JP3255337B2 - 動画再生装置 - Google Patents

動画再生装置

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JP3255337B2
JP3255337B2 JP08756895A JP8756895A JP3255337B2 JP 3255337 B2 JP3255337 B2 JP 3255337B2 JP 08756895 A JP08756895 A JP 08756895A JP 8756895 A JP8756895 A JP 8756895A JP 3255337 B2 JP3255337 B2 JP 3255337B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歌詞表示の背景に再生
動画を使用し、伴奏音楽に合わせて歌唱して楽しむこと
が可能な動画再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所謂カラオケ用の動画再生装置に
おいては、曲毎に映像データと歌詞の内容及び演奏デー
タとを記憶したビデオディスク等を再生していたが、営
業用などでは装置1台当たり数千曲ものデータが必要と
なるため、コンパクト化が望まれている。このコンパク
化のために、曲データとは別個に映像データを記憶させ
ておき、曲の演奏時に背景画として表示する方式のもの
がある。この背景画となる映像データは、ビデオディス
クに収められていることが多く、例えば、1枚のビデオ
ディスクに映像データが2時間分入るとすると、演歌の
ための映像データが1時間、ポップスの為の映像データ
が1時間という具合に2種類の映像データが収められて
いるのが一般的である。そして、演奏曲を予め演歌かポ
ップスかを識別するジャンル情報を曲データ側に含ませ
ておき、リクエストされた曲が演歌かポップスかをこの
ジャンル情報に基づき識別し、演奏曲のジャンルに合わ
せた背景画を表示するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
式では、演奏曲によって予め背景画を演歌かポップスか
に一義的に決定しているため、カラオケ装置が配置され
る場所の雰囲気に背景画が適合しないことが発生してい
た。例えば、民芸調の居酒屋等では、例え演奏曲がポッ
プスであっても背景画は、演歌用のものが望ましいこと
があり、反対に、洋風のホテル等においては、例え、演
奏曲が演歌であっても背景画はポップス用のものが適合
することもあった。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、予め特
定したジャンルの動画を曲演奏の背景画として再生させ
得る動画再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の動画再生装置においては、演奏曲固有の
ジャンルを識別するジャンル識別手段と、同一ジャンル
の動画内容として編集された2種類以上の動画情報を記
憶した動画記憶媒体と、前記ジャンル識別手段により識
別された演奏曲のジャンルに対応させて、前記動画記憶
媒体から動画情報を読み出す動画読出手段とを備え、前
記ジャンル識別手段にはよらず、ジャンルを特定するジ
ャンル特定手段を有し、該ジャンル特定手段によってジ
ャンルが特定された場合には、前記動画読出手段が、特
定されたジャンルに対応させて前記動画記憶媒体から動
画情報を読み出すことを要旨とする。
【0006】また請求項2の動画再生装置では、請求項
1において前記ジャンル特定手段がディップスイッチか
らなることを要旨とする。
【0007】上記の目的を達成するため、請求項3の動
画再生装置においては、演奏曲固有のジャンルを識別す
るジャンル識別手段と、同一ジャンルの動画内容として
編集された2種類以上の編集動画からなる編集動画群と
して構成された動画情報を記憶した動画記憶媒体と、前
記ジャンル識別手段により識別された演奏曲のジャンル
に対応させて、前記動画記憶媒体に記憶されている編集
