JPH07219566A - 映像再生装置 - Google Patents

映像再生装置

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Publication number
JPH07219566A
JPH07219566A JP6009438A JP943894A JPH07219566A JP H07219566 A JPH07219566 A JP H07219566A JP 6009438 A JP6009438 A JP 6009438A JP 943894 A JP943894 A JP 943894A JP H07219566 A JPH07219566 A JP H07219566A
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disc
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Application number
JP6009438A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Funabashi
保弘 船橋
Osamu Nishimura
修 西村
Hiroshi Nishikawa
浩 西川
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Priority to US08/262,832 priority patent/US5611693A/en
Priority to EP94304546A priority patent/EP0631283A3/en
Priority to CN94108917A priority patent/CN1111431A/zh
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納スペース等のコンパクト化を達成してい
るにもかかわらず、カラオケ利用者に、さも多数種類の
背景映像が有るかの如く感じさせて飽きさせない背景映
像を長時間供給することができる映像再生装置を提供す
る。 【構成】 マイコン38は、映像を記憶した複数のビデ
オディスク中より、いずれか一つのビデオディスクをラ
ンダムに選択し、ドライブユニットは、マイコン38に
より選択されたビデオディスクから映像を読み出して再
生する。これにより、長期間的に捉えた場合での再生内
容の順番の同一性を減少させ、収納スペース等のコンパ
クト化を達成しているにもかかわらず、カラオケ利用者
に、さも多数種類の背景映像が有るかの如く感じさせて
飽きさせない背景映像を長時間供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば映像カラオケ装
置の背景映像として用いられる映像を記憶した映像再生
ディスクを再生する映像再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、映像カラオケ装置においては、曲
毎に映像データと歌詞の内容及び演奏データを記憶した
ビデオディスク等を再生していたが、業務用などでは装
置1台当りに数千曲ものデータが必要となるため、非常
に多くのビデオディスクを用意する必要があった。そし
て、これら多数枚のビデオディスクを専用の収納ケース
に収納し、オートチェンジャ等を用いてリクエストに応
じたディスクに交換していた。そのため、多くのディス
クを収納する専用収納ケース及びオートチェンジャが占
有する面積が大きくなり、特に業務用としてはコンパク
ト化が希求されていた。
【0003】このコンパクト化の一案として実現されて
いるのが、曲データとは別個に映像データを記憶させて
おき、曲の演奏時に、背景画として表示するものであ
る。この背景画となる映像データはビデオディスクに収
められることが多いが、例えば1枚で映像データが2時
間分入っているとすると、演歌のための映像データが1
時間、ポップスのための映像データが1時間という具合
いに2種類の映像データが収められているのが一般的で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
上述の例だと、1曲が4分程度だとして演歌用・ポップ
ス用それぞれに14〜15曲分の映像データしかないた
め、多く歌う内に同じ背景画だと感じて飽きてしまう可
能性がある。特に、曲の始まりの部分に対応して表示さ
れる映像等が印象に残ることが多いが、演歌用・ポップ
ス用それぞれに14〜15の映像パターンしかないこと
になり、カラオケ利用者にいつも同じ映像しかないとの
印象を与えてしまう可能性が高い。
【0005】また、冬の曲なのに夏の風景が映し出され
たり(季節感の不対応)、曲のスピード感に合わないの
どかな風景が映し出されたりして、上記14〜15の映
像パターンでは対応しきれずに違和感を与える場合も生
じて来る。これに対応するには、それらの曲の内容から
分けたジャンル別の映像にすればよいが、例えば6ジャ
ンルに分けると1ジャンルに付き5つの映像パターンし
