JP3511247B2 - 映像再生装置及びカラオケシステム - Google Patents

映像再生装置及びカラオケシステム

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JP3511247B2
JP3511247B2 JP22159094A JP22159094A JP3511247B2 JP 3511247 B2 JP3511247 B2 JP 3511247B2 JP 22159094 A JP22159094 A JP 22159094A JP 22159094 A JP22159094 A JP 22159094A JP 3511247 B2 JP3511247 B2 JP 3511247B2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラオケシステ
ムの背景映像等を再生する映像再生装置であって、例え
ばリクエストに応じた所望の映像を再生可能な映像再生
装置やカラオケシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば映像カラオケ装置において
は、曲毎に映像データと歌詞の内容及び演奏データを記
憶したビデオディスク等を再生していたが、業務用など
では装置1台当りに数千曲ものデータが必要となるた
め、非常に多くのビデオディスクを用意する必要があっ
た。そして、これら多数枚のビデオディスクを専用の収
納ケースに収納し、オートチェンジャ等を用いてリクエ
ストに応じたディスクに交換していた。そのため、多く
のディスクを収納する専用収納ケース及びオートチェン
ジャが占有する面積が大きくなり、特に業務用としては
コンパクト化が希求されていた。
【0003】このコンパクト化の一案として実現されて
いるのが、曲データとは別個に映像データを記憶させて
おき、曲の演奏時に、背景画として表示するものであ
る。この背景画となる映像データはビデオディスクに収
められることが多いが、例えば1枚に、演歌のための映
像データとポップスのための映像データとの2種類の映
像データが収められているのが一般的である。
【0004】そして、演歌とポップスというジャンルの
大分類だけでなく、演歌の中でもその映像内容によって
さらなるジャンル分けがされることが多い。細かくジャ
ンル分けすることで、より曲のイメージ(内容)に対応
した最適な映像を表示することができるし、あるいはい
つも同じ映像ばかりでは飽きてしまう可能性もあるの
で、曲に適する複数の映像を組み合わせて表示すること
によって、背景画のバリエーションを増やし、飽きさせ
ないようにすることにも有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その映
像が流される場の雰囲気にそぐわない映像や、対象とな
る人によっては見せるべきでない映像というものもあ
る。例えば、結婚パーティー等で、「別れ」がテーマに
なって展開するようなジャンルの映像は出さない方がよ
いし、例えばヌードシーンやベッドシーンが出てくるい
わゆるアダルト映像に属するジャンルの映像について
は、子供が見ているような状況においては出さない方が
よい。このように、各種状況に応じては、その場の雰囲
気を壊さないため等の理由で表示しない方が好ましい映
像というものがある。
【0006】そこで本発明は、このような問題点を鑑
み、背景映像を再生途中であっても変更できるようにし
て、使用者の要求に合わない映像の再生を防止するよう
にした映像再生装置等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された請求項1に記載の発明は、選択された曲に応
じて、複数の映像の中から再生する映像を決定する再生
映像決定手段と、該再生映像決定手段によって決定され
た映像を再生する映像再生手段とを備えた映像再生装置
であって、再生映像の変更指令を入力するために操作可
能な映像変更指令入力手段と、上記選択された曲の演奏
中において上記映像変更指令入力手段が操作されたか否
かを判別する判別手段と、該判別手段によって上記映像
変更指令入力手段が操作されたことが判別されたとき、
上記入力された変更指令に従って、上記選択された曲の
演奏を中止することなく現在再生中の映像以外の映像の
再生を上記映像再生手段に指令する再生映像変更制御手
段とを備えたことを特徴とする映像再生装置である。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1記
載の映像再生装置であって、曲毎に対応して設定された
1つ以上のジャンルを記憶しておく対応ジャンル記憶手