動画群から動画情報をランダムに選択して順次読み出す
動画読出手段とを備え、前記ジャンル識別手段にはよら
ず、ジャンルを特定するジャンル特定手段を有し、該ジ
ャンル特定手段によってジャンルが特定された場合に
は、前記動画読出手段が、特定されたジャンルに対応さ
せて前記動画記憶媒体から動画情報を読み出すことを要
旨とする。
【0008】また請求項4の動画再生装置では、請求項
3において前記ジャンル特定手段がディップスイッチか
らなることを要旨とする。
【0009】
【作用】上記のように構成された請求項1の動画再生装
置によれば、ジャンル識別手段が演奏曲固有のジャン
ル、例えば、演歌かポップスかを識別し、動画読出手段
がジャンル識別手段により識別されたジャンル(例えば
ポップス)に対応させて、前記動画記憶媒体からポップ
ス用の動画情報を読み出す。ここで、ジャンル特定手段
によってジャンル(例えば演歌)が特定された場合に
は、該動画読出手段が、ジャンル識別手段により識別さ
れたジャンルとは無関係に、特定されたジャンル(演
歌)に対応させて動画記憶媒体から動画情報を読み出
す。このため、該動画再生装置の配置される環境に最も
適したジャンルの動画を、演奏曲とは無関係に再生させ
ることができる。
【0010】また、請求項2の動画再生装置によれば、
ディップスイッチからなるジャンル特定手段によって、
特定ジャンルの動画のみを再生させるよう設定すること
ができる。
【0011】上記のように構成された請求項3の動画再
生装置によれば、ジャンル識別手段が演奏曲固有のジャ
ンル、例えば演歌かポップスかを識別し、動画読出手段
がジャンル識別手段により識別されたジャンル(例えば
ポップス)に対応させて、動画記憶媒体に記憶されてい
る編集動画群からポップス用の動画情報をランダムに選
択して順次読み出す。ここで、ジャンル特定手段によっ
てジャンル(例えば演歌)が特定された場合には、該動
画読出手段が、ジャンル識別手段により識別されたジャ
ンルとは無関係に、特定されたジャンル(演歌)に対応
させて動画記憶媒体に記憶されている編集動画群から動
画情報をランダムに選択して順次読み出す。このため、
該動画再生装置の配置される環境に最も適したジャンル
の動画を、演奏曲とは無関係に再生させることができ
る。
【0012】また、請求項4の動画再生装置によれば、
ディップスイッチからなるジャンル特定手段によって、
特定ジャンルの動画のみを再生させるよう設定すること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例について図
を参照して説明する。図1は、本発明の動画再生装置を
具現化したカラオケ装置の構成を示すブロック図であ
る。図に示すとおり該カラオケ装置は、コマンダ10、
ディスクプレーヤ30、アンプミキサ62、マイク6
6、モニタテレビ60、スピーカ64を備えて成る。
【0014】このカラオケ装置にて、利用者は、コマン
ダ10を操作することで歌いたい曲を選択する。コマン
ダ10には、曲データとして歌詞データ、演奏データ及
び後述するジャンルデータが格納されており、曲が選択
されると、コマンダ10はこれら歌詞データおよび演奏
データを同期させて出力する。そして、曲を選択した利
用者は、モニタテレビ60に映し出された歌詞を参照し
ながら演奏に合わせて歌を歌うことになる。
【0015】コマンダ10から出力される演奏データ
は、アナログの演奏信号に変換された後、アンプミキサ
62へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイク6
6を介して入力される利用者の歌声と適当な割合でミキ
シングされる。ミキシングされた音声信号は、スピーカ
64によって演奏音として外部へ出力される。
【0016】一方、演奏データと同期してコマンダ10
により出力される歌詞データは、ディスクプレーヤ30
から送られるNTSC信号と合成(スーパーインポー
ズ)されモニタテレビ60に表示される。ディスクプレ
ーヤ30から送られるNTSC映像信号は、ディスクプ
