JP3614923B2 - 動画再生装置 - Google Patents

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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、歌詞表示の背景用に再生動画を供給し、伴奏音楽に合わせて歌唱して楽しむことが可能な動画再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、所謂カラオケ用の動画再生装置においては、曲毎に映像データと歌詞の内容及び演奏データとを記憶したビデオディスク等を再生する、即ち、1曲毎に固有の背景画を再生する方式のものと、曲データと別個に映像データを記憶させ、曲とは直接対応関係のない背景画を再生する方式のものがある。この曲データと別個に映像データを保持する方式は、映像用のデータがコンパクトになる利点がある。
【0003】
この曲データと別個に映像データを保持する方式の中に、映像データを保持する動画再生装置に、動画を自動的に連続再生させる方式のものがある。この方式では、曲データを保持しているコマンダに利用者が歌いたい曲を選択すると、該コマンダは、歌詞を該動画再生装置の再生した背景画にスーパインポーズさせモニタテレビに表示し、これと共に伴奏曲を再生する。
【0004】
更に、上記曲データと別個に映像データを保持する方式の中で、背景画を演歌用とポップス用とに分けて2種類用意しておくと共に、演奏曲が予め演歌かポップスかを識別するジャンル情報を曲データ側に含ませておき、リクエストされた曲が演歌かポップスかをこのジャンル情報に基づき識別し、演奏曲のジャンルに合わせた背景画を表示するBGV(バックグランドビデオ)方式が一部で用いられている。
【0005】
このBGV方式のカラオケ装置では、利用者が、コマンダにて歌いたい曲を選択すると、該コマンダは、選択された曲が演歌かポップスかを動画再生装置側へ通知する。動画再生装置は、通知された演歌又はポップス用の背景画をコマンダ側へ出力する。該コマンダでは、歌詞を該演歌又はポップスの背景画にスーパインポーズさせモニタテレビに表示する。
【0006】
動画再生装置には、上述した動画を連続再生する方式のカラオケ装置でも、また、上記BGV方式のカラオケ装置でも動画を出力し得るように、切換スイッチを備えるものがある。この種の動画再生装置は、この切換スイッチを操作することで、ジャンル指示を行わない該連続再生方式のコマンダに対してジャンル分けされていない動画を連続再生するモード(以下自動再生モードと称する)と、ジャンル指示を行うBGV方式のコマンダに対して該コマンダから指定されたジャンルの動画を再生するモード(以下再生制御モード)とを切り換え得るように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記自動再生モードと再生制御モードとを切り換え得るように構成され動画再生装置では、モードの切換スイッチが必要となる他、ジャンル指示を行わないコマンダと、ジャンル指示を行うコマンダとを使い分ける際に、該切換スイッチを切り換えることが必要となり、その操作に手間がかかっていた。
【0008】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、切換スイッチを切り換を備えることなく自動再生モードと再生制御モードとを切り換え得る動画再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の動画再生装置においては、入力ポート(32)と、動画保持手段と、再生手段(44)と、制御手段(34)とを備える動画再生装置であって、
入力ポート(32)は、動画出力要求装置(10)からのジャンル指定を受信可能とし、
動画保持手段は、複数のジャンルに分けて動画を保持し、
再生手段(44)は、動画保持手段中の動画を再生を可能とし、
制御手段(34)は、入力ポート(32)がジャンル指定を受信していると検出しているときは第1の処理を、受信していないと検出しているときは第2の処理を行い、
第1の処理は、検出しているジャンル指定に対応したジャンル中の動画を再生手段(44)に再生させ、
