JPH07188141A - アセトアセタリールアミド - Google Patents
アセトアセタリールアミドInfo
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- JPH07188141A JPH07188141A JP6252486A JP25248694A JPH07188141A JP H07188141 A JPH07188141 A JP H07188141A JP 6252486 A JP6252486 A JP 6252486A JP 25248694 A JP25248694 A JP 25248694A JP H07188141 A JPH07188141 A JP H07188141A
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Abstract
常に良好な収率、高い純度および短い反応時間を可能に
する改善されたアセトアセタリールアミドの製造方法を
提供する。 【構成】 ジケテンを適当なアリールアミンに付加する
ことによる式I 【化1】 〔式中R1 およびR2 は同一または異なるアルキル基で
あり、lおよびmはそれぞれ0、1または2でありそし
てnは0または1である。〕で表されるアセトアセタリ
ールアミドの製造方法であって、アリールアミンとジケ
テンとを水および(C1 〜C4 )−アルカノールの混合
物の存在下に60℃〜100℃の温度で0.1〜10分
間連続的に反応させることを特徴とする方法。
Description
料の合成のための着色剤工業における重要な出発材料で
ある。顔料の色相および品質は、アセトアセタリールア
ミドの純度およびその純度の変動に大きく依存してい
る。それ故、特に高いかつ一定の純度を有するアセトア
セタリールアミドが非常に重要である。
8881号明細書は、ジケテンとアリールアミンとから
反応媒体としての水の中で0〜50℃の温度でアセトア
セタリールアミドを連続的に製造することを開示してい
る。しかし、出発材料および最終生成物の水の中での不
十分な溶解性のために、推薦された激しい攪拌にもかか
わらず、一様でない反応および、形成された個々の生成
物粒子中に未転化のジケテンまたはアリールアミンが包
含されることによる生成物の汚染の危険が大きい。ジケ
テンの加水分解の危険を考慮した50℃の温度限界は、
この高められた温度でも著しい溶解効果をほとんど生じ
させないし、その上に、アリールアミンとジケテンとの
間の反応速度を、20〜90分の反応時間が必要とされ
る程度に限定する。反応時間が長いことおよび懸濁物を
取り扱うのが技術的に困難であることによって、この連
続方法の最適な利用はかなり阻害される。
ツ連邦共和国特許出願公開第2749327号明細書で
はトルエンまたはキシレン、または、日本国特許出願公
開昭和57年第126453号公報ではアルコールの使
用により溶解条件を改善することが提案されている。し
かし、これらの溶剤は通常アセトアセタリールアミドの
ための良好な溶剤であって、高い収率は例えば、不純物
などを同時に共沈させて溶剤を費用をかけて蒸発した後
にだけ得ることができるが、アルコールの場合には、反
応生成物を、反応後に水を添加することによって沈澱さ
せて単離しなければならない。さらに、特に、引用した
日本国公開特許公報は、おそらく、60℃の同様に限定
された反応温度と一般に60分より長い付随する長い反
応時間のために、連続的方法の問題について言及してい
ない。
点のために、現在の方法の欠点を避けて、良好ないし非
常に良好な収率、高い純度および短い反応時間を可能に
する改善された方法が大いに必要とされている。連続的
