と共に車体側部への所定の高荷重作用時にガスを噴出す
るインフレータ１１６と、一端部が車体側に固定される
と共に他端部がエアバッグ袋体１１２の後端部に固定さ
れた帯状のストラップ１１８と、を主要構成要素として
構成されている。さらに、エアバッグ袋体１１２は、各
々略円筒状に形成されかつ略車両上下方向を長手方向と
して配置された複数のセル１２０を連接させることによ
り構成されている。
バッグ装置１００は、フロントピラー部１０２からルー
フサイドレール部１０４に跨がって配設された長尺状の
ダクト１０６と、このダクト１０６内に折り畳み状態で
格納されると共に前端固定点１０８及び後端固定点１１
０にて車体側に固定されたエアバッグ袋体１１２と、ホ
ース１１４を介してダクト１０６の後端部と接続される
と共に車体側部への所定の高荷重作用時にガスを噴出す
るインフレータ１１６と、一端部が車体側に固定される
と共に他端部がエアバッグ袋体１１２の後端部に固定さ
れた帯状のストラップ１１８と、を主要構成要素として
構成されている。さらに、エアバッグ袋体１１２は、各
々略円筒状に形成されかつ略車両上下方向を長手方向と
して配置された複数のセル１２０を連接させることによ
り構成されている。
【０００４】上記構成によれば、車体側部への所定の高
荷重作用時になると、インフレータ１１６からガスが噴
出される。このため、噴出されたガスは、ホース１１４
及びダクト１０６を介して折り畳み状態のエアバッグ袋
体１１２の各セル１２０内へ流入される。その結果、各
セル１２０が略車両上下方向を長手方向として略円筒状
に膨張し、これによりエアバッグ袋体１１２がウインド
ガラス１２２に沿ってカーテン状に膨張される。さら
に、エアバッグ袋体１１２の後端部はストラップ１１８
を介して車体側に連結されているため、エアバッグ袋体
１１２の後端側は確実にセンタピラー部１２４の上部内
側に配置されるようになっている。
荷重作用時になると、インフレータ１１６からガスが噴
出される。このため、噴出されたガスは、ホース１１４
及びダクト１０６を介して折り畳み状態のエアバッグ袋
体１１２の各セル１２０内へ流入される。その結果、各
セル１２０が略車両上下方向を長手方向として略円筒状
に膨張し、これによりエアバッグ袋体１１２がウインド
ガラス１２２に沿ってカーテン状に膨張される。さら
に、エアバッグ袋体１１２の後端部はストラップ１１８
を介して車体側に連結されているため、エアバッグ袋体
１１２の後端側は確実にセンタピラー部１２４の上部内
側に配置されるようになっている。
【０００５】また、このような頭部保護エアバッグ装置
においては、エアバッグ袋体の上方縁部を複数箇所でピ
ラーとルーフサイドレールとに固定するため、エアバッ
グ袋体の上方縁部に、所定の間隔でベロ状の取付部を突
出形成し、この取付部に穿設した取付穴に挿入したボル
トによって、エアバッグ袋体をボデーに締結する構造が
組付性上の点から好ましい。
においては、エアバッグ袋体の上方縁部を複数箇所でピ
ラーとルーフサイドレールとに固定するため、エアバッ
グ袋体の上方縁部に、所定の間隔でベロ状の取付部を突
出形成し、この取付部に穿設した取付穴に挿入したボル
トによって、エアバッグ袋体をボデーに締結する構造が
組付性上の点から好ましい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、エアバッグ袋体の上方縁部に、所定の間隔で
ベロ状の取付部を突出形成し、この取付部に穿設した取
付穴に挿入したボルトによって、エアバッグ袋体をボデ
ーに締結する取付構造とした場合には、取付部をボデー
に締結する際に、取付部がボルトの締結方向に回転する
ことがあり、組付け不良となると共に、この回転により
エアバッグ袋体の隣接する取付部間の部位に張力が付与
されると、エアバッグ袋体展開時に、隣接する取付部間
の部位に大きな張力が作用するという不具合が発生す
る。
たように、エアバッグ袋体の上方縁部に、所定の間隔で
ベロ状の取付部を突出形成し、この取付部に穿設した取
付穴に挿入したボルトによって、エアバッグ袋体をボデ
ーに締結する取付構造とした場合には、取付部をボデー
に締結する際に、取付部がボルトの締結方向に回転する
ことがあり、組付け不良となると共に、この回転により
エアバッグ袋体の隣接する取付部間の部位に張力が付与
されると、エアバッグ袋体展開時に、隣接する取付部間
の部位に大きな張力が作用するという不具合が発生す
る。
【０００７】本発明は上記事実を考慮し、ボデーへの組
付時に発生するエアバッグ袋体の取付部の締結方向への
回転を防止できる頭部保護エアバッグ装置を得ることが
目的である。
付時に発生するエアバッグ袋体の取付部の締結方向への
回転を防止できる頭部保護エアバッグ装置を得ることが
目的である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明
は、カーテン状エアバッグ袋体をピラーとルーフサイド
レールに跨がって格納すると共に、前記エアバッグ袋体
の上縁部に突出形成した複数の取付部をボデー側部に締
結固定した頭部保護エアバッグ装置において、前記取付
部を回り止め手段を介してボデー側部に締結固定したこ
とを特徴としている。
は、カーテン状エアバッグ袋体をピラーとルーフサイド
レールに跨がって格納すると共に、前記エアバッグ袋体
の上縁部に突出形成した複数の取付部をボデー側部に締
結固定した頭部保護エアバッグ装置において、前記取付
部を回り止め手段を介してボデー側部に締結固定したこ
とを特徴としている。
【０００９】従って、エアバッグ袋体をボルト等によっ
てボデーに締結する際に、取付部が締結方向に回転しよ
うとしても、回り止め手段により、取付部の締結方向へ
の回転を防止できる。この結果、ボデーへの組付時に発
生するエアバッグ袋体の取付部の締結方向への回転を防
止できるため、ボデーへの組付時にエアバッグ袋体の隣
接する取付部間の部位に張力が付与されることがなく、
エアバッグ袋体展開時における取付部の破損を有効に防
止できる。
てボデーに締結する際に、取付部が締結方向に回転しよ
うとしても、回り止め手段により、取付部の締結方向へ
の回転を防止できる。この結果、ボデーへの組付時に発
生するエアバッグ袋体の取付部の締結方向への回転を防
止できるため、ボデーへの組付時にエアバッグ袋体の隣
接する取付部間の部位に張力が付与されることがなく、
エアバッグ袋体展開時における取付部の破損を有効に防
止できる。
【００１０】請求項２記載の本発明は、請求項１記載の
頭部保護エアバッグ装置において、前記回り止め手段は
前記エアバッグ袋体の取付部に予め固定された位置決め
プレートと、該位置決めプレートとボデーとの相対回転
を防止する係合手段と、から成ることを特徴としてい
る。
頭部保護エアバッグ装置において、前記回り止め手段は
前記エアバッグ袋体の取付部に予め固定された位置決め
プレートと、該位置決めプレートとボデーとの相対回転
を防止する係合手段と、から成ることを特徴としてい
る。
【００１１】従って、エアバッグ袋体をボルト等によっ
てボデーに締結する際に、取付部が締結方向に回転しよ
うとしても、係合手段により、エアバッグ袋体の取付部
に予め固定された位置決めプレートとボデーとの相対回
転が確実に防止できるため、ボデーへの組付時にエアバ
ッグ袋体の隣接する取付部間の部位に張力が付与される
ことがなく、エアバッグ袋体展開時における取付部の破
損を有効に防止できる。
てボデーに締結する際に、取付部が締結方向に回転しよ
うとしても、係合手段により、エアバッグ袋体の取付部
に予め固定された位置決めプレートとボデーとの相対回
転が確実に防止できるため、ボデーへの組付時にエアバ
ッグ袋体の隣接する取付部間の部位に張力が付与される
ことがなく、エアバッグ袋体展開時における取付部の破
損を有効に防止できる。
【００１２】請求項３記載の本発明は、請求項２記載の
頭部保護エアバッグ装置において、前記係合手段は、前
記位置決めプレートとボデーとの一方に形成された穴
と、前記位置決めプレートとボデーとの他方に形成され
前記穴に係合する凸部と、から成ることを特徴としてい
る。
頭部保護エアバッグ装置において、前記係合手段は、前
記位置決めプレートとボデーとの一方に形成された穴
と、前記位置決めプレートとボデーとの他方に形成され
前記穴に係合する凸部と、から成ることを特徴としてい
る。
【００１３】従って、エアバッグ袋体をボルト等によっ
てボデーに締結する際に、取付部が締結方向に回転しよ
うとしても、位置決めプレートとボデーとの一方に形成
された穴と、位置決めプレートとボデーとの他方に形成
され凸部とが係合することにより、エアバッグ袋体の取
付部とボデーとの相対回転が簡単な構成で確実に防止で
きるため、ボデーへの組付時にエアバッグ袋体の隣接す
る取付部間の部位に張力が付与されることがなく、エア
バッグ袋体展開時における取付部の破損を有効に防止で
きる。
