JPH08169632A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH08169632A
JPH08169632A JP31349194A JP31349194A JPH08169632A JP H08169632 A JPH08169632 A JP H08169632A JP 31349194 A JP31349194 A JP 31349194A JP 31349194 A JP31349194 A JP 31349194A JP H08169632 A JPH08169632 A JP H08169632A
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JP
Japan
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paper
paper feed
feeding
control
time
Prior art date
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JP31349194A
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Inventor
Kiyoto Toyoizumi
清人 豊泉
Tomohiro Nakamori
知宏 中森
Hitoshi Machino
斉 町野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体のプリント速度を落さずに再給紙制御が
行なえ、給紙ローラの滑り等に対して搬送の確実性を上
げること。 【構成】 カセット6の給紙口から給紙を行なう際に、
1度目の制御で給紙が行なえない場合に、再度給紙制御
(リトライ制御)を行なうに際し(ステップ402)、
給紙ローラ7の駆動モータ3の速度を通常速度より高く
設定し(ステップ405)、ジャム振動タイミングを通
常制御より早く設定(ステップ406)することで、給
紙搬送速度を上げる。また、一定時間、給紙ローラ7を
正逆転を繰り返したり、振動させたり、あるいはカム駆
動等により記録紙に直接振動を与えることで、リトライ
制御時の給紙の確実性を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙装置に関し、特に
複写機やプリンタ等の画像形成装置における記録媒体
(例えば、記録紙)の給紙機構のジャムを低減する制御
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置の給紙制御
では、給紙開始から記録紙が給紙されたことを認識する
手段(例えば、給紙センサ)までの時間管理は規定の一
定値で行なわれており、この時間を過ぎても認識されな
い場合に給紙遅延のジャム(紙詰まり)としている。こ
のジャムの原因は記録紙の摩擦、滑り、給紙機構のロー
ラの摩耗等によるものであり、この給紙遅延によるジャ
ムに対し、再度、給紙制御(リトライ)を行なうことに
より、ジャムとせずに復帰させ連続動作を可能としてい
る。この際、再度の給紙制御(リトライ)は同じ制御を
繰り返している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、同じ制御を繰り返すと、同じ原因により再度給
紙遅延となることがしばしばあった。また、その時間の
ズレが発生し、全体のプリントのスピードが下がり、そ
のプリント性能を大きく落すという点からも問題があっ
た。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、全体のプリント速度
を落さずに再給紙制御が行なえ、あるいは給紙ローラの
滑り、へたりによる給紙不良,紙質の悪い紙に対し搬送
の確実性を上げ、さらには複数の記録紙の分離を促しリ
トライ時の給紙の確実性を上げることができる給紙装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、給紙口から記録媒体の給紙を行なう際
に、1度目の制御で給紙が行なえない場合に再度給紙制
御を行なう給紙装置において、前記再度給紙制御時では
通常給紙動作時よりも給紙搬送速度を上げ、かつ給紙遅
延と判断する時間を早める設定を行なう制御手段を具備
することを特徴とする。
【0006】また、本発明は、好ましくは、他の形態と
して、給紙口から給紙を行なう際に、1度目の制御で給
紙が行なえない場合に再度給紙制御を行なう給紙装置に
おいて、前記再度給紙制御時では通常給紙動作時よりも
給紙搬送速度を下げ、かつ給紙遅延と判断する時間を遅
らせる設定を行なう制御手段を具備することを特徴とす
ることができる。
【0007】また、本発明は、好ましくは、他の形態と