方法は、高い空時収量(単位時間に単位反応容積によっ
て生成される生成物の量)を有するために、経済的に、
また、小さい装置寸法──対応して小さい保持容積と結
びついている──のために、出発原料の反応性が高い場
合には安全上、有利である。
ンを適当なアリールアミンに付加することによる式I
あり、lおよびmはそれぞれ0、1または2でありそし
てnは0または1である。〕で表されるアセトアセタリ
ールアミドの製造方法であって、アリールアミンとジケ
テンとを水および(C1 〜C4 )−アルカノールの混合
物の存在下に60℃〜100℃の温度で0.1〜10分
間連続的に反応させることを特徴とする方法により達成
される。
つまでのアルキルまたはアルコキシ基を持つことができ
る。特に、アルキル基中にそれぞれ3つまでの炭素原子
を含む、メチル、エチル、n−プロピルまたはイソプロ
ピルを意味するアルキルまたはアルコキシ化合物の反応
が重要である。特に重要なものは、アニリン、2−メチ
ルアニリン、2,4−ジメトキシアニリン、4−イソプ
ロピルアニリン、2−メトキシアニリン、4−エトキシ
アニリン、2,4−ジメチルアニリン、2,5−ジメト
キシアニリン、2−クロロアニリンおよび4−クロロ−
2,5−ジメトキシアニリンである。
ができる;固体のアミンは水で湿っていてもよい。ジケ
テンも同様に工業銘柄品質で使用されることができる。
ジケテンを3〜30モル%、特に5〜25モル%過剰で
使用するのが有利である。
ール、n−プロパノール、イソプロパノールまたはブタ
ノールを使用できる。多くの場合、水と任意の割合で混
和できるアルコール、例えばメタノール、エタノールお
よびプロパノールを使用するのがよい。職業衛生の理由
からエタノールが好ましい。
される。その際、アルコールと水との比率、個々のアリ
ールアミンに対するこの混合物の量、および最高反応温
度、すなわちアルコール−水混合物の沸点は、互いに複
雑に関連している。
ールアミンに対するその量は、生成物純度の理由から、
一方では、──場合により熱い──当該溶液が非常に高
い濃度を有するべきであり、他方では、反応後に存在す
るアセトアセタリールアミドが反応温度で溶液状態で残
るべきであるという要求によって決定される。適当なア
ルコール−水混合物は、一般に、約70〜100℃の沸
点温度によって特徴づけられる。エタノールが使用され
る場合、混合物の沸点は、約20〜80重量%の含水率
に対応して80〜90℃であるのが有利である。当該混
合物は、例えば、液体アリールアミン、例えば2,4−
ジメチルアニリンを使用する場合、約70重量%の含水
率を有するのが有利であるが、固体のアリールアミン、
例えば4−クロロ−2,5−ジメトキシアニリンの場合
には、約50重量%の含水率を有するのが有利である。
は、一般に、1:1〜1:20の範囲内で変動すること
ができる。約1:1〜1:15、特に1:1〜1:10
の範囲が有利である。
めに少なくとも60℃であるべきである;しかし一般に
は70℃がより有利である。ジケテンの不安定性のため
に、また、水の沸騰温度のために、最高反応温度として
100℃を超えるべきではない;安全上の理由から、9
5℃の最高温度が好ましい。個々のアリールアミンのた
めの最適な反応温度は、それらの反応性によって決定的
に決まり、それぞれのアミンについて実験により決めな
ければならない。70〜95℃の慣用の温度範囲内で、
75〜90℃の範囲が有利である;50〜70重量%の
含水率のエタノールが使用される場合、83〜86℃の
温度が有利である。
は、自然加熱下での──しかし場合により外部加熱の下
での──開始段階の後、続いて、反応混合物を外部冷却