か無いことになり、カラオケ利用者にいつも同じ映像し
かないとの印象をさらに強く与えてしまうことになる。
【0006】これに対して、本願出願人は特願平5−1
50866号において、同一ジャンルの映像内容として
編集された2以上の編集映像からなる編集映像群から、
編集映像をランダムに選択し、順次組み合わされた映像
を再生することを提案した。この提案によれば、例えば
1つの編集映像を30秒程度にしておけば、3分の曲で
は6つの編集映像が組み合わされることとなり、その組
み合せによる一連の背景映像は非常に多数の種類にな
る。そして特に曲の始まりの部分に対応して表示され得
る映像が編集映像の数だけあるので、映像情報源は全体
としては同一であるにもかかわらず、カラオケ利用者に
とっては、さも多数種類の背景映像が有るかの如く感じ
る。
【0007】そのため、少ない映像情報源で、利用者に
飽きさせない背景映像を供給することができ、収納スペ
ース等のコンパクト化にもつながるというものであっ
た。上記提案は、1枚のディスク内における編集映像を
どのように読み出すかについて工夫することで、上述の
効果を生じさせたものであるが、本発明は、ディスク単
位に着目することにより、収納スペース等のコンパクト
化を達成しているにもかかわらず、カラオケ利用者に、
さも多数種類の背景映像が有るかの如く感じさせて飽き
させない背景映像を長時間供給することができる映像再
生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに成された請求項1記載の発明は、映像を記憶した複
数の映像再生ディスクを再生する映像再生装置であっ
て、上記複数の映像再生ディスク中より、いずれか一つ
の映像再生ディスクをランダムに選択するディスク選択
手段と、該ディスク選択手段により選択された映像再生
ディスクから映像を読み出して再生するディスク再生手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、映像を記憶
した複数の映像再生ディスクを再生するための再生系統
を複数備えた映像再生装置であって、該複数の再生系統
よりいずれか一つの再生系統を選択する系統選択手段
と、該系統選択手段により選択された再生系統に対応す
る複数の映像再生ディスク中より、いずれか一つの映像
再生ディスクをランダムに選択するディスク選択手段
と、該ディスク選択手段により選択された映像再生ディ
スクから映像を読み出して再生するディスク再生手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、映像を記憶した複
数の映像再生ディスクを再生するための再生系統を複数
備えた映像再生装置であって、該複数の再生系統よりい
ずれか一つの再生系統を選択する系統選択手段と、該系
統選択手段により選択された再生系統に対応する複数の
映像再生ディスク中より、いずれか一つの映像再生ディ
スクを選択するディスク選択手段と、該ディスク選択手
段により選択された映像再生ディスクから映像を読み出
して再生するディスク再生手段と、再生制御時に、上記
複数の再生系統の、各再生系統中にて最初に再生を開始
する映像再生ディスクの組み合せを、前回の再生制御時
の組み合せと変更する組み合せ変更手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、上記請求項2また
は3に記載の映像再生装置であって、上記系統選択手段
が、上記複数の再生系統よりいずれか一つの再生系統を
ランダムに選択することを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、上記請求項3に
記載の映像再生装置であって、上記ディスク選択手段
が、上記系統選択手段により選択された再生系統中より
いずれか一つの映像再生ディスクをランダムに選択する
ことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、上記請求項1,
2,4または5に記載の映像再生装置であって、上記デ
ィスク選択手段が、上記ランダム選択に際して、上記複
数の映像再生ディスクが全て一度ずつ選択される迄は、
一度選択されたものを除いた中からランダムに選択する
よう構成されたことを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、上記請求項1〜6
のいずれかに記載の映像再生装置であって、上記映像
が、編集された複数の編集映像からなる編集映像群とし
て構成されると共に、上記ディスク再生手段が、上記デ
ィスク選択手段により選択された映像再生ディスクから
上記編集映像をランダムに読み出して再生するように構
成されたことを特徴とする。
【0015】
【作用及び発明の効果】上記請求項1に記載の発明によ
れば、ディスク選択手段が、映像を記憶した複数の映像
再生ディスク中より、いずれか一つの映像再生ディスク
をランダムに選択し、ディスク再生手段が、ディスク選
択手段により選択された映像再生ディスクから映像を読
み出して再生する。