して、前記再度給紙制御時では前記給紙口から給紙を行
なうための給紙ローラを一定時間、正逆転を繰り返させ
る第2の制御手段を具備することを特徴とすることがで
きる。
【0008】また、本発明は、好ましくは、他の形態と
して、前記再度給紙制御時では前記給紙口から給紙を行
なうための給紙ローラを振動させるために該給紙ローラ
を駆動するパルスモータを脱調させる第2の制御手段を
具備することを特徴とすることができる。
【0009】また、本発明は、好ましくは、他の形態と
して、前記給紙口の近傍の記録媒体に対し直接振動を与
えるための振動機構と、前記再度給紙制御時において前
記振動機構を駆動する第2の制御手段とを具備すること
を特徴とすることができる。
【0010】また、本発明は、好ましくは、他の形態と
して、前記給紙口から記録媒体が給紙される給紙時間を
測定する測定手段と、該測定手段の測定結果に応じて次
の給紙動作時での給紙遅延と判断する時間を調整する時
間調整手段とを具備することを特徴とすることができ
る。
【0011】
【作用】本発明では、給紙口から給紙を行なう際に、1
度目の制御で給紙が行なえない場合に再度給紙制御(リ
トライ制御)を行ない2段階の再給紙制御時(リトライ
時)において、1段階目の給紙制御と異なる2段階目の
再給紙制御で記録紙の給紙搬送速度を可変とすること
で、リトライ時の給紙搬送速度を上げ、全体のプリント
速度を落さずに行なえるようにしている。
【0012】また、リトライ時の給紙搬送速度を下げる
ことで、給紙ローラの滑り、へたりによる給紙不良,紙
質の悪い紙に対して搬送の確実性を上げている。
【0013】正逆反転駆動が可能な給紙制御を行ない、
あるいは、複数の記録紙に分離を促す振動機構を設ける
ことにより、複数の記録紙の分離を促しリトライ時の給
紙の確実性を上げている。
【0014】更に、給紙遅延と判断する時間を可変にす
ることにより上記の給紙制御の確実性を上げることを可
能としている。
【0015】また、給紙時間の経時変化に対応して給紙
遅延と判断する時間を可変にすることにより、給紙ロー
ラのへたり、摩耗などの経時変化により給紙タイミング
の変化を管理しながら給紙制御を行なうことを可能とし
ている。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0017】(第1実施例)図1は、本発明の第1実施
例の画像形成装置における給紙機構の構成を示す。図1
では画像形成装置の一例としてレーザプリンタの場合を
示してある。以下、図1を参照して、その構成および動
作について説明する。
【0018】レーザプリンタ本体(以下、本体と称す
る)は、記録紙Sを収納するカセット6を有し、カセッ
ト6から記録紙Sを繰り出す給紙ローラ(ピックアップ
ローラ7、給紙搬送ローラ対9から成る)等が設けられ
ている。給紙ローラ7,9の下流には記録紙Sを同期し
て搬送するレジストローラ対(不図示)が設けられてお
り、更に下流には、公知の電子写真プロセスの画像形成
部等(不図示)が設けられている。
【0019】1は上記本体を制御するプリンタ装置であ
り、タイマ、ROM(リードオンリメモリ)、RAM
(ランダムアクセスメモリ)等を内蔵したCPU(マイ
クロコンピュータ)、および各種入出力制御回路(不図
示)等で構成され、図2〜図5に示す後述の制御プログ
ラムを上記ROM内に記憶している。また、プリンタ制
御装置1は、モータドライバ(モータ駆動回路)2を介
してモータ3の駆動および駆動速度を制御している。例
えば、上記モータ3としてのパルスモータをパルス信号
により駆動速度を変えたり、正転逆転を切り替えてい
る。給紙ローラ7,9の駆動は、このモータ3により与
えられる。5は表示装置であり、4はDC(直流)電源
である。
【0020】図2のフローチャートは、本発明の第1実
施例における給紙制御管理の手順を示す。給紙をスター
トすると決定されると(ステップ401)、以降の処理
が行われる。即ち、リトライ時の給紙でない、通常時の
給紙ならば、パルスモータ3の速度とジャム検知タイミ
ングを通常時のものに設定する。(ステップ402〜4
04)。
【0021】リトライ時の給紙ならば、パルスモータ3
の速度を通常時よりも高く、ジャム検知タイミングを通
常時よりも早く設定する(ステップ402,405,4
06)。
【0022】この後、ジャム検知等を含む給紙制御をス
タートする(ステップ407)。
【0023】続いて、記録紙Sのループ形成までの給紙
制御の終了を待つが、給紙制御が終了しないうちにジャ
ム検知タイミングに達したなら、ジャム処理を行う(ス
テップ408〜410)。給紙制御を終了したら最初の
ステップに戻る(ステップ409)。
【0024】以上のように、再給紙制御時(リトライ