てボデーに締結する際に、取付部が締結方向に回転しよ
うとしても、位置決めプレートとボデーとの一方に形成
された穴と、位置決めプレートとボデーとの他方に形成
され凸部とが係合することにより、エアバッグ袋体の取
付部とボデーとの相対回転が簡単な構成で確実に防止で
きるため、ボデーへの組付時にエアバッグ袋体の隣接す
る取付部間の部位に張力が付与されることがなく、エア
バッグ袋体展開時における取付部の破損を有効に防止で
きる。
【００１４】請求項４記載の本発明は、カーテン状エア
バッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって格
納すると共に、前記エアバッグ袋体の上縁部に突出形成
した複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保護
エアバッグ装置において、前記取付部を予め一対の金属
プレートで挟んで、該一対の金属プレートと前記取付部
とを一体的に固定したことを特徴とする。
バッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって格
納すると共に、前記エアバッグ袋体の上縁部に突出形成
した複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保護
エアバッグ装置において、前記取付部を予め一対の金属
プレートで挟んで、該一対の金属プレートと前記取付部
とを一体的に固定したことを特徴とする。
【００１５】従って、エアバッグ袋体膨張時にエアバッ
グ袋体の取付部に作用する荷重を、金属プレートの車両
への取付状態によらず、取付部全長で受けることができ
る。この結果、取付部に穿設された取付孔の上方に荷重
が直接作用することが無いため、エアバッグ袋体の取付
部の破断を有効に防止できる。また、剛性のある一対の
金属プレートが、予め取付部と一体的に固定されている
ので、取付部の車両への取付作業性に優れる。
グ袋体の取付部に作用する荷重を、金属プレートの車両
への取付状態によらず、取付部全長で受けることができ
る。この結果、取付部に穿設された取付孔の上方に荷重
が直接作用することが無いため、エアバッグ袋体の取付
部の破断を有効に防止できる。また、剛性のある一対の
金属プレートが、予め取付部と一体的に固定されている
ので、取付部の車両への取付作業性に優れる。
【００１６】請求項５記載の本発明は、カーテン状エア
バッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって格
納すると共に、前記エアバッグ袋体の上縁部に突出形成
した複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保護
エアバッグ装置において、前記取付部の少なくとも車室
内側に金属プレートを一体的に固定すると共に、該金属
プレートの下部をエアバッグ袋体展開時に車室内側に向
けて曲げ変形可能にしたことを特徴とする。
バッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって格
納すると共に、前記エアバッグ袋体の上縁部に突出形成
した複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保護
エアバッグ装置において、前記取付部の少なくとも車室
内側に金属プレートを一体的に固定すると共に、該金属
プレートの下部をエアバッグ袋体展開時に車室内側に向
けて曲げ変形可能にしたことを特徴とする。
【００１７】従って、エアバッグ袋体展開時に、エアバ
ッグ袋体の取付部にかかる荷重の内側への分力が、取付
部に一体的に固定された金属プレートの下部に作用し、
金属プレートの下部が車室内側に向けて曲げ変形する。
この結果、金属プレートの下部の下部が膨張展開したエ
アバッグ袋体の取付部に、食い込むことを抑制できるた
め、金属プレートの下部によるエアバッグ袋体の取付部
の損傷を低減することができる。
ッグ袋体の取付部にかかる荷重の内側への分力が、取付
部に一体的に固定された金属プレートの下部に作用し、
金属プレートの下部が車室内側に向けて曲げ変形する。
この結果、金属プレートの下部の下部が膨張展開したエ
アバッグ袋体の取付部に、食い込むことを抑制できるた
め、金属プレートの下部によるエアバッグ袋体の取付部
の損傷を低減することができる。
【００１８】請求項６記載の本発明は、請求項５記載の
頭部保護エアバッグ装置において、前記金属プレートは
前記取付部を挟んで一対設けられており、該一対の金属
プレートは前記取付部と伴にカシメ固定され、且つ、一
対の金属プレートのうち車室内側に位置する金属プレー
トのカシメ位置下端とボルトワッシャ外形の下端とを略
一直線上に設定したことを特徴とする。
頭部保護エアバッグ装置において、前記金属プレートは
前記取付部を挟んで一対設けられており、該一対の金属
プレートは前記取付部と伴にカシメ固定され、且つ、一
対の金属プレートのうち車室内側に位置する金属プレー
トのカシメ位置下端とボルトワッシャ外形の下端とを略
一直線上に設定したことを特徴とする。
【００１９】従って、請求項５記載の内容に加えて、エ
アバッグ袋体展開時のエアバッグ袋体から車室内側の金
属プレートの下部に車室内側方向の荷重が作用すると、
金属プレートのカシメ位置下端とボルトワッシャ外形の
下端とを結ぶ直線を中心として、金属プレートの下部が
車室内側方向に確実に曲げ変形する。この結果、金属プ
レートの下部先端を予め曲げ加工したのと同等な上記エ
アバッグ袋体の損傷低減効果が得られる。よって、金属
プレートの下部先端を予め曲げ加工等により屈曲する必
要が無くなり、金属プレートの歩留りが予め曲げ加工す
る場合の歩留りに比べて向上する。
アバッグ袋体展開時のエアバッグ袋体から車室内側の金
属プレートの下部に車室内側方向の荷重が作用すると、
金属プレートのカシメ位置下端とボルトワッシャ外形の
下端とを結ぶ直線を中心として、金属プレートの下部が
車室内側方向に確実に曲げ変形する。この結果、金属プ
レートの下部先端を予め曲げ加工したのと同等な上記エ
アバッグ袋体の損傷低減効果が得られる。よって、金属
プレートの下部先端を予め曲げ加工等により屈曲する必
要が無くなり、金属プレートの歩留りが予め曲げ加工す
る場合の歩留りに比べて向上する。
【００２０】
【発明の実施の形態】本発明の頭部保護エアバッグ装置
の第１実施形態を図１〜図６に従って説明する。
の第１実施形態を図１〜図６に従って説明する。
【００２１】なお、図中矢印ＦＲは車両前方方向を、矢
印ＵＰは車両上方方向を、矢印ＩＮは車幅内側方向を示
す。
印ＵＰは車両上方方向を、矢印ＩＮは車幅内側方向を示
す。
【００２２】図５に示される如く、本実施形態の頭部保
護エアバッグ装置１０は、側突状態を検出するためのセ
ンサ１２と、作動することによりガスを噴出する円柱状
のインフレータ１４と、エアバッグ袋体１６と、を主要
構成要素として構成されている。センサ１２は、センタ
ピラー（Ｂピラー）１８の下端部付近に配設されてお
り、所定値以上の側突荷重が車体側部に作用した場合に
側突状態を検出するようになっている。
護エアバッグ装置１０は、側突状態を検出するためのセ
ンサ１２と、作動することによりガスを噴出する円柱状
のインフレータ１４と、エアバッグ袋体１６と、を主要
構成要素として構成されている。センサ１２は、センタ
ピラー（Ｂピラー）１８の下端部付近に配設されてお
り、所定値以上の側突荷重が車体側部に作用した場合に
側突状態を検出するようになっている。
【００２３】インフレータ１４はフロントピラー（Ａピ
ラー）２０とインストルメントパネル２２との接続部付
近に配設されており、前述したセンサ１２と接続されて
いる。従って、センサ１２が側突状態を検出すると、イ
ンフレータ１４が作動するようになっている。
ラー）２０とインストルメントパネル２２との接続部付
近に配設されており、前述したセンサ１２と接続されて
いる。従って、センサ１２が側突状態を検出すると、イ
ンフレータ１４が作動するようになっている。
【００２４】エアバッグ袋体１６の側面視で上下方向中
間部には、エアバッグ袋体１６の前端固定点と後端固定
点とを結ぶテンションラインＴを横切りエアバッグ袋体
上下方向を長手方向とする複数の非膨張部２４が所定の
間隔で形成されており、これらの非膨張部２４によっ
て、エアバッグ袋体展開時にテンションラインＴを横切
る複数の略平行な円筒状膨張部が形成されるようになっ
ている。
間部には、エアバッグ袋体１６の前端固定点と後端固定
点とを結ぶテンションラインＴを横切りエアバッグ袋体
上下方向を長手方向とする複数の非膨張部２４が所定の
間隔で形成されており、これらの非膨張部２４によっ
て、エアバッグ袋体展開時にテンションラインＴを横切
る複数の略平行な円筒状膨張部が形成されるようになっ
ている。
【００２５】また、エアバッグ袋体１６の前端部１６Ａ