レーヤ30によりCD−ROMディスクを再生すること
で生成される。このNTSC映像信号は、利用者が歌詞
を参照しながら歌う際にモニタテレビ60の背景画とな
るものであり、演奏曲のジャンルに合わせてジャンル分
けして構成されている。
【0017】ここで、コマンダ10の構成について説明
する。コマンダ10は、コントローラ12と、操作パネ
ル14と、シリアル入出回路(SI0)16と、モデム
18と、ハードディスク20と、MIDI音源22と、
ビデオミキサ24とから主として成る。
【0018】コントローラ12は、コマンダ10を制御
するためのマイクロコンピュータであって、利用者によ
り曲が選択された時に、その曲のジャンルを識別してジ
ャンルデータとしてディスクプレーヤ30へ送信し、ま
た、曲の演奏に対応させてハードディスク20から曲デ
ータ(演奏データ及び歌詞データ)を読み出し、MID
I音源22へ演奏データを、また、ビデオミキサ24へ
歌詞データを送る等の制御動作を行う。
【0019】操作パネル14は、利用者が歌いたい曲を
選択したり、演奏音の音程を調整したり、演奏と歌との
音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、ト
ーン等の各種調整を行うための装置である。この実施例
のカラオケ装置には、リモコン14aが備えられ、利用
者による曲の選択を遠隔操作によって行い得るようにし
ている。
【0020】シリアル入出回路(SIO回路)16は、
シリアル通信回線17を介して選択された曲のジャンル
データをディスクプレーヤ30へ送信するためのインタ
フェイス回路である。本実施例では、RS232Cケー
ブルが用いられている。
【0021】モデム18は、図示しないホストコンピュ
ータ側から送られてくる曲データを受信し、反対に、ど
のような曲がリクエストされている等のデータをホスト
コンピュータ側へ送信する際に電話回線を利用するため
の変復調装置である。本実施例のカラオケ装置は、運用
において、常に新しい曲が提供し得る状態を保つため、
夜間に電話回線にて新曲のデータが、ホストコンピュー
タ側からモデム18を介してコマンダ10に送られる。
そして、これをハードディスク20に記憶させるよう構
成されている。
【0022】ハードディスク20は、曲データとして演
奏データ、歌詞データ、及びジャンルデータを記憶する
ための記憶装置である。演奏データとしてはMIDI
(ミュージカル・インストゥルメント・ディジタル・イ
ンタフェイス)規格に基づいたデータが格納されてい
る。
【0023】MIDI音源22は、各種楽器の演奏音を
格納しており、ハードディスク20から送られる演奏デ
ータに基づき、楽器の演奏信号を生成する音源である。
生成された楽器の演奏信号は、アンプミキサ62に送ら
れる。
【0024】ビデオミキサ24は、ハードディスク20
から送られる歌詞データと、ディスクプレーヤ30から
送られるNTSC映像信号とを合成する装置である。歌
詞データは、音楽の演奏が出力されるのに同期して、歌
詞を反転させながら利用者に該当する歌詞部分を指示す
る。
【0025】引き続き、図2を参照してディスクプレー
ヤ30の構成について説明する。ディスクプレーヤ30
は、コマンダ10から送られる曲のジャンルデータに基
づき、該当するジャンルの背景画をNTSC映像信号と
してコマンダ10側へ送る装置である。該ディスクプレ
ーヤ30は、4枚のCD−ROMディスク(図示せず)
を4台のCD−ROMドライバ44a、44b、44
c、44dでそれぞれ再生することにより該NTSC映
像信号を生成する。このCD−ROMディスクは、12
cmのCD(コンパクトディスク)サイズのビデオディ
スクであり、映像データがMPEG規格で圧縮され記憶
されている。データ圧縮することにより、CDサイズの
ディスク板一枚に、約1時間分の動画(背景画)が記憶
されている。
【0026】なお、本実施例のカラオケ装置では、1枚
のCD−ROMディスクに、A〜Eの5つのジャンルの
動画が記憶されている。ここでは、カラオケ曲を演歌
(Aジャンル、Bジャンル)とポップス(Cジャンル、