【0016】従来、たとえ1枚の再生ディスク内におい
て編集映像をランダムに選択していたとしても、ディス
ク単位で再生順番が決まっていると、ある一定時間はあ
る一定種類の内容の映像が再生され、次の一定時間は別
の種類の内容の映像が再生されるというように、(相対
的な)長期間的に捉えると再生内容の順番に同一性が生
じてしまうのである。
【0017】それに対して本発明では、映像再生ディス
ク単位でもランダムに選択することによって、長期間的
に捉えた場合での再生内容の順番の同一性を減少させ、
収納スペース等のコンパクト化を達成しているにもかか
わらず、カラオケ利用者に、さも多数種類の背景映像が
有るかの如く感じさせて飽きさせない背景映像を長時間
供給することができるようになるのである。
【0018】また、映像を記憶した複数の映像再生ディ
スクを再生するための再生系統を複数備えることで、映
像切換時のブランクを無くそうとすることも考えられて
いるが、請求項2記載のように、系統選択手段によって
複数の再生系統よりいずれか一つの再生系統を選択し、
選択された再生系統に対応する複数の映像再生ディスク
中より、いずれか一つの映像再生ディスクをランダムに
選択して、映像を再生するようにすることは、映像内容
のバリエーション化という点でも有効である。
【0019】また請求項3記載の発明は、やはり再生系
統を複数備え、複数の再生系統よりいずれか一つの再生
系統を選択し、その再生系統に対応する複数の映像再生
ディスク中より映像再生ディスクを選択して再生するも
のであるが、組み合せ変更手段が再生制御時に、複数の
再生系統の、各再生系統中にて最初に再生を開始する映
像再生ディスクの組み合せを、前回の再生制御時の組み
合せと変更する。
【0020】従って、例えば再生系統中においては映像
再生ディスクを順番に選択していったとしても、各再生
系統中にて最初に再生を開始する映像再生ディスクの組
み合せが前回の再生制御時の組み合せと変わるため、映
像のつながりが前回とは異なり、全体として映像内容の
バリエーション化を実現できる。
【0021】なお、この場合も、請求項3のように、系
統選択手段により選択された再生系統中よりいずれか一
つの映像再生ディスクをランダムに選択するようにする
ことは、全体として映像内容のバリエーション化に寄与
する。また、上記請求項2または3記載の映像再生装置
においては、複数の再生系統よりいずれか一つの再生系
統を選択しているが、請求項4記載のものではその選択
をランダムに行っている。例えば、系統がA,B,Cの
3つあった場合に、常にA→B→C→A→B→Cとなる
よりは、例えばA→B→A→C→B→AとかB→C→B
→A→C→Aといった具合いに、系統選択もランダムに
することは全体として映像内容のバリエーション化に寄
与する。
【0022】なお、上記請求項1,2,4または5に記
載の映像再生装置において映像再生ディスクのランダム
選択に際しては、請求項6に示すように、上記複数の映
像再生ディスクが全て一度ずつ選択される迄は、一度選
択されたものを除いた中からランダムに選択するように
するとよい。そうしない場合には、ランダム選択である
ので同じ再生ディスクが続けて選択される場合も有り得
るため、全ディスクが一通り選択されるまでは同じもの
が選択されないようにすることで、全体として映像内容
のバリエーション化に寄与する。
【0023】また、上記請求項1〜6に記載の映像再生
装置は、映像再生ディスクあるいは再生系統の選択の仕
方に関するものであり、その再生ディスク内の映像に関
しては特に限定していなかった。それに対して請求項7
記載の発明は、編集された複数の編集映像からなる編集
映像群中より、編集映像をランダムに読み出して再生す
るため、上記映像再生ディスクあるいは再生系統の選択
による作用・効果と相まって、さらなる映像内容のバリ
エーション化を実現する。
【0024】もちろん、上記請求項1〜6に記載の映像
再生装置は、編集映像の再生順番が固定であったとして
も、映像再生ディスクあるいは再生系統の選択による作
用だけで映像内容のバリエーション化を実現するのであ
る。なお、編集映像の選択の際も、請求項6の映像再生
ディスクの場合と同様に、編集映像が全て一度ずつ選択
される迄は、一度選択されたものを除いた中からランダ
ムに選択するようにするとよい。
【0025】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本実施例の映像再生装置を搭
載したカラオケシステムの構成を示すブロック図であ
る。図1に示す通り本カラオケシステムは、コマンダ1
0、ディスクプレーヤ30、アンプミキサ50、スピー
カ52、マイク54、モニタテレビ56などを備えてい
る。
【0026】このカラオケシステムにて利用者は、コマ
ンダ10を操作することで歌いたい曲を選択する。コマ
ンダ10には、曲データとして歌詞データおよび演奏デ
ータが格納されており、曲が選択されると、コマンダ1
0はこれら歌詞データおよび演奏データを同期させて出
力する。最終的に利用者は歌詞を参照しながら演奏に合
わせて歌を歌うことになる。