は、インフレータ１４から噴出されたガスが流入される
ようにインフレータ配設位置に配置されており、中間部
１６Ｂの上端縁部はフロントピラー２０及びルーフサイ
ドレール２８に沿って配置され、後端部１６Ｃの上端縁
部はクォータピラー（Ｃピラー）３０付近に配置されて
いる。
は、インフレータ１４から噴出されたガスが流入される
ようにインフレータ配設位置に配置されており、中間部
１６Ｂの上端縁部はフロントピラー２０及びルーフサイ
ドレール２８に沿って配置され、後端部１６Ｃの上端縁
部はクォータピラー（Ｃピラー）３０付近に配置されて
いる。
【００２６】図６に示される如く、エアバッグ袋体１６
は、略上下方向へ蛇腹状に折り畳まれて長尺状にされた
上でフロントピラーガーニッシュ２６とルーフサイドレ
ールガーニッシュ２７とに跨がって収容されている。
は、略上下方向へ蛇腹状に折り畳まれて長尺状にされた
上でフロントピラーガーニッシュ２６とルーフサイドレ
ールガーニッシュ２７とに跨がって収容されている。
【００２７】図４に示される如く、エアバッグ袋体１６
は、一枚の基布１７を下端で二つ折りにしてあり、重ね
合わせた上端縁部１７Ａと、後部１７Ｂを縫合糸１９に
よって縫合して形成されている。エアバッグ袋体１６
は、略平行四辺形状に形成されており、上端縁部１７Ａ
には矩形ベロ状の取付部３５が突出形成されている。こ
れらの取付部３５の略中央部には取付孔３６が穿設され
ており、これらの取付孔３６のピッチは、ボデー側の取
付穴のピッチよりも長く、且つ、エアバッグ袋体展開時
に、フロントピラー２０及びルーフサイドレール２８を
隙間無く覆うことができる長さ以下に設定されている。
なお、エアバッグ袋体１６の非膨張部２４は、縫合糸２
５による縫合とシール剤塗布により形成されている。
は、一枚の基布１７を下端で二つ折りにしてあり、重ね
合わせた上端縁部１７Ａと、後部１７Ｂを縫合糸１９に
よって縫合して形成されている。エアバッグ袋体１６
は、略平行四辺形状に形成されており、上端縁部１７Ａ
には矩形ベロ状の取付部３５が突出形成されている。こ
れらの取付部３５の略中央部には取付孔３６が穿設され
ており、これらの取付孔３６のピッチは、ボデー側の取
付穴のピッチよりも長く、且つ、エアバッグ袋体展開時
に、フロントピラー２０及びルーフサイドレール２８を
隙間無く覆うことができる長さ以下に設定されている。
なお、エアバッグ袋体１６の非膨張部２４は、縫合糸２
５による縫合とシール剤塗布により形成されている。
【００２８】図１に示される如く、フロントピラー２０
は、車室外側に配置された断面ハット状のピラーアウタ
パネル３２と、車室内側に配置された略平板状のピラー
インナパネル３４と、ピラーアウタパネル３２とピラー
インナパネル３４との間に挟持状態で配置された断面略
ハット状のピラーリインフォース３３と、によって閉断
面構造とされている。なお、フロントピラー２０の後端
フランジ部には、オープニングウエザストリップ３８が
弾性的に嵌着されている。
は、車室外側に配置された断面ハット状のピラーアウタ
パネル３２と、車室内側に配置された略平板状のピラー
インナパネル３４と、ピラーアウタパネル３２とピラー
インナパネル３４との間に挟持状態で配置された断面略
ハット状のピラーリインフォース３３と、によって閉断
面構造とされている。なお、フロントピラー２０の後端
フランジ部には、オープニングウエザストリップ３８が
弾性的に嵌着されている。
【００２９】上述したフロントピラー２０におけるピラ
ーインナパネル３４の車室内側には、樹脂製のピラーガ
ーニッシュ２６が配設されている。ピラーガーニッシュ
２６は薄肉とされたバッグ収納部２６Ａと、厚肉とされ
た基部２６Ｂとから成り、エアバッグ袋体展開時には、
バッグ収納部２６Ａが、基部２６Ｂとの境となるヒンジ
部２６Ｃを中心として弾性変形し開く構成となってい
る。なお、バッグ収納部２６Ａ側の端末部は、前述した
オープニングウエザストリップ３８に弾性的に係止され
ている。
ーインナパネル３４の車室内側には、樹脂製のピラーガ
ーニッシュ２６が配設されている。ピラーガーニッシュ
２６は薄肉とされたバッグ収納部２６Ａと、厚肉とされ
た基部２６Ｂとから成り、エアバッグ袋体展開時には、
バッグ収納部２６Ａが、基部２６Ｂとの境となるヒンジ
部２６Ｃを中心として弾性変形し開く構成となってい
る。なお、バッグ収納部２６Ａ側の端末部は、前述した
オープニングウエザストリップ３８に弾性的に係止され
ている。
【００３０】エアバッグ袋体１６の取付部３５は、回り
止め手段としての金属製の位置決めプレート４０、４２
によって挟持されており、これらのプレート４０、４２
を介してピラーインナパネル３４にウエルドナット３７
とボルト３９によって締結固定されている。
止め手段としての金属製の位置決めプレート４０、４２
によって挟持されており、これらのプレート４０、４２
を介してピラーインナパネル３４にウエルドナット３７
とボルト３９によって締結固定されている。
【００３１】図２に示される如く、プレート４０、４２
の略中央部には、ボルト３９が挿通する貫通孔４４が、
取付部３５の取付孔３６と同軸位置に穿設されている。
また、プレート４０、４２には、貫通孔４４の前後方向
両側近傍に、プレート４０、４２をエアバッグ袋体１６
の取付部３５に固定すると共に、両プレート４０、４２
間での取付部３５の回り止めのために、カシメ部４６、
４８が形成されている。さらに、プレート４０、４２の
うちのピラーインナパネル３４側のプレート４０には、
その前側縁部に、切り起こしによって、係合手段として
の爪形状の凸部５０が形成されている。
の略中央部には、ボルト３９が挿通する貫通孔４４が、
取付部３５の取付孔３６と同軸位置に穿設されている。
また、プレート４０、４２には、貫通孔４４の前後方向
両側近傍に、プレート４０、４２をエアバッグ袋体１６
の取付部３５に固定すると共に、両プレート４０、４２
間での取付部３５の回り止めのために、カシメ部４６、
４８が形成されている。さらに、プレート４０、４２の
うちのピラーインナパネル３４側のプレート４０には、
その前側縁部に、切り起こしによって、係合手段として
の爪形状の凸部５０が形成されている。
【００３２】図３に示される如く、プレート４０の凸部
５０は、ピラーインナパネル３４に形成された係合手段
としての穴５２に挿入されており、凸部５０が穴５２に
係合することで、プレート４０とピラーインナパネル３
４（ボデー）との相対回転を防止するようになってい
る。
５０は、ピラーインナパネル３４に形成された係合手段
としての穴５２に挿入されており、凸部５０が穴５２に
係合することで、プレート４０とピラーインナパネル３
４（ボデー）との相対回転を防止するようになってい
る。
【００３３】同様に、ルーフサイドレール２８のインナ
パネルにもにエアバッグ袋体１６の取付部３５がプレー
ト４０、４２を介して取付けられている。
パネルにもにエアバッグ袋体１６の取付部３５がプレー
ト４０、４２を介して取付けられている。
【００３４】次に、本実施形態の作用を説明する。
【００３５】本実施形態の頭部保護エアバッグ装置１０
では、エアバッグ袋体１６をボルト３９によってピラー
インナパネル３４に締結する際に、エアバッグ袋体１６
の取付部３５が締結方向（図２の矢印Ａ方向）に回転し
ようとしても、位置決めプレート４０に形成された凸部
５０が、ピラーインナパネル３４またはルーフサイドレ
ール２８のインナパネルに形成された穴５２に係合する
ことにより、エアバッグ袋体１６の取付部３５とボデー
との相対回転が簡単な構成で確実に防止される。
では、エアバッグ袋体１６をボルト３９によってピラー
インナパネル３４に締結する際に、エアバッグ袋体１６
の取付部３５が締結方向（図２の矢印Ａ方向）に回転し
ようとしても、位置決めプレート４０に形成された凸部
５０が、ピラーインナパネル３４またはルーフサイドレ
ール２８のインナパネルに形成された穴５２に係合する
ことにより、エアバッグ袋体１６の取付部３５とボデー
との相対回転が簡単な構成で確実に防止される。
【００３６】この結果、ボデーにエアバッグ袋体１６の
取付部３５を締結する際に、エアバッグ袋１６体の隣接
する取付部３５間の部位に張力が付与されることがない
ため、エアバッグ袋体展開時に、隣接する取付部３５間
の部位に大きな張力が作用することが無く、取付部３５
の破損を有効に防止できる。また、エアバッグ袋体１６
のボデーへの組付性も向上する。
取付部３５を締結する際に、エアバッグ袋１６体の隣接
する取付部３５間の部位に張力が付与されることがない
ため、エアバッグ袋体展開時に、隣接する取付部３５間
の部位に大きな張力が作用することが無く、取付部３５
の破損を有効に防止できる。また、エアバッグ袋体１６
のボデーへの組付性も向上する。
【００３７】また、エアバッグ袋体膨張時にエアバッグ
袋体１６の取付部３５に作用する荷重を、金属プレート
