JP5527534B2 - 自動車のルーフ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、
乗員の頭部を保護するエアバッグが取り付けブラケットを介してフロントピラーとルーフサイドとにわたって取り付けられている自動車のルーフ構造に関する。
上記のエアバッグは側面衝突などの際にルーフサイドからサイドドアのガラス部と乗員との間に膨張展開して乗員の頭部を保護する。(特許文献1参照)
従来、前記取り付けブラケットは、フロントピラートリムの上端部とヘッドライナーとの合わせ部(重なり部)から離れた箇所に配置されていた。
特開2002−211345号公報
上記の自動車のルーフ構造では、フロントピラートリムとヘッドライナーの裏側にエアバッグの袋体が収容されている。この袋体は軟らかい布材から成り、ロール状に巻かれたり折り畳まれたりして前記フロントピラートリムとヘッドライナーの裏側に収容されていることから、フロントピラートリムとヘッドライナーの端部同士が重なる合わせ部は、袋体の広がりに起因して他の個所に比べて浮き(合わせ部が車室内側に浮き上がってくること)が生じやすくなっている。そして、ヘッドライナー側の合わせ部は、ヘッドライナーが大型で板厚が薄いので、小型で剛性を確保できるフロントピラートリム側の合わせ部よりも剛性が低くて浮きがより生じやすい。
上記従来の構造によれば、前記取り付けブラケットは、フロントピラートリムの上端部とヘッドライナーとの合わせ部から離れた箇所に配置されているために、取り付けブラケットで袋体の広がりを抑えることが困難であった。その結果、前記ヘッドライナーの浮きを抑えることが困難になって合わせ部の外観が低下していた。
前記合わせ部を固定するクリップ等の数を増やすことや、フロントピラートリムの上端部とヘッドライナーとの合わせ部を安定させるためのホルダーをヘッドライナーに対して設けることも考えられるが、これらの手段ではエアバッグの膨張展開が妨げられる虞がある。また、エアバッグにスペースを取られて前記合わせ部の固定のためのスペースを増やせない等の問題もある。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、フロントピラーとルーフサイドとにわたって乗員の頭部の保護用のエアバッグを内蔵した自動車のルーフ構造において、フロントピラートリムとヘッドライナーの合わせ部の浮きを防止し、合わせ部の外観を安定させることができる自動車のルーフ構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
乗員の頭部を保護するエアバッグが取り付けブラケットを介してフロントピラーとルーフサイドとにわたって取り付けられている自動車のルーフ構造であって、
前記取り付けブラケットは、フロントピラートリムの上端部とヘッドライナーとの合わせ部の周辺の裏側に配置されて、前記エアバッグの袋体の広がりを抑え
前記フロントピラーとルーフサイドに形成されたドア用の開口周縁部にオープニングトリムの取り付け基部が取り付けられ、
前記オープニングトリムの取り付け基部に設けられたリップと前記取り付けブラケットに設けられた挟持部とが前記ヘッドライナーの車幅方向の端部を挟持し、
前記取り付けブラケットは前記エアバッグの袋体を保持する保持部を備え、
前記取り付けブラケットは前記エアバッグの袋体よりも車幅方向外側に位置し、
前記挟持部は前記保持部から車幅方向外側に延び、
前記エアバッグの袋体に縫製された接続片を介して前記取り付けブラケットが前記袋体に接続している点にある。(請求項1)
この構成によれば、前記取り付けブラケットは、フロントピラートリムの上端部とヘッドライナーとの合わせ部の周辺の裏側に配置されて袋体の広がりを抑えているから、ヘッドライナーの浮きを抑えることができる。
従って、前記浮きを防ぐ手段として合わせ部を固定するクリップ等の数を増やす必要がなく、フロントピラートリムの上端部とヘッドライナーとの合わせ部を安定させるためのホルダーをヘッドライナーに対して設ける必要がなくなる。