Dジャンル、Eジャンル)とに分けている。即ち、演歌
で主に冬に対応する内容の動画をAジャンルに、そし
て、演歌で冬以外の内容の動画をBジャンルとして構成
している。更に、ポップスを、アップテンポな曲に対応
する内容の動画をCジャンルとし、ポップスでアップテ
ンポな曲以外に対応する内容の動画をDジャンルとし、
更に、童謡やアニメ等に対応する内容の動画をEジャン
ルとして構成している。
【0027】さらに、この1枚のCD−ROMディスク
には、A〜Eジャンルの動画が、1本の編集動画を30
秒として24本の編集動画群として記憶されている。即
ち、本実施例では、各ジャンルについて12分の動画が
保持されている。以降、この30秒の各編集動画を再生
用チャプターと呼ぶことにし、チャプター番号として、
Aジャンルに属する1番目をA−1とし、24番目をA
−24として表す。なお、それぞれのジャンル内におけ
る24本の動画は、特定のストーリ性を持たせないこと
により、ランダムに繋ぎ合わせても違和感のないよう構
成してある。
【0028】次に、このように構成されたCD−ROM
ディスクを4枚保持して背景画を再生するディスクプレ
ーヤ30の構成について図2を参照して説明する。ディ
スクプレーヤ30は、シリアル入出回路(SIO)32
と、種々の制御を行うCPU34と、該CPU34の実
行命令等が保持されているROM36と、該CPU34
の作業領域として用いられるRAM38と、CD−RO
Mディスクの状態等を保持するNVRAM40と、CD
−ROMインターフェイス42と、1枚のCD−ROM
ディスクをそれぞれ駆動する4台のCD−ROMドライ
ブ44a、44b、44c、44dと、ビデオデコーダ
46と、NTSCコンバータ48と、ジャンル選択スイ
ッチ50と、ジャンル特定スイッチ52とから主として
成る。
【0029】CD−ROMインターフェイス42は、各
CD−ROMドライブ44a、44b、44c、44d
から読み取られたデータを送り出すためのインターフェ
イスであり、本実施例では、後述するように4台のCD
−ROMドライブ44a、44b、44c、44dの内
の2台から動画データを読み出すように構成されてい
る。
【0030】ビデオデコーダ46は、CD−ROMドラ
イブ44a、44b、44c、44dから読み出される
動画データ(圧縮されたデェジタルデータ)を映像信号
に復号する電気回路である。
【0031】NTSCコンバータ48は、ビデオデコー
ダ46により復号化された映像信号を商用カラーテレビ
(NTSC)信号に変換する電気回路である。該NTS
Cコンバータ48より変換されたNTSC信号は、上述
したコマンダ10のビデオミキサ24へ送られる。
【0032】ジャンル選択スイッチ50は、ディスクプ
レーヤ30に取り付けられた図3に示すディップスイッ
チ54の1番スイッチから成り、ディスクプレーヤ30
により生成される背景画(映像信号)のジャンルを、演
奏曲により決まるジャンルとするか、ディップスイッチ
54により固定されたジャンルにするかを切り換えるた
めのスイッチである。
【0033】また、ジャンル特定スイッチ52は、図3
に示すディップスイッチ54の2番スイッチ52a、3
番スイッチ52b、4番スイッチ52c、5番スイッチ
52dから成り、背景画のジャンルを特定するためのス
イッチである。即ち、上述したジャンル選択スイッチ5
0(1番スイッチ)がONされた状態で、ジャンル特定
スイッチ52を構成する2番スイッチ52aがONされ
ていると、上述した演歌の背景画(Aジャンル及びBジ
ャンル)のみが再生される。反対に、2番スイッチ52
aがOFFされていると、上述したポップスの背景画
(Cジャンル、Dジャンル及びEジャンル)のみが再生
される。なお、3、4、5番スイッチ52b〜52d
は、更にジャンルを細かく特定するためのスイッチで、
2番スイッチ52aで演歌が選択され(スイッチO
N)、更に、3番スイッチ52bがONされている状態
では冬に対応する演歌の内容の動画(Aジャンル)が再
生され、4番スイッチ52cがONされている状態で