４０、４２の車両への取付状態によらず、取付部３５の
全長で受けることができる。この結果、取付部３５に穿
設された取付孔３６の上方に荷重が直接作用することが
無いため、エアバッグ袋体１６の取付部３５の破断を有
効に防止できる。また、剛性のある一対の金属プレート
４０、４２が、予め取付部３５と一体的に固定されてい
るので、取付部３５の車両への取付作業性に優れる。
袋体１６の取付部３５に作用する荷重を、金属プレート
４０、４２の車両への取付状態によらず、取付部３５の
全長で受けることができる。この結果、取付部３５に穿
設された取付孔３６の上方に荷重が直接作用することが
無いため、エアバッグ袋体１６の取付部３５の破断を有
効に防止できる。また、剛性のある一対の金属プレート
４０、４２が、予め取付部３５と一体的に固定されてい
るので、取付部３５の車両への取付作業性に優れる。
【００３８】次に、本発明の頭部保護エアバッグ装置の
第２実施形態を図７〜図９に従って説明する。
第２実施形態を図７〜図９に従って説明する。
【００３９】なお、第１実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
同一符号を付してその説明を省略する。
【００４０】図９に示される如く、本実施形態では、エ
アバッグ袋体１６の取付部３５が一対の金属プレート４
０、６０によって挟持されており、これらのプレート４
０、６０と共に一体的に、図示を省略したピラーインナ
パネルとルーフサイドレールインナパネルとにウエルド
ナット３７とボルト３９によって締結固定されている。
なお、本実施形態では車室外側の金属プレート４０に代
えて、車室内側の金属プレート６０の前側縁部に、切り
起こしによって、係合手段としての爪形状の凸部５０が
形成されている。
アバッグ袋体１６の取付部３５が一対の金属プレート４
０、６０によって挟持されており、これらのプレート４
０、６０と共に一体的に、図示を省略したピラーインナ
パネルとルーフサイドレールインナパネルとにウエルド
ナット３７とボルト３９によって締結固定されている。
なお、本実施形態では車室外側の金属プレート４０に代
えて、車室内側の金属プレート６０の前側縁部に、切り
起こしによって、係合手段としての爪形状の凸部５０が
形成されている。
【００４１】図７に示される如く、エアバッグ袋体１６
の取付部３５の車室内側に配設された金属プレート６０
においては、カシメ部４６、４８によるカシメ位置の下
端Ｐ１、Ｐ２とボルトワッシャ３９Ａの外形の下端Ｐ３
とが略一直線Ｌ上に設定されている。
の取付部３５の車室内側に配設された金属プレート６０
においては、カシメ部４６、４８によるカシメ位置の下
端Ｐ１、Ｐ２とボルトワッシャ３９Ａの外形の下端Ｐ３
とが略一直線Ｌ上に設定されている。
【００４２】この結果、図８に示される如く、金属プレ
ート６０の下部６０Ａに車外側方向から車室内方向（図
８の矢印Ｂ方向）への荷重が作用した場合には、金属プ
レート６０の下部６０Ａが二点鎖線で示される如く、直
線Ｌを屈曲線にして車室内方向（図８の矢印Ｂ方向）へ
容易に屈曲するようになっている。
ート６０の下部６０Ａに車外側方向から車室内方向（図
８の矢印Ｂ方向）への荷重が作用した場合には、金属プ
レート６０の下部６０Ａが二点鎖線で示される如く、直
線Ｌを屈曲線にして車室内方向（図８の矢印Ｂ方向）へ
容易に屈曲するようになっている。
【００４３】次に、本実施形態の作用を説明する。
【００４４】本実施形態では、金属プレート４０、６０
を２枚使用して、エアバッグ袋体１６の取付部３５を挟
んでカシメ等により一体的に固定したため、エアバッグ
袋体膨張時にエアバッグ袋体１６の取付部３５に作用す
る荷重を、金属プレート４０、４２の車両への取付状態
によらず、取付部３５の全長で受けることができる。こ
の結果、取付部３５に穿設された取付孔３６の上方に荷
重が直接作用することが無いため、エアバッグ袋体１６
の取付部３５の破断を有効に防止できる。また、剛性の
ある一対の金属プレート４０、６０が、予め取付部３５
と一体的に固定されているので、取付部３５の車両への
取付作業性に優れる。
を２枚使用して、エアバッグ袋体１６の取付部３５を挟
んでカシメ等により一体的に固定したため、エアバッグ
袋体膨張時にエアバッグ袋体１６の取付部３５に作用す
る荷重を、金属プレート４０、４２の車両への取付状態
によらず、取付部３５の全長で受けることができる。こ
の結果、取付部３５に穿設された取付孔３６の上方に荷
重が直接作用することが無いため、エアバッグ袋体１６
の取付部３５の破断を有効に防止できる。また、剛性の
ある一対の金属プレート４０、６０が、予め取付部３５
と一体的に固定されているので、取付部３５の車両への
取付作業性に優れる。
【００４５】また、本実施形態では、エアバッグ袋体展
開時にエアバッグ袋体１６から車室内側の金属プレート
６０の下部６０Ａに車室内側方向（図８の矢印Ｂ方向）
の荷重が作用すると、金属プレート６０の下部６０Ａが
二点鎖線で示される如く、直線Ｌを屈曲線にして車室内
方向（図８の矢印Ｂ方向）へ容易に屈曲するため、金属
プレート６０の下部６０Ａを車室内方向に確実に曲げ変
形させることができる。この結果、膨張展開したエアバ
ッグ袋体１６に、金属プレート６０の下部６０Ａの先端
エッジ６０Ｂ（図８参照）が食い込むことを抑制できる
ため、金属プレート６０の下部６０Ａのエッジ６０Ｂに
よるエアバッグ袋体１６の取付部３５の損傷を低減する
ことができる。
開時にエアバッグ袋体１６から車室内側の金属プレート
６０の下部６０Ａに車室内側方向（図８の矢印Ｂ方向）
の荷重が作用すると、金属プレート６０の下部６０Ａが
二点鎖線で示される如く、直線Ｌを屈曲線にして車室内
方向（図８の矢印Ｂ方向）へ容易に屈曲するため、金属
プレート６０の下部６０Ａを車室内方向に確実に曲げ変
形させることができる。この結果、膨張展開したエアバ
ッグ袋体１６に、金属プレート６０の下部６０Ａの先端
エッジ６０Ｂ（図８参照）が食い込むことを抑制できる
ため、金属プレート６０の下部６０Ａのエッジ６０Ｂに
よるエアバッグ袋体１６の取付部３５の損傷を低減する
ことができる。
【００４６】また、本実施形態では、金属プレート６０
の下部先端を予め曲げ加工したのと同等な上記エアバッ
グ袋体の損傷低減効果が得られるので、金属プレート６
０の下部先端を予め曲げ加工する必要が無い。このた
め、金属プレート６０の歩留りが、予め曲げ加工する場
合の歩留りに比べて向上する。
の下部先端を予め曲げ加工したのと同等な上記エアバッ
グ袋体の損傷低減効果が得られるので、金属プレート６
０の下部先端を予め曲げ加工する必要が無い。このた
め、金属プレート６０の歩留りが、予め曲げ加工する場
合の歩留りに比べて向上する。
【００４７】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、第１実施形態では、図２に示される如
く、カシメ部４６、４８により、プレート４０、４２を
エアバッグ袋体１６の取付部３５に固定したが、これに
代えて、図１０に示される如く、プレート４０、４２の
貫通孔４４の前後方向両側近傍に、ぼたん孔５６を形成
し、これらのぼたん孔５６を使用して、プレート４０、
４２の間にエアバッグ袋体１６の取付部３５を糸５４で
縫合した構成としても良い。また、接着によりプレート
４０、４２をエアバッグ袋体１６の取付部３５に固定し
ても良い。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、第１実施形態では、図２に示される如
く、カシメ部４６、４８により、プレート４０、４２を
エアバッグ袋体１６の取付部３５に固定したが、これに
代えて、図１０に示される如く、プレート４０、４２の
貫通孔４４の前後方向両側近傍に、ぼたん孔５６を形成
し、これらのぼたん孔５６を使用して、プレート４０、
４２の間にエアバッグ袋体１６の取付部３５を糸５４で
縫合した構成としても良い。また、接着によりプレート
４０、４２をエアバッグ袋体１６の取付部３５に固定し
ても良い。
【００４８】また、ピラーインナパネル３４に形成され
た係合手段としての穴５２に代えて、凹部、切欠等の他
の係合手段としても良く、プレート４０に形成する凸部
５０も本実施形態の切り起こしに代えて、プレス等の他
の方法で形成しても良い。
た係合手段としての穴５２に代えて、凹部、切欠等の他
の係合手段としても良く、プレート４０に形成する凸部
５０も本実施形態の切り起こしに代えて、プレス等の他
の方法で形成しても良い。
【００４９】なお、折り畳まれたエアバッグ袋体１６
を、長尺のケース内に格納した状態でフロントピラー２
０からルーフサイドレール２８に跨がって配置する場合
には、ケースと一体の回り止め手段を設けるのが望まし
い。
を、長尺のケース内に格納した状態でフロントピラー２
０からルーフサイドレール２８に跨がって配置する場合
には、ケースと一体の回り止め手段を設けるのが望まし