により冷却することによって;供給流を予備冷却するこ
とによって;またはアルコール−水混合物の量を、その
加熱容積が反応の発生熱を所望の温度になるまで吸収で
きるような程度に増大することによって、行なう。
合物の沸騰温度での反応およびアルコールおよび水の蒸
気を凝縮することによる冷却である。この方法によっ
て、技術的に簡単な、かつ温度の正確な制限下で安全な
冷却が可能である。
は、理論上、高温での時間を最小にして行なうべきであ
り、その際、反応時間は、反応器内での平均残留時間で
あると理解される。反応時間は、約10分以下であるべ
きである。十分に効果的な熱の除去が、例えば、気化冷
却を通じて行なわれる場合には、著しく短い残留時間、
例えば約0.5〜5分が達成され得る。例えば2,4−
ジメチルアニリン、2−メトキシアニリンまたは4−ク
ロロ−2,5−ジメトキシアニリンを70〜50重量%
の含水率を有するエタノールの存在下で反応させる場合
の有利な反応時間は、0.75〜3分、特に約1分であ
る。
わらず、アセトアセタリールアミドの単離後、生成物の
一部がその溶解性に従って母液中に残る。この新規方法
による高い選択性の反応は、生成物の品質の著しい喪失
なしに、母液を繰り返し反応に再循環することを可能に
し、この方法で、それとは別に母液中に残るアセトアセ
タリールアミドの量を実質的に回収することを可能にす
る。それぞれの再循環の際に、母液に、量に関して、単
離した粗生成物中に水分として残り、洗浄によって実質
的に除去される母液の量に相当する新しいアルコール−
水混合物を補う。
よる、ポンプ中での混合によるまたは静的ミキサーまた
はその他の多材料ノズルによる、出発成分の激しい混合
を可能にする器具を備え、他方では、有効な間接冷却ま
たは気化冷却が保証されなければならない。
または攪拌ケトルカスケード、下流流出管を備えた静的
ミキサー、または循環蒸発器または流下膜式もしくは薄
膜式蒸発器と一列に並んだ回転ポンプミキサーが挙げら
れる。
の連続的配量は常に別々に行なわれが、アルコール−水
混合物のまたは再循環された母液の連続的配量は別々に
またはアリールアミンと一緒に行なわれ得る。反応混合
物の連続的排出は、ポンプによってまたは──より簡単
には──オーバーフローサイホンによって行なわれる。
気圧は、気化冷却を使用する場合に反応温度の上昇に結
びついており、または、安全面から限定してのみ使用さ
れ得る。減圧下での作業は、溶解性の要件のために、特
別なアルコール−水混合物と組み合わせると、また、沸
騰温度の有利な低下と組み合わせると、有利であり得
る。
が、反応をさらに加速するために、周知の方法で使用さ
れ得る。適当な触媒としては、プロトン性酸、例えば酢
酸、アミン、例えばトリエチルアミンまたはその他のア
ンモニウム化合物が挙げられる。脱色剤のような別の添
加剤は一般に必要でないが、特別な場合、例えば溶液状
態で褐色を有する固体のアミンを使用する場合には、少
量の例えば亜ジチオン酸塩を製造方法の過程で添加する
のが有利である。
仕上げ処理は、周知の方法で、冷却しそしてアセトアセ
タリールアミドを晶出させることによって行なわれる。
生成物は高い結晶状態で得られ、その粗大な粒度のため
に、簡単にかつ素早くろ過により単離できる。得られる
母液は一般に合成の際に再使用され得、生成物の収率を
改善できる。
に、例えばアルコール−水で洗浄し、精製された生成物
を必要のある場合に乾燥するか、または、その生成物か
ら、水性懸濁物中で穏やかに蒸発して付着したアルコー
ルを除き、水で湿った生成物として単離する。
規方法は、廃水を生ずることなく進行する。
0kgまでの生成物という高い空時収量のために反応に