段と、該対応ジャンル記憶手段に記憶されているジャン
ル情報に基づき、選択された曲に対応する再生ジャンル
を決定する再生ジャンル決定手段とを備え、上記再生映
像決定手段は、上記再生ジャンル決定手段によって決定
された再生ジャンルに基づいて、ジャンルの設定された
上記複数の映像の中から再生する映像を決定し、上記再
生映像変更制御手段は、上記再生映像の変更指令が入力
された場合には、現在再生中の映像以外の映像であり、
かつ上記再生ジャンル決定手段によって決定された再生
ジャンルに属する映像の再生を上記映像再生手段に指令
するように構成されたことを特徴とする映像再生装置で
ある。
【0009】請求項3に記載の発明は、カラオケシステ
ムにおける背景映像の再生のために用いられる上記請求
項1または2に記載の映像再生装置であって、上記再生
映像変更制御手段が上記映像再生手段に指令する現在再
生中の映像以外の映像として、上記再生映像決定手段に
より決定された映像に代えて、上記カラオケシステムの
設置されている部屋を監視する監視カメラからの映像を
選択するように構成されたことを特徴とする映像再生装
置である。請求項4に記載の発明は、選択された曲に応
じて、複数の映像の中から再生する映像を決定し、その
決定された映像を映像再生手段によって再生すると共
に、上記選択された曲を演奏するカラオケシステムであ
って、再生映像の変更指令を入力するために操作可能な
映像変更指令入力手段と、上記選択された曲の演奏中に
おいて上記映像変更指令入力手段が操作されたとき、上
記再生映像の変更指令に従って、現在再生中の映像以外
の映像の再生を上記映像再生手段に指令し、上記選択さ
れた曲の演奏を継続する制御手段とを備えたことを特徴
とするカラオケシステムである。
【0010】
【作用および発明の効果】上記のように構成された請求
項1に記載の映像再生装置によれば、再生映像決定手段
が、選択された曲に応じて複数の映像の中から再生する
映像を決定し、映像再生手段がその決定された映像を再
生する。
【0011】このような基本動作を行なう映像再生装置
において、映像変更指令入力手段が操作されたことが判
別手段によって判別されたると、再生映像変更制御手段
が、現在再生中の映像以外の映像の再生を映像再生手段
に指令する。再生映像変更制御手段がその入力された再
生映像の変更指令に従い、上記複数の映像の中から現在
再生中の映像以外の映像を再生する映像を決定し、映像
再生手段がその決定された映像を再生する。
【0012】したがって、例えば結婚パーティーでこの
映像再生装置を用いたカラオケシステムを利用した場合
に、再生映像決定手段によって決定された映像が「別
れ」がテーマになって展開するようなものであったり、
あるいは子供が見ているような状況でカラオケシステム
を用いた場合に、決定された映像がヌードシーンやベッ
ドシーンが出てくるいわゆるアダルト映像であったりし
たときには、映像変更指令入力手段によって再生映像の
変更指令を入力すると、その時点で即座に別の映像に変
更される。
【0013】このように、各種状況に応じては、その場
の雰囲気にそぐわない映像が再生されてしまう場合もあ
るので、その場合には、背景映像だけを変更して例えば
カラオケ自体は続行できる。すなわち、子供と一緒にカ
ラオケを楽しんでいるような状況で、ヌードシーンやベ
ッドシーンといった不適当な背景映像が出てきたとき
に、電源自体を切ってしまえば不適当な映像は子供に見
せないという目的は達せられるかもしれないが、カラオ
ケを楽しむこと自体にも悪影響が出る。例えば、背景映
像の表示されるテレビモニタに歌詞テロップも表示させ
るような場合、モニタテレビ自体の電源を切ると、歌詞
テロップも消されてしまってよくない。これらのことよ
り、背景映像だけを他のものと変更することがよいので
ある。
【0014】また、背景映像としては、リクエストされ
た曲と全く関連がないものを出すよりは、請求項2に示
すように、曲毎に対応して設定された1つ以上のジャン
ルを記憶しておき、その記憶されているジャンル情報に
基づいて選択曲に対応する再生ジャンルを決定し、その
決定された再生ジャンルに基づいて、ジャンルの設定さ
れた複数の映像の中から再生する映像を決定するとよ
い。
【0015】そして、上記再生映像変更制御手段によっ
て再生映像の変更を指示する場合にも、現在再生中の映
像以外の映像であり、かつ決定された再生ジャンルに属
する映像の再生を映像再生手段に指令するようにすると
よい。例えば、ジャンルとして「演歌で冬のイメージ」
というのがあった場合に、再生映像の変更指令によって
夏のイメージの映像等に変更されてしまうと、背景映像
としては曲のイメージに合わなくなってしまう。子供に