い。
【００５０】また、第２実施形態では、図７に示される
如く、金属プレート６０のカシメ部４６、４８によるカ
シメ位置の下端Ｐ１、Ｐ２とボルトワッシャ３９Ａの外
形の下端Ｐ３とを略一直線Ｌ上に設定し、エアバッグ袋
体展開時に金属プレート６０の下部６０Ａが直線Ｌを屈
曲線にして車室内方向へ容易に屈曲する構成としたが、
これに代えて、直線Ｌに沿って金属プレート６０の肉厚
を薄くした構成、直線Ｌに沿って金属プレート６０にミ
シン目を形成した構成等の他の構成によって、エアバッ
グ袋体展開時に金属プレート６０の下部６０Ａが直線Ｌ
を屈曲線にして車室内方向へ容易に屈曲する構成として
も良い。
如く、金属プレート６０のカシメ部４６、４８によるカ
シメ位置の下端Ｐ１、Ｐ２とボルトワッシャ３９Ａの外
形の下端Ｐ３とを略一直線Ｌ上に設定し、エアバッグ袋
体展開時に金属プレート６０の下部６０Ａが直線Ｌを屈
曲線にして車室内方向へ容易に屈曲する構成としたが、
これに代えて、直線Ｌに沿って金属プレート６０の肉厚
を薄くした構成、直線Ｌに沿って金属プレート６０にミ
シン目を形成した構成等の他の構成によって、エアバッ
グ袋体展開時に金属プレート６０の下部６０Ａが直線Ｌ
を屈曲線にして車室内方向へ容易に屈曲する構成として
も良い。
【００５１】また、本発明の頭部保護エアバッグ装置
は、クォータピラー（Ｃピラー）３０側にインフレータ
を配設した構成にも適用可能である。
は、クォータピラー（Ｃピラー）３０側にインフレータ
を配設した構成にも適用可能である。
【００５２】
【発明の効果】請求項１記載の本発明は、カーテン状エ
アバッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって
格納すると共に、前記エアバッグ袋体の上縁部に突出形
成した複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保
護エアバッグ装置において、取付部を回り止め手段を介
してボデー側部に締結固定したため、ボデーへの組付時
に発生するエアバッグ袋体の取付部の締結方向への回転
を防止できるという優れた効果を有する。
アバッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって
格納すると共に、前記エアバッグ袋体の上縁部に突出形
成した複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保
護エアバッグ装置において、取付部を回り止め手段を介
してボデー側部に締結固定したため、ボデーへの組付時
に発生するエアバッグ袋体の取付部の締結方向への回転
を防止できるという優れた効果を有する。
【００５３】請求項２記載の本発明は、請求項１記載の
頭部保護エアバッグ装置において、回り止め手段はエア
バッグ袋体の取付部に予め固定された位置決めプレート
と、位置決めプレートとボデーとの相対回転を防止する
係合手段と、から成るため、ボデーへの組付時に発生す
るエアバッグ袋体の取付部の締結方向への回転を確実に
防止できるという優れた効果を有する。
頭部保護エアバッグ装置において、回り止め手段はエア
バッグ袋体の取付部に予め固定された位置決めプレート
と、位置決めプレートとボデーとの相対回転を防止する
係合手段と、から成るため、ボデーへの組付時に発生す
るエアバッグ袋体の取付部の締結方向への回転を確実に
防止できるという優れた効果を有する。
【００５４】請求項３記載の本発明は、請求項２記載の
頭部保護エアバッグ装置において、係合手段は、位置決
めプレートとボデーとの一方に形成された穴と、位置決
めプレートとボデーとの他方に形成され穴に係合する凸
部と、から成るため、ボデーへの組付時に発生するエア
バッグ袋体の取付部の締結方向への回転を簡単な構成で
確実に防止できるという優れた効果を有する。
頭部保護エアバッグ装置において、係合手段は、位置決
めプレートとボデーとの一方に形成された穴と、位置決
めプレートとボデーとの他方に形成され穴に係合する凸
部と、から成るため、ボデーへの組付時に発生するエア
バッグ袋体の取付部の締結方向への回転を簡単な構成で
確実に防止できるという優れた効果を有する。
【００５５】請求項４記載の本発明は、カーテン状エア
バッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって格
納すると共に、エアバッグ袋体の上縁部に突出形成した
複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保護エア
バッグ装置において、取付部を予め一対の金属プレート
で挟んで、該一対の金属プレートと取付部とを一体的に
固定したため、エアバッグ袋体の取付部の破断を有効に
防止することができるという優れた効果を有する。
バッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって格
納すると共に、エアバッグ袋体の上縁部に突出形成した
複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保護エア
バッグ装置において、取付部を予め一対の金属プレート
で挟んで、該一対の金属プレートと取付部とを一体的に
固定したため、エアバッグ袋体の取付部の破断を有効に
防止することができるという優れた効果を有する。
【００５６】請求項５記載の本発明は、カーテン状エア
バッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって格
納すると共に、エアバッグ袋体の上縁部に突出形成した
複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保護エア
バッグ装置において、取付部の少なくとも車室内側に金
属プレートを一体的に固定すると共に、金属プレートの
下部をエアバッグ袋体展開時に車室内側に向けて曲げ変
形可能にしたため、金属プレートの下部によるエアバッ
グ袋体の取付部の損傷を低減することがきるという優れ
た効果を有する。
バッグ袋体をピラーとルーフサイドレールに跨がって格
納すると共に、エアバッグ袋体の上縁部に突出形成した
複数の取付部をボデー側部に締結固定した頭部保護エア
バッグ装置において、取付部の少なくとも車室内側に金
属プレートを一体的に固定すると共に、金属プレートの
下部をエアバッグ袋体展開時に車室内側に向けて曲げ変
形可能にしたため、金属プレートの下部によるエアバッ
グ袋体の取付部の損傷を低減することがきるという優れ
た効果を有する。
【００５７】請求項６記載の本発明は、請求項５記載の
頭部保護エアバッグ装置において、金属プレートは取付
部を挟んで一対設けられており、一対の金属プレートは
取付部と伴にカシメ固定され、且つ、一対の金属プレー
トのうち車室内側に位置する金属プレートのカシメ位置
下端とボルトワッシャ外形の下端とを略一直線上に設定
したため、請求項５記載の効果に加えて、金属プレート
の下部先端を予め曲げ加工する必要が無くなり、金属プ
レートの歩留りが向上するという優れた効果を有する。
頭部保護エアバッグ装置において、金属プレートは取付
部を挟んで一対設けられており、一対の金属プレートは
取付部と伴にカシメ固定され、且つ、一対の金属プレー
トのうち車室内側に位置する金属プレートのカシメ位置
下端とボルトワッシャ外形の下端とを略一直線上に設定
したため、請求項５記載の効果に加えて、金属プレート
の下部先端を予め曲げ加工する必要が無くなり、金属プ
レートの歩留りが向上するという優れた効果を有する。
【図１】図６の１−１線に沿った拡大断面図である。
【図２】本発明の第１実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置の要部を一部仮想線で示す車両内側から見た側面
図である。
グ装置の要部を一部仮想線で示す車両内側から見た側面
図である。
【図３】図２の３−３線に沿った断面図である。
【図４】本発明の第１実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置におけるエアバッグ袋体の展開状態を示す概略側
面図である。
グ装置におけるエアバッグ袋体の展開状態を示す概略側
面図である。
【図５】本発明の第１実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置におけるエアバッグ袋体の膨張展開状態を示す概
略側面図である。
グ装置におけるエアバッグ袋体の膨張展開状態を示す概
略側面図である。
【図６】本発明の第１実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置におけるエアバッグ袋体の格納状態を示す概略側
面図である。
グ装置におけるエアバッグ袋体の格納状態を示す概略側
面図である。