必要とされる反応器が小さいこと、また、それに関連し
て、高い反応性のジケテンの保持容積が小さいために、
作業安全性が高められることである。さらに、アセトア
セタリールアミドは、一般に非常に結晶性の、容易に単
離できる生成物として、顔料の分野に適した高い純度で
製造できる。さらに、生成物を含む母液を合成に再循環
すること──それは当該新規方法の重要な特徴である─
─は、98%(アリールアミンに対して)までの最適な
生成物収率を保証し、仕上げ処理流からの水性アルコー
ルの簡単な気化回収を通じて、廃水の回避を可能にす
る。
−ジメチルアニリン、1.83kg/時間(21.3m
ol/時間)のジケテン(純度98%)ならびに2.4
kg/時間のエタノールおよび5.6kg/時間の水か
らなる8kg/時間の混合物を別々にしかし同時に約8
0℃に予備加熱された反応器に配量する。反応器は、約
0.6リットルの容積の二重シェルガラス容器からな
り、攪拌器、温度計、還流冷却器および、底に、流出口
を備えている。配量が始まったらすぐに、反応により発
生した熱によって、反応器内容物を約85℃で還流させ
る。反応器の加熱を中止し、反応を続け、その際、反応
内容物を連続的にポンプで出すことによって約0.3リ
ットルに制限する。反応器からの排液を攪拌して約15
℃に冷却し、生じた薄色の結晶を、約7kg/時間の薄
い黄色の母液からろ過によって分離する。約5kg/時
間で得られる湿った生成物を約4kg/時間の30%濃
度の冷たい水性エタノールで洗浄しそして乾燥すると、
4kg/時間(19.5モル/時間)──アミンに対し
て95%の収率に相当する──の2’,4’−ジメチル
アセトアセタニリド(融点約89℃)が残る。
るために、約1kg/時間の30%濃度の水性エタノー
ルで8kg/時間にし、2,4−ジメチルアニリンとジ
ケテンとを上述したように反応させ、仕上げ処理して
4.08kg/時間の生成物とする(収率97%)。
83kg/時間のジケテン(収率98%)および9kg
/時間の30%濃度の水性エタノールを別々にしかし同
時に約20℃で、静的ミキサー(約0.5ml;Sulze
r)および約0.2リットルの容積と6mmの直径を有
する下流流出管を備えた反応器に配量する。流出管は、
何ら内部装備を備えておらず、外部温度センサーを備
え、絶縁材によって断熱される。反応熱のために、流出
管に沿って温度プロフィールが生じ、管のほぼ中間で約
78℃を示す。反応器からの排液を攪拌しながら約15
℃に冷却し、例1に記載したように仕上げ処理する。
2’,4’−ジメチルアセトアセタニリドの収率は、使
用したアミンに対して93.5%である。得られた約8
kg/時間の母液を再使用し、約1kg/時間の30%
濃度の水性エタノールで9kg/時間にし、そして上述
したように2,4−ジメチルアニリンとジケテンとを反
応させることによって、2’,4’−ジメチルアセトア
セタニリドの収率は、生成物の品質の低下なしに、9
6.5%に上昇する(融点約89℃)。
キシアニリン、1.98kg/時間(23.1mol/
時間)のジケテン(純度98%)および6.9kg/時
間の30%濃度の水性エタノールを別々にしかし同時に
例1に記載したように反応させる。還流下に約85℃で
生じ、ポンプで出すことによって一定の容積に保たれた
約0.3リットルの生成物流を約15℃に冷却し、そし
て反応生成物を晶出させて、5.8kg/時間の母液か
らろ過により分離する。薄色の固体を5.8kg/時間
の30%濃度の水性エタノールで洗浄しそして乾燥する
と、3.8kg/時間(18.3mol/時間)──ア
ミンに対して94%の収率に相当する──の2’−メト
キシアセトアセタニリドが残る。生成物の純度は99.