第2の処理は、全ジャンル中の任意の動画を再生手段(44)に再生させることを要旨とする。
【0011】
また、上記の目的を達成するため請求項の動画再生装置では、入力ポート(32)と、動画保持手段と、再生手段(44)と、制御手段(34)とを備える動画再生装置であって、
入力ポート(32)は、動画出力要求装置(10)からのジャンル指定を受信可能とし、
動画保持手段は、複数のジャンルに分けて動画を保持し、
再生手段(44)は、動画保持手段中の動画を再生を可能とし、
制御手段(34)は、入力ポート(32)がジャンル指定を受信していることを検出しているときは第1の処理を、受信していないことを検出しているときは第2の処理を行い
第1の処理は、検出しているジャンル指定に応じたジャンル中の動画を再生手段(44)に再生させ、
第2の処理は、所定ジャンル中の動画を再生手段(44)に再生させることを要旨とする。
【0013】
【作用】
上記のように構成された請求項1の動画再生装置によれば、制御手段(34)は、入力ポート(32)がジャンル指定を受信していると検出しているとき、検出しているジャンル指定に対応したジャンル中の動画を再生手段(44)に再生させる第1の処理を行う。一方、制御手段(34)は、入力ポート(32)がジャンル指定を受信してないと検出しているとき、全ジャンル中の任意の動画を再生手段(44)に再生させる第2の処理を行う。即ち、ジャンル指定が検出されない場合には保持されている全てのジャンルの中から任意に動画を読み出し出力する。他方、ャンル指定が検出された場合には保持されている動画の内の当該指定されたジャンルの動画を読み出し出力する。このように、請求項1の動画再生装置によれば、動画再生装置にスイッチ設けることなく、ジャンル指定を行う第1の動画出力要求装置と、ジャンル指定を行わない第2の動画出力要求装置とのどちらにも再生した動画を出力することができる。
【0015】
更に、上記のように構成された請求項の動画再生装置によれば、制御手段(34)は、入力ポート(32)がジャンル指定を受信していることを検出しているとき、検出しているジャンル指定に応じたジャンル中の動画を再生手段(44)に再生させる第1の処理を行う。他方、制御手段(34)は、入力ポート(32)がジャンル指定を受信していないことを検出しているとき、所定ジャンル中の動画を再生手段(44)に再生させる第2の処理を行う。即ち、ジャンル指定が検出されない場合には保持されている動画の内選択された特定の動画を読み出し出力する。他方ジャンル指定が検出された場合には保持されている動画の内の当該指定されたジャンルの動画を読み出し出力する。このように、請求項3の動画再生装置によれば、動画再生装置のスイッチ設けることなく、ジャンル指定を行う第1の動画出力要求装置と、ジャンル指定を行わない第2の動画出力要求装置とのどちらにも再生した動画を出力することができる。また、ジャンル指定を行わない第2の動画出力要求装置に対して動画選択手段によって選択された特定ジャンルの動画を出力することができる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図を参照して説明する。
図1は、本発明の動画再生装置を具現化したカラオケ装置の構成を示すブロック図である。図1(A)は、動画のジャンルを指定しないコマンダ10A(以下第1コマンダと称する)に対して、本実施例のディスクプレーヤ30が映像データを出力する場合を示している。他方、図1(B)は、BGV(バックグランドビデオ)方式によってジャンル指定を行うコマンダ10B(以下第2コマンダと称する)に対して、本実施例のディスクプレーヤ30が映像データを出力する場合を示している。
【0018】
図1(A)に示すとおり該カラオケ装置は、コマンダ(カラオケ演奏装置)10A、ディスクプレーヤ(カラオケ用背景動画装置)30、アンプミキサ62、マイク66、モニタテレビ60、スピーカ64を備えて成る。
【0019】