時)において、給紙搬送速度を上げることで、全体のプ
リント速度を落さずに画像形成が行なえる。
【0025】(第2実施例)図3のフローチャートは、
本発明の第2実施例における給紙制御管理の手順を示
す。本例の給紙機構は図1と同様である。また、第1実
施例の図2と同一の処理ステップには同一の番号をつけ
てある。異なる処理についてだけ説明する。リトライ時
の給紙ならば(ステップ402)、パルスモータ3の速
度を通常時よりも低く、ジャム検知タイミングを通常時
よりも遅く設定する(ステップ415,416)。
【0026】以上のように、リトライ時の給紙搬送速度
を下げることで、給紙ローラの滑り、へたりによる給紙
不良,紙質の悪い紙に対して搬送の確実性を上げること
ができる。
【0027】(第3実施例)図4のフローチャートは、
本発明の第3実施例における給紙制御管理の手順を示
す。本例の給紙機構は図1と同様である。また、第1実
施例の図2と同一の処理ステップには同一の番号をつけ
てある。
【0028】まず、ステップ401で給紙スタートとな
るまで待機する。給紙スタートになると給紙リトライで
あるか否かを判断し(ステップ402)、給紙リトライ
でなければ、ジャム検知等を含む給紙制御をスタートす
る(ステップ407)。続いて、給紙完了(ステップ4
09)とジャム検知タイミング(ステップ408)を監
視し、給紙が完了しないうちにジャム検知タイミングに
なればジャム処理を行い(ステップ410)、給紙制御
を完了する。
【0029】一方、ステップ402で給紙リトライであ
れば、タイマT0 をリセット・スタートし(ステップ5
01)、ピックアップローラ7を駆動するパルスモータ
3を1パルス正転し(ステップ502)、脱調しないよ
うにT2 秒のウエイト時間を設けた後(ステップ50
3)、パルスモータ3を1パルス逆転し(ステップ50
4)、同様にT2 秒のウエイト時間を設ける(ステップ
505)。
【0030】タイマT0 が所定時間T1 になっていれば
(ステップ506)、給紙制御をスタートさせ(ステッ
プ407)、タイマT0 が所定時間T1 に至っていなけ
ればステップ502〜505の上記の正逆転動作を繰り
返す(ステップ407)。その後、給紙制御をスタート
する。
【0031】以上のように、給紙リトライ時に給紙ピッ
クアップローラ7を正逆転させることにより、新たな機
構を設けることなく記録用紙をしごき、記録用紙間の分
離をよくし、再給紙動作を良好に行うことができる。
【0032】(第4実施例)図5のフローチャートは、
本発明の第4実施例における給紙制御管理の手順を示
す。本例の給紙機構は図1と同様である。また、本実施
例の図2と同一の処理ステップには同一の番号を付して
ある。
【0033】まず、ステップ401で給紙スタートとな
るまで待機する。給紙スタートになると給紙リトライで
あるか否かを判断し(ステップ402)、給紙リトライ
でなければ、ジャム検知等を含む給紙制御をスタートす
る(ステップ407)。続いて、給紙完了(ステップ4
09)とジャム検知タイミング(ステップ408)を監
視し、給紙が完了しないうちにジャム検知タインミング
になればジャム処理を行い(ステップ410)、給紙制
御を完了する。
【0034】一方、ステップ402で給紙リトライであ
れば、タイマT0 をリセット・スタートし(ステップ6
01)、ピックアップローラ7を駆動するパルスモータ
3を1パルスの正転をさせる(ステップ306)。
【0035】タイマT0 が所定時間T1 になっていれば
(ステップ603)、給紙制御をスタートさせ(ステッ
プ407)、タイマT0 が所定時間T1 に至っていなけ
れば(ステップ603)、上記のステップ602の正転
動作を繰り返す。この正転動作を1パルス単位で連続で
繰り返し行うことにより、記録紙によりトルクがモータ
にかかっている状態で、パルスモータ3は脱調し、記録
紙は搬送されずにピックアップローラ7が振動する。そ
の後、給紙制御をスタートする(ステップ407)。
【0036】以上説明したように、給紙リトライ時に給
紙ピックアップローラ7を駆動しているパルスモータ3
を脱調させ、ピックアップローラ7を振動させることに
より、新たな機構を設けることなく記録用紙に振動を与
え、記録用紙間の分離を良くし、再給紙動作を良好に行
うことができる。
【0037】(第5実施例)図6は、本発明の第5実施
例の画像形成装置における給紙機構の構成を示す。図1
の第1実施例の構成と異なる点としては、回転すること
により記録紙Sを下から押し上げるカム12と、このカ
ム12と連動して回転するフラグ13と、カム12が記
録紙Sを押していない状態(以下、ホームポジションと
記載する)をフラグ13を介して検出するためのホトイ
ンタラプタ14と、カム12を回転するためのステッピ
ングモータ11と、このステッピングモータ11を駆動