【0027】コマンダ10から出力される演奏データ
は、アナログの演奏信号に変換された後、アンプミキサ
50へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイク5
4を介して入力する利用者の歌声と適度な割合でミキシ
ングされる。ミキシングされた音声信号は、スピーカ5
2により演奏音として外部へ出力される。
【0028】一方、演奏データと同期してコマンダ10
により出力される歌詞データは、ディスクプレーヤ30
から送られるNTSC映像信号と合成(スーパーインポ
ーズ)されてモニタテレビ56に表示される。ディスク
プレーヤ30から送られるNTSC映像信号は、ディス
クプレーヤ30により映像再生ディスクを再生すること
で生成される。このNTSC映像信号は、利用者が歌詞
を参照しながら歌う際にモニタテレビ56に背景映像と
なるものであり、利用者が選択する曲の内容やイメージ
に合わせたジャンルの映像とする必要がある。
【0029】次に、コマンダ10の内部構成についてさ
らに説明する。図1に示す通り、コマンダ10は、コン
トローラ12、操作パネル14、シリアル入出力回路
(SIO)16、モデム18、ハードディスク20、M
IDI音源22、ビデオミキサ24などを備えている。
【0030】コントローラ12は、コマンダ10を制御
するためのマイクロコンピュータであり、利用者により
曲が選択された場合、その曲のジャンルをディスクプレ
ーヤ30に送信したり、曲の演奏が進行されるのに応じ
てハードディスク20から曲データ(演奏データ及び歌
詞データ)を読み出し、MIDI音源22へ演奏データ
を、ビデオミキサ24へ歌詞データを送ったりする等の
制御を行う。
【0031】操作パネル14は、利用者が歌いたい曲を
選択したり、演奏音の音程を調整したり、演奏と歌との
音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、ト
ーンなど各種調整を行うための操作パネルである。ま
た、操作パネル14に対してはリモコン14aが備えら
れており、利用者は遠隔で選曲などの操作ができる。
【0032】シリアル入出力回路(SIO)16は、シ
リアル通信回線17を介して選択された曲のジャンルを
ディスクプレーヤ30に送信するためのインタフェース
回路である。本実施例では、RS232C方式を用いて
いる。モデム18は、電話回線を介して送られてくる曲
データを受信したり、どのような曲が演奏されているか
といった情報を外部へ送信したりする際、通信路を通し
て伝送される信号の変調および復調を行う変復調装置で
ある。本実施例のカラオケシステムでは、常に新しい曲
が提供されている状態とするため、夜間に電話回線にて
新曲のデータが、図示しないホストコンピュータからモ
デム18を介してコマンダ10に送られてきて、ハード
ディスク20に格納される。
【0033】ハードディスク20は、曲データとして演
奏データと歌詞データとを格納する記憶装置である。演
奏データとしてはMIDI規格に基づいたデータが格納
されている。MIDI音源22は、各種楽器の演奏音を
格納しており、ハードディスク20から送られる演奏デ
ータに基づき、楽器の演奏信号を生成する音源である。
生成された楽器の演奏信号は、アンプミキサ50に送ら
れる。
【0034】ビデオミキサ24は、ハードディスク20
から送られる歌詞データと、ディスクプレーヤ30から
送られるNTSC映像信号とを合成する装置である。歌
詞データは楽器の演奏が出力されるのに同期して、歌詞
を反転させ利用者に該当する歌唱部分を知らせる。
【0035】次に、図2に基づきディスクプレーヤ30
について説明する。ディスクプレーヤ30はコマンダ1
0から送られる曲のジャンル情報に基づき、該当するジ
ャンルの映像をNTSC映像信号としてコマンダ10へ
送るディスクプレーヤである。ディスクプレーヤ30で
は映像再生ディスク(図示せず)を再生することにより
映像信号が生成される。
【0036】本実施例で用いる映像再生ディスクは、1
2cmのCD(コンパクトディスク)サイズのビデオデ
ィスクであり、映像データがMPEGの規格で圧縮され
て記憶されている。圧縮されていることで、CDサイズ
のディスク一枚に1時間分の映像が記憶されている。
【0037】次に、このような映像再生ディスクを再生
するディスクプレーヤ30の内部構成について図2を用
いて説明する。図2に示す通り、ディスクプレーヤ30
は、シリアル入出力回路(SIO)32、ドライブユニ
ット群34、切換回路36、マイコン38、データ読取
回路40、圧縮データ復号化回路42、NTSCコンバ
ータ44などを備えている。
【0038】シリアル入出力回路(SIO)32は、選
択された曲のジャンル情報をコマンダ10から受信した
りするためのインタフェース回路である。ドライブユニ
ット群34は、図3に示すように、複数のドライブユニ
ットを備えており、そのドライブユニットはA系とB系
に分けられている。この場合はドライブユニットA〜
AがA系、ドライブユニットB〜BがB系とされ