【図７】本発明の第２実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置の要部を一部仮想線で示す車両内側から見た側面
図である。
グ装置の要部を一部仮想線で示す車両内側から見た側面
図である。
【図８】本発明の第２実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置の要部を示す図１に対応する拡大断面図である。
グ装置の要部を示す図１に対応する拡大断面図である。
【図９】本発明の第２実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ装置の要部を示す車両前側内方から見た分解斜視図あ
る。
グ装置の要部を示す車両前側内方から見た分解斜視図あ
る。
【図１０】本発明の第１実施形態の変形例に係る頭部保
護エアバッグ装置の要部を一部仮想線で示す車両内側か
ら見た側面図である。
護エアバッグ装置の要部を一部仮想線で示す車両内側か
ら見た側面図である。
【図１１】従来の実施形態に係る頭部保護エアバッグ装
置におけるエアバッグ袋体の展開完了状態を示す概略側
面図である。
置におけるエアバッグ袋体の展開完了状態を示す概略側
面図である。
１０ 頭部保護エアバッグ装置 １４ インフレータ １６ エアバッグ袋体 １８ センタピラー ２０ フロントピラー ２８ ルーフサイドレール ３４ ピラーインナパネル ３５ エアバッグ袋体の取付部 ３６ エアバッグ袋体の取付孔 ３７ ウエルドナット ３９ ボルト ４０ 位置決めプレート（回り止め手段） ４２ 位置決めプレート ４６ カシメ部 ４８ カシメ部 ５０ 凸部（係合手段） ５２ 穴（係合手段） ５４ 糸 ５６ ぼたん孔 ６０ 金属プレート ６０Ａ 金属プレートの下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石山 広志 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 棚瀬 利則 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑１ 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 落合 康雄 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑１ 番地 豊田合成株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 カーテン状エアバッグ袋体をピラーとル
ーフサイドレールに跨がって格納すると共に、前記エア
バッグ袋体の上縁部に突出形成した複数の取付部をボデ
ー側部に締結固定した頭部保護エアバッグ装置におい
て、 前記取付部を回り止め手段を介してボデー側部に締結固
定したことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。 - 【請求項２】 前記回り止め手段は前記エアバッグ袋体
の取付部に予め固定された位置決めプレートと、該位置
決めプレートとボデーとの相対回転を防止する係合手段
と、から成ることを特徴とする請求項１記載の頭部保護
エアバッグ装置。 - 【請求項３】 前記係合手段は、前記位置決めプレート
とボデーとの一方に形成された穴と、前記位置決めプレ
ートとボデーとの他方に形成され前記穴に係合する凸部
と、から成ることを特徴とする請求項２記載の頭部保護
エアバッグ装置。 - 【請求項４】 カーテン状エアバッグ袋体をピラーとル
ーフサイドレールに跨がって格納すると共に、前記エア
バッグ袋体の上縁部に突出形成した複数の取付部をボデ
ー側部に締結固定した頭部保護エアバッグ装置におい
て、 前記取付部を予め一対の金属プレートで挟んで、該一対
の金属プレートと前記取付部とを一体的に固定したこと
を特徴とする頭部保護エアバッグ装置。 - 【請求項５】 カーテン状エアバッグ袋体をピラーとル
ーフサイドレールに跨がって格納すると共に、前記エア
バッグ袋体の上縁部に突出形成した複数の取付部をボデ
ー側部に締結固定した頭部保護エアバッグ装置におい
て、 前記取付部の少なくとも車室内側に金属プレートを一体
的に固定すると共に、該金属プレートの下部をエアバッ
グ袋体展開時に車室内側に向けて曲げ変形可能にしたこ
とを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。 - 【請求項６】 前記金属プレートは前記取付部を挟んで
一対設けられており、該一対の金属プレートは前記取付
部と共にカシメ固定され、且つ、一対の金属プレートの
うち車室内側に位置する金属プレートのカシメ位置下端
とボルトワッシャ外形の下端とを略一直線上に設定した
ことを特徴とする請求項５記載の頭部保護エアバッグ装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10128595A JP2920291B2 (ja) | 1997-08-28 | 1998-05-12 | 頭部保護エアバッグ装置 |
| EP98116242A EP0899171B1 (en) | 1997-08-28 | 1998-08-27 | Head-protecting air bag device |
| US09/141,728 US6279941B1 (en) | 1997-08-28 | 1998-08-27 | Head-protecting air bag device |
| DE69815966T DE69815966T2 (de) | 1997-08-28 | 1998-08-27 | Gaskissen- Kopfschutz-Vorrichtung |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-233077 | 1997-08-28 | ||
| JP23307797 | 1997-08-28 | ||
| JP10128595A JP2920291B2 (ja) | 1997-08-28 | 1998-05-12 | 頭部保護エアバッグ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11129857A true JPH11129857A (ja) | 1999-05-18 |
| JP2920291B2 JP2920291B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=26464200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10128595A Expired - Lifetime JP2920291B2 (ja) | 1997-08-28 | 1998-05-12 | 頭部保護エアバッグ装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6279941B1 (ja) |
| EP (1) | EP0899171B1 (ja) |
| JP (1) | JP2920291B2 (ja) |
| DE (1) | DE69815966T2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002370602A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Nippon Plast Co Ltd | 自動車の側突用エアバッグ装置 |
| JP2003034207A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-04 | Takata Corp | 布シートの車体への取付構造 |
| US6974151B2 (en) | 2002-09-09 | 2005-12-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Passenger protecting apparatus |
| JP2008247382A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Newfrey Llc | エアバッグ・ブラケット／ファスナ |
| JP2010149856A (ja) * | 2006-03-14 | 2010-07-08 | Delphi Korea Llc | 車両用サイドエアバックの固定ブラケット |
| US7874579B2 (en) | 2008-06-09 | 2011-01-25 | Takata Corporation | Curtain airbag bracket and curtain airbag device |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001047962A (ja) * | 1999-08-09 | 2001-02-20 | Takata Corp | 自動車乗員頭部の保護バッグ、保護装置及び自動車 |