は、冬以外の演歌の動画(Bジャンル)が再生される。
他方、2番スイッチ52aでポップスが選択され(スイ
ッチOFF)、更に、3番スイッチ52bがONされて
いる状態ではアップテンポなポップスに対応する内容の
動画(Cジャンル)が再生され、4番スイッチ52cが
ONされている状態では、アップテンポなポップス以外
に対応する内容の動画(Dジャンル)が再生され、更
に、5番スイッチ52dがONされている状態では、童
謡やアニメ等に対応する内容の動画(Eジャンル)が再
生される。
【0034】次に、第1実施例に係るカラオケ装置の動
作について図4〜図7を参照して説明する。先ず、ここ
では、利用者が上述したジャンル選択スイッチ50を操
作せず、OFF状態に保たれているときのディスクプレ
ーヤ30側の処理について図4及び図5のフローチャー
トを参照して説明する。最初に、ディスクプレーヤ30
のCPU34は、ジャンル選択スイッチ50が設定され
ているかを判断する(図4に示すS11)。ここでは、
上述したようにジャンル選択スイッチ50がOFF状態
に保たれているので(S11がNo)、CPU34は、
上述したディップスイッチ54の2、3、4、5番スイ
ッチ52a〜52dに特定されている背景画のジャンル
を無視する(S12)。そして、コマンダ10側からの
曲演奏開始コマンドの受信まで待機する(S13)。こ
こで、曲演奏開始コマンドの受信があると(S13がY
es)、演奏される曲固有のジャンルデータを受信する
(S14)。ここでは、利用者によりアップテンポなポ
ップスがリクエストされ、Cジャンルに対応するジャン
ルデータが受信されたものとする。CPU34は、曲固
有のジャンルをCジャンルに固定し(S15)、図7
(A)に示すCジャンル用テーブル(後述するランダム
数値Rとチャプター番号との対応テーブル)を用意す
る。
【0035】次に、Cジャンルに対応する背景画となる
映像の再生を行う(S16)。当該ステップ16におけ
る映像の再生処理を、このサブルーチンを示す図5のフ
ローチャートを参照して詳述する。本実施例のディスク
プレーヤ30では、4台のCD−ROMドライブ44
a、44b、44c、44dの内の2台(P1及びP
2)を用いて映像の再生を行う。このため、先ず再生用
の2台の内の1台として、プレーヤPを1側に設定する
(S50)。ここでは、CD−ROMドライブ44aを
プレーヤP1として設定したものとして説明を続ける。
【0036】CPU34は、ランダム数値Rを乱数を用
いて発生する(S51)。そして、このランダム数値R
が1以上で24(1つのジャンルの再生用チャプター
数)以下かを判断する(S52)。ここで、ランダム数
値Rが24を越える場合には(S52がNo)、ステッ
プ51へ戻り再度ランダム数値Rを発生する。他方、ラ
ンダム数値Rが1≦R≦24のときには(S52がYe
s)、図7(A)に示すCジャンル用テーブルを参照し
て、ランダム数値Rを再生用チャプター番号Sに変換す
る(S53)。例えば、ランダム数値Rとして“3”を
発生したときには、チャプター番号C−3を再生映像と
して選択する。
【0037】次に、他方のプレーヤ(P2:CD−RO
Mドライブ44b)が再生中かを判断する(S54)。
ここでは再生を開始するところであり、P2が再生中で
はないので(S54がNo)、ブレーヤP1(CD−R
OMドライブ44a)で上述した再生用チャプター番号
S(チャプター番号C−3)の再生を開始する(S5
6)。そして、再生プレーヤを変換する(S57)。こ
こでは、P1(CD−ROMドライブ44a)からP2
(CD−ROMドライブ44b)に変換してステップ5
1へ戻り、次のランダム数値Rを発生する。その後、ス
テップ52、53を経て、他方のプレーヤ(現在はP
1)が再生中かを判断する(S54)。ここでは、プレ
ーヤP1が再生中なので(S54がYes)、コマンダ
10からの曲演奏終了コマンドを受信したか否かに基づ
き、映像の再生が終了したかを判断するが(S55)、
未だ終了していないので(S55がNo)、ステップ5