ている。また、切換回路36は、ドライブユニット群3
4から出力される映像信号の内でどのドライブユニット
からのデータをデータ読取回路40へ送るかを切り換え
る回路である。
【0039】マイコン38は、ディスクプレーヤ30全
体の作動を制御するマイクロコンピュータである。マイ
コン38により実行される処理については、図4に基づ
き後述する。データ読取回路40は、サブマイコン41
を備えており、切換回路36から送られる電気信号をデ
ィジタルデータとして読み取るための装置である。デー
タ読取回路40により読み取られたディジタルデータ
は、圧縮データ復号化回路42へ送られる。
【0040】圧縮データ復号化回路42は、データ読取
回路40から送られる圧縮されたディジタルデータを映
像信号に復号化する電気回路である。圧縮データ復号化
回路42により復号化された映像信号はNTSCコンバ
ータ44に送られる。NTSCコンバータ44は、圧縮
データ復号化回路42により復号化された映像信号を商
用カラーテレビジョン信号(NTSC)に変換する電気
回路である。NTSCコンバータ44により変換された
NTSC映像信号はコマンダ10のビデオミキサ24に
送られる。
【0041】次に、このように構成された映像再生装置
の映像制御処理について、図4のフローチャートに基づ
いて説明する。利用者は、操作パネル14を直接操作す
るか、あるいはリモコン14aを操作することで歌いた
い曲を選択再生することができる。利用者により曲の再
生が操作されると、再生スタートのコマンドが、選択さ
れた曲のジャンル(A〜E)とともに、コマンダ10の
シリアル入出力回路16からディスクプレーヤ30のシ
リアル入出力回路32に対して送られる。
【0042】ディスクプレーヤ30のマイコン38は、
再生スタート指令があると(S10:YES)、再生系
統をAに初期設定し(S20)、再生系統A中の8つの
ドライブユニットA〜A中より再生ドライブをラン
ダムに選択する(S30)。そして、現ドライブ(この
場合はS30で選択されたドライブユニット)の映像再
生ディスクに残りのチャプターがあるか否かを判断し
(S40)、無い場合には(S40:NO)、改めて再
生ドライブをランダムに選択する(S50)。1回目の
S40の処理では当然残りのチャプターがあるので(S
40:YES)、S60へ移行し、テーブルに従ってチ
ャプターをランダムに選択する。このテーブルは、一度
選択されたものはチェックし、全チャプターが一度ずつ
選択された時点でクリアされるように構成されている。
そして、S60での選択は、このチェックがないチャプ
ターの中からランダムに選択するのである。
【0043】S60で再生するチャプターが選択された
後、他系統(系統Aに対しては系統B、系統Bに対して
は系統Aである)において再生中か否かを判断し(S7
0)、再生中でない場合は(S70:NO)、S100
へ移行して、選択されたドライブユニットにより、選択
されたチャプターの再生を開始する。
【0044】続くS110では再生系統を変換する。す
なわち、現在の再生系統がAであれば次回の再生系統と
してBを設定し、現在の再生系統がBであれば次回の再
生系統としてAを設定する。そして、前記S40に戻
り、S110で変換された再生系統に対してS40以下
の処理を行う。
【0045】最初が再生系統Aによる再生であった場合
には、その次のS40では再生系統Bについて、まず所
定のドライブの映像再生ディスクに残りのチャプターが
あるか否かを判断し(S40)、無い場合には改めて再
生ドライブをランダムに選択する(S50)。残りのチ
ャプターがある場合は(S40:YES)、テーブルに
従ってチャプターをランダムに選択する(S60)。こ
のテーブルは上記再生系統Aにおけるものと同じで、一
度選択されたものはチェックし、全チャプターが一度ず
つ選択された時点でクリアされるように構成されてい
る。
【0046】そして、他系統(この場合は再生系統A)
において再生中か否かを判断する(S70)。現在、再
生系統Aによる再生が行われている場合は、S80で再
生終了指令がコマンダ10側から来ているか否かを判断
し、来ていない場合はS70の処理に戻る。そして、再
生系統Aでの再生が終わると(S70:NO)、再生系
統Bにおいて、選択されたドライブユニットにより、選
択されたチャプターの再生を開始する(S100)。続
くS110で再生系統をAに変換する。
【0047】なお、S80で再生終了の指令があった場
合には(S80:YES)、S90で両再生系統A,B
共に再生停止させて本処理を終了する。上述した図4の
処理を行うことによって、A,B2つの再生系統を交互
に切り換えながら、各再生系統A,Bにおいては、再生
するドライブユニットをランダムに選択し(S50)、
かつそのドライブユニットにおいて再生する映像再生デ
イスク内のチャプターもランダムに選択する。このよう
に両再生系統A,Bからの映像が順次組み合わされて、
モニタテレビ56(図1)に背景映像として表示される
こととなる。
【0048】このように、本実施例によれば、ドライブ