対してヌードシーンやベッドシーンといった不適当な背
景映像は見せないというような点ではよいかもしれない
が、変更するのであれば、やはり曲内容にマッチした映
像を選んだ方が好ましい。本請求項2のものは、その点
を考慮したものである。
【0016】また、請求項3に示すものでは、映像再生
装置をカラオケシステムにおける背景映像の再生のため
に用いたもので、監視カメラがカラオケシステムの設置
されている部屋を監視している。そして、再生映像決定
手段により決定された映像に代えて、その監視カメラか
らの映像を選択して出力することができる。
【0017】この監視カメラからの映像を選択する場合
の利点を挙げておく。(1)再生される映像内容を予め
知っていれば問題ないが、変更後の映像が必ずしも適当
な映像である補償はない。そのため、何度も繰り返して
変更操作をしなくてもいけない状況も出てくる。それに
対して、監視カメラからの映像であれば、不適当な映像
となることがほとんどなく、安心して変更させられる。
(2)自分たちの映像が背景映像として出てくるため、
例えばジャンルによってある程度固定された映像とは一
風変わった映像となり、マンネリ化の抑制にも寄与す
る。
【0018】なお、例えば、監視カメラにビデオプリン
タを接続して、自分たちの姿を写真にできるようにして
おくといった利用方法も考えられる。また、請求項4に
示すようにカラオケシステムとして実現することもでき
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例の映像再
生装置を適用した映像カラオケシステムの概略構成図で
ある。カラオケシステム1は、操作部3、ハードディス
ク5、電子制御装置7、シンセサイザ9、アンプ11、
スピーカ13、光ディスク再生装置15、CRT17等
を備えている。
【0020】操作部3は、図2に示すように、使用者が
所望の曲の番号を入力するためのテンキーであるキース
イッチ31と、曲の再生を指示するためのスタートキー
スイッチ32と、選択された曲の番号等を表示する表示
器33と、再生したい映像のジャンルを選択指定したい
場合に操作する映像選択キー35と、映像を再生途中に
別のものと変更させるための、本発明の映像変更指令入
力手段としての映像チェンジキー36と、一度選択した
曲番号等を取り消すための取消キー34を備え、それぞ
れの操作に応じた信号を電子制御装置7に出力する。
【0021】本発明の対応ジャンル記憶手段としてのハ
ードディスク5には数千曲程度のカラオケデータが記憶
されており、このカラオケデータは演奏データ、ジャン
ルデータ等を含んでおり、電子制御装置7からの信号に
基づいて両データを電子制御装置7に出力する。なお、
演奏データは、音色の種類・音高・音量・発音長さ等を
演奏の時系列順に並べたいわゆるMIDI規格に基づい
たデータである。一曲当り100キロバイト程度のデー
タ量となる。
【0022】本発明の再生映像決定手段、再生映像変更
制御手段および再生ジャンル決定手段としての電子制御
装置7は、周知のCPU71、RAM72、ROM73
と、操作部インターフェイス74と、ハードディスクコ
ントローラ75と、シンセサイザコントローラ76と、
光ディスクコントローラ77と、これらを相互に接続す
るバス78とを備えている。
【0023】なお、上記ハードディスク5に記憶されて
いるカラオケデータには所定の曲番号が設定されてお
り、インデックス情報として曲番号集情報が記憶されて
いる。そして、装置の電源を入れた際のイニシャライズ
動作において、ハードディスクコントローラ75はこの
インデックス情報として曲番号集情報を読み取って、R
AM72に記憶しておき、その後の処理に用いる。
【0024】シンセサイザ9は、電子制御装置7からカ
ラオケデータに含まれるMIDIに対応した演奏データ
を入力して、アナログのカラオケ伴奏用の楽音信号に変
換する音源であり、この音声信号をアンプ11に出力す
る。アンプ11には、マイク19が接続されており、マ
イク19を介して入力された歌声による信号とシンセサ
イザ9からの楽音信号をミキシングすると共に増幅し
て、スピーカ13に信号を出力し、スピーカ13を駆動
する。
【0025】本発明の演奏再生手段としての光ディスク
再生装置15は、電子制御装置7の光ディスクコントロ
ーラ77からの信号にしたがって光ディスク16より所
定の映像を読み出して、種々の信号処理を介してCRT
17上にビデオ信号を出力する。光ディスク16には多
数の編集映像が記憶されており、これらの編集映像は複
数のジャンルに分類されている。そして光ディスク16
は、インデックス情報として編集映像とジャンルとの対