このカラオケ装置にて、利用者は、第1コマンダ10Aを操作することで歌いたい曲を選択する。第1コマンダ10Aには、曲データとして歌詞データ及び演奏データが格納されており、曲が選択されると、第1コマンダ10はこれら歌詞データおよび演奏データを同期させて出力する。そして、曲を選択した利用者は、モニタテレビ60に映し出された歌詞を参照しながら演奏に合わせて歌を歌うことになる。
【0020】
第1コマンダ10Aから出力される演奏データは、アナログの演奏信号に変換された後、アンプミキサ62へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイク66を介して入力される利用者の歌声と適当な割合でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、スピーカ64によって演奏音として外部へ出力される。
【0021】
一方、演奏データと同期して第1コマンダ10Aにより出力される歌詞データは、ディスクプレーヤ30から送られるNTSC信号と合成(スーパーインポーズ)されモニタテレビ60に表示される。ディスクプレーヤ30から送られるNTSC映像信号は、ディスクプレーヤ30によりCD−ROMディスクを再生することで生成される。このNTSC映像信号は、利用者が歌詞を参照しながら歌う際にモニタテレビ60の背景画となるものであり、第1コマンダ10Aが接続されている場合には、後述する予め設定されたジャンルの背景画が出力されるようになっている。
【0022】
ここで、図1(A)に示す第1コマンダ10Aの構成について説明する。第1コマンダ10Aは、コントローラ12と、操作パネル14と、モデム18と、ハードディスク20Aと、MIDI音源22と、ビデオミキサ24とから主として成る。
【0023】
コントローラ12は、第1コマンダ10Aを制御するためのマイクロコンピュータであって、曲の演奏に対応させてハードディスク20Aから曲データ(演奏データ及び歌詞データ)を読み出し、MIDI音源22へ演奏データを、また、ビデオミキサ24へ歌詞データを送る等の制御動作を行う。
【0024】
操作パネル14は、利用者が歌いたい曲を選択したり、演奏音の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための装置である。この実施例のカラオケ装置には、リモコン14aが備えられ、利用者による曲の選択を遠隔操作によって行い得るようにしている。
【0025】
モデム18は、図示しないホストコンピュータ側から送られてくる曲データを受信し、反対に、どのような曲がリクエストされているかのデータ、及び、カラオケ装置側の状態(例えば、CD−ROMディスクの障害、CD−ROMドライブの故障)等をホストコンピュータ側へ送信する際に、電話回線を利用するための変復調装置である。本実施例のカラオケ装置は、運用において、常に新しい曲を提供し得る状態を保つため、夜間に電話回線にて新曲のデータが、ホストコンピュータ側からモデム18を介してコマンダ10に送られる。そして、これをハードディスク20Aに記憶させるよう構成されている。
【0026】
ハードディスク20Aは、曲データとして演奏データ及び歌詞データを記憶するための記憶装置である。演奏データとしてはMIDI(ミュージカル・インストゥルメント・ディジタル・インタフェイス)規格に基づいたデータが格納されている。
【0027】
MIDI音源22は、各種楽器の演奏音を格納しており、ハードディスク20Aから送られる演奏データに基づき、楽器の演奏信号を生成する音源である。生成された楽器の演奏信号は、アンプミキサ62に送られる。
【0028】
ビデオミキサ24は、ハードディスク20Aから送られる歌詞データと、ディスクプレーヤ30から送られるNTSC映像信号とを合成する装置である。第2コマンダ10Bは、音楽の演奏に同期させて、歌詞データに基づき歌詞部分を指示する。
【0029】
次に、図1(B)を参照してBGV(バックグランドビデオ)方式の制御信号を送出する第2コマンダ10Bの構成について説明する。ここで、上述した第1コマンダ10Aと同一の部材については、同一の参照符号を用いると共に説明を省略する。第1コマンダ10Aでは、電話回線を介して送られた曲データがハードデッスク20Aに保持されたが、この第2コマンダ10Bにおいては、曲データを保持しているCD−ROMを駆動するCD−ROMドライブ20Bが設けられている。この曲データには、歌詞データ及び演奏データの他に、曲のジャンルを指示するジャンルデータが含まれている。また、この第2コマンダ10Bには、出力ポート16が設けられ、ディスクプレーヤ30へ演奏曲固有のジャンルを指示するようになっている。