ユニットをランダムに選択することで、映像再生ディス
ク単位でもランダムに選択し、それによって、長期間的
に捉えた場合での再生内容の順番の同一性を減少させ、
収納スペース等のコンパクト化を達成しているにもかか
わらず、カラオケ利用者に、さも多数種類の背景映像が
有るかの如く感じさせて飽きさせない背景映像を長時間
供給することができるようになる。つまり、1枚の再生
ディスク内において編集映像をランダムに選択していた
としても、ディスク単位で再生順番が決まっていると、
ある一定時間はある一定種類の内容の映像が再生され、
次の一定時間は別の種類の内容の映像が再生されるとい
うように、長期間的に捉えると再生内容の順番に同一性
が生じてしまうのでのであるが、本実施例ではその不都
合を解消できる。
【0049】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、上記実施例で
は、再生系統をA,B2つにしたが、3つ以上でもよ
い。そしてその場合には、再生系統の選択もランダムに
行うとよい。例えば、系統がA,B,Cの3つあった場
合に、常にA→B→C→A→B→Cとなるよりは、例え
ばA→B→A→C→B→AとかB→C→B→A→C→A
といった具合いに、系統選択もランダムにすることは全
体として映像内容のバリエーション化に寄与するからで
ある。
【0050】また、逆に再生系統が一つであったとして
も映像内容のバリエーション化という点では有効であ
る。上記実施例で再生系統Aだけであっても、再生する
ドライブユニットをA〜Aの内からランダムに選択
することは長期間的に捉えた場合での再生内容の順番の
同一性を減少させるからである。
【0051】また別の実施例として、上記実施例のよう
に再生系統A,B(もちろん3つ以上でもよいが)を備
え、その再生系統を切り換えながら複数のドライブユニ
ット中より選択して再生するものであるが、再生制御時
に、各再生系統A,B中にて最初に再生を開始するドラ
イブユニットの組み合せを、前回の再生制御時の組み合
せと変更するようにしてもよい。
【0052】例えば、図3の例を利用して説明すると、
各再生系統A,B中においてはドライブユニットの再生
順番が例えばA→A→A……A及びB→B
→B……Bと固定されていたとしても、各再生系統
中にて最初に再生を開始するドライブユニットの組み合
せを前回の再生制御時の組み合せと変えるのである。例
えば最初はAとBの組み合せから始めてAとB
が終わった時点で再生が終了した場合、次回の再生時に
はAとBから始めるのではなく、例えばAとB
から始めるとか、AとBから始めるとかいう具合い
に組み合せを変えることで、映像のつながりが前回とは
異なり、全体として映像内容のバリエーション化を実現
できる。
【0053】また、図4のS50で再生ドライブをラン
ダムに選択する際、S60でのチャプター選択と同様
に、選択されたドライブユニットをチェックするテーブ
ルを備え、全て一度ずつ選択される迄は、一度選択され
たものを除いた中からランダムに選択するようにすると
よい。そうしない場合には、ランダム選択であるので同
じドライブユニットが続けて選択される場合も有り得る
ため、全ドライブユニットが一通り選択されるまでは同
じものが選択されないようにすることで、全体として映
像内容のバリエーション化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の映像再生装置を搭載したカラオケシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 実施例のディスクプレーヤの概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】 実施例のドライブユニット群の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 ディスクプレーヤのマイコンが実行する処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…コマンダ、 12…コントローラ、 14…操作
パネル、16,32…シリアル入出力回路、 2
4…ビデオミキサ、30…ディスクプレーヤ、 34…
ドライブユニット群、 36…切換回路、38…マイコ
ン、 40…データ読取回路、 42…圧縮データ復号
化回路、44…NTSCコンバータ、 56…モニタテ
レビ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 修 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 西川 浩 愛知県名古屋市昭和区桜山町6丁目104番 地 株式会社エクシング内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を記憶した複数の映像再生ディスク
    を再生する映像再生装置であって、 上記複数の映像再生ディスク中より、いずれか一つの映
    像再生ディスクをランダムに選択するディスク選択手段