応関係も記憶している。
【0026】したがって、装置の電源を入れた際のイニ
シャライズ動作において、光ディスク再生装置15はこ
のインデックス情報を読み取り、電子制御装置7は光デ
ィスクコントローラ77を介してこのインデックス情報
としての映像・ジャンル対応関係を読み取って、RAM
72に記憶しておき、その後の処理に用いる。
【0027】また、本カラオケシステム1は監視カメラ
50を備えている。この監視カメラは、本カラオケシス
テム1が、いわゆるカラオケボックス等に適用された場
合にそのボックス内を監視するために設けられたもの
で、例えば別室にある監視モニタ51に表示させること
ができる。そして、監視カメラ50からの映像はスイッ
チャー53を介して、上記監視カメラ51と光ディスク
再生装置15からの背景映像を表示するためのCRT1
7に出力することができるようにされている。スイッチ
ャー53は電子制御装置7からの制御信号によって、監
視カメラ50からの映像を監視モニタ51にだけ送った
り、監視モニタ51とCRT17の両方に送ったりする
こともできるようにされている。
【0028】次に、電子制御装置7が実行する演奏・映
像再生処理について、図3のフローチャートを参照して
説明する。まずステップ100(以下ステップを単にS
と記す)では映像選択および選曲に係る処理を行なう。
この処理について説明すると、背景映像を利用者自身が
選択するのではなく、カラオケシステム1にまかせる場
合には、操作部3の映像選択キー35は押さない。しか
し、曲の選択前に背景映像の選択(詳しくはジャンルの
選択)をしたい場合には、操作部3の映像選択キー35
を押す。映像選択キー35が押されるたびに、表示器3
3には設定されている編集映像のジャンル(例えば、演
歌「冬」、ポップス「別れ」、アニメ等)が順次更新さ
れながら表示される。
【0029】利用者はこのようにして自分の選びたいジ
ャンルにした後、キースイッチ31によって選曲したい
曲の番号を入力することができる。電子制御装置7側で
は、この選曲がなされた時点で表示器33に表示されて
いるジャンルを、映像選択のためのジャンルとして決定
する。なお、背景映像選択をカラオケシステム1にまか
せる場合には、操作部3の映像選択キー35は押さない
ため、表示器33にはジャンルが何も表示されず、電子
制御装置7側では通常の映像選択を行なうこととなる。
【0030】このようにして、必要に応じて映像ジャン
ルが選択され、そして選曲されると(S100)、スタ
ートキー32が押下されたか否かを判断する(S11
0)。スタートキー32がオンになるまでは、上記S1
00の映像選択・選曲処理を繰り返す。なお、スタート
キー32が押下されて最終的な決定となるので、それま
では、操作部3の取消キー34を用いる等して、選択す
る映像あるいは曲番号を修正することができる。
【0031】そして、スタートキー32が押下されると
(S110:YES)、読み込んだ選曲番号が正しいか
否かを判断する(S120)。この選曲番号が正しいか
否かは、RAM72に格納した曲番号集情報中に該当す
る番号があるか否かで判断する。これは、通常曲名や歌
手と曲番号との対応が記載された冊子等を参照して所望
の曲の番号を見つけて、その番号を入力するのである
が、冊子に記載された曲のデータが必ずしもハードディ
スク5中に存在するとは限らないので、その確認のため
に行なうのである。
【0032】選曲番号が正しい場合には(S120:Y
ES)、S130以降のカラオケ伴奏の演奏処理及び映
像再生処理に移行する。一方、選曲番号が正しくない、
すなわち曲番号集情報中に該当する番号がない場合は
(S120:NO)、操作部3の表示器33に、選曲番
号が誤っているため再度別の選曲を促す表示を出して
(S220)、一旦本処理を終了する。そして、再度S
100での映像選択・選曲処理において選曲を待つ。
【0033】続いて、選択番号が正しい場合のカラオケ
伴奏の演奏処理及び映像再生処理について説明する。S
130では、ハードディスク5から、選曲番号に対応す
るカラオケデータを読み込む。次に、上記S100での
映像選択処理において映像選択がなされているか否かを
判断し(S140)、映像選択がされていない場合には
(S140:NO)、光ディスク再生装置15に対し
て、カラオケデータ中のジャンルデータに基づいて再生
する映像をランダムに決定する(S150)。一方、S
100で映像選択がされている場合には(S140:Y
ES)、S160へ移行し、光ディスク再生装置15に
対して、指定されたジャンルに基づく映像を決定する。
【0034】そして、カラオケ伴奏の演奏処理を開始し