【0030】
利用者は、第2コマンダ10Bを操作することで歌いたい曲を選択する。第2コマンダ10Bは、曲が選択されると当該曲の歌詞データおよび演奏データを同期させて出力し、そして、ディスクプレーヤ30へ演奏曲固有のジャンルデータの指示を行う。これに応じて、ディスクプレーヤ30は、指示されたジャンルの背景画を出力する。第2コマンダ10Bは、歌詞データと、ディスクプレーヤ30から送られるNTSC映像信号とを合成し、音楽の演奏に同期させ、歌詞を反転させながら利用者に該当する歌詞部分を指示する。
【0031】
引き続き、図2を参照してディスクプレーヤ30の構成について説明する。
ディスクプレーヤ30は、背景画をNTSC映像信号として第1コマンダ10A、第2コマンダ10B、又は、第3コマンダ(図示せず)側へ送る装置である。該ディスクプレーヤ30は、CD−ROMディスク(図示せず)をCD−ROMドライブ44で再生することによりNTSC映像信号を生成する。このCD−ROMディスクは、12cmのCD(コンパクトディスク)サイズのビデオディスクであり、映像データがMPEG規格で圧縮され記憶されている。データ圧縮することにより、CDサイズのディスク板一枚に、約1時間分の動画(背景画)が記憶されている。
【0032】
なお、本実施例のカラオケ装置では、1枚のCD−ROMディスクに、A〜Eの5つのジャンルの動画が記憶されている。ここでは、カラオケ曲を演歌(Aジャンル、Bジャンル)とポップス(Cジャンル、Dジャンル、Eジャンル)とに分けている。即ち、演歌で主に冬に対応する内容の動画をAジャンルに、そして、演歌で冬以外の内容の動画をBジャンルとして構成している。更に、ポップスを、アップテンポな曲に対応する内容の動画をCジャンルとし、ポップスでアップテンポな曲以外に対応する内容の動画をDジャンルとし、更に、童謡やアニメ等に対応する内容の動画をEジャンルとして構成している。なお、実際のディスクプレーヤにおいては、現在更に多数のジャンルに分けて動画を構成しているが、ここでは説明の便宜上5つのジャンルにより動画が構成されているものとして以下説明を行う。
【0033】
さらに、この1枚のCD−ROMディスクには、A〜Eジャンルの動画が、1本の編集動画を30秒として24本の編集動画群として記憶されている。即ち、本実施例では、各ジャンルについて12分の動画が保持されている。以降、この30秒の各編集動画を再生用チャプターと呼ぶことにし、チャプター番号として、Aジャンルに属する1番目をA−1とし、24番目をA−24として表す。なお、それぞれのジャンル内における24本の動画は、特定のストーリ性を持たせないことにより、ランダムに繋ぎ合わせても違和感のないよう構成してある。
【0034】
次に、このように構成されたCD−ROMディスクを再生するディスクプレーヤ30の構成について図2を参照して説明する。ディスクプレーヤ30は、図1(B)に示した第2コマンダ10Bからのジャンルデータを受けるための入力ポート32Aと、RS232Cの信号線を用いる第3コマンダ(図示せず)からのジャンルデータを受けるための入力ポート32Bと、信号の電送経路であるバス40と、種々の制御を行うCPU34と、該CPU34の実行命令等が保持されているROM36と、該CPU34の作業領域として用いられるRAM38と、SCSIバス制御部42と、動画用のCD−ROMディスクを駆動するCD−ROMドライブ44と、ビデオデコーダ46と、NTSCコンバータ48、第2コマンダ10Bからの入力により動作させるか、上述したRS232Cの信号線を用いる第3コマンダからの入力により動作させるかを切り換える入力切換スイッチ50と、から主として成る。
【0035】
SCSIバス制御部42は、CD−ROMドライブ44に対してCD−ROMディスク中の画像データの読み取り命令を発する。そして、CD−ROMドライブ44から送られた映像データを一旦RAM38に格納し、映像信号の出力にあわせてビデオデコーダ46へ送る。