    と、 該ディスク選択手段により選択された映像再生ディスク
    から映像を読み出して再生するディスク再生手段と、 を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  2. 【請求項2】 映像を記憶した複数の映像再生ディスク
    を再生するための再生系統を複数備えた映像再生装置で
    あって、 該複数の再生系統よりいずれか一つの再生系統を選択す
    る系統選択手段と、 該系統選択手段により選択された再生系統に対応する複
    数の映像再生ディスク中より、いずれか一つの映像再生
    ディスクをランダムに選択するディスク選択手段と、 該ディスク選択手段により選択された映像再生ディスク
    から映像を読み出して再生するディスク再生手段と、 を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  3. 【請求項3】 映像を記憶した複数の映像再生ディスク
    を再生するための再生系統を複数備えた映像再生装置で
    あって、 該複数の再生系統よりいずれか一つの再生系統を選択す
    る系統選択手段と、 該系統選択手段により選択された再生系統に対応する複
    数の映像再生ディスク中より、いずれか一つの映像再生
    ディスクを選択するディスク選択手段と、 該ディスク選択手段により選択された映像再生ディスク
    から映像を読み出して再生するディスク再生手段と、 再生制御時に、上記複数の再生系統の、各再生系統中に
    て最初に再生を開始する映像再生ディスクの組み合せ
    を、前回の再生制御時の組み合せと変更する組み合せ変
    更手段と、 を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  4. 【請求項4】 上記系統選択手段が、上記複数の再生系
    統よりいずれか一つの再生系統をランダムに選択するこ
    とを特徴とする上記請求項2または3に記載の映像再生
    装置。
  5. 【請求項5】 上記ディスク選択手段が、上記系統選択
    手段により選択された再生系統中よりいずれか一つの映
    像再生ディスクをランダムに選択することを特徴とする
    上記請求項3に記載の映像再生装置。
  6. 【請求項6】 上記ディスク選択手段が、上記ランダム
    選択に際して、上記複数の映像再生ディスクが全て一度
    ずつ選択される迄は、一度選択されたものを除いた中か
    らランダムに選択するよう構成されたことを特徴とする
    上記請求項1,2,4または5に記載の映像再生装置。
  7. 【請求項7】 上記映像が、編集された複数の編集映像
    からなる編集映像群として構成されると共に、 上記ディスク再生手段が、上記ディスク選択手段により
    選択された映像再生ディスクから上記編集映像をランダ
    ムに読み出して再生するように構成されたことを特徴と
    する上記請求項1〜6のいずれかに記載の映像再生装
    置。
JP6009438A 1993-06-22 1994-01-31 映像再生装置 Pending JPH07219566A (ja)

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JP6009438A JPH07219566A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 映像再生装置
TW085205887U TW343815U (en) 1994-01-31 1994-02-22 Image reproduction device (2)
US08/262,832 US5611693A (en) 1993-06-22 1994-06-21 Image karaoke device
EP94304546A EP0631283A3 (en) 1993-06-22 1994-06-22 Image karaoke device.
CN94108917A CN1111431A (zh) 1993-06-22 1994-06-22 影像卡拉ok装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1115481A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Yamaha Corp カラオケ装置

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JPH1115481A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Yamaha Corp カラオケ装置

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TW343815U (en) 1998-10-21

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