| US7213836B2 (en) * | 2004-08-25 | 2007-05-08 | Key Safety Systems, Inc. | Curtain air bag module |
| JP4601388B2 (ja) * | 2004-10-20 | 2010-12-22 | カルソニックカンセイ株式会社 | エアバッグ取付部構造 |
| JP4345637B2 (ja) * | 2004-10-21 | 2009-10-14 | 豊田合成株式会社 | エアバッグ装置 |
| US20060197317A1 (en) * | 2005-03-07 | 2006-09-07 | Takata Corporation | Airbag attachment structure |
| JP4736665B2 (ja) * | 2005-09-20 | 2011-07-27 | タカタ株式会社 | カーテンエアバッグ取付金具及び取付構造、並びにカーテンエアバッグ装置 |
| JP2007191028A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Takata Corp | カーテンエアバッグ装置 |
| KR200417596Y1 (ko) * | 2006-03-14 | 2006-06-02 | 델파이코리아 주식회사 | 차량용 사이드 에어백의 고정장치 |
| US7607684B2 (en) * | 2006-03-20 | 2009-10-27 | Nissan Technical Center North America, Inc. | Integrated inflatable curtain deployment ramp into vehicle body trim |
| DE102006041704B4 (de) * | 2006-09-06 | 2017-01-26 | Autoliv Development Ab | Vorhanggassack-Einheit |
| JP5527534B2 (ja) * | 2010-06-11 | 2014-06-18 | スズキ株式会社 | 自動車のルーフ構造 |
| JP5546429B2 (ja) * | 2010-11-25 | 2014-07-09 | 芦森工業株式会社 | エアバッグ装置 |
| CN106143389B (zh) * | 2015-04-07 | 2020-10-27 | 福特环球技术公司 | 气囊连接件以及包含所述气囊连接件的车辆气囊*** |
| DE202018106999U1 (de) * | 2018-12-07 | 2020-03-10 | Dalphi Metal Espana, S.A. | Befestigungselement zur fahrzeugseitigen Montage eines Gassackmoduls |
| KR102641419B1 (ko) * | 2019-04-12 | 2024-02-27 | 현대모비스 주식회사 | 커튼 에어백 장치 |
Family Cites Families (31)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542519A (en) | 1977-06-08 | 1979-01-10 | Hitachi Ltd | Vaporizing combustion device |
| US4688960A (en) * | 1986-06-30 | 1987-08-25 | Chrysler Motors Corporation | Self-clinching plate fastening arrangement |
| US5201564A (en) * | 1989-08-16 | 1993-04-13 | Prince Corporation | Snap-in visor mount |
| JPH0493243A (ja) | 1990-08-09 | 1992-03-26 | Nissha Printing Co Ltd | 金属被膜を有する不織布の製造方法 |
| JP2920166B2 (ja) | 1992-07-13 | 1999-07-19 | 東洋ゴム工業株式会社 | エアバッグ装置 |
| JP3759966B2 (ja) | 1993-02-01 | 2006-03-29 | マツダ株式会社 | 自動車の乗員保護装置 |
| US5480181A (en) | 1993-02-19 | 1996-01-02 | Simula Inc. | Side impact head strike protection system |
| US5322322A (en) | 1993-02-19 | 1994-06-21 | Simula Inc. | Side impact head strike protection system |
| JPH06344841A (ja) | 1993-06-11 | 1994-12-20 | Honda Motor Co Ltd | 車両用乗員保護装置 |
| US5540459A (en) | 1994-10-05 | 1996-07-30 | Ford Motor Company | Roof rail mounted airbag assembly |
| GB2333075B (en) | 1995-02-20 | 1999-08-25 | Autoliv Dev | Improvements in or relating to a safety device |
| JPH08301060A (ja) | 1995-05-10 | 1996-11-19 | Ikeda Bussan Co Ltd | インフレータ取付け構造 |
| US5605346A (en) | 1995-08-28 | 1997-02-25 | General Motors Corporation | Side mounted air bag module |
| JPH09109817A (ja) | 1995-10-19 | 1997-04-28 | Nippon Seiko Kk | エアバッグ装置 |
| US5588672A (en) | 1995-10-20 | 1996-12-31 | Takata, Inc. | Side impact head restraint with inflatable deployment |
| US5660414A (en) | 1995-11-02 | 1997-08-26 | Takata Inc. | Side impact head restraint system |
| JP3085170B2 (ja) * | 1995-12-11 | 2000-09-04 | トヨタ自動車株式会社 | エアバッグ装置 |
| US5755457A (en) * | 1995-11-30 | 1998-05-26 | Becker Group Europe Gmbh | Air bag device |
| JPH09207701A (ja) * | 1996-02-07 | 1997-08-12 | Tokai Rika Co Ltd | エアバッグ装置 |
| DE29603316U1 (de) * | 1996-02-23 | 1996-06-20 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh, 73551 Alfdorf | Seitenaufprall-Schutzeinrichtung für Fahrzeuginsassen |
| JP3218966B2 (ja) * | 1996-03-13 | 2001-10-15 | 豊田合成株式会社 | エアバッグ装置を内蔵したガーニッシュ部材 |
| JPH09249089A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Tokai Rika Co Ltd | エアバッグ装置 |
| DE29605896U1 (de) * | 1996-03-29 | 1996-07-25 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh, 73551 Alfdorf | Seitenaufprall-Schutzeinrichtung für Fahrzeuginsassen |
| JP3427289B2 (ja) * | 1996-05-30 | 2003-07-14 | 豊田合成株式会社 | ガーニッシュ |