その結果、エアバッグの展開が阻害されることがなく、ルーフサイドやフロントピラーに設けられる他のハーネスやドレインホースのレイアウトの自由度を上げることができる。さらに、部品点数を削減することができて、製造コストを抑制することができるとともに、組み付け工数を低減することができる
また、オープニングトリムの取り付け基部に設けられたリップと前記取り付けブラケットに設けられた挟持部とが前記ヘッドライナーの車幅方向の端部を挟持しているから、ヘッドライナーの浮きを確実に防止することができる。
また、ヘッドライナーを室内側から押す力が生じた場合にも、ヘッドライナーの裏側の取り付けブラケットの挟持部によりしっかりと力を受け止めるので、ヘッドライナーの車幅方向の端部が撓むことを防止できて、ヘッドライナーの剛性が不足している印象を与えることを防止でき、高級感のある内装構造を演出することができる。
さらに、前記挟持部は前記保持部から車幅方向外側に延びているから、カーテンエアバッグの膨張展開時に挟持部がカーテンエアバッグの膨張展開の妨げとならない。(請求項1)
本発明において、
前記取り付けブラケットは取り付けボルトでフロントピラーパネル又はルーフサイドパネルに取り付け固定され、
前記フロントピラーパネル又は前記ルーフサイドパネルに形成された被係止部に係止して前記取り付けブラケットの回転を阻止する係止部が前記取り付けブラケットに形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項
前記フロントピラーパネル又は前記ルーフサイドパネルに形成された被係止部に係止して前記取り付けブラケットの回転を阻止する係止部が前記取り付けブラケットに形成されているから、取り付けブラケットのヘッドライナーに対する位置ずれを防止することができる。
そして、前記取り付けボルトが1個だけ設けられていても取り付けブラケットの回転を阻止することができ、例えば、複数の取り付けボルトで取り付けブラケットをフロントピラーパネル又はルーフサイドパネルに取り付け固定して取り付けブラケットの回転を阻止する構造に比べると、部品点数を少なくすることができるとともに、取り付けボルトによる取り付け作業にかかる手間を軽減することができる。
また、取り付けボルトによる取り付けブラケットのフロントピラーパネル又はルーフサイドパネルに対する取り付け固定時に、取り付けブラケットが回転することを阻止することができ、取り付け作業の作業性を向上させることができる。(請求項
本発明によれば、フロントピラーとルーフサイドとにわたって乗員の頭部の保護用のエアバッグを内蔵した自動車のルーフ構造において、フロントピラートリムとヘッドライナーの合わせ部の浮きを防止し、合わせ部の外観を安定させることができ、しかも、ルーフサイドやフロントピラーに設けられる他のハーネスやドレインホースのレイアウトの自由度を上げることができ、部品点数を削減することができて、製造コストを抑制することができるとともに、組み付け工数を低減することができる自動車のルーフ構造を提供することができた。
車体側部上方のフロントピラーからルーフサイドにかけて、乗員の頭部保護用のエアバッグを取り付ける様子を示す分解斜視図 フロントピラートリム、ヘッドライナー、オープニングトリム等を車体に取り付ける様子を示す分解斜視図 取り付けブラケットの取り付け構造を示す図 図3のA−A断面図 図3のX矢視図 取り付けブラケットの回転止め機構を示す図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図2に示すように、自動車の左右一対のルーフサイド1間に複数のルーフメンバ2が車両前後方向に間隔を空けて架設され、左右一対のルーフサイド1とルーフメンバ2に上方からルーフパネル27(図4参照)が取り付けられている。
また、左右一対のルーフサイド1とルーフメンバ2に下方からヘッドライナー3が取り付けられ、ルーフサイド1・フロントピラー4等に形成されたフロントドア用の開口周縁部(後述のルーフサイド1の下端部1B・フロントピラー4の後端部4B等)にオープニングトリム6が取り付けられている。そして、図1に示すように、乗員の頭部を保護するエアバッグ7が複数の取り付けブラケット8を介してフロントピラー4とルーフサイド1とにわたって取り付けられている。
[エアバッグ7の構造]
前記エアバッグ7はルーフサイド1とフロントピラー4に内蔵される長尺の袋体25と、この袋体25にガスを供給して袋体25を瞬時に膨張展開させるインフレータ60(図1参照)とを備えている。インフレータ60から袋体25にガスが供給されると袋体25が瞬時に膨張展開し、サイドドアのガラス部と乗員との間に入り込んで乗員の頭部を保護する。
[フロントピラー4の構造]
図4に示すように、フロントピラー4は、幅方向の中間部が斜め外側前方に断面コの字状に膨出したサイドボディアウタパネル28と、幅方向の中間部が車幅方向外側W2に断面コの字状に膨出したフロントピラーリンフォース9と、幅方向の中間部が車幅方向内側W1に断面L字状に膨出したフロントピラーインナパネル10(フロントピラーパネルに相当)とを備えている。符号26はウインドシールドガラスである。
そして、サイドボディアウタパネル28とフロントピラーリンフォース9とルーフサイドインナパネル10の前端部(車両前方側Frの端部)28A,9A,10A同士が重ね合わされるとともに、サイドボディアウタパネル28の前端部28Aにルーフパネル27の前端部の車幅方向外側W2の端部27Aが前方から重ね合わされてこれら四者が一体に溶接接合されている。
また、サイドボディアウタパネル28とフロントピラーリンフォース9とフロントピラーインナパネル10の後端部28B,9B,10B(車両後方側Rrの端部であり、フロントドア用の開口周縁部に相当、以下、「フロントピラー4の後端部4B」と称する)同士が互いに重ね合わされて溶接接合されている。ヘッドライナー3の車幅方向の端部3Kは断面L字状に形成されて、前記端部3Kの端縁3K1が、フロントピラー4の後端部4Bに隙間Sを空けて車幅方向で対向している。
そして、前記フロントピラー4の後端部4Bにオープニングトリム6のU字状の取り付け基部11が外嵌し、取り付け基部11の車室内側W1の側壁11S1が前記隙間Sに入り込んでいる。取り付け基部11の車室外側W2の側壁11S2にはフロントドアに圧縮される中空シール部12が設けられている。
さらに、取り付け基部11の底部13から車室内側W1(車幅方向内側W1)にリップ14が延びている。リップ14はフロントドア用の開口の内方側に凸の断面円弧状に形成され、取り付けブラケット8に設けられた挟持部23と共にヘッドライナー3の車幅方向の端部3Kを挟持している。
[ルーフサイド1の構造]
ルーフサイド1は、幅方向の中間部が車室外側W2(車幅方向外側W2)に膨出した車両前後方向に長いサイドボディアウタパネル28と、幅方向の中間部が車室外側に膨出した車両前後方向に長いルーフサイドリンフォース(図示せず)と、幅方向の中間部が車室内側に膨出した車両前後方向に長いルーフサイドインナパネル29(ルーフサイドパネルに相当、図1,図2参照)とから成る。
そして、サイドボディアウタパネル28とルーフサイドリンフォースとルーフサイドインナパネル29の下端部(ドア用の開口周縁部に相当、以下、「ルーフサイド1の下端部1B」と称する。図1参照)同士が互いに重ね合わされて溶接接合されるとともに、上端部同士が互いに重ね合わされて溶接接合され、ルーフサイド1の下端部1Bにオープニングトリム6の前記U字状の取り付け基部11が外嵌している。オープニングトリム6のリップ14はヘッドライナー3の車幅方向の端部3Kに下側から当接している。
エアバッグ7の袋体25は、ロール状に巻かれ、各所をテープでまとめられた状態でヘッドライナー3の車幅方向の端部3Kとルーフサイド1のルーフサイドインナパネル10の間、及び、フロントピラー4のフロントピラートリム5とフロントピラーインナパネル10との間に収容されている。そして、インフレータからガスを供給された袋体25は、ヘッドライナー3の車幅方向の端部3Kを下方に押し曲げながら、前記隙間Sからサイドドアのガラス部と乗員との間に入り込んで乗員の頭部を保護する。
[取り付けブラケット8の構造]
前記複数の取り付けブラケット8は車両前後方向に間隔を空けて並び、そのうちの1個の取り付けブラケット8は、フロントピラートリム5の上端部とヘッドライナー3との合わせ部33(重なり部)の周辺の裏側(フロントピラートリム5の上端縁の上側)に配置されて、フロントピラーインナパネル10に車室内側W1からボルトB及びナットNで取り付け固定され、袋体25の広がりを抑えている(図4参照)。
図3〜図6に示すように、前記取り付けブラケット8は、取り付けボルトBを挿通させるボルト挿通孔を備えた上端部側の取り付け部18と、上下一対の袋体挿通孔20,21を備えた上下方向中間部側の袋体保持部22(保持部に相当)と、袋体保持部22の下端部の幅方向中央部から車室外側W2に延び、オープニングトリム6のリップ14と共にヘッドライナー3の車幅方向の端部3Kを挟持する挟持部23と、袋体保持部22の上端部から車室外側W2に延びる幅狭のフック24(係止部に相当)とを備え、一枚の金属板をプレス加工して形成されている。取り付けブラケット8はエアバッグ7の袋体25よりも車幅方向外側W2に位置している。
前記取り付け部18の上半部の外周縁は円弧状に形成され、前記フック24は取り付け部18の頂部(上端部)から車室外側W2に延びている。
前記袋体保持部22は取り付け部18よりも幅広に形成され、上側の袋体挿通孔20が三角孔状に形成されるとともに、上側の袋体挿通孔20の各コーナー部が円弧状に形成され、下側の袋体挿通孔21が横長の長孔に形成されている。
エアバッグ7の袋体25には接続片が縫製され、この接続片が下側の袋体挿通孔21と上側の袋体挿通孔20に挿通されるとともに、接続片がループを形成するように折り返されて、折り返し端部が接続片の基端部に縫製されている。このようにして取り付けブラケット8が袋体25に接続している。
前記挟持部23は袋体保持部22よりも幅狭の舌片状に形成されて、袋体保持部22から車幅方向外側W2(車室外側W2)に延びている。つまり、挟持部23は袋体25から離れる方向に延びている。
そして、取り付け部18の挟持部23とオープニングトリム6のリップ14がヘッドライナー3の車幅方向の端部3Kを挟持し、フック24が、フロントピラーインナパネル10に形成されたT字孔31(被係止部に相当)の下端部に挿入係止している。
フック24は前記T字孔31の下端部に挿入係止して取り付けブラケット8の回転を阻止する。前記取り付けボルトBによる取り付けブラケット8のフロントピラーインナパネル10(又はルーフサイドインナパネル29)の取り付け固定時にも取り付けブラケット8の回転を阻止する。これにより、取り付けブラケット8の取り付け作業の作業性を向上させることができる。
上記の構成によれば、
(1) 前記取り付けブラケット8は、フロントピラートリム5の上端部とヘッドライナー3との合わせ部33の周辺の裏側に配置されているから、取り付けブラケット8で袋体25の広がりを抑えることができて、ヘッドライナー3の浮きを抑えることができる。
従って、前記浮きを防ぐ手段として合わせ部33を固定するクリップ等の数を増やす必要がなく、前記合わせ部33を安定させるためのホルダーをヘッドライナー3に対して設ける必要がなくなる。
また、エアバッグ7の展開が阻害されることがなく、ルーフサイド1やフロントピラー4に設けられる他のハーネスやドレインホースのレイアウトの自由度を上げることができる。
さらに、部品点数を削減することができて、製造コストを抑制することができるとともに、組み付け工数を低減することができる。
(2) オープニングトリム6の取り付け基部11に設けられたリップ14と取り付けブラケット8に設けられた挟持部23とがヘッドライナー3の車幅方向の端部3Kを挟持しているから、ヘッドライナー3の浮きを確実に防止することができる。
また、ヘッドライナー3を車室内側から押す力が生じた場合にも、ヘッドライナー3の裏側の取り付けブラケット8の挟持部23によりしっかりと力を受け止めるので、ヘッドライナー3の車幅方向の端部3Kが撓むことを防止できてヘッドライナー3の剛性が不足している印象を与えることを防止でき、高級感のある内装構造を演出することができる。
(3) 前記挟持部23は前記袋体保持部22から車幅方向外側W2(車室外側W2)に延びているから、カーテンエアバッグ7の膨展開時に挟持部23がカーテンエアバッグ7の膨張展開の妨げとならない。
(4) 前記フック24がフロントピラーインナパネル10に形成されたT字孔31の下端部に挿入係止しているから、取り付けブラケット8のヘッドライナー3に対する位置ずれを防止することができる。
そして、前記取り付けボルトBが1個だけ設けられていても取り付けブラケット8の回転(図6の矢印M参照)を阻止することができ、例えば、複数の取り付けボルトBで取り付けブラケット8をフロントピラーインナパネル10に取り付け固定して取り付けブラケット8の回転を阻止する構造に比べると、部品点数を少なくすることができるとともに、取り付けボルトBによる取り付け作業にかかる手間を軽減することができる。
また、取り付けボルトBによる取り付けブラケット8のフロントピラーインナパネル10に対する取り付け固定時に、取り付けブラケット8が回転することを阻止することができ、取り付け作業の作業性を向上させることができる。
[別実施形態]
(1) 前記取り付けブラケット8は取り付けボルトBで前記ルーフサイドインナパネル29に取り付け固定されていてもよい。
(2) 前記T字孔31が前記ルーフサイドインナパネル29に形成されていてもよい。
1 ルーフサイド
1B ドア用の開口周縁部(ルーフサイドの下端部)
3 ヘッドライナー
3K ヘッドライナーの車幅方向の端部
4 フロントピラー
4B ドア用の開口周縁部(フロントピラーの後端部)
5 フロントピラートリム
5A フロントピラートリムの上端部
6 オープニングトリム
7 エアバッグ
8 取り付けブラケット
10 フロントピラーパネル(フロントピラーインナパネル)
11 取り付け基部
14 リップ
22 保持部(袋体保持部)
23 挟持部
24 フック(係止部)
25 袋体
29 ルーフサイドインナパネル(ルーフサイドパネル)
31 被係止部(T字孔)
33 合わせ部
B 取り付けボルト
W2 車幅方向外側

Claims (2)

  1. 乗員の頭部を保護するエアバッグが取り付けブラケットを介してフロントピラーとルーフサイドとにわたって取り付けられている自動車のルーフ構造であって、
    前記取り付けブラケットは、フロントピラートリムの上端部とヘッドライナーとの合わせ部の周辺の裏側に配置されて、前記エアバッグの袋体の広がりを抑え
    前記フロントピラーとルーフサイドに形成されたドア用の開口周縁部にオープニングトリムの取り付け基部が取り付けられ、
    前記オープニングトリムの取り付け基部に設けられたリップと前記取り付けブラケットに設けられた挟持部とが前記ヘッドライナーの車幅方向の端部を挟持し、
    前記取り付けブラケットは前記エアバッグの袋体を保持する保持部を備え、
    前記取り付けブラケットは前記エアバッグの袋体よりも車幅方向外側に位置し、
    前記挟持部は前記保持部から車幅方向外側に延び、
    前記エアバッグの袋体に縫製された接続片を介して前記取り付けブラケットが前記袋体に接続している自動車のルーフ構造。
  2. 前記取り付けブラケットは取り付けボルトでフロントピラーパネル又はルーフサイドパネルに取り付け固定され、
    前記フロントピラーパネル又は前記ルーフサイドパネルに形成された被係止部に係止して前記取り付けブラケットの回転を阻止する係止部が前記取り付けブラケットに形成されている請求項に記載の自動車のルーフ構造。
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