5%より良い。
洗浄液1.1kg/時間で6.9kg/時間し、アミン
とジケテンとを上記比率で反応させる。2’−メトキシ
アセトアセタニリドの収率は品質の喪失なく97%に増
大する。
ルアニリン、2.4kg/時間(28ml/時間)のジ
ケテン(純度98%)および7.2kg/時間の30%
濃度の水性エタノール──その中6kg/時間は、続く
反応サイクル中で母液によって置き換えられる──を別
々にしかし同時に例1と同様に反応させ、その際、反応
容積を、ポンプで連続的に出すことによって0.4リッ
トルに制限する。反応器からの排液を約15℃に冷却し
た後、晶出した反応生成物を母液──それは反応に再循
環され得る──から分離し、約4kg/時間の30%濃
度の水性エタノールで洗浄しそして乾燥する。母液を再
循環すると、2’−メチルアセトアセタニリド(融点1
05℃)の収率は4.5kg/時間であり、それはアミ
ンに対して96.5%の収率に相当する。
2,5−ジメトキシアニリンを13.5kg/時間の5
0%濃度の水性エタノール──その中11kg/時間は
続く反応サイクル中で母液生成物に置き換えられる──
に加熱することによって溶解させる。約80℃の溶液
を、例1の反応器に2kg/時間(23.3モル/時
間)のジケテン(純度98%)を同時に配量しながら、
配量する。反応混合物──それは還流下に約85℃で激
しく沸騰する──を、ポンプで連続的に出すことによっ
て約0.4リットルの容積に制限する。反応器からの排
液を冷却しそして、約55℃の結晶化温度の達成の直前
に、少量の約10%濃度の亜ジチオン酸塩の水溶液と混
合すると、赤茶色の反応器からの排液の色は自然に薄く
なり、薄色の結晶が得られる。さらに約15℃に冷却
し、結晶生成物をろ過して母液を除き、50%濃度の水
性エタノールで洗浄し乾燥した後、母液を5kg/時間
(18.4mol/時間)で循環すると、粗い結晶性の
4’−クロロ−2’,5’−ジメトキシアセトアセタニ
リド(融点105〜106℃)がアミンに対して96%
の収率で得られる。
Claims (14)
- 【請求項1】 ジケテンを適当なアリールアミンに付加
することによる式I 【化1】 〔式中R1 およびR2 は同一または異なるアルキル基で
あり、 lおよびmはそれぞれ0、1または2でありそしてnは
0または1である。〕で表されるアセトアセタリールア
ミドの製造方法であって、アリールアミンとジケテンと
を水および(C1 〜C4 )−アルカノールの混合物の存
在下に60℃〜100℃の温度で0.1〜10分間連続
的に反応させることを特徴とする、上記方法。 - 【請求項2】 R1 およびR2 が同一または異なる(C
1 〜C3 )−アルキル基である、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 使用するアリールアミンがアニリン、2
−メチルアニリン、2,4−ジメトキシアニリン、4−
イソプロピルアニリン、2−メトキシアニリン、4−エ
トキシアニリン、2,4−ジメチルアニリン、2,5−
ジメトキシアニリン、2−クロロアニリンまたは4−ク
ロロ−2,5−ジメトキシアニリンである、請求項1記
載の方法。 - 【請求項4】 ジケテンが、3〜30モル%、特に5〜
25モル%過剰で使用される、請求項1〜3のいずれか
1項に記載の方法。 - 【請求項5】 水−アルコール混合物が70℃〜100
℃の沸騰温度を有する、請求項1〜4のいずれか1項に
記載の方法。 - 【請求項6】 使用されるアルコールが、メタノール、
エタノールまたはプロパノール、特にエタノールであ
る、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 使用されるアルコールがエタノールであ
り、混合物が20〜80重量%の水を含む、請求項1〜
6のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】 アミンとアルコール−水混合物との重量
比が1:1〜1:20、特に1:1〜1:15、好まし
くは1:1〜1:10である、請求項1〜7のいずれか
1項に記載の方法。 - 【請求項9】 反応が0.5〜5分間、好ましくは0.
75〜3分間行なわれる、請求項1〜7のいずれか1項
に記載の方法。 - 【請求項10】 反応温度が70〜95℃、特に75〜
90℃である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項11】 アリールアミンおよびジケテンが別々
に配量される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の
方法。 - 【請求項12】 アルコールと水との混合物が再循環さ
れた母液である請求項1〜11のいずれか1項に記載の
方法。 - 【請求項13】 反応の間に発生する熱が、アルコール
と水との混合物の蒸発によって除かれる、請求項1〜1
2のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項14】 方法が、大気圧、過大気圧または減圧
で、特に大気圧で行なわれる、請求項1〜13のいずれ
か1項に記載の方法。
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