(S170)、上記S150あるいはS160において
決定された映像の再生を開始する(S180)。したが
って、CRT17には、指定したジャンルの映像あるい
は曲に応じたジャンルの映像が表示され、曲の雰囲気に
沿った映像が映し出される。
【0035】このようにして演奏がなされている間に
は、映像チェンジキー36が押されたか否かの判断をす
る(S190)。押されない場合は、映像はそのままで
演奏終了まで続き、演奏が終了すると(S200:YE
S)、本処理は終了する。一方、演奏中に映像チェンジ
キー36が押された場合は(S190:YES)、ステ
ップ210の処理に進み、光ディスク再生装置15に対
して、現在再生中の映像以外の映像を、再生映像として
決定する。そしてS180へ戻って、その新たに決定さ
れた映像の再生を開始する。その後、映像チェンジキー
36が押されない場合には映像はそのままで、押された
場合には再度ステップ210の処理に進んで現在再生中
の映像以外の映像を再生映像として決定することを繰り
返す。
【0036】このように本実施例のカラオケシステム1
によれば、例えば結婚パーティーで利用した場合に、最
初に決定された映像が「別れ」がテーマになって展開す
るようなものであったり、あるいは子供が見ているよう
な状況でカラオケシステム1を用いた場合に、ヌードシ
ーンやベッドシーンが出てくるいわゆるアダルト映像が
再生された場合には、映像が再生途中であっても、その
時点で映像チェンジキー36を押すと即座に別の映像に
変更させることができる。
【0037】このように、各種状況に応じては、その場
の雰囲気にそぐわない映像が再生されてしまう場合もあ
るので、その場合には、背景映像だけを変更してカラオ
ケ自体は続行できる。すなわち、子供と一緒にカラオケ
を楽しんでいるような状況で、ヌードシーンやベッドシ
ーンといった不適当な背景映像が出てきたときに、電源
自体を切ってしまえば不適当な映像は子供に見せないと
いう目的は達せられるかもしれないが、カラオケを楽し
むこと自体にも悪影響が出るので背景映像だけを変更で
きることが好ましい。
【0038】ここで、上記S210における「現在再生
中の映像以外の映像を再生映像として決定する」点につ
いて補足する。(1)現在再生されている映像が不適当
なのでそれ以外の映像にすることが基本的な思想である
が、例えばAの映像が不適当でBの映像にし、Bの映像
も不適当なのでそれ以外の映像としてAの映像が再生さ
れてしまうと、実質的な解決とならない。したがって、
一度不適当であると判断された映像(具体的には再生中
に映像チェンジキー36が押された映像)はチェックし
ておき、その映像は選択候補から外して、選択されない
ようにしておくと好ましい。(2)上記実施例では、利
用者によって指定されたジャンルあるいは自動的に曲に
応じて選択されるジャンルに基づいて映像を決定してい
るため、映像チェンジキー36が押されて再生映像を変
更する場合にも、現在再生中の映像以外の映像であり、
かつ決定されたジャンルに属する映像の中から決定する
ようにすると好ましい。例えば、ジャンルとして「演歌
で冬のイメージ」というのがあった場合に、再生映像の
変更指令によって夏のイメージの映像等に変更されてし
まうと、背景映像としては曲のイメージに合わなくなっ
てしまう。子供に対してヌードシーンやベッドシーンと
いった不適当な背景映像は見せないというような点では
一応の効果があるが、変更するのであれば、やはり曲内
容にマッチした映像を選んだ方が好ましい。(3)本実
施例では、監視カメラ50からの映像もCRT17に表
示させることができるようにされている。そのため、
「現在再生中の映像以外の映像」としてこの監視カメラ
50からの映像を選択してもよい。この場合の利点とし
ては、監視カメラ50からの映像であれば不適当な映像
となることがほとんどなく、安心して変更させられると
いう点が上げられる。これは、光ディスク16に記憶さ
れている映像の内容を予め知っていれば問題ないが、変
更後の映像が必ずしも適当な映像である補償はない。そ
のため、何度も繰り返して変更操作をしなくてもいけな
い状況も出てくるので、監視カメラからの映像であれば
安心である。また、自分たちの映像が背景映像として出
てくるため、例えばジャンルによってある程度固定され
た映像とは一風変わった映像となり、マンネリ化の抑制
にも寄与する。なお、例えば、監視カメラにビデオプリ
ンタを接続して、自分たちの姿を写真にできるようにし
ておくといった利用方法も考えられる。
【0039】なお、本発明は上記カラオケシステムに限
らず、BGVとして映像だけを流す場合であっても、同