【0036】
ビデオデコーダ46は、CD−ROMドライブ44から読み出される動画データ(圧縮されたデェジタルデータ)を映像信号に復号する電気回路である。
【0037】
NTSCコンバータ48は、ビデオデコーダ46により復号化された映像信号を商用カラーテレビ(NTSC)信号に変換する電気回路である。該NTSCコンバータ48により変換されたNTSC信号は、上述した第1コマンダ10A、又は、第2コマンダ10Bのビデオミキサ24へ送られる。
【0038】
入力切換スイッチ50はディップスイッチから成る。この実施例では、第1コマンダ10Aによって動作させる場合には、図2(A)に示すよう入力ポート32A又は入力ポート32Bへの接続、及び、ディップスイッチから成る入力切換スイッチ50を操作する必要がない。他方、第2コマンダ10Bによって動作させる場合には、図2(B)に示すように第2コマンダ10Bからのコネクタ(図示せず)を入力ポート32A側に接続すると共に、ディップスイッチから成る入力切換スイッチ50を第2コマンダ側へ切り換える。また、上述した第3コマンダからの入力により動作させる場合には、該第3コマンダからのコネクタ(図示せず)を入力ポート32B側に接続すると共に、ディップスイッチを第3コマンダ側へ切り換える。
【0039】
次に、ディスクプレーヤ30における動画再生の処理について図3及び図4を参照して説明する。
ここでは、先ず、第1コマンダ10A側に対して再生した映像を出力する場合の動作について述べる。第1コマンダ10A側に対して映像を出力する場合には、図2(A)を参照して上述したように入力ポート32A又は入力ポート32Bへのコネクタの接続、及び、入力切換スイッチ50の操作の必要はない。図3は、該ディスクプレーヤ30のCPU34による処理のメインルーチンを示している。先ず、CPU34は、電源が投入されると(S10がYes)、CD−ROMディスクの映像データを検索する(S11)。そして、この検索した映像データからCD−ROMディスクに記憶されている映像データのテーブルをジャンル毎に作成する(S12)。即ち、図4(A)、図4(B)に示すように映像データ内に含まれるAジャンル〜Eジャンルに属する前述した再生用チャプターをテーブルにする。なお、図中にはAジャンル、Bジャンルのテーブルのみ示すが、同様にしてCジャンル、Dジャンル、Eジャンルの各テーブルを作成する。
【0040】
その後、CPU34は、ROM36に保持されているデフォルトジャンルを選択する(S13)。即ち、自動再生モードにおける再生映像のジャンルを検索し、このジャンルの動画を再生するためのジャンルテーブルを作成する。ここで、A〜Eジャンルの内のEジャンル(童謡やアニメ等に対応する内容の動画)を除く、A、B、C、DジャンルがデフォルトジャンルとしてROM36に設定されているものとする。これに応じて、CPU34は、図4(C)に示すA、B、C、Dジャンルに対応するABCDジャンル用テーブルを作成する。その後、該ABCDジャンル用テーブルに基づき映像の再生を開始する(S14)。即ち、該ABCDジャンル用テーブルに属している各再生用チャプターをランダムに選択し、該選択した再生用チャプターの動画をNTSCハンバータ48を介して映像信号に変換して上記第1コマンダ10A側へ送出する。該第1コマンダ10Aでは、音楽の演奏を出力するのに同期させて、当該映像信号に歌詞データを合成し、モニタテレビ60にて、歌詞を反転させながら利用者に該当する歌詞部分を指示する。CPU34は、コマンド(デジタル信号で送られる)の入力があるかを判断するが(S15)、第1コマンダ10Aからはコマンドが送られないので(S15がNo)、上述したデフォルトジャンルとして設定されているジャンルの動画を再生する。
【0041】
引き続き、ジャンル指定を行う第2コマンダ10B側に対して指定されたジャンルの映像を出力する場合の動作について述べる。第2コマンダ10B側に対して映像を出力する場合には、図2(B)を参照して上述したように該第2コマンダ10Bの出力ポート16からのコネクタを入力ポート32Aへ接続する必要があるが、何ら入力切換スイッチ50を操作する必要はない。CPU34は、上述したと同様に電源が投入されると(S10がYes)、CD−ROMディスクから映像データを検索し(S11)、そして、映像データのテーブルをジャンル毎に作成する(S12)。次に、デフォルトジャンルを選択し(S13)、映像の再生を開始する(S14)。