するためのモータドライバ10とが更に設けられている
ことである。上記のフラグ13はホームポジション状態
でホトインタラプタ14を遮光するように板状に構成さ
れており、ホトインタラプタ14からの信号は本体の制
御を行うプリンタ制御装置1へと送られている。
【0038】次に、本実施例の制御手順を図7のフロー
チャートを参照して説明する。まず、ステップ401で
給紙スタートとなるまで待機する。給紙スタートになる
と給紙リトライであるか否かを判断し(ステップ40
2)、給紙リトライでなければ、ジャム検知等を含む給
紙制御をスタートする(ステップ407)。続いて給紙
完了(ステップ409)とジャム検知タイミング(ステ
ップ408)を監視し、給紙が完了しないうちにジャム
検知タイミングになればジャム処理を行い(ステップ4
10)、給紙制御を完了する。
【0039】一方、ステップ402で給紙リトライであ
ればタイマT0 をリセット・スタートし(ステップ70
1)、図6のカム12を駆動するステッピングモータ1
1を回転させる(ステップ702)。
【0040】タイマT0 が所定時間T1 になるまでステ
ッピングモータ11を回転し続けた後(ステップ70
3)、カム12をホームポジションに戻すためにセンサ
であるホトインタラプタ14がフラグ13によって遮光
されるまで待ち(ステップ704)、ステッピングモー
タ11を停止する(ステップ705)。その後、給紙制
御をスタートする(ステップ407)。
【0041】以上説明したように、給紙リトライ時にカ
ム駆動によって記録紙に振動を直接与えることにより、
記録紙間の分離を良くし、再給紙動作を良好に行うこと
ができる。
【0042】本実施例では、記録紙に振動を直接与える
手段としてカム駆動を例示したが、この他に、電磁振動
子や超音波振動子等の公知の振動手段を利用することも
可能である。また、これらの振動子を用いて給紙ピック
アップローラ7を振動するようにしても効果が期待でき
る。
【0043】(第6実施例)次に、図8および図9を参
照して本発明の第6実施例を説明する。
【0044】図8のタイミングチャートは本実施例の動
作のタイミングを示す。本例の給紙機構は図1と同様で
ある。給紙開始のタイミングで給紙搬送の給紙モータ3
および給紙ローラ7,9を動作させ、給紙された記録用
紙Sを給紙されたことを検知する給紙センサ8が検知す
るまでの時間をtとし、この値tが既定値Tを越えた場
合に、給紙遅延によるジャムとなる。
【0045】図9のフローチャートは本実施例の給紙制
御の手順を示す。給紙開始の信号から給紙されたことを
認識する給紙センサ8が反応するまでの時間tを計測
し、既定値Tとの比較を行なう(ステップ801)。こ
の既定値Tは給紙遅延と判断する時間の初期値である。
【0046】時間Tまでに給紙センサ8の出力が認識さ
れない場合、すなわち時間Tよりも計測値tが大きい場
合は遅延となり、ジャム若しくは再給紙(リトライ)制
御を行なう(ステップ807)。
【0047】時間Tまでに給紙センサ8の出力が認識さ
れた場合、すなわち時間Tよりも計測値tが小さい場合
は、既定値a(a>0:計測値の誤差、バラつき、余裕
度を考慮した補正値)と計測値tの和と既定時間Tとを
比較し(ステップ802)、t+aがTよりも大きい場
合は更に既定値T’(T’>T)とt+aを比較し(ス
テップ803)、t+aがT’よりも大きい場合は、給
紙機構の点検を促す警告を表示装置5に表示する(ステ
ップ804)。上記既定値T’は機構の点検を促す給紙
遅延時間である。
【0048】上記ステップ803において、t+aが
T’よりも小さい場合は、t+aを新しいTとして(ス
テップ805)プリントシーケンス制御を行なう(ステ
ップ806)。
【0049】また、上記ステップ802においてt+a
がTよりも小さい場合は、Tをそのままにしてプリント
シーケンス制御を行なう(ステップ806)。
【0050】以上説明したように、給紙開始から給紙セ
ンサ検知までの計測時間tに応じて給紙遅延時間Tを変
動させて管理することにより、給紙ローラ等の減りによ
る給紙時間の変動に対応し制御の適格化を可能としてい
る。
【0051】(その他の実施例)上述した本発明の各実
施例を適切に組合せることにより、より良い相乗効果を
得ることができるのは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果が得られる。
【0053】(1)給紙口から給紙を行なう際に、1度
目の制御で給紙が行なえない場合に再度給紙制御を行な
う2段階の再給紙制御時(リトライ時)において、1段
階目の給紙制御と異なる2段階目の再給紙制御で記録紙
の給紙搬送速度を可変にして、リトライ時の給紙搬送速
度を上げるようにしているので、全体のプリント速度を