4に戻り、プレーヤP1によるチャプター番号C−3の
30秒間に渡る再生完了まで待機する。そして、プレー
ヤP1による再生の終了により(S54がNo)、プレ
ーヤP2で再生用チャプター番号Sの再生を開始する
(S56)。そして、再生プレーヤをP2からP1へ変
換する(S57)。
【0038】この再生プレーヤP2、再生プレーヤP
1、即ち、CD−ROMドライブ44aとCD−ROM
ドライブ44bとによって、それぞれに装填されている
CD−ROMディスクから各再生用チャプターを30秒
つづ交互に再生していく。そして、カラオケ装置の曲演
奏が終わり、コマンダ10から曲演奏終了コマンドが送
られると、再生終了かのステップ55の判断がYesと
なり、CPU34は、プレーヤP1、P2の再生を停止
した後(S58)、プレーヤを循環する(S59)。こ
こでは、プレーヤP1をCD−ROMドライブ44b
に、また、プレーヤP2をCD−ROMドライブ44c
に設定する。以上説明したようにしてアップテンポなポ
ップスがリクエストされた場合には、アップテンポなポ
ップスに対応させて作成されたCジャンルに属する各再
生用チャプターがランダムに選択され、背景画として順
次再生される。
【0039】引き続き、利用者が上述したジャンル選択
スイッチ50をONにした場合の処理について図4及び
図6のフローチャートを参照して説明する。ここでは、
カラオケ装置が、民芸調の居酒屋に配置されているた
め、演歌用の背景画のみを再生させるよう、図3に示す
ようにジャンル選択スイッチ50(1番スイッチ)をO
Nするとともに、演歌に特定するための2番スイッチ5
2aをONしているものとして説明を行う。なお、更に
再生ジャンルを詳細に特定する3〜5番スイッチ52
b、52c、52dについてはOFFされているものと
する。
【0040】最初に、CPU34は、ジャンル選択スイ
ッチ50が設定されているかを判断する(図4に示すS
11)。ここでは、上述したようにジャンル選択スイッ
チ50がONされているので(S11がYes)、CP
U34は、上述したディップスイッチ54の2番スイッ
チに特定されている演歌用のジャンル(A及びBジャン
ル)に再生映像(背景画)を固定する(S22)。そし
て、コマンダ10側からの曲演奏開始コマンドの受信ま
で待機する(S23)。ここで、曲演奏開始コマンドの
受信があると(S23がYes)、演奏される曲固有の
ジャンルデータを受信する(S24)。ここでは、上述
した例と同様に利用者によりアップテンポなポップスが
リクエストされ、Cジャンルに対応する曲固有のジャン
ルデータが受信されたものとする。CPU34は、受信
したCジャンルに対応する曲固有ジャンルを無視し(S
25)、再生映像を演歌用の映像である(ABジャン
ル)に固定し、図7(B)に示すABジャンル用テーブ
ルを用意する。このABジャンル用テーブルは、冬用の
演歌に属するAジャンルの24の再生用チャプター(A
1〜A24)と、冬以外の演歌に属するBジャンルの2
4の再生用チャプター(B1〜B24)とを併合した4
8の再生用チャプターとランダム数値Rとの対応を示す
テーブルである。
【0041】次に、ABジャンルに対応する背景画とな
る映像の再生を行う(S26)。当該ステップ26にお
ける映像の再生処理を、このサブルーチンを示す図6の
フローチャートを参照して詳述する。先ず、再生プレー
ヤPを1側に設定する(S60)。ここでは、CD−R
OMドライブ44bをプレーヤP1として設定したもの
として説明を続ける。
【0042】CPU34は、ランダム数値Rを乱数を用
いて発生する(S61)。そして、このランダム数値R
が1以上で48以下かを判断する(S62)。即ち、2
4の再生用チャプターから成るAジャンルと24の再生
用チャプターから成るBジャンルとの2つのジャンルに
またがり再生を行うため48以下かを判断する。ここ
で、ランダム数値Rが48を越える場合には(S62が
No)、ステップ61へ戻り再度ランダム数値Rを発生
する。他方、ランダム数値Rが1≦R≦48のときには
(S62がYes)、図7(B)に示すABジャンル用