【0042】
BGV方式により制御信号を送出する第2コマンダ10Bは、利用者によって選択された曲に対応させて、ジャンルデータとして演歌を示すENジャンル信号(デジタル信号)又は、ポップスを示すPOジャンル信号(デジタル信号)のいずれかを送出し続けている。ここでは、利用者により演歌が第2コマンダ10Bにリクエストされ、該第2コマンダ10Bは演歌に対応するENジャンル信号を送り続けているものとする。
【0043】
これにより、コマンド有りかの判断(S15)がYesとなり、CPU34は、現在再生しているジャンルと、該コマンドにより入力されジャンルとが等しいかを判断する(S16)。即ち、現在再生しているジャンルが、コマンドにより指定されたジャンル〔ここでは、第2コマンダ10B側の演歌を示すENジャンル信号に対応する、ディスクプレーヤ30側のAジャンル(冬を主題とする演歌の画像)及びBジャンル(冬以外を主題とする演歌の画像)〕に等しいかを判断する。例えば、現在Aジャンルに属するチャプター番号A−3の映像が再生されている場合には、該ステップ16の判断がYesとなり、当該映像の再生を継続する。他方、現在Cジャンル(アップテンポなポップスの画像)に属するチャプター番号C−3の映像が再生されている場合には、該ステップ16の判断がNoとなり、ステップ17へ進み映像の再生を停止する。そして、コマンド入力されたENジャンル信号に対応する上述したAジャンル又はBジャンルを選択する(S18)。ここでは、上記ENジャンル信号を上述したAジャンルとBジャンルとのジャンルデータであると解釈し、図4(D)に示す様にAジャンルとBジャンルに属する再生用チャプターのテーブル(ABジャンル用テーブル)を用意する。そして、該ABジャンル用テーブルから再生用チャプターを順次選択することにより、演歌に対応させた映像の再生を開始する(S14)。
【0044】
その後、利用者によりポップスに属する曲が第2コマンダ10Bにリクエストされると、該第2コマンダ10Bは出力信号をポップスに対応するPOジャンル信号へ切り換え、これに応じて該ディスクプレーヤ30は、CDジャンル用テーブル(図示せず)に基づきポップス用の映像を再生する。
【0045】
ここで、ディスクプレーヤ30側の5つのジャンル分けに対応したジャンル指定を行う第3コマンダに対して映像を出力させる場合の動作について簡単に述べる。第3コマンダに対して映像を出力させる場合には、第3コマンダからのコネクタ(図示せず)を入力ポート32Bへ接続し、入力切換スイッチ50を第3コマンダ側へ切り換える。これにより、第3コマンダからA〜Eジャンルの内のいずれかのジャンルに属する動画再生のコマンド(ジャンルデータ)が送られると、ディスクプレーヤ30は、指定されたジャンルに対応する動画を再生して該第3コマンダに対して出力する。
【0046】
なお、このディスクプレーヤ30は、入力切換スイッチ50が、第2コマンダ側へ切り換えられていても、また、第3コマンダ側へ切り換えられていても、即ち、入力切換スイッチ50の設定に係わらず、コマンドの入力が無い限り上記ステップ15がYesとなり、デフォルトジャンルとして選択されているジャンルの映像を再生する自動再生モード(第1コマンダ10Aに対応)として動作することになる。
【0047】
なお、上述した実施例では、童謡及びアニメに属する背景画の再生を避けるためデフォルトジャンルとしてA、B、C、Dジャンルのみを設定し、これに応じてCPU34が、ステップ13にて該A、B、C、Dジャンルを選択したが、上記CD−ROMディスクに保持されている映像データを有効に利用するため、デフォルトジャンルとしてA、B、C、D、Eの全てのジャンルを設定し、これら全てのジャンルに属する背景画を再生させるよう設定することも可能である。また、その設定は予めROM36にデータを書き込んでおいたが、この代わりに、ディップスイッチ等により設定し得るようにも構成できる。