様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の映像再生装置を適用した映
像カラオケシステムの概略構成図である。
【図2】実施例の操作部の説明図である。
【図3】実施例の電子制御装置が実行する演奏・映像再
生処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の基本構成を例示するブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…カラオケシステム 3…操作部 5…ハードディスク 7…電子制御装置 9…シンセサイザ 11…アンプ 13…スピーカ 15…光ディスク
再生装置 16…光ディスク 19…マイク 31…キースイッチ 32…スタートキ
ー 32…スタートキースイッチ 33…表示器 34…取消キー 35…映像選択キ
ー 36…映像チェンジキー 50…監視カメラ 51…監視モニタ 53…スイッチャ
ー 74…操作部インターフェイス 75…ハードディ
スクコントローラ 76…シンセサイザコントローラ 77…光ディスク
コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−241567(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択された曲に応じて、複数の映像の中
    から再生する映像を決定する再生映像決定手段と、 該再生映像決定手段によって決定された映像を再生する
    映像再生手段とを備えた映像再生装置であって、 再生映像の変更指令を入力するために操作可能な映像変
    更指令入力手段と、 上記選択された曲の演奏中において上記映像変更指令入
    力手段が操作されたか否かを判別する判別手段と、 該判別手段によって上記映像変更指令入力手段が操作さ
    れたことが判別されたとき、上記入力された変更指令に
    従って、上記選択された曲の演奏を中止することなく
    在再生中の映像以外の映像の再生を上記映像再生手段に
    指令する再生映像変更制御手段と、 を備えたことを特徴とする映像再生装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の映像再生装置であっ
    て、 曲毎に対応して設定された1つ以上のジャンルを記憶し
    ておく対応ジャンル記憶手段と、 該対応ジャンル記憶手段に記憶されているジャンル情報
    に基づき、選択された曲に対応する再生ジャンルを決定
    する再生ジャンル決定手段とを備え、 上記再生映像決定手段は、上記再生ジャンル決定手段に
    よって決定された再生ジャンルに基づいて、ジャンルの
    設定された上記複数の映像の中から再生する映像を決定
    し、 上記再生映像変更制御手段は、上記再生映像の変更指令
    が入力された場合には、現在再生中の映像以外の映像で
    あり、かつ上記再生ジャンル決定手段によって決定され
    た再生ジャンルに属する映像の再生を上記映像再生手段
    に指令するように構成されたことを特徴とする映像再生
    装置。
  3. 【請求項3】 カラオケシステムにおける背景映像の再
    生のために用いられる上記請求項1または2に記載の映
    像再生装置であって、 上記再生映像変更制御手段が上記映像再生手段に指令す
    る現在再生中の映像以外の映像として、上記再生映像決
    定手段により決定された映像に代えて、上記カラオケシ
    ステムの設置されている部屋を監視する監視カメラから
    の映像を選択するように構成されたことを特徴とする映
    像再生装置。
  4. 【請求項4】 選択された曲に応じて、複数の映像の中
    から再生する映像を決定し、その決定された映像を映像
    再生手段によって再生すると共に、上記選択された曲を
    演奏するカラオケシステムであって、 再生映像の変更指令を入力するために操作可能な映像変
    更指令入力手段と、 上記選択された曲の演奏中において上記映像変更指令入
    力手段が操作されたとき、上記再生映像の変更指令に従
    って、現在再生中の映像以外の映像の再生を上記映像再
    生手段に指令し、上記選択された曲の演奏を継続する制
    御手段と、 を備えたことを特徴とするカラオケシステム。
JP22159094A 1994-09-16 1994-09-16 映像再生装置及びカラオケシステム Expired - Fee Related JP3511247B2 (ja)

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