テーブルを参照して、ランダム数値Rを再生用チャプタ
ー番号Sに変換する(S63)。例えば、ランダム数値
Rとして“26”を発生したときには、チャプター番号
B−2を再生映像として選択する。
【0043】次に、他方のプレーヤ(P2)が再生中か
を判断する(S64)。ここでは再生を開始するところ
なので、プレーヤP2が再生中ではなく(S64がN
o)、ブレーヤP1(CD−ROMドライブ44b)で
上述した再生用チャプター番号S(チャプター番号B−
2)の再生を開始する(S66)。そして、再生プレー
ヤを変換する(S67)。ここでは、P1(CD−RO
Mドライブ44b)からP2(CD−ROMドライブ4
4c)に変換して、ステップ61へ戻り、次のランダム
数値Rを乱数を用いて発生する。ステップ52、53を
経て、ステップ64にてプレーヤP1による再生用チャ
プターB−2の30秒間に渡る再生完了まで待機する。
そして、プレーヤP1による再生の終了により(S64
がNo)、プレーヤP2で再生用チャプター番号Sの再
生を開始する(S66)。そして、再生プレーヤをP2
からP1へ変換する(S67)。
【0044】この再生プレーヤP2、P1、即ち、CD
−ROMドライブ44bとCD−ROMドライブ44c
とによって、それぞれに装填されているCD−ROMデ
ィスクから各再生用チャプターを30秒間づつ交互に再
生していく。そして、カラオケ装置の曲演奏が終わり、
コマンダ10から曲演奏終了コマンドが送られると、再
生終了かのステップ65の判断がYesとなり、CPU
34は、プレーヤP1、P2の再生を停止した後(S6
8)、プレーヤを循環する(S69)。ここでは、プレ
ーヤP1をCD−ROMドライブ44cに、また、プレ
ーヤP2をCD−ROMドライブ44dに設定する。以
上説明したように本実施例では、カラオケ装置が置かれ
る環境に適合するように背景画が特定された場合、例え
ば、演歌調の背景画が適合する箇所にカラオケ装置が置
かれ、演歌用の背景画のみを再生するように設定された
ときには、例えアップテンポなポップスがリクエストさ
れても、演歌用の背景画が再生される。
【0045】なお、利用者が演歌の冬用の背景画のみを
再生させるように、上述したディップスイッチ54の3
番スイッチ52bをONにしている場合には、CPU3
4は、図示しないAジャンル用のテーブルを用いて、1
≦R≦24のランダム数値Rに基づいてAジャンルの再
生用チャプターA1 〜A24から背景画を再生する。ま
た、利用者がポップス調の背景画のみを再生させるよう
に、演歌へ特定するための2番スイッチ52aをOFF
にした場合には、CPU34は、図示しないCDEジャ
ンル用のテーブル(Cジャンルと、Dジャンルと、Eジ
ャンルの再生用チャプターを併合したテーブル)を用い
て、1≦R≦72のランダム数値Rに基づきC、D、E
ジャンルの再生用チャプターから背景画を再生する。こ
れらの動作については上述したのと同様であるため説明
を省略する。
【0046】このカラオケ装置は、置かれる環境に適合
するように背景画を特定する他、使用される用途に応じ
て背景画を特定することもできる。例えば、本実施例の
カラオケ装置が児童フェスティバル等のイベント会場で
用いられる場合には、図3に示すディップスイッチ54
の2番スイッチ52a及び5番スイッチ52dをONす
ることにより、童謡やアニメ等に対応する内容の動画
(Eジャンル)のみを再生させるようにできる。
【0047】以上説明した実施例では、CD−ROMデ
ィスクに5種類の再生用チャプターからなる編集動画群
を保持し、この再生用チャプターをディスクプレーヤ3
0がランダムに選択して順次読み出す例を挙げた。しか
し、例えば、1枚のビデオディスクに2種類、即ち、演
歌のための連続した1時間の映像データとポップスの為
の連続した1時間の映像データとが収められ、曲のジャ
ンルに適合させて演歌用とポップス用とで背景画を自動
的に切り換える方式のカラオケ装置にも本発明を適用
し、再生する映像データを固定させることができる。
【0048】また、上記実施例では、通信カラオケ装置
に用いる動画再生装置を例に挙げて説明したが、本発明
は、通信方式ではないカラオケ装置にも好適に用いるこ
とができる。
【0049】
【効果】以上説明したことから明らかなように、本発明
の動画再生装置では、演奏曲固有のジャンルと異なる特
定したジャンルの映像を演奏曲の背景画として再生させ
ることができるので、動画再生装置が用いられる環境に
最も適した映像を選択できるという従来にない優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る動画再生装置を適用し
たカラオケ装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すディスクプレーヤの電気的構成を示
すブロック図である。
【図3】ジャンル選択スイッチ及びジャンル特定スイッ
チを構成するディップスイッチの平面図である。
【図4】図2に示すディスクプレーヤのCPUによるメ
インルーチン処理のフローチャートである。
【図5】図2に示すディスクプレーヤのCPUによるサ
ブルーチン処理のフローチャートである。
【図6】図2に示すディスクプレーヤのCPUによるサ
ブルーチン処理のフローチャートである。
【図7】チャプター番号を再生用チャプター番号Sに対
応させるためのテーブルを示す説明図である。
【符号の説明】
10 コマンダ 30 ディスクプレーヤ 34 CPU 44a〜44d CD−ROMドライブ 50 ジャンル選択スイッチ 52 ジャンル特定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−214178(JP,A) 特開 平3−241567(JP,A) 特開 平6−186988(JP,A) 実用新案登録3000439(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 302

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏曲固有のジャンルを識別するジャン
    ル識別手段と、 同一ジャンルの動画内容として編集された2種類以上の
    動画情報を記憶した動画記憶媒体と、 前記ジャンル識別手段により識別された演奏曲のジャン
    ルに対応させて、前記動画記憶媒体から動画情報を読み
    出す動画読出手段とを備える動画再生装置であって、 前記ジャンル識別手段にはよらず、ジャンルを特定する
    ジャンル特定手段を有し、 該ジャンル特定手段によってジャンルが特定された場合
    には、前記動画読出手段が、特定されたジャンルに対応
    させて前記動画記憶媒体から動画情報を読み出すことを
    特徴とする動画再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ジャンル特定手段がディップスイッ
    チからなることを特徴とする請求項1の動画再生装置。
  3. 【請求項3】 演奏曲固有のジャンルを識別するジャン
    ル識別手段と、 同一ジャンルの動画内容として編集された2種類以上の
    編集動画からなる編集動画群として構成された動画情報
    を記憶した動画記憶媒体と、 前記ジャンル識別手段により識別された演奏曲のジャン
    ルに対応させて、前記動画記憶媒体に記憶されている編
    集動画群から動画情報をランダムに選択して順次読み出
    す動画読出手段とを備える動画再生装置であって、 前記ジャンル識別手段にはよらず、ジャンルを特定する
    ジャンル特定手段を有し、 該ジャンル特定手段によってジャンルが特定された場合
    には、前記動画読出手段が、特定されたジャンルに対応
    させて前記動画記憶媒体から動画情報を読み出すことを
    特徴とする動画再生装置。
  4. 【請求項4】 前記ジャンル特定手段がディップスイッ
    チからなることを特徴とする請求項3の動画再生装置。
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