【0048】
また、上述した実施例では、背景画のジャンルを指定しない第1コマンダ10Aと、BGV方式で背景画のジャンル指定を行うコマンダ10Bと、RS232Cの信号形式で背景画のジャンル指定を行う第3コマンダ10Aとの3種類のコマンダで動作する例を挙げた。しかしながら、4種類以上のコマンダ、或いは、2種類のコマンダに対して再生した動画を出力するよう構成することもできる。
【0049】
更に、上述した例では、第1コマンダ10Aと第2コマンダ10Bとの2種類のコマンダに対して、自動再生モードと再生制御モードとを切り換えて映像を出力する例について説明したが、本実施例のディスクプレーヤ30は、1台のコマンダが自動再生モードと再生制御モードとを切り換え得るように構成されている場合にも対応し得る。例えば、コマンダ側が自動再生モードに切り換えられ、該コマンダからのジャンル指定のコマンドの入力が無くなると、該ディスクプレーヤ30は、自動再生モードに切り換わりジャンル分けをせず映像の再生を行う。そして、コマンダ側が再生制御モードに切り換えられ、該コマンダからのジャンル指定のコマンドが入力されると、該ディスクプレーヤ30は、再生制御モードに切り換わり該コマンドにて指定されたジャンルの映像を再生する。
【0050】
【効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明の動画再生装置では、コマンドの有無により自動再生モードと再生制御モードとを切り換え得るように構成されているため、切換スイッチが不要となる他、この切換スイッチの操作がいらないという従来にない優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るディスクプレーヤを適用したカラオケ装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すディスクプレーヤの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すディスクプレーヤのCPUによる処理のフローチャートである。
【図4】再生用チャプターのテーブル、及び、変換テーブルを示す説明図である。
【符号の説明】
10A、10B コマンダ
30 ディスクプレーヤ
32A 入力ポート
32B 入力ポート
34 CPU
46 ビデオデコーダ
48 NTSCコンパレータ

Claims (2)

  1. 入力ポート(32)と、動画保持手段と、再生手段(44)と、制御手段(34)とを備える動画再生装置であって、
    入力ポート(32)は、動画出力要求装置(10)からのジャンル指定を受信可能とし、
    動画保持手段は、複数のジャンルに分けて動画を保持し、
    再生手段(44)は、動画保持手段中の動画を再生を可能とし、
    制御手段(34)は、入力ポート(32)がジャンル指定を受信していると検出しているときは第1の処理を、受信していないと検出しているときは第2の処理を行い、
    第1の処理は、検出しているジャンル指定に対応したジャンル中の動画を再生手段(44)に再生させ、
    第2の処理は、全ジャンル中の任意の動画を再生手段(44)に再生させる動画再生装置。
  2. 入力ポート(32)と、動画保持手段と、再生手段(44)と、制御手段(34)とを備える動画再生装置であって、
    入力ポート(32)は、動画出力要求装置(10)からのジャンル指定を受信可能とし、
    動画保持手段は、複数のジャンルに分けて動画を保持し、
    再生手段(44)は、動画保持手段中の動画を再生を可能とし、
    制御手段(34)は、入力ポート(32)がジャンル指定を受信していることを検出しているときは第1の処理を、受信していないことを検出しているときは第2の処理を行い、
    第1の処理は、検出しているジャンル指定に応じたジャンル中の動画を再生手段(44)に再生させ、
    第2の処理は、所定ジャンル中の動画を再生手段(44)に再生させる動画再生装置。
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