落さずに行なうことができる。
【0054】(2)リトライ時の給紙搬送速度を下げる
ことによっても、給紙のローラの滑り、へたりによる給
紙不良に対し搬送が可能となる。
【0055】(3)正逆反転駆動が可能な給紙制御を行
ない、あるいは、複数の記録紙に分離を促す振動機構を
設けるようにしたので、複数の記録紙の分離を促しリト
ライ時の給紙の確実性を上げることができる。
【0056】(4)給紙時間の経時変化に対応して給紙
遅延と判断する時間を可変にするようにしているので、
給紙ローラのへたり、摩耗などの経時変化による給紙タ
イミングの変化を管理しながら給紙制御を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の給紙機構の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の給紙制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例の給紙制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第3実施例の給紙制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明の第4実施例の給紙制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明の第5実施例の給紙機構の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の第5実施例の給紙制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明の第6実施例の給紙タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図9】本発明の第6実施例の給紙制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 制御装置 2,10 モータドライバ 3 給紙ローラに駆動力を与えるモータ 5 表示装置 6 カセット 7 給紙ローラ(ピックアップローラ) 8 給紙センサ 9 給紙ローラ(給紙搬送ローラ) 11 カムに駆動力を与えるモータ 12 カム 13 フラグ 14 ホトインタラプタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙口から記録媒体の給紙を行なう際
    に、1度目の制御で給紙が行なえない場合に再度給紙制
    御を行なう給紙装置において、 前記再度給紙制御時では通常給紙動作時よりも給紙搬送
    速度を上げ、かつ給紙遅延と判断する時間を早める設定
    を行なう制御手段を具備することを特徴とする給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 給紙口から給紙を行なう際に、1度目の
    制御で給紙が行なえない場合に再度給紙制御を行なう給
    紙装置において、 前記再度給紙制御時では通常給紙動作時よりも給紙搬送
    速度を下げ、かつ給紙遅延と判断する時間を遅らせる設
    定を行なう制御手段を具備することを特徴とする給紙装
    置。
  3. 【請求項3】 前記再度給紙制御時では前記給紙口から
    給紙を行なうための給紙ローラを一定時間、正逆転を繰
    り返させる第2の制御手段を具備することを特徴とする
    請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記再度給紙制御時では前記給紙口から
    給紙を行なうための給紙ローラを振動させるために該給
    紙ローラを駆動するパルスモータを脱調させる第2の制
    御手段を具備することを特徴とする請求項1または2に
    記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記給紙口の近傍の記録媒体に対し直接
    振動を与えるための振動機構と、 前記再度給紙制御時において前記振動機構を駆動する第
    2の制御手段とを具備することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の給紙装置。
  6. 【請求項6】 前記給紙口から記録媒体が給紙される給
    紙時間を測定する測定手段と、 該測定手段の測定結果に応じて次の給紙動作時での給紙
    遅延と判断する時間を調整する時間調整手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    の給紙装置。
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