| JPH1071912A (ja) * | 1996-06-26 | 1998-03-17 | Tokai Rika Co Ltd | エアバッグ装置 |
| GB9619613D0 (en) * | 1996-09-19 | 1996-10-30 | Breed Automotive Tech | An inflatable restraint for a vehicle |
| US5700029A (en) * | 1996-10-01 | 1997-12-23 | Morton International, Inc. | Airbag module mounting bracket with bendable mounting arms |
| JP3510061B2 (ja) * | 1996-11-07 | 2004-03-22 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車の乗員保護装置 |
| JPH10138885A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-26 | Daifuku Co Ltd | 車両検査設備 |
| DE19718203A1 (de) * | 1997-04-30 | 1998-11-05 | Daimler Benz Ag | Airbagvorhang, insbesondere für eine Fahrzeugscheibe |
| US5924723A (en) * | 1997-06-27 | 1999-07-20 | Breed Automotive Technology, Inc. | Side safety barrier device |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP10128595A patent/JP2920291B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1998-08-27 DE DE69815966T patent/DE69815966T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-08-27 EP EP98116242A patent/EP0899171B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-08-27 US US09/141,728 patent/US6279941B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002370602A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Nippon Plast Co Ltd | 自動車の側突用エアバッグ装置 |
| JP2003034207A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-04 | Takata Corp | 布シートの車体への取付構造 |
| US7370878B2 (en) | 2001-07-23 | 2008-05-13 | Takata Corporation | Structure for attaching a fabric sheet to a vehicle body |
| US6974151B2 (en) | 2002-09-09 | 2005-12-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Passenger protecting apparatus |
| JP2010149856A (ja) * | 2006-03-14 | 2010-07-08 | Delphi Korea Llc | 車両用サイドエアバックの固定ブラケット |
| JP2008247382A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Newfrey Llc | エアバッグ・ブラケット／ファスナ |
| JP2013166556A (ja) * | 2007-03-29 | 2013-08-29 | Newfrey Llc | エアバッグ・ブラケット／ファスナ |
| US7874579B2 (en) | 2008-06-09 | 2011-01-25 | Takata Corporation | Curtain airbag bracket and curtain airbag device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0899171A1 (en) | 1999-03-03 |
| DE69815966T2 (de) | 2004-01-29 |
| DE69815966D1 (de) | 2003-08-07 |
| EP0899171B1 (en) | 2003-07-02 |
| JP2920291B2 (ja) | 1999-07-19 |
| US6279941B1 (en) | 2001-08-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2920291B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
| JP3110709B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置 | |
| JP3093199B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置の配設構造 | |
| EP2156993B1 (en) | Curtain air bag device and method for manufacturing the same | |
| JPH11115674A (ja) | 頭部保護エアバッグ袋体の配設構造 | |
| JP2001039259A (ja) | 自動車用乗員保護装置の配設構造 | |
| JPH1191489A (ja) | 頭部保護エアバッグ袋体を搭載した車両の内装品取付構造 | |
| JPH1191490A (ja) | 頭部保護エアバッグ袋体の配設構造 | |
| JPH11263184A (ja) | 車両用頭部保護エアバッグ装置 | |
| JP2001219807A (ja) | カーテンエアバッグ付き車両のクォータウィンドガーニッシュ部の構造 | |
| JP2002211345A (ja) | 頭部保護エアバッグ袋体を内臓したピラーガーニッシュ | |
| JP2001114058A (ja) | 自動車乗員頭部の保護バッグ、保護装置及び自動車 | |
| JP3608524B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置の取付構造 | |
| JP2002053005A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置の配設構造 | |
| JP3560127B2 (ja) | 前後席用頭部保護エアバッグ装置 | |
| JP3261048B2 (ja) | 自動車用乗員保護装置の固定構造 | |
| JP4744278B2 (ja) | 非乗員保護装置 | |
| JP3444789B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ袋体の固定構造 | |
| JP3234564B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ装置の組付方法 | |
| JP3474109B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ袋体の固定構造 | |
| JPH10138857A (ja) | 自動車の乗員保護装置 | |
| JPH10291458A (ja) | 自動車用乗員保護装置の配設構造 | |
| JP3200589B2 (ja) | 頭部保護エアバッグ袋体を格納したフロントピラーガーニッシュの配設構造 | |
| JP2000052905A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置の配設構造 | |
| JPH11301400A (ja) | 頭部保護エアバッグ装置の配設構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430 Year of fee payment: 15 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |