JPH0854890A - 映像カラオケ装置 - Google Patents

映像カラオケ装置

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Publication number
JPH0854890A
JPH0854890A JP6190606A JP19060694A JPH0854890A JP H0854890 A JPH0854890 A JP H0854890A JP 6190606 A JP6190606 A JP 6190606A JP 19060694 A JP19060694 A JP 19060694A JP H0854890 A JPH0854890 A JP H0854890A
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JP
Japan
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karaoke
video
performance
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disk
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Pending
Application number
JP6190606A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nishikawa
浩 西川
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク再生ユニットからカラオケ演奏ユニ
ットへの曲データの転送に比較的低速のインタフェース
を用いながら、実際の利用時にはリクエストから演奏ま
で短時間で行える映像カラオケ装置を提供する。 【構成】 本映像カラオケ装置は、映像記憶ディスク
に、ハードディスク20に記憶させられたカラオケ曲以
外の曲の曲データが記憶され、その曲データは、演奏前
に予めメモリ13に記憶される。そして、選曲されたカ
ラオケ曲がハードディスク20に記憶された曲である場
合には、該当する曲データをハードディスク20から読
み出して演奏させ、一方、映像記憶ディスクに記憶され
た曲である場合には、そのカラオケ曲を記憶している映
像記憶ディスクがセットされていると判断された場合に
のみ、該当する曲データをメモリ13から読み出して演
奏させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歌詞表示の背景に再生
映像を使用し、伴奏音楽(いわゆるカラオケ伴奏)に合
わせて歌唱して楽しむことが可能な映像カラオケ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、映像カラオケ装置においては、曲
毎に映像データと歌詞の内容及び演奏データを記憶した
ビデオディスク等を再生していたが、業務用などでは装
置1台当りに数千曲ものデータが必要となるため、非常
に多くのビデオディスクを用意する必要があった。そし
て、これら多数枚のビデオディスクを専用の収納ケース
に収納し、オートチェンジャ等を用いてリクエストに応
じたディスクに交換していた。そのため、多くのディス
クを収納する専用収納ケース及びオートチェンジャが占
有する面積が大きくなり、特に業務用としてはコンパク
ト化が希求されていた。
【0003】このコンパクト化の一案として実現されて
いるのが、曲データとは別個に映像データを記憶させて
おき、曲の演奏時に背景画として表示するものである。
この場合には、カラオケ曲のリクエストの受け付けや曲
の演奏等を行うカラオケ演奏ユニットと、背景画となる
映像データを記憶させた映像記憶ディスクを再生させる
ディスク再生ユニットとによって構成されている。そし
て、リクエストされた曲のジャンルに対応するような映
像をディスク再生ユニットで再生し、例えばNTSCビ
デオケーブル等を用いてカラオケ演奏ユニット側に送信
する。カラオケ演奏ユニット側では、そのNTSC映像
信号と歌詞データとを合成させてモニタテレビに表示す
るのである。
【0004】一方、曲データの方は例えば電話回線を通
じて配信する方式等が実施されている。これは、常に新
しい曲が提供されている状態とするため、例えば夜間に
電話回線にて新曲のデータをホスト側から配信し、端末
側となるコマンダ内のハードディスク等のメモリに格納
しておき、リクエストに応じてそこから読み出して演奏
するものである。
【0005】なお、この場合は、カラオケ演奏ユニット
からディスク再生ユニットに対し、シリアル通信回線1
7を介して選択曲のジャンルを送信することが行われて
おり、その送信手段としては例えばRS232Cケーブ
ル等を用いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラオケ伴
奏として演奏する曲についても著作権等を考慮する必要
がある。例えば、上述した曲毎に映像データと歌詞の内
容及び演奏データを記憶したビデオディスクの場合に
は、そのビデオディスクという視認容易な媒体があるた
め、ビデオディスクの製造あるいは販売枚数等に応じて
著作権料を徴収するといった対応が可能である。
【0007】しかしながら、上記電話回線等を通じてホ
スト側から端末側に曲データを配信するようなシステム
では、ホスト側にある1つの曲データをコピーして多数
の端末側に送信してハードディスク等に格納させること
ができるため、配信数を把握しにくい面がある。そのた
め、無断でコピーされて使用される可能性は上記ビデオ
ディスク等の視認容易な媒体を用いた場合に比べて高く
なり、著作権の保護の面では本質的に弱い要素がある。
【0008】このような著作権保護という観点からの事
情もあり、ホスト側から曲データだけを送信する方式は
認めずに、ディスク等の視認容易な媒体に曲データを記
憶されたものによる供給方式を採用することが考えられ
ている。したがって、例えば上記曲データとは別個に映
像データを記憶させた映像記憶ディスクに、上記ホスト
側から曲データだけを送信する方式を認めないような曲
データをさらに記憶させておき、曲演奏時には、ディス
ク再生ユニットにおいて映像記憶ディスクから該当する
曲データを読み出して再生(演奏)するような方式を取
ることが考えられる。
【0009】そして、このような方式でのカラオケ演奏
を実現する場合には、その読み出した曲データをディス
ク再生ユニット側からカラオケ曲を演奏するカラオケ演
奏ユニット側に送信するインタフェースが必要である。
この際、例えば上述したRS232Cケーブル等のよう
な比較的低速のインタフェースを用いて転送すると、1
曲分を転送するのに数分程度も要してしまってカラオケ
装置としては好ましくなく、実質的に利用者の要望に応
えられない。
【0010】したがって、リクエストから演奏までをな
るべく短くすることが望ましく、例えばSCSI(smal
l computer systems interface)のような高速で通信で
きるパラレルインタフェースを用いることが考えられ
る。しかし、このような高速のインタフェースを用いる
とインタフェース関連の構成が複雑になり、また高価な
ものであるため、上記RS232Cのような比較的低速
のインタフェースを用いながら、実際の利用時にはリク
エストから演奏まで短時間で行えるようにすることが望
まれるのである。
【0011】そこで本発明は、上記問題点を鑑み、ディ
スク再生ユニットからカラオケ演奏ユニットへの曲デー
タの転送に比較的低速のインタフェースを用いながら、
実際の利用時にはリクエストから演奏まで短時間で行え
るようにすることのできる映像カラオケ装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された請求項1に記載の映像カラオケ装置は、図6
の基本構成図に例示するように、複数のカラオケ曲の演
奏情報を記憶した演奏情報記憶手段と、複数のカラオケ
曲の中から所望の曲を選択する選択手段と、該選択手段
によって選択されたカラオケ曲の演奏情報に基づいてカ
ラオケ演奏を行うカラオケ演奏手段とを備えたカラオケ
演奏ユニットと、映像情報を記憶した映像記憶ディスク
から所定の映像情報を読み出し、上記カラオケ曲の演奏
に応じて再生するディスク再生手段を備えたディスク再
生ユニットと、を備えた映像カラオケ装置において、上
記映像記憶ディスクには、上記演奏情報記憶手段に記憶
させられたカラオケ曲以外の所定のカラオケ曲の演奏情
報が記憶されており、上記ディスク再生ユニットは、上
記映像記憶ディスクがセットされているか否かを検出す
るディスクセット判断手段を備え、上記カラオケ演奏ユ
ニットは、上記映像記憶ディスクに記憶させられたカラ
オケ曲の演奏情報を、演奏前に予め読み出して記憶して
おく再生用一時記憶手段を備え、さらに上記カラオケ演
奏手段が、選択されたカラオケ曲が上記演奏情報記憶手
段に記憶されたものか上記映像記憶ディスクに記憶され
たものかを判断する記憶先判断手段と、該記憶先判断手
段によって上記演奏情報記憶手段に記憶されたカラオケ
曲であると判断された場合には、該当する演奏情報を上
記演奏情報記憶手段から読み出して演奏させ、一方、上
記映像記憶ディスクに記憶されたカラオケ曲であると判
断された場合には、上記ディスクセット判断手段による
判断結果に基づいてそのカラオケ曲を記憶している映像
記憶ディスクがセットされていると判断した場合にの
み、該当する演奏情報を上記再生用一時記憶手段から読
み出して演奏させる演奏制御手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の映像カラオケ装置
は、上記請求項1記載の映像カラオケ装置において、上
記演奏情報記憶手段が、通信回線を介して供給されたカ
ラオケ曲の演奏情報を記憶することを特徴とする。請求
項3に記載の映像カラオケ装置は、上記請求項1記載の
映像カラオケ装置において、上記カラオケ演奏ユニット
とディスク再生ユニットとはシリアルデータ転送手段を
介して接続されると共に、上記カラオケ演奏ユニット
は、電源起動時に上記映像記憶ディスクに記憶された演
奏情報を上記再生用一時記憶手段に記憶させることを特
徴とする。
【0014】請求項4に記載の映像カラオケ装置は、上
記請求項1記載の映像カラオケ装置において、上記映像
記憶ディスク内の映像情報は複数の編集映像から構成さ
れており、上記ディスク再生手段は、上記複数の編集映
像をランダムに選択し、順次読み出して再生することを
特徴とする。
【0015】一方、請求項5に記載の映像カラオケ装置
は、上記請求項4記載の映像カラオケ装置において、上
記映像記憶ディスク内の映像情報を構成する複数の編集
映像は、それぞれ個別にジャンルが設定されており、上
記ディスク再生手段は、上記選択手段により選択された
カラオケ曲に対応するジャンルを決定するジャンル決定
手段を備え、該ジャンル決定手段により決定されたジャ
ンルの編集映像をランダムに選択し、順次読み出して再
生することを特徴とする。
【0016】
【作用および発明の効果】上記のように構成された請求
項1に記載の映像カラオケ装置によれば、カラオケ演奏
ユニットにおいては、選択手段により複数のカラオケ曲
の中から所望の曲が選択されると、カラオケ演奏手段は
その選択されたカラオケ曲の演奏情報に基づいてカラオ
ケ演奏を行い、一方、ディスク再生ユニットにおいて
は、ディスク再生手段が、映像情報を記憶した映像記憶
ディスクから所定の映像情報を読み出し、カラオケ曲の
演奏に応じて再生する。
【0017】カラオケ演奏ユニット側の演奏情報記憶手
段には複数のカラオケ曲の演奏情報が記憶されており、
一方、映像記憶ディスクには、演奏情報記憶手段に記憶
させられたカラオケ曲以外の所定のカラオケ曲の演奏情
報が記憶されている。そしてカラオケ演奏ユニットの再
生用一時記憶手段には、映像記憶ディスクに記憶させら
れたカラオケ曲の演奏情報を演奏前に予め読み出して記
憶しておくことができる。
【0018】カラオケ演奏手段は、上述したように選択
されたカラオケ曲の演奏情報に基づいてカラオケ演奏を
行うのであるが、記憶先判断手段が、その選択されたカ
ラオケ曲が演奏情報記憶手段に記憶されたものか映像記
憶ディスクに記憶されたものかを判断し、その記憶先に
応じて演奏制御手段が以下のように制御する。
【0019】すなわち、演奏情報記憶手段に記憶された
カラオケ曲であると判断された場合には、該当する演奏
情報を演奏情報記憶手段から読み出して演奏させ、一
方、映像記憶ディスクに記憶されたカラオケ曲であると
判断された場合には、ディスクセット判断手段による判
断結果に基づいてそのカラオケ曲を記憶している映像記
憶ディスクがセットされていると判断した場合にのみ、
該当する演奏情報を再生用一時記憶手段から読み出して
演奏させるのである。
【0020】これにより、映像記憶ディスクに記憶され
ていた所定のカラオケ曲については、そのカラオケ曲を
記憶している映像記憶ディスクがセットされている場合
にのみ演奏されることになるので、上記発明が解決しよ
うとする課題の項でも述べたような著作権保護等の観点
から曲データだけを送信する方式を認めず、ディスク等
の視認容易な媒体よる供給方式であれば認める曲につい
ても、本発明であれば対応可能である。つまり、映像記
憶ディスクに記憶させられたカラオケ曲の演奏情報は演
奏前に予め読み出されて再生用一時記憶手段に記憶され
るのであるが、そこから読み出して演奏するには、映像
記憶ディスクがセットされていることが条件とされてい
るので、映像記憶ディスクなしで曲データだけが一人歩
きして演奏されることはない。
【0021】また、それでいて、映像記憶ディスク中の
演奏情報は演奏時に読み出すのはなく、演奏前に予め読
み出して再生用一時記憶手段に記憶させておくので、そ
の読み出しには特に高速で転送する必要はない。したが
って、例えばRS232C等のような比較的低速のイン
タフェースを用いて転送すると1曲分を転送するのに数
分程度要したとしても、実際のカラオケ装置としての利
用には何等不都合はない。そして、実際の演奏時には、
カラオケ演奏ユニット内において再生用一時記憶手段か
ら演奏情報を読み出して演奏させるので、これは、高速
のインタフェースを用いて映像記憶ディスク中の演奏情
報を演奏時に読み出すものよりもさらに速く処理でき、
現実にも好ましい。
【0022】このように、ディスク再生ユニットからカ
ラオケ演奏ユニットへの曲データの転送にシリアルイン
タフェースのような比較的低速のインタフェースを用い
ながら、実際の利用時にはリクエストから演奏まで短時
間で行えるようにすることができるのである。簡易な構
成かつ安価な装備でよい比較的低速のインタフェースを
用いる利点は大きい。
【0023】なお、請求項2に記載のように、演奏情報
記憶手段には、通信回線を介して供給されたカラオケ曲
の演奏情報を記憶しておけば、例えば夜間に電話回線等
にて新曲のデータをホスト側から配信させることで、常
に新しい曲が提供されている状態とすることができ、カ
ラオケソフトの充実を図ることが容易にできる。
【0024】また、請求項3に記載のものでは、カラオ
ケ演奏ユニットとディスク再生ユニットとはシリアルデ
ータ転送手段を介して接続しているおり、カラオケ演奏
ユニットは、電源起動時に映像記憶ディスクに記憶され
た演奏情報を再生用一時記憶手段に記憶させるようにし
ている。上述したようにカラオケ演奏ユニットとディス
ク再生ユニットとは比較的低速のインタフェースで接続
しても構わないので、シリアルデータ転送手段を介して
接続して、その代わり、電源起動時に映像記憶ディスク
の演奏情報を読み出してカラオケ演奏ユニット側の再生
用一時記憶手段に転送しておけば、実際のカラオケ装置
としての利用の際に、何等不都合を生じさせない。
【0025】また、請求項4に記載のものでは、映像記
憶ディスク内の映像情報が複数の編集映像から構成され
ており、ディスク再生手段は、複数の編集映像をランダ
ムに選択し、順次読み出して再生する。例えば、1つの
編集映像を30秒程度にしておけば、3分の曲では6つ
の編集映像が組み合わされることとなり、その組み合せ
による一連の背景映像は非常に多数の種類になる。そし
て特に曲の始まりの部分に対応して表示され得る映像が
編集映像の数だけあるので、映像情報源は全体としては
同一であるにもかかわらず、カラオケ利用者にとって
は、さも多数種類の背景映像が有るかの如く感じる。そ
のため、少ない映像情報源で、利用者に飽きさせない背
景映像を供給することができる。
【0026】一方、請求項5に記載のものは、映像記憶
ディスク内の映像情報を構成する複数の編集映像は、そ
れぞれ個別にジャンルが設定されており、ディスク再生
手段の備えるジャンル決定手段が選択手段により選択さ
れたカラオケ曲に対応するジャンルを決定する。そし
て、ジャンル決定手段により決定されたジャンルの編集
映像をランダムに選択し、順次読み出して再生する。こ
のように、ジャンル決定は必ずしもカラオケ演奏ユニッ
ト側で行うのではなく、ディスク再生ユニット側におい
て行ってもよい。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例である映像カラオケ
装置を図面を参照して説明する。図1は本実施例の映像
カラオケ装置の構成を示すブロック図である。図1に示
す通り本映像カラオケ装置は、カラオケ演奏ユニット1
0、ディスク再生ユニット30、アンプミキサ50、ス
ピーカ52、マイク54、モニタテレビ56などを備え
ている。
【0028】この映像カラオケ装置にて利用者は、カラ
オケ演奏ユニット10を操作することで歌いたい曲を選
択する。カラオケ演奏ユニット10には、後述するハー
ドディスク20等に曲データとして歌詞データおよび演
奏データが格納されており、曲が選択されると、カラオ
ケ演奏ユニット10はこれら歌詞データおよび演奏デー
タを同期させて出力する。最終的に利用者は歌詞を参照
しながら演奏に合わせて歌を歌うことになる。
【0029】カラオケ演奏ユニット10から出力される
演奏データは、アナログの演奏信号に変換された後、ア
ンプミキサ50へ送られて電気的に増幅されるととも
に、マイク54を介して入力する利用者の歌声と適度な
割合でミキシングされる。ミキシングされた音声信号
は、スピーカ52により演奏音として外部へ出力され
る。
【0030】一方、演奏データと同期してカラオケ演奏
ユニット10により出力される歌詞データは、ディスク
再生ユニット30側から送られるNTSC映像信号と合
成(スーパーインポーズ)されてモニタテレビ56に表
示される。ディスク再生ユニット30から送られるNT
SC映像信号は、ディスク再生ユニット30において映
像記憶ディスクを再生することで生成される。このNT
SC映像信号は、利用者が歌詞を参照しながら歌う際に
モニタテレビ56に背景映像となるものであり、利用者
が選択する曲の内容やイメージに合わせたジャンルの映
像とする必要がある。
【0031】次に、カラオケ演奏ユニット10の内部構
成についてさらに説明する。図1に示す通り、カラオケ
演奏ユニット10は、コントローラ12、メモリ13、
操作パネル14、シリアル入出力回路(SIO)16、
モデム18、ハードディスク20、MIDI音源22、
ビデオミキサ24などを備えている。
【0032】コントローラ12は、カラオケ演奏ユニッ
ト10を制御するためのマイクロコンピュータであり、
利用者により曲が選択された場合、その曲のジャンルを
ディスク再生ユニット30に送信したり、曲の演奏が進
行されるのに応じてハードディスク20から曲データ
(演奏データ及び歌詞データ)を読み出し、MIDI音
源22へ演奏データを、ビデオミキサ24へ歌詞データ
を送ったりする等の制御を行う。
【0033】メモリ13は、後述する映像記憶ディスク
に記憶されている曲データを予め読み出して格納してお
くためのもので、本発明の再生用一時記憶手段に該当す
る。操作パネル14は、利用者が歌いたい曲を選択した
り、演奏音の音程を調整したり、演奏と歌との音量バラ
ンスを調整したり、その他、エコー、音量、トーンなど
各種調整を行うための操作パネルである。また、操作パ
ネル14に対してはリモコン14aが備えられており、
利用者は遠隔で選曲などの操作ができる。この操作パネ
ル14およびリモコン14aが本発明の選択手段に該当
する。
【0034】シリアル入出力回路(SIO)16は、シ
リアル通信回線17を介して選択された曲のジャンルを
ディスク再生ユニット30に送信するためのインタフェ
ース回路である。本実施例では、RS232Cケーブル
を用いている。モデム18は、電話回線を介して送られ
てくる曲データを受信したり、どのような曲が演奏され
ているかといった情報を外部へ送信したりする際、通信
路を通して伝送される信号の変調および復調を行う変復
調装置である。本実施例の映像カラオケ装置では、常に
新しい曲が提供されている状態とするため、夜間に電話
回線にて新曲のデータが図示しないホストコンピュータ
からモデム18を介してカラオケ演奏ユニット10に送
られてきて、ハードディスク20に格納される。
【0035】ハードディスク20は、曲データとして演
奏データと、歌詞データと、各演奏データに対応して設
定されたジャンルデータとをそれぞれ格納する記憶装置
であり、本発明の演奏情報記憶手段に該当する。ここで
いう演奏データは、音色の種類・音高・音量・発音長さ
等を演奏の時系列順に並べたいわゆるMIDI規格に基
づいたデータである。
【0036】MIDI音源22は、各種楽器の演奏音を
格納しており、ハードディスク20から送られる演奏デ
ータに基づき、楽器の演奏信号を生成する音源である。
生成された楽器の演奏信号は、アンプミキサ50に送ら
れる。ビデオミキサ24は、ハードディスク20から送
られる歌詞データと、ディスク再生ユニット30から送
られるNTSC映像信号とを合成する装置である。歌詞
データは楽器の演奏が出力されるのに同期して、歌詞を
反転させ利用者に該当する歌唱部分を知らせる。
【0037】次に、図2に基づきディスク再生ユニット
30について説明する。ディスク再生ユニット30はカ
ラオケ演奏ユニット10から送られる曲のジャンル情報
に基づき、該当するジャンルの映像をNTSC映像信号
としてカラオケ演奏ユニット10へ送るユニットであ
る。ディスク再生ユニット30では映像記憶ディスク
(図示せず)を再生することにより映像信号が生成され
る。
【0038】本実施例で用いる映像記憶ディスクは以下
に示す特徴を有している。映像記憶ディスクは、12c
mのCD(コンパクトディスク)サイズのビデオディス
クであり、映像データがMPEGの規格で圧縮されて記
憶されている。圧縮されていることで、CDサイズのデ
ィスク一枚に1時間分の映像が記憶されている。そし
て、この映像はA〜Eの5つのジャンルに分類されてお
り、さらに、これら各ジャンルA〜Eの映像は、1本の
編集映像を30秒として24本の編集映像からなる編集
映像群として構成されている。すなわち、本実施例では
各ジャンルとも12分の映像からなっている。今後、こ
の30秒の編集映像をチャプターと呼ぶことにする。
【0039】また、本実施例で用いる映像記憶ディスク
には、上述した映像データだけでなく、所定の曲データ
及びその各曲データに対応して設定されたジャンルデー
タも記憶されている。この曲データも、上記ハードディ
スク20に記憶された曲データと同様に、演奏データと
歌詞データとからなり、演奏データは、音色の種類・音
高・音量・発音長さ等を演奏の時系列順に並べたいわゆ
るMIDI規格に基づいたデータである。
【0040】ここで、映像記憶ディスクに記憶された所
定の曲データについて、ハードディスク20に記憶され
た曲データとの比較も交えて説明する。ハードディスク
20に記憶される曲データは、上述したように、図示し
ないホストコンピュータから電話回線にて送信されモデ
ム18を介してカラオケ演奏ユニット10に送られてき
たものであり、このような電話回線等の通信回線での配
信をしても何等問題がない種類の曲データである。一
方、映像記憶ディスクに記憶された曲データは、上記発
明が解決しようとする課題の項でも述べたような著作権
保護等の観点から曲データだけを送信する方式を認め
ず、ディスク等の視認容易な媒体による供給方式であれ
ば認めるような種類の曲データである。以下、曲データ
だけを送信する方式を認めず、映像記憶ディスクに記憶
されるように求められる曲を「管理曲」と呼ぶこととす
る。そして、この管理曲とそれ以外の曲を区別するため
に、曲データ中には識別フラグが設定されており、その
識別フラグが「1」であれば管理曲であり、「0」であ
れば管理曲以外の曲である。
【0041】さらに、映像記憶ディスクにはヘッダ部分
が設けられており、このヘッダ部分には映像記憶ディス
クが記憶している編集映像のチャプター番号やジャンル
に関する情報及び曲データを区別するための情報(例え
ば曲番号)がインデックス情報として記憶されている。
【0042】次に、このような映像記憶ディスクを再生
するディスク再生ユニット30の内部構成について図2
を用いて説明する。図2に示す通り、ディスク再生ユニ
ット30は、シリアル入出力回路(SIO)32、第1
のディスクチェンジャプレーヤ(以下、第1プレーヤと
いう)34a、第2のディスクチェンジャプレーヤ(以
下、第2プレーヤという)34b、切換回路36、CP
U38、ROM33、RAM35、データ読取回路4
0、圧縮データ復号化回路42、NTSCコンバータ4
4などを備えている。
【0043】上記シリアル通信回線17によってカラオ
ケ演奏ユニット10のシリアル入出力回路(SIO)1
6と接続されているシリアル入出力回路(SIO)32
は、カラオケ演奏ユニット10から送られる選択された
曲のジャンル情報や再生指令等の各種制御データを受信
すると共に、第1,第2プレーヤ34a,34bによっ
て映像記憶ディスクから読み出した曲データをシリアル
通信回線17を介してカラオケ演奏ユニット10側に送
信するためのインタフェース回路である。
【0044】第1,第2プレーヤ34a,34bは、各
々周知のチェンジャ部とプレーヤ部(共に図示せず)と
から構成されている。チェンジャ部は10枚の映像記憶
ディスクを備えており、所定の順番あるいはCPU38
からの指令に従って映像記憶ディスクを取り替える。プ
レーヤ部はチェンジャ部により取り替えられセットされ
た映像記憶ディスクを再生する。第1,第2プレーヤ3
4a,34bにより映像記憶ディスクを選択再生する処
理はCPU38により実行される。
【0045】切換回路36は、第1,第2プレーヤ34
a,34bから出力される映像信号のどちらをデータ読
取回路40へ送るかを切り換えるための回路である。後
述の作動の説明でも述べるが、該当するジャンルのチャ
プターをランダムで順次再生していくため、それに応じ
て第1,第2プレーヤ34a,34bを切り換えて再生
することができる。
【0046】CPU38は、ディスク再生ユニット30
全体の作動を制御するマイクロコンピュータである。C
PU38により実行される処理については、図3ないし
図5に基づき後述する。データ読取回路40は、サブマ
イコン41を備えており、切換回路36から送られる電
気信号をディジタルデータとして読み取るための装置で
ある。データ読取回路40により読み取られたディジタ
ルデータは、圧縮データ復号化回路42へ送られる。
【0047】圧縮データ復号化回路42は、データ読取
回路40から送られる圧縮されたディジタルデータを映
像信号に復号化する電気回路である。圧縮データ復号化
回路42により復号化された映像信号はNTSCコンバ
ータ44に送られる。NTSCコンバータ44は、圧縮
データ復号化回路42により復号化された映像信号を商
用カラーテレビジョン信号(NTSC)に変換する電気
回路である。NTSCコンバータ44により変換された
NTSC映像信号はカラオケ演奏ユニット10のビデオ
ミキサ24に送られる。
【0048】次に、このように構成された映像カラオケ
装置の作動について説明する。まず、実際にリクエスト
を受けて対応する曲の演奏や映像再生をする前に、曲デ
ータの格納処理について説明する。本実施例の場合に
は、カラオケ演奏ユニット10内において曲データを格
納しておくものとして、メモリ13とハードディスク2
0の2つがある。
【0049】メモリ13側について説明すると、本実施
例では、電源を起動させると、ディスク再生ユニット3
0側において、第1,第2プレーヤ34a,34bによ
って映像記憶ディスクから読み出した曲データをシリア
ル通信回線17を介してカラオケ演奏ユニット10側に
送信する。カラオケ演奏ユニット側ではシリアル入出力
回路(SIO)16を介して入力した曲データをメモリ
13に格納する。
【0050】一方、ハードディスク20側については、
上述したように、例えば夜間に電話回線にて新曲のデー
タが図示しないホストコンピュータから電話回線にて送
信され、モデム18を介してハードディスク20に格納
される。このようにして、メモリ13とハードディスク
20にそれぞれ曲データが格納された状態で、実際に利
用者への提供がなされる。
【0051】次に、本映像カラオケ装置の映像・演奏制
御処理について、図3〜5のフローチャートに基づいて
説明する。最初に、カラオケ演奏ユニット10のコント
ローラ12において実行される処理を図3に示す。
【0052】まず、選曲されたか否かを判断し(ステッ
プ10。以下、ステップを単にSと記す)、上述したよ
うに操作パネル14を直接操作するか、あるいはリモコ
ン14aを操作することで選曲がなされると(S10:
YES)、その選曲された曲データをメモリ13あるい
はハードディスク20から読み出す(S20)。そし
て、その曲データ中の識別フラグを参照して管理曲であ
るか否かを判断する(S30)。上述したように、識別
フラグが「1」であれば管理曲であり、「0」であれば
管理曲以外の曲である。
【0053】そして、管理曲である場合には(S30:
YES)、S40において、その管理曲を記憶していた
映像記憶ディスクの有無をディスク再生ユニット30側
に問い合わせる。ディスク再生ユニット30側では、こ
の問い合わせに対して図4に示すような処理がなされ
る。すなわち、図4におけるS210で、問い合わせら
れた対応ディスクが有るか否かを判断し、対応ディスク
が有る場合(S210:YES)には「有」を返し(S
220)、無い場合(S210:NO)には「無」を返
す(S230)。
【0054】このS210での判断について補足する。
上述したように、映像記憶ディスクのヘッダ部分には、
記憶している曲データを区別する例えば曲番号がインデ
ックス情報として記憶されている。したがって、このイ
ンデックス情報に基づいて、問い合わせられた曲番号の
曲データを記憶した映像記憶ディスクが有るか否かを判
断するのである。なお、カラオケ演奏ユニット10のコ
ントローラ12から問い合わせがあった時点で初めて読
み出すのではなく、映像記憶ディスクをセットした時点
で、そのセットされている全ての映像記憶ディスクのイ
ンデックス情報を読み出してRAM35に記憶させてお
くと実際の処理上は好ましい。
【0055】また、映像記憶ディスクを装着する毎にこ
のRAM35へのインデックス情報の書き換えを行うよ
うにすれば、装着していた映像記憶ディスクを取り外し
た場合には、その映像記憶ディスクからのインデックス
情報は残らない。したがって、映像記憶ディスクは装着
されていないのにインデックス情報だけが残ってさも装
着されているかのように判断されるといった誤判断はな
い。なお、この図4の処理が本発明のディスクセット判
断手段としての処理の実行に該当する。
【0056】図3に戻り、S50では、上記図4のS2
20またはS230による返事に基づいて対応する映像
記憶ディスクが有るか否かを判断する。そして、対応デ
ィスクが有る場合(S50:YES)には、ディスク再
生ユニット30に対して所定の対応ジャンルでの映像再
生指令を出し(S60)、S20においてメモリ13よ
り読み出した曲データの再生を行う(S70)。そし
て、再生が終了したら(S80:YES)、映像停止指
令を出して(S90)、本処理を一旦終了する。
【0057】一方、S50において対応する映像記憶デ
ィスクが無い場合(S50:NO)には、再生ができな
いことを、例えばモニタテレビ56にその旨を表示する
などして利用者に報知し(S100)、再生中止に係る
処理をして(S110)、本処理を一旦終了する。
【0058】また、S30で管理曲でないと判断された
場合には、ディスク再生ユニット30に対して所定の対
応ジャンルでの映像再生指令を出し(S120)、S2
0においてハードディスク20より読み出した曲データ
の再生を行い(S130)、S80へ移行する。
【0059】次に、上記図3のS60あるいはS120
での映像再生指令を受けたディスク再生ユニット30に
おける作動について、図5を参照しながら説明する。デ
ィスク再生ユニット30側においては、図5に示すよう
に、その再生スタート指令が来るのを待ち(S31
0)、再生スタート指令があると(S310:YE
S)、まず、第1、第2プレーヤ34a、34bの内の
再生するプレーヤ番号Pを0とする(S320)。プレ
ーヤ番号Pは「0」と「1」があり、本実施例ではプレ
ーヤ番号P=0の場合は第1プレーヤ34aにより再生
がなされ、プレーヤ番号P=1の場合は他方の第2プレ
ーヤ34bにより再生がなされるように設定されてい
る。
【0060】再生プレーヤが決定すると、次に該当する
ジャンルテーブルに従って再生チャプターSをランダム
に決定する。このジャンルテーブルは、編集映像をジャ
ンル毎に分類してテーブル化したものである。このジャ
ンルテーブルに基づいてランダムに編集映像を選択し、
再生チャプターSを決定するのであるが、このジャンル
テーブルは、一度選択されたものはチェックし、全チャ
プターが一度ずつ選択された時点でクリアされるように
構成されている。そして、S330での選択は、このチ
ェックがないチャプターの中からランダムに選択するの
である。
【0061】S330で再生するチャプター番号Sを決
定した後、他方のプレーヤ(この場合はプレーヤ番号P
=1の方)が再生中か否かを判断し(S340)、再生
中でない場合は(S340:NO)現在のプレーヤ番号
(この場合はP=0)のプレーヤによって再生チャプタ
ー番号Sのチャプターの再生を開始する(S350)。
続くS360では再生プレーヤを変換する。すなわち、
プレーヤ番号Pを、現在が「0」であれば「1」に変換
し、現在が「1」であれば「0」に変換する。そして、
前記S330に戻って以下の処理を繰り返す。
【0062】1回目はS330において設定されたプレ
ーヤ番号P=0である第1プレーヤ34aにおいて再生
され、2回目は、他方のプレーヤ(この場合は第1プレ
ーヤ34a)が再生中であれば(S340:YES)、
映像停止の指令を入力したか否かを判断して(S37
0)、映像停止でない場合は(S370:NO)、前記
S340に戻る。そして、他方のプレーヤである第1プ
レーヤ34aが再生中でない(つまり従前の再生が終了
した)場合には(S340:NO)、2回目はプレーヤ
番号P=1である第2プレーヤ34bにおいて再生され
る(S350)。
【0063】このようにして、第1プレーヤ34aと第
2プレーヤ34bとによる再生が順次繰り返される。そ
して、S370で映像停止であると判断された場合に
は、第1,2プレーヤ34a,34b共に再生を中止し
て(S380)、本処理を終了する。
【0064】なお、カラオケ演奏ユニット10のコント
ローラ12がカラオケ演奏手段に該当するが、コントロ
ーラ12が実行する処理の内、図3のS30が記憶先判
断手段としての処理の実行に該当し、S40〜S130
が演奏制御手段としての処理の実行に該当する。また、
図5のS310〜S380がディスク再生手段としての
処理の実行に該当する。
【0065】このように本実施例の映像カラオケ装置に
よれば、カラオケ演奏ユニット側10のハードディスク
20には複数の曲データが記憶されており、一方、映像
記憶ディスクには、ハードディスク20に記憶させられ
た曲データ以外の所定の曲データが記憶されている。そ
してカラオケ演奏ユニット10のメモリ13には、映像
記憶ディスクに記憶させられた曲データを演奏前に予め
読み出して記憶しておくことができる。
【0066】カラオケ演奏ユニット10は、リクエスト
に応じたカラオケ曲の曲データに基づいてカラオケ演奏
を行うのであるが、その選択されたカラオケ曲が映像記
憶ディスクに記憶される管理曲であるか否かを判断し、
その判断結果に応じて以下のように制御する。すなわ
ち、管理曲であると判断された場合には、その曲データ
を記憶していた映像記憶ディスクが現在セットされてい
ると判断した場合にのみその曲データによるカラオケ演
奏を行うのである。
【0067】これにより、映像記憶ディスクに記憶され
ていた所定のカラオケ曲については、そのカラオケ曲を
記憶している映像記憶ディスクがセットされている場合
にのみ演奏されることになるので、上記発明が解決しよ
うとする課題の項でも述べたような著作権保護等の観点
から曲データだけを送信する方式を認めず、ディスク等
の視認容易な媒体よる供給方式であれば認める曲につい
ても対応可能である。つまり、映像記憶ディスクに記憶
させられた曲データは演奏前に予め読み出されてメモリ
13に記憶されるのであるが、そこから読み出して演奏
するには、映像記憶ディスクがセットされていることが
条件とされているので、映像記憶ディスクなしで曲デー
タだけが一人歩きして演奏されることはない。
【0068】また、それでいて、映像記憶ディスク中の
演奏情報は演奏時に読み出すのはなく、演奏前に予め読
み出してメモリ13に記憶させておくので、その読み出
しには特に高速で転送する必要はない。したがって、本
実施例のRS232Cケーブルのような比較的低速のイ
ンタフェースを用いて転送すると1曲分を転送するのに
数分程度要するが、実際のカラオケ装置としての利用に
は何等不都合はない。
【0069】このように、ディスク再生ユニット30か
らカラオケ演奏ユニット10への曲データの転送に比較
的低速のインタフェースを用いながら、実際の利用時に
はリクエストから演奏まで短時間で行えるようにするこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の映像カラオケ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 実施例のディスク再生ユニットの概略構成を
示すブロック図である。
【図3】 カラオケ演奏ユニットのコントローラが実行
する処理を示すフローチャートである。
【図4】 ディスク再生ユニットのCPUが実行する処
理を示すフローチャートである。
【図5】 ディスク再生ユニットのCPUが実行する処
理を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の基本構成を例示するブロック図であ
る。
【符号の説明】
10…カラオケ演奏ユニット 12…コントロー
ラ 13…メモリ 14…操作パネル 16,32…シリアル入出力回路 17…シリアル通
信回線 20…ハードディスク 22…MIDI音
源 24…ビデオミキサ 30…ディスク再
生ユニット 34a…第1プレーヤ 34b…第2プレー
ヤ 36…切換回路 40…データ読取
回路 41…サブマイコン 42…圧縮データ
復号化回路 44…NTSCコンバータ 50…アンプミキ
サ 52…スピーカ 56…モニタテレ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカラオケ曲の演奏情報を記憶した
    演奏情報記憶手段と、複数のカラオケ曲の中から所望の
    曲を選択する選択手段と、該選択手段によって選択され
    たカラオケ曲の演奏情報に基づいてカラオケ演奏を行う
    カラオケ演奏手段とを備えたカラオケ演奏ユニットと、 映像情報を記憶した映像記憶ディスクから所定の映像情
    報を読み出し、上記カラオケ曲の演奏に応じて再生する
    ディスク再生手段を備えたディスク再生ユニットと、 を備えた映像カラオケ装置において、 上記映像記憶ディスクには、上記演奏情報記憶手段に記
    憶させられたカラオケ曲以外の所定のカラオケ曲の演奏
    情報が記憶されており、 上記ディスク再生ユニットは、上記映像記憶ディスクが
    セットされているか否かを検出するディスクセット判断
    手段を備え、 上記カラオケ演奏ユニットは、 上記映像記憶ディスクに記憶させられたカラオケ曲の演
    奏情報を、演奏前に予め読み出して記憶しておく再生用
    一時記憶手段を備え、 さらに上記カラオケ演奏手段が、 選択されたカラオケ曲が上記演奏情報記憶手段に記憶さ
    れたものか上記映像記憶ディスクに記憶されたものかを
    判断する記憶先判断手段と、 該記憶先判断手段によって上記演奏情報記憶手段に記憶
    されたカラオケ曲であると判断された場合には、該当す
    る演奏情報を上記演奏情報記憶手段から読み出して演奏
    させ、一方、上記映像記憶ディスクに記憶されたカラオ
    ケ曲であると判断された場合には、上記ディスクセット
    判断手段による判断結果に基づいてそのカラオケ曲を記
    憶している映像記憶ディスクがセットされていると判断
    した場合にのみ、該当する演奏情報を上記再生用一時記
    憶手段から読み出して演奏させる演奏制御手段と、 を備えたことを特徴とする映像カラオケ装置。
  2. 【請求項2】 上記演奏情報記憶手段は、通信回線を介
    して供給されたカラオケ曲の演奏情報を記憶することを
    特徴とする上記請求項1記載の映像カラオケ装置。
  3. 【請求項3】 上記カラオケ演奏ユニットとディスク再
    生ユニットとはシリアルデータ転送手段を介して接続さ
    れると共に、 上記カラオケ演奏ユニットは、電源起動時に上記映像記
    憶ディスクに記憶された演奏情報を上記再生用一時記憶
    手段に記憶させることを特徴とする上記請求項1記載の
    映像カラオケ装置。
  4. 【請求項4】 上記映像記憶ディスク内の映像情報は、
    複数の編集映像から構成されており、上記ディスク再生
    手段は、上記複数の編集映像をランダムに選択し、順次
    読み出して再生することを特徴とする上記請求項1記載
    の映像カラオケ装置。
  5. 【請求項5】 上記映像記憶ディスク内の映像情報を構
    成する複数の編集映像は、それぞれ個別にジャンルが設
    定されており、 上記ディスク再生手段は、上記選択手段により選択され
    たカラオケ曲に対応するジャンルを決定するジャンル決
    定手段を備え、該ジャンル決定手段により決定されたジ
    ャンルの編集映像をランダムに選択し、順次読み出して
    再生することを特徴とする上記請求項4記載の映像カラ
    オケ装置。
JP6190606A 1994-08-12 1994-08-12 映像カラオケ装置 Pending JPH0854890A (ja)

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JP6190606A JPH0854890A (ja) 1994-08-12 1994-08-12 映像カラオケ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2354854A1 (en) 2002-09-20 2011-08-10 FUJIFILM Corporation Method of making lithographic printing plate

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EP2354854A1 (en) 2002-09-20 2011-08-10 FUJIFILM Corporation Method of making lithographic printing plate

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